JP2001259328A - 排ガス濾過装置および補助濾過装置 - Google Patents

排ガス濾過装置および補助濾過装置

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JP2001259328A JP2000072313A JP2000072313A JP2001259328A JP 2001259328 A JP2001259328 A JP 2001259328A JP 2000072313 A JP2000072313 A JP 2000072313A JP 2000072313 A JP2000072313 A JP 2000072313A JP 2001259328 A JP2001259328 A JP 2001259328A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空ポンプを損傷することなく、排ガス中の
固化成分および固形物の収集効率を向上させるととも
に、フィルタの早期目詰まりを防止する。 【解決手段】 排気経路48aには、真空ポンプ14と
排ガス濾過装置50とが設けられる。この排ガス濾過装
置は、トラップ装置18、プリフィルタ52およびフィ
ルタ20により構成される。プリフィルタは、容器内に
おける排ガスの流通経路を制御することで、排気経路内
を流通する排ガスの流速を低減させる。これら真空ポン
プ、トラップ装置、プリフィルタおよびフィルタは、気
密容器10側からこの順序で、所要に応じて配管を介し
て接続され、上述の排気経路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体素子や電
子部品を製造する過程で使用されるガス処理室の排気経
路に設けられるものであって、排ガス中の固化成分およ
び固形物を除去するための排ガス濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体素子や電子部品の製造に用
いられるプラズマCVD装置は、気密容器内でプラズマ
CVDプロセスを起こし、基板にa−Si膜やSiN膜
などを成膜する。このとき、基板以外に、気密容器の内
壁などにも薄膜が堆積する。通常、この薄膜は、NF3
ガスを用いるプラズマクリーニングにより除去される。
この過程で、気密容器内に、Si26 (NH43
* を主体としたガス状の生成物が発生する。プラズマ
クリーニング中も気密容器は排気され続けるため、排気
経路となる配管などにSi26 (NH43 ・F*
主体とした粉末状の固形物が析出および堆積する。固形
物が蓄積すると配管詰まりが引き起こされる。これを防
止するために、排ガス中の固化成分(冷却または高密度
化(圧力の上昇)によって固体へ状態が変化するガス状
の生成物)および固形物を除去することを目的とした排
ガス濾過装置を排気経路に設けてある。
【0003】図6は、従来の排ガス濾過装置を示すブロ
ック図である。図6(A)には、気密容器10と、この
気密容器の排気経路12aとが示される。この排気経路
12aには、真空ポンプ14および排ガス濾過装置16
が設けられる。この従来の排ガス濾過装置16は、トラ
ップ装置18およびフィルタ20により構成される。こ
れら真空ポンプ14、トラップ装置18およびフィルタ
20は、気密容器10側からこの順序で、所要に応じて
配管を介して接続され、上述の排気経路12aを構成す
る。
【0004】また、図6(B)に示す排気経路12b
は、気密容器10側からトラップ装置18、フィルタ2
0および真空ポンプ14がこの順序で、所要に応じて配
管を介して接続されたものである。このように、排ガス
濾過装置16と真空ポンプ14との配置順を図6(A)
の場合と逆にして用いることもある。
【0005】上述のトラップ装置18としては、例えば
図7および図8に示す構成のものが用いられる。図7お
よび図8は、典型的なトラップ装置の構成を示す断面図
である。
【0006】図7に示すトラップ装置は、両端に開口を
有した円筒形状の容器(ケーシング)22を具える。こ
の容器22の一方の開口はガス流入口24として、およ
びこの容器22の他方の開口はガス流出口26としてそ
れぞれ用いられる。容器22の内部には、一端が閉塞さ
れた円筒状の遮蔽板28が設けられる。遮蔽板28は、
容器22の内部中央付近に、閉塞された側をガス流入口
24に向けた状態で設置される。この遮蔽板28の内側
に、冷却媒体流入口30aおよび冷却媒体流出口30b
を具えた冷却管30が設けられる。また、容器22の壁
面に、冷却媒体流入口32aおよび冷却媒体流出口32
bを具えた冷却管32が設けられる。これら冷却管30
および32には、水などの冷却媒体を循環させる。
【0007】気密容器から排気された排ガスは、ガス流
入口24から容器22内部に流入し、容器22の内壁と
遮蔽板28との間を通ってガス流出口26から後段の排
気経路に流出する。この排ガスは熱を帯びている。一
方、容器22および遮蔽板28は、冷却管30および3
2によって、排ガスの温度よりも低い温度に冷却されて
いる。そのため、容器22内で排ガスは固体化し、気密
容器からの生成物が固形物として析出する。この固形物
は容器22の壁面や遮蔽板28の表面に蓄積される。
【0008】また、図8に示すトラップ装置は、冷却媒
体流入口34aおよび冷却媒体流出口34bを具えた冷
却管34を容器22の内部に具える。この冷却管34を
複数回折り曲げた形状とすることにより、排ガスと冷却
管34との接触面積が増大し、固化成分および固形物の
収集効率が向上する。
【0009】次に、上述のフィルタ20の典型的な構成
例を図9に示す。図9(A)は、フィルタの構成例を示
す断面図である。図9(B)は、このフィルタの一部を
分解して示す斜視図である。
【0010】図9に示すフィルタは、2つの開口38お
よび40を有した円筒形状の容器36を具える。この容
器36の第1の開口38はガス流入口として、およびこ
の容器36の第2の開口40はガス流出口としてそれぞ
れ用いられる。この例では、第2の開口40が容器36
の一端に形成され、第1の開口38が容器36の他端寄
りの円筒面に形成されている。
【0011】そして、容器36の内部にフィルタメッシ
ュ42が設けられている。このフィルタメッシュ42
は、ステンレス製の平織金剛線径メッシュ(以下、単に
メッシュと略称する。)44を、ステンレス製の円筒形
状のフレーム46の外側に巻き付けたものである(図9
(B)に矢印aで示す向きにフレーム46を挿入した状
態となる。)。このフィルタメッシュ42は、その内側
(フレーム46側)が第2の開口40と連絡するととも
に、その外側(メッシュ44側)が第1の開口38と連
絡するように、配置される。フレーム46の円筒面には
複数の開口46aが形成されているので、第1の開口3
8に流入した排ガスは、フィルタメッシュ42のメッシ
ュ44を通過し、第2の開口40に到達する。排ガス中
の固形物はメッシュ44により捕獲される。
【0012】また、第1の開口38をガス流出口として
用い、第2の開口40をガス流入口として用いても良
い。この場合は、第2の開口40に排ガスが流入し、排
ガスはフィルタメッシュ42のメッシュ44を通過し
て、第1の開口38から外部に流出する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
排ガス濾過装置には次のような問題がある。
【0014】1)上述のトラップ装置では、排ガス中の
固化成分または固形物を完全に除去することはできな
い。その理由は、固化成分または固形物を除去するため
には排ガスを冷却する必要があり、排ガス中の固化成分
または固形物をトラップ装置の冷却部と接触させなけれ
ばならないからである。したがって、冷却部の近傍を流
通しない微粉な生成物(固形物)を除去することは困難
である。また、たとえ接触したとしても流通速度の速い
微粉な生成物は堆積および蓄積が困難である。
【0015】2)トラップ装置で捕獲されない上述のよ
うな生成物は、トラップ装置の後段に設けられたフィル
タにて除去される。しかし、このフィルタは、微細な綿
密構造からなる繊維部材であるため微粉な生成物を除去
することはできるが、僅かな除去量で目詰まりを起こ
し、排気経路のコンダクタンスを著しく低下させてしま
う。コンダクタンスの低下がある程度まで進行すると、
排ガス濾過装置の構成部品の洗浄あるいは交換が必要と
なる。したがって、フィルタを使用することにより、排
ガス濾過装置およびこれを用いる半導体製造装置などの
連続使用時間を短くしてしまう。
【0016】3)上記2)の問題を解決するには、フィ
ルタに流入する微粉な生成物の量を低減させることが必
要である。そこで、トラップ装置の収集効率がその内部
を流通する排ガスの流通速度に反比例する点に着目する
と、排気経路内の任意な位置でコンダクタンスを意図的
に低減させることが考えられる。しかし、上記2)の問
題が解決されるレベルまでコンダクタンスを低減させる
と、真空ポンプに加わる負荷が大きくなり、真空ポンプ
の損傷といった新たな問題が生じてしまう。
【0017】この出願はこのような点に鑑みなされたも
のであり、したがってこの出願の発明の目的は、排ガス
中の固化成分および固形物の収集効率の向上が望め、し
かも真空ポンプを損傷することなく連続使用時間の延長
が可能な排ガス濾過装置および補助濾過装置の提供にあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この出願の排ガス濾過装置の発明によれば、真空ポ
ンプにより排気される気密容器の排気経路に順次に配置
されたトラップ装置およびフィルタを含み、この排気経
路に排出された排ガス中の固化成分および固形物を除去
する排ガス濾過装置において、トラップ装置およびフィ
ルタ間の排気経路に配置される補助濾過装置をさらに具
えてなることを特徴とする。
【0019】このように補助濾過装置を具えるので、ト
ラップ装置が収集蓄積することの困難だった固形物の一
部はフィルタの前段でこの補助濾過装置により除去され
る。したがって、フィルタの早期目詰まりを防止するこ
とができ、排ガス濾過装置全体の寿命を延長することが
可能になる。
【0020】また、補助濾過装置を具えることにより、
排気経路のコンダクタンスを真空ポンプが損傷しない程
度にまで意図的に低減させることができる。その結果、
トラップ装置内の排ガスの流速が低下し、すなわち、ト
ラップ装置内の排ガスの滞在時間が延長し、トラップ装
置における固化成分および固形物の収集効率が向上す
る。
【0021】また、この出願の補助濾過装置の発明によ
れば、真空ポンプにより排気される気密容器の排気経路
に配置され、この排気経路に排出された排ガス中の固形
物を除去する装置であって、容器、排ガス流入管、排ガ
ス流出管およびフィルタエレメントを具える。
【0022】この発明では、このフィルタエレメント
を、帯状または糸状の部材を多数寄り集めた海綿状の集
合体とする。
【0023】また、この発明では、容器の内部と排気経
路とが排ガス流入管および排ガス流出管によって連絡し
ている。
【0024】さらに、この発明では、容器の内部に濾過
領域、第1拡散領域および第2拡散領域が画成されてい
て、これら第1および第2拡散領域が濾過領域に設けら
れたフィルタエレメントにより分離されている。
【0025】さらに、この発明では、排ガス流入管の端
部がガス流入口として第1および第2拡散領域のいずれ
か一方に配置されるとともに、排ガス流出管の端部がガ
ス流出口として第1および第2拡散領域のいずれか一方
に配置される。
【0026】さらに、この発明では、ガス流入口からガ
ス流出口に至る排ガスの流通経路を、排ガスが少なくと
も一度はフィルタエレメント中を通過するように構成し
てある。
【0027】通常、この補助濾過装置はトラップ装置と
フィルタとの間に配置される。この補助濾過装置に装備
されたフィルタエレメントは、主として、トラップ装置
で除去されない微粉生成物(固形物)であって、フィル
タの目詰まりの原因となる比較的大きいものを捕獲する
部材である。
【0028】このような補助濾過装置によれば、排ガス
は排ガス流入管により第1または第2拡散領域に流入す
る。その後、排ガスはフィルタエレメントを通過し、第
1または第2拡散領域内に配置されたガス流出口に到達
する。そして、排ガスは排ガス流出管によって後段の排
気経路に導出される。この過程で、排ガス中の固形物が
除去される。
【0029】また、フィルタエレメントを配置すること
により、排気経路の、フィルタエレメントを配置した位
置のコンダクタンスが低減する。このため、そのコンダ
クタンスが低減した位置の前段における排気経路内を流
通する排ガスの流速が低減する。その結果、当該補助濾
過装置の前段に設けられた他の濾過装置における固化成
分および固形物の収集効率が向上する。
【0030】この発明の補助濾過装置において、好まし
くは、排ガスの流通経路の一部分を、気密容器から排ガ
スが排気される向きに対して逆の向きに排ガスが流れる
経路とすると良い。
【0031】この構成によれば、ガス流入口からガス流
出口へ排ガスが流通する向きは、ガス流入口から容器内
に排ガスが流入する向き、および容器内からガス流出口
に排ガスが流出する向きに対してほぼ逆の向きになる。
よって、補助濾過装置の前段の排気経路内を流通する排
ガスの流速がさらに低減し、その結果、当該補助濾過装
置の前段に設けられた他の濾過装置における固化成分お
よび固形物の収集効率のさらなる向上が望める。
【0032】また、この発明の補助濾過装置の好適例に
よれば、ガス流入口を第1拡散領域内に配置するととも
に、ガス流出口を第2拡散領域内に配置し、排ガス流入
管は、容器の第2拡散領域側の隔壁を介して排気経路に
結合され、排ガス流出管は、容器の第1拡散領域側の隔
壁を介して排気経路に結合されると良い。
【0033】この構成によれば、排ガスの流通経路の一
部分が、気密容器から排ガスが排気される向きに対して
逆の向きに排ガスが流れる経路となる。
【0034】また、この発明の補助濾過装置の他の好適
例によれば、第1拡散領域を排ガス流入領域と排ガス流
出領域とに分離するとともに濾過領域を第1および第2
濾過領域に二分する隔壁を容器内に具え、ガス流入口を
排ガス流入領域内に配置するとともに、ガス流出口を排
ガス流出領域内に配置し、排ガス流入管は、容器の第2
拡散領域側の隔壁を介して排気経路に結合され、排ガス
流出管は、容器の第1拡散領域側の隔壁を介して排気経
路に結合されると良い。
【0035】この構成によれば、排ガスの流通経路の一
部分が、気密容器から排ガスが排気される向きに対して
逆の向きに排ガスが流れる経路となる。
【0036】また、この発明の補助濾過装置において、
好ましくは、フィルタエレメントを、開口を有した複数
の支持板の間に複数の金属片を実質的に一様に詰め入れ
たものとするのが好適である。
【0037】さらに、この発明の補助濾過装置の実施に
当たり、フィルタエレメントを冷却するための冷却機構
を具えるのが好ましい。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態につき説明する。なお、図は、この発明が理
解できる程度に各構成成分の形状、寸法および配置関係
を概略的に示している。以下の説明に用いる各図におい
て同様な構成成分については同一の符号を付して示す。
また、以下に記載する数値条件や材料などは単なる一例
に過ぎない。よって、この発明は、この実施の形態に何
ら限定されない。
【0039】この実施の形態の排ガス濾過装置は、真空
ポンプにより排気される気密容器の排気経路に配置さ
れ、この排気経路に排出された排ガス中の固化成分(ガ
ス状の生成物)および固形物を除去する装置である。
【0040】図1は、実施の形態の排ガス濾過装置の構
成を示すブロック図である。
【0041】図1(A)には、気密容器10と、この気
密容器の排気経路48aとが示される。この排気経路4
8aには、真空ポンプ14と、この実施の形態の排ガス
濾過装置50とが設けられる。この排ガス濾過装置50
は、トラップ装置18、プリフィルタ(補助濾過装置。
前置濾過装置ともいう。)52およびフィルタ20によ
り構成される。この排ガス濾過装置50は、従来の排ガ
ス濾過装置を構成するトラップ装置およびフィルタの間
に新たにプリフィルタ52を設けた点に特色を有する。
これら真空ポンプ14、トラップ装置18、プリフィル
タ52およびフィルタ20は、気密容器10側からこの
順序で、所要に応じて配管を介して接続され、上述の排
気経路48aを構成する。
【0042】また、図1(B)に示す排気経路48b
は、気密容器10側から排ガス濾過装置50および真空
ポンプ14がこの順序で、所要に応じて配管を介して接
続されたものである。このように、排ガス濾過装置50
と真空ポンプ14との配置順を図1(A)の場合と逆に
して用いることもある。
【0043】さらに、図1(C)に示す排気経路48c
は、気密容器10側から真空ポンプ14a、排ガス濾過
装置50および真空ポンプ14bがこの順序で、所要に
応じて配管を介して接続されたものである。このよう
に、排ガス濾過装置50の前段および後段の両方に真空
ポンプを設ける場合もある。一般に、前段の真空ポンプ
14aとしては例えばターボ分子ポンプなどの中真空お
よび高真空の真空状態を作り出すのに適したポンプが用
いられ、後段の真空ポンプ14bとしては、例えば、ド
ライポンプなどの大気圧から真空状態を作り出すのに適
したポンプが用いられる。
【0044】上述のトラップ装置18としては、例えば
図7および図8を参照して説明したものが用いられる。
この他にも、以前、この出願の出願人により出願された
特願平11−356334に開示のトラップ装置を用い
ることができる。また、上述のフィルタ20としては、
例えば図9を参照して説明したものが用いられる。
【0045】[プリフィルタの第1構成例]次に、上述
のプリフィルタ52の第1構成例につき、図2、図3お
よび図4を参照して説明する。図2は、実施の形態のプ
リフィルタの第1構成例を示す断面図である。図3に示
す断面図は、図2に示すプリフィルタの濾過領域62の
部分を、排ガス流入管56および排ガス流出管58の延
在方向に対して垂直に切った切り口の断面を示してい
る。また、図4は、図2に示す支持板72の構成を示す
平面図である。
【0046】図2に示すように、このプリフィルタは、
主として、容器54、排ガス流入管56、排ガス流出管
58およびフィルタエレメント60を具えている。
【0047】容器54は、両端にそれぞれ1つずつ開口
を有した円筒形状の容器である。この容器54の一方の
開口には排ガス流入管56が挿通されていて、他方の開
口には排ガス流出管58が挿通されている。容器54の
内部と排気経路とは、これら排ガス流入管56および排
ガス流出管58により連絡している。これら排ガス流入
管56および排ガス流出管58が挿通される容器54の
開口の部分には、容器54内の気密性が保たれるように
所定のシールが施される。
【0048】また、容器54の内部に濾過領域62、第
1拡散領域64および第2拡散領域66が画成されてい
る。これら第1および第2拡散領域64および66は、
濾過領域62に設けられたフィルタエレメント60によ
り分離されている。このフィルタエレメント60は、帯
状または糸状の部材を多数寄り集めた海綿状の集合体に
より構成される。このようなフィルタエレメント60
は、排ガス中の固形物を捕獲する機能を有している。こ
のフィルタエレメント60は、容器54の中央付近で複
数本の支柱68により支持されている。
【0049】上述の排ガス流入管56および排ガス流出
管58は、容器54内を直線的に延在するごとくそれぞ
れ設置される。また、排ガス流入管56は、容器54の
第2拡散領域66側の隔壁を介して排気経路に結合さ
れ、排ガス流出管58は、容器54の第1拡散領域64
側の隔壁を介して排気経路に結合される。
【0050】そして、上述の排ガス流入管56の端部
は、ガス流入口56aとして第1拡散領域64内に配置
される。また、上述の排ガス流出管58の端部は、ガス
流出口58aとして第2拡散領域66内に配置される。
【0051】したがって、ガス流入口56aからガス流
出口58aに至る排ガスの流通経路は、排ガスが少なく
とも一度はフィルタエレメント60中を通過するように
構成される。
【0052】さらに、この排ガスの流通経路の一部分、
特に排ガスがフィルタエレメント60を通過する際の経
路は、気密容器10から排ガスが排気される向きに対し
て逆の向きに排ガスが流れる経路となっている。すなわ
ち、ガス流入口56aからガス流出口58aへ排ガスが
流通する向きは、ガス流入口56aから容器54内に排
ガスが流入する向き、および容器54内からガス流出口
58aに排ガスが流出する向きに対してほぼ逆の向きに
なっている。
【0053】次に、上述のフィルタエレメント60の具
体的構成につき説明する。この例のフィルタエレメント
60は、開口を有した複数の支持板72の間に複数の金
属片を実質的に一様に排ガスの流通が可能となる程度に
詰め入れたものである。図2および図3に示す例では、
同じ形状の2枚の支持板72の間の空間に、金属片の集
合体である金属ウール70が詰められている。
【0054】金属ウール70を構成する金属片は、ステ
ンレスなどの金属を任意な長さで、2mmの幅および
0.1mm程度の厚さの帯状に切削加工したものであ
る。このような金属ウール70は、金たわしのような海
綿状の構造を有している。金属片の形状は上述した例に
限られず、任意の形状にすることができる。例えば、糸
状にしても良いし、また、螺旋状に巻かれたものであっ
ても良い。さらに、金属片の代わりにガラス片を用いて
も良い。
【0055】このような金属ウール70の内部は排ガス
の流通が可能であり、かつ、金属ウール70と排ガスと
の接触面積は非常に大きい。そのため、トラップ装置で
除去しきれなかった排ガス中の固形物を、金属ウール7
0で捕獲して除去することができる。
【0056】支持板72は、円盤状のステンレス板から
なる。支持板72には、複数の貫通孔が形成されてい
る。まず、支持板72の円盤中央部には、排ガス流入管
56が挿通される円形状の流入口開口74が形成されて
いる。また、支持板72には、排ガス流出管58が挿通
される円形状の流出口開口76が形成されている。さら
に、支持板72には、フィルタエレメント60を支持す
るための支柱68が挿通される複数本、この例では4本
の支柱開口78が形成されている。さらに、支持板72
には、排ガスを通すための多数の流通開口80が形成さ
れている。
【0057】この支持板72の外径(円盤の直径)は容
器54の内径に等しくしてある。そして、2枚の支持板
72は互いに平行に容器54の内部に嵌合した状態で設
置される。また、支持板72を容器54内に設置した状
態では、上述した支持板72の開口74、76および7
8にそれぞれ排ガス流入管56、排ガス流出管58およ
び支柱68が挿通される。さらに、2枚の支持板72の
間であって、排ガス流入管56、排ガス流出管58およ
び支柱68の間に、上述した金属ウール70が図3に示
すごとく詰め込まれる(ただし、図3では、支柱68の
図示を省略している。)。
【0058】また、このプリフィルタには、フィルタエ
レメント60において固化成分の析出効果を得る目的か
ら、フィルタエレメント60すなわち支持板72および
金属ウール70を冷却するための冷却機構が具えられ
る。この冷却機構として、水などの冷却媒体を循環させ
るための冷却管82が用いられる。冷却管82は容器5
4の外側表面に設けられ、容器54の隔壁を介してフィ
ルタエレメント60を冷却する構造になっている。
【0059】次に、このプリフィルタの動作につき説明
する。
【0060】まず、排ガス流入管56にトラップ装置か
ら排出された排ガスが流入する。排ガスは、排ガス流入
管56のガス流入口56aを経て、容器54内の第1拡
散領域64に流入する。このとき、排ガスが流入する向
きは容器54内の濾過領域62から遠ざかる向きとな
る。
【0061】次に、第1拡散領域64において排ガスが
拡散する。拡散した排ガスは、流入時の向きと逆の向き
に流れ、濾過領域62に設けられたフィルタエレメント
60内を通過し、第2拡散領域66に至る。この過程
で、フィルタエレメント60において、排ガス中の固化
成分および固形物が除去される。
【0062】続いて、第2拡散領域66内の排ガスは、
ガス流出口58aを経て、排ガス流出管58によって容
器54の外部へ流出される。
【0063】このように、このプリフィルタによれば、
排ガスの流通経路にフィルタエレメント60が配置され
るため、このプリフィルタ前段のトラップ装置内を流通
する排ガスの流速が低減し、その結果、トラップ装置に
おける排ガスの滞在時間が長くなる。よって、トラップ
装置における固化成分および固形物の収集効率が向上す
る。
【0064】さらに、このプリフィルタによれば、排ガ
スがフィルタエレメント60中を流通する向きが、ガス
流入口56aから容器54内に排ガスが流入する向き、
および容器54内からガス流出口58aに排ガスが流出
する向きに対してほぼ逆の向きに制御される。そのた
め、プリフィルタ前段のトラップ装置内を流通する排ガ
スの流速がさらに低減するので、トラップ装置における
固化成分および固形物の収集効率がさらに向上する。
【0065】[プリフィルタの第2構成例]次に、上述
のプリフィルタ52の第2構成例につき、図5を参照し
て説明する。図5は、実施の形態のプリフィルタの第2
構成例を示す断面図である。以下、この第2構成例の第
1構成例と異なる点につき主に説明する。
【0066】この構成例のプリフィルタは、第1拡散領
域64を排ガス流入領域64aと排ガス流出領域64b
とに分離するための隔壁84を、容器54内に具えてい
る。この隔壁84は、排ガス流入管56および排ガス流
出管58に平行な状態で、これら排ガス流入管56と排
ガス流出管58との間に設置される。
【0067】そして、ガス流入口56aが排ガス流入領
域64a内に配置され、ガス流出口58aが排ガス流出
領域64b内に配置される。
【0068】また、上述の隔壁84により、濾過領域6
2も第1濾過領域62aおよび第2濾過領域62bに二
分される。排ガス流入管56は、排ガス流入領域64a
側の第1濾過領域62a内を延在するごとく設置され
る。
【0069】したがって、ガス流入口56aからガス流
出口58aに至る排ガスの流通経路は、排ガスが少なく
とも一度はフィルタエレメント60中を通過するように
構成される。
【0070】さらに、この排ガスの流通経路の一部分、
特に排ガスが第1濾過領域62aを通過する際の経路
は、気密容器10から排ガスが排気される向きに対して
逆の向きに排ガスが流れる経路となっている。すなわ
ち、ガス流入口56aからガス流出口58aへ排ガスが
流通する向きは、ガス流入口56aから容器54内に排
ガスが流入する向き、および容器54内からガス流出口
58aに排ガスが流出する向きに対してほぼ逆の向きに
なっている。
【0071】次に、このプリフィルタの動作につき説明
する。
【0072】まず、排ガス流入管56にトラップ装置か
ら排出された排ガスが流入する。排ガスは、排ガス流入
管56のガス流入口56aを経て、容器54内の排ガス
流入領域64aに流入する。このとき、排ガスが流入す
る向きは容器54内の第1濾過領域62aから遠ざかる
向きとなる。
【0073】次に、排ガス流入領域64aにおいて排ガ
スが拡散する。拡散した排ガスは、流入時の向きと逆の
向きに流れ、第1濾過領域62aに設けられたフィルタ
エレメント60内を通過し、第2拡散領域66に至る。
この過程で、フィルタエレメント60において、排ガス
中の固化成分および固形物が除去される。
【0074】続いて、第2拡散領域66内の排ガスは、
第2濾過領域62bに設けられたフィルタエレメント6
0内を通過し、排ガス流出領域64bに至る。この過程
で、フィルタエレメント60において、排ガス中の固化
成分および固形物がさらに除去される。
【0075】続いて、排ガス流出領域64b内の排ガス
は、ガス流出口58aを経て、排ガス流出管58によっ
て容器54の外部へ流出される。
【0076】このように、このプリフィルタによれば、
排ガスの流通経路にフィルタエレメント60が配置され
るため、このプリフィルタ前段のトラップ装置内を流通
する排ガスの流速が低減し、その結果、トラップ装置に
おける排ガスの滞在時間が長くなる。よって、トラップ
装置における固化成分および固形物の収集効率が向上す
る。
【0077】さらに、このプリフィルタによれば、排ガ
スが第1濾過領域62aに設置されたフィルタエレメン
ト60中を流通する向きが、ガス流入口56aから容器
54内に排ガスが流入する向き、および容器54内から
ガス流出口58aに排ガスが流出する向きに対してほぼ
逆の向きに制御される。そのため、トラップ装置内を流
通する排ガスの流速がさらに低減するので、トラップ装
置における固化成分および固形物の収集効率がさらに向
上する。
【0078】なお、この第2構成例のプリフィルタは、
排ガス流入管56がトラップ装置側の排気経路に結合さ
れ、排ガス流出管58がフィルタ側の排気経路に結合さ
れた状態で使用されるが、これらを逆にして用いても良
い。すなわち、排ガス流入管56がフィルタ側の排気経
路に結合され、排ガス流出管58がトラップ装置側の排
気経路に結合される場合があっても良い。
【0079】以上説明した排ガス濾過装置では、プリフ
ィルタとともにトラップ装置が用いられる。したがっ
て、トラップ装置の排気口側にプリフィルタを組み込ん
でおくことも好適である。
【0080】また、気密容器内で行われるCVDなどの
プロセス条件(特に設定温度や使用ガスの種類)によっ
ては、固化成分が発生せず、固形物(固化成分を発生し
てもすぐに固形物に状態変化する。)のみが発生する場
合がある。その場合は、トラップ装置を用いずにプリフ
ィルタおよびフィルタのみで排ガス濾過装置を構成して
も良い。
【0081】
【発明の効果】この発明の排ガス濾過装置によれば、ト
ラップ装置およびフィルタ間の排気経路に配置される補
助濾過装置をさらに具えてなる。
【0082】このように補助濾過装置を具えると、トラ
ップ装置が収集蓄積することの困難だった固形物の一部
をフィルタの前段でこの補助濾過装置により除去するこ
とができる。したがって、フィルタの早期目詰まりを防
止することができ、排ガス濾過装置全体の寿命を延長す
ることが可能になる。
【0083】また、補助濾過装置を具えると、排気経路
のコンダクタンスを真空ポンプが損傷しない程度にまで
低減させることができる。その結果、トラップ装置内の
排ガスの流速が低下し、すなわち、トラップ装置内の排
ガスの滞在時間が延長し、トラップ装置における固化成
分および固形物の収集効率が向上する。
【0084】また、この発明の補助濾過装置によれば、
排ガスの流通経路にフィルタエレメントが配置され、こ
のフィルタエレメントで排ガス中の固形物が除去され
る。また、フィルタエレメントを配置することにより、
排気経路の、フィルタエレメントを配置した位置のコン
ダクタンスが低減する。このため、そのコンダクタンス
が低減した位置の前段における排気経路内を流通する排
ガスの流速が低減する。その結果、当該補助濾過装置の
前段に設けられた他の濾過装置における固化成分および
固形物の収集効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の排ガス濾過装置の第1構成例を示
す図である。
【図2】実施の形態のプリフィルタの第1構成例を示す
図である。
【図3】実施の形態のプリフィルタの第1構成例を示す
図である。
【図4】支持板の構成を示す図である。
【図5】実施の形態のプリフィルタの第2構成例を示す
図である。
【図6】従来の排ガス濾過装置を示す図である。
【図7】典型的なトラップ装置の構成を示す図である。
【図8】典型的なトラップ装置の構成を示す図である。
【図9】典型的なフィルタの構成を示す図である。
【符号の説明】
10:気密容器 12a,12b,48a,48b,48c:排気経路 14,14a,14b:真空ポンプ 16,50:排ガス濾過装置 18:トラップ装置 20:フィルタ 22,36,54:容器 24,56a:ガス流入口 26,58a:ガス流出口 28:遮蔽板 30,32,34,82:冷却管 30a,32a,34a:冷却媒体流入口 30b,32b,34b:冷却媒体流出口 38:第1の開口 40:第2の開口 42:フィルタメッシュ 44:メッシュ 46:フレーム 46a:開口 52:プリフィルタ 56:排ガス流入管 58:排ガス流出管 60:フィルタエレメント 62:濾過領域 62a:第1濾過領域 62b:第2濾過領域 64:第1拡散領域 64a:排ガス流入領域 64b:排ガス流出領域 66:第2拡散領域 68:支柱 70:金属ウール 72:支持板 74:流入口開口 76:流出口開口 78:支柱開口 80:流通開口 84:隔壁
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 16/44 C23C 16/44 E H01L 21/205 H01L 21/205 Fターム(参考) 4D058 JA02 JA60 JB03 JB33 KA18 KB11 QA01 QA03 QA05 QA11 QA30 UA03 4D076 BE03 CD22 FA18 HA12 4K030 EA12 5F045 AB04 AB33 AC01 EB05 EB06 EG03 EG08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ポンプにより排気される気密容器の
    排気経路に順次に配置されたトラップ装置およびフィル
    タを含み、該排気経路に排出された排ガス中の固化成分
    および固形物を除去する排ガス濾過装置において、 前記トラップ装置およびフィルタ間の排気経路に配置さ
    れる補助濾過装置をさらに具えてなることを特徴とする
    排ガス濾過装置。
  2. 【請求項2】 真空ポンプにより排気される気密容器の
    排気経路に配置され、該排気経路に排出された排ガス中
    の固形物を除去する装置であって、 容器、排ガス流入管、排ガス流出管およびフィルタエレ
    メントを具え、 該フィルタエレメントを、帯状または糸状の部材を多数
    寄り集めた海綿状の集合体とし、 前記容器の内部と前記排気経路とが前記排ガス流入管お
    よび排ガス流出管によって連絡しており、 前記容器の内部に濾過領域、第1拡散領域および第2拡
    散領域が画成されていて、これら第1および第2拡散領
    域が前記濾過領域に設けられた前記フィルタエレメント
    により分離されており、 前記排ガス流入管の端部がガス流入口として前記第1お
    よび第2拡散領域のいずれか一方に配置されるととも
    に、前記排ガス流出管の端部がガス流出口として前記第
    1および第2拡散領域のいずれか一方に配置され、 前記ガス流入口から前記ガス流出口に至る排ガスの流通
    経路を、排ガスが少なくとも一度は前記フィルタエレメ
    ント中を通過するように構成したことを特徴とする補助
    濾過装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の補助濾過装置におい
    て、 前記排ガスの流通経路の一部分を、前記気密容器から排
    ガスが排気される向きに対して逆の向きに排ガスが流れ
    る経路としたことを特徴とする補助濾過装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の補助濾過装置におい
    て、 前記ガス流入口を前記第1拡散領域内に配置するととも
    に、前記ガス流出口を前記第2拡散領域内に配置し、 前記排ガス流入管は、前記容器の前記第2拡散領域側の
    隔壁を介して前記排気経路に結合され、 前記排ガス流出管は、前記容器の前記第1拡散領域側の
    隔壁を介して前記排気経路に結合されることを特徴とす
    る補助濾過装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の補助濾過装置におい
    て、 前記第1拡散領域を排ガス流入領域と排ガス流出領域と
    に分離するとともに前記濾過領域を第1および第2濾過
    領域に二分する隔壁を前記容器内に具え、 前記ガス流入口を前記排ガス流入領域内に配置するとと
    もに、前記ガス流出口を前記排ガス流出領域内に配置
    し、 前記排ガス流入管は、前記容器の前記第2拡散領域側の
    隔壁を介して前記排気経路に結合され、 前記排ガス流出管は、前記容器の前記第1拡散領域側の
    隔壁を介して前記排気経路に結合されることを特徴とす
    る補助濾過装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の補助濾過装置におい
    て、 前記フィルタエレメントを、開口を有した複数の支持板
    の間に複数の金属片を実質的に一様に詰め入れたものと
    することを特徴とする補助濾過装置。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の補助濾過装置におい
    て、 前記フィルタエレメントを冷却するための冷却機構を具
    えることを特徴とする補助濾過装置。
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JP2013030366A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Ngk Spark Plug Co Ltd 発電装置用異物分離器、燃料電池スタック、排ガス熱交換装置、発電装置システム
JP2013089835A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Shin Etsu Handotai Co Ltd 有害物除去装置
JP2020090404A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 住友電気工業株式会社 排気装置および排気方法

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