JP2001257983A - デジタル信号出力方法及び装置 - Google Patents

デジタル信号出力方法及び装置

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JP2001257983A
JP2001257983A JP2000070990A JP2000070990A JP2001257983A JP 2001257983 A JP2001257983 A JP 2001257983A JP 2000070990 A JP2000070990 A JP 2000070990A JP 2000070990 A JP2000070990 A JP 2000070990A JP 2001257983 A JP2001257983 A JP 2001257983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力する映像や音声、データ等でコピー制御の
内容が異なる場合にもコピー制御が可能なデジタル信号
出力方法及び装置を提供することにある。 【解決手段】複数のデジタル信号にn個のコピー制御情
報が付加されている時に、そのn個のコピー制御情報の
組合せに基づき出力可能な一つあるいは複数のデジタル
信号のm組の組合せの内から一つの組合せを設定あるい
は選択して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号をデ
ジタルインターフェースより出力する出力方法及び装置
に関し、特にデジタル映像または音声信号を出力する出
力方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】受信したデジタル放送信号をデジタルイ
ンターフェースより出力すること、及び、出力された信
号を記録装置に記録する時にコピーの制御を行うデジタ
ル放送受信方法が、特開平9−247616号公報に記
載されている。このデジタル放送受信方法では、デジタ
ル放送受信装置で受信し、復調したデジタル信号を、デ
ジタルインターフェースを介して記録装置に入力して記
録するデジタル放送受信システムにおいて、放送信号に
記録許可信号を挿入して放送し、受信したときに、その
記録許可信号を検出してコピー制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同時に
出力あるいは記録する映像や音声、データ等でコピー制
御の内容が異なる場合については考慮されていない。ま
た、デジタルインターフェースによって記録装置と表示
装置に同時に伝送するような場合についても考慮されて
いない。
【0004】本発明の目的は、映像や音声、データ等で
コピー制御の内容が異なる場合、あるいは、デジタルイ
ンターフェースによって記録装置と表示装置に同時に伝
送するような場合にもコピー制御が可能なデジタル信号
出力方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、入力された
複数のデジタル信号の内の全てあるいは一部を選択して
出力するデジタル信号出力方法において、複数のデジタ
ル信号にn個のコピー制御情報が付加されている時に、
前記n個のコピー制御情報の組合せに基づき出力可能な
一つあるいは複数のデジタル信号のm組(mはn以下の
整数)の組合せの内から一つの組合せを設定あるいは選
択して出力することにより達成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0007】図1は、本発明のデジタル信号出力装置を
記録装置及び表示装置と接続した時の実施例である。
【0008】200はデジタル放送信号を受信してデジ
タルインターフェースより出力するデジタル信号出力装
置、201は受信したデジタル放送信号の復調を行う復
調回路、202は復号のための選択回路、203は復号
回路、204はデジタルインターフェース出力のための
選択回路、205はインターフェース回路、206は制
御回路、210はモニタ装置、220はデジタルVTR
あるいはデジタルディスクレコーダのようなデジタル信
号記録再生装置、230はデジタルインターフェース及
び復号回路を内蔵したモニタ装置、231は選択回路、
232は復号回路、233はモニタである。
【0009】デジタル放送信号は、圧縮されたデジタル
映像信号やデジタル音声信号等がパケット形式のデータ
で、1チャンネルの信号あるいは複数チャンネルの信号
が時分割多重された信号が伝送される。デジタル放送の
受信時には、アンテナによって受信された受信電波が入
力端子207より復調回路201に入力される。復調回
路201では、受信する周波数の電波の復調を行い、デ
ジタル放送信号を復調して選択回路202及び204に
出力する。選択回路202では、デジタル放送信号より
受信するチャンネルのデジタル映像信号、デジタル音声
信号あるいはデジタルデータ信号を選択する。デジタル
映像信号及びデジタル音声信号は、復号回路203に出
力され、アナログ映像信号及びアナログ音声信号に変換
して出力端子208よりモニタ装置210に出力する。
なお、復号された映像信号または音声信号をアナログ信
号に変換しないでデジタル信号として出力してもよい。
また、デジタルデータ信号は、制御回路206に入力さ
れ、データ情報の映像信号への付加、例えば、字幕情報
の付加等の処理が行われる。選択回路204では、デジ
タルインターフェースより出力する信号の選択及びイン
ターフェースより出力するために必要な信号の付加、修
正を行ってインターフェース回路205に出力する。イ
ンターフェース回路205では、その信号を出力端子2
09を介してデジタル信号記録装置220に出力して記
録する。また、モニタ装置230に出力する。モニタ装
置230に内蔵した選択回路231及び復号回路232
は、選択回路202及び復号回路203と同様の動作を
行いデジタル映像信号及びデジタル音声信号の復号を行
う。なお、図示していないが、制御回路206と同様の
制御回路でデジタルデータ信号の処理も行うことができ
る。
【0010】デジタル記録再生装置220に記録された
デジタル信号の再生時には、デジタル記録再生装置22
0より再生されたデジタル信号がインターフェース回路
205を介して選択回路202に入力される。そして、
デジタル放送信号の受信時と同様の処理を行い、復号を
行う。また、モニタ装置230において復号を行っても
よい。
【0011】なお、デジタル放送信号は、デジタル映像
信号にデジタル音声信号とデジタルデータ信号が付加さ
れた信号でなくても、デジタル映像信号にデジタル音声
信号が付加された信号、あるいは、デジタル音声信号に
デジタルデータ信号が付加された信号でもよい。
【0012】また、装置の形態は、デジタル信号出力装
置200とデジタル信号記録再生装置220あるいはモ
ニタ装置210とが一体となっている装置でもよい。さ
らには、デジタル信号出力装置は、受信したデジタル放
送信号を出力する装置でなくても、例えば、記録媒体か
ら再生した信号を出力する装置等でもよい。
【0013】図2は、デジタル放送信号のパケットの構
成である。1パケットは固定長、例えば、188バイト
で構成されており、4バイトのパケットヘッダ306と
184バイトのパケット情報307により構成されてい
る。デジタル映像信号は、パケット情報307の領域に
配置される。また、パケットヘッダ307はパケット情
報の種類等の情報により構成される。
【0014】図3は、パケットヘッダ306の構成であ
る。501はパケットの先頭を示す同期バイト、502
は誤りの有無を示す誤り表示、503はユニットの開始
を示すユニット開始表示、504はパケットの重要度を
示すパケットプライオリティ、505はパケットの種類
を示すパケットID、506はスクランブルの有無を示
すスクランブル制御、507は追加情報の有無及びパケ
ット情報の有無を示すアダプテーションフィールド制
御、508はパケット単位でカウントアップされる巡回
カウンタである。
【0015】図4(a)は、デジタル放送の伝送信号の
構成例である。71は図2のパケットである。通常、上
記映像信号、音声信号にデータ信号プログラムに関する
情報等が付加され、複数チャンネルのプログラムが時分
割多重されて伝送される。図4(a)は、3チャンネル
のプログラムを多重した例であり、V1、V2、V3は
それぞれのチャンネルの映像信号、A1、A2、A3は
それぞれのチャンネルの音声信号、D1は第1チャンネ
ルのデータ信号パケットである。なお、映像、音声また
はデータは、一つのチャンネルに複数の映像または音声
で構成されている場合もある。P0、P1、P2、P3
はプログラムに関する情報である。それぞれのパケット
は、異なるパケットID505が割り当てられており、
これによりパケットの内容を識別することができる。
【0016】P0は、図4(a)の伝送信号全体に関す
る情報であり、それぞれのプログラムにどのパケットI
Dが割り当てられているかを認識するためのプログラム
アソシエーションテーブルである。P1、P2、P3
は、それぞれのプログラムに関する情報であり、そのチ
ャンネルの映像パケット、音声パケット等にどのパケッ
トIDが割り当てられているかを認識するための情報、
各信号のコピー制御情報等よりなるプログラムマップテ
ーブルである。通常、プログラムアソシエーションテー
ブルのパケットIDは決まった値、例えば0が割り当て
られている。SIは、どの放送かを識別するためのネッ
トワーク情報、番組ガイド情報等のサービス情報であ
る。
【0017】受信時には、サービス情報を確認すると共
に、プログラムアソシエーションテーブルによって受信
したいプログラムのプログラムマップテーブルにどのパ
ケットIDが割り当てられているかを認識し、次に、受
信したいプログラムのプログラムマップテーブルによっ
て映像パケット、音声パケット等にどのパケットIDが
割り当てられているかを認識する。そして、映像パケッ
トおよび音声パケットを抽出して復号を行う。また、同
時にデジタルインターフェースより出力する時のコピー
制御を行う。
【0018】もちろん、多重するチャンネル数は3チャ
ンネル以外、例えば4チャンネルでもよいし、また、こ
れ以外の情報を多重してもよい。
【0019】図4(b)は、図4(a)から第1のチャ
ンネルの情報およびそれに関連したプログラム情報のみ
を選択したものである。図4(c)は、図4(b)から
パケットの情報の一部を変更したものである。プログラ
ムアソシエーションテーブルの情報を記録するプログラ
ムのみの情報P0’に変更する。また、記録する番組に
関連した情報等を新たに生成してSI’として追加して
いる。第1のチャンネルをデジタルインターフェースよ
り出力する場合には、選択回路204でこの選択及び変
更を行い、インターフェース回路205を介して出力す
る。もちろん、これ以外の情報を含めて出力してもよ
い。
【0020】コピー制御情報は、例えば、2ビットの情
報を用い、コピー可、1回コピー可、コピー禁止の3状
態を表すようにする。なお、コピー制御情報がない場合
にはコピー可あるいはコピー禁止であることを表すよう
にしてもよい。1回コピー可の場合には、記録する時に
コピー制御情報をコピー禁止に変更して記録することに
より、2回目以降のコピーを禁止することができる。ま
た、コピー制御情報は、プログラムマップテーブルで識
別している全ての信号に対するものと、それぞれの信号
に対するものがある。しかし、記録機器では、コピー制
御、すなわち、記録するかしないかは記録する信号全体
でしか制御できない。
【0021】例えば、表1のように、全体はコピー可で
あるが、データ信号のみ1回コピー可の場合が考えられ
る。なお、ここでは、信号別の指定がない場合は、全体
のコピー制御情報によるとしている。もちろん、全ての
信号にコピー制御情報を付加してもよい。
【0022】
【表1】
【0023】出力方法1では、信号のコピー制御をコピ
ー制限が厳しくないもの、すなわち、コピー可とし、そ
のコピー制限で出力可能な信号、すなわち、映像信号、
音声信号のみを出力する。これにより、出力される信号
は制限されるが、コピーの制限を緩和することができ
る。
【0024】出力方法2では、信号のコピー制御をコピ
ー制限が厳しいもの、すなわち、1回コピー可とし、そ
のコピー制限で出力可能な信号、すなわち、映像信号、
音声信号、データ信号を出力する。これにより、コピー
の制限は厳しくなるが、多くの信号を出力あるいは記録
することができる。さらに、出力された信号をモニタ装
置230等で復号して表示する場合に、全ての信号が出
力されているので、信号出力装置200で受信した信号
を復号する場合と同一の機能を実現することができる。
【0025】なお、出力可能な信号を全て出力しなくて
もよい。例えば、出力方法2において、データ信号が映
像信号あるいは音声信号に直接関係のあるものと直接関
係のないものがある場合に、直接関係のないデータは出
力しないようにしてもよい。
【0026】出力時あるいは記録時の信号全体のコピー
制御情報は、デジタルインターフェースの出力信号ある
いは記録媒体への記録信号上の所定の位置、例えば、ヘ
ッダ領域等に付加すればよい。もちろん、付加するコピ
ー制御情報は同一の情報を表すものであれば異なる形式
であってもよい。
【0027】出力方法1と出力方法2のどちらを用いる
かは、装置の機能として予め設定しておいてもよいが、
ユーザが設定できるようにしておくことにより、より多
くの場合に対応することが可能となる。設定方法として
は、装置の機能の設定で、どの出力方法を用いるか、あ
るいは、どの出力方法を標準の出力方法とするかを設定
することができる。さらには、標準の出力方法が設定さ
れている場合、あるいは、設定がされていないか設定の
機能がない場合に、信号によってコピー制御情報が異な
っている場合には、そのことを、モニタ装置等にメッセ
ージとして表示し、あるいは、選択画面として表示し、
ユーザがどの出力方法を用いるかを選択できるようにす
ることができる。例えば、コピーの制限をしたくない場
合は出力方法1を選択し、多くの信号を記録したい場
合、あるいは、コピー以外の他のモニタ装置での復号等
を行う場合は出力方法2を選択すればよい。また、予め
設定してある場合、あるいは、選択した時に、設定ある
いは選択した出力方法を表示するようにしてもよい。
【0028】なお、設定あるいは選択は、図示していな
いが、デジタル信号出力装置200のキーあるいはリモ
ートコントローラ等によって、制御回路206を制御し
て行えばよい。また、デジタルインターフェースによっ
て、他の装置から設定あるいは選択することこともでき
る。
【0029】表2は、出力方法の第2の例である。
【0030】
【表2】
【0031】表2では、2種類の音声があり、全体はコ
ピー可であるが、第2音声信号は1回コピー可、データ
信号はコピー禁止となっている。この場合には、3種類
の出力方法が選択あるいは設定可能である。出力方法1
では、信号のコピー制御をコピー可とし、そのコピー制
限で出力可能な信号、すなわち、映像信号、第1音声信
号のみを出力する。出力方法2では、信号のコピー制御
をコピー制限を1回コピー可とし、そのコピー制限で出
力可能な信号、すなわち、映像信号、第1音声信号、第
2音声信号を出力する。出力方法3では、信号のコピー
制御をコピー禁止とし、そのコピー制限で出力可能な信
号、すなわち、映像信号、第1音声信号、第2音声信
号、データ信号を出力する。出力方法3ではコピーはで
きないが、出力された信号をモニタ装置230で復号し
て表示する場合等に有効である。
【0032】なお、設定あるいは選択は、3種類全てが
できるようにしてもよいし、その内の2種類、例えば、
出力方法1と出力方法3のいずれかができるようにして
もよい。
【0033】表3は、出力方法の第3の例である。
【0034】
【表3】
【0035】表3では、全体はコピー禁止であるが、デ
ータ信号はコピー可となっている。この場合には、2種
類の出力方法が選択あるいは設定可能である。出力方法
1では、信号のコピー制御をコピー可とし、そのコピー
制限で出力可能な信号、すなわち、データ信号のみを出
力する。出力方法1では映像信号及び音声信号のコピー
はできないが、図示していないがデジタル信号出力装置
200にコンピュータ等が接続されており、そこでデー
タ信号の処理を行う場合等に有効である。出力方法2で
は、信号のコピー制御をコピー禁止とし、そのコピー制
限で出力可能な信号、すなわち、映像信号、音声信号、
データ信号を出力する。出力方法2ではコピーはできな
いが、出力された信号をモニタ装置230で復号して表
示する場合等に有効である。
【0036】なお、デジタルインターフェースを複数系
統用意し、それぞれ、異なる出力方法で出力することも
可能である。例えば、表3の例において、第1系統では
出力方法1でモニタ装置230に出力し、第2系統では
出力方法2でコンピュータに出力することも可能であ
る。複数系統の信号は、複数の端子より出力してもよい
が、同一の端子から多重して出力してもよい。
【0037】また、ここでは一つのプログラムマップテ
ーブルで認識される信号について説明したが、複数のプ
ログラムマップテーブルで認識される信号、例えば、図
4の第1チャンネルと第2チャンネルをデジタルインタ
ーフェースより出力する場合においても、それぞれのチ
ャンネルのコピー制御情報が異なる時には、同様に複数
の出力方法の内のいずれかを設定あるいは選択して出力
することができる。
【0038】さらには、出力端子208より出力される
映像信号や音声信号においてもコピー制御を行うことが
考えられるが、この場合には、その映像信号または音声
信号のコピー制御情報によってコピー制御を行えばよ
い。複数の映像信号または音声信号を組合せて出力する
場合には、主となる映像信号または音声信号のコピー制
御情報に従ってもよいし、もっとも厳しいコピー制御情
報に従ってもよい。
【0039】図5は、デジタル信号記録再生装置220
がデジタルVTRである場合の構成例である。図5は記
録再生兼用の装置であるが、もちろん、記録と再生が独
立していても同様である。100は回転ヘッド、101
はキャプスタン、102aは記録時の記録信号の生成を
行う記録信号処理回路、102bは再生時の再生信号の
復調を行う再生信号処理回路、104は記録再生モード
等の制御を行う、例えば、マイクロプロセッサのような
制御回路、105は回転ヘッド100の回転等の基準と
なるタイミング信号を生成するタイミング生成回路、1
06は回転ヘッド及びテープの送り速度を制御するサー
ボ回路、111は磁気テープである。
【0040】記録時には、入出力端子211より入力さ
れたパケットデータは、記録信号処理回路102a及び
制御回路104に入力される。制御回路104では、パ
ケットデータの情報によりパケットデータの種類等を検
出し、検出結果によって記録モードを判断し、記録信号
処理回路102a及びサーボ回路106の動作状態を設
定する。また、コピー制御情報により、コピーの制御を
行う。コピー可の時にはそのまま記録し、1回コピー可
の時にはコピー制御情報をコピー禁止に変更して記録
し、コピー禁止の時には記録を停止する。記録信号処理
回路102aでは、制御回路104で判断された記録状
態に応じて、誤り訂正符号、ID情報、サブコード等の
生成を行い、記録信号を生成して回転ヘッド100によ
り磁気テープ111に記録する。
【0041】再生時には、まず、再生信号処理回路10
2bでID情報を検出する。そして、制御回路104で
どのような状態で記録されたかを判断し、再生信号処理
回路102b及びサーボ回路106の動作状態を再設定
して再生を行う。再生信号処理回路102bでは、回転
ヘッド100より再生された再生信号より、同期信号の
検出、誤り検出訂正等を行い、出力端子108bより出
力する。
【0042】図6は、1トラックの記録パターンであ
る。3は時間情報、プログラム情報等のサブコードを記
録するサブコード記録領域、7はデジタル圧縮映像信号
を記録するデータ記録領域、2及び6はそれぞれの記録
領域のプリアンブル、4及び8はそれぞれの記録領域の
ポストアンブル、5はそれぞれの記録領域の間のギャッ
プ、1及び9はトラック端のマージンである。
【0043】図7はデータ記録領域7のブロック構成で
ある。20は同期信号、21はID情報、22はデー
タ、23は第1の誤り検出訂正のためのパリティ(C1
パリティ)である。例えば、同期信号20は2バイト、
ID情報21は3バイト、データ22は99バイト、パ
リティ23は8バイトで構成されており、1ブロックは
112バイトで構成されている。
【0044】図8は、データ記録領域7における1トラ
ックのデータの構成である。なお、ここでは、図7の同
期信号20およびID情報21は省略している。データ
記録領域7は、例えば、336ブロックで構成されてお
り、最初の306ブロックにデータ41を、次の30ブ
ロックに第2の誤り訂正符号(C2パリティ)43を記
録する。C2パリティ43は、例えば、6トラック単位
で、306ブロック×6トラックのデータを18分割
し、それぞれの102ブロックに10ブロックのC2パ
リティを付加する。誤り訂正符号は、例えばリードソロ
モン符号を用いればよい。各ブロック99バイトのデー
タは、3バイトのコピー制御情報等よりなうヘッダ44
と96バイトのデータ41により構成されている。
【0045】図9は、本発明のデジタル信号出力装置の
他の実施例である。図9では、デジタル信号記録再生装
置220を内蔵しており、記録信号は選択回路204か
ら直接デジタル信号記録再生装置220に入力される。
この場合には、デジタルインターフェースからの出力方
法とデジタル信号記録再生装置220への記録信号の出
力方法を独立して設定あるいは選択できる。例えば、表
1の例において、記録は出力方法1で行い、デジタルイ
ンターフェースからの出力は出力方法2でモニタ装置2
30等に出力することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、同時に出力あるいは記
録する複数の映像や音声、データ等の信号でコピー制御
の内容が異なる場合においても、記録あるいは外部の表
示装置への伝送等の目的に対応させてコピー制御情報及
び出力する信号を設定あるいは選択することにより、そ
の目的に最適な信号の出力を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル信号出力装置を記録装置及び
表示装置と接続した時の構成図である。
【図2】デジタル映像圧縮信号のパケットの構成図であ
る。
【図3】パケットヘッダの構成図である。
【図4】デジタル放送の伝送信号及び伝送信号より選択
された信号の構成図である。
【図5】デジタル信号記録再生装置の構成例である。
【図6】1トラックの記録パターンを示す図である。
【図7】データ記録領域のブロックの構成図である。
【図8】データ記録領域における1トラックのデータの
構成図である。
【図9】本発明のデジタル信号出力装置の他の構成図で
ある。
【符号の説明】
71…パケット、200…デジタル信号出力装置、20
1…復調回路、202…選択回路、203…復号回路、
204…選択回路、205…インターフェース回路、2
06…制御回路、210…モニタ装置、220…デジタ
ル信号記録再生装置、230…モニタ装置、231…選
択回路、232…復号回路、233…モニタ、306…
パケットヘッダ、307…パケット情報、505…パケ
ットID
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 Fターム(参考) 5C025 CA02 CA09 DA01 5C053 FA20 FA22 GA11 GB11 GB21 JA01 JA21 LA07 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 CA11 CA12 CA20 CA23 DA03 DA13 5D044 AB05 AB07 DE03 DE42 EF02 GK08 HL11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された複数のデジタル信号の内の全て
    あるいは一部を選択して出力するデジタル信号出力方法
    において、 前記複数のデジタル信号にn個のコピー制御情報が付加
    されている時に、前記n個のコピー制御情報の組合せに
    基づき出力可能な一つあるいは複数の前記デジタル信号
    のm組(mはn以下の整数)の組合せの内から一つの組
    合せを設定あるいは選択して出力することを特徴とする
    デジタル信号出力方法。
  2. 【請求項2】前記コピー制御情報は、前記複数のデジタ
    ル信号全体に付加されているコピー情報と、前記デジタ
    ル信号に個別に付加されているコピー情報を含むことを
    特徴とする請求項1記載のデジタル信号出力方法。
  3. 【請求項3】前記コピー制御情報が付加されていない場
    合には、特定の種類のコピー制御情報が付加されている
    ものとみなすことを特徴とする請求項1記載のデジタル
    信号出力方法。
  4. 【請求項4】出力可能な一つあるいは複数の前記デジタ
    ル信号のm組の組合せの内から一つの組合せを設定ある
    いは選択して出力する時に、出力する前記デジタル信号
    全体に対し新たにコピー制御情報を付加して出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデジタル信号出力方法。
  5. 【請求項5】出力可能な一つあるいは複数の前記デジタ
    ル信号のm組の組合せの内から一つの組合せを設定ある
    いは選択する際、外部より操作することを特徴とする請
    求項1記載のデジタル信号出力方法。
  6. 【請求項6】前記複数のデジタル信号にn個のコピー制
    御情報が付加されている時に、出力可能な組合せ、ある
    いは選択した組合せを外部あるいは内部の表示装置に表
    示することを特徴とする請求項1記載のデジタル信号出
    力方法。
  7. 【請求項7】出力された前記デジタル信号を記録媒体上
    に記録することを特徴とする請求項1記載のデジタル信
    号出力方法。
  8. 【請求項8】入力された複数のデジタル信号の内の全て
    あるいは一部を選択して出力するデジタル信号出力装置
    において、 前記複数のデジタル信号にn個のコピー制御情報が付加
    されている時に、前記n個のコピー制御情報の組合せに
    基づき出力可能な一つあるいは複数の前記デジタル信号
    のm組(mはn以下の整数)の組合せの内から一つの組
    合せを設定あるいは選択する制御回路と、 前記制御回路で設定あるいは選択した組合せに応じて前
    記複数のデジタル信号の内の全てあるいは一部を選択し
    て出力デジタル信号を生成する選択回路を設けたことを
    特徴とするデジタル信号出力装置。
  9. 【請求項9】前記選択回路は、前記出力デジタル信号全
    体に対し新たにコピー制御情報を付加して出力すること
    を特徴とする請求項8記載のデジタル信号出力装置。
  10. 【請求項10】前記制御回路は、外部からの操作により
    出力可能な一つあるいは複数の前記デジタル信号のm組
    の組合せの内から一つの組合せを設定あるいは選択を行
    うことを特徴とする請求項8記載のデジタル信号出力装
    置。
  11. 【請求項11】前記制御回路は、前記複数のデジタル信
    号にn個のコピー制御情報が付加されている時に、出力
    可能な組合せ、あるいは選択した組合せを外部あるいは
    内部の表示装置に表示することを特徴とする請求項8記
    載のデジタル信号出力装置。
  12. 【請求項12】前記出力信号を記録媒体上に記録する記
    録装置を設けたことを特徴とする請求項8記載のデジタ
    ル信号出力装置。
  13. 【請求項13】入力された複数のデジタル信号の内の全
    てあるいは一部を選択して出力するデジタル信号出力方
    法において、 前記複数のデジタル信号にn個のコピー制御情報が付加
    されている時に、前記n個のコピー制御情報の組合せに
    基づき出力可能な一つあるいは複数の前記デジタル信号
    のm組(mはn以下の整数)の組合せの内から複数の組
    合せを設定あるいは選択し、複数系統の信号を出力する
    ことを特徴とするデジタル信号出力方法。
  14. 【請求項14】前記複数系統の信号は、同一の端子から
    多重して出力することを特徴とする請求項13記載のデ
    ジタル信号出力方法。
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