JP2001257665A - データ伝送方式 - Google Patents

データ伝送方式

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JP2001257665A
JP2001257665A JP2000065183A JP2000065183A JP2001257665A JP 2001257665 A JP2001257665 A JP 2001257665A JP 2000065183 A JP2000065183 A JP 2000065183A JP 2000065183 A JP2000065183 A JP 2000065183A JP 2001257665 A JP2001257665 A JP 2001257665A
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JP
Japan
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level
user data
timing signal
bit
transmission
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Application number
JP2000065183A
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English (en)
Inventor
Tomio Osada
富夫 長田
Koji Matsuyama
浩司 松山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームの先頭を示すタイミング信号の検出
ロジックを簡略化する。 【解決手段】 タイミング信号1は、nビット連続の
“1”レベルと、それに続く1ビット幅の“0”レベル
の合計(n+1)ビット幅により構成し、ユーザデータ
は、タイミング信号1の時間領域外に、(n−1)ビッ
ト幅以下の伝送ウィンドウ2と1ビット幅の“0”レベ
ルの伝送単位を、複数個、連続的に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フレームの先頭
位置を示すタイミング信号とユーザデータの伝送を、単
一の伝送路で行うデータ伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレームの先頭位置を示すタイミング信
号とユーザデータの伝送を、単一の伝送路で行う従来の
データ伝送方式として、CCITT勧告G.707,7
08,709に示されたSDH(Synchronou
s Digital Hierarchy:同期デジタ
ルハイアラーキ)伝送方式がある。ここでは、SDH伝
送方式における基本レベルであるSTM−1を例に説明
する。
【0003】図10はSDH伝送方式におけるSTM−
1のフレーム構造を示す図である。図に示すように、こ
のフレームは、9行×270列のマトリクスの形で表さ
れ、そのうち、9行×9列がSOH(Section
Overhead)と呼ばれ、端局中継装置間のセクシ
ョンに対応するオペレーション情報を伝送し、9行×1
列がPOH(Path Overhead)と呼ばれ、
多重化装置間のパスに対応するオペレーション情報を伝
送する。また、9行×260列がユーザデータを伝送す
る領域である。STM−1では、125μS周期で9行
×270列分の2430バイトのデータ転送を行う。
【0004】このSTM−1における125μSフレー
ム境界の識別方法として、125μS周期で発生する2
430バイト相当のビットストリームデータのうち、S
OH(Section Overhead)領域のA
1,A2識別子をビット比較し、ここを125μSフレ
ームの先頭位置と定義している。このフレームの先頭位
置を示すタイミング信号と無関係なユーザデータは、こ
のA1,A2識別子領域の先頭を起点に、11バイト目
から270バイト目の区間に260バイト分置かれる。
以降、10バイト空けてユーザデータが260バイト分
置かれ、125μS期間に9回繰り返して1つのフレー
ムを終了する。次のフレームの先頭位置には、再びA
1,A2識別子が置かれる。
【0005】従来技術では、タイミング信号と、そのタ
イミング信号と無関係に生成されるユーザデータの伝送
を単一の伝送路で行うにあたり、タイミング信号の検出
をA1,A2識別子の固定パターンのビット列と比較す
ることにより行うことから、ユーザデータのビットスト
リーム列に、A1,A2識別子と同一のビット列が置か
れている場合に、そこを1つのフレームの先頭位置であ
ると誤認識する可能性がある。
【0006】この誤認識の可能性を避けるために、A
1,A2識別子と同一のビット列検出により一意にフレ
ームの先頭位置とは判定せずに、STM−1フレームの
周期性から、周期的に固定位置にA1,A2識別子が存
在することを利用して、A1,A2識別子の検出動作を
一定周期で複数回行うことにより、真のフレームの先頭
位置と判定するロジックを構成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送方式
は以上のように構成されているので、フレームの先頭位
置を示すタイミング信号の検出ロジックを複雑にさせる
と共に、受信したフレームデータから、タイミング信号
の検出やユーザデータの抽出を一意に行うことができな
いという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、フレームの先頭位置を示すタイミ
ング信号の検出ロジックを簡略化し、受信したデータか
ら、タイミング信号を一意に検出し、ユーザデータを一
意に抽出できるデータ伝送方式を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ伝
送方式は、フレームの先頭位置を示すタイミング信号と
ユーザデータの伝送を、単一の伝送路で行うものにおい
て、nビット連続の“1”レベルと、それに続く1ビッ
トの“0”レベルにより、上記タイミング信号の伝送を
行い、(n−1)ビット以下に区切られた上記ユーザデ
ータと、それに続く1ビットの“0”レベルによるユー
ザデータ伝送単位を、上記タイミング信号の時間領域外
に、複数個、連続的に配置して、上記ユーザデータを伝
送するものである。
【0010】この発明に係るデータ伝送方式は、フレー
ムの先頭位置を示すタイミング信号とユーザデータの伝
送を、単一の伝送路で行うものにおいて、1ビットの
“0”レベルと、それに続くnビット連続の“1”レベ
ルにより、上記タイミング信号の伝送を行い、(n−
1)ビット以下に区切られた上記ユーザデータと、それ
に続く1ビットの“0”レベルによるユーザデータ伝送
単位を、上記タイミング信号の時間領域外に、複数個、
連続的に配置して、上記ユーザデータを伝送するもので
ある。
【0011】この発明に係るデータ伝送方式は、フレー
ムの先頭位置を示すタイミング信号とユーザデータの伝
送を、送信側装置から受信側装置に単一の伝送路で行う
ものにおいて、上記送信側装置は、nビット連続の
“1”レベルと、それに続く1ビットの“0”レベルに
よるタイミング信号を生成するタイミング信号生成手段
と、(n−1)ビット以下の連続の“1”レベルと、そ
れに続く1ビットの“0”レベルによる送信イネーブル
信号を生成する送信イネーブル信号生成手段と、上記送
信イネーブル信号生成手段が生成した送信イネーブル信
号に基づき、(n−1)ビット以下に区切られた上記ユ
ーザデータと、それに続く1ビットの“0”レベルによ
るユーザデータ伝送単位を複数個、連続して生成するユ
ーザデータ生成手段とを備え、上記受信側装置は、送信
された(n+1)ビットのデータを一時的に保持する一
時保持手段と、上記一時保持手段に保持されたデータか
ら上記タイミング信号を検出するタイミング信号検出手
段と、上記タイミング信号検出手段により検出されたタ
イミング信号に基づき、(n−1)ビット以下の連続の
“1”レベルと、それに続く1ビットの“0”レベルに
よる受信イネーブル信号を生成する受信イネーブル信号
生成手段と、上記受信イネーブル信号生成手段により生
成された受信イネーブル信号に基づき、上記一時保持手
段に保持されているデータを受信するユーザデータ受信
手段とを備えたものである。
【0012】この発明に係るデータ伝送方式は、フレー
ムの先頭位置を示すタイミング信号とユーザデータの伝
送を、送信側装置から受信側装置に単一の伝送路で行う
ものにおいて、上記送信側装置は、1ビットの“0”レ
ベルと、それに続くnビット連続の“1”レベルによる
タイミング信号を生成するタイミング信号生成手段と、
(n−1)ビット以下の連続の“1”レベルと、それに
続く1ビットの“0”レベルによる送信イネーブル信号
を生成する送信イネーブル信号生成手段と、上記送信イ
ネーブル信号生成手段が生成した送信イネーブル信号に
基づき、(n−1)ビット以下に区切られた上記ユーザ
データと、それに続く1ビットの“0”レベルによるユ
ーザデータ伝送単位を複数個、連続して生成するユーザ
データ生成手段とを備え、上記受信側装置は、送信され
た(n+1)ビットのデータを一時的に保持する一時保
持手段と、上記一時保持手段に保持されたデータから上
記タイミング信号を検出するタイミング信号検出手段
と、上記タイミング信号検出手段により検出されたタイ
ミング信号に基づき、(n−1)ビット以下の連続の
“1”レベルと、それに続く1ビットの“0”レベルに
よる受信イネーブル信号を生成する受信イネーブル信号
生成手段と、上記受信イネーブル信号生成手段により生
成された受信イネーブル信号に基づき、上記一時保持手
段に保持されているデータを受信するユーザデータ受信
手段とを備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1によるデータ伝送方式を実現するフレーム
構造を示す図である。図において、1はフレームの先頭
位置を示すタイミング信号であり、ここでは、伝送路上
の伝送単位のビット数nを9とした場合のタイミング信
号を示している。タイミング信号1は、一般的にnビッ
ト連続の“1”レベルと、それに続く1ビットの“0”
レベルの合計(n+1)ビット幅により構成されるが、
ここでは、9ビット連続の“1”レベルと、それに続く
1ビットの“0”レベルの合計10ビット幅により構成
されている。
【0014】また、図1において、2はユーザデータの
ための伝送ウインドウであり、(n−1)ビット幅以下
のユーザデータ伝送時間領域であるが、ここでは、8ビ
ット幅となっている。3は1ビット幅の“0”レベル時
間領域であり、伝送ウインドウ2であるユーザデータ伝
送時間領域と、0レベル時間領域3とを合わせて、1つ
のユーザデータ伝送単位となる。このユーザデータ伝送
単位を、複数個、連続的に配置し、次のタイミング信号
1を配置するタイミングまで繰り返す。
【0015】図1に示すようなフレーム構造にすること
により、ユーザデータ列中に、タイミング信号1が出現
しないようにすると共に、タイミング信号1をnビット
連続の“1”と1ビットの“0”とし、ユーザデータを
(n−1)ビット以下のユーザデータ伝送時間領域と1
ビットの“0”レベル時間領域とすることにより、ユー
ザデータとタイミング信号1とが一致しないようにして
いる。
【0016】図2はこの発明の実施の形態1によるデー
タ伝送方式を実現する送信側装置と受信側装置間の接続
例を示す図である。図において、4はユーザデータを送
信する送信側装置、5はユーザデータを受信する受信側
装置、17はデータ信号線、18はクロック信号線を示
す。図2に示すように、送信側装置4と受信側装置5間
で必要とする信号線は、データ信号線17、クロック信
号線18、GND信号線であり、これらの信号線の接続
により片方向のデータ伝送を行う。すなわち、一本のデ
ータ信号線17により、タイミング信号1とユーザデー
タを送信する。
【0017】クロック信号線18に供給されるクロック
信号は、その発生元が送信側装置4に設置されて、送信
側装置4から受信側装置5に伝送されることにより共有
しても良く、また、発生元が受信側装置5に設置され
て、受信側装置5から送信側装置4に伝送されることに
より共有しても良く、さらに、発生元が伝送路上に設置
されて、送信側装置4及び受信側装置5の両方に伝送さ
れることにより共有しても良い。
【0018】図3はこの発明の実施の形態1によるデー
タ伝送方式を実現する送信側装置4の回路構成の例を示
す図である。図において、6はタイミング信号1を生成
するタイミング信号生成手段、7はユーザデータを生成
するユーザデータ生成手段、8は送信するユーザデータ
の有効性を指示する送信イネーブル信号9を生成する送
信イネーブル信号生成手段、10は外部より供給される
送信タイミング信号である。
【0019】図4はこの発明の実施の形態1によるデー
タ伝送方式を実現する受信側装置5の回路構成の例を示
す図である。図において、11は受信データ列のうちタ
イミング信号1のビット数(n+1)個分のユーザデー
タを一時的に保持する一時保持手段、12はタイミング
信号1を検出するタイミング信号検出手段、13は受信
データのユーザデータ区間を示す受信イネーブル信号1
6を生成する受信イネーブル信号生成手段、14はユー
ザデータを受信するユーザデータ受信手段である。
【0020】また、図5は送信側装置4の各信号のタイ
ミングチャートを示す図であり、図6は受信側装置5の
各信号のタイミングチャートを示す図である。
【0021】次に動作について説明する。まず、ユーザ
データの送信動作について説明する。図3において、送
信側装置4に外部から送信タイミング信号10が入力さ
れると、送信側装置4が駆動され、タイミング信号生成
手段6に、ロードロジックにより図3に示した初期値
[1,1,1,1,1,1,1,1,1,0]がロード
され、図5に示すように、クロック信号線18上のクロ
ック信号の入力に従い、タイミング信号1が生成されて
伝送路上に送出される。
【0022】また、送信タイミング信号10が入力され
ると、送信イネーブル信号生成手段8にも、各ロードロ
ジックにより図3に示した各初期値がロードされる。図
5のタイミングチャートに示すように、送信タイミング
信号10が入力されてからn個のクロック信号が入力さ
れたときに送信イネーブル信号9が立ち上がり、ユーザ
データ生成手段7には、送信イネーブル信号9として、
[1,1,1,1,1,1,1,1,0]のnビットパ
ターンが繰り返し供給される。
【0023】このようにして、伝送路上には、最初、タ
イミング信号1が送出され、以降、タイミング信号生成
手段6は、単なるシフトレジスタとして動作し、送信イ
ネーブル信号9に従ったユーザデータが、ユーザデータ
生成手段7により生成され伝送路上に送出される。
【0024】図5に示すように、タイミング信号1が任
意の間隔で挿入される場合においては、次のタイミング
信号1の直前で、伝送(n−1)ビット幅より小さい伝
送ウインドウとなることがある。
【0025】伝送路上において、1回のタイミング信号
1の送信後、送信動作は送信タイミング信号10によら
ず常時行われており、定常時はユーザデータ伝送単位が
連続的に配置され、どのようなビットパターンのデータ
でも伝送できる透過なユーザデータの伝送路が構成され
る。
【0026】このように、ユーザデータは、伝送ウィン
ドウの領域を越えないように規定したフレーム構造で送
信されることにより、タイミング信号1と一致する波形
が現れることがないため、タイミング信号1を送る必要
がない期間は、全てユーザデータ伝送単位伝送区間とし
て動作し、その区間はタイミング信号1とは無関係な任
意のタイミングでユーザデータを載せることができる。
タイミング信号1は、必ずしも周期的である必要はな
く、図5に示すように、送信タイミング信号10を入力
することにより、変則的なタイミング信号を発生させ伝
送させることができる。
【0027】次にユーザデータの受信動作について説明
する。図4において、受信側装置5では、送信側装置4
からのデータが到着し、一時保持手段11に保持された
データに対して、タイミング信号検出手段12が、ビッ
ト列を比較することにより、タイミング信号1を検出す
ると、タイミング信号検出信号15を発生する。受信イ
ネーブル信号生成手段13は、図6のタイミングチャー
トに示すように、タイミング信号検出信号15が検出さ
れてからn個のクロック信号が入力されたときに、ユー
ザデータ伝送単位中の0レベル領域3を無効にした
[1,1,1,1,1,1,1,1,0]のnビットパ
ターンを繰り返した受信イネーブル信号16を発生す
る。
【0028】ユーザデータ受信手段14は、受信データ
のうち、受信イネーブル信号16により示される有効な
データ成分のみ受信処理を行う。
【0029】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ユーザデータ列中に、タイミング信号1が出現しな
いフレーム構造にすることにより、フレームの先頭位置
の検出ロジックを簡略化することができると共に、到着
したデータから、タイミング信号1を一意に検出でき、
ユーザデータを一意に抽出できるという効果が得られ
る。
【0030】実施の形態2.図7はこの発明の実施の形
態2によるデータ伝送方式を実現するフレーム構造を示
す図である。図において、1はフレームの先頭位置を示
すタイミング信号であり、ここでは、伝送路上の伝送単
位のビット数nを9とした場合のタイミング信号を示し
ている。タイミング信号1は、一般的に1ビットの
“0”レベルと、それに続くnビット連続の“1”レベ
ルの合計(n+1)ビット幅により構成されるが、ここ
では、1ビットの“0”レベルと、それに続く9ビット
連続の“1”レベルの合計10ビット幅により構成され
ている。
【0031】また、図7において、2は伝送ウインドウ
であり、(n−1)ビット幅以下のユーザーデータ伝送
時間領域である。3は1ビット幅の“0”レベル時間領
域であり、伝送ウインドウ2と“0”レベル時間領域3
を合わせ1つのユーザーデータ伝送単位となる。この伝
送単位を、複数個、連続的に配置し、次のタイミング信
号1を配置するタイミングまで繰り返す。
【0032】この実施の形態2によるデータ伝送方式を
実現する送信側装置4と受信側装置5間の接続は、実施
の形態1の図2に示すものと同じである。
【0033】図8はこの発明の実施の形態2によるデー
タ伝送方式を実現する送信側装置4の回路構成の例を示
す図である。実施の形態1の図3と比較して、タイミン
グ信号生成手段6のタイミング信号1の送出時の初期値
が、[0,1,1,1,1,1,1,1,1,1]であ
ることのみ相違し、その他は同じである。
【0034】図9はこの発明の実施の形態2によるデー
タ伝送方式を実現する受信側装置5の回路構成の例を示
す図である。実施の形態1の図4と比較して、タイミン
グ信号検出手段12のタイミング信号1の検出値が、
[0,1,1,1,1,1,1,1,1,1]であるこ
とのみ相違し、その他は同じである。
【0035】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ユーザデータ列中に、タイミング信号1が出現しな
いフレーム構造にすることにより、フレームの先頭位置
の検出ロジックを簡略化することができると共に、到着
したデータから、タイミング信号1を一意に検出でき、
ユーザデータを一意に抽出できるという効果が得られ
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、nビ
ット連続の“1”レベルと、それに続く1ビットの
“0”レベルにより、タイミング信号の伝送を行い、
(n−1)ビット以下に区切られたユーザデータと、そ
れに続く1ビットの“0”レベルによるユーザデータ伝
送単位を、タイミング信号の時間領域外に、複数個、連
続的に配置して、ユーザデータを伝送することにより、
フレームの先頭位置の検出ロジックを簡略化することが
できると共に、到着したデータから、タイミング信号を
一意に検出でき、ユーザデータを一意に抽出できるとい
う効果が得られる。
【0037】この発明によれば、1ビットの“0”レベ
ルと、それに続くnビット連続の“1”レベルにより、
タイミング信号の伝送を行い、(n−1)ビット以下に
区切られた上記ユーザデータと、それに続く1ビットの
“0”レベルによるユーザデータ伝送単位を、タイミン
グ信号の時間領域外に、複数個、連続的に配置して、ユ
ーザデータを伝送することにより、フレームの先頭位置
の検出ロジックを簡略化することができると共に、到着
したデータから、タイミング信号を一意に検出でき、ユ
ーザデータを一意に抽出できるという効果が得られる。
【0038】この発明によれば、送信側装置は、nビッ
ト連続の“1”レベルと、それに続く1ビットの“0”
レベルによるタイミング信号を生成するタイミング信号
生成手段と、(n−1)ビット以下の連続の“1”レベ
ルと、それに続く1ビットの“0”レベルによる送信イ
ネーブル信号を生成する送信イネーブル信号生成手段
と、送信イネーブル信号に基づき、(n−1)ビット以
下に区切られたユーザデータと、それに続く1ビットの
“0”レベルによるユーザデータ伝送単位を複数個、連
続して生成するユーザデータ生成手段とを備え、受信側
装置は、送信された(n+1)ビットのデータを一時的
に保持する一時保持手段と、一時保持手段に保持された
データからタイミング信号を検出するタイミング信号検
出手段と、検出されたタイミング信号に基づき、(n−
1)ビット以下の連続の“1”レベルと、それに続く1
ビットの“0”レベルによる受信イネーブル信号を生成
する受信イネーブル信号生成手段と、受信イネーブル信
号に基づき、一時保持手段に保持されているデータを受
信するユーザデータ受信手段とを備えたことにより、フ
レームの先頭位置の検出ロジックを簡略化することがで
きると共に、到着したデータから、タイミング信号を一
意に検出でき、ユーザデータを一意に抽出できるという
効果が得られる。
【0039】この発明によれば、送信側装置は、1ビッ
トの“0”レベルと、それに続くnビット連続の“1”
レベルによるタイミング信号を生成するタイミング信号
生成手段と、(n−1)ビット以下の連続の“1”レベ
ルと、それに続く1ビットの“0”レベルによる送信イ
ネーブル信号を生成する送信イネーブル信号生成手段
と、送信イネーブル信号に基づき、(n−1)ビット以
下に区切られたユーザデータと、それに続く1ビットの
“0”レベルによるユーザデータ伝送単位を複数個、連
続して生成するユーザデータ生成手段とを備え、受信側
装置は、送信された(n+1)ビットのデータを一時的
に保持する一時保持手段と、一時保持手段に保持された
データからタイミング信号を検出するタイミング信号検
出手段と、検出されたタイミング信号に基づき、(n−
1)ビット以下の連続の“1”レベルと、それに続く1
ビットの“0”レベルによる受信イネーブル信号を生成
する受信イネーブル信号生成手段と、受信イネーブル信
号に基づき、上記一時保持手段に保持されているデータ
を受信するユーザデータ受信手段とを備えたことによ
り、フレームの先頭位置の検出ロジックを簡略化するこ
とができると共に、到着したデータから、タイミング信
号を一意に検出でき、ユーザデータを一意に抽出できる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータ伝送方
式を実現するフレーム構造を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるデータ伝送方
式を実現する送信側装置と受信側装置間の接続例を示す
図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるデータ伝送方
式を実現する送信側装置の回路構成の例を示す図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1によるデータ伝送方
式を実現する受信側装置の回路構成の例を示す図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態1による送信側装置4
の各信号のタイミングチャートを示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による受信側装置5
の各信号のタイミングチャートを示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2によるデータ伝送方
式を実現するフレーム構造を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2によるデータ伝送方
式を実現する送信側装置の回路構成の例を示す図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態2によるデータ伝送方
式を実現する受信側装置の回路構成の例を示す図であ
る。
【図10】 従来のSDH伝送方式におけるSTM−1
のフレーム構造を示す図である。
【符号の説明】
1 タイミング信号、2 伝送ウインドウ、3 “0”
レベル時間領域、4送信側装置、5 受信側装置、6
タイミング信号生成手段、7 ユーザデータ生成手段、
8 送信イネーブル信号生成手段、9 送信イネーブル
信号、10送信タイミング信号、11 一時保持手段、
12 タイミング信号検出手段、13 受信イネーブル
信号生成手段、14 ユーザデータ受信手段、15 タ
イミング信号検出信号、16 受信イネーブル信号、1
7 データ信号線、18 クロック信号線。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA06 AA15 MM05 MM17 NN01 NN05 SS24 5K047 AA04 AA15 HH01 HH12 HH43 MM24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの先頭位置を示すタイミング信
    号とユーザデータの伝送を、単一の伝送路で行うデータ
    伝送方式において、 nビット連続の“1”レベルと、それに続く1ビットの
    “0”レベルにより、上記タイミング信号の伝送を行
    い、(n−1)ビット以下に区切られた上記ユーザデー
    タと、それに続く1ビットの“0”レベルによるユーザ
    データ伝送単位を、上記タイミング信号の時間領域外
    に、複数個、連続的に配置して、上記ユーザデータを伝
    送することを特徴とするデータ伝送方式。
  2. 【請求項2】 フレームの先頭位置を示すタイミング信
    号とユーザデータの伝送を、単一の伝送路で行うデータ
    伝送方式において、 1ビットの“0”レベルと、それに続くnビット連続の
    “1”レベルにより、上記タイミング信号の伝送を行
    い、(n−1)ビット以下に区切られた上記ユーザデー
    タと、それに続く1ビットの“0”レベルによるユーザ
    データ伝送単位を、上記タイミング信号の時間領域外
    に、複数個、連続的に配置して、上記ユーザデータを伝
    送することを特徴とするデータ伝送方式。
  3. 【請求項3】 フレームの先頭位置を示すタイミング信
    号とユーザデータの伝送を、送信側装置から受信側装置
    に単一の伝送路で行うデータ伝送方式において、 上記送信側装置は、 nビット連続の“1”レベルと、それに続く1ビットの
    “0”レベルによるタイミング信号を生成するタイミン
    グ信号生成手段と、 (n−1)ビット以下の連続の“1”レベルと、それに
    続く1ビットの“0”レベルによる送信イネーブル信号
    を生成する送信イネーブル信号生成手段と、 上記送信イネーブル信号生成手段が生成した送信イネー
    ブル信号に基づき、(n−1)ビット以下に区切られた
    上記ユーザデータと、それに続く1ビットの“0”レベ
    ルによるユーザデータ伝送単位を複数個、連続して生成
    するユーザデータ生成手段とを備え、 上記受信側装置は、 送信された(n+1)ビットのデータを一時的に保持す
    る一時保持手段と、 上記一時保持手段に保持されたデータから上記タイミン
    グ信号を検出するタイミング信号検出手段と、 上記タイミング信号検出手段により検出されたタイミン
    グ信号に基づき、(n−1)ビット以下の連続の“1”
    レベルと、それに続く1ビットの“0”レベルによる受
    信イネーブル信号を生成する受信イネーブル信号生成手
    段と、 上記受信イネーブル信号生成手段により生成された受信
    イネーブル信号に基づき、上記一時保持手段に保持され
    ているデータを受信するユーザデータ受信手段とを備え
    たことを特徴とするデータ伝送方式。
  4. 【請求項4】 フレームの先頭位置を示すタイミング信
    号とユーザデータの伝送を、送信側装置から受信側装置
    に単一の伝送路で行うデータ伝送方式において、 上記送信側装置は、 1ビットの“0”レベルと、それに続くnビット連続の
    “1”レベルによるタイミング信号を生成するタイミン
    グ信号生成手段と、 (n−1)ビット以下の連続の“1”レベルと、それに
    続く1ビットの“0”レベルによる送信イネーブル信号
    を生成する送信イネーブル信号生成手段と、 上記送信イネーブル信号生成手段が生成した送信イネー
    ブル信号に基づき、(n−1)ビット以下に区切られた
    上記ユーザデータと、それに続く1ビットの“0”レベ
    ルによるユーザデータ伝送単位を複数個、連続して生成
    するユーザデータ生成手段とを備え、 上記受信側装置は、 送信された(n+1)ビットのデータを一時的に保持す
    る一時保持手段と、 上記一時保持手段に保持されたデータから上記タイミン
    グ信号を検出するタイミング信号検出手段と、 上記タイミング信号検出手段により検出されたタイミン
    グ信号に基づき、(n−1)ビット以下の連続の“1”
    レベルと、それに続く1ビットの“0”レベルによる受
    信イネーブル信号を生成する受信イネーブル信号生成手
    段と、 上記受信イネーブル信号生成手段により生成された受信
    イネーブル信号に基づき、上記一時保持手段に保持され
    ているデータを受信するユーザデータ受信手段とを備え
    たことを特徴とするデータ伝送方式。
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