JP2001256936A - 電池パック - Google Patents

電池パック

Info

Publication number
JP2001256936A
JP2001256936A JP2000067496A JP2000067496A JP2001256936A JP 2001256936 A JP2001256936 A JP 2001256936A JP 2000067496 A JP2000067496 A JP 2000067496A JP 2000067496 A JP2000067496 A JP 2000067496A JP 2001256936 A JP2001256936 A JP 2001256936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
negative electrode
battery pack
positive electrode
electrolyte
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000067496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3799942B2 (ja
Inventor
Masaaki Mita
雅昭 三田
Takanari Kaneko
能也 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2000067496A priority Critical patent/JP3799942B2/ja
Publication of JP2001256936A publication Critical patent/JP2001256936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3799942B2 publication Critical patent/JP3799942B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線の接続強度が高く、耐衝撃性に優れた電
池パックを提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の電池単体50の積層体の端面に沿
ってプリント配線基板60が配置される。このプリント
配線基板60には二次電池用保護回路が実装されてい
る。リード21に配線70の後端がめがね端子80を介
して固着される。配線70の先端はコネクタ90を介し
てプリント配線基板60に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池パックに係り、
特にプリント配線基板と配線との接続構造を改良した電
池パックに関する。詳しくは、携帯機器に用いるのに好
適な電池パックに間する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用無線電話装置、携帯用パー
ソナルコンピュータ、携帯用ビデオカメラ等の携帯電子
機器の小型化に伴って、高エネルギー密度を有しかつ軽
量性に優れたリチウムイオン電池等の二次電池が実用化
されている。
【0003】このリチウムイオン二次電池を所定の電池
電圧以上に過充電すると、負極上でのリチウム金属の析
出、正極活物質の分解、有機電解液の分解等が起こり、
正負極の短絡、電池性能の劣化等の原因となる。逆に、
リチウムイオン二次電池を所定の電池電圧以下に過放電
すると、負極集電体の金属がイオン化して有機電解液中
に溶出し、集電機能の劣化及び負極活物質の脱落による
容量低下の原因となる。
【0004】そこで、リチウムイオン二次電池の過充電
及び過放電を防止するために、保護回路を実装したプリ
ント配線基板が電池パックに組み込まれている。例え
ば、保護回路及び二次電池を樹脂等からなるモールドケ
ースに収納した電池パック(バッテリパック)が知られ
ている。この電池パックでは、保護回路が実装されたプ
リント基板を二次電池の側部に配置してモールドケース
内に収納すると共に、放電端子、充電端子及び共通端子
をモールドケース内に設け、二次電池の正極端子及び負
極端子、プリント基板上の保護回路、放電端子、充電端
子及び共通端子を複数のタブを用いてハンダ付けにより
接続している。
【0005】特開平8−31460号、特開平11−1
26585号には、このプリント配線基板と電池要素と
を配線(ケーブルと称されることもある。)で接続する
ことが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】タブと端子とをハンダ
付けにより接続したものにあっては、電池パックが衝撃
(例えば携帯機器の落下衝撃)を受けたときにハンダが
剥れるおそれがある。
【0007】特開平8−31460号及び特開平11−
126585号には、配線を電池端子やプリント配線基
板に対してどのように接続するかについての開示はな
く、図面の記載からは配線は恐らくはハンダ付けにより
接続されているものと見られる。このようにハンダ付け
により接続されたリチウム二次電池においても、衝撃に
より接続が外れ易い。
【0008】本発明は、配線とプリント配線基板との接
続強度が高く、しかも組み立ても容易な電池パックを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電池パックは、
それぞれ正極端子及び負極端子を有した複数個の電池要
素と、プリント配線基板と、該プリント配線基板と前記
正極端子及び負極端子とを電気的に接続する配線とを備
えてなる電池パックにおいて、該配線の一端又は途中に
コネクタが設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0010】かかる電池パックにあっては、配線の一端
又は途中にコネクタを設けており、電池要素とプリント
配線基板との接続作業性が良好であり、また、このコネ
クタは衝撃が加えられても外れることはない。
【0011】本発明では、コネクタの第1の結合部をプ
リント配線基板に固着し、第2の結合部を配線の一端に
設け、これらの結合部を連結させるのが好ましい。ま
た、配線の他端を端子に対し接続金具のカシメ等の塑性
変形により接続するのが好ましい。それらの結果、製造
をより容易にし、且つ短絡や断線を有効に防止できる。
【0012】本発明では、コネクタを正極端子側と負極
端子側とで別々に設けることが好ましい。その結果、コ
ネクタでの短絡を有効に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して実施の形態
に係る電池について説明する。図1,2はそれぞれ実施
の形態に係る電池パックの分解斜視図、図3は実施の形
態における配線と電池のリードとの接続構造の説明図で
ある。
【0014】図1において、複数個(図示では5個)の
平板状の電池単体50が厚さ方向に積層されており、こ
の電池単体50の積層体の一端面に沿うようにプリント
配線基板60が配置される。このプリント配線基板60
には二次電池用保護回路が実装されている。各電池単体
50は、後述するように電池要素を外装材で被包したも
のであり、電池要素に連なる正極リード21及び負極リ
ード21が外装材の外部に引き出されている。
【0015】このリード21に配線70の後端が図3の
ようにめがね端子80と称される金属製接続チップ金具
を介して固着されている。なお、このめがね端子80は
周知のものであり、一端側の円筒部81に配線70が差
し込まれ、この円筒部81をカシメることにより配線7
0とめがね端子80とが固着される。めがね端子80の
他端側には孔82が設けられており、リード21の孔8
3と該孔82とにリベット84が挿入され、該リベット
84の先端をカシメることによりめがね端子80とリー
ド21とが固着される。
【0016】配線70の先端側はプリント配線基板60
に対しコネクタ90を介して接続される。このコネクタ
90は、プリント配線基板60に固着された第1の結合
部91と配線70の先端が固着された第2の結合部92
とを有する。これらの結合部91,92は雄形金具又は
雌形金具と、これらの金具をモールドしたそれぞれ合成
樹脂製の樹脂成形体とからなる。
【0017】第1の結合部91の金具は、例えば、ハン
ダ付け等によりプリント配線基板60上のプリント配線
に電気的に接続され、且つ、物理的にも堅固に固着され
ている。ただし、さらにこの結合部91はポッティング
等の樹脂モールドにより該基板6に固着されていてもよ
い。配線70は第2の結合部92の金具に対しハンダ付
け等により電気的に接続され、この接続部分を覆うよう
に樹脂成形体中がモールドされている。
【0018】このように、配線70はめがね端子80の
カシメによりリード21に堅固に接続されると共に、コ
ネクタ90を介してプリント配線基板60に堅固に接続
される。従って、この電池単体50、プリント配線基板
60、配線70及びコネクタ90を例えば合成樹脂フィ
ルム等によって被包してなる電池パックの耐衝撃性はき
わめて高いものとなる。
【0019】なお、電池パックは、合成樹脂フィルムに
よって被包されていてもよく、また合成樹脂ケースに納
められても良く、さらには合成樹脂モールドされてもよ
い。
【0020】図1では、1個の電池単体50に対し1個
のコネクタ90を接続しているが、図2のように複数の
電池単体に対し共通の第2の結合部94を接続し、これ
を共通の第1の結合部93に接続しても良い。その結
果、コネクタの数を減らすことができる。
【0021】また、図1においては、1つの電池単体5
0に対して正極リード21と負極リード21との共通の
1つのコネクタ91が設けられているが、本発明におい
ては、図17のように、正極リード用のコネクタと負極
用のコネクタとが別々に設けられていてもよい。図17
は、本発明の他の実施の形態に係る電池パックの分解斜
視図である。図17において、図1と同じ符号は同じも
のを表す。図17では、正極リード用のコネクタ91A
と負極用のコネクタ91Bとが別々に設けられている。
その結果、衝撃等によってコネクタで正極の配線と負極
の配線とが接触して短絡することを有効に防止できる。
また、図17においては、複数の電池単体で共通の正極
リード用のコネクタと共通の負極リード用のコネクタと
が設けられている。その結果、コネクタの数を減らすこ
とが可能となり、製造の手間及び製造コストを低減する
ことができる。
【0022】なお、上記の電池単体50は直列に接続さ
れても良く、並列に接続されても良いが、電池容量を増
大させるために並列に接続されることが多い。
【0023】以下、上記の電池単体の好適な形態につい
て説明する。
【0024】図4は、この電池単体の分解斜視図、図5
はこの電池単体の要部の断面図、図6は電池要素の概略
的な斜視図、図7は電池単体の斜視図である。
【0025】この電池単体は、電池要素1を外装材2の
凹部2aに収容した後、必要に応じ電池要素1の端子部
(タブ4a,4b)付近にエポキシ樹脂等の絶縁材料5
を注入し、その後外装材3を外装材2に被せ、真空封止
により外装材2,3の周縁部2a,3aを接合したもの
である。
【0026】図4の通り、外装材2は平板状である。外
装材3は方形箱状の凹部よりなる収容部3bと、この収
容部3bの4周縁からフランジ状に外方に張り出す周縁
部3aとを有した浅い無蓋箱状のものである。
【0027】図6の通り、電池要素1は、複数の単位電
池要素を積層したものである。この単位電池要素から
は、タブ4a又は4bが引き出されている。正極からの
各タブ4a同士は束ねられて(即ち、相互に重ね合わさ
れ)、正極リード21が接合されている。負極からのタ
ブ4b同士も束ねられ、負極リード21が接合されてい
る。
【0028】外装材3の収容部3b内に電池要素1が収
容され、絶縁材料5がタブ4a,4b付近に注入され、
好ましくは硬化される前に、外装材2が被せられる。電
池要素1から延出した1対のリード21は、それぞれ外
装材2,3の1辺部の周縁部2a,3a同士の合わせ面
を通って外部に引き出される。その後、減圧(好ましく
は真空)雰囲気下で外装材2,3の4周縁の周縁部2
a,3a同士が熱圧着、超音波溶着などの手法によって
気密に接合され、電池要素1が外装材2,3内に封入さ
れる。
【0029】周縁部2a,3a同士が接合されることに
より、接合片部4A,4F,4Gが形成される。この接
合片部4A,4F,4Gは、電池要素1を被包している
被包部4Bから外方に張り出している。そこで、この接
合片部4A,4F,4Gを被包部4Bに沿うように折曲
し、接着剤や接着テープ(図示略)等によって被包部4
Bの側面に留め付けられる。
【0030】上記の絶縁材料5としては、エポキシ樹脂
やアクリル樹脂などの合成樹脂が好適である。なお、こ
の絶縁材料5は省略されてもよい。絶縁材料5は、通常
流動性を有する未硬化の状態で端子部に供給され、しか
る後硬化される。
【0031】図4では、外装材2,3が別体となってい
るが、本発明では、図8のように外装材2,3が一連一
体となっていても良い。図8では、外装材3の一辺と外
装材2の一辺とが連なり、外装材2が外装材3に対し屈
曲可能に連なる蓋状となっている。この外装材2,3が
連なる一辺から、収容部3bの凹部が形成されており、
この一辺においては接合片部が形成されていない以外は
接合片部と同一の構成のものとなる。
【0032】図4,8では、収容部3bを有した外装材
3と平板状の外装材2とが示されているが、本発明では
図9のように、それぞれ浅箱状の収容部6b、7bと、
該収容部6b、7bの4周縁から張り出す周縁部6a,
7aとを有した外装材6,7によって電池要素1を被包
してもよい。図9では、外装材6,7が一連一体となっ
ているが、前記図1と同様にこれらは別体となっていて
もよい。
【0033】本発明では、図10のように1枚の平たい
シート状の外装材8を中央辺8aに沿って2ツ折り状に
折り返して第1片8Aと第2片8Bとの2片を形成し、
これら第1片8Aと第2片8Bとの間に電池要素1を介
在させ、図11の如く、第1片8Aと第2片8Bの周縁
部8b同士を接合して電池要素1を封入してもよい。
【0034】このように構成された本発明の電池にあっ
ては、端子部(タブ4a,4b)に絶縁材料5が充填さ
れているので、端子部における短絡が防止される。
【0035】なお、この実施の形態にあっては、折曲さ
れた接合片部を被包部に沿わせ、接着剤や接着テープで
固定しているため、電池の側面の強度、剛性が高い。も
ちろん、折曲された接合片部や張出片が被包部から離反
することも防止される。また、電池の側面の強度、剛性
が高いので、側面に衝撃を受けた場合でも、活物質に剥
れが生じることが防止される。
【0036】この電池要素は、正極及び負極を有する平
板状の単位電池要素を厚さ方向に複数積層してなる平板
積層型電池要素である。本発明は、特にリチウム二次電
池に適用するのに好適であるので、以下に上記の電池要
素をリチウム二次電池要素とした場合の好適な構成につ
いて説明する。
【0037】図12は、このリチウム二次電池要素の単
位電池要素の好適な一例を示すものである。この単位電
池要素は、正極集電体22、正極活物質23、スペーサ
(電解質層)24、負極活物質25、負極集電体26を
積層したものである。通常、正極活物質23は正極集電
体22の片面上に結着され、負極活物質25は負極集電
体26の片面上に結着されている。
【0038】この単位電池要素を複数個積層して電池要
素とするのであるが、この積層に際しては、正極を上側
とし負極を下側とした順姿勢(図12)の単位電池要素
と、これとは逆に正極を下側とし負極を上側とした逆姿
勢(図示略)の単位電池要素とを交互に積層する。即
ち、積層方向に隣り合う単位電池要素は同極同士を(即
ち、正極同士及び負極同士)が対面するように積層され
る。
【0039】この単位電池要素の正極集電体22からは
正極タブ4aが延設され、負極集電体26からは負極タ
ブ4bが延設されている。
【0040】図12のように正極集電体と負極集電体と
の間に正極活物質、スペーサ及び負極活物質を積層した
単位電池要素の代わりに、図13に示すように、正極集
電体15a又は負極集電体15bを芯材としてその両面
に正極活物質11a又は負極活物質12aを積層してな
る正極11、負極12を準備し、この正極11と負極1
2とを図11の如くスペーサ(電解質層)13を介して
交互に積層して単位電池要素としてもよい。この場合
は、1対の正極11と負極12との組み合わせ(厳密に
は正極11の集電体15aの厚み方向の中心から負極1
2の集電体15bの厚み方向の中心まで)が単位電池要
素に相当する。
【0041】正極集電体15a,22としてはアルミニ
ウム、ステンレス、ニッケル等の金属箔が使用でき、特
にアルミニウムが好適であり、負極集電体15b,26
としては、銅、ステンレス、ニッケルなどの金属箔が使
用でき、特に銅が好適である。集電体の厚みは1〜30
μm程度が好ましい。
【0042】正極活物質としては、リチウムイオンを吸
蔵・放出可能であれば無機化合物でも有機化合物でも使
用できる。無機化合物として、遷移金属酸化物、リチウ
ムと遷移金属との複合酸化物、遷移金属硫化物、具体的
には、MnO、V、V O113、TiO等の
遷移金属酸化物、ニッケル酸リチウム、コバルト酸リチ
ウム、マンガン酸リチウムなどのリチウムと遷移金属と
の複合酸化物、TiS 、FeS、MoSなどの遷移
金属硫化物等が挙げられる。これらの化合物はその特性
を向上させるために部分的に元素置換したものであって
もよい。有機化合物としては、例えばポリアニリン、ポ
リピロール、ポリアセン、ジスルフィド系化合物、ポリ
スルフィド系化合物が挙げられる。正極活物質は、これ
らの無機化合物、有機化合物を混合して用いてもよい。
特に好ましいものは、コバルト、ニッケル及びマンガン
からなる群から選ばれる少なくとも1種の遷移金属とリ
チウムとの複合酸化物である。
【0043】正極活物質の粒径は、それぞれ電池の他の
構成要素との兼合で適宜選択すればよいが、通常1〜3
0μm、特に1〜10μmとするのが初期効率、サイク
ル特性等の電池特性が向上するので好ましい。
【0044】負極活物質としては、通常、グラファイト
やコークス等の炭素系物質が挙げられる。この炭素系物
質は、金属、金属塩、酸化物などとの混合体や、被覆体
の形態として用いてもよい。負極活物質としては、ケイ
素、錫、亜鉛、マンガン、鉄、ニッケル等の酸化物や硫
酸塩、金属リチウム、Li−Al、Li−Bi−Cd、
Li−Sn−Cd等のリチウム合金、リチウム遷移金属
窒化物、シリコン等も使用できる。好ましくは、容量の
面からグラファイト又はコークスである。負極活物質の
平均粒径は、初期効率、レイト特性、サイクル特性など
の電池特性の向上の観点から、通常12μm以下、好ま
しくは、10μm以下とする。この粒径が大きすぎると
電子伝導性が悪化する。また、通常は0.5μm以上、
好ましくは7μm以上である。
【0045】これらの正極活物質及び負極活物質を集電
体上に結着させるために、バインダーを使用することが
好ましい。バインダーとしてはシリケート、ガラスのよ
うな無機化合物や、主として高分子からなる各種の樹脂
が使用できる。樹脂としては、例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ−1,1−ジメチルエチレンなど
のアルカン系ポリマー;ポリブタジエン、ポリイソプレ
ンなどの不飽和系ポリマー;ポリスチレン、ポリメチル
スチレン、ポリビニルピリジン、ポリ−N−ビニルピロ
リドンなどの環を有するポリマー;ポリメタクリル酸メ
チル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸ブチ
ル、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポ
リアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド
などのアクリル系ポリマー;ポリフッ化ビニル、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ
素系樹脂;ポリアクリロニトリル、ポリビニリデンシア
ニドなどのCN基含有ポリマー;ポリ酢酸ビニル、ポリ
ビニルアルコールなどのポリビニルアルコール系ポリマ
ー;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどのハロゲ
ン含有ポリマー;ポリアニリンなどの導電性ポリマーな
どが使用できる。また、上記のポリマーなどの混合物、
変性体、誘導体、ランダム共重合体、交互共重合体、グ
ラフト共重合体、ブロック共重合体などであっても使用
できる。
【0046】活物質100重量部に対するバインダーの
配合量は好ましくは0.1〜30重量部、更に好ましく
は1〜15重量部である。樹脂の量が少なすぎると電極
の強度が低下することがある。樹脂の量が少なすぎると
容量が低下したり、レイト特性が低下したりすることが
ある。
【0047】正極活物質及び負極活物質中には必要に応
じて導電材料、補強材などの各種の機能を発現する添加
剤、粉体、充填材などを添加しても良い。
【0048】導電材料としては、上記活物質に適量混合
して導電性を付与できるものであれば特に制限は無い
が、通常、アセチレンブラック、カーボンブラック、黒
鉛などの炭素粉末や、各種の金属のファイバー、箔など
が挙げられる。添加剤としては、トリフルオロプロピレ
ンカーボネート、ビニレンカーボネート、1,6−Di
oxaspiro〔4,4〕nonane−2,7−d
ione、12−クラウン−4−エーテルなどが電池の
安定性、寿命を高めるために使用することができる。補
強材としては、各種の無機、有機の球状、繊維状フィラ
ーなどが使用できる。
【0049】電極を集電体上に形成する手法としては、
例えば、粉体状の活物質をバインダーと共に溶剤と混合
し、ボールミル、サンドミル、二軸混練機などにより分
散塗料化したものを、集電体上に塗布して乾燥する方法
が好適に行われる。この場合、用いられる溶剤の種類
は、電極材に対して不活性であり且つバインダーを溶解
し得る限り特に制限されず、例えばN−メチルピロリド
ン等の一般的に使用される無機、有機溶剤のいずれも使
用できる。
【0050】また、活物質をバインダーと混合し加熱す
ることにより軟化させた状態で、集電体上に圧着、ある
いは吹き付ける手法によって電極材層を形成することも
できる。さらには活物質を単独で集電体上に焼成するこ
とによって形成することもできる。
【0051】正極、負極内には通常イオン移動相が形成
される。電極中におけるイオン移動相の占める割合は、
高い方がイオン移動が容易になり、レイト特性上は好ま
しい一方で低い方が容量的には高くなる。好ましくは1
0〜50体積%である。イオン移動相の材料としては、
後述する電解質相の材料と同様のものが使用できる。
【0052】正極活物質及び負極活物質の膜厚は容量的
には厚い方が、レイト上は薄い方が好ましい。膜厚は通
常20μm以上、好ましくは、30μm以上、さらに好
ましくは50μm以上、最も好ましくは80μm以上で
ある。正極及び負極膜厚は、通常200μm以下、好ま
しくは150μm以下である。
【0053】スペーサ(電解質層)13,24は、通
常、流動性を有する電解液や、ゲル状電解質や完全固体
型電解質等の非流動性電解質等の各種の電解質を含む。
電池の特性上は電解液又はゲル状電解質が好ましく、ま
た、安全上は非流動性電解質が好ましい。特に、非流動
性電解質を使用した場合、従来の電解液を使用した電池
に対してより有効に液漏れが防止できるので、後述する
ラミネートフィルムのような形状可変性を有するケース
を使用する利点を最大に生かすことができる。
【0054】電解質層に使用される電解液は、通常支持
電解質を非水系溶媒に溶解したものである。
【0055】支持電解質としては、電解質として正極活
物質及び負極活物質に対して安定であり、かつリチウム
イオンが正極活物質或いは負極活物質と電気化学反応を
するための移動をおこない得る非水物質であればいずれ
のものでも使用することができる。具体的にはLiPF
、LiAsF、LiSbF、LiBF、LiC
lO、LiI、LiBr、LiCl、LiAlCl、
LiHF、LiSCN、LiSOCF等のリチウ
ム塩が挙げられる。これらのうちでは特にLiPF
LiClOが好適である。
【0056】これら支持電解質を非水系溶媒に溶解した
状態で用いる場合の濃度は、0.5〜2.5mol/L
が好適である。これら支持電解質を溶解する非水系溶媒
は特に限定されないが、比較的高誘電率の溶媒が好適に
用いられる。具体的には、エチレンカーボネート、プロ
ピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチル
カーボネート、エチルメチルカーボネートなどの非環状
カーボネート類、テトラヒドロフラン、2−メチルテト
ラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のグライム類、γ
−ブチルラクトン等のラクトン類、スルフォラン等の硫
黄化合物、アセトニトリル等のニトリル類等の1種又は
2種以上が例示される。
【0057】これらのうちでは、特にエチレンカーボネ
ート、プロピレンカーボネート等の環状カーボネート
類、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エ
チルメチルカーボネートなどの非環状カーボネート類か
ら選ばれた1種又は2種以上の溶媒が好適である。ま
た、これらの溶媒に添加剤などを加えてもよい。添加剤
としては、例えば、トリフルオロプロピレンカーボネー
ト、ビニレンカーボネート、1,6−Dioxaspi
ro〔4,4〕nonane−2,7−dione、1
2−クラウン−4−エーテルなどが電池の安定性、寿命
を高める目的で使用できる。
【0058】電解質層に使用できるゲル状電解質は、通
常、上記電解液を高分子によって保持してなる。即ち、
ゲル状電解質は、通常電解液が高分子のネットワーク中
に保持されて全体として流動性が著しく低下したもので
ある。このようなゲル状電解質は、イオン伝導性などの
特性は通常の電解液に近い特性を示すが、流動性、揮発
性などは著しく抑制され、安全性が高められている。ゲ
ル状電解質中の高分子の比率は好ましくは1〜50重量
%である。低すぎると電解液を保持することができなく
なり、液漏れが発生することがある。高すぎるとイオン
伝導度が低下して電池特性が悪くなる傾向にある。
【0059】ゲル状電解質に使用する高分子としては、
電解液と共にゲルを構成しうる高分子であれば特に制限
は無く、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリイミドなどの重縮合によって生成されるもの、
ポリウレタン、ポリウレアなどのように重付加によって
生成されるもの、ポリメタクリル酸メチルなどのアクリ
ル誘導体系ポリマーやポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリフッ化ビニリデンなどのポリビニル系などの付
加重合で生成されるものなどがある。好ましい高分子と
しては、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化ビニリデン
を挙げることができる。ここで、ポリフッ化ビニリデン
とは、フッ化ビニリデンの単独重合体のみならず、ヘキ
サフルオロプロピレン等他のモノマー成分との共重合体
をも包含する。また、アクリル酸、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、エトキシエチルアクリレート、メト
キシエチルアクリレート、エトキシエトキシエチルアク
リレート、ポリエチレングリコールモノアクリレート、
エトキシエチルメタクリレート、メトキシエチルメタク
リレート、エトキシエトキシエチルメタクリレート、ポ
リエチレングリコールモノメタクリレート、N,N−ジ
エチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルア
ミノエチルアクリレート、グリシジルアクリレート、ア
リルアクリレート、アクリロニトリル、N−ビニルピロ
リドン、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエ
チレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリ
コールアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリ
レート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリ
エチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレン
グリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコール
ジメタクリレートなどのアクリル系モノマーを重合して
得られるアクリル系ポリマーも好ましく用いることがで
きる。
【0060】上記高分子の重量平均分子量は、通常10
000〜5000000の範囲である。分子量が低いと
ゲルを形成しにくくなる。分子量が高いと粘度が高くな
りすぎて取り扱いが難しくなる。高分子の電解液に対す
る濃度は、分子量に応じて適宜選べばよいが、好ましく
は0.1〜30重量%である。濃度が低すぎるとゲルを
形成しにくくなり、電解液の保持性が低下して流動、液
漏れの問題が生じることがある。濃度が高すぎると粘度
が高くなりすぎて工程上困難を生じると共に、電解液の
割合が低下してイオン伝導度が低下しレイト特性などの
電池特性が低下することがある。
【0061】電解質層として完全固体状の電解質層を用
いることもできる。このような固体電解質としては、こ
れまで知られている種々の固体電解質を用いることがで
きる。例えば、上述のゲル状電解質で用いられる高分子
と支持電解質塩を適度な比で混合して形成することがで
きる。この場合、伝導度を高めるため、高分子は極性が
高いものを使用し、側鎖を多数有するような骨格にする
ことが好ましい。
【0062】電解質層として、上記電解質を多孔膜等の
多孔性シートに含浸したものを用いてもよい。
【0063】電解質層の厚みは、通常1〜200μm、
好ましくは、5〜100μmである。
【0064】多孔性シートとしては、具体的には厚さ通
常1μm以上、好ましくは5μm以上、また通常200
μm以下、好ましくは100μm以下のものが使用され
る。空隙率は、通常10〜95%、好ましくは30〜8
5%程度である。多孔性シートの材料としては、ポリオ
レフィン又は水素原子の一部もしくは全部がフッ素置換
されたポリオレフィンを使用することができる。具体的
には、ポリオレフィン等の合成樹脂を用いて形成した微
多孔性膜、不織布、織布等を用いることができる。
【0065】電極の平面形状は任意であり、四角形、円
形、多角形等にすることができる。
【0066】図12,14の通り、集電体22,26又
は15a,15bには、通常、リード結合用のタブ4
a,4bが連設される。電極が四角形であるときは、通
常図6に示すように電極の一辺の一サイド近傍に正極集
電体より突出するタブ4aを形成し、また、負極集電体
のタブ4bは他サイド近傍に形成する。
【0067】複数の電池要素を積層するのは、電池の高
容量化を図る上で有効であるが、この際、電池要素それ
ぞれからのタブ4aとタブ4bの夫々は、通常、厚さ方
向に結合されて正極と負極のリード結合端子が形成され
る。その結果、大容量の電池要素1を得ることが可能と
なる。
【0068】タブ4a,4bには、図5に示すように、
薄片状の金属からなるリード21が結合される。その結
果、リード21と電池要素の正極及び負極とが電気的に
結合される。タブ4a同士、4b同士の結合及びタブ4
a,4bとリード21との結合はスポット溶接等の抵抗
溶接、超音波溶着あるいはレーザ溶接によって行うこと
ができる。
【0069】本発明においては、上記正極リードと負極
リードの少なくとも一方のリード21好ましくは両方の
リードとして、焼鈍金属を使用するのが好ましい。その
結果、強度のみならず折れ曲げ耐久性に優れた電池とす
ることができる。
【0070】リードに使用する金属の種類としては、一
般的にアルミや銅、ニッケルやSUSなどを用いること
ができる。正極のリードとして好ましい材料はアルミニ
ウムである。また、負極のリードとして好ましい材質は
銅である。
【0071】リード21の厚さは、通常1μm以上、好
ましくは10μm以上、更に好ましくは20μm以上、
最も好ましくは40μm以上である。薄すぎると引張強
度等リードの機械的強度が不十分になる傾向にある。ま
た、リードの厚さは、通常1000μm以下、好ましく
は500μm以下、さらに好ましくは100μm以下で
ある。厚すぎると折り曲げ耐久性が悪化する傾向にあ
り、また、ケースによる電池要素の封止が困難になる傾
向にある。リードに後述する焼鈍金属を使用することに
よる利点は、リードの厚さが厚いほど顕著である。
【0072】リードの幅は通常1mm以上20mm以
下、特に1mm以上10mm以下程度であり、リードの
外部への露出長さは通常1mm以上50mm以下程度で
ある。
【0073】上記の外装材2,3,6,7,8は、形状
可変性を有することが好ましい。その結果、電池の形状
を様々に変更することが容易に可能となる。また、外装
材の内部を真空状態とした後、外装材の周縁部を封止す
ることにより、電池要素1に押し付け力を付与すること
ができ、その結果、サイクル特性などの電池特性を向上
させることができる。
【0074】外装材の材料としては、アルミニウム、ニ
ッケルメッキをした鉄、銅等の金属、合成樹脂等を用い
ることができるが、好ましくは金属と合成樹脂が積層さ
れたラミネート状の複合材が用いられる。このラミネー
ト状の複合材を用いることにより、外装材の薄膜化・軽
量化が可能となり、電池全体としての容量を向上させる
ことができる。
【0075】ラミネート状複合材としては、図15
(A)に示すように、金属層40と合成樹脂層41が積
層されたものを使用することができる。この金属層40
は水分の浸入の防止あるいは形状保持性を維持させるも
ので、アルミニウム、鉄、銅、ニッケル、チタン、モリ
ブデン、金等の単体金属やステンレス、ハステロイ等の
合金又は酸化アルミニウム等の金属酸化物でもよい。特
に加工性の優れたアルミニウムが好ましい。
【0076】金属層40の形成は、金属箔、金属蒸着
膜、金属スパッター等を用いて行うことができる。
【0077】合成樹脂層41は、ケース部材の保護ある
いは電解質による侵触を防止したり、金属層と電池要素
等との接触を防止したり、あるいは金属層の保護のため
に用いられるもので、本発明において合成樹脂は、弾性
率、引張伸び率は制限されるものではない。従って本発
明における合成樹脂は一般にエラストマーと称されるも
のも含むものとする。
【0078】合成樹脂としては、熱可塑性プラスチッ
ク、熱可塑性エラストマー類、熱硬化性樹脂、プラスチ
ックアロイが使われる。これらの樹脂にはフィラー等の
充填材が混合されているものも含んでいる。
【0079】また、ラミネート状複合材は、図15
(B)に示すように金属層40の外側面に外側保護層と
して機能するための合成樹脂層41を設けると共に、内
側面に電解質による腐蝕や金属層と電池要素との接触を
防止したり金属層を保護するための内側保護層として機
能する合成樹脂層42を積層した三層構造体とすること
ができる。
【0080】この場合、外側保護層に使用する樹脂は、
好ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、変性ポリオ
レフィン、アイオノマー、非晶性ポリオレフィン、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリアミド等耐薬品性や機械
的強度に優れた樹脂が望ましい。
【0081】内側保護層としては、耐薬品性の合成樹脂
が用いられ、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、変
性ポリオレフィン、アイオノマー、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等を用いることができる。
【0082】また、複合材は図16に示すように金属層
40と保護層形成用合成樹脂層41、耐蝕層形成用合成
樹脂層42間にそれぞれ接着剤層43を設けることもで
きる。さらにまた、ケース部材同士を接着するために、
複合材の最内面に溶着可能なポリエチレン、ポリプロピ
レン等の樹脂からなる接着層を設けることもできる。こ
れらの金属、合成樹脂あるいは複合材を用いてケースが
形成される。ケースの成形はフィルム状体の周囲を融着
して形成してもよく、シート状体を真空成形、圧空成
形、プレス成形等によって絞り成形してもよい。また、
合成樹脂を射出成形することによって成形することもで
きる。射出成形によるときは、金属層はスパッタリング
等によって形成されるのが通常である。
【0083】外装材に凹部よりなる収容部を設けるには
絞り加工等によって行うことができる。
【0084】
【発明の効果】以上の通り、本発明の電池パックは、配
線とプリント配線基板や電池端子との接続強度が高く、
耐衝撃性に優れる。また、コネクタによる接続は極めて
容易なので生産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る電池パックの分解斜視図であ
る。
【図2】別の実施の形態に係る電池パックの分解斜視図
である。
【図3】実施の形態における配線とリードとの結合説明
図であり、(a)図は分解図、(b)図は側面図であ
る。
【図4】電池単体の分解斜視図である。
【図5】電池単体の要部の断面図である。
【図6】電池単体の電池要素を示す斜視図である。
【図7】電池単体の斜視図である。
【図8】別の電池単体の製造途中の斜視図である。
【図9】さらに別の電池単体の製造途中の斜視図であ
る。
【図10】さらに異なる電池単体の製造途中の斜視図で
ある。
【図11】図10の電池の製作途中の平面図である。
【図12】単位電池要素の模式的な断面図である。
【図13】正極又は負極の模式的な断面図である。
【図14】電池要素の模式的な断面図である。
【図15】(A),(B)図はそれぞれ外装材を構成す
る複合材の一例を示す縦断面図である。
【図16】外装材を構成する複合材の他の例を示す縦断
面図である。
【図17】別の実施の形態に係る電池パックの分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 電池要素 2,3,6,7,8 外装材 4a,4b タブ 4A,4F 接合片部 4B,4G 被包片部 5 絶縁材料 11 正極 11a 正極活物質 12 負極 12b 負極活物質 13 非流動性電解質層 15a 正極集電体 15b 負極集電体 21 リード 22 正極集電体 23 正極活物質 24 スペーサ(電解質層) 25 負極活物質 26 負極集電体 40 金属層 41,42 合成樹脂層 43 接着剤層 50 電池単体 60 プリント配線基板 70 配線 80 めがね端子 90 コネクタ 91,93 第1の結合部 92,94 第2の結合部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ正極端子及び負極端子を有した
    複数個の電池要素と、 プリント配線基板と、 該プリント配線基板と前記正極端子及び負極端子とを電
    気的に接続する配線とを備えてなる電池パックにおい
    て、 該配線の一端又は途中にコネクタが設けられていること
    を特徴とする電池パック。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コネクタは、前
    記プリント配線基板に固着された第1の結合部と、前記
    配線の一端が接続された第2の結合部とを備え、該第1
    の結合部と第2の結合部とが連結されていることを特徴
    とする電池パック。
  3. 【請求項3】 請求項2において、該配線の他端が前記
    端子に対し接続金具の塑性変形により接続されているこ
    とを特徴とする電池パック。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記電池パックは携帯機器用のものであることを特
    徴とする電池パック。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記コネクタは、正極端子側と負極端子側で別々に
    設けられていることを特徴とする電池パック。
JP2000067496A 2000-03-10 2000-03-10 電池パック Expired - Lifetime JP3799942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067496A JP3799942B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 電池パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067496A JP3799942B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 電池パック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001256936A true JP2001256936A (ja) 2001-09-21
JP3799942B2 JP3799942B2 (ja) 2006-07-19

Family

ID=18586679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000067496A Expired - Lifetime JP3799942B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 電池パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3799942B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056643A1 (en) * 2001-12-26 2003-07-10 Sony Corporation Battery pack
JP2008186725A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Sanyo Electric Co Ltd 電池パック及びその製造方法
JP2009163932A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Sharp Corp 電池パック
US20120083170A1 (en) * 2010-09-30 2012-04-05 Apple Inc. Battery connector with lid for easy disconnect
WO2013058322A1 (ja) * 2011-10-19 2013-04-25 矢崎総業株式会社 電源装置
WO2014061335A1 (ja) * 2012-10-19 2014-04-24 住友重機械工業株式会社 蓄電モジュール及び作業機械
US9029000B2 (en) 2009-12-03 2015-05-12 Samsung Sdi Co., Ltd. Circuit substrate module and battery module using the same

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056643A1 (en) * 2001-12-26 2003-07-10 Sony Corporation Battery pack
CN1293650C (zh) * 2001-12-26 2007-01-03 索尼株式会社 电池组
US7595129B2 (en) 2001-12-26 2009-09-29 Sony Corporation Battery pack having a battery unit of sheet-shaped secondary batteries connected through a terminal block
JP2008186725A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Sanyo Electric Co Ltd 電池パック及びその製造方法
JP2009163932A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Sharp Corp 電池パック
US9029000B2 (en) 2009-12-03 2015-05-12 Samsung Sdi Co., Ltd. Circuit substrate module and battery module using the same
US20120083170A1 (en) * 2010-09-30 2012-04-05 Apple Inc. Battery connector with lid for easy disconnect
US8506334B2 (en) * 2010-09-30 2013-08-13 Apple Inc. Battery connector with lid for easy disconnect
WO2013058322A1 (ja) * 2011-10-19 2013-04-25 矢崎総業株式会社 電源装置
US9859545B2 (en) 2011-10-19 2018-01-02 Yazaki Corporation Power supply device
WO2014061335A1 (ja) * 2012-10-19 2014-04-24 住友重機械工業株式会社 蓄電モジュール及び作業機械
JPWO2014061335A1 (ja) * 2012-10-19 2016-09-05 住友重機械工業株式会社 蓄電モジュール及び作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP3799942B2 (ja) 2006-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4126711B2 (ja) 非水電解質電池
JP2001250516A (ja) 電 池
JP2001256960A (ja) 電 池
JP2001256933A (ja) 電池及び電池パック
JP2001250515A (ja) 電 池
JP3968980B2 (ja) 電池パック
JP2000311717A (ja) 電池要素及び電池
JP2001325945A (ja) 電池及びその製造方法
JP4656083B2 (ja) 電池パック
JP2002075324A (ja) 電 池
JP2000195475A (ja) 二次電池
JP3829630B2 (ja) 二次電池
JP4365991B2 (ja) 電池接続構造
JP4009410B2 (ja) 平板積層型電池及び平板積層型電池の製造方法
JP3791351B2 (ja) 電池パック
JP2002141055A (ja) 平板積層型電池
JP2002260736A (ja) リチウム二次電池
JP3799942B2 (ja) 電池パック
JP3832252B2 (ja) リチウム二次電池用収容部材及びそれを用いた二次電池パック
JP4516180B2 (ja) 電池用リード及び電池用リードの取り付け構造
JP2001338686A (ja) 単位電池要素及び平板積層型電池
JP2002075327A (ja) 電 池
JP2001250586A (ja) 電 池
JP2003086152A (ja) 電 池
JP2002141030A (ja) 電 池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3799942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140512

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term