JP2001256518A - 自動改札システムと自動復帰方法 - Google Patents

自動改札システムと自動復帰方法

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JP2001256518A
JP2001256518A JP2000065143A JP2000065143A JP2001256518A JP 2001256518 A JP2001256518 A JP 2001256518A JP 2000065143 A JP2000065143 A JP 2000065143A JP 2000065143 A JP2000065143 A JP 2000065143A JP 2001256518 A JP2001256518 A JP 2001256518A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多くの自動改札機が異常状態となって通過でき
なくなった際に改札処理を円滑に行う。 【解決手段】CPU10は、インタフェース15を介し
て各自動改札機からの状態変化通知電文を受信した際、
その通知された状態変化を自動改札機の号機ごとに状態
情報としてメモリ13に保存し、所定単位で最新の自動
改札機の全号機の状態情報をメモリ13から読み込み、
この全号機の状態情報と予めメモリ13に設定されてい
る異常判断情報とから各自動改札機が正常、異常、回復
可能異常かを判断し、判断結果情報を算出してメモリ1
3に保存し、判断結果としての正常稼動台数と予めメモ
リ13に設定されている最低稼動台数とを比較し、「最
低稼動台数>正常稼動台数」であった場合、メモリ13
に保存されている判断結果情報から回復可能異常の自動
改札機に対して正常復帰処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の自動改札
機と監視盤とデータ集計機とから構成される自動改札シ
ステムと自動復帰方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動改札機は、無札による強行突破や、
小児違反(小児券違反)等で強行突破されたとき、30
秒から1分程度警報を鳴らし、ドアを閉じて通行を遮断
する。同時に複数の通路(自動改札機)で強行突破され
たときは、その自動改札機すべてが30秒から1分程度
使えなくなる。そうなると正常な乗客(利用者)も通行
ができなくなり、不便であった。
【0003】また、全ての自動改札機が全く通れなくな
ると、正常な利用者でも待ちきれずに強行突破し、さら
に使えなくなる時間が延長するといったように悪循環と
なる。
【0004】災害時等で、他社線からの振り替え乗車等
が発生した場合、無札の人や非磁気化券である振り替え
乗車証を自動改札機に投入したりして、強行突破以外の
異常等が発生する頻度が高くなり、上記と同様に正常な
乗客(利用者)が通行できなくなることがある。
【0005】例えば、大雨等の災害で、列車の遅延また
は間引き運転が開始されると、駅構内は混雑することに
なる。そして、振り替え輸送の乗客でさらに駅が混雑す
るといった状態に陥る。複数の路線が存在する駅などで
は、1つの路線がこのような状態になると、正常に運転
をしている路線の乗客まで混雑により駅の利用に支障が
でてくる。
【0006】このような状況下では、次のような事象が
発生する。いつもであれば正常に改札を利用することが
できるが、混雑時には振り替え乗車利用者等により、き
っぷや定期券の入れ間違いやひどい場合には自動改札機
を強行突破されることが特に多くなる。
【0007】一方、一旦自動改札機を強行突破される
と、その自動改札機は30秒から1分程度警報を鳴動さ
せ、ドアを閉じ、後続の乗客が利用できない状態とな
る。
【0008】混雑時に自動改札機を利用できなくなった
乗客は、他の稼働中の自動改札機に殺到することにな
る。災害時等の状況下では、自動改札機が自動復帰(3
0秒〜1分)するのを待ちきれない乗客が出てくる。さ
らに自動改札機を強行突破するといった事態になり、ど
んどん稼働している自動改札機が減少し、ほとんどすべ
てが警報を鳴動させドアを閉じた状態となり、最悪、全
く通過できなくなる。一種のパニック状態となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、災害
時等で、他社線からの振り替え乗車等が発生した場合、
無札の人や非磁気化券である振り替え乗車証を自動改札
機に投入したりして、強行突破以外の異常等が発生して
多くの自動改札機が異常状態となって通過できなくな
り、改札処理が円滑に行うことができなくなるという問
題があった。
【0010】そこで、この発明は、多くの自動改札機が
異常状態となって通過できなくなった際に改札処理を円
滑に行うことのできる自動改札システムと自動復帰方法
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の自動改札シス
テムは、複数の自動改札機と監視盤とデータ集計機とか
ら構成される自動改札システムにおいて、上記自動改札
機は、当該自動改札機の状態が変化するごとに、その状
態が変化した通知情報を上記データ集計機に送信する送
信手段を有し、上記データ集計機が、上記送信手段から
送信された状態変化通知情報を受信した際、当該自動改
札機の変化した状態情報を保存する保存手段と、所定時
間間隔で、上記保存手段に保存されている全ての自動改
札機の状態情報から所定の異常判断基準に基づいて正常
稼動台数を算出する算出手段と、この算出手段で算出さ
れた正常稼動台数と所定の最低稼動台数とを比較し、正
常稼動台数が所定の最低稼動台数より少ない場合、正常
稼動していない自動改札機の正常復帰処理を行う処理手
段とから構成されている。
【0012】この発明の自動改札システムは、複数の自
動改札機と監視盤とデータ集計機とから構成される自動
改札システムにおいて、上記自動改札機は、当該自動改
札機の状態が変化するごとに、その状態変化通知電文を
上記データ集計機に送信する送信手段を有し、上記デー
タ集計機が、上記送信手段から送信された状態変化通知
電文を受信した際、当該自動改札機の変化した状態情報
を保存する保存手段と、この保存手段に状態情報を保存
した際、上記保存手段に保存されている全ての自動改札
機の状態情報から所定の異常判断基準に基づいて正常稼
動台数、回復可能異常台数、異常台数を算出する算出手
段と、この算出手段で算出された正常稼動台数と所定の
最低稼動台数とを比較し、正常稼動台数が所定の最低稼
動台数より少ない場合、上記回復可能異常台数として算
出された自動改札機の正常復帰処理を行う処理手段とか
ら構成されている。
【0013】この発明の自動改札システムは、複数の自
動改札機と監視盤とデータ集計機とから構成される自動
改札システムにおいて、上記データ集計機が、上記複数
の自動改札機のいずれかの自動改札機から送信される当
該自動改札機の状態が変化した通知電文を受信した際、
当該自動改札機の変化した状態情報を保存する保存手段
と、この保存手段に状態情報を保存した際、上記保存手
段に保存されている全ての自動改札機の状態情報から所
定の異常判断基準に基づいて正常稼動台数、回復可能異
常台数、異常台数を算出する算出手段と、この算出手段
で算出された正常稼動台数と所定の最低稼動台数とを比
較し、正常稼動台数が所定の最低稼動台数より少ない場
合、上記回復可能異常台数として算出された自動改札機
へ正常復帰電文を送信する処理を行う処理手段とを有
し、上記自動改札機が、上記処理手段により送信された
当該自動改札機への正常復帰電文を受信した際、直ちに
正常状態に復帰する制御を行う制御手段とから構成され
ている。
【0014】この発明の自動改札システムは、複数の自
動改札機と監視盤とデータ集計機とから構成される自動
改札システムにおいて、上記自動改札機が、当該自動改
札機の状態が変化した際、その状態変化通知電文を上記
データ集計機に送信する送信手段を有し、上記データ集
計機が、予め上記複数の自動改札機における異常により
稼動しない自動改札機の発生に対する最低稼動台数と、
上記自動改札機で発生する異常内容を判断する異常判断
情報とを保存する第1の保存手段と、上記送信手段から
送信される状態変化通知電文を受信した際、当該自動改
札機の変化した状態情報を保存する第2の保存手段と、
この第2の保存手段に状態情報を保存した際、または所
定時間間隔で、上記第2の保存手段に保存されている全
ての自動改札機の状態情報から上記第1の保存手段に保
存されている異常判断情報に基づいて正常稼動台数、回
復可能異常台数、異常台数を算出する算出手段と、この
算出手段で算出された正常稼動台数と上記第1の保存手
段に保存されている最低稼動台数とを比較し、正常稼動
台数が所定の最低稼動台数より少ない場合、上記回復可
能異常台数として算出された自動改札機へ正常復帰電文
を送信する処理を行う処理手段とを有し、上記自動改札
機が、上記処理手段により送信された当該自動改札機へ
の正常復帰電文を受信した際、直ちに正常状態に復帰す
る制御を行う制御手段とから構成されている。
【0015】この発明の自動復帰方法は、複数の自動改
札機と監視盤とデータ集計機とから構成される自動改札
システムの自動復帰方法であって、上記複数の自動改札
機のいずれかの自動改札機の状態が変化した際、当該自
動改札機が当該自動改札機の状態が変化した通知情報を
上記データ集計機に送信し、上記データ集計機が、上記
送信された状態変化通知情報を受信した際、当該自動改
札機の変化した状態情報を保存し、所定時間間隔で保存
されている全ての自動改札機の状態情報から所定の異常
判断基準に基づいて正常稼動台数を算出し、この算出さ
れた正常稼動台数と所定の最低稼動台数とを比較し、正
常稼動台数が所定の最低稼動台数より少ない場合、正常
稼動していない自動改札機の正常復帰処理を行うように
したことを特徴とする。
【0016】この発明の自動復帰方法は、複数の自動改
札機と監視盤とデータ集計機とから構成される自動改札
システムの自動復帰方法であって、上記複数の自動改札
機のいずれかの自動改札機の状態が変化した際、当該自
動改札機が当該自動改札機の状態が変化した通知情報を
上記データ集計機に送信し、上記データ集計機が、上記
送信された状態変化通知情報を受信した際、当該自動改
札機の変化した状態情報を保存し、この状態情報を保存
した際、上記保存されている全ての自動改札機の状態情
報から所定の異常判断基準に基づいて正常稼動台数、回
復可能異常台数、異常台数を算出し、この算出された正
常稼動台数と所定の最低稼動台数とを比較し、正常稼動
台数が所定の最低稼動台数より少ない場合、上記回復可
能異常台数として算出された自動改札機の正常復帰処理
を行うようにしたことを特徴とする。
【0017】この発明の自動復帰方法は、複数の自動改
札機と監視盤とデータ集計機とから構成される自動改札
システムの自動復帰方法であって、上記データ集計機
が、上記複数の自動改札機のいずれかの自動改札機から
送信される当該自動改札機の状態が変化した通知電文を
受信した際、当該自動改札機の変化した状態情報を保存
し、この状態情報を保存した際、上記保存されている全
ての自動改札機の状態情報から所定の異常判断基準に基
づいて正常稼動台数、回復可能異常台数、異常台数を算
出し、この算出された正常稼動台数と所定の最低稼動台
数とを比較し、正常稼動台数が所定の最低稼動台数より
少ない場合、上記回復可能異常台数として算出された自
動改札機へ正常復帰電文を送信する処理を行い、この送
信された正常復帰電文を当該自動改札機が受信した際、
当該自動改札機において直ちに正常状態に復帰する制御
を行うようにしたことを特徴とする。
【0018】この発明の自動復帰方法は、複数の自動改
札機と監視盤とデータ集計機とから構成される自動改札
システムの自動復帰方法であって、上記複数の自動改札
機のいずれかの自動改札機の状態が変化した際、当該自
動改札機の状態変化通知電文を上記データ集計機に送信
し、上記データ集計機が、予め上記複数の自動改札機に
おける異常により稼動しない自動改札機の発生に対する
最低稼動台数と上記自動改札機の異常内容を判断する異
常判断情報とを保存し、上記送信される状態変化通知電
文を受信した際、当該自動改札機の変化した状態情報を
保存し、この状態情報を保存した際、または所定時間間
隔で、上記保存されている全ての自動改札機の状態情報
から上記保存されている異常判断情報に基づいて正常稼
動台数、回復可能異常台数、異常台数を算出し、この算
出された正常稼動台数と上記保存されている最低稼動台
数とを比較し、正常稼動台数が所定の最低稼動台数より
少ない場合、上記回復可能異常台数として算出された自
動改札機へ正常復帰電文を送信し、この送信された正常
復帰電文を当該自動改札機が受信した際、当該自動改札
機において直ちに正常状態に復帰する制御を行うように
したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0020】図1は、この発明に係る自動改札システム
の概略構成を示すものである。
【0021】自動改札システムは、データ集計機1に監
視盤2と複数の自動改札機3とが通信回線を介して接続
されて構成されている。複数の自動改札機3は、1号
機、2号機、…n号機として識別されている。また、通
信回線を接続することによって自動改札機3と監視盤2
またはデータ集計機1が相互に通信することができる。
【0022】図2は、データ集計機1の概略構成を示す
ものである。データ集計機1は、全体の制御を司るCP
U10、制御プログラムを記憶しているROM11、デ
ータを一時記憶するRAM12、メモリ13、ハードデ
ィスク装置(HDD)14、及び監視盤2と複数の自動
改札機3と通信回線を介して接続するためのインタフェ
ース(I/F)15とから構成されている。
【0023】次に、このような構成において、この発明
の自動改札システムの動作を図3のフローチャートを参
照して説明する。
【0024】データ集計機1は、予めメモリ13に設定
されている設定情報から、初期処理として複数の自動改
札機3における最低稼動台数を読み込む(ST1)。
【0025】各自動改札機3は、常時、状態が変化する
ごとに、その状態変化通知電文をデータ集計機1に送信
する。
【0026】データ集計機1のCPU10は、インタフ
ェース15を介して、常時、各自動改札機3からの状態
変化通知電文を受信する(ST2)。
【0027】データ集計機1のCPU10は、自動改札
機3からの状態変化通知電文を受信した際(ST3)、
その通知された状態変化を自動改札機3の号機ごとに状
態情報としてメモリ13に保存する(ST4)。異常と
しての状態には、強行突破、小児違反等各種存在する。
なお、メモリ13ではなくハードディスク装置14を用
いても良く、両方を用いるようにしても良い。
【0028】さらに、データ集計機1のCPU10は、
いづれかの自動改札機3の状態が変化する都度、または
一定時間間隔でコーナ(改札口、集札口といったかたま
り)やスパン(駅の柱から柱の間の自動改札機3のかた
まり)といった単位で、最新の自動改札機3の全号機の
状態情報をメモリ13から読み込む(ST5)。
【0029】図4の(a)は、メモリ13から読み込ん
だ状態情報の例を示すものである。図において、自動改
札機3の1号機はジャム状態であり、2号機は無札通過
状態であり、n号機は正常稼働中である。
【0030】続いて、データ集計機1のCPU10は、
予めメモリ13に設定されている設定情報から、異常判
断情報を読み込む(ST6)。
【0031】図4の(b)は、メモリ13から読み込ん
だ異常判断情報の例を示すものである。図において、自
動改札機3の状態内容が、正常稼働中の場合は正常と判
断し、電源断の場合は異常と判断し、無札通過の場合は
回復可能異常と判断し、ジャムの場合は異常と判断し、
小児違反の場合は回復可能異常と判断し、その他の場合
は異常と判断する。
【0032】データ集計機1のCPU10は、この全号
機の状態情報と予め設定されている異常判断情報とから
各自動改札機3が正常、異常、回復可能異常かを判断し
・判断結果情報を算出し、メモリ13に保存する(ST
7)。
【0033】図4の(c)は、メモリ13に保存された
判断結果情報の例を示すものである。図において、自動
改札機3の1号機は異常、2号機は回復可能異常、n号
機は正常と判断されている。
【0034】図4の(d)は、判断結果サマリの例を示
すものである。図において、正常稼動台数1台、回復可
能異常台数4台、異常台数1台である。
【0035】ここで、データ集計機1のCPU10は、
判断結果としての正常稼動台数とステップST1で読み
込んだ最低稼動台数とを比較する(ST8)。
【0036】図4の(e)は、設定情報としての最低稼
動台数の例を示すものである。図においては、最低稼動
台数は2台となっている。
【0037】ステップST8においてデータ集計機1の
CPU10は、比較結果が「最低稼動台数>正常稼動台
数」であった場合、つまり図4の(f)に示すように正
常稼動台数が最低稼動台数を下回った場合、回復可能異
常の自動改札機3をメモリ13に保存されている判断結
果情報から号機を特定し(ST9)、図4の(g)に示
すように特定した号機の自動改札機3に対して正常復帰
処理を行う(ST10)。
【0038】すなわち、ステップST8においては、異
常となった自動改札機3が多すぎて自動改札の通行に支
障がでると判断された場合、ステップST9,10にお
いて回復可能異常の自動改札機3に対して正常復帰電文
を送信することにより、回復可能異常の自動改札機3を
直ちに正常状態に復帰させる。
【0039】自動改札機3は、データ集計機1から送信
された「正常復帰電文」を受信した際、警報を鳴動させ
ドアを閉じている状態でも、すぐさま正常状態に復帰す
る。この場合、当然状態が変化したので当該自動改札機
3は、再び状態変化通知電文をデータ集計機1に送信す
る。
【0040】常時、各自動改札機3とデータ集計機1と
が、このような電文のやりとりを行うことにより、自動
改札機3の多数の号機が異常状態になって自動改札の通
過に支障が出てきても自動的に復帰するシステムを実現
することができる。
【0041】なお、上記実施例では、複数の自動改札機
3とデータ集計機1との間で自動復帰を制御したが、複
数の自動改札機3と監視盤2との間で自動復帰を制御す
るようにしても良い。
【0042】また、上記実施例では、最低稼動台数を用
いて正常復帰処理を行う判断基準としてが、全台数に対
する正常稼動台数の割合で判断するようにしても良い。
例えば、正常稼動台数が30%以下となった際に正常復
帰処理を行うようにする。
【0043】図5は、図1に示した自動改札システムと
異なる構成例を示すものである。各自動改札機3からの
状態変化通知電文は、監視盤2を介してデータ集計機1
へ送信される。データ集計機1からの正常復帰電文も、
監視盤2を介して各自動改札機3へ送信される。なお、
このような構成においても、複数の自動改札機3とデー
タ集計機1との間で自動復帰を制御しても良く、複数の
自動改札機3と監視盤2との間で自動復帰を制御するよ
うにしても良い。
【0044】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、無札による強行突破や小児違反等で、同時に
複数の自動改札機(通路)で強行突破された場合、その
自動改札機すべてが30秒から1分程度使えなくなり、
多数の自動改札機が正常に回復可能な異常状態で改札処
理ができなくなった場合に直ちに正常な状態に復帰して
円滑な改札処理を継続することができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
多くの自動改札機が異常状態となって通過できなくなっ
た際に改札処理を円滑に行うことのできる自動改札シス
テムと自動復帰方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動改札システムの概略構成を
示す図。
【図2】データ集計機の概略構成を示すブロック図。
【図3】自動改札システムの動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図4】自動改札機の異常状態を回復するための各情報
を説明するための図。
【図5】自動改札システムの他の構成例を示す図。
【符号の説明】
1…データ集計機 2…監視盤 3…自動改札機 10…CPU 11…ROM 12…RAM 13…メモリ 14…ハードディスク装置 15…インタフェース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自動改札機と監視盤とデータ集計
    機とから構成される自動改札システムにおいて、 上記自動改札機は、 当該自動改札機の状態が変化するごとに、その状態が変
    化した通知情報を上記データ集計機に送信する送信手段
    を有し、 上記データ集計機が、 上記送信手段から送信された状態変化通知情報を受信し
    た際、当該自動改札機の変化した状態情報を保存する保
    存手段と、 所定時間間隔で、上記保存手段に保存されている全ての
    自動改札機の状態情報から所定の異常判断基準に基づい
    て正常稼動台数を算出する算出手段と、 この算出手段で算出された正常稼動台数と所定の最低稼
    動台数とを比較し、正常稼動台数が所定の最低稼動台数
    より少ない場合、正常稼動していない自動改札機の正常
    復帰処理を行う処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  2. 【請求項2】 複数の自動改札機と監視盤とデータ集計
    機とから構成される自動改札システムにおいて、 上記自動改札機は、 当該自動改札機の状態が変化するごとに、その状態変化
    通知電文を上記データ集計機に送信する送信手段を有
    し、 上記データ集計機が、 上記送信手段から送信された状態変化通知電文を受信し
    た際、当該自動改札機の変化した状態情報を保存する保
    存手段と、 この保存手段に状態情報を保存した際、上記保存手段に
    保存されている全ての自動改札機の状態情報から所定の
    異常判断基準に基づいて正常稼動台数、回復可能異常台
    数、異常台数を算出する算出手段と、 この算出手段で算出された正常稼動台数と所定の最低稼
    動台数とを比較し、正常稼動台数が所定の最低稼動台数
    より少ない場合、上記回復可能異常台数として算出され
    た自動改札機の正常復帰処理を行う処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  3. 【請求項3】 複数の自動改札機と監視盤とデータ集計
    機とから構成される自動改札システムにおいて、 上記データ集計機が、 上記複数の自動改札機のいずれかの自動改札機から送信
    される当該自動改札機の状態が変化した通知電文を受信
    した際、当該自動改札機の変化した状態情報を保存する
    保存手段と、 この保存手段に状態情報を保存した際、上記保存手段に
    保存されている全ての自動改札機の状態情報から所定の
    異常判断基準に基づいて正常稼動台数、回復可能異常台
    数、異常台数を算出する算出手段と、 この算出手段で算出された正常稼動台数と所定の最低稼
    動台数とを比較し、正常稼動台数が所定の最低稼動台数
    より少ない場合、上記回復可能異常台数として算出され
    た自動改札機へ正常復帰電文を送信する処理を行う処理
    手段とを有し、 上記自動改札機が、 上記処理手段により送信された当該自動改札機への正常
    復帰電文を受信した際、直ちに正常状態に復帰する制御
    を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  4. 【請求項4】 複数の自動改札機と監視盤とデータ集計
    機とから構成される自動改札システムにおいて、 上記自動改札機が、 当該自動改札機の状態が変化した際、その状態変化通知
    電文を上記データ集計機に送信する送信手段を有し、 上記データ集計機が、 予め上記複数の自動改札機における異常により稼動しな
    い自動改札機の発生に対する最低稼動台数と、上記自動
    改札機で発生する異常内容を判断する異常判断情報とを
    保存する第1の保存手段と、 上記送信手段から送信される状態変化通知電文を受信し
    た際、当該自動改札機の変化した状態情報を保存する第
    2の保存手段と、 この第2の保存手段に状態情報を保存した際、または所
    定時間間隔で、上記第2の保存手段に保存されている全
    ての自動改札機の状態情報から上記第1の保存手段に保
    存されている異常判断情報に基づいて正常稼動台数、回
    復可能異常台数、異常台数を算出する算出手段と、 この算出手段で算出された正常稼動台数と上記第1の保
    存手段に保存されている最低稼動台数とを比較し、正常
    稼動台数が所定の最低稼動台数より少ない場合、上記回
    復可能異常台数として算出された自動改札機へ正常復帰
    電文を送信する処理を行う処理手段とを有し、 上記自動改札機が、 上記処理手段により送信された当該自動改札機への正常
    復帰電文を受信した際、直ちに正常状態に復帰する制御
    を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  5. 【請求項5】 複数の自動改札機と監視盤とデータ集計
    機とから構成される自動改札システムの自動復帰方法で
    あって、 上記複数の自動改札機のいずれかの自動改札機の状態が
    変化した際、当該自動改札機が当該自動改札機の状態が
    変化した通知情報を上記データ集計機に送信し、上記デ
    ータ集計機が、上記送信された状態変化通知情報を受信
    した際、当該自動改札機の変化した状態情報を保存し、
    所定時間間隔で保存されている全ての自動改札機の状態
    情報から所定の異常判断基準に基づいて正常稼動台数を
    算出し、この算出された正常稼動台数と所定の最低稼動
    台数とを比較し、正常稼動台数が所定の最低稼動台数よ
    り少ない場合、正常稼動していない自動改札機の正常復
    帰処理を行うようにしたことを特徴とする自動復帰方
    法。
  6. 【請求項6】 複数の自動改札機と監視盤とデータ集計
    機とから構成される自動改札システムの自動復帰方法で
    あって、 上記複数の自動改札機のいずれかの自動改札機の状態が
    変化した際、当該自動改札機が当該自動改札機の状態が
    変化した通知情報を上記データ集計機に送信し、上記デ
    ータ集計機が、上記送信された状態変化通知情報を受信
    した際、当該自動改札機の変化した状態情報を保存し、
    この状態情報を保存した際、上記保存されている全ての
    自動改札機の状態情報から所定の異常判断基準に基づい
    て正常稼動台数、回復可能異常台数、異常台数を算出
    し、この算出された正常稼動台数と所定の最低稼動台数
    とを比較し、正常稼動台数が所定の最低稼動台数より少
    ない場合、上記回復可能異常台数として算出された自動
    改札機の正常復帰処理を行うようにしたことを特徴とす
    る自動復帰方法。
  7. 【請求項7】 複数の自動改札機と監視盤とデータ集計
    機とから構成される自動改札システムの自動復帰方法で
    あって、 上記データ集計機が、上記複数の自動改札機のいずれか
    の自動改札機から送信される当該自動改札機の状態が変
    化した通知電文を受信した際、当該自動改札機の変化し
    た状態情報を保存し、この状態情報を保存した際、上記
    保存されている全ての自動改札機の状態情報から所定の
    異常判断基準に基づいて正常稼動台数、回復可能異常台
    数、異常台数を算出し、この算出された正常稼動台数と
    所定の最低稼動台数とを比較し、正常稼動台数が所定の
    最低稼動台数より少ない場合、上記回復可能異常台数と
    して算出された自動改札機へ正常復帰電文を送信する処
    理を行い、この送信された正常復帰電文を当該自動改札
    機が受信した際、当該自動改札機において直ちに正常状
    態に復帰する制御を行うようにしたことを特徴とする自
    動復帰方法。
  8. 【請求項8】 複数の自動改札機と監視盤とデータ集計
    機とから構成される自動改札システムの自動復帰方法で
    あって、 上記複数の自動改札機のいずれかの自動改札機の状態が
    変化した際、当該自動改札機の状態変化通知電文を上記
    データ集計機に送信し、上記データ集計機が、予め上記
    複数の自動改札機における異常により稼動しない自動改
    札機の発生に対する最低稼動台数と上記自動改札機の異
    常内容を判断する異常判断情報とを保存し、上記送信さ
    れる状態変化通知電文を受信した際、当該自動改札機の
    変化した状態情報を保存し、この状態情報を保存した
    際、または所定時間間隔で、上記保存されている全ての
    自動改札機の状態情報から上記保存されている異常判断
    情報に基づいて正常稼動台数、回復可能異常台数、異常
    台数を算出し、この算出された正常稼動台数と上記保存
    されている最低稼動台数とを比較し、正常稼動台数が所
    定の最低稼動台数より少ない場合、上記回復可能異常台
    数として算出された自動改札機へ正常復帰電文を送信
    し、この送信された正常復帰電文を当該自動改札機が受
    信した際、当該自動改札機において直ちに正常状態に復
    帰する制御を行うようにしたことを特徴とする自動復帰
    方法。
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