JP2001256398A - セルフ式給油システムおよび対象を定めた広告の提供方法 - Google Patents

セルフ式給油システムおよび対象を定めた広告の提供方法

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JP2001256398A
JP2001256398A JP2001035965A JP2001035965A JP2001256398A JP 2001256398 A JP2001256398 A JP 2001256398A JP 2001035965 A JP2001035965 A JP 2001035965A JP 2001035965 A JP2001035965 A JP 2001035965A JP 2001256398 A JP2001256398 A JP 2001256398A
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G Mero John
ジョン・ジー・メロ
David Posutoruzu Charles
チャールズ・デヴィッド・ポストルズ
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BP PLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザとのオンラインインタラクティブ通信
にとってアクセス可能なコンピュータシステムを含む、
広告の対象を定めるためのシステムを提供する。 【解決手段】 本発明によるシステムは、(a)製品お
よびサービスに関連する製品、サービス、提案の詳細を
含む広告カタログを記憶するための第1メモリ領域10
1と、(b)顧客識別子とユーザの詳細とを含む顧客プ
ロファイルを記憶するための第2メモリ領域102と、
(c)ユーザの顧客プロファイルをシステムに入力する
ための入力装置100と、(d)顧客プロファイルと予
測された要求とに基づいて、広告カタログから広告を選
択する手段112と、(e)選択された広告を表示する
ための表示手段105とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象を定めた広告
(該広告は、潜在的な顧客への宣伝用提案を含む)を呈
するために、ディジタルコンピュータシステム上におい
てプログラムされたソフトウェアにより実施されるコン
ピュータを用いた方法に関する。
【0002】
【従来の技術】広告は、ほとんど全ての製品およびサー
ビスのマーケティングに関して非常に重要な一面であ
る。広告は、製造業者または供給業者に対して重要な費
用を呈することができる。市場で売買する人々にとって
は、広告が市場に呈される方法において革新的であるこ
とが継続的に必要であり、かつ、その費用効率性を確実
にするために、広告は、可能な限り対象を定めるべきで
ある。
【0003】大衆広告は、ごく普通のものであり、か
つ、表示ボード、テレビおよびラジオの広告、雑誌およ
び新聞における広告のような方法を包含している。この
ような方法は、比較的多数の聴衆に照準を定められてい
る。慎重なメディアの選択により、市場で売買する人々
は、対象とする聴衆に関して焦点を絞ることができる
が、この方法は、大抵、潜在的な顧客を含む一般聴衆に
到達しようとする供給業者の方法にとどまる。
【0004】潜在的な購入者が自分たちの要求を潜在的
な供給業者に知らせ、かつ、自分たちの興味を引くかも
知れない製品に関する情報を与えられる、という特定の
聴衆向けの(narrowcast)広告方法が存在する。このよ
うな方法は、例えば、製品の購入者が、通常は購入され
た製品に関連している特定の製品または製品群に関する
情報を送られることを求める製造業者に登録する方法を
包含する。これらの方法は、潜在的に興味のある製品と
して顧客がまだ確認していない製品を広告するのに効率
的ではない。
【0005】さらに、供給業者により用いられる方法が
存在し、この方法において、供給業者は、例えば、人口
学的な情報、潜在的な購入者の以前の購入またはある組
織のメンバーシップ、または、他の人々により作成され
た郵送先名簿に基づいて、潜在的な購入者のリストを作
成する。このような方法の不都合な点は、リストが作成
される元となるデータが不正確または古いものであり得
るということである。さらに、このような方法は、顧客
は様々な日に(例えば、週末/平日)、または、一日の
うちの様々な時刻に(昼食時/夕方遅く)、または、様
々な環境条件の下で(例えば、暑い夏の日/寒くて雨降
りの冬)、様々な購入行動を有し得るという事実を考慮
に入れていない。特定の聴衆向けの方法は、より少数の
聴衆に向けられるが、これらの方法は、商品およびサー
ビスを広告するためには比較的不十分な手段のままであ
る。
【0006】広告主にとって有効な情報に基づいて、個
人を対象とする広告方法が存在する。例えば、ブックク
ラブは、伝記文学の詳細を、前年に3冊の伝記文学を購
入したことがある人々にのみ送信することができる。こ
のシステムは、制限された情報に基づいており、かつ、
関連した、相補的な、または新たなカテゴリーの製品ま
たはサービスではなく、同じ製品またはサービスをより
多く提供することに照準を定めている。
【0007】インターネットおよび他のコンピュータネ
ットワーク(例えば、イントラネット)の利用増大は、
市場で売買する人々に、自分たちの製品およびサービス
を呈する新たな機会を提供する。多くのWebサイトお
よびイントラネット上のサイトは、バナー広告を用い、
かつ、これらの広告のうち少なくとも幾つかについて
は、ネットワーク内で有効な個人に関する知識に基づい
て、表示用に選択することができる。しかしながら、こ
れらの広告は、なおも、多数の聴衆に広める種類または
特定の聴衆向けの種類のものである傾向がある。中には
メニュードリブン(menu-driven)方式のものもあり、
すなわち、ユーザは、関心があるものをリストから選択
する必要がある。
【0008】一般的なバナー広告は、サイトに入ってい
る全てのユーザに対して広く行き渡り、かつ、ポスター
広告と電子的に等価なものである。ユーザは、バナーを
選択するかまたは“クリックする”ことにより、さらな
る情報を得ることができる。多くのサイトは、メニュー
ドリブン方式の広告を有しており、これらの広告は、そ
のメニューを用いるためのアイコンをユーザに“クリッ
ク”させるのに十分な関心をユーザの気持ちに引き起こ
すことに依存している。
【0009】この方法は、サイトへの初めての訪問者の
ための特定の顧客区分を対象とすることができず、か
つ、潜在的に関心を示され得る製品またはサービスに到
達するためにはユーザの入力を必要とする。
【0010】検索エンジンは、Webサイト上におい
て、ごく普通の特色を備える。求められている情報を導
き出すと考えられる言葉を入力することにより、ユーザ
は、このような検索エンジンを用いて、適切な供給業者
を見出そうとすることができる。しかしながら、これら
の検索エンジンは、認識可能なキーワードを入力するユ
ーザに依存し、かつ、表示すべき情報を自分たちが選択
する場合においては、予測するのではなく応答するのみ
である。キーワードに基づく製品またはサービスの区分
が幾つか存在するが、システムは、一般的な、または、
特定の供給業者の製品またはサービスに関してのいずれ
かにおける過去の購入行動を考慮に入れていない。
【0011】ユーザのURLアドレスのような情報に基
づいて広告の対象を定めるためのシステムは、明らかに
制限を有する。URLアドレスは、用いられるコンピュ
ータまたはネットワークに独自のものである。このこと
は、ある広告サーバに知られているユーザが他のコンピ
ュータまたはネットワークを用いれば、異なるURLを
有することになり、かつ、システムはユーザを認識し損
なうことを意味する。さらに、プロキシサーバを介して
広告サーバにアクセスするユーザは、何らかの形式のパ
スワードまたはディジタルサインが要求されなければ、
個人として識別可能にはならない。広告サーバは、プロ
キシサーバを介してネットワークにアクセスする個人ユ
ーザのために多数の識別子を有することがある。これ
は、前記個人ユーザが、多数の異なるサイトを介して入
ってきて、これらのサイトの各々に対して異なるパスワ
ードを有しているという事実に起因している。この処理
を助力するためのクッキーの使用は、ユーザがテンポラ
リーインターネットファイルを自分たちのコンピュータ
からクリアする際に、クッキーを故意にまたは偶然に削
除してしまうという不都合な点を有している。これによ
り、広告サーバは、頻繁に訪れるユーザを認識できず、
かつ、これらのユーザを新たなユーザとして繰り返し処
理してしまう。新たなユーザは一般的な広告を見せられ
るので、このことは、確実に対象を定めるための方法と
はならない。
【0012】以前の購入、現在の位置、一日のうちの時
刻などのような要因に基づいて予測された個人の要求に
対し、割引のような提案を含む広告の対象を確実に定め
ることは大切である。
【0013】都合のよい時刻において、かつ、広告され
た商品およびサービスが利用可能である店頭またはその
近傍の場所において、広告の選択を表示することができ
れば、特に有用である。例えば、潜在的な顧客がサービ
スステーションの燃料ポンプで待機している間に、広告
を呈することができる。特に、システムが、それ自体を
最新の状態に保持し、かつ、その時点において、特定の
個人にとって最も関心がありそうなものを学習すること
は有用である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段】本発明は、ユーザとのオンラインインタラク
ティブ通信によってアクセス可能なコンピュータシステ
ムを含む、広告の対象を定めるためのシステムを提供
し、前記システムは、(a)製品およびサービスに関連
する製品、サービス、提案の詳細を含む広告カタログを
記憶するための第1メモリ領域と、(b)顧客識別子と
ユーザの詳細とを含む顧客プロファイルを記憶するため
の第2メモリ領域と、(c)ユーザの顧客プロファイル
をシステムに入力するための入力装置と、(d)顧客プ
ロファイルと予測された要求とに基づいて、広告カタロ
グから広告を選択する手段と、(e)選択された広告を
表示するための表示手段とを具備する。
【0015】本発明は、コンピュータシステムを利用し
て、対象を定めた広告を潜在的な顧客に対して呈するた
めの過程をさらに具備し、前記過程において、(a)顧
客は、顧客識別子をコンピュータシステムに入力し、
(b)コンピュータシステムは、その第2メモリ領域内
の顧客プロファイルにアクセスするために顧客識別子を
用い、(c)コンピュータシステムは、その第1メモリ
領域内の広告カタログから、予測された顧客の要求にマ
ッチングする製品およびサービスに関する広告を選択す
るために、広告を選択する手段を利用し、(d)選択さ
れた広告を表示手段上に表示する。
【0016】本発明は、対象を定めた広告をユーザに対
して呈するのに適した装置をさらに具備し、前記装置
は、(a)ユーザの顧客識別子を入力するための少なく
とも1つの入力装置と、(b)入力装置が接続されてお
り、かつ、広告カタログを記憶するための第1メモリ領
域と、顧客プロファイルを記憶するための第2メモリ領
域とを具備する少なくとも1つのコンピュータシステム
と、(c)入力装置を用いた顧客識別子入力を用いて顧
客プロファイルにアクセスすることと、第1メモリ領域
に記憶された広告カタログから広告を選択するために顧
客プロファイルを用いることとが可能なコンピュータシ
ステム上にロードされたソフトウェアと、(d)選択さ
れた広告を表示するための表示装置とを具備する。
【0017】本発明の実施形態において、顧客は、イン
センティブポイントまたは割引という報償により、自分
たちの顧客識別子を入力するように奨励される。インセ
ンティブポイントの数または割引の程度は、どこでユー
ザがシステムにアクセスしているのか(例えば、ある一
定の販売代理店(retail outlets)における該システム
へのアクセスに対し、より多くのポイントが与えられ
る)、または、システムが店頭においてアクセスされて
いるかどうか、および、購入の値段のような要因に依存
することができる。
【0018】本発明による方法、処理、および装置の利
点は、顧客が以前に購入したものだけでなく、顧客が購
入を希望するかも知れないと予測されるものにも基づい
て、広告を選択することができるということである。本
発明は、表示用の広告を選択するための方法にしたがっ
て用いることができる予測モデルを有する。予測モデル
は、ユーザの要求を予測するための種々の情報を用いる
ことができ、かつ、該予測モデルは、顧客の興味を引く
製品およびサービスをシステムがより正確に予測できる
ように適応可能であることが好都合である。予測モデル
は、追加の情報がコンピュータシステムに入力された際
に、顧客プロファイルを変更することができる。例え
ば、顧客プロファイルは、ユーザに関する有効な情報に
基づいて、該ユーザにとって関心があると予測された製
品およびサービスのカテゴリーを表す一連の数字を具備
する顧客提案プロファイルを有することができる。予測
モデルは、この顧客提案プロファイルを変更するため
に、追加の情報を用いることができる。例えば、表示用
の広告を選択する手段は、アイスクリームの広告を表示
すべきかどうかを決定するために周囲の温度を用いるこ
とができ、または、食事または軽食に関連する広告を促
進するために、一日のうちの時刻を用いることができ
る。システムが、ある期間に渡って、ユーザが軽食に関
する広告に積極的に応答するが、アイスクリームの広告
には決して応答しないと記録すれば、予測モデルは、ア
イスクリームの広告よりも軽食の広告が提案されるべき
であることを示す数字を、ユーザの顧客提案プロファイ
ル内に有することができる。マーケットリサーチが、軽
食を買う人々が同時にソーダも買う傾向があることを示
せば、予測モデルにより、飲物の広告を優先させるよう
に顧客提案プロファイルの変更を用いることができる。
これにより、予測モデルは、同じものをより多く提案す
るだけでなく、該予測モデルは、全体として、個人ユー
ザの傾向だけでなくマーケットの傾向にも適応する。予
測モデルは、例えば、人口学的、地理的、度量衡学的統
計に基づく、または、種々の人口学的グループと比較し
た際の個人の行動の回帰分析に基づくマーケットリサー
チのような、ユーザの要求を予測することを助力するあ
らゆる既知の傾向、過程、および方法を用いることがで
きる。前記モデルは、必要に応じて簡単であっても複雑
であってもよい。
【0019】コンピュータシステムは、ハードディスク
のようなメモリと、モニタのようなディスプレイと、プ
リンタまたはスピーカと、キーボードやタッチスクリー
ンまたはカード読み取り機のような入力装置とを有する
ディジタルコンピュータを具備することができ、かつ、
顧客プロファイルと予測された要求とに基づいて広告カ
タログから広告を選択する手段は、ソフトウェアプログ
ラムであってもよい。コンピュータシステムは、単一の
コンピュータを具備することもできるが、コンピュータ
のネットワークであることが好都合である。
【0020】コンピュータのネットワークは、情報を共
有できるように相互接続された複数のコンピュータを具
備することができる。ネットワークは、イントラネット
またはインターネットであってもよく、かつ通常は、
“サーバ”と“クライアント”とを具備する。サーバ
は、表示すべき広告を含む情報を記憶するコンピュータ
システムである。クライアントは、サーバからの情報を
要求するコンピュータシステムである。1つ以上のクラ
イアントによりアドレス指定される単一のサーバが存在
してもよく、または、多数のサーバがネットワーク内に
存在してもよい。
【0021】本発明の実施形態において、ユーザは、自
分たちの顧客識別子をクライアントに入力する。クライ
アントは、顧客識別子をサーバへ送信する。次に、サー
バは、顧客提案プロファイルを更新するために顧客プロ
ファイルからのデータ、および、任意に他のデータを用
いるコンピュータプログラムを実行する。次に、顧客提
案プロファイルは、ユーザに表示される広告を広告デー
タベースから選択するために用いられる。広告の選択に
ついては、コンピュータプログラムを用いて行うことが
できる。選択を行うための顧客プロファイル、他のデー
タ、コンピュータプログラム、および広告データベース
は、クライアントにより最初に問い合わせられたサーバ
と同じであっても異なっていてもよい単一のサーバ上に
存在してもよく、または異なるサーバ上に存在してもよ
い。例えば、クライアントは、顧客識別子を第1レベル
サーバへ送信することができ、該第1レベルサーバにつ
いては、ショッピングモールの中心に、通りにまたはそ
の近隣に配置することができる。次に、第1レベルサー
バは、他の場所に配置された中央サーバ上に保持された
ユーザのプロファイルにアクセスする。好ましい実施形
態において、クライアントはローカルサーバに接続さ
れ、該ローカルサーバは、広告カタログを保持し、か
つ、該ローカルサーバがホストサーバに接続されること
により得る顧客提案プロファイルに基づいて、このカタ
ログから広告を選択するコンピュータプログラムを実行
する。ホストサーバは、はるかに大きな広告カタログの
他に、顧客に関する詳細な情報を保持する。ホストサー
バは、より大きな広告カタログから、特定のローカルサ
ーバに適している広告を選択する。
【0022】顧客識別子をコンピュータシステムに入力
する手段は、携帯型(ノートブック型)コンピュータか
らのキーパッド、タッチスクリーン、マウス、ライトペ
ン、マイクロフォン、または赤外線信号を含む任意の既
知の手段を具備することができる。入力手段は、カード
読み取り機であることが好ましい。クレジットカードお
よびロイヤルティカードは、多くの人々により、自分た
ちの購入を容易にするために携えられる。したがって、
これらのカードは、顧客がシステムにアクセスすること
を選択するときに即座に利用可能となる可能性が高い。
ロイヤルティカードなどは、さらに、顧客に関する情報
を備えるためにプログラムおよび再プログラムすること
ができる磁気ストリップを備えることができるという利
点を有する。これにより、ユーザは、システムにアクセ
スするためにパスワードを覚える必要も使う必要もな
い。適切な許容が得られれば、顧客は、追加の情報(例
えば、クレジットカードまたはロイヤルティカードの発
行人により保持されたデータ)を含む他のデータベース
へのアクセスを許容することができる。例えば、ある販
売代理店に関するロイヤルティカードを用いる顧客は、
コンピュータシステムが、他のカードの他に、そのカー
ドによって行われた最近の購入に関する情報のような、
顧客に関する追加の情報にアクセスすることを許容する
ことができる。追加の情報は、選択過程を助力する。例
えば、ユーザが、休日の予約に関連して早い時刻に自分
たちのカードを用いたことをコンピュータシステムが確
認すれば、本発明によるコンピュータシステムは、旅行
用携行品、休日保険、ビーチウェアに関連する提案を、
表示用に選択するかも知れない。あるいはまた、カード
がピアノ専門店において用いられたならば、システム
は、その地域における今度のコンサートに関連する提案
を呈するかも知れない。
【0023】本発明によるシステムは、キーボードまた
は多数のカードのうちの任意の1つを介して、例えば、
顧客の参照番号入力のような一続きの入力を受け入れる
ことができる。あるいはまた、前記システムについて
は、1つの入力のみ(例えば、ある特定の販売代理店ま
たは該販売代理店グループのロイヤルティカードのみ)
を許容するように取り決めることができる。選択は、し
ばしば、読み取り機または広告の対象である聴衆の位置
により決定される。
【0024】本発明の他の実施形態において、顧客プロ
ファイルを更新するために、トランザクションログが構
成されかつ用いられる。トランザクションログは、顧客
識別子を入力するために用いられる入力装置の位置や、
トランザクションの日付および時刻や、表示された広告
のような情報を有することができる。ユーザが、広告の
コピーまたは表示された提案に関する割引伝票のコピー
を印刷することのような何らかの要求を行えば、これら
の要求を、トランザクションログに備えることができ
る。この情報については、広告が表示される頻度を数え
るために用いることができ、かつ、広告の効率性を助力
するために、または、広告主に請求書を送るために用い
ることができる。さらに、この情報は、選択用ソフトウ
ェアの精度を上げるために用いることができる人口学的
情報をもたらすことができる。
【0025】通常は、広告カタログはグループに分割さ
れる。これらのグループは、例えば、食品、車のケア、
娯楽を包含するかも知れない。例えば、飲物、ファスト
フード、および軽食は、食品グループ内のカテゴリーと
なり、カーアクセサリー、洗車センター、オイル交換、
タイヤ交換は、車のケアのグループに適したカテゴリー
となり、かつ、映画チケットおよび旅行の提案は、娯楽
のグループに適したカテゴリーとなる。各々のカテゴリ
ー内において、広告、宣伝用提案、割引または賞品に関
する選択が存在する。これらは、ローカルビジネスにお
いて直ちに再考可能な提案に関連することができ、また
は、全国的または国際的な提案に関係することもでき
る。
【0026】本発明による方法、過程、および装置につ
いては、提案および割引を含む広範囲の広告を選択しか
つ表示するために用いることができる。追加の情報が利
用可能とされた際のその柔軟性および適応能力は、ユー
ザに提案される広告の適切さおよび受入可能性を改善す
る。本システムにより提供されるサービスをさらに高め
るために、さらに、該システムを、ユーザにとって一般
的に関心がある情報を、該ユーザのプロファイルに基づ
いて選択しかつ表示するために、または、例えば、誕生
日のお祝いのような個人化されたメッセージ表示するた
めに用いることができる。広告および宣伝用提案ととも
に含むことができる潜在的な範囲のサービスに関する幾
つかの例は、(a)局所的コミュニティの催しまたはプ
ライベートセールに関する情報と、(b)局所的な交通
量および天気予報と、(c)ニュースおよびスポーツの
結果と、(d)ホームデリバリーのために、または、即
時に収集するために製品を注文する手段と、(e)場合
によっては特別な提案に関連する、お祝いの(例えば、
誕生日)メッセージと、(f)車のサービスまたは全国
的な車の検査の日付を思い出させるメモとを有する。
【0027】本システムは、1つ以上の質問に応答する
ようにユーザに要求することにより、追加の情報を求め
ることもできる。ユーザの応答については、該ユーザの
プロファイルを更新するために用いることができる。ユ
ーザに応答することを奨励するために、追加の報償ポイ
ントまたは商品を与えられる可能性のようなインセンテ
ィブを用いることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明について、添付図面を参照
して説明する。
【0029】(第1の実施の形態)図1は、本発明の方
法における使用に適したコンピュータシステムを示す。
前記コンピュータシステムは、顧客の識別子を入力する
ための複数の入力装置を具備し、キーボード(1)と、
カード読み取り機(2)と、タッチスクリーン(3と、
キーパッド(4)とを有している。入力装置は、PC
(5)またはサーバ(6)や、ローカルエリアネットワ
ークサーバ(8)を介してネットワークに接続されたコ
ンピュータ(7)のような独立型コンピュータを有する
クライアントコンピュータに接続されている。クライア
ントコンピュータおよびサーバ(5,6,7,8)は、
相互接続されてネットワークを形成している。さらに、
ネットワークには、顧客プロファイルサーバ(9)と、
2つの広告データベースサーバ(10,11)とが接続
されている。顧客プロファイルサーバ(9)を介してネ
ットワークに追加の情報を入力できる追加のコンピュー
タ(12)が示されている。タッチスクリーン(3)お
よびプリンタ(13)については、広告を表示するため
に用いることができる。
【0030】小売商店街(retail mall)での使用にお
ける本発明によるシステムの図式表示である図2を参照
して、本発明についてさらに説明する。前記システム
は、ショッピングモール内の多数の販売代理店(これら
の販売代理店は、車の燃料や、潤滑油や、洗車のような
他のサービスを供給するサービスステーションや、現場
のコンビニエンスストアを含む)にサービスを供給する
コンピュータネットワークを具備する。これらの販売代
理店は、ロイヤルティカード(loyalty card)を自分た
ちの顧客に提案する関連を有し、該カードは、割引を受
けたり、前記関連のメンバーである販売代理店から特別
な待遇を受ける権利を顧客に与える。販売代理店は、入
力装置を介して、コンピュータシステムの第1メモリ領
域101に種々の広告や提案を入力する(100)。販
売代理店は、さらに、自分たちが入力することでロイヤ
ルティカードを発行する各々の顧客に関する顧客プロフ
ァイルを、コンピュータシステムの第2メモリ領域10
2内に作成する(103)。この顧客プロファイルは、
ロイヤルティカードの磁気ストリップ上に備えられる顧
客識別子を有する。カード読み取り機は、販売代理店の
便利な位置に(任意に、店頭に)設けられる。例えば、
カード読み取り機については、燃料ポンプに隣接するサ
ービスステーションの前庭に配置することができる。顧
客は、サービスステーションキオスクマシン(クライア
ント)におけるカード読み取り機104に自分たちのロ
イヤルティカードを読み込ませる(swipe)ことがで
き、かつ、燃料が供給される際に、システムは、選択さ
れた広告をスクリーン105上に(このスクリーン10
5もまた、燃料ポンプに隣接または関連している)表示
することができる。プリンタ106は、伝票を、また
は、顧客の興味を引く提案を印刷するために設けられて
いる。
【0031】表示される広告は、例えば、日時、一般の
天候条件、またはさらに、選択用ソフトウェア内に包含
させるように市場で売買する人々が選択する任意の基準
のような他の選択基準の他に、顧客プロファイルにも基
づいて、コンピュータシステムにより選択される。顧客
プロファイルは、ロイヤルティカードの使用に基づく、
その顧客の最近の(またはもっと長期に渡る)購入履歴
に関する情報を含むことができる。好ましい実施形態に
おいて、顧客は、このスキームにおけるロイヤルティカ
ードに加えて他のカードを有することもできる。このこ
とは、顧客が、商品やサービスに対する支払いと対象と
する広告へのアクセスとを、1枚のカードを用いて同時
に行うことを可能にする。他のカードを介してアクセス
可能であり得る情報に応じて、さらなる情報を顧客プロ
ファイルに提供することもできる。これにより、顧客の
購入履歴107については、システムに対して外部から
得られるデータを用いて更新することができる(10
8)。
【0032】ユーザが自分たちのカードをカード読み取
り機104に読み込ませることで、該ユーザは、顧客識
別子を入力する。カード読み取り機104は、サービス
ステーションサーバ110に接続されているサービスス
テーションキオスクマシン109の一部である。サービ
スステーションキオスクマシン109は、カード読み取
り機の入力をサービスステーションサーバ110へ送信
し、これにより、該サービスステーションサーバ110
は、ホストサーバ111からの顧客のステータスおよび
プロファイルの検証を要求する。ホストサーバ111
は、顧客識別子に関連した顧客プロファイルが顧客プロ
ファイルデータベース102内に既に存在するかどうか
を調べるために顧客識別子を用いる。
【0033】顧客プロファイルについては、供給業者ま
たはユーザによりオンラインで作成することができる。
特に、顧客プロファイルの作成が、ロイヤルティカード
またはクレジットカードを申し込む際に顧客により提供
された情報を利用すれば、供給業者による作成は、追加
の情報を収集しかつ顧客プロファイル内に包含させるこ
とを可能にし得る。さらに、顧客は、適切な情報を有す
る他のデータベースにシステムがアクセスすることに同
意することができる。
【0034】有効な顧客プロファイルが存在しなけれ
ば、システムは、顧客プロファイルを作成する機会をユ
ーザに提案する。ユーザが断れば、システムは拒絶のロ
グをとる。所定の期間に渡る所定数の拒絶の後に、シス
テムは、しばらくの間、このオプションを提示しない。
このことは、ユーザが広告を表示してもらうことを望ま
なければ覚えるであろう苛立ちを低減させる。実際に、
システムは、永久にまたはある一定期間のいずれかにお
いて顧客プロファイルを作成する可能性を断るオプショ
ンをユーザに提示することができる。しかしながら、ユ
ーザの参加を奨励するためのインセンティブを提示する
ことができる。例えば、ユーザは、広告を見ることに対
して貸方記入を得ることができる。これらの貸方記入に
ついては、システム上で広告を行う供給業者において割
引を提供するために用いることもできる。
【0035】ユーザが顧客プロファイルを作成すること
を望んでいることを示せば、顧客プロファイルの作成
は、手書きまたは電子的のいずれかでフォームを満たす
こと、または、ロイヤルティまたはクレジットカードの
磁気ストリップ上に備えられた情報へのアクセスを可能
にすること、または、適切な情報のデータベースへのア
クセスを可能にすることを含む多数の方法のうちの任意
の1つの方法でなされる。
【0036】顧客が現在はプロファイルを有しておら
ず、かつ、自分たちの要求に合わせて作られるプロファ
イルの作成を選択しなければ、システムは、デフォルト
プロファイルを作成することができる。
【0037】いったん、顧客識別子に関連した顧客プロ
ファイルが配置されるかまたは作成されれば、システム
は、アクセスの日付、時刻、位置のようなアクセス情
報、または、他の有効な情報を用いて、顧客プロファイ
ル102を更新することができる。顧客プロファイルを
更新するために、広範囲の情報にアクセスしかつ該情報
を用いることができる。概して、情報は、対象とする聴
衆に依存する。
【0038】次に、ホストサーバ111上の予測モデル
ソフトウェア112は、顧客提案プロファイル(custom
er offer profile)を用いるために、更新された顧客プ
ロファイルを用いる。これは、このユーザに対する表示
に適した広告を識別するコードストリングとなる。この
ストリングは、提案すべき割引レベル、ユーザが特別な
報償を受けるのに適格であるかどうか、個人化されたメ
ッセージが適切であるかどうか、および、さらなる情報
が求められるべきかどうかに関する情報や、広告選択シ
ステムが要求するかも知れない他の任意の情報を有する
ことができる。顧客提案プロファイル作成のタスクを行
うことにおいて、予測モデル112は、顧客の購入行動
に関する情報113と、以前提案した広告(すなわち、
過去に顧客がクリックして関心を示したことがある広
告)に対する顧客の応答履歴114とを用いる。広告を
選択するために用いられる基準は、多くの要因に依存す
るが、システムがアクセスされている起点位置、日付、
時刻、環境条件の他に、顧客の年齢、住所、購入履歴の
ような基準を有することができる。顧客に関する情報に
ついては、顧客を類別するために用いることができ(1
18,119)、これにより、予測モデルは、適切な広
告の選択を助力するために人口学的データを用いること
ができる。
【0039】予測モデル112は、顧客提案プロファイ
ルをサービスステーションサーバへ返信し、該サービス
ステーションサーバは、該サーバにより保持されている
広告のカタログ115から多数の広告を選択するため
に、このプロファイルを用いる。局所的に保持された広
告は、サービスステーションを訪問する可能性が高い顧
客に最も関連していると、ホストサーバ111上で実行
されているソフトウェアにより見なされる広告である。
ホストサーバ111は、多数のローカルサーバ110に
関するコンテンツを供給する。これにより、例えば、ホ
スト111は、毎日を基本として、該ホスト111がそ
のカタログ101内に保持する広告のサブセットを備え
たローカルサーバの広告カタログ115を更新する(1
16)。
【0040】顧客提案プロファイルを用いて、広告には
スコアが割り当てられ、高い方のスコアが、ユーザにと
って関心がある情報を有している可能性が高い広告に割
り当てられる。次に、広告は、割り当てられたスコアに
したがって等級づけされ、かつ、適切さの順序で表示さ
れる。しかしながら、あまりに頻繁に広告を繰り返すこ
とはよいマーケティングの習慣とは考えられていないの
で、広告を選択する手段は、最大限の関心および影響力
を確実なものとすべく、ある期間に渡って、ユーザには
常に変化する(ever changing)広告配列が呈されるこ
とを確実にするために、一式の規則を適用する。広告を
これ以上は表示すべきではないことを、または、適切な
広告がこれ以上は存在しないことをユーザが能動的また
は受動的に示すまで、システムは適切な広告を表示し続
ける。ユーザは、例えば、キーまたはタッチスクリーン
を押すことにより、広告に関心を示すことができる。シ
ステムは、関心を記録し(114,117)、かつ、該
システムは、追加の情報を表示するか、または、広告に
関連する提案または割引を提案することができ、また
は、広告または割引伝票のコピーを印刷することができ
る。
【0041】予測モデルにより適用され得る規則の種類
の例は、以下の通りである: ・ ユーザが過去12ヶ月以内にオイルサービスの提案
を受け入れたことがあるか、または、過去3ヶ月以内に
オイルサービスの広告が示されたことがある場合には、
このような広告を表示しないこと。 ・ 広告または提案が、以前に表示された最後の10個
のうちの1つである場合には、該広告または提案を表示
しないこと。 ・ ユーザが自動車保険の提案を受け入れた日付までの
2ヶ月前を過ぎたら、同じまたは類似の保険の提案を表
示すること。
【0042】サービスステーションローカルサーバ11
0は、広告120と一緒にまたは該広告に続いて、局所
的コミュニティまたは他の情報を表示するように選択す
ることもできる(120)。概して、局所的性質の情報
は、ホスト111によってではなく、局所的にシステム
へ追加される(121)。
【0043】ユーザが質問に応答するように求められた
ならば、該ユーザに関する情報を更新するために、応答
または応答の欠如が用いられる(122)。
【0044】顧客に関する情報を保持するためにホスト
サーバを用いることは、保持されているデータの安全性
を高める。ユーザは、個人データを許容する用意ができ
ており、この個人データは、該個人データが広く有効と
はならないことが満たされた場合にのみ広告の対象を最
適に定める形式のものである。この方法によって、中央
のホストサーバ111のみが、機密扱いであるかも知れ
ない情報に対してアクセスすることが可能となる。ロー
カルサーバは、顧客提案プロファイルの形式で戻された
データを処理するだけであり、該データは、それ自体
に、機密扱いではない個人的詳細を有する形式のもので
あってもよい。これにより、本発明によるシステムの本
実施形態は、顧客に関する保持された情報の安全性の尺
度をもたらす広告の対象を定める手段を提供する。さら
に、ホストにより用いられる予測モデルについては、ロ
ーカルサーバにより用いることができ、この場合に、ロ
ーカルサーバは、適用されている規則を正確に知る必要
がない。このことによって、ホストが、プロプリエタリ
ー(proprietary)モデルを、該モデルをネットワーク
上の他のホストに開示せずに利用することが可能となり
得る。
【0045】サービスステーションローカルサーバ11
0は、顧客に関する情報を、所定期間(通常は、平均的
な顧客がその位置で費やす期間)保持することができ
る。その期間中に、ユーザによる後続のアクセスは、ホ
ストサーバからの顧客情報を求めるためにローカルサー
バを必要としない。最後のアクセスから所定時間が経過
した後に、ローカルサーバ110は、場合によっては更
新されている可能性がある顧客プロファイルを、ホスト
サーバ111へ戻す。
【0046】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態として、サービスステーションキオスクマシン(図
2の符号109あるいは図1の符号5)として専用の端
末装置を用いた場合について説明する。なお、第2の実
施の形態では、本発明のシステムがセルフサービス式の
給油設備(以下、”セルフ式給油設備”と呼ぶ)で利用
されるものとして図3〜図16を用いて説明する。
【0047】図3はセルフ式給油設備で利用されるシス
テムの構成を示す図である。以下で、システムを構成す
る装置および図2に示す装置との対応について説明す
る。図3において、符号109は、車の燃料や潤滑油の
供給、洗車等のサービスを提供するサービスステーショ
ンに設置される専用の端末装置である。端末装置109
は、前述のサービスステーションキオスクマシンに対応
する装置であり、セルフ式給油設備近傍に設置させる。
より具体的には、端末装置109は、車両にガソリン等
の石油製品を供給するセルフ給油式の燃料ポンプの近傍
に設置されることが好ましい。また、端末装置109の
高さは顧客の操作性を考慮した高さ(1[m]程度)が
好ましい。
【0048】端末装置109は、顧客の識別番号が記憶
されたカード(ロイヤルティカード等)の読み取りを行
うカードリーダ104と、表示装置としてのスクリーン
105と、クーポン等の印刷をするための印刷装置とし
てのプリンタ106を備える。また、端末装置109
は、データ処理や端末装置を構成する各種装置を制御す
る制御装置(図示せず)を備える。なお、スクリーン1
05はタッチスクリーンであり、顧客がスクリーン上の
表示項目の選択をするための選択装置としての機能も備
える。
【0049】符号120は、顧客に応じたクーポンの選
択等を行うためのサーバである。ここで、”クーポン”
とは商品やサービス等に関する広告情報を少なくとも含
む広告媒体である。また、”クーポン”は、これら広告
対象の商品やサービスの割引券、引換券、お試し券等と
して利用できるチケットも含む。以下では、クーポンを
商品やサービス等に関する広告情報を含み、これら商品
やサービスの割引券、引換券、お試し券等となるチケッ
トとして説明する。
【0050】サーバ120は、顧客に応じたクーポンを
発行するために必要となる情報、および、他の情報を蓄
積したデータベース200を備える。なお、第2の実施
の形態において、サーバ120は、図2のサービスステ
ーションサーバ110、ホストサーバ111の機能を備
えるものとして説明する。また、データベース200
は、図2に示す各種データベースを含むものとして説明
する。
【0051】符号130は、セルフサービスによる給油
が終了した後の清算を行うためのPOS(Point Of Sal
es)端末である。POS端末130は、さらに、顧客の
識別番号が記憶されたカードを読み取るカード読み取り
機131、バーコードリーダ(図示せず)を備える。P
OS端末130は、給油設備に隣接して併設されるコン
ビニエス・ストア等の店舗内や、ショッピングモール
(小売商店街)を形成する店舗内等に設置される。給油
設備に隣接して併設される店舗に設置される場合、PO
S端末130は、給油の清算のほか、商品購入の清算、
サービス利用に対する清算のためにも使用される。一
方、ショッピングモール内の店舗等に設置される場合、
POS端末130は、その店舗で提供される商品購入や
サービス利用に対する清算のために使用される。
【0052】符号109’は、給油設備近傍以外のエリ
ア、例えば、ショッピングモール内の様々な位置に設置
される1つまたは複数の端末装置である。端末装置10
9’の構成は端末装置109と同じである。
【0053】端末装置109,109’、POS端末1
03は、ネットワークを介してサーバ120と通信可能
に接続させる。
【0054】次に、サーバ120の構成、データベース
200が蓄積する情報について図4を用いて説明する。
図4より、サーバ120は、メンテナンス301、ユー
ザ認証302、割引処理303、バナー広告処理30
4、POS端末処理305に関する処理モジュール、お
よび、予測モジュール310を備える。ここで、メンテ
ナンスモジュール301は、保守用端末からの指令を受
けて、データベース200内の顧客に関する情報やクー
ポンに関する情報等の修正、追加、変更、参照等の処理
を行うモジュールである。ユーザ認証モジュール302
は、端末装置109,109’より送信される顧客の識
別番号がデータベース200内に登録されているかを判
定することによりユーザ認証を行う処理モジュールであ
る。
【0055】割引処理モジュール303は、給油設備近
傍に設置された端末装置109からアクセスを受ける場
合であって、その顧客の識別番号がデータベース200
に登録されている場合、その顧客に応じてセルフ給油さ
れるガソリン等の石油製品の割引率を決定する処理モジ
ュールである。また、割引処理モジュール303は、決
定した割引率を端末装置109に通知する機能も備え
る。バナー広告処理モジュール304は、端末装置10
9,109’のスクリーン105上の特定の領域である
バナー広告領域221に所定周期で順次バナー広告を表
示させる処理モジュールである。POS端末処理モジュ
ール305は、POS端末130からの依頼により決定
した石油製品の割引率をそのPOS端末130に通知す
る処理モジュールである。また、POS端末処理モジュ
ール305は、POS端末130から顧客の識別番号、
および、その顧客による商品の購入またはサービスの利
用に関する情報等の通知を受けると、データベース20
0内のその顧客の購入履歴情報等の更新処理も行う。
【0056】予測モジュール310は、プレゼント処理
311、アンケート処理312、クーポン処理に関する
各処理モジュールを備える。ここで、プレゼント処理モ
ジュール311は、誕生日あるいはその前後に来店した
顧客や、ランダムに選択された顧客に対し、プレゼント
の引換券を端末装置109,109’に印刷させる処理
モジュールである。
【0057】アンケート処理モジュール312は、端末
装置109、109’に対しアンケートを表示させ、顧
客によるアンケートの回答結果に応じて、そのアンケー
ト内容に関連する商品等のクーポンを端末装置109、
109’に表示させる処理モジュールである。クーポン
処理モジュール313は、顧客の識別番号がデータベー
ス200に登録されている場合、その顧客に関する情報
にもとづき、データベース200に登録された複数のク
ーポン情報から端末装置109、109’で表示する所
定個数のクーポンを選択する処理モジュールである。ま
た、クーポン処理モジュール313は、選択されたクー
ポンに関する情報を端末装置109、109’に通知す
る処理も行う。クーポン処理モジュール313は、顧客
応じたクーポン選択のためにクーポン選択情報314を
内部情報として持つ。また、クーポン選択情報314
は、顧客の属性とクーポンのカテゴリとの対応を示す選
択用テーブルと、カテゴリに含まれるクーポンを特定す
るためのカテゴリ内クーポン情報とを含む。なお、クー
ポン処理モジュール313により選択されたクーポン
は、端末装置109,109’のスクリーン105上の
クーポン領域222に表示される。
【0058】上述のメンテナンスモジュール301、ユ
ーザ認証モジュール302、割引処理モジュール30
3、バナー広告処理モジュール304、POS端末処理
モジュール305に関する処理モジュール、および、予
測モジュール310は、これら処理モジュールの機能を
実現するためのプログラムをメモリにロードしてCPU
により実行されることでその機能が実現させる。
【0059】次に、データベース200に蓄積される情
報について説明する。データベース200は、顧客プロ
ファイル201、顧客購入履歴202、顧客グループ情
報203、アンケート情報204、プレゼント関連情報
205、バナー広告情報206、クーポン情報207、
クーポンカテゴリ情報208等の各種情報を蓄積してい
る。
【0060】顧客プロファイル201、顧客購入履歴2
02、顧客グループ情報203は顧客に関する情報であ
り、顧客に応じたクーポンの選択、石油製品の割引率の
決定等で参照される。顧客プロファイル201は、顧客
毎に、その顧客の識別番号であるIDのほか、顧客の個
人情報である氏名、性別、生年月日、趣味等の情報を含
む。さらに、顧客プロファイル201は、顧客毎に、顧
客の属するグループを特定するグループID、端末装置
109,109’で示されたアンケートに対する応答結
果、端末装置109,109’で表示されたクーポンの
印刷履歴、決定された石油製品の割引率等の個人情報を
含む。
【0061】顧客購入履歴202は、顧客の商品購入や
サービス利用に関する情報を含む。具体的には、顧客毎
に、その顧客のIDをキーとして、石油製品の購入量を
含む購入履歴、端末装置109,109’で印刷された
クーポンの利用履歴、POS端末130から通知される
顧客の商品購入、サービス利用に関する履歴等の情報を
含む。
【0062】顧客グループ情報203は、家族会員、同
一会社の社員等、登録されている顧客のグループ分けに
関する情報を含む。そのため、顧客グループ情報203
は、各グループIDに対し、そのグループに属する一人
または複数の顧客のIDが対応付けた情報を含む。な
お、顧客グループ情報203は、グループに属する顧客
の石油製品の総購入量にもとづき、その顧客の石油製品
の割引率を決定する際に参照される。
【0063】アンケート情報204は、登録された顧客
であって、端末装置109,109’を操作した顧客に
対して行われるアンケートに関するルールを含む情報で
ある。より具体的には、アンケート情報204は、アン
ケート対象となる顧客に関する情報、アンケート内容に
関する情報、アンケートに対する顧客の応答結果に対し
てどのような処理を行うかを示す情報等を含む。
【0064】プレゼント関連情報205は、登録された
顧客であって、端末装置109,109’を操作した顧
客へプレゼントを与える際の顧客の選択ルールを含む情
報である。
【0065】バナー広告情報は、端末装置109,10
9’のスクリーン105におけるバナー広告領域221
に表示される複数のバナー広告に関する情報を含む。
【0066】クーポン情報207、クーポンカテゴリ情
報208は、複数のクーポンに関する情報であり、顧客
に対するクーポンの選択の際等に参照される。クーポン
情報207は、クーポンそのもの関する情報であり、各
クーポン毎に、そのクーポンのクーポンID、そのクー
ポンの広告内容を含む画像等を含む。さらに、クーポン
情報207は、そのクーポンが顧客に対し無条件に提示
されるスーパークーポンであるか否かを示す情報も含
む。
【0067】クーポンカテゴリ情報208は、クーポン
の分類に関するカテゴリと、各カテゴリに含まれるクー
ポンとの対応を示す。そのために、クーポンカテゴリ情
報208は、カテゴリ名に対しそのカテゴリに含まれる
クーポンIDを対応付けた情報を含む。なお、クーポン
カテゴリ情報208に含まれる”カテゴリ名”は、別途
詳細に説明する端末装置109,109’のスクリーン
105上のカテゴリボタン領域223に表示されるカテ
ゴリ名に対応する。
【0068】次に、顧客が給油設備近傍に設置された端
末装置109を操作する際の、端末装置(サービスステ
ーションキオスク端末)109とサーバ120の動作に
ついて、図5〜図13を参照して説明する。まず、顧客
が端末装置109のカード読み取り機104に自己の所
有するカードを通すと、カード読み取り機104は、カ
ード挿入を検知すると共に、カードに記録されている顧
客の識別番号(ID)を読み取る(S201)。以下で
は、この顧客を”顧客A”と呼ぶ。読み取られた識別番
号は、端末装置109の制御装置の制御のもとネットワ
ークを介してサーバ120に送信される。なお、以下で
は、動作主体として、”端末装置”と記載した場合、”
端末装置内の制御装置”を意味することとする。
【0069】識別番号を信したサーバ120のユーザ認
証モジュール302は、データベース200内の顧客プ
ロファイル201を参照することにより、受信した識別
番号が登録されているか否かによる認証処理を行う(S
220)。なお、受信した識別番号が登録されていない
場合(S221,No)、サーバ120は非ユーザであ
ることを端末装置109に通知し、端末装置109は、
非会員である旨および入会案内をスクリーン105に表
示させる。
【0070】受信した識別番号が登録されている場合
(S221,Yes)、サーバ120の割引処理モジュ
ール303は、顧客Aに応じた給油対象となる石油製品
の購入価格に対する割引率を決定する(S222,S2
23)。以下にその詳細を示す。
【0071】まず、割引処理モジュール303は、顧客
Aがグループ割引の対象者である場合、そのグループに
属する顧客全ての石油製品の総購入量を算出する(S2
22)。すなわち、割引処理モジュール303は、識別
番号をキーとして顧客プロファイル201を参照するこ
とによりその識別番号に関連つけれたグループIDが設
定されているかチェックする。これによりグループ割引
を受ける顧客か否か判断する。グループIDが設定され
ている場合、割引処理モジュール303は、顧客グルー
プ情報203を参照することにより、そのグループID
に関連付けられた1つまたは複数の顧客IDを得る。続
いて、割引処理モジュール303は、得られた1つまた
複数の顧客IDをキーとして顧客購入履歴202を検索
することにより各顧客の石油製品の購入量を得て、総購
入量を算出する。なお、総購入量の算出において、割引
処理モジュール303は、予め設定された購入期間に関
する制限や、対象とする石油製品に関する制限等につい
てのルールに基づき、総購入量を算出してもよい。
【0072】次に、割引処理モジュール303は、算出
した総購入量、および、予め設定されている割引率算出
のためのルールあるいは割引率算出用の式にもとづき、
給油対象の石油製品の割引率を算出する(S223)。
なお、顧客Aがグループ割引の対象者でない場合、割引
処理モジュール303は、顧客Aのこれまでの石油製品
の購入量にもとづき、割引率を算出する。また、割引処
理モジュール303は、決定された割引率を、顧客Aの
識別番号と対応付けて顧客プロファイル201に記録す
るとともに、割引率を端末装置109に通知する。
【0073】割引率の通知を受けた端末装置109は、
受信した割引率をスクリーン105に表示させる(S2
02)。これにより、顧客Aは、今回の石油製品の購入
価格の割引率を知ることができる。
【0074】割引率の決定の後、プレゼント処理モジュ
ール311は、所定の条件に合致する場合、顧客Aに対
しプレゼントの引換券を与えるための処理を行う。すな
わち、プレゼント処理モジュール311は、プレゼント
関連情報205に設定されているプレゼントを与える顧
客の選択ルールに従い、顧客Aに対しプレゼントを与え
るか否かを決定する(S224)。ここで、顧客の選択
ルールとしては、顧客の誕生日に関連した選択ルール、
顧客に対しランダムにプレゼントを行う際の顧客の選択
ルール、顧客の個人情報に関連したルール等がある。顧
客Aに対しプレゼントを与えると判断した場合、プレゼ
ント処理モジュール311は、プレゼント関連情報20
5を参照することにより、顧客Aに与えるプレゼントに
関する情報を得て、端末装置109に通知する。
【0075】通知を受けた端末装置109は、受信した
情報に基づき、プレゼントがある旨をスクリーン105
に表示し(S203)、プレゼントの引換券となるクー
ポンをプリンタ106より印刷する(S204)。スク
リーン105への表示例を図7に示す。図7は、顧客に
対しランダムにプレゼントを行う際の顧客の選択ルール
において、顧客Aが選択された場合の表示例である。こ
のように本システムが特定の条件下で顧客にプレゼント
を与える機能を備えることで、顧客は端末装置109の
利用についてのインセンティブを与えられることとな
り、端末装置109の利用率が高まる。また、この端末
装置109には、広告情報を含むクーポン等の表示がさ
れることから、広告効率も高まることになる。
【0076】アンケートに関する処理の後、サーバ12
0のアンケート処理モジュール312は、所定条件下で
その顧客に対して所定のアンケートを行い、顧客がアン
ケート内容に関連する商品等に興味を持っていると判断
した場合、その顧客に対しアンケートに関連するクーポ
ンを発行させる処理を行う(ステップS225,22
6)。以下にその詳細を示す。
【0077】まず、アンケート処理モジュール312
は、顧客Aについて顧客プロファイル201内の項目”
アンケート結果”、および、アンケート情報204を参
照することにより、アンケート情報204に示されるア
ンケートを顧客Aに対してすでに行ったかの判断を行う
(S225)。なお、項目”アンケート結果”には、過
去に行われたアンケートを特定する情報、および、その
アンケートに対する回答結果が含まれており、今回行う
アンケートがすでに顧客Aに対して行われているか判断
することができるようになっている。すでに行われてい
る場合、処理を図6のステップS228に進める。今回
のアンケートを行っていない場合、アンケート処理モジ
ュール312は、アンケート情報204に設定されてい
るアンケート内容を取得し、端末装置109に通知す
る。
【0078】通知を受けた端末装置109は、受信した
アンケート情報に基づき、アンケート内容をスクリーン
105に表示する(S205)。スクリーン105上の
表示例を図8に示す。図8に示すように、スクリーン1
05上には、顧客Aがアンケートに簡単に答えられるよ
うに、アンケートに対する回答用のボタン401,40
2も合わせて示される。顧客Aがいずれかのボタンを押
すとスクリーン105が感知し、端末装置109は、ア
ンケートに対する入力結果(回答結果)をサーバ120
に通知する。ここでは、顧客Aがボタン401を押した
ものとする。
【0079】入力結果を受信したアンケート処理モジュ
ール213は、アンケート内容およびそれに対する回答
結果を顧客Aに関連付けて顧客プロファイル201に記
録する。また、アンケート処理モジュール213は、回
答結果をキーとしてアンケート情報204に定義されて
いるルールに基づき、顧客Aがアンケート内容に関連す
る商品(サービス)対し興味を持っているか否か判断す
る。顧客Aが興味を持っていると判断した場合、アンケ
ート処理モジュール213は、アンケート情報204を
参照して、そのアンケートに関連付けれられているクー
ポンに関する情報を取得し、その情報を端末装置109
に通知する(S226)。なお、顧客Aが興味を持って
いないと判断した場合、サーバ120の処理は図6のス
テップS228に移る。
【0080】クーポンに関する通知を受けた場合、端末
装置109は、その情報に基づき、そのクーポンをスク
リーン105に表示する。スクリーン105への表示例
を図9に示す。図9は、ビールに関する2つのクーポン
403,404が表示された例を示している。スクリー
ン105には、各クーポン403,404に対応付けて
そのクーポンを印刷するためのプリントボタン405,
406が設けられている。顧客Aがクーポン403に興
味を持ち、プリントボタン405を押すと、端末装置1
09は、表示されたクーポン403に関するクーポンを
印刷する。また、端末装置109は、顧客Aのクーポン
選択結果をサーバ120に通知し、アンケート処理モジ
ュール213は、顧客Aおよびアンケート内容に関連付
けてクーポンの印刷履歴を顧客プロファイル201に記
録する。
【0081】以上のように、システムが顧客に対するア
ンケート結果に応じてアンケート内容に関連した商品
(サービス)のクーポンの発行を行うことで、そのクー
ポンに興味を持ちそうな顧客にのみクーポンを提示でき
るようになる。さらに、アンケートに対する回答結果、
および、アンケートに関連したクーポンの印刷履歴を蓄
積することで、システムは各顧客の興味に関する情報を
自動的に蓄積することができる。また、これら情報は、
サーバ120による顧客に応じたクーポンの選択の際に
利用できる。
【0082】アンケートに関する処理の後、サーバ12
0のクーポン処理モジュール313は、顧客Aに応じた
クーポンの選択処理をする(図6のS228〜S23
4)。以下にその詳細を示す。
【0083】まず、クーポン処理モジュール313は、
クーポン情報207を参照することにより、顧客に無条
件で提示するスーパークーポンがあるか判断を行う(S
228)。なお、ここでは、顧客に提示するクーポンの
枚数が2枚であるものとし、スーパークーポンの設定が
1つあったもとする。
【0084】次に、クーポン処理モジュール313は、
顧客Aの個人情報およびクーポン選択情報314内の選
択用テーブルに基づき、提示するクーポンのカテゴリを
決定する(S229)。この処理の詳細を以下に示す。
【0085】まず、選択用テーブルについて説明する。
図10は、選択用テーブルの一例を示した図である。図
10において、横方向に示される項目は個人情報に基づ
いた顧客の分類を示す。図では、顧客の個人情報に基づ
き、顧客が、男性未婚、男性既婚子供有、・・・、女性
既婚子供無の6つに分類される例を示している。縦方向
に示される項目はクーポンの分類項目であるカテゴリを
示し、カテゴリとしてレストラン、男性衣料、女性衣
料、・・・がある。選択用テーブルには、顧客の個人情
報に基づく分類に対し、各カテゴリが選択対象となるカ
テゴリかを否か示す値が設定される。ここでは、”1”
が選択対象のカテゴリを意味し、”0”が非選択対象の
カテゴリを意味する。顧客プロファイル201に含まれ
る顧客Aの個人情報を参照した結果、顧客Aが分類”男
性未婚”409に分類される場合、クーポン処理モジュ
ールは、提示クーポンのカテゴリとして、”レストラ
ン”、”男性衣料”、”オイル交換”、・・・、”男
性”、・・・を決定する。
【0086】なお、図10に示すカテゴリにおいて、符
号407はクーポンの種類に応じたカテゴリを設定する
ためのエリアである。符号408は符号407に示され
るカテゴリに分類できないクーポンを分類するために設
定されるカテゴリであり、顧客の分類を利用したカテゴ
リの設定が行われる。以上のように、符号407に設定
されるカテゴリに属しないクーポンを分類するためのカ
テゴリ領域408を設けることで、符号407に設定さ
れるクーポンの種類に応じたカテゴリ項目の増大を防止
でき、選択用テーブルの容量を少なくすることができ
る。
【0087】クーポンのカテゴリが決定された後、クー
ポン処理モジュール313は、顧客Aへの提示候補とな
るクーポンを選択する(ステップS230)。そのため
に、クーポン処理モジュール313は、まず、各カテゴ
リに対しそのカテゴリに含まれるクーポンIDが記録さ
れたカテゴリ内クーポン情報を参照することにより、提
示候補となる複数のクーポンIDの取得を行う。ここで
は、ステップS229で決定されたカテゴリ”レストラ
ン”等に対応付けられたクーポンIDが選択される。次
に、クーポン処理モジュール313は、選択された複数
のクーポンIDより顧客Aに提示する残り個数(ここで
は1個)のクーポンの決定を行う。残り個数分のクーポ
ンの決定は、ランダム選択でもよく、また、顧客プロフ
ァイル201,顧客購入履歴202に含まれる顧客Aの
アンケート結果、クーポン印刷履歴、クーポン利用履
歴、商品購入履歴のいずれか、あるいは、すべての情報
を利用して、設定された選択ルールに従い顧客Aが特に
興味を持つ可能性の高いクーポンを選択するようにして
も良い。
【0088】次に、クーポン処理モジュール313は、
選択したクーポンが過去に顧客Aに対して表示されてい
るか判断を行う(S231)。顧客プロファイル201
の表示クーポン情報には、各顧客に対応付けて、その顧
客に対しこれまでに端末装置にて表示されたクーポンの
クーポンIDが、クーポン表示履歴として設定されてい
る。そこで、クーポン処理モジュール313は、顧客A
の表示クーポン情報内のクーポンIDと、ステップS2
30で選択されたクーポンIDとを比較することによ
り、これまでに顧客Aに対して表示されたかを判断す
る。判断の結果、これまでに表示されたクーポンである
場合、ステップS230に処理を戻す。この処理によ
り、同一の顧客に対して同じクーポンを繰り返し提示す
ることを防止できる。
【0089】なお、表示クーポン情報は、顧客に提示し
た最新の所定個数のクーポンIDのみを記録するように
することが好ましい。これにより、表示クーポン情報の
ための記録容量を制限できると共に、顧客が興味を持つ
と思われる同一クーポンをある間隔を置いて、提示する
ことも可能となる。
【0090】ステップS231の判断結果、これまでに
表示されていないと判断した場合、クーポン処理モジュ
ール313は、ステップS231までの処理で選択され
たクーポンを顧客Aに対して提示するクーポンと決定す
る。また、クーポン処理モジュール313は、顧客プロ
ファイル内の顧客Aの表示クーポン情報に対し、決定さ
れたクーポンに関する情報の追加による更新を行う(S
232)。また、クーポン処理モジュール313は、ク
ーポン情報207を参照し、端末装置109でそのクー
ポンを表示、印刷するために必要となる画像等の情報を
得て、その情報を端末装置109通知する。
【0091】端末装置109は、受信したクーポンに関
する情報に基づき、クーポンをスクリーン105に表示
する(S206)。表示例を図11に示す。図11に示
すように、スクリーン105の表示領域は、前述のよう
にバナー広告領域211、クーポン領域222、カテゴ
リボタン領域223の3つの領域に分けられる。
【0092】バナー広告領域221は、所定周期で順次
異なるバナー広告を表示するための領域である。なお、
このバナー広告に関する情報は、サーバ120のバナー
広告処理モジュール304より送られる。バナー広告処
理モジュール304は、予測モジュール310とは独立
に動作し、バナー広告情報206を参照して端末装置1
09で表示するバナー広告をランダムに選択し、そのバ
ナー広告に関する情報を端末装置109に順次通知す
る。また、バナー広告に関する情報を受信した端末装置
109は、その情報に基づき、バナー広告領域221に
バナー広告を表示する。
【0093】クーポン表示領域222は、クーポン処理
モジュール313で選択されたクーポンを表示する領域
であり、図11の例では選択された2つのクーポンが表
示される。
【0094】カテゴリボタン領域223は、特定のカテ
ゴリに含まれるクーポンを顧客が見れるようにするため
の領域で、カテゴリ名を含むボタンが表示される。表示
されるカテゴリ名は、クーポンカテゴリ情報208に含
まれるカテゴリ名と対応している。カテゴリ名に関する
情報は、端末装置109がサーバ120より得て、予め
端末装置109のメモリに記憶しているものとする。
【0095】スクリーン105に図11に示すような表
示がされている状態において、顧客Aがプリントボタン
410を押すと、スクリーン105が感知し(S20
8)、端末装置109は、選択されたクーポンをプリン
タ106より印刷する(S209)。また、端末装置1
09は、印刷されたクーポンに関する情報をサーバ12
0に通知する。
【0096】印刷されたクーポンの一例を図13に示
す。図13に示すように印刷されたクーポンには、対象
商品あるは対象サービスとその割引内容(割引率、割引
額、無料、引き換え、試食、試飲等を含む)を示す領域
420と、領域420に示される内容をバーコード化し
た領域421とが設けられる。これら端末装置109に
て印刷される内容に関する情報もデータベース200内
のクーポン情報207に含まれ、サーバ120からクー
ポンに関する情報として端末装置109に通知される。
【0097】このように、印刷されるクーポンに、対象
商品あるは対象サービスとその割引内容をバーコード化
した領域421を設けることで、POS端末130にお
いて、クーポンの対象商品あるいは対象サービスの割引
処理の簡便化を図れる。さらに、POS端末130は、
バーコードを読み取ることで、クーポンの内容を簡単に
入力できるので、サーバ120は、各顧客のクーポンの
利用履歴をPOS端末130を介して簡単に蓄積できる
ようになる。なお、前述のアンケート関連して印刷され
るクーポンも図13と同様のクーポンが印刷される。
【0098】印刷されたクーポンに関する情報を受信し
たサーバ120のクーポン処理モジュール213は、印
刷されたクーポンに関する情報を顧客Aに関連付けて顧
客プロファイル201のクーポン印刷履歴に記録するこ
とで更新を行う(ステップS233)。
【0099】また、スクリーン105に図11に示すよ
うな表示がなされている状態において、顧客Aがカテゴ
リボタン”食べる”411を押すと、スクリーン105
が感知し(S210)、端末装置109は、選択された
カテゴリに関する情報をサーバ120に通知する。
【00100】選択されたカテゴリに関する情報を受信
したクーポン処理モジュール213は、クーポンカテゴ
リ情報208を参照することにより、選択されたカテゴ
リに属するクーポンIDを得て、その中よりランダムに
所定個数のクーポンの選択を行う(S234)。そし
て、クーポン処理モジュール213は、選択したクーポ
ンに関する情報を端末装置109に通知する。なお、顧
客Aにより選択されたカテゴリ内のクーポンの選択方法
およびそれに伴う処理は、ステップS230からS23
2で説明した処理内容と同様にしてもよい。
【00101】端末装置109は、受信したクーポンに
関する情報に基づき、クーポンをスクリーン105に表
示する(S206)。表示例を図12に示す。以下、端
末装置109とサーバ120間で、ステップS206〜
S210、ステップS233,S234の処理が同様に
して行われる。また、これらの処理は、給油の終了ある
いあるいは図示しない終了ボタンにより終了する。ま
た、所定枚数のクーポンが印刷された時点、あるいは顧
客による端末装置の操作が所定時間以上ない時点で強制
的にこれらの処理を終了してもよい。
【00102】給油設備近傍以外のショッピングモール
等のエリアに設置される端末装置109’とサーバ12
0間においても、図5,6に示す処理と同様の処理が行
われる。ただし、端末装置109’の場合、給油に関連
した端末装置でないことから、端末装置109’とサー
バ120間での処理において、石油製品の割引率に関す
る図5のステップS202,ステップS222〜S22
3の処理は行われない。
【00103】次に、顧客Aによりセルフ給油された石
油製品の清算時におけるPOS端末130とサーバ12
0との動作について図14を用いて説明する。ここでの
POS端末130は、給油設備に併設された店舗内に設
置されているものとする。POS端末130のカード読
み取り機131に顧客Aのカードが通されると、カード
読み取り機131は、カードに記録された顧客Aの識別
番号を読み取る(S241)。続いて、POS端末13
0は、顧客Aに対する石油製品の割引率の要求のため
に、読み取った顧客Aの識別番号をサーバ120に通知
する。
【00104】サーバ120は、受信した識別番号をキ
ーとして顧客プロファイル201を検索することによ
り、図5のステップS223で割引処理モジュール30
3の決定した顧客Aに対する割引率を得る(S25
1)。また、サーバ120は検索した割引率をPOS端
末130に通知する。
【00105】通知を受けたPOS端末130は、顧客
Aが給油を行った燃料ポンプの番号から得られる給油量
と受信した割引率から料金を算出し、石油製品販売に関
する清算を行う(S242)。なお、この清算は、現
金、クレジットカード、デビットカード等何れの清算方
法であってもよい。また、POS端末130は、顧客A
の石油製品の購入量をステップS241で読み取った顧
客Aの識別番号とともにサーバ120に通知する。
【00106】通知を受けたサーバ120は、受信した
識別番号をもとに顧客購入履歴202内の顧客Aの購入
量の更新を行う(S252)。
【00107】以上のようにして、顧客Aによりセルフ
給油された石油製品の清算時に、サーバ120の求めた
割引率が利用される。また、以上のようにして、POS
端末130における石油製品の清算時に、データベース
200において、顧客Aの石油製品の購入量の更新が行
われる。なお、この顧客Aの石油製品の購入量に関する
情報は、前述した通り、次回の顧客Aの石油製品購入の
際のサーバ120による割引率決定に利用される。
【00108】次に、顧客Aが端末装置109あるいは
109’にて印刷したクーポンを利用した商品購入ある
いはサービス利用の清算時におけるPOS端末130と
サーバ120との動作について図15を用いて説明す
る。ここでのPOS端末130は、クーポンの利用対象
となる商品販売やサービスの提供を行う店舗内に設置さ
れているものとする。
【00109】POS端末130のカード読み取り機1
31に顧客Aのカードが通されると、カード読み取り機
131は、カードに記録された顧客Aの識別番号を読み
取る(S261)。POS端末130は、クーポン対象
の商品に印刷されたバーコードをPOS端末130のバ
ーコードリーダを介して読み込むことで、クーポン対象
となる商品コードの読み込みを行う(S262)。PO
S端末130は、クーポンに印刷されたバーコード領域
(図13の符号421参照)をPOS端末130のバー
コードリーダを介して読み込むことで、クーポン対象と
なる商品およびその割引内容を取得する(S263)。
【00110】続いてPOS端末130は、ステップS
262で読み取った商品コードから得られる価格と、ス
テップS263で読み取ったその商品の割引内容から、
その商品の販売額を算出し、その商品に関する清算を行
う(S264)。なお、この清算も、何れの清算方法で
あってもよい。また、POS端末130は、顧客Aのク
ーポンの利用履歴更新のために、その商品に関する情
報、利用されたクーポンに関する情報とともにステップ
S261で読み取った顧客Aの識別番号をサーバ120
に通知する。
【00111】サーバ120は、受信した識別番号をも
とに顧客購入履歴202内の顧客Aのクーポン利用履歴
の更新を行う(S271)。
【00112】なお、クーポンの内容がサービスに関す
るものである場合、図15のS262でサービスを特定
する情報がPOS端末130の操作者によりPOS端末
130に入力される点で異なるのみで、図15に示す処
理フローと同様に処理される。
【00113】以上のようにして、顧客Aにより端末装
置109,109’で印刷されたクーポンが清算時に利
用される。また、顧客Aがクーポンを利用した清算を行
うと、以上のようにして、データベース200におい
て、顧客Aのクーポン利用履歴の更新が行われる。な
お、この顧客Aのクーポン利用履歴は、前述したよう
に、次回、顧客Aが端末装置109,109’を利用し
た際に、顧客Aに提示するクーポンを決定する際にサー
バ120により必要に応じて参照される。
【00114】次に、顧客Aによる通常の商品購入ある
いはサービス利用の清算時におけるPOS端末130と
サーバ120との動作について図16を用いて説明す
る。ここでのPOS端末130は、サーバ120とネッ
トワークを介して接続可能なものであればいずれに設置
されているものでもよい。
【00115】POS端末130のカード読み取り機1
31に顧客Aのカードが通されると、カード読み取り機
131は、カードに記録された顧客Aの識別番号を読み
取る(S281)。POS端末130は、商品に印刷さ
れたバーコードをPOS端末130のバーコードリーダ
を介して読み込むことで、商品コードの読み込みを行う
(S282)。続いてPOS端末130は、ステップS
282で読み取った商品コードより得られる価格にもと
づき、その商品に関する清算を行う(S283)。な
お、この清算も、何れの清算方法であってもよい。ま
た、POS端末130は、顧客Aの商品購入履歴更新の
ために、その商品に関する情報とともにステップS28
1で読み取った顧客Aの識別番号をサーバ120に通知
する。
【00116】サーバ120は、受信した識別番号をも
とに顧客購入履歴202内の顧客Aの商品購入履歴の更
新を行う(S291)。
【00117】なお、清算対象がサービスに関するもの
である時には、図16のS282でサービスを特定する
情報がPOS端末130に入力される点で異なるのみ
で、図16に示す処理フローと同様に処理される。
【00118】以上のようにして、顧客Aにより商品購
入、サービス利用の清算が行われると、データベース2
00において、顧客Aの商品購入履歴の更新が行われ
る。なお、この顧客Aのクーポン利用履歴は、前述した
ように、次回の顧客Aが端末装置109,109’を利
用した際に、顧客Aに提示するクーポンを決定する際に
サーバ120により必要に応じて参照される。
【00119】以上説明した第2の実施の形態におい
て、図5のステップS202で、端末装置109は受信
した割引率を表示するものとして説明したが、図13と
同様の割引率を印刷したクーポンを印刷するようにして
もよい。この場合、POS端末130における石油製品
購入の清算は、クーポンの印刷内容に基づく清算とな
る。
【00120】また、端末装置109、109’は、顧
客対して端末装置の操作方法等について音声によるガイ
ダンスを行うための音声装置をさらに備えても良い。
【00121】また、図5のステップS226におい
て、サーバ120は、アンケートの回答時点で、アンケ
ート内容に関連した商品等のクーポン情報を端末装置に
通知しているが、これに限定されるものではない。例え
ば、次回以降の利用において、サーバ120は、顧客プ
ロファイル201に記録されたアンケートの回答結果に
応じて、アンケートを再度行うことなく、アンケート内
容に関連した商品等のクーポン情報を端末装置に通知し
てもよい。
【00122】また、本実施の形態において、サーバ1
20のバナー広告処理モジュール304は、バナー広告
情報206に含まれるバナー広告をランダムに選択する
ものとして説明したが、これに限定されるものではな
い。例えば、バナー広告処理モジュール304は、クー
ポン処理モジュール313と同様な処理により、顧客が
興味を持つと予測されるバナー広告を優先的に選択する
ようにしてもよい。
【00123】また、本実施の形態において、クーポン
処理モジュール313は、データベース200に蓄積さ
れた、顧客のクーポン印刷履歴やクーポン利用履歴等の
クーポン利用に関する情報、あるいは、顧客の商品購入
履歴に関する情報を参照するとともに、その顧客の個人
情報等を参照し、選択用テーブル内の内容(図10の”
1”or”0”)をより効果的なクーポンが選択できるよ
うにアダプティブに変更する機能を備えてもよい。
【00124】また、本実施の形態において、データベ
ース200内に、サーバ120が必要とする全ての情報
が含まれているものとして説明したがこれに限定される
ものではない。例えば、データベース200内の情報
が、複数のデータベースに分散されていてもよい。同様
に、サーバ120の機能は1つのサーバにより実現され
ても、複数のサーバによって実現されてもよい。
【00125】また、図2等に示すサービスステーショ
ンキオスクマシン109、サービスステーションサーバ
110、ホストサーバ111、あるいは、図4等に示す
サーバ200の機能を実現するためのプログラムをコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録
媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに
読み込ませ、実行することによりそれぞれのサーバや装
置の機能を実現してもよい。なお、ここでいう「コンピ
ュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェ
アを含むものとする。また、「コンピュータシステム」
は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホー
ムページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとす
る。
【00126】また、「コンピュータ読み取り可能な記
録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁
気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コン
ピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶
装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能
な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや
電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された
場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステ
ム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プ
ログラムを保持しているものも含むものとする。また、
上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納
したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あ
るいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシ
ステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送
する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク
(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように
情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、
上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するため
のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピ
ュータシステムにすでに記録されているプログラムとの
組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル
(差分プログラム)であっても良い。
【00127】以上説明したように、本発明は、給油設
備近傍に設置される端末装置109と、端末装置109
とネットワークを介して接続されるサーバ120とを含
むセルフ式給油設備で利用されるシステムである。さら
に、本システムは、給油設備近傍に以外のエリア、例え
ば、給油設備に近隣するショッピングモールに設置され
る端末装置109’をさらに備える。ここで、端末装置
109、109’は、顧客の識別番号を入力するための
入力装置と、表示装置(例えば、スクリーン105)
と、表示項目の選択をするための選択装置と、印刷装置
(プリンタ106)とを備える。ここで、入力装置は、
顧客による識別番号入力を容易にするために上述のよう
なカード読み取り機104が好ましいが、これに限られ
るものではない。例えば、入力装置として、顧客が識別
番号を直接入力するためのキー入力装置やタッチスクリ
ーンであってもよい。また、選択装置として、表示装置
をタッチスクリーンとすることが操作性の面で好ましい
が、これに限られるものではない。例えば、選択装置と
してポインティングデバイスや、選択キーを設けてもよ
い。
【00128】また、サーバ120は、a)広告情報を
含む複数のクーポン情報と、顧客の識別番号および顧客
に関する情報を含む顧客情報とを記憶したデータベース
と、b)端末装置109or109’で入力された顧客の
識別番号が顧客情報に登録されているかを判定する認証
機能と、c)端末装置109で顧客の識別番号が入力さ
れた場合、この顧客に応じて石油製品の割引率を決定
し、端末装置109に割引率を通知する割引処理機能
と、d)この顧客に関する情報にもとづき、複数のクー
ポン情報から所定個数のクーポンを選択し、選択された
クーポンに関する情報を端末装置109or109’に通
知するクーポン選択機能とを備える。
【00129】そして、端末装置109は、受信した割
引率を表示する、あるいは、割引率の示されたクーポン
を印刷する。また、端末装置109or109’は、クー
ポンに関する情報に基づきクーポンを表示し、表示され
たクーポンが顧客により選択された場合、クーポンを印
刷する。
【00130】ここで、端末装置109はセルフ式給油
設備近傍に設置され、かつ、登録された顧客であればこ
の端末装置109を利用することで石油製品の割引を受
けることができるので、顧客による端末装置109の積
極的な利用が見込まれる。また、給油にはある程度の時
間がかかる。こように顧客により積極的に利用され得る
端末装置109において、給油を待つ間、広告情報を含
むクーポンを表示することで、高い広告効率を得ること
ができる。さらに、顧客は登録により石油製品の割引と
いう特典を得られることから、本システムでは顧客の個
人情報を集めやすい。よって、本システムでは、端末装
置109or109’において、この個人情報等にもとづ
いた顧客に応じたクーポンの提示を容易にできるように
なる。
【00131】さらに、端末装置109or109’にお
いて顧客に提示されるクーポンが割引券や無料券等を兼
ねるものであれば、顧客はクーポンにより興味を示すよ
うになり、クーポンに記載された広告効果を高めること
ができる。なお、給油設備におけるセルフサービスによ
る給油が、端末装置109に顧客の識別番号を入力する
ことで可能となるようにしてもよい。これにより、端末
装置109の利用率がさらに高まり、広告効率も高める
ことができる。
【00132】また、石油製品の割引に関し、家族等の
グループ割引を実現するために、本システムでは、顧客
毎の石油製品の購入量に関する情報をさらに蓄積すると
ともに、1人以上の顧客を含むグループに関する顧客グ
ループ情報を記憶し、対象となる顧客の属するグループ
を決定し、このグループに属する顧客の石油製品の総購
入量を求め、この総購入量にもとづきその顧客の割引率
を決定している。これにより、顧客は、グループで登録
することで、より高い割引率を得られることから、顧客
登録の増大を見込める。また、登録顧客が増えることに
より、多くの顧客に対し、端末装置109,109’を
介した広告ができるようになり、端末装置109,10
9’における広告効果をさらに高めることができる。
【00133】また、本システムは、サーバ120とP
OS端末130とがネットワークで接続され、通信可能
としていることから、POS端末130での商品購入ま
たはサービス利用の清算時に、その顧客の商品購入、サ
ービス利用に関する購入履歴を蓄積できる。また、この
蓄積した顧客の購入履歴情報もさらに参照して、過去に
購入した商品、過去に利用したサービスに関するクーポ
ンを選択することで、より高い確率で顧客が興味を持つ
であろうクーポンの選択が可能となる。
【00134】また、本システムでは、過去に顧客に対
し提示したクーポンに関する情報を、各顧客毎に蓄積
し、その顧客に対してすでに提示したクーポンを除い
て、クーポンの選択を行っている。これにより、同じク
ーポン、すなわち、同じ広告を繰り返し顧客に提示する
のを防止でき、多くの広告を効率的に各顧客に提示でき
るようになる。
【00135】なお、本システムは、広告効率を高める
ために、セルフ式給油設備で利用されることが好ましい
が、これに限定されるものではない。例えば、本システ
ムは、店員により給油が行われる給油設備で利用されて
もよい。
【00136】以上、この発明の実施形態を図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計等も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるコンピュータシステムを示す図
である。
【図2】 ショッピングモールのサービスステーション
での使用における、本発明によるシステムの図式表示を
示す図である。
【図3】 セルフ式給油設備で利用されるシステムの構
成を示す図である。
【図4】 セルフ式給油設備で利用されるシステムのサ
ーバの構成を示す図である。
【図5】 端末装置とサーバとの動作フローを示す図で
ある。
【図6】 端末装置とサーバとの動作フローを示す図で
ある。
【図7】 プレゼントの際の端末装置での表示例を示す
図である。
【図8】 アンケートの際の端末装置での表示例を示す
図である。
【図9】 アンケートに対しボタン”はい”を押した場
合のアンケートの際の端末装置での表示例を示す図であ
る。
【図10】 クーポン選択のための選択用テーブルの一
例を示す図である。
【図11】 サーバで選択されたクーポンの端末装置で
の表示例を示す図である。
【図12】 カテゴリ領域ボタンが押された際の端末装
置での表示例を示す図である。
【図13】 端末装置で印刷されたクーポンの一例を示
す図である。
【図14】 給油終了後の清算の際のPOS端末とサー
バ間との動作フローを示す図である。
【図15】 クーポンを利用した清算の際のPOS端末
とサーバ間との動作フローを示す図である。
【図16】 購入商品等の清算の際のPOS端末とサー
バ間との動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1 キーボード 2 カード読み取り機 3 タッチスクリーン 4 キーパッド 5 PC 6 サーバ 7 コンピュータ 8 ローカルエリアネットワークサーバ 9 コンピュータプロファイルサーバ 10,11 広告データベースサーバ 12 追加のコンピュータ 13 プリンタ 100 入力装置 101 第1メモリ領域 102 第2メモリ領域 104 カード読み取り機 105 スクリーン 106 プリンタ 109,109’ サービスステーションキオスクマシ
ン(端末装置) 110 サービスステーションサーバ 111 ホストサーバ 112 予測モデルソフトウェア 120 サーバ 130 POS端末 131 カード読み取り機 200 データベース

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油設備近傍に設置される端末装置と、
    該端末装置とネットワークを介して接続されるサーバと
    を含むセルフ式給油設備で利用されるシステムであっ
    て、 前記端末装置は、 顧客の識別番号を入力するための入力装置と、 表示装置と、 表示項目の選択をするための選択装置と、 印刷装置とを備え、 前記サーバは、 広告情報を含む複数のクーポン情報と、顧客の識別番号
    および顧客に関する情報を含む顧客情報とを記憶した記
    憶手段と、 前記端末装置で入力された顧客の識別番号が前記顧客情
    報に登録されているかを判定する認証手段と、 該顧客に応じて石油製品の割引率を決定し、前記端末装
    置に該割引率を通知する割引処理手段と、 該顧客に関する情報にもとづき、複数のクーポン情報か
    ら所定個数のクーポンを選択し、選択されたクーポンに
    関する情報を前記端末装置に通知するクーポン選択手段
    とを備え、 前記端末装置は、 割引率を表示する、あるいは、該割引率の示されたクー
    ポンを印刷し、 クーポンに関する情報に基づきクーポンを表示し、 表示されたクーポンが顧客により選択された場合、クー
    ポンを印刷することを特徴とするセルフ式給油システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記セルフ式給油システムは、ショッピ
    ングモールに設置される端末装置をさらに備えることを
    特徴とする請求項1に記載の前記セルフ式給油システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記顧客情報は顧客毎の石油製品の購入
    量に関する情報をさらに含み、 前記記憶手段は、1人以上の顧客を含むグループに関す
    る顧客グループ情報をさらに記憶し、 前記割引処理手段は、 前記入力された顧客の識別情報および顧客グループ情報
    に基づき、該顧客の属するグループを特定し、 該グループに属する顧客の石油製品の総購入量を求め、 該総購入量にもとづき、前記割引率を決定することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載のセルフ式給油
    システム。
  4. 【請求項4】 前記顧客情報は、顧客毎の商品の購入ま
    たはサービスの利用に関する購入履歴情報をさらに含
    み、 前記サーバは、POS端末より、顧客の識別番号、およ
    び、該顧客の商品の購入またはサービスの利用に関する
    情報の通知を受けると、該顧客の購入履歴情報の更新を
    行う手段をさらに備え、 前記クーポン選択手段は、該顧客の購入履歴情報もさら
    に参照し、定められた個数のクーポンを選択することを
    特徴とする請求項1から請求項3に記載のセルフ式給油
    システム。
  5. 【請求項5】 前記顧客情報は、前記クーポン選択手段
    により選択されたクーポンに関する情報をさらに含み、 前記クーポン選択手段は、該顧客に対してすでに前記ク
    ーポン選択手段により選択されたクーポンを除いて、ク
    ーポンの選択を行うことを特徴とする請求項1から請求
    項4のいずれかに記載のセルフ式給油システム。
  6. 【請求項6】 セルフ式給油設備近傍に設置される端末
    装置と、該端末装置とネットワークを介して接続される
    サーバによるクーポン提示方法であって、 前記サーバは、 前記端末装置で入力された顧客の識別番号が登録されて
    いるかを判定し、 該顧客に応じて石油製品の割引率を決定し、前記端末装
    置に該割引率を通知し、 該顧客に関する情報にもとづき、広告情報を含む複数の
    クーポンから所定個数のクーポンを選択し、選択された
    クーポンに関する情報を前記端末装置に通知し、 前記端末装置は、 前記サーバから通知された割引率を表示する、あるい
    は、該割引率の示されたクーポンを印刷し、 前記サーバから通知されたクーポンに関する情報に基づ
    きクーポンを表示し、 表示されたクーポンが顧客により選択された場合、該ク
    ーポンを印刷することを特徴とするクーポン提示方法。
  7. 【請求項7】 セルフ式給油設備近傍に設置される端末
    装置とネットワークを介して接続可能なサーバ用のプロ
    グラムであって、 前記端末装置で入力された顧客の識別番号が登録されて
    いるかを判定する機能と、 該顧客に応じて石油製品の割引率を決定し、前記端末装
    置に該割引率を通知する機能と、 該顧客に関する情報にもとづき、広告情報を含む複数の
    クーポンから所定個数のクーポンを選択し、選択された
    クーポンに関する情報を前記端末装置に通知する機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  8. 【請求項8】 ユーザとのオンラインインタラクティブ
    通信によってアクセス可能なコンピュータシステムを含
    む、広告の対象を定めるためのシステムであって、 (a)製品およびサービスに関連する製品、サービス、
    提案の詳細を含む広告カタログを記憶するための第1メ
    モリ領域と、 (b)顧客識別子とユーザの詳細とを含む顧客プロファ
    イルを記憶するための第2メモリ領域と、 (c)ユーザの顧客プロファイルをシステムに入力する
    ための入力装置と、 (d)顧客プロファイルと予測された要求とに基づい
    て、広告カタログから広告を選択する手段と、 (e)選択された広告を表示するための表示手段とを具
    備することを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】 ユーザの識別子記録の入力に関する報酬
    として、ユーザに対し、ボーナスポイントまたは値引き
    を与える手段が与えられることを特徴とする請求項8に
    記載のシステム。
  10. 【請求項10】 顧客が以前に購入したことがあるもの
    と、顧客が購入を希望していると予測されるものとに基
    づいて、広告カタログから広告を選択する手段は、所定
    の基準に基づいて個々の広告に評価を割り当てるために
    有効な情報を利用する予測モデルを実行し、ユーザに対
    して表示する際に最も受け入れ可能であることを示す評
    価を有する広告を選択することが可能なソフトウェアを
    具備することを特徴とする請求項8または請求項9に記
    載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記顧客識別子は、カード読み取り機
    と、磁気ストリップ上に備えられた顧客識別子を有す
    る、顧客に発行されたカードとによって入力されること
    を特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載
    のシステム。
  12. 【請求項12】 広告の他に、選択された情報を表示す
    る手段が与えられることを特徴とする請求項8から請求
    項11のいずれかに記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記コンピュータシステムは、広告カ
    タログを記憶するための第1メモリ領域を具備するコン
    ピュータサーバにクライアントコンピュータが接続され
    ているショッピングモール内の様々な位置に配置された
    多数のクライアントコンピュータを具備し、前記広告カ
    タログは、2つ以上の販売代理店に関連した広告を有す
    ることを特徴とする請求項7から請求項12のいずれか
    に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 コンピュータシステムを利用して、対
    象を定めた広告を潜在的な顧客に対して呈するための過
    程を具備する方法であって (a)顧客は、顧客識別子をコンピュータシステムに入
    力する段階と、 (b)コンピュータシステムは、その第2メモリ領域内
    の顧客プロファイルにアクセスするために顧客識別子を
    用いる段階と、 (c)コンピュータシステムは、その第1メモリ領域内
    の広告カタログから、予測された顧客の要求にマッチン
    グする製品およびサービスに関する広告を選択するため
    に、広告を選択する手段を利用する段階と、 (d)選択された広告を表示手段上に表示する段階とを
    具備することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 対象を定めた広告をユーザに対して呈
    するのに適した装置を具備する装置であって、 (a)ユーザの顧客識別子を入力するための少なくとも
    1つの入力装置と、 (b)入力装置が接続されており、かつ、広告カタログ
    を記憶するための第1メモリ領域と、顧客プロファイル
    を記憶するための第2メモリ領域とを具備する少なくと
    も1つのコンピュータシステムと、 (c)入力装置を用いた顧客識別子入力を用いて顧客プ
    ロファイルにアクセスすることと、第1メモリ領域に記
    憶された広告カタログから広告を選択するために顧客プ
    ロファイルを用いることとが可能なコンピュータシステ
    ム上にロードされたソフトウェアと、選択された広告を
    表示するための表示装置とを具備することを特徴とする
    装置。
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