JP2001254566A - 車両の旋回可能な部分のための操作装置 - Google Patents

車両の旋回可能な部分のための操作装置

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JP2001254566A
JP2001254566A JP2001006510A JP2001006510A JP2001254566A JP 2001254566 A JP2001254566 A JP 2001254566A JP 2001006510 A JP2001006510 A JP 2001006510A JP 2001006510 A JP2001006510 A JP 2001006510A JP 2001254566 A JP2001254566 A JP 2001254566A
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fluid
rotating shaft
piston
motor
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JP2001006510A
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Klaus Stolle
シュトレ クラウス
Kuradeiiva Wolfgang
クラディーヴァ ヴォルフガング
Horaabahha Anton
ホラーバッハ アントン
Bernhard Hollerbach
ホルバーバッハ ベルンハルト
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Hoerbiger Hydraulik GmbH
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    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/02Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member
    • F15B15/06Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member for mechanically converting rectilinear movement into non- rectilinear movement
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな構造容積とともにコンスタントなモー
メントを生ぜしめ、原理的に任意の回転角度に適した構
造を提供する。 【解決手段】 流体駆動装置(D)が回転軸(W)を駆
動するようになっており、該回転軸が旋回可能な部分
(V)の旋回軸線(A)に位置していて、旋回可能な部
分(V)に回動不能に結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にリヤリッド、
トランクルームリッド、幌カバー(Verdeckdeckel)また
は幌部分自体を操作するための、車両に設けられた旋回
可能な部分に用いられる操作装置であって、旋回可能な
部分に間接的または直接的に作用する少なくとも1つの
流体駆動装置が設けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】運動可能な、特に旋回可能な車両部分を
操作するために、従来は作業シリンダの形の流体駆動装
置が使用される。この作業シリンダは一方の端部で車両
のボディーに枢着され、他方の端部、大抵の場合ピスト
ンロッドの外側の端部で、運動させようとする部分に作
用する。これらの手段は、リヤリッドおよびエンジンル
ームフード、カブリオレにおける幌カバー、または幌自
体の互いに旋回可能な区分、特にハードトップまたは類
似の構造にも共通して一般的に用いられる。しかしなが
らこのような手段は、例えば旋回可能な部分の運動学的
な特性に基づき、旋回可能な部分の運動開始時および運
動終了時に、極めて大きな力が必要とされるが、しか
し、このような要求は旋回軸線の領域における作業シリ
ンダの可能な配置に基づき十分には満たすことはできな
いといういくつかの欠点を有している。偏位することに
よって、回転運動中に発生するモーメントもコンスタン
トではない。その上このような駆動装置は事実上、18
0°よりも小さい旋回角のためにのみしか使用すること
ができず、比較的大きな組み付けスペースを必要とす
る。このような欠点は特に、負傷または異物の挟み込み
を回避するために駆動装置全体のカバーが存在する場合
に特に顕著になり、特に影響を生ぜしめる。しかしなが
ら、折り畳みルーフの場合にも、ヘッドスペース内には
操作装置のためのスペースは比較的僅かしか提供されて
いないので、特に安定性を備え、ひいては重い構成部分
を有する、多重に折り畳み可能な多様性を有する構造は
従来はこのようには操作することができなかった。それ
というのは、必要な強さを有すると同時に大きな旋回運
動を生ぜしめるシリンダをこの場所では組み込むことが
できないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の操作装置を改良して、前記欠点を回避す
ることである。小さな構造容積とともにコンスタントな
モーメントが生ぜしめられ、原理的に任意の回転角度に
適した構造が提供されることが望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、流体駆動装置が回転軸を駆動する
ようになっており、該回転軸が旋回可能な部分の旋回軸
線に位置していて、旋回可能な部分に回動不能に、場合
によっては介在するレバーを介して結合されているよう
にした。
【0005】
【発明の効果】これにより、レバー機構等を備えた手間
のかかる大きな構造スペースに課せられた要求が回避さ
れる。本発明による装置のレバーは、構成部分の連結を
容易にする延長部を形成しているだけである。極めて僅
かな構造容積において(ひいては例えば幌のヘッド領域
においても)、操作される車両部分の旋回運動を、ほぼ
任意の角度領域にわたって行うことができる。
【0006】第1の実施態様によれば、流体駆動装置が
流体モータを有しており、該流体モータの被駆動軸が、
場合によっては有利には機械的な伝動装置を介して、旋
回可能な部分のための回転軸に結合されている。このよ
うな実施態様は、コンパクトで構造的に極めて簡単な構
成を可能にする。
【0007】流体駆動装置が流体モータを有しており、
該流体モータの被駆動軸が有利には同時に旋回可能な部
分のための回転軸であると、さらに簡単化し、必要な構
成部分の数を減じ、装置を小さくすることができる。
【0008】流体駆動装置が回転ピストンモータを有し
ており、該回転ピストンモータが、圧力媒体によってケ
ーシング内で、2つのストッパの間で回転軸線を中心に
して旋回可能な少なくとも1つの回転ピストンを有して
おり、その回転ピストンまたは各回転ピストンの回転軸
線が有利には同時に回転軸でもあると有利である。これ
により、圧力流体の作用のための大きな有効面積が得ら
れるとともに、コンパクトな構造で大きな力を得ること
ができる。
【0009】この場合、回転ピストンモータのピストン
が、少なくとも1つの翼の形で形成されており、該翼
が、回転軸線に回動不能に保持されていると有利であ
る。
【0010】本発明の別の特徴によれば、流体駆動装置
が直線的な作業シリンダを有しており、該作業シリンダ
のピストンロッドが該ピストンロッドの直線的な作業行
程時に機械的な伝動装置を介して回転軸を回動させるよ
うになっていると、機能の面で、かつ流体シリンダの作
業室の所要のシール性を達成するという点で、本発明に
よる操作装置が一層簡単になる。直線運動用駆動装置は
製造および運転において問題がなく、また、長時間にわ
たる頻繁な運転にも最良に適している。ピストンの横断
面が相応に大きいと、達成可能な力も全ての使用事例に
とって十分に高くなる。
【0011】極めて簡単かつ運転確実に形成された有利
な実施態様によれば、ピストンロッドが少なくともその
外側の端部でラックの形で形成されているか、または、
引張り強さおよび圧縮強さを有してラックに結合されて
おり、ピニオンがラックの歯列と噛み合っており、ピニ
オンが回転軸に回動不能に固定されている。
【0012】運動させようとする構成部分の外縁領域ま
たはコーナ領域、例えば車両に枢着された、リヤリッド
または幌カバーのコーナに上記操作装置を配置するため
に、ピニオンが回転軸の一方の端部に固定されており、
回転軸の第2の端部が運動可能な部分に回動不能に結合
されていると有利である。これにより、運動可能な部分
を、操作装置の長手方向軸線に対して横方向に1つの方
向からのみ結合することができ、ひいてはこの操作装置
を車両の側方領域内に組み込むことができる。
【0013】本発明の別の特徴によれば、ラックがガイ
ド軌道で長手方向に案内されており、ガイド軌道が有利
にはピニオンに向かう方向に、有利にはねじによって移
動調節可能に支承されている。これにより、歯列内の遊
びを正確に調節し、必要な場合には最小限または完全に
回避することができる。
【0014】ピストンロッドと、該ピストンロッドと協
働する、回転軸の区分と、介在する全ての部分とが、カ
バーの下方に位置していると、操作装置自体が最適に保
護され、ひいては、妨げられることのない支障のない運
転がもたらされ、操作装置による利用者の負傷または他
の物の損傷が防止される。
【0015】カバーがケーシングの延長部もしくは流体
シリンダの管であると、カバーによるこのような保護体
を簡単に製造することができる。
【0016】流体モータと回転軸とが機械的なウォーム
伝動装置を介して結合されていることにより、それぞれ
任意の流体駆動装置の運動の、回転軸の適宜の回転運動
への別の機械的な変換が可能になる。このような装置
は、その長手方向に対する横方向の、装置の比較的小さ
な横断面を可能にし、高い回転数を有する回転運動を、
比較的ゆっくりした、小さな角度範囲にわたって行われ
る回動運動に変換することを可能にする。
【0017】流体モータと回転軸とがかさ歯車伝動装置
を介して結合されていると、流体シリンダの長手方向軸
線もしくは各流体モータの被駆動軸に関連して、比較的
大きな角度範囲内で回転軸を方向付けすることができ、
これらの構成部分相互間にずれを生ぜしめることもでき
る。
【0018】回転軸が旋回可能な部分を少なくとも部分
的に直接的に、または旋回可能な部分に固く結合された
少なくとも1つのレバーを介して間接的に支持している
と、本発明による操作装置を従来のヒンジの代わりに使
用することができるので、特に有利である。例えば一般
的なヒンジに比べて流体駆動装置の所要スペースが減じ
られることのほかに、ヒンジのしばしば不都合な力特性
を回避することもでき、旋回可能な部分のための運動経
過が改善され均一になる。
【0019】カブリオレ幌の少なくとも一部を操作する
ために本発明による操作装置が使用され、流体駆動装置
が幌の主支承体を形成していると有利である。これによ
り、構造スペースが節約され、幌の運動経過を改善する
ことができる。
【0020】本発明のさらに別の特徴によれば、回転セ
ンサが設けられており、該回転センサが有利には流体モ
ータもしくは回転ピストンモータの回転軸または回転軸
線に結合されているので、簡単かつ正確に、操作装置に
よって操作された構成部分の運動を検出することがで
き、例えば圧力媒体を制御するために、または、操作さ
れた構成部分とその位置とに関連した他の運動経過を制
御するために利用することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
につき詳しく説明する。
【0022】図1においては車両Fのボディーに、少な
くとも1つの流体駆動装置Dが、図示の実施例ではリヤ
フェンダーの上側の前端部の領域に固定されている。流
体駆動装置Dの回転軸WがトランクルームリッドKの旋
回軸線Aに位置しており、同時にその重量を一緒に支持
している。トランクルームリッドKを直接的に支持して
流体駆動装置Dの力を伝達するレバーHは、回転軸Wに
回動不能に結合されている。流体駆動装置Dは有利に
は、多くの場合不都合な支承部を有する従来のヒンジの
代わりとなり、さほど場所を取らない。それというの
は、ヒンジを完全に流体駆動装置に代えることができる
からである。しかしながら勿論、本発明による操作装置
を、支持機能なしに、従来のヒンジ等に対して付加的に
使用することもできる。
【0023】しかしながら本発明による流体駆動装置
は、図2に概略的に示したように、カブリオレルーフの
操作のために使用することもできる。この場合、第1の
流体駆動装置D1が車両Fのフェンダーの領域で車両の
ボディーに、幌(V1,V2)のための主支承体として
固定されており、その回転軸W1を介して第1の幌部分
V1をその旋回軸線A1を中心として運動させる。この
旋回軸線A1は回転軸W1の軸線と一致する。第2の幌
部分V2、この場合車両の本来のルーフは、第1の幌部
分V1の上側の前端部に位置する旋回軸線A2を中心と
して旋回可能である。このために、僅かな構造容積およ
びコンスタントなモーメントに基づき、旋回角度範囲全
体にわたって第2の流体駆動装置D2が設けられている
と有利である。この第2の流体駆動装置D2の回転軸W
2はちょうど、第2の幌部分V2のための旋回軸線A2
に位置している。カブリオレの場合、この流体駆動装置
は幌とこの幌と相俟って運動させられる全ての部分との
主支承体を有利に形成することができる。この場合スペ
ース節約および有利なモーメント特性という利点が特に
効力を発する。
【0024】直線的な流体モータを備えた本発明による
流体駆動装置Dのための実施例を、図3〜図5に示し以
下に説明する。有利には円形横断面のシリンダ管1内
で、中央領域において、流体シリンダのカバー2が形成
されている。さらにシリンダ管1は延長部3を有してい
ると有利である。この延長部はカバー2に続いて設けら
れたケーシングを形成している。カバー領域2の、延長
部3に対向した側では、シリンダ底部4が設けられてい
てシリンダ管1に結合されている。このようなシリンダ
底部4は場合によってはシリンダ管1に一体的に構成さ
れていてもよい。底部4およびカバー2の領域に設けら
れた通路5を介して、流体シリンダの作業室に、圧力媒
体有利にはハイドロリックオイルを供給し、または、こ
の作業室から引き出すことができる。このような圧力媒
体によって、ピストン6はシリンダ管1内部で軸方向に
摺動させられ、ひいては、このピストン6に固く結合さ
れたピストンロッド7も摺動させられる。このピストン
ロッドはシールされた状態で、カバー領域2を貫通案内
され、延長部3によって形成されたケーシング内に突入
している。
【0025】このような延長部3は同時にガイドである
か、または、ラック9のためのガイド軌道8を有してい
る。このラックはピストンロッド7に、例えばピストン
ロッド7の皿状の端部の形を有する解離可能な結合部1
0を介して、引張り強さおよび圧縮強さを有する状態で
結合されている。この皿状の端部はラック9に設けられ
た狭幅のスリットを有する溝内で、長手方向に対して横
方向に移動可能に保持されている。これらの両部分の間
のロックもこうして回避される。
【0026】ラック9の歯11はピニオン13の歯12
と噛み合っている。このピニオンは、回転軸に回動不能
に固定されている。回転軸Wは延長部3の2つのラグ状
部分14に回転可能に、かつシリンダ管1ひいてはピス
トンロッド7の長手方向軸線に対して横方向に支承され
ており、外側の端部に有利には歯列15を有しているの
で、レバーHを回転軸Wに簡単に回動不能に結合するこ
とができる。しかしながら、この回動不能な結合は、他
のいかなる形状接続的および/または摩擦接続的な形式
で製造されてもよい。
【0027】流体駆動装置の別の利点は、それぞれの使
用事例において、回転センサ21に簡単に接続できるこ
とである。この回転センサは、車両の旋回可能な部分の
運動を制御して監視するために、操作装置の電子制御装
置に接続されていてよい。図3に示したように、このよ
うな回転センサ21は直接的に回転軸Wに、または、そ
れぞれ任意の流体モータの被駆動軸に結合されており、
もしくは、これらの部分と協働する。
【0028】図5の横断面図においては、レバーHが回
転軸Wに結合されており、回転可能な支承部がラグ状部
分14に設けられているのが判る。さらにガイド軌道8
が、ラック9に向かって開いた台形状横断面を有してい
て、ラック9の台形状の下面と協働しているのが判る。
これにより、ラックの回動または傾倒を確実に阻止し、
ラック9とピニオン13との噛み合い状態を保持するこ
とができる。ガイド軌道8は延長部3から引き出し可能
である。これによりラック9は沈め込まれ、こうして解
離可能な結合部10が解離され、次いでラック9をピス
トンロッド7から分離することができる。運転中には、
ガイド軌道8は延長部3内で複数の無頭ねじ(Wurmschra
uben)16によって保持され位置固定される。これらの
ねじ16によって、ガイド軌道8をねじ16の長手方向
軸線(およびガイド軌道8の支承部)によって規定され
た方向において調節することもできる。これにより、ガ
イド軌道8とピニオン13との間の遊びを正確に調整
し、有利に最小限に抑えることができる。
【0029】勿論、ラック9のためのガイド軌道は延長
部3自体の内側によって、または、挿入可能なガイドに
よって、延長部3の内側の表面と一緒に形成することも
できる。ラック9および/またはピニオン13の横断面
形状および歯形状は、その都度の要件に応じて変更を加
えることができる。ラック9と回転軸Wとの間の他の機
械的な伝達手段、例えばウォーム伝動装置またはかさ歯
車伝動装置も可能である。これらの伝動装置は、回転軸
Wを流体シリンダの長手方向軸線に対して正確には直角
に位置させたくなく、ピストンロッド7と回転軸Wとの
間に90°には等しくない角度またはずれが必要となる
場合に特に有利である。
【0030】回転ピストンシリンダの形の流体駆動装置
Dを備えた操作装置を図6および図7に示す。ケーシン
グ20内には軸が回転可能に支承されている。この軸は
同時に流体駆動装置Dの回転軸Wでもあり、既に述べた
ように、ケーシング20から突出する端部に有利には歯
列15、または、機能的に同一作用を有する類似の結合
構造を備えている。このような歯列15を介して、介在
するレバーHを介して旋回可能な構成部分Vへの流体駆
動装置Dの間接的な結合が行われるか、または直接的な
結合が行われる。回転軸Wには、ケーシング20の内部
で、翼17の形のピストンが回動不能に組み付けられて
いる。この翼17はケーシング20の内部を、2つの作
業室に分割する。翼17の両側に向いたこれらの作業室
は、接続部18と供給開口19と介して(図6にはこれ
らのうち一方しか見えない)、圧力媒体を負荷すること
ができる。これにより翼17は運動可能であり、こうし
て回転軸Wはその軸線を中心として回動する。
【0031】上に説明した図面に示した変化実施例の他
に、原理的には全ての他の形式の流体モータ、つまり回
転作業式の歯車モータ、ベーンセルモータ(Fluegelzell
enmotor)、またはアキシャルピストンモータもしくはラ
ジアルピストンモータ、あるいは、直線的に作用するス
ラストピストンモータが使用されてもよい。この場合、
モータはピストンロッドを有しているのではなく、レバ
ーに作用し、このレバーが変位を、このレバーに回動不
能に結合された軸の回転運動に変換するようになってい
てもよい。流体モータの被駆動軸はやはりウォーム伝動
装置またはかさ歯車伝動装置、および/または、有利に
は機械的なベースを有する減速伝動装置もしくは増速伝
動装置を介して、旋回可能な部分(V)のための回転軸
(W)に結合されていてもよい。しかしながら、これら
の被駆動軸は直接にこのような回転軸(W)を形成して
いてもよい。
【0032】回転軸Wには、勿論唯1つの流体駆動装置
だけが作用できるのではなく、複数の並列の駆動装置が
設けられていてよい。これにより、例えばより大きなモ
ーメントを生ぜしめることができる。つまり、例えば2
つの直線運動用駆動装置が別個の伝動装置を介して回転
軸に作用することができ、または、生ぜしめられたモー
メントを高めるために同じ伝動装置に作用することもで
きる。別の例として、1つのピニオン13に1つの回転
軸Wが、有利には互いに平行に位置するラック9の互い
に向き合う側に設けられていることも考えられる。これ
らのラック9は、やはり有利には互いに平行に位置する
各1つの直線運動用作業シリンダのそれぞれのピストン
ロッド7によって運動させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流体駆動装置をトランクルームリ
ッドのために使用した状態で示す概略図である。
【図2】カブリオレルーフにおける本発明による2つの
流体駆動装置を示す概略図である。
【図3】直線的な作業シリンダ、ラックおよびピニオン
を備えた本発明による流体駆動装置のための特別な有利
な実施例を示す平面図である。
【図4】図3の流体駆動装置の縦断面図である。
【図5】図3の流体シリンダの長手方向軸線に対して横
方向に、回転軸の高さで示す断面図である。
【図6】回転ピストンモータの形の本発明による操作装
置を示す断面図である。
【図7】図6のD−D線に沿った断面図である。
【符号の説明】
A 旋回軸線、 D 流体駆動装置、 F 車両、 H
レバー、 K トランクルームリッド、 W 回転
軸、 V1,V2 幌、 1 シリンダ管、 2カバ
ー、 3 延長部、 4 シリンダ底部、 5 通路、
6 ピストン、7 ピストンロッド、 8 ガイド軌
道、 9 ラック、 10 結合部、11,12 歯、
13 ピニオン、 14 ラグ、 15 歯列、 1
6 ねじ、 17 翼、 18 接続部、 19 供給
開口、 20 ケーシング、21 回転センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 19/04 F16H 19/04 G (72)発明者 ヴォルフガング クラディーヴァ ドイツ連邦共和国 フグルフィング グラ スライトナー シュトラーセ 2 (72)発明者 アントン ホラーバッハ ドイツ連邦共和国 ショーンガウ ベート ーヴェンシュトラーセ 19 (72)発明者 ベルンハルト ホルバーバッハ ドイツ連邦共和国 シュタインガーデン ドルフシュトラーセ 28

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の旋回可能な部分のための操作装置
    であって、旋回可能な部分に間接的または直接的に作用
    する少なくとも1つの流体駆動装置が設けられている形
    式のものにおいて、 流体駆動装置(D)が回転軸(W)を駆動するようにな
    っており、該回転軸が旋回可能な部分(V)の旋回軸線
    (A)に位置していて、旋回可能な部分(V)に回動不
    能に結合されていることを特徴とする、車両の旋回可能
    な部分のための操作装置。
  2. 【請求項2】 流体駆動装置(D)が流体モータを有し
    ており、該流体モータの被駆動軸が、旋回可能な部分
    (V)のための回転軸(W)に結合されている、請求項
    1記載の操作装置。
  3. 【請求項3】 流体駆動装置(D)が流体モータを有し
    ており、該流体モータの被駆動軸が有利には同時に旋回
    可能な部分(V)のための回転軸(W)である、請求項
    1記載の操作装置。
  4. 【請求項4】 流体駆動装置(D)が回転ピストンモー
    タを有しており、該回転ピストンモータが、圧力媒体に
    よってケーシング(20)内で、2つのストッパの間で
    回転軸線を中心にして旋回可能な少なくとも1つの回転
    ピストン(17)を有している、請求項1記載の操作装
    置。
  5. 【請求項5】 回転ピストンモータのピストンが、少な
    くとも1つの翼(17)の形で形成されており、該翼
    (17)が、回転軸線に回動不能に保持されている、請
    求項4記載の操作装置。
  6. 【請求項6】 流体駆動装置(D)が直線的な作業シリ
    ンダ(1〜7)を有しており、該作業シリンダのピスト
    ンロッド(7)が該ピストンロッドの直線的な作業行程
    時に機械的な伝動装置(9,13)を介して回転軸
    (W)を回動させるようになっている、請求項1記載の
    操作装置。
  7. 【請求項7】 ピストンロッド(7)が少なくともその
    外側の端部でラック(9)の形で形成されているか、ま
    たは、引張り強さおよび圧縮強さを有してラックに結合
    されており、ピニオン(13)がラックの歯列と噛み合
    っており、ピニオンが回転軸(W)に回動不能に固定さ
    れている、請求項6記載の操作装置。
  8. 【請求項8】 ピニオン(13)が回転軸(W)の一方
    の端部に固定されており、回転軸の第2の端部が運動可
    能な部分(V)に回動不能に結合されている、請求項7
    記載の操作装置。
  9. 【請求項9】 ラック(9)がガイド軌道(8)で長手
    方向に案内されており、ガイド軌道(8)が有利にはピ
    ニオン(13)に向かう方向に、有利にはねじ(16)
    によって移動調節可能に支承されている、請求項7また
    は8記載の操作装置。
  10. 【請求項10】 ピストンロッド(7)と、該ピストン
    ロッドと協働する、回転軸(W)の区分と、介在する全
    ての部分とが、カバーの下方に位置している、請求項6
    から9までのいずれか1項記載の操作装置。
  11. 【請求項11】 カバーがケーシングの延長部(3)も
    しくは流体シリンダの管(1)である、請求項10記載
    の操作装置。
  12. 【請求項12】 流体モータと回転軸(W)とが機械的
    なウォーム伝動装置を介して結合されている、請求項1
    から11までのいずれか1項記載の操作装置。
  13. 【請求項13】 流体モータと回転軸(W)とがかさ歯
    車伝動装置を介して結合されている、請求項1から11
    までのいずれか1項記載の操作装置。
  14. 【請求項14】 回転軸(W)が旋回可能な部分(K,
    V)を少なくとも部分的に直接的に、または旋回可能な
    部分(K,V)に固く結合された少なくとも1つのレバ
    ー(H)を介して間接的に支持している、請求項1から
    13までのいずれか1項記載の操作装置。
  15. 【請求項15】 カブリオレ幌の少なくとも一部を操作
    するための請求項1から14までのいずれか1項記載の
    操作装置において、流体駆動装置(D)が幌の主支承体
    を形成していることを特徴とする、操作装置。
  16. 【請求項16】 回転センサ(21)が設けられてお
    り、該回転センサが有利には流体モータもしくは回転ピ
    ストンモータの回転軸(W)または回転軸線に結合され
    ている、請求項1から15までのいずれか1項記載の操
    作装置。
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