JP2001253376A - 二輪車のオートスタンド装置 - Google Patents

二輪車のオートスタンド装置

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JP2001253376A
JP2001253376A JP2000066270A JP2000066270A JP2001253376A JP 2001253376 A JP2001253376 A JP 2001253376A JP 2000066270 A JP2000066270 A JP 2000066270A JP 2000066270 A JP2000066270 A JP 2000066270A JP 2001253376 A JP2001253376 A JP 2001253376A
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Japan
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stand
hydraulic
motorcycle
actuator
vehicle
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Yasuo Mori
保生 森
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧を用いて二輪車のスタンドを的確に作動
させられるオートスタンド装置を提供する。 【解決手段】 車体に回動可能に連結されるスタンド2
と、スタンド2の起立、格納を駆動す油圧シリンダ(油
圧アクチュエータ)3と、油圧シリンダ3に導かれる作
動油圧を切換える油圧切換手段としての制御弁ユニット
5およびポンプユニット4と、運転状態に応じて油圧切
換手段の作動を制御するコントロールユニット7とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車のスタンド
を自動的に起立、格納作動させるオートスタンド装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スクータ等の二輪車にあっては、
車体の大型化に伴って、信号待ち等の停車時に運転者が
足を路面につけることが難しくなっている。また、駐車
時に運転者が二輪車のスタンドを起立させるのに重い車
両を引き起こすことが難しく、メインスタンドと別に車
両を傾けた状態で支持するサイドスタンドを設ける必要
があった。
【0003】そこで、二輪車のスタンドを自動的に起
立、格納作動させるオートスタンド装置については、従
来から種々の提案がなされている。
【0004】例えば実公平5−31027号公報には、
電動モータによってスタンドを駆動するものが開示され
ている。
【0005】また、特開昭60−259586号公報に
は空気圧アクチュエータによって左右の補助車輪を昇降
するものが開示されている。
【0006】また、特開昭63−291782号公報に
は運転者によって踏み込まれるペダルを介してスタンド
を作動させるものが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置にあっては、二輪車の運転状態に応じてス
タンドを的確に作動させることが難しい問題点があっ
た。
【0008】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、油圧を用いて二輪車のスタンドを的確に作動
させられるオートスタンド装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、車体に回
動可能に連結されるスタンドと、スタンドの起立、格納
を駆動する油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータ
に導かれる作動油圧を切換える油圧切換手段と、運転状
態を検出する運転状態検出手段と、運転状態に応じて油
圧切換手段の作動を制御するコントロールユニットとを
備えたことを特徴とするものとした。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、車速
を検出する車速検出手段と、車速が略零から立ち上がる
発進時を判定する発進時判定手段と、この発進時にスタ
ンドを格納する発進時格納手段とを備えたことを特徴と
するものとした。
【0011】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、車速を検出する車速検出手段と、車速が所定値を
超えて低下する停止前減速時を判定する停止前減速時判
定手段と、この停止前減速時にスタンドを起立させる停
止前減速時起立手段とを備えたことを特徴とするものと
した。
【0012】第4の発明は、第1から第3のいずれか一
つの発明において、油圧アクチュエータの作動を運転条
件に応じて制御するオートモードと運転者からの指示に
応じて制御するマニアルモードを切換えるモード切換手
段を備えたことを特徴とするものとした。
【0013】第5の発明は、第1から第4のいずれか一
つの発明において、マニアルモードにおいても発進時に
スタンドを格納する構成としたことを特徴とするものと
した。
【0014】第6の発明は、第1から第5のいずれか一
つの発明において、スタンドを格納する速度をスタンド
を起立させる速度より高めたことを特徴とするものとし
た。
【0015】第7の発明は、第1から第6のいずれか一
つの発明において、油圧アクチュエータに連通するアキ
ュームレータを備え、アキュームレータに作動油が蓄え
られることによってスタンドが格納されることを許容す
る構成としたことを特徴とするものとした。
【0016】第8の発明は、第1から第7のいずれか一
つの発明において、油圧切換手段として油圧源から油圧
アクチュエータに導かれる作動油圧を切換えるポジショ
ンバルブを備えたことを特徴とするものとした。
【0017】第9の発明は、第1から第7のいずれか一
つの発明において、油圧切換手段として電動モータによ
って駆動される油圧ポンプを備え、油圧ポンプの回転方
向を切換えて油圧アクチュエータに導かれる作動油圧を
切換える構成としたことを特徴とするものとした。
【0018】第10の発明は、第1から第9のいずれか
一つの発明において、スタンドは車体に回動可能に連結
される左右の支柱と、左右の支柱を結ぶアクチュエータ
軸とを有し、油圧アクチュエータとして油圧シリンダを
備え、油圧シリンダの一端をアクチュエータ軸に回動可
能に連結したことを特徴とするものとした。
【0019】第11の発明は、第1から第9のいずれか
一つの発明において、スタンドは車体に固定されるアク
チュエータ軸と、アクチュエータ軸に回動可能に連結さ
れる支柱とを有し、油圧アクチュエータとしてアクチュ
エータ軸に対して支柱を回動させるロータリアクチュエ
ータを備えたことを特徴とするものとした。
【0020】第12の発明は、第1から第11のいずれ
か一つの発明において、スタンドの回動先端部の左右に
一対の支持輪を回転可能に連結したことを特徴とするも
のとした。
【0021】第13の発明は、第1から第11のいずれ
か一つの発明において、スタンドの回動先端部に円柱状
のローラを回転可能に連結したことを特徴とするものと
した。
【0022】第14の発明は、第1から第11のいずれ
か一つの発明において、車輪を回転可能に支持するアー
ムを有するキャスタを備え、スタンドにキャスタのアー
ムを旋回可能に連結したことを特徴とするものとした。
【0023】
【発明の作用および効果】第1の発明によると、運転状
態に応じてスタンドが油圧アクチュエータを介して自動
的に起立、格納作動し、例えば信号待ち等の停車時に運
転者が足を路面につけて車両の姿勢を保つ必要がなくな
るとともに、駐車時に運転者がスタンドを起立させるた
めに車両を引き起こす手間を省くことができる。この結
果、車幅、シートの厚さや幅に対する設計自由度が増
し、乗り心地の向上がはかれる。また、従来のようにメ
インスタンドと別にサイドスタンドを設ける必要がなく
なる。
【0024】第2の発明によると、車速が略零から立ち
上がる発進時を判定し、スタンドを格納する。これによ
り、スタンドが発進を妨げることを回避できる。
【0025】第3の発明によると、車速が所定値を超え
て低下する停止前減速時を判定し、スタンドを起立させ
る。これにより、信号待ち等の停車時に運転者が足を路
面につけて車両の姿勢を保つ必要がなくなる。
【0026】第4の発明によると、マニアルモードでは
運転者によってスタンドを起立、格納するタイミングが
任意に制御されるため、様々な状況に対応できる。
【0027】第5の発明によると、マニアルモードにお
いて、発進時に運転者がスタンドを格納し忘れた場合
に、スタンドが自動的に格納され、発進を妨げることを
回避できる。
【0028】第6の発明によると、スタンドを格納する
速度がスタンドを起立させる速度より高いため、発進時
にスタンドが速やかに格納され、スタンドが路面に当た
って発進を妨げることを回避できる。また、スタンドが
格納位置から起立位置へはゆっくり作動するため、スタ
ンドが路面に当たる衝撃を緩和できる。
【0029】第7の発明によると、車両の微速走行時に
起立位置にあるスタンドが路面上の突起等に当たった場
合、油圧アクチュエータから流出する作動油がアキュー
ムレータに一時的に蓄えられ、スタンドが格納方向に動
くことが許容される。これにより、車両はスタンドが突
起等に当たった衝撃を緩和しつつこれを乗り越えられ
る。
【0030】第8の発明によると、ポジションバルブを
介して油圧源から油圧アクチュエータに導かれる作動油
圧が切換えられ、スタンドの作動を的確に制御できる。
【0031】第9の発明によると、油圧ポンプの回転方
向を切換えて油圧アクチュエータに導かれる作動油圧が
切換えられ、スタンドの作動を的確に制御できる。ま
た、油圧回路を簡素化して、製品のコストダウンがはか
れる。
【0032】第10の発明によると、油圧シリンダが連
結されるスタンドの構造を簡素化して、製品の軽量化お
よびコストダウンがはかれる。
【0033】第11の発明によると、ロータリアクチュ
エータをスタンドに内蔵することが可能となり、装置の
コンパクト化がはかれる。
【0034】第12の発明によると、スタンドの回動先
端部の左右に一対の支持輪が回転可能に連結されている
ため、左右の支持輪を路面に転接させて車両を微速走行
させることが可能となる。
【0035】第13の発明によると、スタンドの回動先
端部に円柱状のローラが回転可能に連結されているた
め、ローラを路面に転接させて車両を微速走行させるこ
とが可能となる。
【0036】第14の発明によると、スタンドを起立さ
せたまま、キャスタを介して車両の方向転換を容易に行
うことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0038】図1に示すように、二輪車1の車体中央下
部にスタンド2が回動可能に設けられる。スタンド2は
走行時等に車体下部に沿った格納位置に引き込まれてお
り、停車時等に図示した起立位置に押し出されて車体を
支持するようになっている。
【0039】図2に示すように、スタンド2は、左右一
対の支柱20と、各支柱20の回動基端に結合される軸
受スリーブ21と、各支柱20の回動先端に結合される
接地軸22とを有する。軸受スリーブ21は車体側に固
定された保持軸19に回動可能に連結される。
【0040】接地軸22の両端に左右の支持輪18がそ
れぞれ回転可能に連結される。各支持輪18はスタンド
2が起立位置にある状態で路面に転接し、スタンド2が
路面に対して車体を支持したた状態でも、二輪車1の駆
動輪17が路面から浮き上がることなく接地して駆動力
が生じるようになっている。
【0041】スタンド2を自動的に作動させる油圧アク
チュエータとして、スタンド2と車体の間に油圧シリン
ダ3が設けられる。油圧シリンダ3はシリンダ31の基
端部33が車体に連結され、ロッド32の先端部34が
スタンド2に連結される。
【0042】スタンド2は左右の支柱20を結ぶアクチ
ュエータ軸23を有し、アクチュエータ軸23にロッド
32の先端部34が回動可能に連結される。アクチュエ
ータ軸23はその両端が左右の支柱20に結合され、保
持軸19および接地軸22と平行に配置される。
【0043】図3に示すように、油圧シリンダ3のシリ
ンダ31内にはピストン35によって伸側油室36と圧
側油室37によって仕切られ、伸側油室36には伸側通
路38が接続され、圧側油室37には圧側通路39が接
続される。
【0044】シリンダ31内にはピストンロッド32を
シリンダ31内に引き込むサポートスプリング30が介
装される。サポートスプリング30の付勢力によりスタ
ンド2を格納する速度がスタンド2を起立させる速度よ
り高くなる。
【0045】油圧シリンダ3に導かれる作動油圧を切換
える油圧切換手段として、ポンプユニット4、制御弁ユ
ニット5、これらを結ぶ油圧配管等が設けられる。
【0046】ポンプユニット4は、モータ41によって
駆動されるポンプ42と、ポンプ42から吐出する作動
油を導く吐出通路43と、吐出通路43の途中に介装さ
れるチェック弁44と、吐出通路43の途中に接続され
るリリーフ弁45とを備える。リリーフ弁45は吐出通
路43の圧力が所定値以上に上昇すると開弁して作動油
をタンク40に逃がし、ポンプ42の吐出圧を所定値以
下に抑える。
【0047】制御弁ユニット5は吐出通路43とドレン
通路52に対して伸側通路38と圧側通路39を選択的
に接続するポジションバルブ(電磁式四方切換弁)51
を備える。ポジションバルブ51はそのポジションaに
て、吐出通路43と伸側通路38を接続するとともに、
圧側通路39とドレン通路52を接続し、油圧シリンダ
3を収縮させる。ポジションバルブ51はそのポジショ
ンcにて、吐出通路43と圧側通路39を接続するとと
もに、伸側通路38とドレン通路52を接続し、油圧シ
リンダ3を伸張させる。ポジションバルブ51はそのポ
ジションbにて、伸側通路38と圧側通路39をそれぞ
れ閉塞する。
【0048】伸側通路38の途中にはアキュームレータ
6が接続される。アキュームレータ6は伸側通路38の
圧力(スタンド2を起立させる作動油圧)が所定値以上
に上昇すると作動油を蓄えるものである。これにより、
車両の微速走行時に起立位置にあるスタンド2が路面上
の突起等に当たった場合、収縮する油圧シリンダ3から
流出する作動油がアキュームレータ6に一時的に蓄えら
れ、スタンド2が格納方向に動くことが許容される。こ
れにより、車両はスタンド2が突起等に当たった衝撃を
緩和しつつこれを乗り越えられる。
【0049】油圧シリンダ3を介してスタンド2の作動
を制御するコントロールユニット7を備える。コントロ
ールユニット7は、運転状態検出手段として、吐出通路
43の圧力を検出するハイプレッシャスイッチ8、車速
Vを検出する車速センサ(車速検出手段)9、エンジン
運転時と停止時を判定するエンジン回転スイッチ10、
操作モード切換スイッチ11、マニアル操作スイッチ1
2からの信号をそれぞれ入力し、これらの信号を基にモ
ータ41およびポジションバルブ51の作動を制御す
る。
【0050】操作モード切換スイッチ11は、オートモ
ードとマニアルモードの切換えを指令するものである。
マニアル操作スイッチ12はマニアルモードにおいてス
タンド2を格納位置に引き込むか、起立位置に押し出す
かを指令するものである。コントロールユニット7は操
作モード切換スイッチ11がオートモードに切換えられ
ると、車速V等に応じてスタンド2を作動させる一方、
マニアルモードに切換えられると、運転者によるマニア
ル操作スイッチ12の操作に応じてスタンド2を作動さ
せる。
【0051】図4のフローチャートはスタンド2の作動
を切換えるルーチンを示しており、コントロールユニッ
ト7において一定周期毎に実行される。
【0052】これについて説明すると、まずステップ1
にてエンジン回転スイッチ10の信号を基にエンジン運
転中と判定された場合、ステップ2に進んで操作モード
切換スイッチ11の位置がオートモードとマニアルモー
ドのいずれにあるかを判定する。このステップ2で行わ
れる処理がモード切換手段を構成する。
【0053】オートモードが選択されている場合、ステ
ップ3に進んで車速Vが略零より大きい走行時かどうか
を判定する。
【0054】停車時においては、ステップ3で車速Vが
略零と判定されるので、ステップ7で減速走行フラグD
に0をセットした後、後述する起立ルーチンに進んでス
タンド2を起立させる。
【0055】減速走行時においては、ステップ3で車速
Vが略零より大きい走行時と判定されるので、ステップ
4に進んで減速走行フラグDに1がセットされているこ
とを確認した後、ステップ5に進んで車速Vが所定値V
1より低い停止前減速時かどうかを判定する。ここで車
速Vが所定値V1以上の走行時と判定された場合、後述
する格納ルーチンに進んでスタンド2を格納する。車速
Vが所定値V1より低い停止直前の減速走行時と判定さ
れた場合、減速走行フラグDに1をセットした後、起立
ルーチンに進んでスタンド2を起立させる。こうして車
両が完全に停止する前にスタンド2によって支持される
ため、運転者が足を路面につく必要がなくなる。
【0056】発進時においては、ステップ3で車速Vが
略零より大きい走行時と判定されると、ステップ4で減
速走行フラグDに0がセットされていることを確認した
後、格納ルーチンに進んでスタンド2を格納する。こう
して発進時は即座にスタンド2が格納位置に引き込まれ
るので、スタンド2が路面に当たって発進を妨げること
を防止できる。
【0057】なお、ステップ3〜7の処理が停止前減速
時判定手段および発進時判定手段を構成する。また、続
く起立ルーチンが停止前減速時にスタンドを起立させる
停止前減速時起立手段を構成し、続く格納ルーチンが発
進時にスタンドを格納する発進時格納手段を構成する。
【0058】一方、ステップ2でマニアルモードが選択
されていると判定された場合、ステップ8に進んで操作
スイッチ12の位置を判定する。
【0059】ステップ8で操作スイッチ12が起立を指
令する位置にあると判定された場合、起立ルーチンに進
んでスタンド2を起立させる。
【0060】ステップ8で操作スイッチ12が格納を指
令する位置にあると判定された場合、格納ルーチンに進
んでスタンド2を格納する。
【0061】ステップ8で操作スイッチ12がOFF位
置にあると判定された場合、ステップ9で車速Vが略零
より大きい走行時かどうかを判定する。ここで走行時と
判定された場合は、格納ルーチンに進んでスタンド2を
格納する。これにより、マニアルモードが選択されいる
場合でも、車両が走り出すと、スタンド2が自動的に格
納され、スタンド2を起立位置に出したまま走行するこ
とが回避される。
【0062】一方、ステップ1でエンジン停止時と判定
された場合、あるいはステップ9で車速Vが略零である
と判定された場合に、本ルーチンを終了する。
【0063】図5のフローチャートはスタンド2を起立
するルーチンを示しており、コントロールユニット7に
おいて一定周期毎に実行される。
【0064】これについて説明すると、まずステップ1
1で起立終了フラグF1に0がセットされているかどう
かを判定する。ここで起立終了フラグF1に1がセット
されている場合は本ルーチンを終了する。
【0065】起立終了フラグF1に0がセットされてい
る場合に、ステップ12〜14に進んでモータ41を駆
動し、所定のタイマー時間が経過した後に、ポジション
バルブ51をポジションaに切換える。これにより、油
圧シリンダ3がサポートスプリング30を圧縮しながら
伸張してスタンド2を起立させる。
【0066】続くステップ15でハイプレッシャスイッ
チ8からの信号を基にポンプ吐出圧が所定値を超えて上
昇する油圧シリンダ3の伸びきり状態もしくは支持輪1
8が路面に当接した接地状態を判定する。油圧シリンダ
3が伸びきるかもしくはスタンド2が接地するまでの間
はステップ20に進んで起立終了フラグF1に0をセッ
トして本ルーチンを繰り返す。
【0067】油圧シリンダ3が伸びきるかもしくはスタ
ンド2が接地すると、ステップ16〜18に進んで、ポ
ジションバルブ51をポジションbに切換えて油圧シリ
ンダ3をロックし、所定のタイマー時間が経過した後
に、モータ41を停止する。続いてステップ19に進ん
で起立終了フラグF1に1をセットして本ルーチンを終
了する。
【0068】図6のフローチャートはスタンド2を格納
するルーチンを示しており、コントロールユニット7に
おいて一定周期毎に実行される。
【0069】これについて説明すると、まずステップ2
1で格納終了フラグF2に0がセットされているかどう
かを判定する。ここで格納終了フラグF2に1がセット
されている場合は本ルーチンを終了する。
【0070】格納終了フラグF2に0がセットされてい
る場合に、ステップ22〜24に進んでモータ41を駆
動し、所定のタイマー時間が経過した後に、ポジション
バルブ51をポジションcに切換える。これにより、油
圧シリンダ3がサポートスプリング30を伸張させなが
ら収縮してスタンド2を格納させる。
【0071】続くステップ25でハイプレッシャスイッ
チ8からの信号を基にポンプ吐出圧が所定値を超えて上
昇する油圧シリンダ3の最収縮状態かどうかを判定す
る。油圧シリンダ3が最収縮するまでの間はステップ3
0に進んで格納終了フラグF2に0をセットして本ルー
チンを繰り返す。
【0072】油圧シリンダ3が最収縮すると、ステップ
26〜28に進んで、ポジションバルブ51をポジショ
ンbに切換えて油圧シリンダ3をロックし、所定のタイ
マー時間が経過した後に、モータ41を停止する。続い
てステップ29に進んで格納終了フラグF2に1をセッ
トして本ルーチンを終了する。
【0073】以上のように構成されて、次に作用につい
て説明する。
【0074】駐車時にスタンド2が油圧シリンダ3を介
して自動的に起立することにより、運転者がスタンド2
を起立させるために車両を引き起こす手間を省ける。こ
の結果、従来のようにメインスタンドと別にサイドスタ
ンドを設ける必要がなくなる。
【0075】また、信号待ち等の停車時にも乗車状態で
スタンド2が油圧シリンダ3を介して自動的に起立する
ことにより、運転者が足を路面につけて車両の姿勢を保
つ必要がない。この結果、車幅、シートの厚さや幅に対
する設計自由度が増し、乗り心地の向上がはかれる。
【0076】オートモードでは車速Vが所定値V1を超
えて低下する停止前減速時にスタンド2が自動的に起立
し、車両が完全に停止する前にスタンド2によって支持
されるため、運転者が足を路面につく必要がなくなる。
【0077】オートモードでは車速Vが0を超えて立ち
上がる発進時にスタンド2が自動的に格納される。サポ
ートスプリング30の付勢力によって油圧シリンダ3の
収縮速度を伸張速度より高めているため、この発進時に
スタンド2を即座に格納位置に引き込み、スタンド2が
路面に当たって発進を妨げることを回避できる。また、
スタンド2が格納位置から起立位置へはゆっくり作動す
るため、支持輪18が路面に当たる衝撃を緩和できる。
【0078】マニアルモードでは運転者によってスタン
ド2を起立、格納するタイミングが任意に制御されるた
め、様々な状況に対応できる。そして、発進時に運転者
がスタンド2を格納し忘れた場合には、車速Vが0を超
えるのに伴ってスタンド2が自動的に格納され、スタン
ド2が路面に当たって発進を妨げることを回避できる。
【0079】伸側通路38の途中にアキュームレータ6
が介装されているため、車両の微速走行時に起立位置に
あるスタンド2が路面上の突起等に当たった場合、収縮
する油圧シリンダ3から流出する作動油がアキュームレ
ータ6に一時的に蓄えられ、スタンド2が格納方向に動
くことが許容される。これにより、車両はスタンド2が
突起等に当たった衝撃を緩和しつつこれを乗り越えられ
る。
【0080】スタンド2はその接地軸22の両端に左右
の支持輪18がそれぞれ回転可能に連結されているた
め、起立した状態でも、左右の支持輪18を路面に転接
させて車両を微速走行させることが可能となる。
【0081】スタンド2は車体に回動可能に連結される
左右の支柱20と、各支柱20を結びアクチュエータ軸
23とを有し、アクチュエータ軸23に油圧シリンダ3
の一端が回動可能に連結されているため、構造を簡素化
して軽量化がはかれる。
【0082】次に図7に示す他の実施の形態を説明す
る。なお、前記実施の形態と同一構成部には同一符号を
付す。
【0083】油圧シリンダ3に導かれる作動油圧を切換
える油圧切換手段として、その回転方向に応じて作動油
の吐出方向を切換える油圧ポンプ62を備え、電動モー
タ61によって駆動される油圧ポンプ62の回転方向を
切換えて油圧シリンダ63に導かれる作動油圧を切換え
る構成とする。
【0084】油圧シリンダ63はシリンダ69内にピス
トン65によって油室66と大気圧室67が画成され
る。ピストンロッド32をシリンダ69内に引き込むサ
ポートスプリング70が介装される。サポートスプリン
グ30の付勢力によりスタンド2を格納する速度がスタ
ンド2を起立させる速度より高くなっている。
【0085】油圧ポンプ62の一方のポートにはオペレ
ートチェック弁75を介して油圧シリンダ63の油室6
6に連通する第一通路71と、チェック弁76を介して
タンク40に連通する第二通路72とが接続される。油
圧ポンプ62の他方のポートには絞り77を介してタン
ク40に連通する第三通路73と、チェック弁78を介
してタンク40に連通する第四通路74とが接続され
る。
【0086】油圧ポンプ62が一方に回転すると、タン
ク40の作動油が第四通路74から吸い上げられ、油圧
ポンプ62から吐出する作動油が第一通路71から油室
66に送られ、油圧シリンダ63が伸張する。
【0087】油圧ポンプ62が逆方向に回転すると、タ
ンク40の作動油が第二通路72から吸い上げられると
ともに、油室66の作動油が第一通路71から吸い込ま
れ、油圧ポンプ62から吐出する作動油が第三通路73
からタンク40に戻され、油圧シリンダ63が収縮す
る。このとき、絞り77の上流側に生じる第三通路73
の圧力上昇によりオペレートチェック弁75が開弁して
いる。
【0088】第一通路71の途中にはアキュームレータ
6とリリーフ弁45がそれぞれ接続される。アキューム
レータ6は第一通路71の圧力(スタンド2を起立させ
る作動油圧)が所定値以上に上昇すると作動油を蓄え
る。各リリーフ弁45は第一通路71の圧力が所定値以
上に上昇すると開弁して作動油をタンク40に逃がす。
【0089】コントロールユニット7は、運転状態検出
手段として、吐出通路43の圧力を検出するハイプレッ
シャスイッチ8、ロープレッシャスイッチ79、車速V
を検出する車速センサ(車速検出手段)9、エンジン運
転時と停止時を判定するエンジン回転スイッチ10、操
作モード切換スイッチ11、マニアル操作スイッチ12
からの信号をそれぞれ入力し、これらの信号を基にモー
タ61の作動を制御する。
【0090】コントロールユニット7は、油圧シリンダ
63を伸張させるとき、ハイプレッシャスイッチ8から
の信号を基にポンプ吐出圧が所定値を超えて上昇する油
圧シリンダ3の伸びきり状態もしくはスタンド2が接地
した状態と判定し、油圧ポンプ62の作動を停止する。
【0091】コントロールユニット7は、油圧シリンダ
63を収縮させるとき、ロープレッシャスイッチ79か
らの信号を基に第一通路71の圧力が所定値を超えて低
下する油圧シリンダ3の最収縮状態と判定し、油圧ポン
プ62の作動を停止する。
【0092】以上のように構成されて、油圧ポンプ62
の回転方向を変えて油圧シリンダ63を伸縮作動させる
ため、前記ポジションバルブ等を設ける必用がなく、油
圧回路を簡素化して、製品のコストダウンがはかれる。
【0093】次に図8に示す他の実施の形態を説明す
る。なお、前記実施の形態と同一構成部には同一符号を
付す。
【0094】スタンド2は、1本の支柱80を備え、支
柱80の基端部が車体側に固定されたアクチュエータ軸
81に回動可能に連結され、支柱80の回動先端部に接
地軸82を介して左右の支持輪18がそれぞれ回転可能
に連結される。
【0095】図9に示すように、油圧アクチュエータと
してアクチュエータ軸81に対して支柱80を回動させ
るロータリアクチュエータ83を備える。
【0096】ロータリアクチュエータ83は、支柱80
の内部に断面扇形の空間を形成するハウジング部91
と、アクチュエータ軸81から径方向に突出する仕切壁
84とによって構成され、ハウジング部91の内部の空
間が仕切壁84によって2つの油室85,86に画成さ
れる。
【0097】仕切壁84の先端部にはハウジング部91
に摺接するシール87が介装されるとともに、アクチュ
エータ軸81とハウジング部91の間にシール88が介
装され、各油室85,86間の密封がはかられる。
【0098】アクチュエータ軸81および仕切壁84の
内部には油室85に作動油圧を導く伸側通路38と、油
室86に作動油圧を導く圧側通路39が形成される。
【0099】アクチュエータ軸81と支柱80の間には
支柱80を格納位置に付勢する図示しないサポートスプ
リングが介装される。サポートスプリングの付勢力によ
りスタンド2を格納する速度がスタンド2を起立させる
速度より高くなる。
【0100】ロータリアクチュエータ83に導かれる作
動油圧を切換える油圧切換手段として、前記図3に示す
ように、ポンプユニット4、制御弁ユニット5、これら
を結ぶ油圧配管等が設けられる。
【0101】この場合、油室85の圧力が油室86より
高められることにより、支柱80は図9において時計回
りに回動してスタンド2を起立させる。一方、油室86
の圧力が油室85より高められることにより、支柱80
は図9において反時計回りに回動してスタンド2を起立
させる。
【0102】ロータリアクチュエータ83をスタンド2
に内蔵することにより、装置のコンパクト化がはかれ
る。
【0103】次に図10に示す他の実施の形態を説明す
る。なお、前記実施の形態と同一構成部には同一符号を
付す。
【0104】スタンド2は、左右一対の支柱20と、各
支柱20の回動先端を結ぶ接地軸22とが一体形成さ
れ、接地軸22に円柱状のローラ92を回転可能に連結
される。ローラ92はエラストマ等の弾性材で形成さ
れ、スタンド2と路面間に生じる衝撃を緩和する。
【0105】この場合も、ローラ92を路面に転接させ
て車両を微速走行させることが可能となる。また、スタ
ンド2の構造を簡素化して、製品のコストダウンがはか
れる。
【0106】さらに他の実施の形態として、図11に示
すキャスタ95をスタンドに連結してもよい。キャスタ
95は車輪96を回転可能に支持するアーム97と、ア
ーム97をスタンドに旋回可能に連結する旋回軸98等
によって構成される。
【0107】この場合、スタンドを起立させたまま、キ
ャスタ95を介して車両の方向転換を容易に行うことが
できる。
【0108】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す二輪車の側面図。
【図2】同じくオートスタンド装置の斜視図。
【図3】同じくオートスタンド装置のシステム図。
【図4】同じくスタンドの作動を切換えるルーチンを示
すフローチャート。
【図5】同じくスタンドを起立するルーチンを示すフロ
ーチャート。
【図6】同じくスタンドを格納するルーチンを示すフロ
ーチャート。
【図7】他の実施の形態を示すオートスタンド装置のシ
ステム図。
【図8】さらに他の実施の形態を示すスタンドの斜視
図。
【図9】同じくスタンドの断面図。
【図10】さらに他の実施の形態を示すスタンドの斜視
図。
【図11】さらに他の実施の形態を示すキャスタの斜視
図。
【符号の説明】
1 二輪車 2 スタンド 3 油圧シリンダ 4 ポンプユニット 5 制御弁ユニット 6 アキュームレータ 7 コントロールユニット 8 ハイプレッシャスイッチ 9 車速センサ 10 エンジン回転センサ 11 モード切換スイッチ 12 操作スイッチ 18 支持輪 20 支柱 23 アクチュエータ軸 30 サポートスプリング 38 伸側通路 39 圧側通路 42 油圧ポンプ 51 ポジションバルブ 83 ロータリアクチュエータ 92 ローラ 95 キャスタ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に回動可能に連結されるスタンドと、 スタンドの起立、格納を駆動する油圧アクチュエータ
    と、 油圧アクチュエータに導かれる作動油圧を切換える油圧
    切換手段と、 運転状態を検出する運転状態検出手段と、 運転状態に応じて油圧切換手段の作動を制御するコント
    ロールユニットと、 を備えたことを特徴とする二輪車のオートスタンド装
    置。
  2. 【請求項2】車速を検出する車速検出手段と、 車速が略零から立ち上がる発進時を判定する発進時判定
    手段と、 この発進時に前記スタンドを格納する発進時格納手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の二輪車のオ
    ートスタンド装置。
  3. 【請求項3】車速を検出する車速検出手段と、 車速が所定値を超えて低下する停止前減速時を判定する
    停止前減速時判定手段と、 この停止前減速時に前記スタンドを起立させる停止前減
    速時起立手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の二
    輪車のオートスタンド装置。
  4. 【請求項4】前記油圧アクチュエータの作動を運転条件
    に応じて制御するオートモードと運転者からの指示に応
    じて制御するマニアルモードを切換えるモード切換手段
    を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一
    つに記載の二輪車のオートスタンド装置。
  5. 【請求項5】前記マニアルモードにおける発進時に前記
    スタンドを格納する構成としたことを特徴とする請求項
    4に記載の二輪車のオートスタンド装置。
  6. 【請求項6】前記スタンドを格納する速度を前記スタン
    ドを起立させる速度より高めたことを特徴とする請求項
    1から5のいずれか一つに記載の二輪車のオートスタン
    ド装置。
  7. 【請求項7】前記油圧アクチュエータに連通するアキュ
    ームレータを備え、 アキュームレータに作動油が蓄えられることによって前
    記スタンドが格納されることを許容する構成としたこと
    を特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の二
    輪車のオートスタンド装置。
  8. 【請求項8】前記油圧切換手段として油圧源から前記油
    圧アクチュエータに導かれる作動油圧を切換えるポジシ
    ョンバルブを備えたことを特徴とする請求項1から7の
    いずれか一つに記載の二輪車のオートスタンド装置。
  9. 【請求項9】前記油圧切換手段として電動モータによっ
    て駆動される油圧ポンプを備え、 油圧ポンプの回転方向を切換えて前記油圧アクチュエー
    タに導かれる作動油圧を切換える構成としたことを特徴
    とする請求項1から7のいずれか一つに記載の二輪車の
    オートスタンド装置。
  10. 【請求項10】前記スタンドは車体に回動可能に連結さ
    れる左右の支柱と、 左右の支柱を結ぶアクチュエータ軸とを有し、 前記油圧アクチュエータとして油圧シリンダを備え、 油圧シリンダの一端をアクチュエータ軸に回動可能に連
    結したことを特徴とする請求項1から9のいずれか一つ
    に記載の二輪車のオートスタンド装置。
  11. 【請求項11】前記スタンドは車体に固定されるアクチ
    ュエータ軸と、 アクチュエータ軸に回動可能に連結される支柱とを有
    し、 前記油圧アクチュエータとしてアクチュエータ軸に対し
    て支柱を回動させるロータリアクチュエータを備えたこ
    とを特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載の
    二輪車のオートスタンド装置。
  12. 【請求項12】前記スタンドの回動先端部の左右に一対
    の支持輪を回転可能に連結したことを特徴とする請求項
    1から11のいずれか一つに記載の二輪車のオートスタ
    ンド装置。
  13. 【請求項13】前記スタンドの回動先端部に円柱状のロ
    ーラを回転可能に連結したことを特徴とする請求項1か
    ら11のいずれか一つに記載の二輪車のオートスタンド
    装置。
  14. 【請求項14】車輪を回転可能に支持するアームを有す
    るキャスタを備え、 前記スタンドにキャスタのアームを旋回可能に連結した
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか一つに記
    載の二輪車のオートスタンド装置。
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