JP2001253243A - トラックのウイング扉開閉装置 - Google Patents
トラックのウイング扉開閉装置Info
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- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 8
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
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- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウイング扉の前後の開閉速度を均等にするこ
とができ、ウイング扉の長寿命化及び軽量化を達成でき
るトラックのウイング扉開閉装置を提供する。 【解決手段】 トラックの荷室の前部及び後部にそれぞ
れ設けられ電動油圧ポンプにより駆動される油圧シリン
ダと、上部に回動中心を有し荷室を覆うウイング扉とを
備え、これら油圧シリンダを駆動してウイング扉を開閉
するトラックのウイング扉開閉装置において、油圧シリ
ンダの少なくとも一方に油圧ポンプを駆動するモータの
回転を制御する速度調節器40を、ウイング扉を開放す
るときにはモータ回路に接続してモータの速度を調節
し、ウイング扉を閉鎖するときには無効化する、構造が
簡単になり、ウイング扉の長寿命化及び軽量化を達成で
きる。
とができ、ウイング扉の長寿命化及び軽量化を達成でき
るトラックのウイング扉開閉装置を提供する。 【解決手段】 トラックの荷室の前部及び後部にそれぞ
れ設けられ電動油圧ポンプにより駆動される油圧シリン
ダと、上部に回動中心を有し荷室を覆うウイング扉とを
備え、これら油圧シリンダを駆動してウイング扉を開閉
するトラックのウイング扉開閉装置において、油圧シリ
ンダの少なくとも一方に油圧ポンプを駆動するモータの
回転を制御する速度調節器40を、ウイング扉を開放す
るときにはモータ回路に接続してモータの速度を調節
し、ウイング扉を閉鎖するときには無効化する、構造が
簡単になり、ウイング扉の長寿命化及び軽量化を達成で
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックの荷室を
覆う左右のウイング扉を開閉するとき、このウイング扉
の前後の開閉速度を均等にするトラックのウイング扉開
閉装置に関する。
覆う左右のウイング扉を開閉するとき、このウイング扉
の前後の開閉速度を均等にするトラックのウイング扉開
閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大型のトラックにおいては、荷室を覆っ
て左右のウイング扉を設けたものが利用されている。
て左右のウイング扉を設けたものが利用されている。
【0003】これら左右のウイング扉は、図21に示す
ように、トラックの荷室の中央上部に回動中心を有し、
荷室の前部及び後部にそれぞれモータ1により駆動され
る油圧ポンプ2を有する油圧シリンダ3を備えている。
そして、2個のモータ1が車両バッテリ5に接続されて
おり、扉開閉スイッチ4をオンさせると、モータ1を正
転させた油圧シリンダ3の伸張作動時にウイング扉を上
方に回動させて荷室の上部を開放している。
ように、トラックの荷室の中央上部に回動中心を有し、
荷室の前部及び後部にそれぞれモータ1により駆動され
る油圧ポンプ2を有する油圧シリンダ3を備えている。
そして、2個のモータ1が車両バッテリ5に接続されて
おり、扉開閉スイッチ4をオンさせると、モータ1を正
転させた油圧シリンダ3の伸張作動時にウイング扉を上
方に回動させて荷室の上部を開放している。
【0004】また、モータ1を逆転させた油圧シリンダ
3の収縮作動時にウイング扉を下方へ回動させて荷室を
覆っている。
3の収縮作動時にウイング扉を下方へ回動させて荷室を
覆っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、トラック
の車両バッテリ5は、一般的に車両の前部に配置されて
いるので、荷室後部のモータ1は車両バッテリ5からの
配線距離が長くなり、電圧降下のためモータ1の端子電
圧が前部のモータ1に比べて低くなる。
の車両バッテリ5は、一般的に車両の前部に配置されて
いるので、荷室後部のモータ1は車両バッテリ5からの
配線距離が長くなり、電圧降下のためモータ1の端子電
圧が前部のモータ1に比べて低くなる。
【0006】このため、ウイング扉の開閉速度は、前部
が速く、後部が遅くなり、ウイング扉の開閉時にウイン
グ扉が捻れるという問題が発生している。
が速く、後部が遅くなり、ウイング扉の開閉時にウイン
グ扉が捻れるという問題が発生している。
【0007】また、長期間使用すると、油圧シリンダ3
の特性が変化することがある。従って、前後の油圧シリ
ンダ3の特性変化の相異により、ウイング扉の開閉速度
の違いが増大されるという問題がある。
の特性が変化することがある。従って、前後の油圧シリ
ンダ3の特性変化の相異により、ウイング扉の開閉速度
の違いが増大されるという問題がある。
【0008】近年、車両の大型化に伴ってウイング扉の
軽量化が要望されており、ウイング扉が捻れるとウイン
グ扉の破損を伴なうので、前後の開閉速度を均等にする
ことが要望されている。
軽量化が要望されており、ウイング扉が捻れるとウイン
グ扉の破損を伴なうので、前後の開閉速度を均等にする
ことが要望されている。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ウイング扉の前後の開閉速度を均等
にすることができ、ウイング扉の長寿命化及び軽量化を
達成できるトラックのウイング扉開閉装置を提供するに
ある。
ので、その目的は、ウイング扉の前後の開閉速度を均等
にすることができ、ウイング扉の長寿命化及び軽量化を
達成できるトラックのウイング扉開閉装置を提供するに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、実施例におい
て使用する符号を付して説明すると、トラックの荷室1
2の前部及び後部にそれぞれ設けられ電動油圧ポンプ2
2により駆動される油圧シリンダ23と、上部に回動中
心を有し荷室12を覆うウイング扉14とを備え、これ
ら油圧シリンダ23を駆動して前記モータ21の正転時
には前記ウイング扉14を開放し、モータ21の逆転時
には前記ウイング扉14を閉鎖するトラックのウイング
扉開閉装置において、前記油圧シリンダ23の少なくと
も一方に油圧ポンプ22を駆動するモータ21の回転を
制御する速度調節器40を設け、該速度調節器40をウ
イング扉を開放するときにはモータ回路に接続してモー
タの速度を調節し、ウイング扉を閉鎖するときには無効
化するところに特徴を有し、ウイング扉14の前後の開
閉速度を均等にすることができる。
て使用する符号を付して説明すると、トラックの荷室1
2の前部及び後部にそれぞれ設けられ電動油圧ポンプ2
2により駆動される油圧シリンダ23と、上部に回動中
心を有し荷室12を覆うウイング扉14とを備え、これ
ら油圧シリンダ23を駆動して前記モータ21の正転時
には前記ウイング扉14を開放し、モータ21の逆転時
には前記ウイング扉14を閉鎖するトラックのウイング
扉開閉装置において、前記油圧シリンダ23の少なくと
も一方に油圧ポンプ22を駆動するモータ21の回転を
制御する速度調節器40を設け、該速度調節器40をウ
イング扉を開放するときにはモータ回路に接続してモー
タの速度を調節し、ウイング扉を閉鎖するときには無効
化するところに特徴を有し、ウイング扉14の前後の開
閉速度を均等にすることができる。
【0011】請求項2の発明は、トラックの荷室の前部
及び後部にそれぞれ設けられ電動油圧ポンプにより駆動
される油圧シリンダと、上部に回動中心を有し荷室を覆
うウイング扉とを備え、これら油圧シリンダを駆動して
前記モータの正転時には前記ウイング扉を開放し、モー
タの逆転時には前記ウイング扉を閉鎖するトラックのウ
イング扉開閉装置において、前記油圧シリンダの少なく
とも一方に油圧ポンプを駆動するモータ回路に2種類の
速度調節器40A,40Bが設けられており、ウイング
扉14を開放するときはモータ回路に一方の速度調節器
40Aが接続され、該ウイング扉14を閉鎖するときは
他方の速度調節器40Bを接続するように切換えられる
ところに特徴を有すし、ウイング扉14の前後の開閉速
度を均等にするとともに、その開閉速度を適宜に選択す
ることができる。
及び後部にそれぞれ設けられ電動油圧ポンプにより駆動
される油圧シリンダと、上部に回動中心を有し荷室を覆
うウイング扉とを備え、これら油圧シリンダを駆動して
前記モータの正転時には前記ウイング扉を開放し、モー
タの逆転時には前記ウイング扉を閉鎖するトラックのウ
イング扉開閉装置において、前記油圧シリンダの少なく
とも一方に油圧ポンプを駆動するモータ回路に2種類の
速度調節器40A,40Bが設けられており、ウイング
扉14を開放するときはモータ回路に一方の速度調節器
40Aが接続され、該ウイング扉14を閉鎖するときは
他方の速度調節器40Bを接続するように切換えられる
ところに特徴を有すし、ウイング扉14の前後の開閉速
度を均等にするとともに、その開閉速度を適宜に選択す
ることができる。
【0012】請求項3の発明は、速度調節器40を電源
26に接続された可変抵抗器41と、この可変抵抗器4
1の出力に応じてパルス幅を変化するパルス幅変調回路
42と、このパルス幅変調回路42の出力を前記モータ
に供給する出力回路とから構成したところに特徴を有
し、簡単な手段でウイング扉14の前後の開閉速度を均
等にすることができる。
26に接続された可変抵抗器41と、この可変抵抗器4
1の出力に応じてパルス幅を変化するパルス幅変調回路
42と、このパルス幅変調回路42の出力を前記モータ
に供給する出力回路とから構成したところに特徴を有
し、簡単な手段でウイング扉14の前後の開閉速度を均
等にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、ウイング扉開閉装置の第1
の実施例につき図1〜図6を参照して説明する。
の実施例につき図1〜図6を参照して説明する。
【0014】先ず図1〜図3において、大型トラック1
1は荷室12を覆う左右のウイング扉14を設けてい
る。この左右のウイング扉14は、荷室12の中央上部
に回動中心13を有し、荷室12の前部及び後部にそれ
ぞれモータ21により駆動される油圧ポンプ22を有す
る油圧シリンダ23を備えている。
1は荷室12を覆う左右のウイング扉14を設けてい
る。この左右のウイング扉14は、荷室12の中央上部
に回動中心13を有し、荷室12の前部及び後部にそれ
ぞれモータ21により駆動される油圧ポンプ22を有す
る油圧シリンダ23を備えている。
【0015】左右のウイング扉14の動作及び作用は同
じであるので、以下の説明については一方のウイング扉
14について行う。また、荷室前部のモータをモータ2
1A荷室後部のモータを21Bと呼称する。
じであるので、以下の説明については一方のウイング扉
14について行う。また、荷室前部のモータをモータ2
1A荷室後部のモータを21Bと呼称する。
【0016】油圧シリンダ23は、荷室12の回動中心
13よりも下方の取付位置15に回動可能に枢着され、
ピストンロッド24がウイング扉14に取着されてい
る。
13よりも下方の取付位置15に回動可能に枢着され、
ピストンロッド24がウイング扉14に取着されてい
る。
【0017】モータ21A及び21Bは連動した扉開閉
スイッチ25を介して車両バッテリ26に接続されてい
る。
スイッチ25を介して車両バッテリ26に接続されてい
る。
【0018】図4は、モータ21A及び21B、油圧ポ
ンプ22及び油圧シリンダ23の配管を示すものであ
る。モータ21が正転すると、油圧ポンプ22も正転
し、その吐出圧力が切換弁27にパイロット圧力として
作用し、切換弁27は図に示す位置に移動する。
ンプ22及び油圧シリンダ23の配管を示すものであ
る。モータ21が正転すると、油圧ポンプ22も正転
し、その吐出圧力が切換弁27にパイロット圧力として
作用し、切換弁27は図に示す位置に移動する。
【0019】油圧ポンプ22の回転でオイルタンク28
から吸い込んだ作動油はオペレートチェック弁29、ス
ローリターン弁30のチェック弁を介して油圧シリンダ
23のAポートから反ロッド側室に供給される。
から吸い込んだ作動油はオペレートチェック弁29、ス
ローリターン弁30のチェック弁を介して油圧シリンダ
23のAポートから反ロッド側室に供給される。
【0020】油圧シリンダ23のロッド側室の作動油
は、Bポートからスローリターン弁30の絞り及び油圧
ポンプ22の吐出圧力をパイロット圧力として開弁した
オペレートチェック弁29を介して再び油圧ポンプ22
に供給される。
は、Bポートからスローリターン弁30の絞り及び油圧
ポンプ22の吐出圧力をパイロット圧力として開弁した
オペレートチェック弁29を介して再び油圧ポンプ22
に供給される。
【0021】これにより、ピストンロッド24が図4に
示す右方向に伸張してウイング扉14を図3に想像線で
示すように上昇させて荷室12を開放する。
示す右方向に伸張してウイング扉14を図3に想像線で
示すように上昇させて荷室12を開放する。
【0022】尚、リリーフ弁31は過負荷が発生した
り、油圧シリンダ23がストローク端まで作動して所定
圧力以上に圧力上昇したときに作用する。
り、油圧シリンダ23がストローク端まで作動して所定
圧力以上に圧力上昇したときに作用する。
【0023】ストップバルブ32は、例えばモータ21
が故障した場合に開弁して、ロッド側室、反ロッド側
室、オイルタンクを連通させて油圧シリンダ23を作動
させる。
が故障した場合に開弁して、ロッド側室、反ロッド側
室、オイルタンクを連通させて油圧シリンダ23を作動
させる。
【0024】油圧シリンダ23が所望位置までストロー
クしたら、モータ21を停止すると油圧ポンプ22が停
止してオペレートチェック弁29により負荷が保持され
る。また、切換弁27は中間ポジションに復帰する。
クしたら、モータ21を停止すると油圧ポンプ22が停
止してオペレートチェック弁29により負荷が保持され
る。また、切換弁27は中間ポジションに復帰する。
【0025】負荷保持状態でオペレートチェック弁29
と油圧シリンダ23との間の回路において、作動油が温
度上昇によって膨脹したり、あるいは外的負荷が作用し
て回路圧力が異常に上昇したときにはリリーフ弁31a
がリリーフ作用をする。
と油圧シリンダ23との間の回路において、作動油が温
度上昇によって膨脹したり、あるいは外的負荷が作用し
て回路圧力が異常に上昇したときにはリリーフ弁31a
がリリーフ作用をする。
【0026】モータ21を逆転させると、油圧ポンプ2
2も逆転し、その吐出圧力が切換弁27にパイロット圧
力として作用するから、切換弁27は図5に示す位置に
移動する。
2も逆転し、その吐出圧力が切換弁27にパイロット圧
力として作用するから、切換弁27は図5に示す位置に
移動する。
【0027】油圧ポンプ22から吐出した作動油はオペ
レートチェック弁29、スローリターン弁30のチェッ
ク弁を介して油圧シリンダ23のBポートからロッド側
室に供給される。
レートチェック弁29、スローリターン弁30のチェッ
ク弁を介して油圧シリンダ23のBポートからロッド側
室に供給される。
【0028】油圧シリンダ23の反ロッド側室の作動油
は、Aポートからスローリターン弁30の絞り及び油圧
ポンプ22の吐出圧力をパイロット圧力として開弁した
オペレートチェック弁29を介して再び油圧ポンプ22
に供給される。
は、Aポートからスローリターン弁30の絞り及び油圧
ポンプ22の吐出圧力をパイロット圧力として開弁した
オペレートチェック弁29を介して再び油圧ポンプ22
に供給される。
【0029】そして、反ロッド側室から排出される作動
油のうち、ロッドの移動体積分に相当する作動油は余剰
の作動油としてオイルタンク28に流出する。
油のうち、ロッドの移動体積分に相当する作動油は余剰
の作動油としてオイルタンク28に流出する。
【0030】これによりピストンロッド24は収縮し
て、ウイング扉14は図3に実線で示すように下降して
荷室12を閉鎖する。
て、ウイング扉14は図3に実線で示すように下降して
荷室12を閉鎖する。
【0031】つぎに、図1及び図6に示す速度調節装置
40の第1の実施例について説明する。電源回路50は
図6に示すように電源である車両バッテリ26に接続さ
れた電源ICから構成されており、出力側は速度調節装
置40の入力側に接続されている。この速度調節装置4
0は、モータ21A及びモータ21Bの内、速度の速い
モータ例えばモータ21A側に設けられ、可変抵抗器4
1と、パルス幅変調回路42と、出力回路43とからな
る電流制御回路44とから構成されている。
40の第1の実施例について説明する。電源回路50は
図6に示すように電源である車両バッテリ26に接続さ
れた電源ICから構成されており、出力側は速度調節装
置40の入力側に接続されている。この速度調節装置4
0は、モータ21A及びモータ21Bの内、速度の速い
モータ例えばモータ21A側に設けられ、可変抵抗器4
1と、パルス幅変調回路42と、出力回路43とからな
る電流制御回路44とから構成されている。
【0032】可変抵抗器41は操作つまみを備えてお
り、抵抗を調節してパルス幅変調回路42への出力電圧
を調節している。パルス幅変調回路42は周知の高安定
度ヒステリシス自走マルチにより、入力電圧に応じてパ
ルス幅を調節している。出力回路43は、パルス幅変調
回路42の出力をモータ21Aに供給する。即ち、パル
ス幅が大になればモータ21Aの回転は大となり、パル
ス幅が小になればモータ21Aの回転は小になる。
り、抵抗を調節してパルス幅変調回路42への出力電圧
を調節している。パルス幅変調回路42は周知の高安定
度ヒステリシス自走マルチにより、入力電圧に応じてパ
ルス幅を調節している。出力回路43は、パルス幅変調
回路42の出力をモータ21Aに供給する。即ち、パル
ス幅が大になればモータ21Aの回転は大となり、パル
ス幅が小になればモータ21Aの回転は小になる。
【0033】本実施例においては、開閉速度の調節は、
操作者がウイング扉の前後の開閉速度を目視しながら可
変抵抗器41を調節し、両者が均等になったときに可変
抵抗器41のつまみを固定すればよい。従って、工場か
らトラックを出荷するときに1回調節すれば済む。
操作者がウイング扉の前後の開閉速度を目視しながら可
変抵抗器41を調節し、両者が均等になったときに可変
抵抗器41のつまみを固定すればよい。従って、工場か
らトラックを出荷するときに1回調節すれば済む。
【0034】また、長期間使用して、ウイング扉14の
前後の速度が変化したときには、適時に調整すれば良
い。
前後の速度が変化したときには、適時に調整すれば良
い。
【0035】上記した第1の実施例によれば、簡単な操
作で前後のモータ21A、21Bの速度を均等化するこ
とができるので、ウイング扉14の捻れを解消すること
ができ、ウイング扉14の長寿命化及び軽量化を達成で
きるという効果を奏するものである。
作で前後のモータ21A、21Bの速度を均等化するこ
とができるので、ウイング扉14の捻れを解消すること
ができ、ウイング扉14の長寿命化及び軽量化を達成で
きるという効果を奏するものである。
【0036】図7は、本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例との相異は、速度調節装置40を前後
のモータ21A、21Bに設けたものである。この第2
の実施例によれば、前後のモータ21A、21Bを同時
に調節できるので、さらにきめ細かい調節が迅速に達成
でき高低速に亘り、所望の開閉速度を得られるという効
果を奏するものである。
で、第1の実施例との相異は、速度調節装置40を前後
のモータ21A、21Bに設けたものである。この第2
の実施例によれば、前後のモータ21A、21Bを同時
に調節できるので、さらにきめ細かい調節が迅速に達成
でき高低速に亘り、所望の開閉速度を得られるという効
果を奏するものである。
【0037】図8(a),(b)、図9、図10、図1
1は、本発明の請求項1に係る第3の実施例を示すもの
で、軽量なウイング扉14に対して実施すると好適であ
る。このウイング扉14の開放時には、モータ21A及
びモータ21Bにはウイング扉14の重量が加わり負荷
が大きくなるので、モータ21A、21Bの回転数の差
が大きくなって、ウイング扉14のねじれが発生し易い
が、閉鎖時には負荷が小さくなるのでモータ21A、2
1Bの回転数の差が小さく、ねじれがあまり大きくな
い。そこで、モータ21Aの速度調整をウイング扉14
の開放時のみに実施するものである。
1は、本発明の請求項1に係る第3の実施例を示すもの
で、軽量なウイング扉14に対して実施すると好適であ
る。このウイング扉14の開放時には、モータ21A及
びモータ21Bにはウイング扉14の重量が加わり負荷
が大きくなるので、モータ21A、21Bの回転数の差
が大きくなって、ウイング扉14のねじれが発生し易い
が、閉鎖時には負荷が小さくなるのでモータ21A、2
1Bの回転数の差が小さく、ねじれがあまり大きくな
い。そこで、モータ21Aの速度調整をウイング扉14
の開放時のみに実施するものである。
【0038】図10は、回路接続図を示したもので、モ
ータ21A、21Bは電源26に並列に接続され、この
回路にたすき掛けに二対のスイッチ51,52が接続さ
れている。モータ21Aには直列に速度調節装置40が
接続されているとともに、この速度調節装置40と並列
に図示の方向に例えばダイオードからなるバイパス回路
53が接続されている。
ータ21A、21Bは電源26に並列に接続され、この
回路にたすき掛けに二対のスイッチ51,52が接続さ
れている。モータ21Aには直列に速度調節装置40が
接続されているとともに、この速度調節装置40と並列
に図示の方向に例えばダイオードからなるバイパス回路
53が接続されている。
【0039】図11は全体の電気回路の詳細を示すもの
で、バイパス回路53は、モータ21Aの正転時に矢印
A方向に電流が流れたときは速度調節装置40がモータ
21Aに接続されてモータ21Aの回転を調節すること
ができ、モータ21Aの逆転時に反矢印A方向に電流が
流れたときはバイパス回路53により速度調節装置40
を無効化されている。
で、バイパス回路53は、モータ21Aの正転時に矢印
A方向に電流が流れたときは速度調節装置40がモータ
21Aに接続されてモータ21Aの回転を調節すること
ができ、モータ21Aの逆転時に反矢印A方向に電流が
流れたときはバイパス回路53により速度調節装置40
を無効化されている。
【0040】ウイング扉14を開放するときは、スイッ
チ51がオンされる。モータ21Aは速度調節装置40
により速度調節されてモータ21Bとほぼ同じ回転数で
回転する。また、モータ21Bは直接電源電圧(配線長
さにより電圧降下がある)で駆動され、ほぼ同じ速度で
ウイング扉14が開放される。
チ51がオンされる。モータ21Aは速度調節装置40
により速度調節されてモータ21Bとほぼ同じ回転数で
回転する。また、モータ21Bは直接電源電圧(配線長
さにより電圧降下がある)で駆動され、ほぼ同じ速度で
ウイング扉14が開放される。
【0041】ウイング扉14を閉鎖するときは、スイッ
チ52がオンされる。この場合、モータ21Aには反矢
印A方向に電流が流れバイパス回路53を通って通電
し、速度調節装置40は無効化されるので、モータ21
Aもモータ21Bと同様に直接電源26により駆動され
る。しかし、ウイング扉14を閉鎖するときはモータ負
荷が小さく、モータ21A、21Bの速度の差は小さく
ウイング扉14のねじれによる問題は発生しない。
チ52がオンされる。この場合、モータ21Aには反矢
印A方向に電流が流れバイパス回路53を通って通電
し、速度調節装置40は無効化されるので、モータ21
Aもモータ21Bと同様に直接電源26により駆動され
る。しかし、ウイング扉14を閉鎖するときはモータ負
荷が小さく、モータ21A、21Bの速度の差は小さく
ウイング扉14のねじれによる問題は発生しない。
【0042】図12は、第4の実施例を示すもので、第
3の実施例との相違は、バイパス回路53に代えて一方
のスイッチ51に連動する切換スイッチ54を設けた点
にある。この切換スイッチ54は、切換レバーcがモー
タ21Aに接続されており、a接点は速度調節装置40
を介して他方のスイッチ51に接続され、b接点は他方
のスイッチ51に接続されている。
3の実施例との相違は、バイパス回路53に代えて一方
のスイッチ51に連動する切換スイッチ54を設けた点
にある。この切換スイッチ54は、切換レバーcがモー
タ21Aに接続されており、a接点は速度調節装置40
を介して他方のスイッチ51に接続され、b接点は他方
のスイッチ51に接続されている。
【0043】ウイング扉14を開放するときは、一方の
スイッチ51をオンすると、切換スイッチ54はb接点
に切換わって速度調節装置40に接続され、モータ21
Aは回転数が調節される。また、一方のスイッチ51が
オフされると、切換スイッチ54はa接点に接続されて
速度調節装置40は回路から切り離される。
スイッチ51をオンすると、切換スイッチ54はb接点
に切換わって速度調節装置40に接続され、モータ21
Aは回転数が調節される。また、一方のスイッチ51が
オフされると、切換スイッチ54はa接点に接続されて
速度調節装置40は回路から切り離される。
【0044】ウイング扉14を閉鎖するときは、スイッ
チ52をオンする。速度調節装置40は回路から切り離
されているので、モータ21Aはモータ21Bと同様に
直接電源により駆動される。
チ52をオンする。速度調節装置40は回路から切り離
されているので、モータ21Aはモータ21Bと同様に
直接電源により駆動される。
【0045】図13(a)、(b)、図14、図15
は、本発明の請求項2に係る第5の実施例を示すもの
で、大形で重量の大であるウイング扉14に対して実施
すると好適である。第3の実施例との相違について説明
する。このウイング扉14の荷室前部のモータ21Aに
は、図15に示すように、2個の速度調節装置40A、
40Bが直列に接続され、夫々の速度調節装置40A、
40Bには並列にバイパス回路53A、53Bが図示方
向に接続されている。速度調節装置40A、40Bは同
一構成であるが、速度調節装置40Aは可変抵抗器41
の操作つまみがウイング扉14の開放時に最適な状態に
調節され、速度調節装置40Bにおいては、可変抵抗器
41の操作つまみがウイング扉14の閉鎖時に最適な状
態に調節されている。
は、本発明の請求項2に係る第5の実施例を示すもの
で、大形で重量の大であるウイング扉14に対して実施
すると好適である。第3の実施例との相違について説明
する。このウイング扉14の荷室前部のモータ21Aに
は、図15に示すように、2個の速度調節装置40A、
40Bが直列に接続され、夫々の速度調節装置40A、
40Bには並列にバイパス回路53A、53Bが図示方
向に接続されている。速度調節装置40A、40Bは同
一構成であるが、速度調節装置40Aは可変抵抗器41
の操作つまみがウイング扉14の開放時に最適な状態に
調節され、速度調節装置40Bにおいては、可変抵抗器
41の操作つまみがウイング扉14の閉鎖時に最適な状
態に調節されている。
【0046】そして、ウイング扉14の開放時には、ス
イッチ51,51がオンされる。速度調節装置40Bは
バイパス回路53Bにより無効化されてモータ21A
は、速度調節装置40Aにより速度調節される。また、
ウイング扉14の閉鎖時には、スイッチ52,52がオ
ンされる。速度調節装置40Aはバイパス回路53Aに
より無効化されてモータ21Aは、速度調節装置40B
により速度調節される。モータ21Bは、ウイング扉1
4の開放時、閉鎖時ともに電源電圧により駆動される。
イッチ51,51がオンされる。速度調節装置40Bは
バイパス回路53Bにより無効化されてモータ21A
は、速度調節装置40Aにより速度調節される。また、
ウイング扉14の閉鎖時には、スイッチ52,52がオ
ンされる。速度調節装置40Aはバイパス回路53Aに
より無効化されてモータ21Aは、速度調節装置40B
により速度調節される。モータ21Bは、ウイング扉1
4の開放時、閉鎖時ともに電源電圧により駆動される。
【0047】この第5の実施例においては、ウイング扉
14の開放時及び閉鎖時にそれぞれ専用の速度調節装置
40A、速度調節装置40Bを設けたので、モータ21
A、モータ21Bの速度を均等にすることができ、ウイ
ング扉14のねじれを極めて小さくすることができ、材
料の応力が小さくなるので、材料重量を節減できる。
14の開放時及び閉鎖時にそれぞれ専用の速度調節装置
40A、速度調節装置40Bを設けたので、モータ21
A、モータ21Bの速度を均等にすることができ、ウイ
ング扉14のねじれを極めて小さくすることができ、材
料の応力が小さくなるので、材料重量を節減できる。
【0048】図16は、第6の実施例を示すもので、モ
ータ21Aの両端にはスイッチ51に連動する切換スイ
ッチ54Aと、スイッチ52に連動する切換スイッチ5
4Bが接続されている。切換スイッチ54Aは、切換レ
バーcがモータ21Aに接続されており、a接点は速度
調節装置40Aを介して一方のスイッチ51に接続さ
れ、b接点は一方のスイッチ51に接続されている。
ータ21Aの両端にはスイッチ51に連動する切換スイ
ッチ54Aと、スイッチ52に連動する切換スイッチ5
4Bが接続されている。切換スイッチ54Aは、切換レ
バーcがモータ21Aに接続されており、a接点は速度
調節装置40Aを介して一方のスイッチ51に接続さ
れ、b接点は一方のスイッチ51に接続されている。
【0049】また、切換スイッチ54Bは、切換レバー
cがモータ21Bに接続されており、a接点は速度調節
装置40Bを介して他方のスイッチ51に接続され、b
接点は他方のスイッチ51に接続されている。
cがモータ21Bに接続されており、a接点は速度調節
装置40Bを介して他方のスイッチ51に接続され、b
接点は他方のスイッチ51に接続されている。
【0050】ウイング扉14を開放するときは、一方の
スイッチ51をオンすると、切換スイッチ54Aは速度
調節装置40Aに接続され、モータ21Aは回転数が調
節される。また、一方のスイッチ51がオフされると、
切換スイッチ54はa接点に接続されて速度調節装置4
0は回路から切り離される。ウイング扉14を閉鎖する
ときは、スイッチ52をオンする。速度調節装置40B
は速度調節装置40Aに接続され、モータ21Aは回転
数が調節される。この第6の実施例においても、第5の
実施例と同様の効果を奏するものである。
スイッチ51をオンすると、切換スイッチ54Aは速度
調節装置40Aに接続され、モータ21Aは回転数が調
節される。また、一方のスイッチ51がオフされると、
切換スイッチ54はa接点に接続されて速度調節装置4
0は回路から切り離される。ウイング扉14を閉鎖する
ときは、スイッチ52をオンする。速度調節装置40B
は速度調節装置40Aに接続され、モータ21Aは回転
数が調節される。この第6の実施例においても、第5の
実施例と同様の効果を奏するものである。
【0051】図17(a),(b)、図18、図19
は、本発明の第7の実施例を示すもので、ウイング扉1
4の開放時の速度、閉鎖時の速度を自由に選定し、しか
も、扉のねじれが発生しないようにする場合に好適であ
る。この第7の実施例を第5の実施例との相違について
説明する。
は、本発明の第7の実施例を示すもので、ウイング扉1
4の開放時の速度、閉鎖時の速度を自由に選定し、しか
も、扉のねじれが発生しないようにする場合に好適であ
る。この第7の実施例を第5の実施例との相違について
説明する。
【0052】第5の実施例との相違は、荷室後部のモー
タ21Bにもモータ21Aと同様に速度調節装置40
A、40B及びバイパス回路53A、53Bを接続した
ものである。
タ21Bにもモータ21Aと同様に速度調節装置40
A、40B及びバイパス回路53A、53Bを接続した
ものである。
【0053】この第7の実施例においては、速度調節装
置40A、40Bを適宜に選定することによりウイング
扉14の開放速度、閉鎖速度が自由に選定できるので、
荷室を利用して演芸、アトラクション、各種の物産展、
等を行う場合に演出効果を増大させることができるとい
う効果を奏するものである。
置40A、40Bを適宜に選定することによりウイング
扉14の開放速度、閉鎖速度が自由に選定できるので、
荷室を利用して演芸、アトラクション、各種の物産展、
等を行う場合に演出効果を増大させることができるとい
う効果を奏するものである。
【0054】図20は、本発明の第8の実施例を示すも
ので、第6の実施例との相違は、モータ21Bにもモー
タ21Aと同様に、スイッチ51に連動する切換スイッ
チ54A及びスイッチ52に連動する切換スイッチ54
Bを接続するとともに、これら切換スイッチ54Aとス
イッチ51,52間に速度調節装置40A及び切換スイ
ッチ54Bを接続したものである。この第8の実施例に
おいても、第7の実施例にと同様の効果を奏するもので
ある。
ので、第6の実施例との相違は、モータ21Bにもモー
タ21Aと同様に、スイッチ51に連動する切換スイッ
チ54A及びスイッチ52に連動する切換スイッチ54
Bを接続するとともに、これら切換スイッチ54Aとス
イッチ51,52間に速度調節装置40A及び切換スイ
ッチ54Bを接続したものである。この第8の実施例に
おいても、第7の実施例にと同様の効果を奏するもので
ある。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明は、トラックの荷室の前
部及び後部にそれぞれ設けられ電動油圧ポンプにより駆
動される油圧シリンダと、上部に回動中心を有し荷室を
覆うウイング扉とを備え、これら油圧シリンダを駆動し
て前記モータの正転時には前記ウイング扉を開放し、モ
ータの逆転時には前記ウイング扉を閉鎖するトラックの
ウイング扉開閉装置において、前記油圧シリンダの少な
くとも一方に油圧ポンプを駆動するモータの回転を制御
する速度調節器を設け、該速度調節器を、ウイング扉を
開放するときにはモータ回路に接続してモータの速度を
調節し、ウイング扉を閉鎖するときには無効化するの
で、構造が簡単になり、ウイング扉の前後の開閉速度を
均等にすることができ、ウイング扉の長寿命化及び軽量
化を達成できるという効果を奏するものである。
部及び後部にそれぞれ設けられ電動油圧ポンプにより駆
動される油圧シリンダと、上部に回動中心を有し荷室を
覆うウイング扉とを備え、これら油圧シリンダを駆動し
て前記モータの正転時には前記ウイング扉を開放し、モ
ータの逆転時には前記ウイング扉を閉鎖するトラックの
ウイング扉開閉装置において、前記油圧シリンダの少な
くとも一方に油圧ポンプを駆動するモータの回転を制御
する速度調節器を設け、該速度調節器を、ウイング扉を
開放するときにはモータ回路に接続してモータの速度を
調節し、ウイング扉を閉鎖するときには無効化するの
で、構造が簡単になり、ウイング扉の前後の開閉速度を
均等にすることができ、ウイング扉の長寿命化及び軽量
化を達成できるという効果を奏するものである。
【0056】請求項2の発明は、モータ回路には2種類
の速度調節器が設けられており、ウイング扉を開放する
ときはモータ回路に一方の速度調節器が接続され、該ウ
イング扉を閉鎖するときは他方の速度調節器を接続する
ように切換えられるので、開放時、閉鎖時の速度を自由
に選択でき、しかも、ウイング扉のねじれを少なくして
ウイング扉の長寿命化及び軽量化を達成できるという効
果を奏するものである。
の速度調節器が設けられており、ウイング扉を開放する
ときはモータ回路に一方の速度調節器が接続され、該ウ
イング扉を閉鎖するときは他方の速度調節器を接続する
ように切換えられるので、開放時、閉鎖時の速度を自由
に選択でき、しかも、ウイング扉のねじれを少なくして
ウイング扉の長寿命化及び軽量化を達成できるという効
果を奏するものである。
【0057】請求項3の発明は、速度調節器を電源に接
続された可変抵抗器と、この可変抵抗器の出力に応じて
パルス幅を変化するパルス幅変調回路と、このパルス幅
変調回路の出力を前記モータに供給する出力回路とから
構成したので、簡単な操作でウイング扉の前後の開閉速
度を均等にすることができ、ウイング扉の長寿命化及び
軽量化を達成できるという効果を奏するものである。
続された可変抵抗器と、この可変抵抗器の出力に応じて
パルス幅を変化するパルス幅変調回路と、このパルス幅
変調回路の出力を前記モータに供給する出力回路とから
構成したので、簡単な操作でウイング扉の前後の開閉速
度を均等にすることができ、ウイング扉の長寿命化及び
軽量化を達成できるという効果を奏するものである。
【図1】 本発明の第1の実施例を示すシステム図であ
る。
る。
【図2】 ウイング扉を備えたトラックの斜視図であ
る。
る。
【図3】 ウイング扉の開閉機構を示す正面図である。
【図4】 ウイング扉を開く状態を示す配管図である。
【図5】 ウイング扉を閉じる状態を示す配管図であ
る。
る。
【図6】 本発明の電気回路を示す図である。
【図7】 (a)、(b)は第2の実施例を示すシステ
ム図である。
ム図である。
【図8】 第2の実施例の速度調節器を詳述したシステ
ム図である。
ム図である。
【図9】 第3の実施例を示すシステム図である。
【図10】 モータ部分の電気回路を示す図である。
【図11】 全体の電気回路を示す図である。
【図12】 第4の実施例の電気回路を示す図である。
【図13】 (a)、(b)は第5の実施例を示すシス
テム図である。
テム図である。
【図14】 第4の実施例の速度調節器を詳述したシス
テム図である。
テム図である。
【図15】 モータ部分の電気回路を示す図である。
【図16】 第6の実施例電気回路を示す図である。
【図17】 (a)、(b)は第7の実施例を示すシス
テム図である。
テム図である。
【図18】 第7の実施例の速度調節器を詳述したシス
テム図である。
テム図である。
【図19】 モータ部分の電気回路を示す図である。
【図20】 第8の実施例電気回路を示す図である。
【図21】従来の実施例を示すシステム図である。
12 トラックの荷室 14 ウイング扉 21 モータ 21Aモータ 21Bモータ 22 油圧ポンプ 23 油圧シリンダ 24 ピストンロッド 25 扉開閉スイッチ 26 車両バッテリ(電源) 40 速度調節器 40A速度調節器 40B速度調節器 41 可変抵抗器 42 パルス幅変調回路 43 出力回路 44 電流制御回路 50 電源回路 51 スイッチ 52 スイッチ 53 バイパス回路 53Aバイパス回路 53Bバイパス回路 54 切換スイッチ 54A切換スイッチ 54B切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA02 CA06 DA02 DB02 EA01 EB01 EC01 FA01 GC02 GC06 GD05 KA10 KA13 KA15 KA16 KA23 LA02 5H571 AA03 AA20 BB07 CC04 DD10 EE02 EE09 FF03 HA08 HB01 HD02 KK02
Claims (3)
- 【請求項1】 トラックの荷室の前部及び後部にそれぞ
れ設けられ電動油圧ポンプにより駆動される油圧シリン
ダと、上部に回動中心を有し荷室を覆うウイング扉とを
備え、これら油圧シリンダを駆動して前記モータの正転
時には前記ウイング扉を開放し、モータの逆転時には前
記ウイング扉を閉鎖するトラックのウイング扉開閉装置
において、 前記油圧シリンダの少なくとも一方に油圧ポンプを駆動
するモータの回転を制御する速度調節器を設け、該速度
調節器を、ウイング扉を開放するときにはモータ回路に
接続してモータの速度を調節し、ウイング扉を閉鎖する
ときには無効化することを特徴とするトラックのウイン
グ扉開閉装置。 - 【請求項2】 トラックの荷室の前部及び後部にそれぞ
れ設けられ電動油圧ポンプにより駆動される油圧シリン
ダと、上部に回動中心を有し荷室を覆うウイング扉とを
備え、これら油圧シリンダを駆動して前記モータの正転
時には前記ウイング扉を開放し、モータの逆転時には前
記ウイング扉を閉鎖するトラックのウイング扉開閉装置
において、 前記油圧シリンダの少なくとも一方に油圧ポンプを駆動
するモータの回路に2種類の速度調節器が設けられてお
り、ウイング扉を開放するときはモータ回路に一方の速
度調節器が接続され、該ウイング扉を閉鎖するときは他
方の速度調節器を接続するように切換えられることを特
徴とする請求項1記載のトラックのウイング扉開閉装
置。 - 【請求項3】 速度調節器は、電源に接続された可変抵
抗器と、この可変抵抗器の出力に応じてパルス幅を変化
するパルス幅変調回路と、このパルス幅変調回路の出力
を前記モータに供給する出力回路とから構成したことを
特徴とする請求項1又は2記載のトラックのウイング扉
開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068995A JP2001253243A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | トラックのウイング扉開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068995A JP2001253243A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | トラックのウイング扉開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001253243A true JP2001253243A (ja) | 2001-09-18 |
Family
ID=18587962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000068995A Pending JP2001253243A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | トラックのウイング扉開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001253243A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003094945A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Maruyasu Kk | 車両荷室 |
JP2012508336A (ja) * | 2008-11-12 | 2012-04-05 | ブローゼ シュリースジュステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 自動車の閉鎖部品を電動移動させるための駆動システム |
JP2016153263A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 日本フルハーフ株式会社 | 電動アクチュエータ |
-
2000
- 2000-03-13 JP JP2000068995A patent/JP2001253243A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003094945A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Maruyasu Kk | 車両荷室 |
JP2012508336A (ja) * | 2008-11-12 | 2012-04-05 | ブローゼ シュリースジュステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 自動車の閉鎖部品を電動移動させるための駆動システム |
JP2016153263A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 日本フルハーフ株式会社 | 電動アクチュエータ |
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