JP2001252653A - 汚濁水浄化装置 - Google Patents

汚濁水浄化装置

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JP2001252653A
JP2001252653A JP2000068764A JP2000068764A JP2001252653A JP 2001252653 A JP2001252653 A JP 2001252653A JP 2000068764 A JP2000068764 A JP 2000068764A JP 2000068764 A JP2000068764 A JP 2000068764A JP 2001252653 A JP2001252653 A JP 2001252653A
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Tamio Matsuda
民生 松田
Kaori Kimura
かおり 木村
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮上油などの浮上汚濁物を汚濁水から効率良
く分離し浄化することができる汚濁水浄化装置を提供す
る。 【解決手段】 油濁水80から浮上油分を分離して汚水
とする分離槽4と,汚水を浄化する浄化槽とからなる汚
濁水浄化装置において,分離槽4は,浮上油分を回収す
るフロート回収器41を有し,フロート回収器41は,
油濁水80の表面に浮かび浮力を発生させるフロート部
と,浮上油分を回収し排出する排出管1と,排出管1を
フロート部に対して固定するための固定部材2と,排出
管1の回収口10が油分濃厚層81の中に開口するよう
に回収口10の位置を調整する位置調整手段410とか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,廃油などの汚濁物を含む汚濁水
から汚濁物を分離回収し,浄化する汚濁水浄化装置に関
する。
【0002】
【従来技術】油分は,海や湖沼に流出して水環境を汚染
する原因となる。このため,油分が流出した場合には,
油分を回収して環境保全を図る必要がある。油分を回収
するにあたっては,油分が水よりも比重が軽いことを利
用して,汚濁水を水槽内に貯留し浮上してきた浮上油を
水面付近の水分とともに吸引ポンプにより機械的に吸引
して回収する方法がある。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記のごとく
機械的に浮上油を吸引する方法では,回収した油分の中
に多量の水分が混入することがある。特に,回収用の開
口部が水面に対して深い位置に開口している場合には,
想像を超える多量の水分が混入する。これにより,以下
の問題が生じる。
【0004】第一に,汚水の廃棄処理が困難となる。即
ち,廃油は,一般的には燃焼により処理されていること
から,回収した油分中の水分含量が多いと,燃焼に多大
な負荷,エネルギー,作業を費やすことになる。そのた
め,燃焼負荷軽減のために,油水分離処理を再度行う必
要が生じてしまう。
【0005】第二に,浮上油の回収に多大なエネルギー
が必要となる。即ち,油分は,多量の水分とともに回収
されるため,吸引ポンプは大型のものを用いる必要があ
る。このため,ポンプ作動に多大なエネルギーが必要と
なる。
【0006】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,浮上
油などの浮上汚濁物を汚濁水から効率良く分離し浄化す
ることができる汚濁水浄化装置を提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,汚濁水を浮上汚
濁物と汚水とに分離する分離槽と,該分離槽から導出さ
れた上記汚水を浄化する浄化槽とからなる汚濁水浄化装
置において,上記分離槽は,上記浮上汚濁物を回収する
フロート回収器を有し,該フロート回収器は,汚濁水表
面に浮かび浮力を発生させるフロート部と,浮上汚濁物
を回収し排出する排出管と,該排出管を上記フロート部
に対して固定するための固定部材と,上記排出管の回収
口が浮上汚濁物濃厚層の中に開口するように上記回収口
の位置を調整する位置調整手段とからなることを特徴と
する汚濁水浄化装置である。
【0008】本発明において,フロート回収器は,排出
管の回収口の位置を調整する位置調整手段を設けてい
る。位置調整手段は,汚濁水水面に浮上している汚濁物
濃厚層の中に位置するように回収口の位置を調整する。
このため,回収口には,濃厚な汚濁物が流入することに
なる。したがって,油分を汚濁水から効率よく分離する
ことができる。また,位置調整手段によって回収口の位
置を適宜調整することができるため,分離槽内の汚濁水
の水位や,汚濁水の中の汚濁物濃厚層の位置が変わった
場合にも,それに応じて回収口の位置を変えることがで
きる。
【0009】また,回収された浮上汚濁物の濃度は高
く,その後の燃焼処理を効率よく行うことができる。ま
た,分離槽において浮上汚濁物を除去した後に,浄化槽
により汚濁水を浄化しているため,浄化槽での浄化効率
が高い。以上のごとく,本発明によれば,浮上油などの
浮上汚濁物を汚濁水から効率良く分離し浄化することが
できる汚濁水浄化装置を提供することができる。
【0010】本発明の汚濁水浄化装置は,海,湖沼,河
川,地下水などの自然水の浄化に用いることができるだ
けでなく,廃油,汚染物質などを含む排水を有効に浄化
することができる。
【0011】請求項2の発明のように,上記位置調整手
段は,上記固定部材に対する上記回収口の相対位置を調
整するように構成されていることが好ましい。これによ
り,回収口を浮上汚濁物濃厚層の中に位置するように調
整することができる。固定部材に対する回収口の相対位
置を調整するための具体的手段としては,たとえば,以
下の2つがある。
【0012】第1に,請求項3の発明のように,上記位
置調整手段は,上記固定部材に設けた雌ネジ部と,上記
排出管に設けた雄ネジ部とからなり,上記雌ネジ部と上
記雄ネジ部との螺合位置を調整することにより上記固定
部材に対する上記回収口の相対位置を調整するよう構成
されていることが好ましい。これにより,回収口と固定
部材との相対的な位置を調整することができる。
【0013】第2に,請求項4の発明のように,上記位
置調整手段は,上記固定部材において上記排出管を挿入
するために設けられた筒状部と,該筒状部に設けたピン
穴に進退可能に挿入される止めピンと,上記排出管表面
に軸方向に沿って所定間隔に設けられ,上記止めピンを
挿入可能なピン固定用凹部とからなることが好ましい。
ピン固定用凹部は,排出管の軸方向に沿って複数配列し
ている。このため,ピン固定用凹部を適宜選択すること
により,回収口と固定部材との相対位置を調整すること
ができる。
【0014】次に,請求項5の発明のように,上記フロ
ート部は,上記固定部材を挟んで互いに反対側に,複数
配置されていることが好ましい。これにより,固定部材
を安定して汚濁水に浮かせることができる。
【0015】請求項6の発明のように,上記複数のフロ
ート部の間は,連結バーを介して互いに連結されている
ことが好ましい。これにより,フロート部を補強するこ
とができる。
【0016】請求項7の発明のように,上記固定部材
は,汚濁水の中に浸るように配置されていることが好ま
しい。これにより,固定部材の腐蝕を抑制することがで
きる。
【0017】請求項8の発明のように,上記固定部材
は,排出管の固定位置から上記フロート部に延びる棒状
体を有することが好ましい。これにより,固定部材が汚
濁水から受ける抵抗を少なくでき,回収口を所定位置に
安定に留めることができる。
【0018】請求項9の発明のように,上記棒状体は,
上記排出管の固定位置を中心として放射状に配置されて
いることが好ましい。これにより,フロート回収器の重
心がほぼ中心に位置することになり,フロート回収器を
バランスよく水面に浮かべることができる。また,回収
口を所定位置に留めることができる。この場合,棒状体
の数は,2本以上であり,その数に応じて放射状に配置
されている。たとえば,棒状体が4本の場合には,棒状
体は上記固定位置を中心として四方に広がって延びるよ
うに配置される。
【0019】請求項10の発明のように,上記浄化槽に
は,汚濁水の浄化能力を有する微生物の担持体が収容さ
れていることが好ましい。これにより,汚濁水を効率よ
く浄化することができる。
【0020】請求項11の発明のように,上記汚濁水
は,油濁水であることが好ましい。この場合,たとえ
ば,請求項12の発明のように,上記浮上汚濁物は,浮
上油分であることである。浮上油分としては,鉱油,動
植物油などがある。
【0021】排出管の回収口は,漏斗形状であることが
好ましい。これにより,効率よく浮上汚濁物を回収する
ことができる。排出管は,貯留槽に連結されていること
が好ましい。これにより,一定期間浮上汚濁物を貯留し
ておくことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本発明の実施形態に係る油濁水浄化装置について,図1
〜図4を用いて説明する。本例の油濁水浄化装置9は,
図1に示すごとく,汚濁水としての油濁水80を浮上汚
濁物としての浮上油分と汚水821とに分離する分離槽
4と,汚水821を浄化する浄化槽5とからなる。分離
槽4は,浮上油分を回収するフロート回収器41を有す
る。フロート回収器41は,図2,図3に示すごとく,
浮力を発生させるフロート部3と,浮上油分を回収し排
出する排出管1と,排出管1をフロート部3に対して固
定するための固定部材2とを有する。
【0023】フロート回収器41は,図4に示すごと
く,排出管1の回収口10が油分濃厚層81の中に開口
するように回収口10の位置を調整する位置調整手段4
10を設けている。位置調整手段410は,排出管1の
表面に軸方向に沿って設けた雄ネジ部11と,固定部材
2に設けられた排出管1挿入用の開口穴20とからな
る。開口穴20の内壁には,排出管1の雄ネジ部11に
螺合する雌ネジ部21が形成されている。雄ネジ部11
と雌ネジ部21との螺合位置を調整することにより,固
定部材2に対する回収口10の相対位置が調整される。
【0024】油濁水80の水位または油分濃厚層81の
厚みが変わると,排出管1の回収口10が油分濃厚層8
1の外に位置することになる場合がある。回収口10が
油分濃厚層81の上の空気層40に突出しているときに
は,雄ネジ部11が雌ネジ部21に対して進行する方向
に排出管1を相対的に回転させて,回収口10を油分濃
厚層81の中に配置する。回収口10が油分濃厚層81
の下の油分希薄層82に位置しているときには,雄ネジ
部11が雌ネジ部21に対して後退する方向に排出管1
を相対的に回転させて,回収口10を油分濃厚層81の
中に配置する。
【0025】図2に示すごとく,固定部材2は,開口穴
20を設けたプレート部29と,該プレート部29から
四方に延びる棒状体28とからなる。プレート部29と
棒状体28とは,ステンレス鋼から作製されており,溶
接されている。固定部材2は,図3に示すごとく,油濁
水80の中に浸るように配置されている。
【0026】フロート部3は,空気が充填された浮き袋
である。フロート部3は,排出管1の固定位置を中心と
する正方形のコーナーに対応する位置に4つ配置されて
いる。複数のフロート部3の間は,連結バー25を介し
て互いに固定されている。図1に示すごとく,排出管1
は,分離槽4の外部に配置した貯留槽48に連結されて
いる。貯留槽48の下部には,油分取出管69が設けら
れている。
【0027】分離槽4は,地下8から油濁水80を汲み
上げる流入管61を接続している。流入管61の途中に
は,揚水ポンプ62が設けられている。分離槽4は,フ
ロートスイッチ64を設けている。フロートスイッチ6
4は,分離槽4の中の油濁水量を制御する制御回路63
と接続されている。制御回路63は,フロートスイッチ
64により検知された油濁水貯留量が設定量になるよう
に揚水ポンプ62を管理している。分離槽4は,連結管
65を介して浄化槽5と連結されている。連結管65の
途中には,必要に応じて油液フィルター66を設ける。
貯留槽48及び浄化槽5は,ハウジング49の中に収容
されている。
【0028】浄化槽5の中には,汚水821を浄化する
ことができる微生物の担持体51が収容されている。担
持体51は,大きさ数mm程度の活性炭微粒子に微生物
を担持させたものであり,浄化槽5の下部に固定された
メッシュ54の上に堆積している。浄化槽5の上部に
は,空気口55が開口している。浄化槽5の下部には,
浄化槽5の中に気泡52を発生させる気泡発生器53が
設けられている。気泡発生器53は,浄化槽5の外部に
設定した空気供給器54と連結されている。
【0029】浄化槽5の側壁上方には,浄化水を取り出
すための浄化水取出管67が連結されている。浄化水取
出管67の途中には,水の汚れを検知する検知器68が
設けられている。気泡発生器53は,検知器68により
得られたデータに基づいて,空気の発生量が調整される
ようになっている。なお,図1において,符号7は開閉
弁である。本例の油濁水浄化装置9は,油を使う工場,
ガソリンスタンドに設置される。
【0030】次に,本例の油濁水浄化装置を用いた油濁
水浄化方法について説明する。揚水ポンプ62のスイッ
チを入れ,油濁水80を地下8から汲み上げ,分離層4
に導く。油濁水80は分離層4において貯留され,その
間に浮上油分が上方に移行して,油濁水80の水面付近
の油分濃厚層81と,その下方の浮上油分が少ない油分
希薄層82とに分離する。油分濃厚層81の中には,フ
ロート回収器41の排出管1の回収口10が開口してい
る。そのため,回収口10から油分濃厚液811が排出
管1の中に流入する。排出管1から油分濃厚液811が
貯留層48に移行し,そこで所定期間貯留される。油分
濃厚液811は,油分取出管69より取り出され,焼却
処分される。
【0031】一方,分離層4の下方に配置している油分
希薄層82の中の汚水821は,連結管65を伝って,
油分回収フィルター65を通過し,浄化槽5に導かれ
る。浄化槽5では微生物の浄化作用によって浄化され
る。これにより,浄化水取出管67から浄化水89が取
り出される。
【0032】本例の作用及び効果について説明する。汚
濁水80に浮かぶフロート回収器41は,排出管1の表
面に雄ネジ部11を設け,固定部材2の開口穴20には
雌ネジ部21を設けている。雄ネジ部11と雌ネジ部2
1との螺合位置を調整することにより,回収口10の固
定部材2に対する相対位置が変わり,回収口10を油分
濃厚層81の中に位置させることができる。したがっ
て,回収口10から濃厚な浮上油分が流入することにな
る。ゆえに,浮上油分を油濁水から効率よく分離するこ
とができる。
【0033】また,上記のように,回収口10の位置を
適宜調整することができるため,分離層4内の油濁水の
水位や,油濁水の中の濃厚層の位置が変わった場合に
も,それに応じて回収口の位置を変えることができる。
また,回収された浮上油分の濃度は高く,その後の処理
を効率よく行うことができる。また,分離槽において浮
上油分を除去した後に,浄化槽により油濁水を浄化して
いるため,浄化槽での浄化効率が高い。
【0034】実施形態例2 本例においては,図5に示すごとく,排出管1の回収口
10の位置調整手段410が,ピン止め方式である。即
ち,本例の位置調整手段410は,固定部材2に設けら
れ,排出管1を挿入する筒状部22と,筒状部22に設
けたピン穴220に進退可能に挿入される止めピン23
と,排出管1の表面に設けられ,止めピン23を挿入可
能なピン固定用凹部12とからなる。ピン固定用凹部1
2は,排出管1表面に軸方向に沿ってピッチ5〜10m
mに設けられている。
【0035】回収口10が油分濃厚層81の中に位置す
るように,排出管1の軸方向に複数配列しているピン固
定用凹部12の中から,適当なものを選択し,そこに,
止めピン23をピン穴220を通じて押し込む。これに
より,固定部材2に対する回収口10の相対位置が調整
され,回収口10を油分濃厚層81の中に位置させるこ
とができる。その他の構成は,実施形態例1と同様であ
る。本例においても,実施形態例1と同様に,効率よく
浮上油分を回収することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば,浮上油などの浮上汚濁
物を汚濁水から効率良く分離し浄化することができる汚
濁水浄化装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,油濁水浄化装置の説明
図。
【図2】実施形態例1における,フロート回収器の平面
図(a)及び正面図(b)。
【図3】実施形態例1における,油濁水に浮かぶフロー
ト回収器の正面図。
【図4】実施形態例1における,回収口の位置調整手段
の説明図。
【図5】実施形態例2における,回収口の位置調整手段
の説明図。
【符号の説明】
1...排出管, 10...回収口, 11...雄ネジ部, 12...ピン固定用凹部, 2...固定部材, 20...開口穴, 21...雌ネジ部, 22...筒状部, 23...止めピン, 28...棒状体, 29...プレート部, 3...フロート部, 4...分離槽, 41...フロート回収器, 48...貯留槽, 5...浄化槽, 51...担持体, 80...油濁水, 81...油分濃厚槽, 811...油分濃厚液, 82...油分希薄層, 821...汚水, 89...浄化水, 9...油濁水浄化装置,

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚濁水を浮上汚濁物と汚水とに分離する
    分離槽と,該分離槽から導出された上記汚水を浄化する
    浄化槽とからなる汚濁水浄化装置において,上記分離槽
    は,上記浮上汚濁物を回収するフロート回収器を有し,
    該フロート回収器は,汚濁水表面に浮かび浮力を発生さ
    せるフロート部と,浮上汚濁物を回収し排出する排出管
    と,該排出管を上記フロート部に対して固定するための
    固定部材と,上記排出管の回収口が浮上汚濁物濃厚層の
    中に開口するように上記回収口の位置を調整する位置調
    整手段とからなることを特徴とする汚濁水浄化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記位置調整手段
    は,上記固定部材に対する上記回収口の相対位置を調整
    するように構成されていることを特徴とする汚濁水浄化
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において,上記位置調整手段
    は,上記固定部材に設けた雌ネジ部と,上記排出管に設
    けた雄ネジ部とからなり,上記雌ネジ部と上記雄ネジ部
    との螺合位置を調整することにより上記固定部材に対す
    る上記回収口の相対位置を調整するよう構成されている
    ことを特徴とする汚濁水浄化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において,上記位置調
    整手段は,上記固定部材において上記排出管を挿入する
    ために設けられた筒状部と,該筒状部に設けたピン穴に
    進退可能に挿入される止めピンと,上記排出管表面に軸
    方向に沿って所定間隔に設けられ,上記止めピンを挿入
    可能なピン固定用凹部とからなることを特徴とする汚濁
    水浄化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において,
    上記フロート部は,上記固定部材を挟んで互いに反対側
    に,複数配置されていることを特徴とする汚濁水浄化装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記複数のフロート
    部の間は,連結バーを介して互いに連結されていること
    を特徴とする汚濁水浄化装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において,
    上記固定部材は,汚濁水の中に浸るように配置されてい
    ることを特徴とする汚濁水浄化装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において,
    上記固定部材は,排出管の固定位置から上記フロート部
    に延びる棒状体を有することを特徴とする汚濁水浄化装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8において,上記棒状体は,上記
    排出管の固定位置を中心として放射状に配置されている
    ことを特徴とする汚濁水浄化装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項において
    は,上記浄化槽には,汚濁水の浄化能力を有する微生物
    の担持体が収容されていることを特徴とする汚濁水浄化
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項におい
    て,上記汚濁水は,油濁水であることを特徴とする汚濁
    水浄化装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項におい
    て,上記浮上汚濁物は,浮上油分であることを特徴とす
    る汚濁水浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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