JP2001252421A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001252421A
JP2001252421A JP2001046256A JP2001046256A JP2001252421A JP 2001252421 A JP2001252421 A JP 2001252421A JP 2001046256 A JP2001046256 A JP 2001046256A JP 2001046256 A JP2001046256 A JP 2001046256A JP 2001252421 A JP2001252421 A JP 2001252421A
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JP2001046256A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変表示装置における画像の組合せの楽しみ
方が複数種類あり、変化性に富んだ面白味のある遊技機
を提供する。 【構成】 電気的可変表示装置の上段,中段,下段の図
柄表示領域40A〜40Cの各々において変動表示され
る図柄の配列の中に、「7図柄」と「花図柄」と「頭図
柄」と「胴図柄」と「足図柄」とを含ませる。「7図
柄」が所定の当りライン上で3個揃って停止表示された
場合と、停止表示された図柄がすべて「花図柄」となっ
た場合と、同一人物の「頭図柄」と「胴図柄」と「足図
柄」とが停止表示されて人物の完成された画像が表示さ
れた場合とのいずれかの表示態様となった場合に大当り
が発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機
に関し、詳しくは、表示状態が変化する複数の可変表示
部を有し、この複数の可変表示部における表示結果が予
め定められた特定の表示態様となった場合に、所定の遊
技価値が付与可能となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機として、一般的に知られ
ているものに、たとえば、複数の可変表示部の各々にお
いて、複数種類の画像を変動表示するように構成された
ものがある。複数の可変表示部は、液晶表示装置(LC
D)や陰極線管表示装置(CRT)などで代表される電
気的な表示装置や、回転ドラムを有する機械的な表示装
置などを用いて構成される。
【0003】電気的表示装置の場合は、通常、表示画面
上に複数の表示領域を設け、各領域で個別に画像の変動
表示が行なえるようにして複数の可変表示部を形成した
り、または、複数の表示装置を用いることにより複数の
可変表示部を構成したりする。機械的表示装置の場合
は、たとえば画像が形成された回転ドラムと、その回転
ドラムの表示面上を一定の方向から見る所定の範囲の窓
部とを設けることにより、可変表示部を構成し、回転ド
ラムと窓部との対を複数形成することにより、複数の可
変表示部が構成される。
【0004】従来の遊技機の中のあるものは、可変表示
部において変動表示される画像のそれぞれが、文字や絵
柄などの識別情報を表わすように構成されている。この
ような遊技機では、個々の画像が表わす識別情報のうち
ある特定の種類の識別情報が表示された状態または複数
の識別情報がある特定の種類の組合せで表示された状態
(特定の表示態様)となった場合に、景品が遊技者に払
出されたり、遊技状態が遊技者にとって有利となったり
するなどの所定の遊技価値が遊技者に付与される。
【0005】また、従来の遊技機の中の別のあるもの
は、変動表示される画像のそれぞれが、1つの識別情報
を表示する画像を分割した一部ずつの画像となるように
構成されている。このような遊技機では、複数の可変表
示部の各々に表示された一部ずつの画像の集合により、
1つの識別情報が表わされる状態になることを特定の表
示態様が成立する条件としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の遊技機では、変動表示される複数種類の
画像が、単独で1つの識別情報を表わす画像であるか、
または、1つの識別情報を表わす画像が分割された一部
ずつの画像であるかのいずれか一方である。そのため、
画像の組合せを楽しむ遊技の内容が画一的であり、変化
性が乏しくなることが多い。
【0007】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、画像の組合せの楽しみ方が複数
種類あり、変化性に富んだ面白味のある遊技機を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、表示状態が変化する複数
の可変表示部(40A,40B,40C)を有し、前記
複数の可変表示部(40A,40B,40C)における
表示結果が予め定められた特定の表示態様となった場合
に、所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であって、
前記複数の可変表示部(40A,40B,40C)の各
々において複数種類の画像を変動させる画像変動手段
(59,65,86,87,88)を含み、前記複数種
類の画像の中には、単独で1つの識別情報を表わす第1
の画像と、1つの識別情報を表わす画像が分割された一
部の画像であって、それぞれ一部の画像が所定の組合せ
で集合することにより1つの識別情報が表わされる第2
の画像とが含まれ、複数の前記第1の画像による識別情
報が所定の組合せで表示されるか、または、第2の画像
の集合による識別情報が表示されるかで前記特定の表示
態様となることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、前記画像変動手段
(59,65,86,87,88)は、前記複数の可変
表示部(40A,40B,40C)の各々において前記
複数種類の画像を一定の順序で変動させるための順次変
動制御手段を含むことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記画像変動手段
(59,65,86,87,88)は、前記複数の可変
表示部(40A,40B,40C)の表示結果を可変表
示部ごとに時期を異ならせて導出表示させるための導出
表示制御手段を含むことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の構成によれば、画像変動手段
が、複数の可変表示部の各々において、第1の画像と第
2の画像とを含む複数種類の画像を変動させる。第1の
画像は、個々の画像が単独で1つの識別情報を表わす。
第2の画像は、複数の画像が所定の組合せで集合する事
により1つの識別情報を表わす。画像変動手段により、
複数の可変表示部における表示結果が、複数の第1の画
像による識別情報が所定の組合せで表示されるか、また
は、第2の画像の集合による識別情報が表示されるかで
予め定められた特定の表示態様となった場合に、所定の
遊技価値が付与可能となる。
【0012】請求項2記載の構成によれば、画像変動手
段が複数種類の画像を変動させるにあたり、順次変動制
御手段が複数種類の画像を一定の順序で変動させる。
【0013】請求項3記載の構成によれば、画像変動手
段が複数種類の画像を変動させるにあたり、表示結果導
出制御手段が複数の可変表示部における表示結果を可変
表示部ごとに時期を異ならせて導出表示させる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、以下の実施例においては、遊技機の
一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限
られるものではなく、パチンコ玉を利用して遊技する遊
技機、たとえばコイン遊技機やアレンジ式パチンコ遊技
機(いわゆるアレパチ)等にも同様に適用することが可
能である。
【0015】図1は、遊技機の一例のパチンコ遊技機の
遊技盤面を示す正面図である。パチンコ遊技機の遊技盤
1の前面には遊技領域2が形成されている。パチンコ遊
技機には、遊技者が打球操作するための打球操作ハンド
ル(図示せず)が設けられており、この打球操作ハンド
ルを遊技者が操作することにより、パチンコ玉を1つず
つ発射することができる。発射されたパチンコ玉は、誘
導レール19によって遊技領域2内に導かれる。誘導レ
ール19から遊技領域2への出口部分には、弁状の逆流
防止部材20が設けられている。この逆流防止部材20
によって一旦遊技領域2内に打込まれたパチンコ玉が誘
導レール19内に逆戻りすることが防止される。
【0016】遊技領域2内には、複数種類の画像情報を
変動表示することが可能な電気的可変表示装置3が設け
られている。この電気的可変表示装置3は、遊技領域2
内に打込まれたパチンコ玉が始動入賞口5に入賞し、そ
の始動入賞玉が始動口スイッチ24(後述する図2に示
す)によって検出されたことに応じて複数種類の図柄の
変動表示が開始される。この図柄の変動表示が停止制御
された後にその停止時の表示結果が予め定められた特定
の組合せ(後述)となれば、可変入賞球装置4の開閉板
8が開成して打玉が入賞可能な遊技者にとって有利な状
態(以下、「第1の状態」という)となり大当り状態が
発生する。
【0017】可変入賞球装置4は、通常時は開閉板8が
閉成して打玉が入賞不可能な遊技者にとって不利な状態
(以下、「第2の状態」という)となっているが、前述
の大当り状態が発生すれば、ソレノイド46(後述する
図3に示す)が励磁されて、開閉板8が開成し、開口部
7が開放された第1の状態となる。この可変入賞球装置
4の第1の状態は、所定期間(たとえば30秒間)の経
過あるいは所定個数(たとえば10個)の打玉の入賞の
うちいずれか早い方の条件が成立したことにより終了し
て第2の状態となる。開口部7に入賞したパチンコ玉
は、後述する図2に示す特定領域スイッチ25,10カ
ウントスイッチ26a,26bによって検出されその検
出個数は入賞個数表示器12によって表示される。可変
入賞球装置4に打玉が入賞した場合には、15個の賞球
が払出される。
【0018】また、開口部7内には、予め定められた特
定入賞領域(Vポケット)が設けられている。第1の状
態となっている可変入賞球装置4内に入賞したパチンコ
玉がこの特定入賞領域に入賞すれば、その特定入賞玉が
特定領域スイッチ25(図2に示す)により検出され、
その回の可変入賞球装置4の第1の状態が終了するのを
待って、再度、可変入賞球装置4を第1の状態に駆動制
御する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制
御の上限回数は、たとえば16回と定められている。
【0019】電気的可変表示装置3には、CRT(Cath
ode Ray Tube)30により構成された表示部39が備え
られている。この表示部39には、始動入賞玉が検出さ
れたことに応答して、上段,中段,下段の図柄表示領域
40A,40B,40Cが表示され、角領域において図
柄が変動表示される。上段,中段,下段の図柄表示領域
40A〜40Cにおける図柄の変動表示は、下段,中
段,上段の順で開始される。上段と下段との図柄表示領
域40A,40Cでは、図柄が右側から左側へと移動す
るように変動表示が行なわれる。中段の図柄表示領域4
0Bでは、図柄が左側から右側へと移動するように変動
表示が行なわれる。
【0020】上段,中段,下段の図柄表示領域40A〜
40Cの各々において所定時間(後述)図柄の変動表示
が行なわれた後、下段,中段,上段の順で図柄の変動表
示が停止制御される。図柄の変動表示が停止した時点で
は、上段,中段,下段の図柄表示領域40A〜40Cの
各々において、左側,中央,右側の3個の図柄が停止表
示される。この停止表示された図柄の組合せが予め定め
られた特定の組合せ(後述)となっていれば、大当りが
発生する。大当りが発生すると、可変入賞球装置4の開
閉板8が開成して、打玉が大入賞口に入賞することが可
能な遊技者にとって有利な状態(以下、「第1の状態」
という)となる。
【0021】電気的可変表示装置3の左右の両側には、
通過口6a,6bが設けられている。この通過口6a,
6bに入ったパチンコ玉は、電気的可変表示装置3の下
部すなわち始動入賞口5と可変入賞球装置4との真上の
位置に設けられた玉出口9から送り出される。このよう
に、通過口6a,6bに入ったパチンコ玉が玉出口9か
ら落下することにより、始動入賞口5や可変入賞球装置
4に打玉が入賞しやすいように構成されている。
【0022】電気的可変表示装置3が可変表示中に再度
パチンコ玉が始動入賞口5に入賞すれば、その始動入賞
が記憶されて電気的可変表示装置3の可変表示が停止し
た後、再度、可変表示が開始できる状態になるまで待っ
て、その始動入賞記憶に基づいて電気的可変表示装置3
の可変表示が開始される。この始動入賞記憶の上限値
は、たとえば「4」に定められており、現時点における
始動入賞個数が始動記憶表示器10によって表示され
る。
【0023】また、電気的可変表示装置3の上部には、
飾り図柄11が設けられている。この飾り図柄11は、
遊技場側が、たとえば飾り図柄11に表示された図柄の
種類に応じて、大当り時に付与された賞球を交換する
か、または、賞球をそのまま遊技に使用するかを決定す
る場合などに用いられる。
【0024】遊技領域2内には、さらに、普通入賞口2
2が設けられている。また、遊技領域2内に打込まれ、
入賞しなかったパチンコ玉は、遊技領域2の最下部に設
けられたアウト口13に導かれてアウト玉として処理さ
れる。さらに、遊技領域2内には、遊技効果を高めるた
めのランプ風車14,サイドランプ15,肩ランプ1
6,アタッカーランプ17,アタッカーLED(Light
Emitting Diode)18,レール飾りランプ21,遊技効
果ランプ55,V表示LED56,飾りLED70〜7
6などが設けられている。また、遊技領域2内に打込ま
れたパチンコ玉がいずれの入賞領域や可変入賞球装置に
も入賞しなかった場合には、アウト玉としてアウト口1
3から回収される。
【0025】図2は、遊技盤1の背面における入賞玉の
流下径路の構成を示す図である。説明を容易にするため
に、パチンコ玉の流下径路を破線で示した。遊技盤1の
背面側には、入賞玉集合カバー23a,23bが設けら
れ、この入賞玉集合カバー23a,23b内に形成され
た流下径路に沿ってパチンコ玉が所定の箇所へ導かれ
る。
【0026】たとえば、図1に示した電気的可変表示装
置3の頂部に設けられた普通入賞口22に入賞したパチ
ンコ玉は、入賞玉集合カバー23aの上部から右端部へ
と導かれ、入賞玉集合カバー23bの右端部を経て、右
側の玉出口51から入賞玉集合カバー23bの外部へ排
出される。
【0027】また、前述したように、通過口6a,6b
に入ったパチンコ玉は、可変入賞球装置4の真上に設け
られた玉出口9から送り出されるが、通過口6a,6b
から玉出口9までは、ワープ通路27a,27bに沿っ
てパチンコ玉が流下する。
【0028】一方、可変入賞球装置4(図1)の背面側
には、特定領域スイッチ25と10カウントスイッチ2
6a,26bとが備えられている。特定領域スイッチ2
5は、前述したようにアタッカー内に設けられた特定入
賞領域内に入賞したパチンコ玉を検出するスイッチであ
る。10カウントスイッチ26a,26bは、アタッカ
ー内に入賞したパチンコ玉が10個に至ったか否かを検
出するためのスイッチである。始動入賞口5に入賞した
パチンコ玉の流下径路には、始動入賞玉を検出するため
の始動口スイッチ24が設けられている。さらに、遊技
盤1の背面側の最下方には、他の玉出口52やアウト口
13が設けられている。
【0029】図3は、パチンコ遊技機に用いられる、メ
イン制御回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機
のメイン制御回路は、各種機器を制御するためのプログ
ラムに従ってパチンコ遊技機を制御するためのメイン基
本回路59と、始動入賞口スイッチ24と特定領域スイ
ッチ25と10カウントスイッチ26a,26bとから
の検出信号をメイン基本回路59に与えるためのスイッ
チ回路64と、メイン基本回路59の指令に従ってソレ
ノイド46を駆動するソレノイド回路67と、メイン基
本回路59から与えられるデータに従って、大当りが発
生した旨を示す大当り情報や電気的可変表示装置3の可
変表示に利用された始動入賞玉の個数を表わす有効始動
情報をホストコンピュータであるホール用管理コンピュ
ータ等に対して出力する情報出力回路68とを含む。
【0030】さらに、メイン制御回路は、メイン基本回
路59から与えられるデータに従ってV表示LED56
を駆動するためのLED回路66と、ランプ風車14と
サイドランプ15と肩ランプ16とアタッカーランプ1
7とレール飾りランプ21などの各種装飾用のランプを
駆動するためのランプ回路58とを含む。
【0031】さらに、メイン制御回路には、メイン基本
回路59からの制御指令信号に従って、電気的可変表示
装置3のCRT表示器47に対し可変表示制御信号を与
えるCRT回路65が設けられている。
【0032】メイン基本回路59の内部には、制御用プ
ログラム等を記憶しているROM(Read Only Memory)
と、そのプログラムに従って制御動作を行なうためのC
PU(Central Processing Unit )と、CPUのワーク
用メモリとしてのRAM(Random Access Memory)と、
I/O(Input /Output)ポートさらにはクロック発生
回路(以上の3つは図示せず)とが設けられている。
【0033】さらに、メイン制御回路には、電源投入時
にメイン基本回路59をリセットするための初期リセッ
ト回路62と、メイン基本回路59に対し定期的(たと
えば2msec毎)にリセットパルスを与え、所定のゲ
ーム制御用プログラムを先頭から繰返し実行するための
定期リセット回路61と、メイン基本回路59から与え
られるアドレス信号をデコードし、メイン基本回路59
内に含まれるROM,RAM,I/Oポート等のいずれ
か1つを選択するための信号を出力するためのアドレス
デコード回路57と、後述する図4に示すサブ制御回路
へコマンドを出力するためのサブCPUコマンド出力回
路60とが設けられている。また、メイン制御回路に
は、AC24Vの交流電源に接続され、複数種類の直流
の電圧を発生させるための電源回路63が含まれてい
る。
【0034】図4は、メイン制御回路に接続されるサブ
制御回路の構成を示すブロック図である。サブ制御回路
には、メイン制御回路のサブCPUコマンド出力回路6
0から出力されたコマンドデータや、定期リセット回路
61と初期リセット回路62とから出力される信号に応
じてサブ制御回路全体を制御するためのサブ基本回路7
8が含まれている。さらに、サブ制御回路には、サブ基
本回路78からの指令信号に応じて、始動記憶表示器1
0と飾り図柄11と入賞個数表示器12とアタッカーL
ED18とその他の飾りLED70〜76とを駆動する
ためのLED回路77が設けられている。
【0035】図5は、前記図3に示したCRT表示器4
7の機能構成を示すブロック図である。CRT表示器4
7には、画像を表示するためのCRT30と、このCR
T30の画像表示を制御するためのCRTコントロール
回路86とが含まれている。さらに、CRT表示器47
には、CRTコントロール回路86をリセットするため
のリセット回路84と、CRTコントロール回路86に
クロック信号を入力するための発信回路85と、CRT
30に表示する画像のうち使用頻度の高い画像データを
キャラクタ単位で予め記憶しておくためのキャラクタR
OM88と、CRTコントロール回路86が生成した画
像データを展開して記憶するためのVRAM87とが含
まれている。
【0036】CRTコントロール回路86は、CRT回
路(コントロール基板)65からのストローブ(ST
B)信号が入力されたことに応答して、COM0〜CO
M7によって表わされるコマンドデータの状態を判定
し、コマンドデータに従ってキャラクタROM88から
キャラクタデータを読出し、その読出したキャラクタデ
ータを用いてCRT30に表示するための画像データを
生成し、VRAM87に記憶させる。そしてVRAM8
7に記憶させた画像データをRGB(色)信号とC−S
YNC(水平,垂直位置)信号とでなるビデオ信号とし
てCRT30に送出する。これにより、CRT30に画
像が表示される。
【0037】さらに、CRTコントロール回路86は、
効果音等の音を合成してスピーカ145に出力するため
の音合成回路79に音声合成指令信号を送出する機能を
有している。このようにCRT30の画像表示の制御と
スピーカ145の音発生の制御とをCRTコントロール
回路86によって一括して制御することにより、画像の
表示を制御するための画像表示制御回路と、音の発生を
制御するための音発生制御回路との両方を備える必要が
なくなり、さらには、表示される画像の内容と発生させ
る音声の内容とを対応させるための制御回路をも備える
必要がなくなるので、装置構成が簡素になる。しかも、
画像表示と音発生とを同一の制御回路で制御するので、
画像と音声とのタイミングを合わせることが容易にな
る。
【0038】図6は、前記図5に示したCRTコントロ
ール回路86の基本構成を示すブロック図である。CR
Tコントロール回路86の内部には、CPU90と、V
DP(Video Display Processor )91と、制御データ
ROM92とが含まれる。CPU90は、CRT回路
(コントロール基板)65から入力されるコマンドデー
タに従って制御データROM92から電気的可変表示装
置3の表示を制御するためのデータを読出す。
【0039】CPU90は、読出した制御データに基づ
いて、VDP91に制御信号を送る。VDP91は、制
御信号に従ってキャラクタROM88からキャラクタデ
ータを読出し、読出したキャラクタデータを用いて、C
RT30に表示するための画像データを生成してその画
像データをVRAM87に格納する。前述したように、
VRAM87に格納した画像データがCRT30へビデ
オ信号として送出され、CRT30に画像が表示され
る。
【0040】さらに、CRTコントロール回路86は、
効果音等の音声を合成してスピーカ145に出力するた
めの音声合成回路79に音声合成指令信号を送出する機
能を備えているが、この機能はVDP91が担ってい
る。すなわち、VDP91は、CRT30へ画像データ
のビデオ信号を送出するとともに、その画像データに対
応する音声をスピーカ145に発生させるために、音声
合成回路79に音声合成指令信号を送出する。
【0041】図7は、前記図6に示したVDP91の構
成を示すブロック図である。VDP91は、外部のCP
U90,キャラクタROM88,VRAM87のそれぞ
れとの信号の入出力を制御するためのCPUインターフ
ェース171,キャラクタROMインターフェース17
0,VRAMインターフェース177と、CRT30に
表示する画像データを生成するための動画面ジェネレー
タ175,スクロール画面ジェネレータ176とを含
む。動画面ジェネレータ175は、タイトル画面や大当
り発生中などにおける動画の画像を生成する。また、ス
クロール画面ジェネレータ176は、前記図10に示し
た図柄配列などのスクロール表示するための画像を生成
する。
【0042】さらに、VDP91は、生成した画像デー
タの表示位置を示す信号(C−SYNC信号)を生成す
るための表示器制御部172と、生成した画像データに
基づいて表示部39に含まれる各ドットの色データを設
定するためのカラーデータ制御部178と、カラーデー
タ制御部178から送られる色データに基づいてR
(赤),G(緑),B(青)の3つの要素からなるRG
B信号を生成するためのカラーパレット173と、前記
図5に示した音声合成回路79に送出する音声合成指令
信号を生成するための音声制御部174とを含む。表示
器制御部172が生成するC−SYNC信号とカラーパ
レット173が生成するRGB信号とがビデオデータと
してCRT30へ送られる。そして、CRT30へのビ
デオデータの出力に対応させて音制御部174から音合
成指令信号が音合成回路79へ送られる。これにより、
CRT30に表示される画像に対応する効果音が音合成
回路79によって合成され、スピーカ145から出力さ
れる。
【0043】VDP91の動作について説明する。CP
U90から制御信号が入力されると、その信号に応答し
て動画面ジェネレータ175またはスクロール画面ジェ
ネレータ176が動作する。動画面ジェネレータ175
またはスクロール画面ジェネレータ176は、キャラク
タROM88からキャラクタデータを読出し、このキャ
ラクタデータを基本データとしてCRT30に表示する
ための画像データを生成する。動画面ジェネレータ17
5とスクロール画面ジェネレータ176のいずれが動作
するかは、CPU90からの制御信号がスクロール画面
の表示を指令するものか動画面の表示を指令するものか
に応じて決定される。
【0044】動画面ジェネレータ175およびスクロー
ル画面ジェネレータ176は、生成した画像データをV
RAMインターフェース177を介して、一旦、VRA
M87に格納する。続いて、動画面ジェネレータ175
またはスクロール画面ジェネレータ176は、図示しな
いクロック発生回路からのクロックパルスに応答して所
定のタイミングでVRAM87から画像データを読出
し、カラーデータ制御部178へ送る。
【0045】カラーデータ制御部178は、送られてき
た画像データに対して色データを設定する。カラーデー
タ制御部178は、設定した色データをカラーパレット
173へ送る。カラーパレット173は、送られてきた
色データに基づいて、R(赤),G(緑),B(青)の
それぞれの濃度を表わす、RGB信号を生成する。生成
されたRGB信号は、表示器制御部172において生成
される位置信号(C−SYNC)と共にビデオデータと
してCRT30へ出力される。
【0046】一方、前述した手順で作成された画像デー
タに対応する効果音を発生させるために、音制御部17
4が音合成指令信号を生成して、音合成回路79に送出
する。
【0047】図8は、上段,中段,下段の図柄表示領域
40A〜40Cにおいて変動表示される図柄の配列構成
を示す説明図である。図示において、図柄の上側に記さ
れた0〜20の番号は、各図柄をプログラムにより識別
するための番号である。変動表示される図柄としては、
「7」を表わす図柄(以下、「7図柄」という)と、
「花」を表わす図柄(以下、「花図柄」という)と、人
物の頭部を表わす図柄(以下、「頭図柄」という)と、
人物の胴部を表わす図柄(以下、「胴図柄」という)
と、人物の足部を表わす図柄(以下「足図柄」という)
とがある。「頭図柄」と「胴図柄」と「足図柄」として
は、人物A〜Gの7種類のものが含まれている。同一種
類の人物の「頭図柄」と「胴図柄」と「足図柄」とが併
わせて表示されることにより、一人の人物の全身を表わ
す画像が表示される。
【0048】上段の図柄表示領域40Aにおいて変動表
示される図柄としては、1個の「7図柄」と、13個の
「花図柄」と、7個(7種類)の「頭図柄」とがある。
中段の図柄表示領域40Bにおいて変動表示される図柄
としては、1個の「7図柄」と、13個の「花図柄」
と、7個(7種類)の「胴図柄」とがある。下段の図柄
表示領域40Cにおいて変動表示される図柄としては、
1個の「7図柄」と、13個の「花図柄」と、7個(7
種類)の「足図柄」とがある。
【0049】図9は、表示部39における図柄の変動表
示が停止した時点で、大当りとなったか否かを判定する
ための当りラインの配置構成を示す模式図である。前述
したように、図柄の変動表示を行なう際には、表示部3
9において上段,中段,下段の図柄表示領域40A〜4
0Cが表示され、各領域で個別に図柄の画像が変動表示
される。変動表示が停止した時点で、上段,中段,下段
の図柄表示領域40A〜40Cの各々において、左側,
中央,右側の3個の図柄が停止表示される。表示部39
全体では、3行×3列の合計9個の図柄が停止表示され
る。以下の説明では、図柄の変動表示が停止した時点で
表示されている図柄のことを「停止図柄」という。
【0050】表示部39においては、〜の5本の当
りラインが設定されている。当りラインは、上段,中
段,下段の図柄表示領域40A〜40Cの左側の3個の
停止図柄を含み、同様に当りラインは、中央の3個の
停止図柄を含み、当りラインは、右側の3個の停止図
柄を含む。当りラインは、上段の図柄表示領域40A
の左側の停止図柄と、中段の図柄表示領域40Bの中央
の停止図柄と、下段の図柄表示領域40Cの右側の停止
図柄とを含む。当りラインは、上段の図柄表示領域4
0Aの右側の停止図柄と、中段の図柄表示領域40Bの
中央の停止図柄と、下段の図柄表示領域40Cの左側の
停止図柄とを含む。
【0051】図柄の変動表示が停止した時点で、大当り
が発生するのは、5本の当りライン〜のうちのいず
れか1本の当りライン上において、「7図柄」が3個揃
うか、もしくは、3本の当りライン〜のうちの少な
くともいずれか1本の当りライン上において、同一種類
の人物の「頭図柄」と「胴図柄」と「足図柄」とが揃う
か、または、9個の停止図柄がすべて「花図柄」となる
かのいずれかが成立した場合である。
【0052】図10は、電気的可変表示装置3における
表示部39の図柄の変動表示と、飾り図柄11の変動表
示とを制御するための乱数値をカウントするランダムカ
ウンタの種類とその内容とを示す説明図である。ランダ
ムカウンタとしては、電気的可変表示装置3が可変表示
した後、停止制御された時点での表示結果を大当りとす
るか否かを事前に決定するためのC_RND1およびC
_RND2と、大当り図柄とその配列とを決定するため
のC_RND_LINEと、3個の図柄表示領域40A
〜40Cのそれぞれに表示する図柄を決定するためのC
_RND_ZU1〜ZU3と、飾り図柄11(図1)に
表示する図柄を決定するためのC_RND_KAZAR
Iとがある。
【0053】C_RND1は、0からカウントアップし
てその上限値である20までカウントアップした後、再
度0からカウントアップし直すものである。このC_R
ND1は、大当りを決定するための第1段階の判定に用
いられる。C_RND1の更新は、0.002秒ごとに
1ずつ加算されて行なわれる。C_RND2は、0から
カウントアップしてその上限値である10までカウント
アップした後、再度0からカウントアップし直すもので
ある。このC_RND2は、大当りを決定するための第
2段階の判定に用いられる。C_RND2の更新は、C
_RND1の桁上げ時に1ずつ加算されて行なわれる。
【0054】大当り図柄配列用ランダムカウンタC_R
ND_LINEは、0からカウントアップしその上限値
である126までカウントアップした後、再度0からカ
ウントアップし直すものである。このC_RND_LI
NEの値と、大当り図柄およびその配列との関係につい
ては後述する。C_RND_LINEの更新は、割込処
理における余り時間に1ずつ加算されて行なわれる。
【0055】図柄表示用のランダムカウンタであるC_
RND_ZU1〜ZU3は、0からカウントアップして
その上限値である20までカウントアップした後、再度
0からカウントアップし直すものである。これらのラン
ダムカウンタC_RND_ZU1〜ZU3の値が、前記
図8に示したソフト上のシンボルの「0〜20」に対応
する。C_RND_ZU1は、割込処理における余り時
間に8ずつ加算され、「0,8,16,3,11,…」
のように更新される。C_RND_ZU2は、割込処理
における余り時間に5ずつ加算され、「0,5,10,
15,20,4,…」のように更新される。C_RND
_ZU3は、割込処理における余り時間に1ずつ加算さ
れて更新される。
【0056】飾り図柄11表示用のランダムカウンタC
_RND_KAZARIは、0からカウントアップして
その上限値である19までカウントアップした後、再度
0からカウントアップし直すものである。このC_RN
D_KAZARIの値は、パチンコ遊技の制御には直接
関係するものではなく、前述したように遊技場側が、た
とえば表示された飾り図柄の種類に応じて、大当り時に
付与された賞球を交換するか、または、賞球をそのまま
遊技に使用するかを決定する場合などに用いられる。C
_RND_KAZARIは、割込処理における余り時間
に1ずつ加算されて更新される。
【0057】C_RND_RCHは、リーチを成立させ
るときの表示態様を決定するためのランダムカウンタで
ある。リーチとは、表示部39において上段,中段,下
段の図柄表示領域40A〜40Cのそれぞれで図柄の変
動表示が開始された後、下段の図柄表示領域40Cの変
動表示が停止され、続いて、中段の図柄表示領域40B
の変動表示が停止された時点で、「7図柄」が当りライ
ン〜のうちのいずれかの当りライン上で2個揃い、
上段の図柄表示領域40Aの変動表示が停止されて当該
当りライン上であと1個の「7図柄」が停止表示されれ
ば、大当りが発生するか、または、当りライン〜の
うちの少なくとも1本の当りライン上で同一人物の「胴
図柄」と「足図柄」とが停止表示されて、上段の図柄表
示領域40Aの変動表示が停止されて、当該当りライン
上で同じ人物の「頭図柄」が停止表示されれば大当りが
発生する状態のことをいう。本実施例のパチンコ遊技機
では、リーチが成立した場合に、所定の表示態様(後
述)で図柄の画像を表示するように制御される。
【0058】C_RND_RCHは、0からカウントア
ップし、その上限値である2までカウントアップした
後、再度0からカウントアップし直すものである。この
C_RND_RCHの値と、リーチが成立したときの表
示態様の種類との対応関係については後述する。C_R
ND_RCHの値の更新は、割込処理における余り時間
に1ずつ加算されて行なわれる。
【0059】図11は、C_RND1,2を用いて大当
りを決定する手順を示すブロック図である。図示したよ
うに、大当り決定の第1段階として、C_RND1の値
が判定され、C_RND1の値が「7」のときは、第1
段階の判定が大当り決定とされ、続いて大当り決定の第
2段階へ進む。一方、第1段階の判定で、C_RND1
の値が「7」以外のときは、第1段階の判定のみで大当
り以外として決定される。第1段階の判定でC_RND
1の値が「7」であり、第2段階の判定に進むと、C_
RND2の値が判定される。C_RND2の値が「4」
のときは、大当りが決定する。また、C_RND2の値
が「4」以外のときは大当り以外が決定される。
【0060】大当り決定用の判定処理によって大当りが
決定された場合は、C_RND_LINEの値が読出さ
れ、大当りとなる図柄とその配列とが決定される。大当
り決定用の判定処理によって大当り以外とすることが決
定された場合は、C_RND_ZU1〜ZU3の値を読
出し、読出した値に基づいて表示する図柄を決定する。
このとき、決定された図柄が、偶然、大当り図柄と一致
した場合は、表示される図柄の組合せがはずれ図柄にな
るように補正する。
【0061】図12は、C_RND_LINEの値と大
当りとなる表示態様との対応関係を示す説明図である。
図示したように、C_RND_LINEの値の0〜26
のそれぞれに、大当り図柄の組合せおよびその大当り図
柄がどの当りライン上で停止表示されるかが割当られて
いる。C_RND_LINEの値の0〜4には、「7図
柄」による大当り図柄の組合せが割当てられている。ま
た、C_RND_LINEの値の5〜7,8〜10,1
1〜13,14〜16,17〜19,20〜22,23
〜25のそれぞれには、人物A〜Gの完成された画像を
表わす「頭図柄」と「胴図柄」と「足図柄」との組合せ
が割当てられている。C_RND_LINEの値の26
には、9個の停止図柄のすべてが「花図柄」となる大当
り図柄の組合せが割当てられている。
【0062】たとえば、C_RND_LINEの値が
「0」であるときは、「7図柄」が当りライン上で3
個揃って大当りが発生するように図柄の変動表示が制御
される。また、C_RND_LINEの値が「7」であ
るときは、人物Aの「頭図柄」と「胴図柄」と「足図
柄」とが当りライン上で停止表示されて大当りが発生
するように図柄の変動表示が制御される。C_RND_
LINEの値が「26」であるときは、「花図柄」が上
段,中段,下段の図柄表示領域40A〜40Cのそれぞ
れにおける左側,中央,右側のすべてにおいて停止表示
されて大当りが発生するように図柄の変動表示が制御さ
れる。
【0063】図13は、時間の変化に伴う各図柄表示領
域40A〜40Cの表示制御の状態を示すタイミングチ
ャートである。
【0064】パチンコ玉が始動入賞口5(図1)に入賞
して始動口スイッチ24(図2)により検出されれば、
図13の左上に示すように、その検出パルスがONとな
って制御回路のメイン基本回路59に入力される。その
検出パルスの立上がりのタイミングに従って、後述する
ように、メイン基本回路59は、C_RND1,2の値
の抽出および格納を行なう。このC_RND1,2は、
前述したように、大当り決定用のカウンタであり、C_
RND1が第1段階の判定に用いられ、C_RND2が
第2段階の判定に用いられる。
【0065】始動入賞玉検出パルスの立下がりのタイミ
ング(立上がり時点より0.002秒後)で、既に格納
されているC_RND1,2の値の読出動作が行なわれ
るとともに、C_RND_ZU1〜ZU3の値の抽出が
行なわれ、さらに、読出したC_RND1,2の値によ
って大当りであることが判定された場合には、C_RN
D_LINEの値の抽出が行なわれる。C_RND_Z
U1〜ZU3は、前述したように、電気的可変表示装置
3の上段,中段,下段の図柄表示領域40A〜40Cの
それぞれに表示する図柄を決定するためのカウンタであ
り、C_RND_LINEは、大当り図柄とその配列と
を決定するためのカウンタである。
【0066】はじめに、下段の図柄表示領域40Cが、
始動入賞玉検出パルスの立上りから0.204〜0.2
22秒の後に、変動を開始する。次に、中段の図柄表示
領域40Bが、始動入賞玉検出パルスの立上りから0.
471〜0.489秒の後に、変動を開始する。次に、
上段の図柄表示領域40Aが、始動入賞玉検出パルスの
立上りから1.005〜1.023秒の後に変動を開始
する。
【0067】このように、3個の図柄表示領域40A〜
40Cの変動開始時期を異ならせることにより、画像表
示処理の負荷を分散し、CRTコントロール回路83
(図6)などの処理容量を軽減させている。
【0068】上段の図柄表示領域40Aについては、リ
ーチを成立させない通常時の制御を上欄に示し、リーチ
を成立させるときの制御を下欄に示す。
【0069】通常時の場合には、下段の図柄表示領域4
0Cが、変動表示開始から5.000秒変動した後、C
_RND_ZU1,2あるいはC_RND_LINEの
抽出値に従って事前決定された図柄(以下、「予定停止
図柄」という)の436ドット手前の図柄データをセッ
トする制御が行なわれる。
【0070】そして、0.700秒(436ドット変動
するのに要する時間)だけ変動を続行させた後、下段の
図柄表示領域40Cを停止させる。その結果、前述した
予定停止図柄まで変動した状態で下段の図柄表示領域4
0Cが停止する。
【0071】このように、本実施例では、図柄表示領域
の変動表示が停止間近になった時点で予定停止図柄の少
し手前の図柄を表示する表示図柄切換制御が行なわれ
る。
【0072】中段の図柄表示領域40Bの場合には、変
動を開始してから5.700秒変動した後、前述した表
示図柄切換制御が行なわれ、その後、0.700秒変動
が続行された後停止される。上段の図柄表示領域40A
の場合には、7.100秒変動表示された後、前述した
表示図柄切換制御が行なわれる。
【0073】このように、表示図柄切換制御を行なう理
由は、以下のとおりである。各図柄表示領域における変
動表示が開始されてからそれぞれに定められた一定時間
が経過した段階で停止されるのであるが、実際に停止す
る予定停止図柄はランダムカウンタ(C_RND_ZU
1〜ZU3)の抽出値によってランダムに決定されるた
めに、表示図柄切換制御を行なわない場合には、その決
定された予定停止図柄のところまで変動表示させた後に
停止させざるを得ない。したがって、その予定停止図柄
のところまで変動表示させるのに要する時間がランダム
となり、変動を開始してから実際に停止するまでの表示
時間がランダムとなってしまう。
【0074】そこで、本実施例では、そのような変動表
示時間の不規則性を排除するために、途中で表示図柄切
換制御を行なうようにしている。
【0075】リーチを成立させるときには、上段の図柄
表示領域40Aについては、変動が開始されてから7.
100秒変動表示した後、表示図柄切換制御が行なわれ
る。
【0076】その後、変動表示速度が徐々に遅くなって
遊技者がはっきり視認できる程度の速度となり、そのゆ
っくりとした変動表示を比較的長い時間続行させた後、
C_RND_ZU1の抽出値に応じた図柄、あるいは当
りの場合には、「7」や「頭図柄」や「花図柄」が表示
されるように停止制御する。
【0077】この表示図柄切換制御が行なわれてから実
際に可変表示が停止するまでの時間は、予定停止図柄の
種類次第で異なり、8.550〜15.618秒(19
68〜2816ドット分変動する時間)の間で制御され
る。
【0078】図14は、図柄の変動表示中にリーチが成
立した場合の表示態様を示す模式図である。表示部39
における図柄の変動表示中に、下段の図柄表示領域40
Cの変動表示が停止され、続いて、中段の図柄表示領域
40Bの変動表示が停止された時点で、人物A〜Gのう
ちのいずれかの人物の「足図柄」と「胴図柄」とが当り
ライン〜のうちのいずれかの当りライン上で停止表
示されてリーチが成立した場合には、図14(a)〜
(c)に示すような表示態様で画像が表示される。
【0079】図14(a)に示す表示態様では、人物の
「胴図柄」と「足図柄」との図柄以外の「花図柄」の図
柄が回転するように表示が制御される。図14(b)に
示す表示態様では、「花図柄」が回転するとともに、人
物の「胴図柄」と「足図柄」とによる画像がダンスする
ように表示が制御される。図14(c)に示す表示態様
では、「花図柄」が回転せず、人物の「胴図柄」と「足
図柄」とによる画像のダンスも行なわないように表示が
制御される。
【0080】図14(a),(b)に示した表示態様で
は、「花図柄」が回転すること、および「胴図柄」と
「足図柄」とによる人物の画像がダンスすることによ
り、リーチが発生したことを遊技者に容易に報知するこ
とができるとともに、図柄の変動表示中の画像の表示内
容を多様化させ、視覚的な刺激が豊富な面白味のある遊
技を提供することが可能となる。
【0081】図14(a)〜(c)のうちのいずれの表
示態様で表示するかは、前記図10に示したC_RND
_RCHの値により決定する。C_RND_RCHの値
が「0」であるときは、図14(a)に示した表示態様
で表示し、C_RND_RCHの値が「1」,「2」で
あるときは、それぞれ図14(b),(c)に示した表
示態様で表示する。
【0082】以上に本発明の遊技機の一実施例について
パチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明は前述の
実施例構成に限られるものではなく、さまざまな変形が
可能である。以下に前述した実施例の変形例について説
明する。
【0083】はじめに、図柄の変動の表示結果の導出に
ついての変形について説明する。前述のパチンコ遊技機
では、図13に示したように、上段,中段,下段の図柄
表示領域40A〜40Cのそれぞれにおける図柄の変動
表示を図柄表示領域ごとに時期を異ならせて停止させ
る。そして、下,中,上の停止図柄の組合せが図12に
示した大当り図柄の組合せのうちのいずれかとなった場
合に大当りが発生するようにしている。この場合、各図
柄表示領域の表示結果とは、図柄の変動が停止した時点
における表示状態としている。
【0084】これに対する変形例としては、複数の図柄
表示領域において変動表示されている図柄の相互間の組
合せが変化しない状態になった時点の表示状態を大当り
であるか否かの判断対象となる表示結果とする。たとえ
ば、図柄の変動表示中において少なくとも表示結果を導
出する前に、上段,中段,下段の図柄表示領域40A〜
40Cにおける図柄の変動方向を同一方向にし、始め
に、下段と中段との図柄表示領域40C,40Bの変動
周期を一致させ、下段と中段の図柄の組合せ状態が変化
しないような状態にする。その次の所定のタイミング
で、上段の図柄表示領域40Aの変動周期を中段と下段
の図柄表示領域40B,40Cの変動周期と一致させ、
下段,中段,上段の図柄の組合せが変化しない状態にす
る。このとき、変動表示されている図柄により図12に
示した組合せが成立している場合に大当りとする。
【0085】また、この変形例においては、下段と中段
との変動周期が一致した時点で、大当り図柄の組合せが
成立するための表示条件が満たされている場合、たとえ
ば、変動表示中の下段と中段との図柄の組合せの中に、
「7図柄」が2個揃った状態の組合せが含まれている場
合にリーチとする。
【0086】本変形例においては、複数の図柄表示領域
における変動周期を一致させる制御を容易にするため
に、各図柄表示領域において変動表示する図柄の配列数
を同一にすることが望ましい。また、前述の実施例構成
のように停止図柄により表示結果を判定する場合には、
遊技者が比較的容易に図柄の組合せ種類を判別すること
ができるが、本変形例においては変動中の図柄の組合せ
を判定しなければならないので、図柄の組合せを判別し
にくいことがある。このような不具合を解消するため
に、たとえば、リーチ成立時または大当り発生時に図1
4に示したように「花図柄」を回転させたり「胴図柄」
と「足図柄」との画像をダンスする状態で動画表示させ
たりすることが考えられる。さらには、画像データの出
力値にVDP91において色データの変更処理を行な
い、画面上で、背景画像やリーチの成立対象となった図
柄または大当り成立の対象となった図柄を点滅表示させ
るようにしてもよい。
【0087】以上に、表示状態が変化する複数の可変表
示部を有し、前記複数の可変表示部における表示結果が
予め定められた特定の表示態様となった場合に、所定の
遊技価値が付与可能となる遊技機の実施例として、パチ
ンコ遊技機の構成について説明した。本実施例のパチン
コ遊技機の特徴について以下に列挙する。
【0088】なお、本発明の遊技機が有する複数の可変
表示部は、前述の実施例構成における上段,中段,下段
の図柄表示領域40A〜40Cに対応する。また、複数
の可変表示部における表示結果が予め定められた特定の
表示態様となった場合とは、前述の実施例構成における
「7図柄」が当りライン〜のうちのいずれかの当り
ライン上で3個揃うか、または、すべての停止図柄が
「花図柄」となるか、もしくは、同一の人物の「頭図
柄」と「胴図柄」と「足図柄」とが、当りライン〜
のうちの少なくとも1本の当りライン上で停止表示され
るかのうちのいずれかの状態が成立したことをいう。所
定の遊技価値とは、前述の実施例構成における大当りが
発生して可変入賞球装置4の開閉板8が開成状態とな
り、遊技者にとって有利な第1の状態となることをい
う。
【0089】1.本実施例の弾球遊技機の一例のパチン
コ遊技機からなる遊技機は、メイン基本回路59と、C
RT回路65と、CRTコントロール回路86と、VR
AM87と、キャラクタROM88とで構成され、複数
の可変表示部(上段,中段,下段の図柄表示領域40A
〜40C)の各々において複数種類の画像を変動させる
画像変動手段を含む。
【0090】この画像変動手段は、VDP91が、CP
U90からの指令信号に応答して、キャラクタROM8
8からキャラクタデータを読出し、この読出したデータ
をVRAM87上に展開して前記図8に示したようなス
クロール用の表示データを作成する。作成されたスクロ
ール用の表示データは、複数種類の図柄の画像を配列し
たものである。
【0091】図柄の配列の中には、「7図柄」と、「花
図柄」と、人物の画像を分割した「頭図柄」,「胴図
柄」,および「足図柄」とが含まれる。「7図柄」と
「花図柄」とは、それぞれの図柄の画像により、
「7」,「花」という識別情報を表わす。また、「頭図
柄」と「胴図柄」と「足図柄」とは、それら3つの図柄
の画像が併せて表示されることで、人物の完成された画
像を表わす。
【0092】このように、本実施例では、複数の可変表
示部の各々において複数種類の画像を変動させる画像変
動手段を含み、前記複数種類の画像の中には、単独で1
つの識別情報を表わす第1の画像と、1つの識別情報を
表わす画像が分割された一部の画像であって、それぞれ
一部の画像が終了することにより前記1つの識別情報が
表わされる第2の画像とが含まれることを特徴としてい
る。
【0093】前記第1の画像は、前述の実施例構成にお
ける「7図柄」と「花図柄」とに対応する。また、前記
第2の画像は、前述の実施例構成における「頭図柄」と
「胴図柄」と「足図柄」とに対応する。
【0094】2.図柄配列に含まれる「7図柄」は、当
りライン〜上のいずれかの当りライン上で3個揃っ
た場合に大当り図柄の組合せとなる図柄である。また、
「花図柄」は、すべての停止図柄が「花図柄」となった
場合に大当り図柄の組合せとなる図柄である。
【0095】このように、本実施例によるパチンコ遊技
機は、第1の画像による識別情報が予め定められた組合
せで表示されたことで特定の表示態様となることを特徴
としている。
【0096】これにより、遊技者は、第1の画像の各々
が表わす識別情報を組合せる遊技を楽しむことができ
る。また、前述の実施例構成では、図柄配列の中に第1
の画像と第2の画像との2種類の画像を含むので、遊技
者は、第1の画像による識別情報の組合せを楽しむ遊技
と、第2の画像の複数を組合せて1つの識別情報を完成
させる遊技とを合わせて楽しむことが可能となる。
【0097】3.前述の実施例構成において大当り図柄
の組合せとなるのは、「7図柄」が当りライン〜の
うちのいずれかの当りライン上で3個揃うか、または、
「花図柄」がすべての停止図柄となるかのいずれかの組
合せが成立した場合である。
【0098】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、特定の表示態様となる第1の画像による識別情報の
組合せが複数あることを特徴としている。これにより、
第1の画像による識別情報の組合せが多様化され、面白
味のある遊技を提供することが可能となる。
【0099】4.前述の実施例構成では、3行×3列の
合計9個の停止図柄を表示する領域に対して、5本の当
りライン〜を設定し、そのうちのいずれかの当りラ
イン上で「7図柄」が3個揃えば大当りとなる。
【0100】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、第1の画像による識別情報の予め定められた組合せ
は複数の可変表示部のうちの所定の可変表示部で成立す
ることを特徴としている。
【0101】これにより、複数の可変表示部において、
特定の表示態様となったか否かを容易に認識することが
可能な所定の可変表示部の組合せを設定することができ
る。
【0102】5.前述の実施例構成では、表示部39に
最大5本の当りライン〜を設定している。
【0103】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、特定の表示態様となる予め定められた組合せが成立
する所定の可変表示部が複数あることを特徴としてい
る。
【0104】これにより、複数の可変表示部において特
定の表示態様となる予め定められた組合せが複数の所定
の可変表示部のうちのいずれかで成立することを楽しむ
遊技を行なうことができる。
【0105】6.前述の実施例構成においては、同一人
物の「頭図柄」と「胴図柄」と「足図柄」とが当りライ
ン〜のうちの少なくともいずれか1本の当りライン
上で揃って停止表示され、人物の完成された画像が表示
されたことにより大当り図柄の組合せが成立する。
【0106】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、第2の画像による識別情報が表示されたことで特定
の表示態様となることを特徴としている。
【0107】これにより、第2の画像を集合させて1つ
の識別情報を表わすようにする遊技を楽しむことが可能
となる。また、前述の実施例構成では、図柄配列の中に
第1の画像と第2の画像との両方の種類の画像を含ませ
ているので、第1の画像による識別情報の組合せを楽し
む遊技と、第2の画像の複数を集合させて1つの識別情
報を完成させる遊技とを合わせて楽しむことができる。
【0108】7.前述の実施例構成においては、図柄配
列の中に、複数の人物の「頭図柄」と「胴図柄」と「足
図柄」とを含ませ、同一人物の「頭図柄」と「胴図柄」
と「足図柄」とが合わせて停止表示されることで当該人
物の完成された画像が表示され、大当り図柄の組合せと
なるようにしている。
【0109】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、第2の画像が集合して表わされる識別情報が複数あ
ることを特徴としている。
【0110】これにより、第2の画像が集合することに
より1つの識別情報が表わされて特定の表示態様となる
場合に、第2の画像の集合により表わされる識別情報が
複数ある、変化性に富んだ面白味のある遊技を行なうこ
とが可能となる。
【0111】8.「頭図柄」と「胴図柄」と「足図柄」
とは、3本の当りライン〜のうちの少なくともいず
れか1本の当りライン上で揃って停止表示されることに
より大当り図柄の組合せとなる。
【0112】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、第2の画像の集合により表わされる識別情報が複数
の可変表示部のうちの所定の可変表示部で成立すれば特
定の表示態様となることを特徴としている。
【0113】これにより、複数の可変表示部において、
特定の表示態様となったか否かを容易に認識することが
可能な所定の可変表示部の組合せを設定することが可能
となる。
【0114】9.前述の実施例構成においては、同一人
物の「頭図柄」と「胴図柄」と「足図柄」とが停止表示
されて同一人物の完成された画像が表示される当りライ
ンが〜の3本設定されている。
【0115】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、第2の画像の集合により表わされる識別情報が表示
される所定の可変表示部が複数あることを特徴としてい
る。
【0116】これにより、複数の可変表示部において第
2の画像の集合により識別情報が表示される所定の可変
表示部を複数設定することが可能となる。
【0117】10.前述の変形例の構成においては、同
一人物の「頭図柄」と「胴図柄」と「足図柄」とが当り
ライン〜のうちの少なくともいずれか1本の当りラ
イン上で揃って停止表示され、さらに、他の停止図柄の
中に少なくとも1個の「7図柄」が含まれている状態と
なったことにより、大当りまたは確変大当りが発生す
る。
【0118】このように、変形例のパチンコ遊技機は、
第1の画像による識別情報と第2の画像による識別情報
とが予め定められた組合せで表示されたことで特定の表
示態様となることを特徴としている。
【0119】これにより、単独で1つの識別情報を表わ
す第1の画像と第2の画像の集合により表わされる識別
情報との組合せを楽しむ遊技を行なうことが可能とな
る。
【0120】11.同一人物の「頭図柄」と「胴図柄」
と「足図柄」とが当りライン〜のうちの少なくとも
いずれか1本の当りライン上で揃って停止表示され、さ
らに、他の停止図柄の中に少なくとも1個の「7図柄」
が含まれている状態となったことにより、大当りまたは
確変大当りが発生する組合せが、複数設けられている。
【0121】このように、変形例のパチンコ遊技機は、
特定の表示態様となる第1の画像による識別情報と第2
の画像による識別情報との組合せが複数設けられている
ことを特徴としている。
【0122】12.さらにまた、前述の変形例の構成に
おいては、同一人物の「頭図柄」と「胴図柄」と「足図
柄」とが当りライン〜のうちの少なくともいずれか
1本の当りライン上で揃って停止表示され、さらに、他
の停止図柄の中に少なくとも1個の「7図柄」が含まれ
ている状態となったことにより、大当りまたは確変大当
りが発生する場合に、これらの大当りまたは確変大当り
図柄が複数の可変表示部のうちの所定の可変表示部にお
いて成立するようにしている。このように、変形例のパ
チンコ遊技機は、特定の表示態様となる第1の画像によ
る識別情報と第2の画像による識別情報との組合せが、
複数の可変表示部のうちの所定の可変表示部で成立する
ことを特徴としている。
【0123】13.さらに、前述の変形例の構成におい
ては、同一人物の「頭図柄」と「胴図柄」と「足図柄」
とが当りライン〜のうちの少なくともいずれか1本
の当りライン上で揃って停止表示され、さらに、他の停
止図柄の中に少なくとも1個の「7図柄」が含まれてい
る状態となったことにより、大当りまたは確変大当りが
発生する所定の可変表示部が複数設定されている。
【0124】このように、変形例のパチンコ遊技機は、
特定の表示態様となる第1の画像による識別情報と第2
の画像による識別情報との組合せが成立する複数の可変
表示部のうちの所定の可変表示部が複数あることを特徴
としている。
【0125】14.前述の実施例構成においては、上
段,中段,下段の図柄表示領域40A〜40Cにおける
図柄の変動表示がすべて停止した時点で上段,中段,下
段の図柄表示領域40A〜40Cの各々に停止表示され
ている図柄の種類が予め定められた図柄の組合せとなっ
ていれば大当りとなる。
【0126】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、特定の表示態様となったか否かを判断する表示結果
を複数の可変表示部における変動がすべて停止した時点
の表示状態とすることを特徴としている。
【0127】これにより、予め定められた表示態様とな
ったか否かを遊技者に容易に認識させることが可能とな
る。
【0128】15.前述の実施例においては、メイン基
本回路59に含まれるCPUが、同じくメイン基本回路
59に含まれるROMに格納された制御プログラムを読
出して実行することにより、CRTコントロール回路8
6を介してCRT表示器47を制御し、前記図13と図
14とに示すように上段,中段,下段の図柄表示領域4
0A〜40Cにおける図柄の変動を下,中,上の順で停
止するように表示させる。
【0129】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、複数の可変表示部における変動を停止時期を異なら
せて停止させる停止手段、すなわち、複数の可変表示部
の表示結果を時期を異ならせて導出表示させる導出表示
制御手段を含むことを特徴としている。
【0130】ここで、停止手段(導出表示制御手段)
は、メイン基本回路59に含まれるCPUと、同じくメ
イン基本回路59に含まれるROMと、このROMに格
納された制御プログラムとにより構成されている。
【0131】複数の可変表示部の表示結果が予め定めら
れた特定の表示態様となれば所定の遊技価値が付与可能
となる場合には、遊技者は、個々の可変表示部の変動が
停止するたびに、特定の表示態様となったか否か、また
は、特定の表示態様となる表示条件を満たしているか否
かを判別する。
【0132】これにより、複数の可変表示部の変動が開
始してからすべての可変表示部における変動が停止する
までの間に、遊技者が特定の表示態様となることを期待
するタイミングを複数設定することが可能となり、さら
には、遊技者の特定の表示態様に対する期待感の程度を
変化させるようにすることも可能となる。
【0133】16.前述の変形例の構成においては、3
行×3列の合計9個の図柄表示領域の各々で個別に複数
種類の図柄の変動表示が行なわれ、1個ずつまたは所定
数ずつの可変表示部における変動が順次停止され、変動
が停止した可変表示部の表示結果が予め定められた特定
の表示態様となっていれば大当りが発生する。
【0134】このように、変形例のパチンコ遊技機は、
特定の表示態様となったか否かを判断する対象となる表
示結果を複数の可変表示部のうちの一部の可変表示部が
停止した時点の表示状態を含むことを特徴としている。
【0135】これにより、複数の可変表示部のうちのい
ずれか一部の可変表示部の変動が停止した時点で、その
停止した可変表示部の表示結果が予め定められた特定の
表示態様となっていれば遊技価値が付与可能となるよう
にすることができる。
【0136】17.前述の変形例の構成では、上段,中
段,下段の図柄表示領域40A〜40Cにおいて図柄を
変動させる方向を同一にし、図柄の変動表示が開始して
から所定の時間が経過するまでは、上段,中段,下段の
図柄表示領域40A〜40Cの図柄の変動速度が互いに
異なるようにし、所定時間が経過すれば、変動速度が一
致するようにしている。そして、変動速度が一致した時
点で変動表示されている図柄の組合せの中に予め定めら
れた特定の図柄の組合せが含まれていれば大当りとす
る。
【0137】このように、変形例のパチンコ遊技機は、
予め定められた特定の表示態様となったか否かを判断す
る対象となる表示結果を複数の可変表示部に表示される
画像の組合せが変化しない状態になった時点における表
示状態とすることを特徴としている。
【0138】これにより、複数の可変表示部の変動表示
を停止させないで特定の表示態様となったか否かを判断
することが可能な遊技を行なうことができる。
【0139】18.前述の変形例の構成では、上段,中
段,下段の図柄表示領域40A〜40Cにおいて図柄を
変動させる方向を同一にし、図柄の変動表示が開始して
から所定の時間が経過するまでは上段,中段,下段の図
柄表示領域40A〜40Cの図柄の変動速度が互いに異
なるようにし、所定時間が経過すれば、下段と中段との
図柄表示領域の変動速度を一致させ、さらに所定時間が
経過すれば、上段の変動速度が下段と中段の変動速度に
一致するように制御している。そして、大当り図柄の組
合せは、上段と中段、または、中段と下段とのいずれか
において変動表示されている図柄の組合せの中に予め定
められた特定の図柄の組合せが含まれていれば大当りと
する。
【0140】このように、変形例のパチンコ遊技機は、
予め定められた特定の表示態様となったか否かを判断す
る対象となる表示結果を複数の可変表示部のうちの一部
の可変表示部に表示される画像の組合せが変化しない状
態になった時点の表示状態とすることを特徴としてい
る。
【0141】これにより、複数の可変表示部のうちの一
部の可変表示部に表示される画像の組合せが変化しない
状態になった時点で画像の組合せが予め定められた特定
の表示態様となっているか否かを判断し、特定の表示態
様となっていれば遊技価値を付与可能とする遊技を行な
うことができる。
【0142】19.前述の実施例構成では、VDP91
が、図柄の画像を配列させた表示データを生成し、VR
AM87に格納する。VDP91は、VRAM87に格
納された表示データのうちの表示部39に表示するデー
タの容量分だけの一部のデータを読出してCRT30に
送り、図柄の画像を表示させる。VDP91は、表示デ
ータにおける読出範囲を図柄の配列方向に沿って順次異
ならせることにより、複数種類の図柄の画像を順次表示
部39に表示させる。
【0143】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、画像変動手段が複数種類の画像を一定の順序で表示
する順次変動制御手段を含むことを特徴としている。
【0144】これにより、遊技者は、複数の可変表示部
の各々に表示される画像の種類と表示の順序などを覚え
ることが可能となる。したがって、たとえば、複数の可
変表示部の変動表示を一斉に、または、順次停止させる
場合に、遊技価値が付与可能となる状態を発生させるき
っかけとなる特定の表示態様が成立する表示条件を満た
すための画像が停止表示されるか否かを変動表示中にあ
る程度予測し得るようにし、その予測内容を介して遊技
者の期待感を高めることができる。
【0145】20.前述の実施例および変形例では、複
数の可変表示部をCRT30の画面である表示部39に
表示する上段,中段,下段の図柄表示領域40A〜40
Cによって構成している。
【0146】このように、本実施例および変形例のパチ
ンコ遊技機は、可変表示部が電気的な画像表示装置であ
ることを特徴としている。
【0147】本実施例および変形例では、図柄は、信号
化された電子データを処理することにより表示される。
したがって、多数の可変表示部において複数種類の図柄
を、または、可変表示部において多数の図柄を、もしく
は、多数の可変表示部において多数の図柄を変動表示さ
せるような遊技を行なう場合であっても、従来の回転ド
ラム等で代表される機械的な変動表示手段のように大き
な配置スペースを必要とする装置を備える必要がなくな
る。
【0148】また、図柄の種類を変更したり、個数を増
減させたりする場合には、変動表示を制御するプログラ
ムデータやキャラクタROMに格納しておくキャラクタ
データなどの電子データを変えることで対応できること
が多いので、遊技内容の変更などにも迅速にかつ省力的
に対応することが可能となる。
【0149】21.前述の実施例構成では、CRTコン
トロール回路86が、制御データROM92に格納され
ている制御用プログラムを実行するためのCPU90の
他、このCPU90からの指令信号に応答して表示用の
画像データを生成するためのVDP91を含む。
【0150】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、画像変動手段が画像データ生成手段を含むことを特
徴としている。
【0151】CRTコントロール回路86において、C
PU90が画像データを生成する機能を担う場合には、
このCPU90が外部(実施例ではCRTコントロール
基板65)からのコマンドデータの解析と制御データR
OM92からのプログラムの読出および実行と制御用プ
ログラムに従った画像データの生成との複数の処理を行
なうことになる。一般にCPU90は、複数の処理を逐
次的に実行するので、多量の画像データを高速に生成し
てCRT30に送り出す場合に不具合が生じることがあ
った。
【0152】そこで、本実施例では、CPU90とは別
に画像データを生成するための手段としてVDP91を
設け、CPU90は、外部からのコマンドデータに応答
して画像データの生成および読出等の制御信号を生成
し、VDP91は、CPU90からの制御信号に応答し
て画像データの生成と読出を行なうようにし、CRTコ
ントロール回路86の内部において、2種類のプロセッ
サのそれぞれに専用の機能を担わせるようにしている。
【0153】これにより、CPU90が受信したコマン
ドデータの解析や制御データROMからのプログラムの
読出等の処理を行なっている最中にVDP91は先にC
PU90から受信した制御信号に基づいて画像データの
生成や読出および送信処理を行なうことが可能となり、
一方で、VDP91が画像データの生成または読出およ
び送信処理を行なっている最中に、CPU90は次の制
御信号の生成処理を行なうことができる。
【0154】22.前述の実施例構成では、CRTコン
トロール回路86の内部に制御用のプログラムデータを
格納した制御データROM92が備えられている。CP
U90は外部(実施例ではCRTコントロール基板6
5)から受信したコマンドデータに応答して制御データ
ROM92から読出したプログラムに従って画像データ
を生成または読出および送信等の各処理を制御するため
の信号を生成する。
【0155】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、画像変動手段がプログラム記憶手段を含むことを特
徴としている。本実施例では、CRTコントロール回路
86の画像データの生成,読出および送信などの処理手
順をプログラム化し、予めプログラム記憶手段に格納し
て必要に応じて実行するので、画像表示の制御手順を変
更する場合には、プログラムの内容を変えることにより
迅速にかつ省力的に対応することができる。
【0156】23.前述の実施例構成では、VDP91
が、表示用の画像データの基本データとなるキャラクタ
データをキャラクタROM88から読出し、キャラクタ
データをVRAM87に展開して画像データを生成す
る。
【0157】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、画像変動手段が基本データ供給手段を含むことを特
徴としている。本実施例のように、画像データの基本デ
ータとなるキャラクタデータを供給するための手段を設
けることにより、VDP91自体が基本データを生成す
る必要がなく、また、VDP91はCPU90からの指
令信号に基づいて該当する基本データを基本データ供給
手段から読出す処理を行なえばよいので、画像データの
生成処理を高速にかつ容易に行なうことができる。ま
た、可変表示部に表示する画像の内容を変更する場合に
は、基本データ供給手段であるキャラクタROMを交換
するだけでよく、処理装置であるVDP91はそのまま
用いることが可能な場合が多いので、設計変更等も容易
に行なえる。
【0158】24.前述の実施例構成では、表示部39
において図柄の変動表示を行なうにあたり、VDP91
が図8に示した複数種類の図柄を配列した画像データを
生成し、これをVRAM87に格納する。VDP91
は、VRAM87上の画像データを表示部39に表示す
るデータ容量に対応する範囲で少しずつ読出アドレスを
変更しながらデータを読出してCRT30に送信する。
これにより、上段,中段,下段の図柄表示領域40A〜
40Cの各々において図8に示した図柄の配列順序で複
数種類の図柄が順次変動表示(スクロール)される。
【0159】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、画像変動手段がスクロール手段を含むことを特徴と
している。
【0160】このスクロール手段は、VDP91に設け
られたスクロール画面ジェネレータ176と、スクロー
ル画面ジェネレータ176が生成した画像データ(図8
参照)を格納するためのVRAM87とにより構成され
ている。
【0161】このように、画像変動手段にスクロール手
段を含ませることにより、可変表示部において複数種類
の画像を順次変動表示させることができ、たとえば、変
動速度や変動の開始・停止のタイミングを制御すること
により、機械式の可変表示装置である回転ドラムなどを
模した表示画面を形成することも可能となる。
【0162】25.前述の実施例構成では、図14に示
したリーチ成立時の表示画面において「花図柄」を回転
させたり、「胴図柄」と「足図柄」とをダンスさせたり
するために、VDP91の内部に動画面ジェネレータ1
75を備えている。
【0163】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、画像データ生成手段が動画面データ生成手段を含む
ことを特徴としている。
【0164】これにより、表示画面において動かす部分
の画像データのみを切換え表示して効率よく動画面を表
示することが可能となる。
【0165】26.前述の実施例構成では、VDP91
が画像データの色を設定するためのカラーデータ制御部
178とカラーパレット173を備えている。
【0166】このように本実施例のパチンコ遊技機は、
画像データ生成手段が色設定手段を含むことを特徴とし
ている。
【0167】これにより、表示画面において特定の画像
の色のみを変更する場合には、改めて画像データを生成
することなく、カラーデータ制御部178とカラーパレ
ット173とで構成される色設定手段により、該当する
画像データの色データを変更することで容易に表示画面
の制御を行なうことができる。
【0168】27.前述の実施例構成では、VDP91
の内部に、画像データの表示位置を表わす信号を生成す
るための表示器制御部172を備えている。
【0169】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、画像データ生成手段が表示位置制御手段を含むこと
を特徴としている。
【0170】これにより、生成した画像データを表示す
る位置を表わす信号を生成してその信号に基づいて可変
表示部を表示制御することができる。
【0171】28.前述の実施例構成では、VDP91
の内部にカラーパレット173が備えられている。この
カラーパレット173は、表示用のデータに含まれる個
々の画像の色を表わす信号を生成するための手段であ
る。
【0172】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、画像データ生成手段が色設定手段を含むことを特徴
としている。
【0173】これにより、表示用データに含まれる個々
の画像の色データを解析し、可変表示部を駆動制御する
手段に入力可能な信号に変換して出力することが可能と
なる。
【0174】29.前述の実施例構成では、VDP91
の内部に音制御部174が備えられている。この音制御
部174は、スクロール画面ジェネレータ176と動画
面ジェネレータ175から出力される信号に応答して効
果音等の音データを生成するための指令信号を外部(実
施例では音合成回路79)へ出力する。
【0175】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、画像データ生成手段からの出力に応答して音データ
の生成を指令するための信号を出力する音データ生成制
御手段を含むことを特徴としている。
【0176】これにより、画像データ生成手段が画像デ
ータを出力すると、その出力に応答して音データ生成制
御手段が動作するように構成できる。
【0177】30.前述の実施例構成では、図13に示
したように図柄の変動表示中において変動を停止させる
時点より所定時間前において、予定停止図柄の所定・手
前のデータをセットするように表示図柄を切換制御して
いる。
【0178】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、複数種類の画像のデータを予め定められた順序で配
列させて予め格納するための画像データ記憶手段と、画
像データ記憶手段に格納されたデータを読出位置を異な
らせて順次読出し、この読出したデータに基づいて可変
表示部に予め定められた順序で画像を表示させるための
順次読出手段とを用いて、可変表示部に複数種類の画像
を予め定められた順序で変動表示させる場合に、可変表
示部における画像の変動を停止させる前において、順次
読出手段の読出位置を停止表示させる画像の所定分だけ
前の位置に設定するための表示図柄切換制御手段を含む
ことを特徴としている。
【0179】これにより、可変表示部における画像の変
動を予定の停止画像で停止させるための制御が容易にな
る。画像データ記憶手段はVRAM87により構成さ
れ、順次読出手段はスクロール画面ジェネレータ176
により構成されている。また、読出制御手段はCPU9
0と、このCPU90に図13に示した表示制御を行な
うための制御信号を発生させる制御用プログラムデータ
とにより構成されている。
【0180】31.また、前述の実施例構成では、図1
3に示したようにリーチが成立したときには、画像の変
動を停止させる前においてセットするデータの予定停止
図柄からの位置を異ならせている。
【0181】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、複数の可変表示部の一部の表示結果が未だに導出表
示されていない段階においてすでに表示結果が導出表示
されている可変表示部の表示態様が予め定められた特定
の表示態様となる表示条件を満たしている場合と満たし
ていない場合とで、読出制御手段が設定する読出位置と
予定の停止画像の読出位置との間隔を異ならせることを
特徴としている。画像データ記憶手段はVRAM87に
より構成され、順次読出手段はスクロール画面ジェネレ
ータ176により構成されている。また、読出制御手段
はCPU90と、このCPU90に図13に示した表示
制御を行なうための制御信号を発生させる制御用プログ
ラムデータとにより構成されている。
【0182】32.前述の実施例構成では、リーチが成
立した時点で、図14(a)〜(c)のうちのいずれか
の表示態様で図柄の画像を表示するようにしている。そ
して、(a)〜(c)のうちのいずれの態様で表示する
かは、リーチ態様決定用のランダムカウンタC_RND
_RCHの値により決定する。
【0183】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、複数の可変表示部の一部の表示結果が未だに導出表
示されていない段階においてすでに表示結果が導出表示
されている可変表示部の表示態様が予め定められた特定
の表示態様の組合せとなる表示条件を満たしている場合
に、表示する画像の内容を予め定められた複数種類の中
から選択するための画像内容選択手段を含むことを特徴
としている。
【0184】これにより、予め定められた特定の表示態
様となる表示条件を満たしている場合に表示する画像の
内容を複数種類用意し、その中からいずれかの種類の画
像の内容を容易に選択することが可能となる。
【0185】前記画像内容選択手段は、C_RND_R
CHと、メイン基本回路59に含まれるCPUと、この
CPUにC_RND_RCHの値に応じて表示部39に
該当する図柄画像の表示制御を行なわせる信号を発生さ
せるための制御用プログラムとにより構成されている。
【0186】33.前述の実施例構成では、大当りとす
るか否かを事前に決定するために図11に示したように
C_RND1とC_RND2とによる2段階の判定処理
を行なうようにしている。
【0187】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、複数の可変表示部の表示結果を予め定められた特定
の表示態様とするか否かを事前に決定するための事前決
定手段を含み、この事前決定手段は、複数段階の決定処
理を行なうことを特徴としている。
【0188】前記事前決定手段は、C_RND1および
C_RND2と、メイン基本回路59に含まれるCPU
と、このCPUにC_RND1とC_RND2との値を
判定させてその判定結果に応じた表示制御指令信号を発
生させるための制御用プログラムとにより構成されてい
る。
【0189】事前決定手段が乱数値の値により可変表示
部の表示結果の内容を決定する場合に、その乱数値をカ
ウントするカウンタを複数設け、複数段階の決定処理の
それぞれにおいて、複数のカウンタのうちの1つずつの
カウンタの値を判定するように構成すれば、個々のカウ
ンタの上限値は小さくて済み、カウンタの値を更新する
ためのプログラムおよびカウンタの値を判定するための
プログラムの実行に必要な記憶容量を節減できる。
【0190】34.前述の実施例構成では、C_RND
_LINEの値により大当り図柄の組合せ配列を事前に
決定するようにしている。
【0191】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、複数の可変表示部の表示結果が予め定められた複数
の特定の表示態様のうちのいずれかの表示態様となった
場合に所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であっ
て、前記複数の可変表示部の表示結果を前記複数の特定
の表示態様のうちのいずれかの表示態様とすることを事
前に決定した場合に、前記複数の特定の表示態様のうち
のどの表示態様とするかを事前に選択するための特定表
示態様選択手段を含むことを特徴としている。
【0192】特定表示態様選択手段は、C_RND_L
INEと、メイン基本回路59に含まれるCPUと、こ
のCPUにC_RND_LINEの値を判定させてその
判定結果に応じた表示制御指令信号を出力させるための
制御用プログラムとにより構成されている。
【0193】35.前述の実施例構成では、図柄の変動
表示の結果大当り図柄以外の図柄の組合せで変動表示を
停止させる場合に、C_RND_ZU1とC_RND_
ZU2とC_RND_ZU1との値により、上段,中
段,下段の図柄表示領域40A〜40Cの各々における
大当り以外の停止図柄の種類を事前に決定するようにし
ている。
【0194】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、複数の可変表示部の表示結果の内容を事前に決定す
るための特定表示態様外事前決定手段を含むことを特徴
としている。
【0195】36.前述の実施例構成では、図13に示
したように、上段,中段,下段の図柄表示領域40A〜
40Cの各々における図柄の変動表示を開始させるタイ
ミングを異ならせている。
【0196】このように、本実施例のパチンコ遊技機
は、複数の可変表示部の変動表示を時期を異ならせて開
始させるための変動開始時期制御手段を含むことを特徴
としている。
【0197】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、複数の可変表示部の各々において、単独で
1つの識別情報を表わす第1の画像と、1つの識別情報
を表わす画像が分割された一部の画像である第2の画像
とが含まれる複数種類の画像が変動表示される。したが
って、可変表示部における変動中の表示状態を多様化さ
せることが可能であり、また、所定の遊技価値を付与可
能とするか否かの判断基準となる特定の表示態様につい
て、変化性に富んだ面白味のある内容を設定することが
できる。
【0198】さらに、請求項2記載の発明によれば、可
変表示部において第1の画像と第2の画像とを複数種類
の画像が一定の順序で変動される。遊技者は、表示され
ている画像を見れば、その後に表示される画像をある程
度予測することができる。したがって、可変表示部の表
示結果が導出される前において、表示結果が特定の表示
態様となる可能性が高いときには、遊技者は表示されて
いる画像の種類によりそのことを認識することができ、
その場合の遊技者の特定の表示態様が導出されることに
対する期待感を増幅させることができる。
【0199】さらにまた、請求項3記載の発明によれ
ば、複数の可変表示部における表示結果を可変表示部ご
とに時期を異ならせて導出表示させるので、たとえば、
特定の表示態様を複数の可変表示部の表示結果の組合せ
について定めている場合には、各可変表示部の表示結果
が導出されるたびに、表示結果の組合せの内容を遊技者
が判別するタイミングが生じる。複数の可変表示部の表
示結果を次々と導出表示する過程で、複数の可変表示部
の表示結果の組合せが特定の表示態様となる表示条件を
満たしている場合には、可変表示部の表示結果が導出さ
れるたびに、最終的に特定の表示態様となる可能性が高
くなり、遊技者の特定の表示態様に対する期待感を段階
的に高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示
す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の遊技盤の背面におけるパチン
コ玉の流下径路の構成を示す背面図である。
【図3】パチンコ遊技機に用いられるメイン制御回路の
構成を示すブロック図である。
【図4】パチンコ遊技機に用いられるサブ制御回路の構
成を示すブロック図である。
【図5】CRT表示器の構成を示すブロック図である。
【図6】CRTコントロール回路の構成を示すブロック
図である。
【図7】VDPの構成を示すブロック図である。
【図8】電気的可変表示装置において変動表示される図
柄の配列構成を示す説明図である。
【図9】電気的可変表示装置における当りラインの配置
構成を示す模式図である。
【図10】ランダムカウンタの種類とその内容とを示す
説明図である。
【図11】図柄の変動表示の結果が大当りであるか否か
を決定するための手順を示すフローチャートである。
【図12】ランダムカウンタの値と大当り図柄の表示態
様との対応関係を示す説明図である。
【図13】図柄の変動表示の手順を示すタイミングチャ
ートである。
【図14】リーチが成立したときの電気的可変表示装置
における表示態様を示す模式図である。
【符号の説明】
1は遊技盤、2は遊技領域、3は電気的可変表示装置、
4は可変入賞球装置、30はCRT、40A〜40Iは
図柄表示領域、47はCRT表示器、59はメイン基本
回路、65はCRT回路、79は音声合成回路、86は
CRTコントロール回路、87はVRAM、88はキャ
ラクタROM、90はCPU、91はVDP、92は制
御データROM、145はスピーカ、146はアンプで
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月23日(2001.3.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数種類の識別情報を順次変動表示可能な可変表示
部を複数有する電気的な画像表示装置を含み、前記複数
の可変表示部における表示結果が予め定められた複数の
当りライン上のいずれかで予め定められた特定の組合せ
となった場合に、所定の遊技価値が付与可能となる遊技
機であって、前記複数の可変表示部の各々において複数
種類の識別情報を順次変動表示させることが可能な画像
変動手段を含み、該画像変動手段は、前記複数種類の識
別情報を左右方向に変動表示させることが可能であり、
遊技効果を高めるための発光ダイオードと、各種機器を
制御するためのプログラムに従って遊技機を制御するた
めの制御回路と、前記遊技機を制御するための制御回路
から出力されてきたコマンドデータに応じて前記発光ダ
イオードを駆動するための制御を行なう制御回路とを含
むことを特徴とすることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記複数の可変表示部は上
段、中段、下段の可変表示部で構成されていることを特
徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記画像変動
手段は、表示結果を導出する前に前記複数の可変表示部
の変動表示方向を同一にすることが可能であることを特
徴とする。請求項4に記載の本発明は、請求項1〜請求
項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記画像
変動手段は、前記識別情報を、右側から左側へと移動表
示させることが可能であり、かつ、左側から右側へと移
動表示させることが可能であることを特徴とする。請求
項5に記載の本発明は、請求項1〜請求項4のいずれか
に記載の発明の構成に加えて、前記画像変動手段は、前
記複数の可変表示部の表示結果を時期を異ならせて導出
表示させる導出表示制御手段を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の本発明は、請求項1〜請求項5のいず
れかに記載の発明の構成に加えて、前記画像変動手段
は、リーチ成立時に、リーチが成立している識別情報を
動画表示させてリーチの成立を報知することを特徴とす
る。請求項7に記載の本発明は、請求項1〜請求項6の
いずれかに記載の発明の構成に加えて、打玉が打込まれ
る遊技領域が前面に形成された遊技盤をさらに備え、前
記発光ダイオードは、前記遊技盤の前面側に設けられて
いることを特徴とする。請求項8に記載の本発明は、請
求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明の構成に加え
て、始動入賞に基づいて前記画像表示装置の可変表示が
開始され、始動入賞口に入賞した始動入賞玉を検出する
ための始動口スイッチをさらに備え、前記発光ダイオー
ドには、前記始動入賞玉の始動入賞数を表示する始動記
憶表示器が含まれることを特徴とする。請求項9に記載
の本発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発
明の構成に加えて、遊技者にとって有利な第1の状態と
遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な可変入
賞球装置をさらに備え、前記発光ダイオードは、前記可
変入賞球装置に設けられていることを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、画像変動手
段の働きにより、特定の組合せが成立する所定の当りラ
インが複数ある複数の可変表示部において、複数種類の
識別情報が左右方向に変動表示される。また、発光ダイ
オードにより、遊技効果が高められる。遊技機を制御す
るための制御回路により、各種機器を制御するためのプ
ログラムに従って遊技機が制御され、前記遊技機を制御
するための制御回路から出力されてきたコマンドデータ
に応じて制御を行なう制御回路により、前記発光ダイオ
ードを駆動するための制御が行なわれる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、上段、中段、下段の可
変表示部で構成された複数の可変表示部において前記複
数種類の識別情報が左右方向に変動表示される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、前記画
像変動手段の働きにより、表示結果を導出する前に前記
複数の可変表示部の変動表示方向が同一にされる。請求
項4に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項3のい
ずれかに記載の発明の作用に加えて、前記画像変動手段
の働きにより、前記識別情報が、右側から左側へと移動
表示され、また、左側から右側へと移動表示される。請
求項5に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項4の
いずれかに記載の発明の作用に加えて、前記画像変動手
段に含まれる導出表示制御手段の働きにより、前記複数
の可変表示部の表示結果が時期を異ならせて導出表示さ
れる。請求項6に記載の本発明によれば、請求項1〜請
求項5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、前記画
像変動手段の働きにより、リーチ成立時に、リーチが成
立している識別情報が動画表示されてリーチの成立が報
知される。請求項7に記載の本発明によれば、請求項1
〜請求項6のいずれかに記載の発明の作用に加えて、前
記発光ダイオードが前面側に設けられている遊技盤の前
面に形成された遊技領域に打玉が打込まれる。請求項8
に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項7のいずれ
かに記載の発明の作用に加えて、始動入賞口に入賞した
始動入賞玉を検出するための始動口スイッチにより検出
された始動入賞に基づいて前記画像表示装置の可変表示
が開始される。そして、前記発光ダイオードに含まれる
始動記憶表示器により、前記始動入賞玉の始動入賞数が
表示される。請求項9に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項8のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
発光ダイオードが設けられている可変入賞球装置が、遊
技者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって不利な
第2の状態とに変化する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0197
【補正方法】変更
【補正内容】
【0197】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、画像
変動手段の働きにより、特定の組合せが成立する所定の
当りラインが複数ある複数の可変表示部において、複数
種類の識別情報が左右方向に変動表示されるため、複数
種類の識別情報の左右方向の変動表示の結果、複数の可
変表示部において特定の組合せが複数の当りラインのう
ちのいずれかで成立することを楽しむ遊技を行なうこと
ができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0198
【補正方法】変更
【補正内容】
【0198】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、画像変動手段の働きに
より、上段、中段、下段の可変表示部で構成された複数
の可変表示部において複数種類の識別情報が左右方向に
変動表示されるため、上段、中段、下段の可変表示部で
構成された複数の可変表示部での複数種類の識別情報の
左右方向の変動表示の結果、特定の組合せが複数の当り
ラインのうちのいずれかで成立することを楽しむ遊技を
行なうことができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0199
【補正方法】変更
【補正内容】
【0199】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、画像変
動手段の働きにより、表示結果を導出する前に複数の可
変表示部の変動表示方向を同一にすることができるた
め、変動表示方向を同一にした後において特定の組合せ
が複数の当りラインのうちのいずれかで成立することを
楽しむ遊技を行なうことができる。請求項4に記載の本
発明によれば、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
発明の効果に加えて、画像変動手段の働きにより、識別
情報を、右側から左側へと移動表示したり、左側から右
側へと移動表示したりすることができる。請求項5に記
載の本発明によれば、請求項1〜請求項4のいずれかに
記載の発明の効果に加えて、複数の可変表示部における
表示結果を可変表示部ごとに時期を異ならせて導出表示
させるので、たとえば、特定の組合せを複数の可変表示
部の表示結果の組合せについて定めている場合には、各
可変表示部の表示結果が導出されるたびに、表示結果の
組合せの内容を遊技者が判別するタイミングが生じる。
複数の可変表示部の表示結果を次々と導出表示する過程
で、複数の可変表示部の表示結果の組合せが特定の組合
せとなる表示条件を満たしている場合には、可変表示部
の表示結果が導出されるたびに、最終的に特定の組合せ
となる可能性が高くなり、遊技者の特定の組合せに対す
る期待感を段階的に高めることが可能となる。請求項6
に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項5のいずれ
かに記載の発明の効果に加えて、画像変動手段の働きに
より、リーチ成立時に、リーチが成立している識別情報
が動画表示されるため、リーチが成立したことが遊技者
に報知される。請求項7に記載の本発明によれば、請求
項1〜請求項6のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、発光ダイオードが前面側に設けられている遊技盤の
前面に形成された遊技領域に打玉が打込まれるため、遊
技効果が高められる。請求項8に記載の本発明によれ
ば、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、発光ダイオードに含まれる始動記憶表示器に
より、始動入賞玉の始動入賞数が表示される。請求項9
に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項8のいずれ
かに記載の発明の効果に加えて、発光ダイオードが設け
られている可変入賞球装置が、遊技者にとって有利な第
1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化す
るため、遊技効果が高められる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化する複数の可変表示部を
    有し、前記複数の可変表示部における表示結果が予め定
    められた特定の表示態様となった場合に、所定の遊技価
    値が付与可能となる遊技機であって、 前記複数の可変表示部の各々において複数種類の画像を
    変動させる画像変動手段を含み、 前記複数種類の画像の中には、 単独で1つの識別情報を表わす第1の画像と、 1つの識別情報を表わす画像が分割された一部の画像で
    あって、それぞれ一部の画像が所定の組合せで集合する
    ことにより1つの識別情報が表わされる第2の画像とが
    含まれ、 複数の前記第1の画像による識別情報が所定の組合せで
    表示されるか、または、第2の画像の集合による識別情
    報が表示されるかで前記特定の表示態様となることを特
    徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記画像変動手段は、 前記複数の可変表示部の各々において前記複数種類の画
    像を一定の順序で変動させるための順次変動制御手段を
    含むことを特徴とする、請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記画像変動手段は、 前記複数の可変表示部の表示結果を可変表示部ごとに時
    期を異ならせて導出表示させるための導出表示制御手段
    を含むことを特徴とする、請求項1または2記載の遊技
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766864B1 (ko) 2007-03-20 2007-10-15 주식회사 모비더스 플래시 이미지를 사용하여 팝업창을 표시하는 기능을구비하는 이동기기 및 이동기기를 이용한 플래시 이미지를사용하여 팝업창을 표시하는 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766864B1 (ko) 2007-03-20 2007-10-15 주식회사 모비더스 플래시 이미지를 사용하여 팝업창을 표시하는 기능을구비하는 이동기기 및 이동기기를 이용한 플래시 이미지를사용하여 팝업창을 표시하는 방법

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