JP2001251711A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP2001251711A
JP2001251711A JP2000060370A JP2000060370A JP2001251711A JP 2001251711 A JP2001251711 A JP 2001251711A JP 2000060370 A JP2000060370 A JP 2000060370A JP 2000060370 A JP2000060370 A JP 2000060370A JP 2001251711 A JP2001251711 A JP 2001251711A
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JP2000060370A
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Yukinobu Imamura
幸信 今村
Makoto Koizumi
眞 小泉
Toshiaki Rokunohe
敏昭 六戸
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】絶縁ガスを封入し通電導体を収納した導電性タ
ンク1の複数箇所が、基礎コンクリート中に埋設された
接地メッシュ5に接地線6を介して多点接地されたガス
絶縁開閉装置において、基礎コンクリートの温度上昇を
抑えることができるガス絶縁開閉装置を提供する。 【解決手段】導電性タンク1を支持する導電性架台18
を備え、導電性架台18は、前記通電導体を流れる電流
によって発生する誘導電流が流れる閉回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁開閉装置に
係り、特に、導電性タンク、接地線及び接地メッシュに
発生する誘導電流を軽減したガス絶縁開閉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要の増大と電力設備の小型
化の要請から、送電系統の基幹では絶縁性能の高いSF
6ガスを封入した導電性タンク内に通電導体や電気装置
を収納したガス絶縁機器を多用する傾向がある。ガス絶
縁母線(GIB)はガス絶縁開閉機器の基本構成要素で
あり、SF6ガスを封入した導電性タンク内に、通電導
体が絶縁スペーサを介して支持されている。
【0003】ガス絶縁開閉機器には開閉や雷によって過
渡的にタンクに大きな電圧(サージ)が発生する。この
サージに対して、タンクを一点または多点接地して大地
に放電することにより短絡などの事故を防止している。
一点接地は電気的に接続されている複数のタンクの一箇
所を接地する方式で、多点接地は電気的に接続されてい
る複数のタンクの二箇所以上の複数箇所を接地する方式
である。近年の大容量のガス絶縁開閉機器では、タンク
に発生するサージによる影響を極力抑えるために多点接
地が主流となっている。
【0004】しかしながら、多点接地方式では、導電性
タンク,接地線及び接地メッシュによって閉回路が形成
され、通電の経路である通電導体に電流が流れることに
より発生する磁束が前記閉回路に鎖交して発生し、それ
に基づき接地線及び接地メッシュに大きな誘導電流が流
れる。近年の送電容量の増大によってガス絶縁機器から
の漏洩磁束は強くなる傾向があり、接地メッシュに流れ
る誘導電流が増大することで基礎コンクリートの温度が
上昇し破損するなどの影響が懸念されている。
【0005】このため、従来の相分離形ガス絶縁開閉装
置では、図12に示すように、三相の導電性タンク1を
相間短絡導体3で接続して三相短絡回路を形成し、導電
性タンク1に大きな渦電流10を生じさせることで通電
導体から発生する漏洩磁束を低減させて、導電性タンク
1,接地線6及び接地メッシュ5によって形成される閉
回路に誘導される電流を低減する方法が用いられてい
る。ここで、相分離形ガス絶縁開閉装置とは三相交流を
通電する各相の通電導体を三つの独立した導電性タンク
1内に収納した構成のものをいう。
【0006】しかしながら、この方法は、三相の導電性
タンクがほぼ同一形状で平行に設置される場合でなけれ
ば使用できないという問題があった。また、相間短絡導
体は導電性タンクと同じ高さに取り付けられるために、
点検などの作業時に障害物となるという問題があった。
さらに、導電性タンクに大きな渦電流を発生させるため
に発熱損失が生じ、タンク径を小さくしたり、導電性タ
ンクにステンレス材などの抵抗の大きな材料を使用した
り、送電容量が大きくなった場合には導電性タンクの温
度上昇が著しくなるといった課題があった。
【0007】この課題に対処するための従来技術として
は、特公平1−59803 号公報があり、図13に示すよう
に、導電性タンク1の2箇所以上に接地線7を設けたガ
ス絶縁電気装置において、接地メッシュ5に接続される
手前で複数の接地線7を1本に合流させて接地メッシュ
5に接続することにより、通電導体の電流による漏洩磁
束の貫通量を減少させ、接地線に流れる誘導電流4と接
地メッシュ5に流れる誘導電流10aを抑える技術が記
載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術には、以下のような課題がある。第1に接地メッシュ
までの接地線の長さが長くなるために接地抵抗が高くな
り、サージによる電流を十分に接地メッシュに流すこと
ができない。第2にタンクから接地メッシュへの接地線
の引き回しが煩雑になる。なお、上記の従来技術には、
架台に誘導電流を流して接地メッシュに流れる誘導電流
を低減させるという機能は持っていない。
【0009】本発明の目的は、絶縁ガスを封入し通電導
体を収納した導電性タンクの複数箇所が、基礎コンクリ
ート中に埋設された接地メッシュに接地線を介して多点
接地されたガス絶縁開閉装置において、基礎コンクリー
トの温度上昇を抑えることができるガス絶縁開閉装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁ガスを封
入し通電導体を収納した導電性タンクの複数箇所が、基
礎コンクリート中に埋設された接地メッシュに接地線を
介して多点接地されたガス絶縁開閉装置において、前記
導電性タンクを支持する導電性架台を備え、前記導電性
架台は、前記通電導体を流れる電流によって発生する誘
導電流が流れる閉回路を構成することを特徴とするガス
絶縁開閉装置である。
【0011】また、本発明は、前記導電性架台の下辺部
は、前記基礎コンクリートに埋設されていることを特徴
とするガス絶縁開閉装置である。
【0012】また、本発明は、絶縁ガスを封入し通電導
体を収納した導電性タンクの複数箇所が、基礎コンクリ
ート中に埋設された接地メッシュに接地線を介して多点
接地されたガス絶縁開閉装置において、前記導電性タン
クを支持する導電性架台を備え、前記導電性架台及び前
記導電性タンクは、前記通電導体に流れる電流によって
発生する誘導電流が流れる閉回路を構成することを特徴
とするガス絶縁開閉装置である。
【0013】また、本発明は、絶縁ガスを封入し通電導
体を収納した導電性タンクの複数箇所が、基礎コンクリ
ート中に埋設された接地メッシュに接地線を介して多点
接地されたガス絶縁開閉装置において、前記導電性タン
クを支持する導電性架台を備え、前記基礎コンクリート
中には導体が埋設されており、前記導電性架台、前記導
電性タンク及び前記導体は、前記通電導体に流れる電流
によって発生する誘導電流が流れる閉回路を構成するこ
とを特徴とするガス絶縁開閉装置である。
【0014】また、本発明は、前記導体が鉄製の梁であ
ることを特徴とするガス絶縁開閉装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明のガス絶縁開閉装置
の第1の実施の形態の構成図である。図2は図1の前面
図である。図3は図1の平面図である。このガス絶縁開
閉装置は、発電所や変電所や開閉所での電力系統の開閉
に使用される。
【0016】図1,図2及び図3に示すように、ガス絶
縁開閉装置は、ガス絶縁母線11,遮断器13,ブッシ
ング14などの機器からなる。このうち、ガス絶縁母線
11,遮断器13は導電性タンク1で覆われている。導
電性タンク1内には通電導体または開閉機器が配置さ
れ、さらに絶縁性能に優れたガス(SF6)などが充填さ
れて構成されている。遮断器13は、電力系統に生じた
地絡等の障害箇所を即座に系統から切離し、機器の損傷
や破壊を防ぐ為に使用される。ガス絶縁開閉装置は、ブ
ッシング14及びケーブル15を介して外部の送変電機
器と接続される。導電性タンク1は、その複数箇所よ
り、これを支持する金属製架台18(または導電性タン
ク1)に直接接続された接地線6によって、基礎コンク
リート(図示せず)に埋設された接地メッシュ5に多点接
地されている。
【0017】図4は図1のガス絶縁母線11の基本構成
を示す図である。ガス絶縁母線11はガス絶縁開閉装置
の基本的な構成要素であり、ガス絶縁開閉装置の各機器
はガス絶縁母線11によって接続されている。ここで、
ガス絶縁母線11は、導電性タンク1,通電導体2,絶
縁スペーサ4,導電性タンク1を支える金属製架台18
及び導電性タンク1内に密封された絶縁性ガスであるS
F6ガス(図示せず)などから構成されている。
【0018】導電性タンク1はアルミ材や鉄材またはス
テンレス材などで形成されている。金属製架台18は鉄
材などで形成されている。絶縁スペーサ4はエポキシ樹
脂などの誘電体で形成されており、円錐または円版状の
形状をしている。ここで、絶縁スペーサ4は通電導体2
を支えるだけで絶縁性ガスの密封には寄与しない柱状の
形状をしている。通電導体2は主にアルミ材,銅などで
形成され、絶縁スペーサ4によって支持されて、導電性
タンク1内に3〜5気圧程度の不燃性ガス(絶縁ガス)
であるSF6ガスと共に密閉収納されている。
【0019】導電性タンク1は金属製架台18によって
支持され、金属製架台18の両端部から、接地線6a,
6bが図示されていないコンクリート中に埋設された接
地メッシュ5に多点接続されている。さらに、金属製架
台18は導電性タンク1,接地メッシュ5に沿って配置
され、金属製架台18の両端部の脚18a,18bとに
より、一周経路となるような電気的閉回路を構成してい
る。
【0020】次に、本実施の形態の作用を、図4を用い
て説明する。通電導体2に矢印8の方向(右方向)に交
流電流を流すと、導電性タンク1の外部には漏洩磁束が
矢印9の方向に発生する。この漏洩磁束9の影響によ
り、導電性タンク1,接地線6a,6b,接地メッシュ
5には、それぞれ矢印10,10aで示す方向に誘導電
流が発生する。
【0021】同時に、漏洩磁束9は金属製架台18に矢
印10bで示すような誘導電流を生じさせる。これらの
2つの誘導電流が流れる金属製架台18と接地メッシュ
5は近接して配置されている為、これら2つの回路間に
は相互誘導作用が生じる。このため、金属製架台18
を、導電性タンク1と接地メッシュ5に沿った一周経路
となるような閉回路に構成することにより、接地メッシ
ュ5に誘導電流10aを発生させる為には、必然的に金
属製架台18にも誘導電流10bを発生させることにな
り、より大きな漏洩磁束9が必要となる。したがって、
通電導体2に流す交流電流が同じ場合、金属製架台18
により導電性タンク1,接地線6a,6b,接地メッシ
ュ5に流れる誘導電流は低減されることになる。また、
本実施の形態では、導電性タンク1に発生する渦電流1
0が、金属製架台18の下辺部と接地線6a,6bに分
流するという効果によっても、基礎コンクリート中の接
地メッシュ5に流れる電流10aを低減することができ
る。
【0022】このように金属製架台18を設置すること
で、接地線6a,6bと接地メッシュ5に流れる誘導電
流が低減されるため、接地線6a,6bの位置と接地メ
ッシュ5の構成を変えることなく送電電力の大容量化が
できる。特に接地メッシュ5は基礎コンクリート中に埋
設されるため、従来、基礎コンクリート敷設後の機器の
容量変更は困難であった。しかし、本実施の形態によれ
ば、金属製架台18は基礎コンクリート上に設置可能で
あるために、接地メッシュ埋設後の機器の大容量化に容
易に対応できる。
【0023】また、現在、機器の大容量化と縮小化が顕
著となっているが、本実施の形態によれば、導電性タン
ク1に発生する渦電流が金属製架台18に流れるものと
分流される為、渦電流による導電性タンク1の発熱も低
減することができる。すなわち導電性タンク1の径を大
きくすること無く大容量化を図ることが可能である。
【0024】さらに、落雷や機器の開閉により導電性タ
ンク1にサージが発生した場合を考慮すると、導電性タ
ンク1の地面に対する抵抗は出来るだけ小さいほうが良
い。本実施の形態によれば、導電性タンク1と接地線メ
ッシュ5の距離は最短であり、金属製架台18の閉回路
構成を導電性タンク1の長手方向に変えても、導電性タ
ンク1と地面間の抵抗が増加することがないので、金属
製架台18がサージによる短絡事故の原因となることは
ない。
【0025】図5は本発明のガス絶縁開閉装置の第2の
実施の形態の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構
成を示す図である。図5において、金属製架台18の下
辺部が基礎コンクリート(図示せず)中に埋設されてい
る。漏洩磁束9による誘導電流は,金属製架台18に流
れる誘導電流10bと、接地線6a,6b及び接地メッシ
ュ5に流れる誘導電流10aに分流するため、誘導電流
による全体の発熱量も低減される。図5において、金属
製架台18の基礎コンクリート中に埋設された下辺部分
は破線で示されている。このように、金属製架台18の
下辺部分を基礎コンクリート中に埋設することにより、
第1の実施の形態に比べて、保守,点検作業を容易にす
ることができる。
【0026】図6は本発明のガス絶縁開閉装置の第3の
実施の形態の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構
成を示す図である。図6において、接地線6a,6bは、
金属製架台18を経由せずに直接導電性タンク1の端部
に接続されている。本実施の形態の場合でも、金属製架
台18には第1,第2の実施の形態と同様に誘導電流1
0bが流れるため、接地線6a,6b及び接地メッシュ5
に流れる誘導電流10aを低減できる。なお、この場合
は金属製架台18と、導電性タンク1及び接地線6a,
6bは必ずしも電気的に接続されている必要はない。
【0027】図7は本発明のガス絶縁開閉装置の第4の
実施の形態の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構
成を示す図である。図7において、導電性タンク1と接
地メッシュ5に沿って、金属製架台18が一周経路の閉
回路となる形状を複数連ねて構成されている。本実施の
形態の場合でも、金属製架台18には誘導電流10bが
発生するので、接地メッシュ5に流れる誘導電流10a
を低減できる。このように金属製架台18を複数の閉回
路で構成すると、導電性タンク1が長い場合や、形状が
異なる導電性タンク1が接続された場合や、導電性タン
ク1が直角に曲っている場合などに容易に対応できる。
【0028】図8は本発明のガス絶縁開閉装置の第5の
実施の形態の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構
成を示す図である。図8において、金属製架台18が導
電性タンク1を一辺とする一周経路の閉回路を形成する
ように配置されている。本実施の形態によれば、導電性
タンク1に流れる渦電流10は、第1から第4の実施の
形態に比べて大きくなるが、金属製架台18の上辺部分
の部材を省くことが出来る。
【0029】図9は本発明のガス絶縁開閉装置の第6の
実施の形態の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構
成を示す正面図である。図10は図9の接地メッシュ5
を除いて下からみた図である。図11は従来のガス絶縁
母線で図10に対比して示した図である。
【0030】一般にガス絶縁母線などのガス絶縁機器
は、重量があるために、基礎コンクリート(図示せず)上
に直接設置されずに、導体の一例である、ピットと呼ば
れる鉄製の梁の上に設置されている。図11に示すよう
に、従来は出来るだけ部材を減らすために、鉄製の梁2
0(基礎コンクリート中のため破線で図示)が短くなるよ
うに、導電性タンク1に対して垂直に配置されていた。
【0031】それに対して、本実施の形態では、図9の
正面図および図10の下からみた図に示すように、金属
製架台の脚18a,18bはそれぞれ鉄製の梁19,1
9(基礎コンクリート中のため破線で図示)上に載って
おり、かつ鉄製の梁19は導電性タンク1に沿った方向
に敷設されている。このように配置することにより、金
属製架台の脚18a,18bと導電性製タンク1と鉄製
の梁19で一周経路の閉回路が構成され、鉄製の梁19
には誘導電流10cが流れ、接地メッシュ5に流れる誘
導電流10aを低減することができる。なお、本第6の
実施の形態は、第1から第5の各実施の形態と併用でき
ることは明らかである。
【0032】以上説明したように、各実施の形態によれ
ば、ガス絶縁開閉装置の接地線と、接地メッシュと、接
地メッシュが埋設されている基礎コンクリートの温度上
昇を抑制することができるので、機器の縮小化や大容量
化が可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、絶縁ガスを封入し通電
導体を収納した導電性タンクの複数箇所が、基礎コンク
リート中に埋設された接地メッシュに接地線を介して多
点接地されたガス絶縁開閉装置において、基礎コンクリ
ートの温度上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス絶縁開閉装置の第1の実施の形態
の構成を示す図である。
【図2】図1の前面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1のガス絶縁母線11の基本構成を示す図で
ある。
【図5】本発明のガス絶縁開閉装置の第2の実施の形態
の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構成を示す図
である。
【図6】本発明のガス絶縁開閉装置の第3の実施の形態
の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構成を示す図
である。
【図7】本発明のガス絶縁開閉装置の第4の実施の形態
の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構成を示す図
である。
【図8】本発明のガス絶縁開閉装置の第5の実施の形態
の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構成を示す図
である。
【図9】本発明のガス絶縁開閉装置の第6の実施の形態
の構成図で、特にそのガス絶縁母線の基本構成を示す正
面図である。
【図10】図9の接地メッシュ5を除いて下からみた図
である。
【図11】従来のガス絶縁母線で図10に対比して示し
た図である。
【図12】従来の相分離形ガス絶縁開閉装置の概略を示
す斜視図である。
【図13】従来の特許公告公報でのガス絶縁開閉装置の
概略を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…導電性タンク、2…通電導体、3…相間短絡導体、
4…接地メッシュに流れる誘導電流、5…接地メッシ
ュ、6,6a,6b、7…接地線、8…通電導体に流れ
る電流の方向を示す矢印、9・・・通電導体に流れる電流
がつくる磁束、10・・・導電性タンクに流れる渦電流、
10a・・・接地メッシュに流れる誘導電流、10b・・・金属
製架台に流れる誘導電流、10c・・・導電性ピットに流
れる誘導電流、11・・・ガス絶縁母線、13…遮断器、
14…ブッシング、15…送電線、18…金属製架台、
18a,18b・・・金属製架台の脚、19,20・・・鉄製の
梁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 六戸 敏昭 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分事業所内 Fターム(参考) 5G017 BB03 5G365 DA12 DD05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ガスを封入し通電導体を収納した導電
    性タンクの複数箇所が、基礎コンクリート中に埋設され
    た接地メッシュに接地線を介して多点接地されたガス絶
    縁開閉装置において、前記導電性タンクを支持する導電
    性架台を備え、前記導電性架台は、前記通電導体を流れ
    る電流によって発生する誘導電流が流れる閉回路を構成
    することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のガス絶縁開閉装置におい
    て、前記導電性架台の下辺部は、前記基礎コンクリート
    に埋設されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】絶縁ガスを封入し通電導体を収納した導電
    性タンクの複数箇所が、基礎コンクリート中に埋設され
    た接地メッシュに接地線を介して多点接地されたガス絶
    縁開閉装置において、前記導電性タンクを支持する導電
    性架台を備え、前記導電性架台及び前記導電性タンク
    は、前記通電導体に流れる電流によって発生する誘導電
    流が流れる閉回路を構成することを特徴とするガス絶縁
    開閉装置。
  4. 【請求項4】絶縁ガスを封入し通電導体を収納した導電
    性タンクの複数箇所が、基礎コンクリート中に埋設され
    た接地メッシュに接地線を介して多点接地されたガス絶
    縁開閉装置において、前記導電性タンクを支持する導電
    性架台を備え、前記基礎コンクリート中には導体が埋設
    されており、前記導電性架台、前記導電性タンク及び前
    記導体は、前記通電導体に流れる電流によって発生する
    誘導電流が流れる閉回路を構成することを特徴とするガ
    ス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のガス絶縁開閉装置におい
    て、前記導体が鉄製の梁であることを特徴とするガス絶
    縁開閉装置。
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