JP2001251482A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001251482A
JP2001251482A JP2000060980A JP2000060980A JP2001251482A JP 2001251482 A JP2001251482 A JP 2001251482A JP 2000060980 A JP2000060980 A JP 2000060980A JP 2000060980 A JP2000060980 A JP 2000060980A JP 2001251482 A JP2001251482 A JP 2001251482A
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Japan
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sensor
chip
image
averaging process
image processing
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JP2000060980A
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English (en)
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Yoshihiko Fukawa
仁彦 府川
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡易な構成でセンサチップ間における
繋ぎ部分に対応した画像の不自然さを低減させ、ごく自
然な画像を実現して信頼性の向上に寄与する。 【解決手段】 センサチップの最終画素からの出力と、
当該センサチップに隣接し後段に位置するセンサチップ
の先頭画素からの出力に平均化処理を行う繋ぎ補正部2
17を設ける。この重み付け平均化処理の一例として、
実際の回路として構成とし、繋ぎ部の重み付け平均化処
理を行うことができる。また、繋ぎ補正部217は重み
付け平均化処理したデータをシェーディングRAM20
6の一領域に一時保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、画
像処理システム及び画像処理方法及びコンピュータ読み
取り可能な記憶媒体に関し、特にコンタクトイメージセ
ンサを用いた画像処理装置に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】従来の光源、レンズ、センサが一体とな
ったコンタクトイメージセンサ(Contact Image Senso
r:以下CISとする。)を用いた画像読取装置は、電
気基板にフラットケーブル及びコネクタを介して電気的
にCISと接続し、電気基板によりモータを制御するこ
とでCISをコンタクトガラスに沿って移動させながら
画像を読み取っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CISモジュール内の
センサは複数のチップが基板上に配列されているため、
同一チップ内のセンサ受光部の画素間隔に比べてチップ
の繋ぎ部分の画素間隔は大きくなる。読み取られた画像
は画素の真上の被写体をサンプリングしているため、同
一チップ上の画素によるサンプリング周期とチップの繋
ぎ部分のサンプリング周期は異なり、チップの繋ぎ部分
の画像が不自然なものになってしまう。
【0004】また、センサの高解像度化が進むにつれ、
センサ受光部の画素間隔は等比数列的に小さくなる傾向
があるが、チップを基板にマウントする技術の進歩が追
いつかないためにチップ繋ぎ部分の画像はより不自然に
なる。
【0005】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、比較的簡易な構成でセンサチップ間
における繋ぎ部分に対応した画像の不自然さを低減さ
せ、ごく自然な画像を実現して信頼性の向上に寄与する
画像処理装置、画像処理システム及び画像処理方法及び
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
【0007】第1の態様は、複数の画素を有するセンサ
チップを複数接続したマルチチップセンサからの信号を
処理する画像処理装置であって、前記マルチチップセン
サにおいて、前記センサチップの最終画素からの出力
と、当該センサチップに隣接し後段に位置する前記セン
サチップの先頭画素からの出力に平均化処理を行う補正
手段を含むことを特徴とする。
【0008】ここで、前記補正手段は、前記最終画素か
らの出力と前記先頭画素からの出力にそれぞれ所定の係
数を乗じる重み付け平均化処理を施すことが好適であ
る。
【0009】また、前記補正手段は、前記最終画素から
の出力、当該最終画素の前段に位置する画素からの出
力、及び前記先頭画素からの出力にそれぞれ所定の係数
を乗じる重み付け平均化処理を施すことが好適である。
【0010】また、前記補正手段は、前記平均化処理に
より擬似的な出力信号を作出することが好適である。
【0011】前記第1の態様は、具体的には、前記マル
チチップセンサを有するイメージセンサを備え、前記イ
メージセンサを駆動することで原稿を読み取り、読み取
った画像を電気的な画像信号に変換し、前記画像信号を
デジタル信号に変換して外部装置に転送するものであ
る。
【0012】また、更に前記平均化処理を行うか否かを
判断する判断手段を有することが好適である。
【0013】ここで、前記判断手段は具体的には、更に
前記重み付け平均化処理を行うか否かを判断するもので
ある。
【0014】また、前記判断手段は具体的には、更に前
記平均化処理により擬似的な出力信号を作出するか否か
を判断するものである。
【0015】また、前記判断手段は、読取解像度が基本
解像度の半分以下であるかを判断し、基本解像度の半分
以下である場合には前記平均化処理を行わないものであ
ることが好適である。
【0016】ここで、前記判断手段は具体的には、読取
解像度が基本解像度の半分以下であるかを判断し、基本
解像度の半分以下である場合には前記重み付け平均化処
理を行わないものである。
【0017】また、前記判断手段は具体的には、読取解
像度が基本解像度の半分以下であるかを判断し、基本解
像度の半分以下である場合には前記平均化処理による擬
似的な出力信号の作出を行わないものである。
【0018】前記第1の態様は、シェーディング補正手
段を有し、シェーディング補正後に前記平均化処理を行
うことが好適である。
【0019】具体的には、シェーディング補正手段を有
し、シェーディング補正後に前記重み付け平均化処理を
行うものである。
【0020】また、シェーディング補正手段を有し、シ
ェーディング補正後に前記平均化処理による擬似的な出
力信号の作出を行うものである。
【0021】第2の態様は、複数の画素を有するセンサ
チップを複数接続したマルチチップセンサを有するイメ
ージセンサを備え、前記イメージセンサを駆動すること
で原稿を読み取り、読み取った画像を電気的な画像信号
に変換し、前記画像信号をデジタル信号に変換して外部
装置に転送する画像処理装置と、前記画像処理装置を制
御するためのソフトウェアを有する前記外部装置とを備
えた画像処理システムであって、 前記マルチチップセ
ンサにおいて、前記センサチップの最終画素からの出力
と、当該センサチップに隣接し後段に位置する前記セン
サチップの先頭画素からの出力に重み付け平均化処理を
行う補正手段を含むことを特徴とする。
【0022】ここで、前記重み付け平均化処理が前記外
部装置内のアプリケーションにおいて施されることが好
適である。
【0023】また、前記外部装置内のアプリケーション
で、コンタクトイメージセンサの基本解像度の半分以下
の解像度が指定された場合には、前記重み付け平均化処
理を行わないことが好適である。
【0024】また、シェーディング補正手段を有し、シ
ェーディング補正後に前記重み付け平均化処理を行うこ
とが好適である。
【0025】第3の態様は、複数の画素を有するセンサ
チップを複数接続したマルチチップセンサを有するイメ
ージセンサを備え、前記イメージセンサを駆動すること
で原稿を読み取り、読み取った画像を電気的な画像信号
に変換し、前記画像信号をデジタル信号に変換して外部
装置に転送する画像処理装置と、前記画像処理装置を制
御するためのソフトウェアを有する前記外部装置とを備
えた画像処理システムであって、前記マルチチップセン
サにおいて、前記センサチップの最終画素からの出力
と、当該センサチップに隣接し後段に位置する前記セン
サチップの先頭画素からの出力に平均化処理を行い、擬
似的な出力信号を作出することを特徴とする。
【0026】ここで、前記平均化処理による擬似的な出
力信号の作出が前記外部装置内のアプリケーションにお
いて行われることが好適である。
【0027】また、前記外部装置内のアプリケーション
で、コンタクトイメージセンサの基本解像度の半分以下
の解像度が指定された場合には、前記平均化処理による
擬似的な出力信号の作出を行わない。
【0028】また、シェーディング補正手段を有し、シ
ェーディング補正後に前記平均化処理を行うことが好適
である。
【0029】第4の態様は、複数の画素を有するセンサ
チップを複数接続したマルチチップセンサからの信号を
処理する画像処理方法であって、前記マルチチップセン
サにおいて、前記センサチップの繋ぎ目を検出するステ
ップと、前記繋ぎ目に対して、前段の前記センサチップ
の最終画素と後段の前記センサチップの先頭画素にあた
る出力信号に対して重み付け平均化処理を行うステップ
とを有することを特徴とする。
【0030】ここで更に、読み取り解像度を判断するス
テップを有し、前記読み取り解像度が前記マルチチップ
センサの基本解像度の半分以下の場合には前記重み付け
平均化処理を行わないことが好適である。
【0031】第5の態様は、複数の画素を有するセンサ
チップを複数接続したマルチチップセンサからの信号を
処理する画像処理方法であって、前記マルチチップセン
サにおいて、前記センサチップの繋ぎ目を検出するステ
ップと、前記繋ぎ目に対して、前段の前記センサチップ
の最終画素と後段の前記センサチップの先頭画素にあた
る出力信号に対して平均化処理を行うステップと、前記
平均化処理により擬似的な出力信号を作出し、前記前段
の前記センサチップの最終画素の後に出力するステップ
とを有することを特徴とする。
【0032】ここで、更に、読み取り解像度を判断する
ステップを有し、前記読み取り解像度が前記マルチチッ
プセンサの基本解像度の半分以下の場合には前記平均化
処理を行わないことが好適である。
【0033】第6の態様は、複数の画素を有するセンサ
チップを複数接続したマルチチップセンサからの信号を
処理するためのプログラムであって、前記マルチチップ
センサにおいて、前記センサチップの繋ぎ目を検出する
処理と、前記繋ぎ目に対して、前段の前記センサチップ
の最終画素と後段の前記センサチップの先頭画素にあた
る出力信号に対して平均化処理を行う処理とを実行する
プログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読
み取り可能な記憶媒体である。
【0034】ここで、前記重み付け平均化処理を行う前
に、シェーディング補正処理を行うプログラムを記憶し
て好適である。
【0035】また、前記マルチチップセンサの基本解像
度の半分以下の読み取り解像度が指定された場合には、
前記重み付け平均化処理を行わないとするプログラムを
記憶して好適である。
【0036】第7の態様は、複数の画素を有するセンサ
チップを複数接続したマルチチップセンサからの信号を
処理するためのプログラムであって、前記マルチチップ
センサにおいて、前記センサチップの繋ぎ目を検出する
処理と、前記繋ぎ目に対して、前段の前記センサチップ
の最終画素と後段の前記センサチップの先頭画素にあた
る出力信号に対して平均化処理を行う処理と、前記平均
化処理により擬似的な出力信号を作出し、前記前段の前
記センサチップの最終画素の後に出力する処理とを実行
するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体である。
【0037】ここで、前記平均化処理を行う前に、シェ
ーディング補正処理を行うプログラムを記憶して好適で
ある。
【0038】また、前記マルチチップセンサの基本解像
度の半分以下の読み取り解像度が指定された場合には、
前記平均化処理を行わないとするプログラムを記憶して
好適である。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
諸実施形態について詳細に説明する。
【0040】(第1の実施形態)図1は、第1の実施形
態における画像処理装置の内部構成を示す概略側面図で
ある。ここで、CIS101を駆動用モータ(図示せ
ず)を用いて副走査方向に原稿台ガラス102に沿って
移動させながら、CIS101の可動範囲外に設置され
た電気基板105により電気的にCIS101を駆動さ
せる。なお、電気基板105には、図2に示すように、
シェーディング補正回路、ガンマ変換回路等各機能の駆
動及び信号処理を行う回路が具備されており、CIS1
01の画像出力信号に対して電気基板105上で本発明
の処理も行われ、デジタル画像信号として外部装置に転
送する。
【0041】図2は、本実施形態における制御回路の概
略構成を示すブロック図であり、以下で2を用いて本件
の回路動作を説明する。図2において、201は密着型
イメージセンサであり、光源であるLED202も一体
化されており、CIS201を原稿に沿って副走査方向
に移動させながら、LED制御回路203にて1ライン
毎に各色のLEDを切り替えて点灯させることにより、
RGB線順次のカラー画像を読み取ることが可能であ
る。
【0042】204は、CIS201より出力された信
号を増幅させる増幅器であり、205は当該増幅出力の
A/D変換を行なって例えば8ビットのディジタル出力
を行うA/D変換器である。シェーディングRAM20
6は、標準自色板を読み取るCIS201と、このCI
S201によって読み取られた読取データがシェーディ
ング補正データとして記憶されており、シェーディング
補正回路207は前記シェーディングRAM206のデ
一タに基いて読み取られた画像信号のシェーディング補
正を行う。ピーク検知回路208は読み取られた画像デ
ータにおけるピーク値をライン毎に検知する回路であ
り、原稿の先端を検知するために使用される。ガンマ変
換回路209は、ホストコンピュータよりあらかじめ設
定されたガンマカーブに従って読み取られた画像データ
のガンマ変換を行う。
【0043】バッファRAM210は、実際の読み取り
動作とホストコンピュータとの通信にけるタイミングを
合わせるために、画像データを一時的に記憶させるため
のRAMであり、パッキング/バッファRAM制御回路
211は、ホストコンピュータよりあらかじめ設定され
た画像出力モード(2値、4ビット多値、24ビット多
値)に従ったパッキング処理を行った後にそのデータを
バッファRAM210に書き込む処理と、インターフェ
ース回路212にバッファRAM210から画像データ
を読み込んで出力させる。
【0044】インターフェース回路212は、パーソナ
ルコンピュータなどの本実施形態に係る画像処理装置の
ホスト装置となる外部装置213との間でコントロール
信号の受容や画像信号の出力を行なう。
【0045】外部装置213はホストコンピュータであ
り、画像処理装置を制御するためのスキャナドライバを
有している。外部装置213は画像処理装置と一体とな
って画像処理システムを構成する。
【0046】スキャナドライバは、ユーザに対して画像
読取モード(2値、4ビット多値、8ビット多値、24
ビット多値)の指定を提供したり、解像度指定、読取範
囲の指定を行うためのユーザインターフェースを有し、
各指定に基づくコントロール信号を画像読取装置に対し
て前述のインターフェース回路212を介して送信した
り、読取開始命令等を送信する。また、スキャナドライ
バは、画像読取装置が前記コントロール信号に従って読
み取った画像を順次処理して画面表示を行うものであ
る。
【0047】215は例えばマイクロコンピュータ形態
のCPUであり、処理手順を格納した ROM215A
及び作業用のRAM215Bを有し、ROM215Aに
格納された手順にしたがって各部の制御を行なう。21
6は例えば水晶発振器、214はCPU215の設定に
応じて216の出力を分周して動作の基準となる各種タ
イミング信号を発生するタイミング信号発生回路であ
る。
【0048】そして、217は本実施形態の特徴部であ
るところの繋ぎ補正部である。繋ぎ補正部217の重み
付け平均化処理の一例としては、図7に示すように、実
際の回路として構成とし、繋ぎ部の重み付け平均化処理
を行うことができる。また、繋ぎ補正部217は重み付
け平均化処理したデータをシェーディングRAM206
の一領域に一時保存する。また、シェーディング補正後
の画像データはシェーディングRAM206の別の一部
をラインバッファとして一時保存するように構成し、こ
の画像データの内で各チップ繋ぎ部の画素を前述の重み
付け平均化処理を受けたデータと書き換えを画素クロッ
クに合わせて読み出すことで実現することが可能であ
る。
【0049】図7は、繋ぎ部の前段チップ最終画素デー
タと後段チップ先頭画素データに対して重み付け平均化
処理を施すために構成された回路を示す模式図である。
この回路は、前段チップ最終画素データ処理部701と
後段チップ先頭画素データ処理部702からなる。これ
ら各処理部は複数の1画素遅延させるためのDフリップ
フロップ、1/a倍器、1/b倍器、足し算器から構成
され、その出力信号をセレクタ703で切換えて出力
し、K倍器を介して出力される。係数a,b,Kの関係
については後述する。本回路の動作はCPU215から
の制御で、各センサチッ プ繋ぎ日部のタイミングでX
2’とX3’の出力信号をシェーディングRAM206
に出力する。
【0050】ここでは、繋ぎ補正部217を回路構成で
示したが、CPU215の演算で実行することも可能で
ある。この場合は、シェーディングRAM206をライ
ンバッファとして一時記憶するとともに、繋ぎ部の各画
素に対して後述の演算を行うことで重み付け平均化処理
が可能となる。
【0051】更に、CPU215が読取条件により本繋
ぎ補正部217をバイパスして画像データを次段の処理
部へ出力するための画像のデータバスを切換える制御が
可能な構成となっている。
【0052】図3は、CIS101内のセンサチップ繋
ぎ部分の簡略図を示しており、センサチップ301上の
受光画素302により読取原稿からの反射光をレンズを
介して受光し、光電変換により電気信号に変換する。な
お、X1〜X4はそれぞれセンサチップ端部の受光画素
を示し、aは同一チップ内の受光画素の中心間距離を示
し、bは前段チップの最終画素X2と後段チップの先頭
画素X3の中心間距離を示している。また、主走査方向
におけるX2とX3の画素位置は、マルチチップセンサ
の構造から予め取得しておくことが可能である。
【0053】例えば、図8にあるようにマルチチップ構
成のCISは、15個の各チップが同一画素数を有する
構成である。1200dpiのCISにおいては、各チ
ップが688画素であれば最初の繋ぎ部のX2とX3が
現れるのはX2については688画素目であり、X3に
ついては689画素目に相当する画素である。以後、6
88画素毎にX2とX3が現れることが予め分かる。
【0054】図4は、図3のセンサチップ繋ぎ日部分が
無い状態(a)とある状態(b)での斜線の見え方を表
しており、CISを用いた画像読取装置ではセンサチッ
プの繋ぎ目 が存在するので(b)の様になる。図4
(b)はチップの繋ぎ部分の画素一列分欠落した画にな
っているが、欠落する量はチップの繋ぎ目の間隔に依存
する。
【0055】図5は図4(b)に本発明の処理を施した
後の斜線の見え方を示しており、以下に図6のフローチ
ャートを用いて、本件におけるCISのチップ繋ぎ目に
よる画像の不自然さを低減させる手段を説明する。な
お、本発明の処理は図2にけるシェーディング補正回路
207の後、即ちシェーディング補正後のデータに対し
て行われる。本動作はCPU215がROM215Aに
格納されているプログラムに基づいて制御する手順に関
するものであり、CPU215の演算処理にて重み付け
平均化処理を行う場合の動作である。
【0056】まず、ステップ(S)601においてCI
Sのチップ繋ぎ部の画素は予め特定されているので、タ
イミング信号発生回路で作られるライン同期信号と画素
クロック信号とから、画素数をカウントすることで、第
1チップ目の最終画素を見つける。第1チップ目の先頭
から数画素はダミーデータとなり実際には使わない画像
データであり、従って捨てられる。それゆえ、第1チッ
プの画素のカウント数は実際の各チップの画素数より予
めダミーとして捨てられる分だけ少なく設定しておく。
【0057】次に、S602に進み、図3におけるチッ
プ最終画素X2及びその次段チップ先頭画素X3に対し
て本発明の処理を行う。まずチップ最終画素X2に対し
て重み係数Kを乗じ、その前後の画素X1,X3にそれ
ぞれ K(1+1/a+1/b)=1 となるような係数K/b,K/aを乗じる。その3つの
画素を加算したものをX2’としてX2と置き換える。
従って処理後のX2’は以下の様な式になる。 X2’=K(X2+X1/b+X3/a)
【0058】次に、チップ先頭画素X3に対して前記X
2と同様以下の計算式に従い重み付け平均化処理を施
し、X3をX3’に置き換える。 X3’=K(X3+X2/a+X4/b)
【0059】前記処理により図4上のX2,X3は図5
上のX2’、X3’の様に中間色になり、像としてより
自然な画になる。
【0060】次に、S603に進み、S602の先頭画
素X3のあるチップが最終チップかどうかの判断を行
う。最終チップの場合は本発明の処理を終了する。
【0061】S603にて最終チップでない場合には、
S604にてそのチップ1つのセンサチップの画素数は
決まっているので1チップ終画素を見つける。1チップ
目の最終画素からセンサチップの画素数だけ離れた画素
が2チップ目の最終画素となり、同様にそれ以降のセン
サチップの最終画素も見つける事ができる。
【0062】S604にてチップの最終画素を見つけた
らS602に進み、本発明の処理を行う。
【0063】なお、本実施形態においては、センサチッ
プの繋ぎ日毎に最終画素と先頭画素センサチップの端部
数画素を用いての隣接画素のみを用いて処理を行った
が、前記処理を行うことでより効果が現れる。この場合
には、 X2’=K(X2+X1/b+X3/a+X4/(a+
b)) X3’=K(X3+X1/(a+b)+X2/a+X4
/b)) 但し、K(1+1/a+1/b+1/(a+b))=1 である。
【0064】図7における701,702については、
3画素遅延させるための構成と1/(a+b)倍器が必
要となる。
【0065】このように、チップの繋ぎ目の画素X2,
X3においては、隣接するチップの近接画素からの影響
を多く受けるようにすることで、より自然な画像にする
ことが可能である。 図7の回路で重み付け平均化処理
を行う場合の動作は、図6のフローにおいて、図7の回
路に順次画像データを供給した状態で、S601,S6
04の検索結果の画素検出タイミングを元に、S602
においてセレクタを切換えるタイミングを作り、切換え
る事で実行される。
【0066】また、以下に、前記実施形態でシェーディ
ング補正後のデータに対して繋ぎ補正処理を行うことに
ついて詳細に記載する。
【0067】図9は、LEDを導光体の片側に配し、走
査対象を照射するタイプのCISで標準白色板を読み取
った際の画素データであり、主走査方向配光特性を示
す。この値は、基準データなので、全ての画素位置で均
一の値となる。しかしながら、実際には図9のように照
明系(導光体 とLED)の影響や各画素の受光部の固
体差や、受光部へ光を導くためのレンズの構成などで不
均一となる。シェーディングデータは標準白色板を複数
ライン読取り、各画素位置での複数画素データの平均値
をとることでXsを得られる。
【0068】実際のシェーディングデータXsは、 Xs=Xpeak/Xave である(Xpeakは主走査の最大値、Xaveは各画素位置
での平均値)。これを各画素位置で保存し、入力画像デ
ータに対して掛け算することでシェーディング補正が可
能となる。また、AMP204やA/D変換回路205
のリファレンス電圧を制御することでXpeakの データ
が最大値を示すように設定される。例えば、8ビットな
らば255となる。
【0069】繋ぎ補正部により重み付け平均化処理され
た画像データは、生データではないため、チップ繋ぎ部
の画素に対する正確なシェーディング補正データを作成
することができない。そのため、繋ぎ補正部をA/D変
換器でのデジタル出力がシェーディング補正処理を受け
るまでの間に繋ぎ補正処理を行うことができない。した
がって、繋ぎ補正部217はシェーディング補正回路2
07の後段に配される事が必要である。
【0070】また、本実施形態においては、繋ぎ補正処
理をスキャナ本体で行うことで記載したが、外部装置で
あるホストコンピュータ213にあるスキャナドライバ
において行うことも可能である。
【0071】低価格のスキャナにおいては、スキャナ本
体はあまり高機能にせずシェーディング補正やガンマ変
換処理などはソフトウェアで行うこととし、スキャナ本
体においてはA/D変換されたデジタルデータをそのま
まホストコンピュータ213に送信するタイプのスキャ
ナがある。この場合には、図2におけるシェーディング
補正回路207やガンマ変換回路等は省かれ、それらは
スキャナドライバにおいて実行される。また、図6に示
されるフローもスキャナドライバが演算処理で行うよう
に構成する。スキャナドライバが繋ぎ補正処理を行う箇
所の画素を、スキャナからインターフェース回路212
を介して受信した画像データからカウントすることで検
出し、各箇所におけるX2とX3に対して重み付け平均
化処理を実行する。この場合でもシェーディング補正処
理と繋ぎ補正処理の関係は上述と変わりがなく、両方の
処理がスキャナドライバ内で行われることになる。
【0072】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、比較的簡易な構成でセンサチップ間における繋ぎ部
分に対応した画像の不自然さを低減させ、ごく自然な画
像を実現して信頼性の向上に寄与することが可能とな
る。
【0073】(変形例)ここで、本実施形態の変形例に
ついて説明する。ここでは、解像度変換に伴う繋ぎ補正
の取扱について詳細に述べる。
【0074】本実施形態においては、1200dpiの
基本解像度での画像読取りを考慮して記載した。しかし
ながら、画像処理装置においてはホストコンピュータ2
13におけるスキャナドライバによりユーザーが基本解
像度以外の解像度を指定する事が可能である。その場合
には画像処理装置は次のように動作する。
【0075】以下、図10を用いて説明する。まず、ユ
ーザーがスキャナドライバにおいて、スキャンパラメー
タとして解像度、倍率、読取モード(2値、グレースケ
ール、カラー)、ガンマカーブ等 を設定し、設定後に
スキャン命令を行う。スキャン命令を検出したスキャナ
ドライバは、インターフェースを介して画像処理装置に
スキャンパラメータを送信する。
【0076】画像処理装置は、インターフェース回路2
12を介してスキャンパラメータを受 信すると、S1
001でCPU215がスキャンパラメータを確認す
る。そして、S1002でスキャンパラメータの解像度
を確認する。この時、スキャンパラメータが基 本解像
度の半分すなわち本実施例においては601dpi以上
であるか否かを判断し、600dpi以下の場合には繋
ぎ補正処理をバイパスする(S1003)。また、60
1dpi以上の場合にはS1004で繋ぎ補正処理実行
のための画像データパスを設定する。
【0077】更に、S1005において、CPU215
はスキャンパラメータに基づき他の画像読取用のパラメ
ータを各部にセットする。例えば、水平同期信号当りの
モータ駆動パルス数、解像度変換の為の主走査方向の画
素間引き数、ガンマカーブの設定等である。
【0078】そして、S1006において、CPU21
5はスキャンパラメータに続いてホストコンピュータ2
13から送られて来るスキャン実行コマンドを検出する
とスキャンを開始する。このように、解像度が低く、繋
ぎ補正処理をしなくとも画質への影響が少ない場合には
画像データの処理スピードを上げるために繋ぎ補正処理
をバイパスすることでスキャン時間の短縮に効果を上げ
ることができる。
【0079】特に、本実施形態のように、繋ぎ補正処理
をCPU215が演算で行う場合や、低価格の画像読取
装置においてスキャナドライバが実行する場合には効果
が大きい。スキャナドライバが繋ぎ補正処理を行う場合
には、図10における解像度の判断に基づく繋ぎ補正処
理の実行/不実行の判断はスキャナドライバ内で行わ
れ、画像読取装置内では、モータ駆動パルスの設定や解
像度に合わせた主走査方向の画像間引き数等が設定され
るのみである。
【0080】(第2の実施形態)本実施形態では、第1
の実施形態と同様に画像処理装置、画像処理システム及
び処理方法の実施形態を開示するが、主要構成たる繋ぎ
補正処理が異なる点で相違する。従って、画像処理装置
及び画像処理システムの概略構成(図1及び図2に相当
する)の説明は省略する。また、両実施形態で共通する
図面でも、説明に必要なものについては重複して述べ
る。
【0081】217は本実施形態の特徴部であるところ
の繋ぎ補正部である。繋ぎ補正部217の平均化処理部
は一例としては、図14に示すように、実際の回路とし
て構成し、チップ繋ぎ部の平均化処理を行い擬似信号を
作り出すことで実現できる。また、繋ぎ補正部217は
平均化処理したデータを、シェーディングRAMの一部
をラインバッファとして一時保存用に用い、画像データ
を並べ変え画素クロックに合わせて読み出すことで実現
することが可能である。または、全ての画素に対して平
均化処理を施したデータも保存し、シェーディングRA
Mの読み出しアドレスをチップ繋ぎ目のタイミングで切
換えることでも実現できる。
【0082】図14は、1画素分用の擬似信号を作り出
す為に構成された回路である。1画素遅延させるための
Dフリップフロップ702,1/2倍器701、足し算
器703からなる。本回路の動作はCPU215からの
制御で、各チップ間に擬似出力にて画素を作り出すタイ
ミングにおいて動作する。また、本平均化処理は、CP
U215が演算を行い擬似信号を作り出すことで実現で
きる。
【0083】CPU215が読取条件により本繋ぎ補正
部217をバイパスして画像データを次段の処理部へ出
力するための画像のデータバスを切換える制御が可能な
構成となっている。
【0084】図3はCIS101内のセンサチップ繋ぎ
部分の簡略図を示しており、センサチップ301上の受
光画素302により読取原稿からの反射光をレンズを介
して受光し、光電変換により電気信号に変換する。な
お、X1〜X4はそれぞれセンサチップ端部の受光画素
を示し、aは同一チップ内の受光画素の中心間距離を示
し、bは前段チップの最終画素X2と後段チップの先頭
画素X3の中心間距離を示している。なお、主走査方向
におけるX2とX3の画素位置は、マルチチップセンサ
の構造から予め取得しておくことが可能である。例え
ば、図8にあるようにマルチチップ構成のCISは、1
5個の各チップが同一画素数を有する構成である。
【0085】1200dpiのCISにおいては、各チ
ップが688画素であれば最初の繋ぎ部のX2とX3が
現れるのはX2は688画素目であり、X3は689画
素目に相当する画素である。以後、688画素毎にX2
とX3が現れることが予め分かる。
【0086】図11は、図3のセンサチップ繋ぎ日部分
が無い状態(a)とある状態(b)での斜線の見え方を
表しており、CISを用いた画像読取装置ではセンサチ
ップの繋ぎ目が存在するので(b)の様になる。図11
(b)はチップの繋ぎ部分の画素一列分欠落した画にな
っているが、欠落する量はチップの繋ぎ目の間隔に依存
する。
【0087】図12は図11(b)に本発明の処理を施
した後の斜線の見え方を示しており、以下に図13のフ
ローチャートを用いて、本件におけるCISのチップ繋
ぎ目による画像の不自然さを低減させる手段を説明す
る。
【0088】なお、本発明の処理は図2におけるシェー
ディング補正回路207の後、即ちシェーディング補正
後のデータに対して行われる。本動作はCPU215が
ROM215Aに格納されているプログラムに基づいて
制御する手順に関するものである。
【0089】まず、ステップ(S)601においてCI
Sのチップ繋ぎ部の画素は予め特定されているので、タ
イミング信号発生回路で作られるライン同期信号と画素
クロック信号とから、画素数をカウントすることで、第
1チップ目の最終画素を見つける。第1チップ目の先頭
数画素はダミーデータとなり実際には使わない画像デー
タであり、捨てられる。それゆえ、第1チップの画素の
カウント数は実際の各チップの画素数より予めダミーと
して捨てられる分だけ少なく設定しておく。
【0090】次に、S602に進み、図2におけるチッ
プ最終画素X2及びその後段のセンサチップ先頭画素X
3に対して繋ぎ補正部217で平均化処理を行い疑似的
な画素X5を形成し、X2とX3の間にX5を挿入す
る。これは、 X5=(X2+X3)/2 で表される。データの挿入は、シェーディングRAM2
06における画素データの 並べ替え若しくはシェーデ
ィングRAM206からの読み出し時のアドレス制御で
実行される。
【0091】次に、S603に進み、S602で平均化
処理の対象画素となった先頭画素X3の存在するチップ
が最終チップかどうかの判断を行う。最終チップの場合
は本発明の処理を終了する。本実施形態においては、1
4番目と15番目のチップ間に繋ぎ補正処理を行うこと
で処理が終了し、次ラインのカウントに備える。
【0092】S603にて最終チップでない場合はステ
ップS604にてそのチップ上の最終画素を見つける。
1つのセンサチップの画素数は決まっているので1チッ
プ目の最終画素からセンサチップの画素数だけ離れた画
素が2チップ目の最終画素となり、同様にそれ以降のセ
ンサチップの最終画素も見つける事ができる。
【0093】S604にてチップの最終画素を見つけた
らS602に進み、後段のセンサチップの先頭画素との
平均化処理を行う。
【0094】なお、本実施の形態においては、センサチ
ップ毎最終画素と先頭画素の平均化処理により1画素の
み補ったが、センサチップの間隔によって複数画素補う
事により同様の効果が得られる。
【0095】例えば、2画素相当分の間隔が空いている
場合には、図13のフローチャートのS602におい
て、前述のX5の擬似出力を2画素分出力することで実
現できる。n画素分以上にセンサチップの間隔が空いて
いる場合についても同様に同一の擬似出力をステップS
602において、n画素分出力するように設定ごとで可
能になる。これは、ステップS602で作成した擬似出
力をシェーディングRAM206の一部などで保持し、
n画素分出力する様にタイミング制御することで補うこ
とが可能である。
【0096】チップ間がn画素分空いているかどうかは
CISの製造過程において予め知ることも可能である
が、画像を読取った後でホストコンピュータ213で表
示することでも確認できる。確認後にスキャナドライバ
で擬似出力にて画素信号を作り出すための個数を設定す
ることでも本実施形態を実現できる。この場合にはスキ
ャナドライバのユーザインターフェースにおいて擬似出
力の為の画素の出力数を設定させ、これに応じてコマン
ドを用いてS602で作成したデータを何画素分出力す
るか画像読取装置において設定することで可能となる。
本コマンドを受信した画像読取装置は平均化された擬似
出力の出力するための個数を設定しておき、画像データ
をシェーディングRAM206内で並べ変える時や、読
み出しアドレスの制御を行うことで実行する。
【0097】また、本実施形態においては、電気基板を
CISの移動領域外に配置したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、回路の集積度を上げることで、C
ISと一体型に形成され、移動ユニットとして形成され
ることでも実現できる。
【0098】また、以下に、前記実施形態でシェーディ
ング補正後のデータに対して繋ぎ補正処理を行うことに
ついて詳細に記載する。
【0099】図9は、LEDを導光体の片側に配し、走
査対象を照射するタイプのCISで標準白色板を読み取
った際の画素データであり、主走査方向配光特性を示
す。この値は、基準データなので、全ての画素位置で均
一の値となる。しかしながら、実際には図9のように照
明系(導光体 とLED)の影響や各画素の受光部の固
体差や、受光部へ光を導くためのレンズの構成などで不
均一となる。シェーディングデータは標準白色板を複数
ライン読取り、各画素位置での複数画素データの平均値
をとることでXsを得られる。
【0100】実際のシェーディングデータXsは、 Xs=Xpeak/Xave である(Xpeakは主走査の最大値、Xaveは各画素位置
での平均値)。これを各画素位置で保存し、入力画像デ
ータに対して掛け算することでシェーディング補正が可
能となる。また、AMP204やA/D変換回路205
のリファレンス電圧を制御することでXpeakの データ
が最大値を示すように設定される。例えば、8ビットな
らば255となる。
【0101】繋ぎ補正部により作出される画像データ
は、擬似出力であるためシェーディング補正データを持
たないので、繋ぎ補正部217はシェーディング補正回
路207の後段に配される事が必要である。
【0102】また、他の方法としては、予め各チップ間
における前述のX2とX3の画素位置に相当するシェー
ディング補正データを用いて平均化処理をCPU215
の演算で行い、擬似的なシェーディング補正データをX
5に対しても形成し、シェーディングRAMに格納して
おくことで繋ぎ補正部217はシェーディングRAMの
前段に配置することが可能になる。
【0103】この場合の繋ぎ補正部の動作も前述のシェ
ーディング補正後のデータに対する動作と変わりがな
い。つまり、図6のフローで表されるX2とX3の平均
化処理を行いX5を作る処理をA/D変換後のデー\lin
e タに対して行い、その後シェーディング補正回路20
7を通して、シェーディング補正をすれば実現できる。
この場合には、シェーディングRAM206に存在する
シェーディングデータは実際に読取られる画像よりチッ
プ間の数だけ多いことになる。この場合には、シェーデ
ィングRAM206の一部領域を用いてA/D変換後の
データを保存、読み出しを行いながらCPU215の演
算により平均化処理を行う。
【0104】また、本実施形態においては、繋ぎ補正処
理をスキャナ本体で行うことで記載したが、外部装置で
あるホストコンピュータ213にあるスキャナドライバ
において行うことも可能である。
【0105】低価格のスキャナにおいては、スキャナ本
体はあまり高機能にせずシェーディング補正やガンマ変
換処理などはソフトウェアで行うこととし、スキャナ本
体においてはA/D変換されたデジタルデータをそのま
まホストコンピュータ213に送信するタイプのスキャ
ナがある。この場合には、図2におけるシェーディング
補正回路207やガンマ変換回路等は省かれ、それらは
スキャナドライバにおいて実行される。また、図13に
示されるフローもスキャナドライバが演算処理で行うよ
うに構成する。スキャナドライバが繋ぎ補正処理を行う
箇所の画素を、スキャナからインターフェース回路21
2を介して受信した画像データからカウントすることで
検出し、各箇所におけるX2とX3の平均化処理を行い
X5を作出する処理を実行する。この場合でもシェーデ
ィング補正処理と繋ぎ補正処理の関係は上述と変わりが
なく、両方の処理がスキャナドライバ内で行われること
になる。
【0106】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、比較的簡易な構成でセンサチップ間における繋ぎ部
分に対応した画像の不自然さを低減させ、ごく自然な画
像を実現して信頼性の向上に寄与することが可能とな
る。
【0107】なお、本実施形態においても、第1の実施
形態の変形例と同様に、画像処理装置においてはホスト
コンピュータ213におけるスキャナドライバによりユ
ーザーが基本解像度以外の解像度を指定する事が可能で
ある。
【0108】ここで、上述した実施形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、上記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソ
フトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)
に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動
作させることによって実施したものも、本発明の範疇に
含まれる。
【0109】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、R
OM等を用いることができる。
【0110】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0111】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機
能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって上述した実施形態の
機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、比較的簡易な構成でセ
ンサチップ間における繋ぎ部分に対応した画像の不自然
さを低減させ、ごく自然な画像を実現して信頼性の向上
に寄与することが可能となる。また、読み取り解像度に
合わせて繋ぎ補正処理を行うのでデータ処理の時間を最
適化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の画像読取装置を示す内部構成
図である。
【図2】第1の実施形態の画像読取装置の電気的構成の
一例を示すブロック図である。
【図3】CIS内部におけるセンサチップ繋ぎ目を示す
模式図である。
【図4】CIS内部におけるセンサチップ繋ぎ目の内チ
ップが連続している場合における斜線の読取画像、及び
CIS内部におけるセンサチップ繋ぎ目において前段チ
ップの最終画素X2と後段チップの先頭画素X3の中心
間距離がbの場合における斜線の読取画像を示す模式図
である。
【図5】図4(b)の状態に本発明の処理を施した後の
斜線の画像を示す模式図である。
【図6】第1の実施形態の処理動作を具体的に示すフロ
ーチャートである。
【図7】重み付け平均化処理を行う回路図である。
【図8】第1の実施形態のCISの構成概略図である。
【図9】標準白色板を読み取ったCIS出力を示す特性
図である。
【図10】第1の実施形態の変形例を説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】CIS内部におけるセンサチップ繋ぎ目の内
チップが連続している場合における斜線の読取画像、及
びCIS内部におけるセンサチップ繋ぎ目において前段
チップの最終画素X2と後段チップの先頭画素X3の中
心間距離がbの場合における斜線の読取画像を示す模式
図である。
【図12】図11(b)の状態に本発明の処理を施した
後の斜線の画像を示す模式図である。
【図13】第2の実施形態の処理動作を具体的に示すフ
ローチャートである。
【図14】平均化処理により擬似的な出力信号を作出す
る回路図である。
【符号の説明】
101 コンタクトイメージセンサ(CIS) 102 原稿台ガラス 103 読取原稿 104 圧板 105 電気基板 201 密着型イメージセンサ 202 LED 203 LED制御回路 204 AMP 205 A/D変換器 206 シェーディングRAM 207 シェーディング補正回路 208 ピーク検知回路 209 ガンマ変換回路 210 バッファRAM 211 パッキング/バッファRAM制御回路 212 インターフェース回路 213 外部装置 214 タイミング信号発生回路 215 CPU 216 発振器 217 繋ぎ補正部 701 前段チップ最終画素データ処理部 702 後段チップ先頭画素データ処理部 703 セレクタ

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素を有するセンサチップを複数
    接続したマルチチップセンサからの信号を処理する画像
    処理装置であって、 前記マルチチップセンサにおいて、前記センサチップの
    最終画素からの出力と、当該センサチップに隣接し後段
    に位置する前記センサチップの先頭画素からの出力に平
    均化処理を行う補正手段を含むことを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は、前記最終画素からの出
    力と前記先頭画素からの出力にそれぞれ所定の係数を乗
    じる重み付け平均化処理を施すことを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記最終画素からの出
    力、当該最終画素の前段に位置する画素からの出力、及
    び前記先頭画素からの出力にそれぞれ所定の係数を乗じ
    る重み付け平均化処理を施すことを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、前記平均化処理により
    擬似的な出力信号を作出することを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記マルチチップセンサを有するイメー
    ジセンサを備え、前記イメージセンサを駆動することで
    原稿を読み取り、読み取った画像を電気的な画像信号に
    変換し、前記画像信号をデジタル信号に変換して外部装
    置に転送することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 更に前記平均化処理を行うか否かを判断
    する判断手段を有することを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 更に前記重み付け平均化処理を行うか否
    かを判断する判断手段を有することを特徴とする請求項
    2又は3に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 更に前記平均化処理により擬似的な出力
    信号を作出するか否かを判断する判断手段を有すること
    を特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記判断手段は、読取解像度が基本解像
    度の半分以下であるかを判断し、基本解像度の半分以下
    である場合には前記平均化処理を行わないことを特徴と
    する請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記判断手段は、読取解像度が基本解
    像度の半分以下であるかを判断し、基本解像度の半分以
    下である場合には前記重み付け平均化処理を行わないこ
    とを特徴とする請求項2、3、7のいずれか1項に記載
    の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記判断手段は、読取解像度が基本解
    像度の半分以下であるかを判断し、基本解像度の半分以
    下である場合には前記平均化処理による擬似的な出力信
    号の作出を行わないことを特徴とする請求項4又は8に
    記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 シェーディング補正手段を有し、シェ
    ーディング補正後に前記平均化処理を行うことを特徴と
    する請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  13. 【請求項13】 シェーディング補正手段を有し、シェ
    ーディング補正後に前記重み付け平均化処理を行うこと
    を特徴とする請求項2、3、7、10のいずれか1項に
    記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 シェーディング補正手段を有し、シェ
    ーディング補正後に前記平均化処理による擬似的な出力
    信号の作出を行うことを特徴とする請求項4、8、11
    のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 複数の画素を有するセンサチップを複
    数接続したマルチチップセンサを有するイメージセンサ
    を備え、前記イメージセンサを駆動することで原稿を読
    み取り、読み取った画像を電気的な画像信号に変換し、
    前記画像信号をデジタル信号に変換して外部装置に転送
    する画像処理装置と、 前記画像処理装置を制御するためのソフトウェアを有す
    る前記外部装置とを備えた画像処理システムであって、 前記マルチチップセンサにおいて、前記センサチップの
    最終画素からの出力と、当該センサチップに隣接し後段
    に位置する前記センサチップの先頭画素からの出力に重
    み付け平均化処理を行う補正手段を含むことを特徴とす
    る画像処理システム。
  16. 【請求項16】 前記重み付け平均化処理が前記外部装
    置内のアプリケーションにおいて施されることを特徴と
    する請求項15に記載の画像処理システム。
  17. 【請求項17】 前記外部装置内のアプリケーション
    で、コンタクトイメージセンサの基本解像度の半分以下
    の解像度が指定された場合には、前記重み付け平均化処
    理を行わないことを特徴とする請求項15又は16に記
    載の画像処理システム。
  18. 【請求項18】 シェーディング補正手段を有し、シェ
    ーディング補正後に前記重み付け平均化処理を行うこと
    を特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載の
    画像処理システム。
  19. 【請求項19】 複数の画素を有するセンサチップを複
    数接続したマルチチップセンサを有するイメージセンサ
    を備え、前記イメージセンサを駆動することで原稿を読
    み取り、読み取った画像を電気的な画像信号に変換し、
    前記画像信号をデジタル信号に変換して外部装置に転送
    する画像処理装置と、 前記画像処理装置を制御するためのソフトウェアを有す
    る前記外部装置とを備えた画像処理システムであって、 前記マルチチップセンサにおいて、前記センサチップの
    最終画素からの出力と、当該センサチップに隣接し後段
    に位置する前記センサチップの先頭画素からの出力に平
    均化処理を行い、擬似的な出力信号を作出することを特
    徴とする画像処理システム。
  20. 【請求項20】 前記平均化処理による擬似的な出力信
    号の作出が前記外部装置内のアプリケーションにおいて
    行われることを特徴とする請求項19に記載の画像処理
    システム。
  21. 【請求項21】 前記外部装置内のアプリケーション
    で、コンタクトイメージセンサの基本解像度の半分以下
    の解像度が指定された場合には、前記平均化処理による
    擬似的な出力信号の作出を行わないことを特徴とする請
    求項19又は20に記載の画像処理システム。
  22. 【請求項22】 シェーディング補正手段を有し、シェ
    ーディング補正後に前記平均化処理を行うことを特徴と
    する請求項19〜21のいずれか1項に記載の画像処理
    システム。
  23. 【請求項23】 複数の画素を有するセンサチップを複
    数接続したマルチチップセンサからの信号を処理する画
    像処理方法であって、 前記マルチチップセンサにおいて、前記センサチップの
    繋ぎ目を検出するステップと、 前記繋ぎ目に対して、前段の前記センサチップの最終画
    素と後段の前記センサチップの先頭画素にあたる出力信
    号に対して重み付け平均化処理を行うステップとを有す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  24. 【請求項24】 更に、読み取り解像度を判断するステ
    ップを有し、 前記読み取り解像度が前記マルチチップセンサの基本解
    像度の半分以下の場合には前記重み付け平均化処理を行
    わないことを特徴とする請求項23に記載の画像読取方
    法。
  25. 【請求項25】 複数の画素を有するセンサチップを複
    数接続したマルチチップセンサからの信号を処理する画
    像処理方法であって、 前記マルチチップセンサにおいて、前記センサチップの
    繋ぎ目を検出するステップと、 前記繋ぎ目に対して、前段の前記センサチップの最終画
    素と後段の前記センサチップの先頭画素にあたる出力信
    号に対して平均化処理を行うステップと、 前記平均化処理により擬似的な出力信号を作出し、前記
    前段の前記センサチップの最終画素の後に出力するステ
    ップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  26. 【請求項26】 更に、読み取り解像度を判断するステ
    ップを有し、 前記読み取り解像度が前記マルチチップセンサの基本解
    像度の半分以下の場合には前記平均化処理を行わないこ
    とを特徴とする請求項25に記載の画像読取方法。
  27. 【請求項27】 複数の画素を有するセンサチップを複
    数接続したマルチチップセンサからの信号を処理するた
    めのプログラムであって、 前記マルチチップセンサにおいて、前記センサチップの
    繋ぎ目を検出する処理と、 前記繋ぎ目に対して、前段の前記センサチップの最終画
    素と後段の前記センサチップの先頭画素にあたる出力信
    号に対して平均化処理を行う処理とを実行するプログラ
    ムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記重み付け平均化処理を行う前に、
    シェーディング補正処理を行うプログラムを記憶したこ
    とを特徴とする請求項27に記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記マルチチップセンサの基本解像度
    の半分以下の読み取り解像度が指定された場合には、前
    記重み付け平均化処理を行わないとするプログラムを記
    憶したことを特徴とする請求項27又は28に記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  30. 【請求項30】 複数の画素を有するセンサチップを複
    数接続したマルチチップセンサからの信号を処理するた
    めのプログラムであって、 前記マルチチップセンサにおいて、前記センサチップの
    繋ぎ目を検出する処理と、 前記繋ぎ目に対して、前段の前記センサチップの最終画
    素と後段の前記センサチップの先頭画素にあたる出力信
    号に対して平均化処理を行う処理と、 前記平均化処理により擬似的な出力信号を作出し、前記
    前段の前記センサチップの最終画素の後に出力する処理
    とを実行するプログラムを記憶したことを特徴とするコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  31. 【請求項31】 前記平均化処理を行う前に、シェーデ
    ィング補正処理を行うプログラムを記憶したことを特徴
    とする請求項30に記載のコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記マルチチップセンサの基本解像度
    の半分以下の読み取り解像度が指定された場合には、前
    記平均化処理を行わないとするプログラムを記憶したこ
    とを特徴とする請求項30又は31に記載のコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体。
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