JP2001251379A - 端末装置、情報サービス提供装置、情報サービス提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
端末装置、情報サービス提供装置、情報サービス提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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Abstract
供すること。 【解決手段】 記憶機構11には、電子ファイルの名称
と、データの格納場所を示すURLが対応づけて登録さ
れ、携帯型端末10のホームサーバー21のホームサー
バーアドレス51が格納される。画像出力サービス25
へアクセスする場合、使用者が出力したいファイルを操
作部13を用いて選択する。通信機構16が、このファ
イルのURLを画像出力サービス25へ送る。画像出力
サービス25は、ネットワーク27を通じて、このUR
Lで指定された場所からファイルのデータを入手し、出
力する。画像入力サービス24へアクセスする場合、通
信機構16が、ホームサーバーアドレス51を画像入力
サービス24へ通知し、画像入力サービス24は取込ん
だ画像データを、ネットワーク27を通じてホームサー
バー21へ転送する。
Description
サービス提供装置、情報サービス提供方法およびその方
法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
所望の場所において電子ファイルを操作する利用形態
(いわゆる、モバイルコンピューティング)が急速に普
及しつつある。このような利用形態で使用されている端
末装置としては、ノートブック型のパーソナルコンピュ
ータ(以下、「PC」と記す)がおもに使用されてい
る。また、これの機能縮小版として位置づけられるハン
ドヘルド型PCやパームトップ型PCが注目を浴びつつ
ある。
おいては、これらの端末を用いてネットワークにアクセ
スすることで、遠隔地にある各種装置とデータの授受を
おこなうこともおこなわれている。この場合、端末と装
置がネットワークを通じてつながっている限り、その物
理的な距離は何ら障害となるものではない。
モバイルコンピューティングにおいては以下のような問
題があった。ノートブック型PCは汎用PCとして、電
子ファイルの保存、作成、編集、閲覧とともに、ネット
ワーク上の機器・サービスを起動する機能をもつ。しか
しながら、ノートブック型PCはこのような高機能、高
汎用性の代償として起動に時間がかかる、バッテリの持
続時間が短い、高価である、などの制約があった。
型PCなどは、その機能がデータビュワーとしての機能
に限られていることが多い。閲覧以外の操作に関しては
デスクトップ型PCと連携することを前提としており、
単体で他の機器やネットワーク上のアプリケーションサ
ービスの操作をおこなうための機能はあたえられていな
い。また、文書の交換をおこなう場合にもデスクトップ
型PCを介さなければならない。
のであれば、フロッピー(登録商標)ディスクに代表さ
れるリムーバブル・メディアでも構わない。しかし、こ
れらのリムーバブル・メディアはそれ単体のみで機能し
うるものではない。つまり、データの読み出し、書き込
みをおこなうためには、結局、デスクトップ型PC等が
必要であった。
授受する場合、現状のネットワークにおける能力では、
使い勝手が悪かった。すなわち、現状のネットワークの
転送能力では、画像データなどの大容量のデータを送る
場合に長い時間を要するものであった。この問題はネッ
トワークの転送能力を高めれば解決可能ではある。しか
し、全国に張り巡らされたネットワークのすべてについ
て、即時にこのような改善策を施すことは、時間的に
も、コスト的にも困難であった。
布や出力を電子ファイルそのものではなく、決められた
データベース上の電子ファイルへの参照を交換すること
でおこなうという仕組みが、たとえば、特開平8−13
7776号公報などで提案されている。
たものであって、より利便性、操作性に優れた、端末装
置、情報サービス提供装置、情報サービス提供方法およ
びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ことを目的とする。
めに、請求項1に記載の発明にかかる端末装置は、所望
の情報サービスを提供する情報サービス提供装置にアク
セスするのに用いられる端末装置において、使用者の操
作を受け付ける操作手段と、少なくとも、電子ファイル
の名称と、当該電子ファイルの内容のデータ(以下「フ
ァイルデータ」という)が格納されているネットワーク
上における場所を示す参照情報と、が対応づけて登録さ
れるファイル関連情報を記憶するファイル関連情報記憶
手段と、少なくとも、前記情報サービス提供装置を示す
識別情報と、その情報サービス提供装置にアクセスする
際に必要な通信情報とを対応づけた通信対象情報を記憶
した通信対象情報記憶手段と、前記ファイル関連情報お
よび前記通信対象情報の内容を使用者に報知する報知手
段と、前記操作手段が受け付けた操作内容に応じて、前
記ファイル関連情報に登録されている電子ファイルのい
ずれかを選択するファイル選択手段と、前記操作手段が
受け付けた操作内容に応じて、前記通信対象情報に登録
されている情報サービス提供装置のいずれかを選択する
通信対象選択手段と、前記通信対象選択手段によって選
択された情報サービス提供装置に対して、前記ファイル
選択手段によって選択された電子ファイルの参照情報を
送付する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
者は、報知手段によって報知されるファイル関連情報お
よび通信対象情報の内容を参照しつつ、操作手段を操作
する。すると、操作手段が、使用者のこの操作を受け付
ける。ファイル選択手段は、操作手段が受け付けた操作
内容に応じて、ファイル関連情報に登録されている電子
ファイルのいずれかを選択する。また、通信対象選択手
段が、操作手段が受け付けた操作内容に応じて、通信対
象情報に登録されている情報サービス提供装置のいずれ
かを選択する。通信手段は、このとき選択された情報サ
ービス提供装置に対して、このとき選択された電子ファ
イルの参照情報を送付する。
は、請求項1に記載の端末装置にかかり、前記ファイル
関連情報には、さらに、電子ファイルのファイルデータ
を、当該電子ファイルの名称と対応づけて登録可能に構
成されており、前記通信手段は、前記ファイル選択手段
によって選択された電子ファイルに対応する参照情報と
ファイルデータといずれかを、前記通信対象選択手段に
よって選択された情報サービス提供装置に対して送信す
るものであることを特徴とする。
イル関連情報には、さらに、電子ファイルのファイルデ
ータを、その電子ファイルの名称と対応づけて登録可能
に構成されている。通信手段は、選択された電子ファイ
ルに対応する参照情報とファイルデータといずれかを、
選択された情報サービス提供装置に対して送信する。
は、請求項2に記載の端末装置にかかり、前記通信手段
は、前記ファイル選択手段によって選択された電子ファ
イルに対して、参照情報と、ファイルデータとの両方が
登録されている場合には、参照情報だけを送信するもの
であることを特徴とする。
された電子ファイルに対して、参照情報とファイルデー
タとの両方が登録されている場合、通信手段は参照情報
だけを送信する。
は、請求項3に記載の端末装置にかかり、前記通信手段
は、前記情報サービス提供装置からの求めに応じて、フ
ァイルデータを送信するものであることを特徴とする。
手段は、情報サービス提供装置からの求めに応じて、フ
ァイルデータを送信する。
は、ネットワークを通じて情報データを提供する情報サ
ービス提供装置にアクセスするのに用いられる端末装置
において、使用者の操作を受け付ける操作手段と、前記
情報サービス提供装置から提供される情報データを格納
するための、ネットワーク上における所定の場所を示す
格納位置情報を記憶する格納位置記憶手段と、少なくと
も、前記情報サービス提供装置を示す識別情報と、その
情報サービス提供装置にアクセスする際に必要な通信情
報とを対応づけた通信対象情報を記憶した通信対象情報
記憶手段と、前記通信対象情報を使用者に報知する報知
手段と、前記操作手段が受け付けた操作内容に応じて、
前記通信対象情報に登録されている情報サービス提供装
置のいずれかを選択する通信対象選択手段と、前記通信
対象選択手段によって選択された情報サービス提供装置
に対して、前記格納位置情報を送付する通信手段と、を
備えたことを特徴とする。
手段が通信対象情報を使用者に報知する。使用者はこの
報知される内容を参照しつつ操作手段を操作する。する
と、操作手段が、使用者のこの操作を受け付ける。通信
対象選択手段は、操作手段が受け付けた操作内容に応じ
て、通信対象情報に登録されている情報サービス提供装
置のいずれかを選択する。通信手段は、このとき選択さ
れた情報サービス提供装置に対して、格納位置情報を送
付する。
は、情報サービスおよび/または情報データを提供する
情報サービス提供装置にアクセスするのに用いられる端
末装置において、使用者の操作を受け付ける操作手段
と、少なくとも、電子ファイルの名称と、当該電子ファ
イルの内容のデータ(以下「ファイルデータ」という)
が格納されているネットワーク上における場所を示す参
照情報と、が対応づけて登録されるファイル関連情報を
記憶するファイル関連情報記憶手段と、前記情報サービ
ス提供装置から提供される情報データを格納するため
の、ネットワーク上における所定の場所を示す格納位置
情報を記憶する格納位置記憶手段と、少なくとも、前記
情報サービス提供装置を示す識別情報とその情報サービ
ス提供装置にアクセスする際に必要な通信情報とを対応
づけた通信対象情報を記憶した通信対象情報記憶手段
と、前記ファイル関連情報および前記通信対象情報の内
容を使用者に報知する報知手段と、前記操作手段が受け
付けた操作内容に応じて、前記ファイル関連情報に登録
されている電子ファイルのいずれかを選択するファイル
選択手段と、前記操作手段が受け付けた操作内容に応じ
て、前記通信対象情報に登録されている情報サービス提
供装置のいずれかを選択する通信対象選択手段と、前記
通信対象選択手段によって選択された情報サービス提供
装置に対して、前記ファイル選択手段によって選択され
た電子ファイルの参照情報および/または前記格納位置
情報を送付する通信手段と、を備えたことを特徴とす
る。
手段が、ファイル関連情報および通信対象情報の内容を
報知する。使用者はこの報知される内容を参照しつつ操
作手段を操作する。すると、操作手段が、使用者のこの
操作を受け付ける。ファイル選択手段は、操作手段が受
け付けた操作内容に応じて、ファイル関連情報に登録さ
れている電子ファイルのいずれかを選択する。また、通
信対象選択手段は、操作手段が受け付けた操作内容に応
じて、通信対象情報に登録されている情報サービス提供
装置のいずれかを選択する。通信手段は、このとき選択
された情報サービス提供装置に対して、このとき選択さ
れた電子ファイルの参照情報および/または格納位置情
報を送付する。
は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の端末装置にか
かり、前記識別情報は、当該情報サービス提供装置にお
いて使用されている機器の種類または名称を示したもの
であることを特徴とする。
情報は、情報サービス提供装置において使用されている
機器の種類または名称を示している。
は、請求項1〜4,6,7のいずれか一つに記載の端末
装置にかかり、前記格納位置情報によって指定されてい
る場所および/または前記参照情報によって示される場
所に格納されている情報と、該端末装置の前記ファイル
関連情報に登録されている内容とを合致させる合致処理
をおこなう合致手段を備えたことを特徴とする。
手段が合致処理をおこなう。この合致処理とは、格納位
置情報によって指定されている場所および/または参照
情報によって示される場所に格納されている情報と、端
末装置のファイル関連情報に登録されている内容とを合
致させる処理である。
は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の端末装置にか
かり、該端末装置または該端末装置の使用者を特定可能
な認証情報が格納された認証情報記憶手段を備え、前記
通信手段は、前記情報サービス提供装置へ該認証情報を
も送信するものであることを特徴とする。
手段は、情報サービス提供装置へ認証情報をも送信す
る。
ビス提供装置は、データが格納されている、ネットワー
ク上における場所を示す参照情報が送られてきた場合に
は、該参照情報に基づいて特定される場所に格納されて
いるデータをネットワークを通じて入手する入手手段
と、前記入手手段が入手したデータに基づいて所定の処
理を実行することでサービスを提供するサービス提供手
段と、を備えたことを特徴とする。
照情報が送られてきた場合には、入手手段がこの参照情
報に基づいて特定される場所に格納されているデータを
ネットワークを通じて入手する。そして、サービス提供
手段は、入手手段が入手したデータに基づいて所定の処
理を実行することでサービスを提供する。
ビス提供装置は、請求項10に記載の情報サービス提供
装置にかかり、前記入手手段は、前記参照情報によって
特定される場所からデータを入手できない場合には、前
記参照情報の送信元に当該データを要求するものであ
り、前記サービス提供手段は、前記参照情報の送信元か
ら直接データが送られてきた場合には、当該データに対
して前記所定の処理を実行するものであることを特徴と
する。
照情報によって特定される場所からデータを入手できな
い場合、入手手段は参照情報の送信元にそのデータを要
求する。サービス提供手段は、この参照情報の送信元か
ら直接データが送られてきた場合には、そのデータに対
して所定の処理を実行する。
ビス提供装置は、請求項10または11に記載の情報サ
ービス提供装置にかかり、前記サービス提供手段は、ネ
ットワークを通じて入手したデータを画像化して出力す
るものであることを特徴とする。
供手段は、ネットワークを通じて入手したデータを画像
化して出力する。
ビス提供装置は、データのネットワーク上における格納
場所を指定する格納位置情報が送られてきた場合には、
所定の処理を実行する処理手段と、前記処理手段の処理
結果を前記格納位置情報によって特定される場所に前記
ネットワークを通じて転送する出力手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
納位置情報が送られてきた場合、処理手段が所定の処理
を実行する。すると、出力手段が、処理手段の処理結果
を、この格納位置情報によって特定される場所にネット
ワークを通じて転送する。
ビス提供装置は、請求項13に記載の情報サービス提供
装置にかかり、前記出力手段は、前記格納位置情報によ
って特定される場所に転送できない場合には、前記格納
位置情報の送信元に処理結果を転送するものであること
を特徴とする。
納位置情報によって特定される場所に転送できない場
合、出力手段は格納位置情報の送信元に処理結果を転送
する。
ビス提供装置は、請求項13または14に記載の情報サ
ービス提供装置にかかり、前記処理手段は、画像の読み
取りまたは撮影をおこなうものであり、前記出力手段
は、前記処理手段によって得られた画像データを転送す
るものであることを特徴とする。
理手段は、画像の読み取りまたは撮影をおこなう。出力
手段は、処理手段によって得られた画像データを転送す
る。
ビスの提供方法は、ネットワーク上における所望のデー
タの格納されている場所を示す参照情報を端末装置から
受け取り、ネットワークを通じて該参照情報が示す場所
から前記データを入手し、該データに基づいて所定の情
報サービスを提供することを特徴とする。
照情報を端末装置から受け取ると、ネットワークを通じ
てこの参照情報が示す場所から前述のデータを入手し、
このデータに基づいて所定の情報サービスを提供する。
ビスの提供方法は、ネットワーク上におけるデータの格
納先を指定した格納位置情報を端末装置から受け取り、
所定の処理の結果を、該格納位置情報が示す場所へネッ
トワークを通じて格納することを特徴とする。
納位置情報を端末装置から受け取ると、所定の処理の結
果を、この格納位置情報が示す場所へネットワークを通
じて格納する。
録媒体は、前記請求項16または17に記載された方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
により、そのプログラムを機械読み取り可能となり、こ
れによって、請求項16または17の動作をコンピュー
タによって実現することが可能となる。
かる端末装置、情報サービス提供装置、情報サービス提
供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
つき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実
施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
示すとおり、携帯型端末10と、記憶サーバー20、ア
プリケーションサービス23、画像入力サービス24、
画像出力サービス25、ユーザ認証サーバー26とを備
えて構成されている。さらには、これらを相互につな
ぐ、有線もしくは無線によるネットワーク27を含んで
構成されている。
用者の情報等が格納されるものであり、ハードディスク
ドライブ等の記憶装置、データ転送機構、データ管理機
構等を含んで構成されている。各記憶サーバー20は、
ネットワーク27で相互に接続されており、このネット
ワーク27を通じて、データの読み書きが可能に構成さ
れている。
Transfer Protocol)サーバー、N
FS(Network File System)サー
バー、HTTP(Hypertext Transfe
r Protocol)サーバー等を用いることができ
る。またインターネット(Internet)上のWE
Bサーバーについても、読み取り専用の記憶サーバーと
して用いることができる。
トワーク27を通じて様々なサービス機能、たとえば、
各種情報、情報の処理機能等を提供するものである。こ
のアプリケーションサービス23は、各種データ処理な
どをおこなう機能を備えたデータ処理部231と、処理
結果等をネットワークを通じて授受するための転送機構
232と、これらを制御する制御部233とを備えて構
成されている。
3は、ユーザ認証サーバー26にアクセスすることで、
ユーザ認証をおこなう機能を備えている。実際のアプリ
ケーションサービス23は、サーバーなどの上で所定の
プログラムを動作させることで実現されている。ただ
し、具体的な構成はこれに限定されものではない。
器を用いて画像を取り込み、取り込んだ画像データをネ
ットワーク27を通じて提供するものである。この画像
入力サービス24は、スキャナ、デジタルカメラなどの
画像入力器241と、取り込んだ画像データをネットワ
ークを通じて授受するための転送機構242と、これら
を制御する制御部243とを備えて構成されている。
れらが連携して動作することで、ネットワーク27を通
じて画像取り込みの指示を入力されるとともに、取り込
んだ画像をネットワーク27を通じて所望の記憶サーバ
ー20等へ転送する機能を実現している。後述するとお
り、携帯型端末10における操作を単純化するため、一
つの画像入力サービス24はある特定の画像入力器だけ
を備えている。言い換えれば、画像入力器241ごと
に、異なる画像入力サービス24として取り扱われるよ
うに構成されている。
0において、画像入力サービス24を選択したあと、さ
らに、画像入力に使用する機器を改めて指定する操作が
不要となっている。この他、この画像入力サービス24
は、ユーザ認証サーバー26にアクセスすることで、ユ
ーザ認証をおこなう機能を備えている。
7を通じてデータを獲得し、そのデータをプリントアウ
トするものである。この画像出力サービス25は、プリ
ンタなどの画像出力器251と、データ等の転送機構2
52と、これらを制御する制御部253などを備えて構
成されている。実際の転送機構252および制御部25
3は、通信機能を備えたプリンタサーバーなどとして実
現されている。
ータのファイル形式に応じた印刷プログラムを起動し、
印刷処理をおこなう。この他、この画像出力サービス2
5は、ユーザ認証サーバー26にアクセスすることで、
ユーザ認証をおこなう機能を備えている。
Xなど画像情報を送受信するサービスは送信側は画像出
力サービス25として、一方、受信側は画像入力サービ
ス24として、別々に認識されるように構成されてい
る。
力サービス、画像出力サービス等を総称して「ネットワ
ークサービス」と呼ぶ場合がある。
サーバー20は、ネットワーク27上での位置を特定す
るためのアドレスと対応づけられている。また、記憶サ
ーバー20に格納されている電子ファイルは、その記憶
サーバー20自体のアドレスと、その記憶サーバー20
上でのファイルの論理的な格納位置の組み合わせで指定
されるようになっている。この実施の形態ではこの指定
を、インターネット技術で利用される、URL(Uni
form Resource Locators)を用
いておこなわれるようになっている。
が上述した各種ネットワークサービスへアクセスする際
等に用いるものである。この携帯型端末10には、個々
の端末ごとに、いずれか一つの記憶サーバー20と、こ
の記憶サーバー20に設けられているいずれか一つのフ
ォルダとが割り当てられている。
るデータ(たとえば、使用者が既に有している各種デー
タ、ネットワークサービスを利用して新たに得たデー
タ)は、当該携帯型端末10に割り当てられているこの
フォルダに保持、格納されるようになっている。以下、
説明の便宜上、携帯型端末10に割り当てられている記
憶サーバー20を、その携帯型端末10にとっての「ホ
ームサーバー21」と、また、ホームサーバー21上に
おいて携帯型端末10に割り当てられているフォルダを
その携帯型端末10にとっての「ホームフォルダ」と呼
ぶ。
機構11、表示部12、操作部13、ファイル選択機構
14、通信対象選択機構15、通信機構16および主制
御部19を備えて構成されている(図1)。
めのものである。この実施の形態では、電子ファイル情
報50と、ホームサーバー21のアドレス51(以下
「ホームサーバーアドレス51」という)、ユーザ認証
情報52等が格納されるように構成されている。先に述
べたとおり、ホームサーバーアドレス51は、URLを
用いて表現されている。この記憶機構11は、主制御部
19の制御下において動作するように構成されている。
たとえば、これら情報の更新などは、主制御部19から
の指示にしたがって実行される。
50の構成を図2に示した。この電子ファイル情報50
は、おもに、ホームフォルダに格納されている電子ファ
イルを管理するためのものである。この電子ファイル情
報50には、ホームフォルダに格納されている電子ファ
イルのそれぞれについて、その電子ファイルの名称(識
別符号)と、その電子ファイルへの参照情報と、その電
子ファイルのデータ(たとえば、画像データ、文書デー
タそのもの)と、その電子ファイルの更新・作成属性と
が対応づけて記憶される。
項目それぞれの具体的内容を格納するための欄(ファイ
ル名欄501、参照情報欄502、データ欄503およ
び更新・作成属性欄504)を備えたテーブルを用意
し、このテーブルに各項目の具体的内容を登録すること
で実現されている。
いて、その電子ファイルのデータが格納されている場所
(位置)を示した情報であり、この実施の形態ではUR
Lを使用している。この記憶機構11内に電子ファイル
のデータ(画像データなど)を保持する場合には、この
記憶機構11内の電子ファイル情報50とは別の所望の
領域に別途格納している。したがって、データ欄503
には、実際のデータ(画像データなど)ではなく、この
記憶機構11内での当該データの有無およびアドレスを
格納するようにしている。
のうち、電子ファイルのURLとデータとについては、
必ずしも両方を記憶している必要はないが、少なくとも
一方は格納されるようになっている。たとえばこの図2
の例における名称が“Share.xls”の電子ファ
イルについては、データは記憶機構11には格納されて
いない。ホームフォルダ内にあるこのデータへのURL
だけが記憶機構11に格納されている。
ock1.doc”の電子ファイルは、URLと、デー
タ自体との両方が、記憶機構11に格納されている。こ
の場合、“Stock1.doc”のデータは、ホーム
サーバー21とこの記憶機構11との両方に格納されて
いることになる。
型端末10のユーザインタフェースを構成するものであ
る。表示部12はこの携帯型端末10を使用するにあた
って必要な各種情報が表示されるものである。操作部1
3は、ユーザからの操作を受け付けるためのものであ
る。この実施の形態における表示部12および操作部1
3の具体的構成については、後ほど図3を用いて説明す
る。なお、この表示部12等は、主制御部19の制御下
において動作するように構成されている。
け付けた操作指示に応じて電子ファイルを選択するため
のものである。この場合、選択の候補となるのは、先に
述べた電子ファイル情報50(図2)に登録されている
電子ファイル(の名称)である。なお、このファイル選
択機構14は、主制御部19の制御下において動作する
ように構成されている。
け付けた操作に応じて、この携帯型端末10の通信対象
を選択するものである。ここでいう通信対象とは、他の
端末とファイルを交換する場合における相手の端末装
置、ネットワークサービス等である。この通信対象選択
機構15はメモリを備えており、そのとき通信可能なネ
ットワークサービスの名称およびそのアドレスなどがこ
のメモリに保持されるように構成されている。
動作によって定期的に更新されるように構成されてい
る。選択操作時に、このメモリに保持されている相手
が、選択の候補となる。なお、この通信対象選択機構1
5は、主制御部19の制御下において動作するように構
成されている。
信部17によって記憶サーバー20およびネットワーク
27上の各種サービスと通信する機能を備えている。さ
らには、この通信機構16は、内蔵した対機器通信部1
8によって他の携帯型端末10とも通信可能に構成され
ている。この実施の形態の対機器通信部18は、赤外線
によって通信をおこなうように構成されている。ネット
ワーク通信部17と対機器通信部18とは、そのときの
通信相手等に応じて自動的に使い分けられるようになっ
ている。なお、この通信機構16は、主制御部19の制
御下において動作するように構成されている。
信には、ネットワーク通信部17に限らず対機器通信部
18によっておこなうことも可能である。この場合、そ
のときアクセスしようとしているネットワークサービス
との通信に、赤外線通信などのPeer−to−Pee
r通信を用いることで、サービスの選択を自動的におこ
なうことも可能である。
体を制御統括するものである。上記各部は、この主制御
部19による制御の下、単独で(あるいは、互いに連携
して)動作することで、各種機能を実現している。たと
えば、後述する接続状態確認処理、同期処理、通信先確
認動作を必要に応じて適宜実行している。また、上述し
た電子ファイル情報50の管理(たとえば、内容の更
新、登録の有無の確認等)は、この主制御部19が記憶
機構11にアクセスすることでなされるようになってい
る。実際の主制御部19は、プロセッサが所定のプログ
ラムを実行することで実現されている。これらの詳細に
ついては後ほど動作説明において述べることにする。
は、上述した構成以外にも、様々な機能部を備えてい
る。たとえば、携帯型端末10とホームサーバー21と
は、ともに時計を備えている。そして、両者の時計は常
にその時刻が一致させられるように管理されている。後
述する同期処理、ファイルの削除等はこの時計によって
計測された時刻に基づいて管理されるように構成されて
いる。
タフェース(表示部12および操作部13)を図3を用
いて説明する。この携帯型端末10は、図3に示したと
おり、ファイル表示部41、送信先表示部42、ファイ
ル選択ボタン43、送信先選択ボタン44、ダイヤル4
5、送信実行ボタン46を備えて構成されている。
イル選択ボタン43を押す。つづいて、ダイヤル45を
回転させることで、ファイル表示部41には、電子ファ
イル情報50(図2)に登録されているファイルの名称
と、その更新時刻が順次表示される。
選択ボタン44を押す。つづいて、ダイヤル45を回転
させることで、そのとき、通信機構16を介してアクセ
スできる通信先が送信先表示部42に順に表示される。
なお、このとき表示される通信先は、通信対象選択機構
15のメモリに格納されている。この通信先は、別途、
通信可能であるか否かが確認されており、その結果に応
じて逐次更新されるようになっている。送信実行ボタン
46を押すと、そのときファイル表示部41に表示され
ているファイルが、そのとき送信先表示部42に表示さ
れている通信先へと送信される。
とは、この実施の形態では、おもに操作部13によって
実現されている。「報知手段」とは、おもに表示部12
によって実現されている。「ファイルデータ」とは、電
子ファイルの内容であるデータに相当する。「ネットワ
ーク」とは、ネットワーク27に相当する。「参照情
報」とは、この実施の形態ではURLに相当する。
に格納されている電子ファイル情報50(図2)によっ
て実現されている。「認証情報」とは、ユーザ認証情報
52に相当する。「格納位置情報」とは、この実施の形
態ではホームサーバーアドレス51に相当する。「ファ
イル関連情報記憶手段」、「認証情報記憶手段」および
「格納位置記憶手段」は、おもに記憶機構11によって
実現されている。「識別情報」とは、ネットワークサー
ビス等を示す名称、機器の種類名等に相当する。
のアドレスなどに相当する。「通信対象情報記憶手段」
とは、通信対象選択機構15、特に、この通信対象選択
機構15自身が備えるメモリに相当する。「ファイル選
択手段」とは、おもにファイル選択機構14等によって
実現されている。「通信対象選択手段」とは、おもに通
信対象選択機構15等によって実現されている。「通信
手段」とは、おもに通信機構16等によって実現されて
いる。
る同期処理を含んだ概念である。「合致手段」とは、通
信機構16、記憶機構11などが連係して動作すること
で実現されている。「情報サービス提供装置」とは、こ
の実施の形態ではアプリケーションサービス23、画像
出力サービス25等に相当する。「入手手段」とは、画
像出力サービス25の例では、データの転送機構25
2、制御部253などによって実現されている。
ビス25の例では、画像データを印刷するプリンタなど
の画像出力器251、制御部253によって実現されて
いる。「処理手段」とは、画像入力サービス24の例で
は、画像を読み取るスキャナ等の画像入力器241、制
御部243によって実現されている。「出力手段」と
は、画像入力サービス24の例では、データの転送機構
252、制御部253などによって実現されている。た
だし、上記各部は互いに密接に連係して動作することで
機能しており、ここで述べた対応関係は厳密なものでは
ない。
まず、この携帯型端末10を用いてネットワークサービ
スにアクセスする動作を説明する。ここでは、電子ファ
イルを画像出力サービス25から出力する場合を図4を
用いて述べる。
見ながら操作部13を操作することで、そのとき出力し
たいファイルを選択する(ステップS101)。具体的
には、まず、ファイル選択ボタン43を押し、つづい
て、ダイヤル45を回転させる。すると、ダイヤル45
の回転に合わせて、ファイル表示部41には、ファイル
の名称とその更新時刻が順次表示される。
ているファイルが、暫定的に選択された状態となってい
る。この表示の更新は、操作部13から入力されるダイ
ヤル45の回転角度などの情報に基づいて、ファイル選
択機構14が記憶機構11の電子ファイル情報50の登
録内容を読み出し、これを表示部12に表示させること
でなされている。
て、所望のネットワークサービス(ここでは、画像出力
サービス25)を選択する(ステップS102)。具体
的には、まず、送信先選択ボタン44を押し、つづい
て、ダイヤル45を回転させる。すると、ダイヤル45
の回転に合わせて、そのとき、通信機構16を介してア
クセスできる通信先(ネットワークサービス)が送信先
表示部42に順に表示される。
ているネットワークサービス等が、暫定的に選択された
状態となっている。この表示の更新は、操作部13から
入力されるダイヤル45の回転角度などの情報に基づい
て、主制御部19および通信対象選択機構15がメモリ
に格納されている通信対象に関する情報を読み出し、こ
れを表示部12に表示させることでなされている。
の通信相手(ここでは画像出力サービス25)を表示さ
せる。そして、この状態で、使用者が送信実行ボタン4
6を押す。すると、ファイル選択機構14および通信対
象選択機構15は、そのとき表示部12に表示されてい
る電子ファイルおよび通信相手が確定されたものとし
て、この確定された内容を通信機構16へ通知する(ス
テップS103)。
型端末10の有するユーザ認証情報52を、確定された
通信相手(ここでは、画像出力サービス25)へ送信す
る(ステップS104)。
要に応じてネットワーク27上のユーザ認証サーバー2
6にユーザを照会する(ステップS105)。照会の結
果、アクセスが許可された場合には、その旨を転送機構
252によって携帯型端末10に通知する(ステップS
106)。
先ほど選択された電子ファイルのデータあるいはそのU
RLを、通信機構16によって、通信相手(画像出力サ
ービス25)へ送信する(ステップS107)。この場
合、データとURLとのどちらを送信するかは、電子フ
ァイル情報50(図2)に格納されている内容によって
異なる。
ファイルのURLが格納されている場合には、このUR
Lだけを送信し、データは送信しない。データについて
は、後述するとおりその電子ファイルのURLが格納さ
れていなかった場合、あるいは、画像出力サービス25
がホームサーバー21へアクセスできない場合に限り、
この携帯型端末10から送信される。
受け取った画像出力サービス25は、このURLによっ
て特定されているデータを取得する(ステップS10
8)。このデータの取得は、具体的には以下のようにし
ておこなわれる。すなわち、画像出力サービス25は、
そのURLによって指定されている位置(すなわち、ホ
ームサーバー21のホームフォルダ内)にある、その電
子ファイルのデータにアクセスする。そして、ネットワ
ーク27を通じて、そのデータを取得する。実際のアク
セス動作は、制御部253からの指示にしたがって転送
機構252等がおこなう。
定されている位置にアクセスできないこともある。この
場合、画像出力サービス25は携帯型端末10へエラー
発生(あるいは、データ要求)を通知する。このエラー
発生(あるいは、データ要求)の通知を受けた携帯型端
末10の主制御部19は、このとき出力しようとしてい
た電子ファイルのデータを自らがもっているか否かを判
定する。この判定は、電子ファイル情報50の内容を確
認することでおこなう。判定の結果、有している場合に
は、今度はそのデータを、通信機構16によって、画像
出力サービス25へ送信する。
報50としてデータ自体だけが格納されていた場合(つ
まり、URLが格納されていない場合)には、最初から
電子ファイルのデータを携帯型端末10から画像出力サ
ービス25へ送信する。
け取った画像出力サービス25は、そのデータを印刷す
る(ステップS109)。より具体的には、制御部25
3が取得したデータのファイル形式に応じた印刷プログ
ラムを起動し、画像出力器251によって印刷させる。
送信を優先することで、携帯型端末10から送信するデ
ータ量を極力少なくすることができる。したがって、通
信機構16が低速であっても、携帯型端末10をネット
ワークサービスに接続している時間を短縮することが可
能である。
合の動作を図5を用いて説明する。携帯型端末10の使
用者は、画像入力サービス24の選択をおこなう(ステ
ップS201)。この操作は、上記と同様に送信先選択
ボタン44を押したあとダイヤル45を回転させて、送
信先表示部42に所望の画像入力サービス24を表示さ
せることでおこなわれる。
つだけしか示していないが、実際には複数あっても構わ
ない。そして、この実施の形態では各画像入力サービス
24はそれぞれ特定種類の画像入力器241と対応づけ
られている。したがって、この画像入力サービス24の
選択は、画像入力器の選択をすることと等しい。このよ
うな点は、画像出力サービス25についても同様であ
る。
信実行ボタン46を押すのを待っている。送信実行ボタ
ン46が押された場合、通信対象選択機構15はこのと
きの選択内容を確定し、その確定内容を通信機構16へ
通知する(ステップS202)。通信機構16は、この
携帯型端末10のユーザ認証情報52ならびにホームサ
ーバーアドレス51(ホームサーバー21のURL)
を、選択された画像入力サービス24へと送信する(ス
テップS203)。すると、画像入力サービス24は、
送られてきたユーザ認証情報52に基づいてユーザ認証
をおこなう(ステップS204)。
像入力サービス24は、このとき携帯型端末10から送
られてきたURLによって指定された記憶サーバー20
(すなわち、依頼元となっている携帯型端末10のホー
ムサーバー21)へアクセス可能かどうかを確認する
(ステップS205)。また、画像入力サービス24の
制御部243は、画像入力器241を作動させて画像を
読み取る(ステップS206)。
取った画像データのファイルを転送機構242によって
送信する(ステップS207)。この場合の送信先は、
ステップS205における確認結果に応じて異なる。つ
まり、ホームサーバー21へアクセス可能であった場合
には、そのホームサーバー21へネットワーク27を通
じて送信する。この画像データのファイルには、あらか
じめ定められた一定の規則にしたがって決定されたファ
イル名があたえられる。なお、ホームサーバー21へア
クセスできない場合には、後述するとおり携帯型端末1
0へ送信する。これ以降の説明は、ホームサーバー21
へアクセス可能であったものとしておこなう。
24から送られてきたファイルを受け取る。そして、こ
れを、画像入力サービス24への依頼元となっている携
帯型端末10のホームフォルダ内に保存する(ステップ
S208)。また、このとき保存したファイルのURL
等を、その携帯型端末10に送る(ステップS20
9)。
は、ホームサーバー21から送られてきたURL等を電
子ファイル情報50に登録する(ステップS210)。
以上のようにして携帯型端末10の使用者は所望の画像
データを得ることができる。
ルのデータ(画像データそのもの)については、必要に
応じて、次回におこなわれる同期処理においてホームサ
ーバー21からその携帯型端末10へと送られて記憶機
構11に格納されることになる。同期処理については後
ほど述べる。
の結果、依頼元となっている携帯型端末10のホームサ
ーバー21へ、画像入力サービス24がアクセスできな
いこともある。このような場合、この図5には示してい
ないが、画像入力サービス24は、読み取った画像デー
タのファイルを、直接、携帯型端末10へと送信する。
この場合には、ホームサーバー21へ転送する場合に較
べて長い時間が必要である。
像出力サービス25へのアクセスについて述べたが、ア
プリケーションサービス23へのアクセスも同様に、す
なわち、必要に応じて、URL、ホームサーバーアドレ
ス51等を送信することでおこなわれる。また、処理結
果などのデータは、ネットワーク27を通じて、アプリ
ケーションサービス23とホームサーバー21との間で
授受されることになる。
ビスへのアクセスを支えている、各種処理動作について
述べる。ここでは3つの処理動作(接続状態確認処理、
同期処理、通信先確認動作)について述べる。これらの
処理動作は、携帯型端末10自身によって自動的に実行
されている。
ネットワーク27経由でホームサーバー21にアクセス
できるかを、通信機構16等によって常にチェックして
いる。以下、ホームサーバー21にアクセスできる状態
のことを「ホームサーバー接続状態」、移動中やネット
ワーク範囲外でホームサーバーにアクセスできない状態
のことを「ホームサーバー非接続状態」という。
態変更が起こったとき、この携帯型端末10は必ず同期
処理を実行する。ここでいう「同期処理」とは、ホーム
サーバー21上のホームフォルダの内容と、携帯型端末
10内部の電子ファイル情報50(図2)の内容とを、
合致させる処理である。具体的には、携帯型端末10上
のファイルの更新時刻と、ホームフォルダ上のファイル
の更新時刻とを比較し、更新時刻の新しいもので更新時
刻の古いものを置き換える。
に対応している。同期処理をおこなうたびに、その時刻
を最終同期時刻として携帯型端末10もしくはホームサ
ーバー21上に記録する。そして、すべてのファイルに
ついて、下記条件Aと条件Bとが成立しているか否かを
所定のタイミングで判定する。
刻以前である。 条件B:携帯型端末10とホームサーバー21とのいず
れか一方にしかない。
が成立しているファイルについては、同期時刻以降に削
除されたと判定する。したがって、この場合には、この
残っている方のファイルも削除する。
は、通信機構16を介して、そのときアクセスできるネ
ットワークサービスを定期的に検出している。そして、
アクセス可能であることが確認されたサービス(に関す
る情報)は、通信対象選択機構15の一時メモリに記録
する。なお、検出の方法としては、ブロードキャストや
マルチキャストを使ってネットワーク上に応答要求信号
を流す方法がある。また他の方法としては、ネットワー
ク上のディレクトリサービスにアクセスする方法が可能
である。
ば、以下のような効果が得られる。データは、ネットワ
ーク27を通じて、ホームサーバー21とネットワーク
サービスとの間で転送される。携帯型端末10とこれら
との間の通信は、主としてURL等の容量の小さな情報
を転送するのみであるため、通信に要する時間が短くて
済む。
少なくて済むため、長時間動作が可能である。また、機
能を限定し機構の単純化を図ったことで、携帯型端末1
0の小型化が可能である。これは、可搬性および操作性
の向上につながる。電子ファイルの保存機能に加えて、
データを他のネットワーク上のサービスとデータを送受
信する機能を備えたことで、ネットワークと連携してデ
ータを操作することができる。
携帯型端末10において一覧できるため、操作性に優れ
ている。また、個々のネットワークサービスは単機能に
限定されているため、各ネットワークサービスへアクセ
スする際の操作が単純である。すなわち、操作性に優れ
ている。
いるため、様々な状況に対応可能である。さらに、状況
に応じて、両者を使い分けることで、通信時間の短縮、
消費電力の低減も実現されている。
れるため、使用者自身がこれら処理動作を意識する必要
がない。したがって、操作性に優れる。具体的には、以
下のとおりである。
型端末の使用者自身は、ホームサーバー21に保持され
ている内容と、携帯型端末10に保持されている内容と
を合致させる処理動作を意識する必要がない。また、携
帯型端末の保持者が特別な操作をしなくても、最新の情
報を取得することができる。
自動的にホームサーバー21のホームフォルダに格納さ
れるため、使用者がその都度処理結果の保存場所などを
指定する必要がない。また、ネットワークサービス内に
処理結果を保存する場所を用意する必要もない。
1にアクセスできない場合には、処理結果が携帯型端末
10へ送られてくる。したがって、より様々な状況に対
応可能である。また、より多くのネットワークサービス
の利用が可能である。さらに、この送信先の変更は、自
動的におこなわれるため、使用者はネットワークの違い
を意識する必要がない。ユーザ認証も自動的におこなわ
れるため、使用者はユーザ認証データの送信を意識する
必要がない。
ることができるため、データの交換も容易である。この
場合、デスクトップパーソナルコンピュータなどを使用
する必要がない。
置を例にとって述べたが、この発明を適用可能な端末は
必ずしも“携帯型”である必要はない。
ービスのアドレスおよび電子ファイルの位置を指定する
ために、インターネット技術で利用される、URLを利
用していたがこれに限定されるものではない。これ以外
でも、電子ファイルなどの位置を指定できるものであれ
ば、他の方式であっても構わない。
は赤外線方式を採用していた。しかし、通信機構16の
通信方式はこれに限定されるものではない。有線、無線
のいずれであっても構わない。複数種類の通信方式を備
えていてもよいことはいうまでもない。たとえば、無線
ネットワークやIEEE1394、Ethernet
(登録商標)、USB等を採用してもよい。また、ファ
イルの内容を同期させる処理は、上述した方法に限定さ
れるものではない。両者の内容を一致させるメカニズム
である限りどのようなものであっても構わない。
明によれば、ネットワーク上の情報サービス提供装置と
連携して機能することにより機器自体の小型化、単純化
を実現することができる。これは、可搬性、操作性が向
上につながる。さらには、通信に要する時間を短くでき
るためバッテリでの動作時間を長くでき、これによっ
て、より利便性、操作性に優れた端末装置が得られると
いう効果を奏する。
ファイルデータと、参照情報とのいずれにも対応してい
る。ネットワークの状態に応じて両者を使い分けること
で様々な状況に対応可能である。つまり、参照情報で示
される場所に格納されているファイルデータに情報サー
ビス提供装置からアクセスできる場合には、端末装置か
らは参照情報だけを渡せば、実際のファイルデータはネ
ットワークを通じて情報サービス提供装置へ高速に転送
される。一方、参照情報で示される場所に格納されてい
るファイルデータに情報サービス提供装置からアクセス
ができない場合には、端末装置が直接情報サービス提供
装置にファイルデータを送る。これによって、より利便
性、操作性に優れた端末装置が得られるという効果を奏
する。
小さな参照情報を優先して送信するため、通信に要する
時間を短くできる。また、消費電力を抑制することがで
き、これによって、より利便性、操作性に優れた端末装
置が得られるという効果を奏する。
用範囲がさらに広がる。すなわち、情報サービス提供装
置から、直接、参照情報で示される場所にアクセスでき
ないような状況下においても、情報サービス提供装置が
提供するサービスを利用でき、これによって、より利便
性、操作性に優れた端末装置が得られるという効果を奏
する。
上の情報サービス提供装置と連携して機能することによ
り機器自体の小型化、単純化を実現することができる。
これは、可搬性、操作性が向上につながる。さらには、
通信に要する時間を短くできるためバッテリでの動作時
間を長くでき、これによって、より利便性、操作性に優
れた端末装置が得られるという効果を奏する。
上の情報サービス提供装置と連携して機能することによ
り機器自体の小型化、単純化を実現することができる。
これは、可搬性、操作性が向上につながる。さらには、
通信に要する時間を短くできるためバッテリでの動作時
間を長くでき、これによって、より利便性、操作性に優
れた端末装置が得られるという効果を奏する。
提供装置の選択後にさらに、使用機器を選択する必要が
なく、これによって、より利便性、操作性に優れた端末
装置が得られるという効果を奏する。
な操作をおこなわなくても、端末装置内に登録されてい
る内容と、格納位置情報などによって指定される場所に
格納されている内容とが合致される。データを管理する
ために特別なアプリケーションなどを起動する必要がな
いため、操作性に優れる。また、端末装置の使用者は、
特別な操作を必要とすることなく最新の情報を取得する
ことができ、これによって、より利便性、操作性に優れ
た端末装置が得られるという効果を奏する。
ザ認証を意識せずにこの端末装置を使用することがで
き、これによって、より利便性、操作性に優れた端末装
置が得られるという効果を奏する。
る時間が短くて済むため、より迅速にサービスを提供す
ることができ、これによって、より利便性、操作性に優
れた情報サービス提供装置が得られるという効果を奏す
る。
よって特定される場所に格納されているファイルデータ
にアクセスできない場合でも、サービスを提供すること
ができる。このため、サービスを提供できる範囲がより
広がり、これによって、より利便性、操作性に優れた情
報サービス提供装置が得られるという効果を奏する。
の出力が迅速に可能となり、これによって、より利便
性、操作性に優れた情報サービス提供装置が得られると
いう効果を奏する。
提供を受ける際に、データの格納場所を使用者が指定す
る必要がないため利便性に優れる。また、情報サービス
提供装置内に、データを保持する場所を用意する必要が
なく、これによって、より利便性、操作性に優れた情報
サービス提供装置が得られるという効果を奏する。
報によって特定される場所にアクセスできない場合で
も、サービスを提供することができる。このため、より
広い範囲の利用者に対応可能となり、これによって、よ
り利便性、操作性に優れた情報サービス提供装置が得ら
れるという効果を奏する。
な画像データを速やかに得ることができ、これによっ
て、より利便性、操作性に優れた情報サービス提供装置
が得られるという効果を奏する。
ータが格納されている場所を使用者が指定する必要がな
く、これによって、より利便性、操作性に優れた情報サ
ービス提供方法が得られるという効果を奏する。
納場所を使用者が指定する必要がなく、これによって、
より利便性、操作性に優れた情報サービス提供方法が得
られるという効果を奏する。
請求項16または17に記載された方法をコンピュータ
に実行させるプログラムを記録したことで、当該プログ
ラムをコンピュータで読み取ることが可能となり、これ
によって、請求項16または17に記載された方法をコ
ンピュータによって実現することが可能な記録媒体が得
られるという効果を奏する。
概要を示すブロック図である。
ファイル情報の一例を示す説明図である。
部を示す説明図である。
セス時の動作の流れを示すフローチャートである。
セス時の動作の流れを示すフローチャートである。
Claims (18)
- 【請求項1】 所望の情報サービスを提供する情報サー
ビス提供装置にアクセスするのに用いられる端末装置に
おいて、 使用者の操作を受け付ける操作手段と、 少なくとも、電子ファイルの名称と、当該電子ファイル
の内容のデータ(以下「ファイルデータ」という)が格
納されているネットワーク上における場所を示す参照情
報と、が対応づけて登録されるファイル関連情報を記憶
するファイル関連情報記憶手段と、 少なくとも、前記情報サービス提供装置を示す識別情報
と、その情報サービス提供装置にアクセスする際に必要
な通信情報とを対応づけた通信対象情報を記憶した通信
対象情報記憶手段と、 前記ファイル関連情報および前記通信対象情報の内容を
使用者に報知する報知手段と、 前記操作手段が受け付けた操作内容に応じて、前記ファ
イル関連情報に登録されている電子ファイルのいずれか
を選択するファイル選択手段と、 前記操作手段が受け付けた操作内容に応じて、前記通信
対象情報に登録されている情報サービス提供装置のいず
れかを選択する通信対象選択手段と、 前記通信対象選択手段によって選択された情報サービス
提供装置に対して、前記ファイル選択手段によって選択
された電子ファイルの参照情報を送付する通信手段と、 を備えたことを特徴とする端末装置。 - 【請求項2】 前記ファイル関連情報には、さらに、電
子ファイルのファイルデータを、当該電子ファイルの名
称と対応づけて登録可能に構成されており、 前記通信手段は、前記ファイル選択手段によって選択さ
れた電子ファイルに対応する参照情報とファイルデータ
といずれかを、前記通信対象選択手段によって選択され
た情報サービス提供装置に対して送信するものであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 【請求項3】 前記通信手段は、前記ファイル選択手段
によって選択された電子ファイルに対して、参照情報
と、ファイルデータとの両方が登録されている場合に
は、参照情報だけを送信するものであることを特徴とす
る請求項2に記載の端末装置。 - 【請求項4】 前記通信手段は、前記情報サービス提供
装置からの求めに応じて、ファイルデータを送信するも
のであることを特徴とする請求項3に記載の端末装置。 - 【請求項5】 ネットワークを通じて情報データを提供
する情報サービス提供装置にアクセスするのに用いられ
る端末装置において、 使用者の操作を受け付ける操作手段と、 前記情報サービス提供装置から提供される情報データを
格納するための、ネットワーク上における所定の場所を
示す格納位置情報を記憶する格納位置記憶手段と、 少なくとも、前記情報サービス提供装置を示す識別情報
と、その情報サービス提供装置にアクセスする際に必要
な通信情報とを対応づけた通信対象情報を記憶した通信
対象情報記憶手段と、 前記通信対象情報を使用者に報知する報知手段と、 前記操作手段が受け付けた操作内容に応じて、前記通信
対象情報に登録されている情報サービス提供装置のいず
れかを選択する通信対象選択手段と、 前記通信対象選択手段によって選択された情報サービス
提供装置に対して、前記格納位置情報を送付する通信手
段と、 を備えたことを特徴とする端末装置。 - 【請求項6】 情報サービスおよび/または情報データ
を提供する情報サービス提供装置にアクセスするのに用
いられる端末装置において、 使用者の操作を受け付ける操作手段と、 少なくとも、電子ファイルの名称と、当該電子ファイル
の内容のデータ(以下「ファイルデータ」という)が格
納されているネットワーク上における場所を示す参照情
報と、が対応づけて登録されるファイル関連情報を記憶
するファイル関連情報記憶手段と、 前記情報サービス提供装置から提供される情報データを
格納するための、ネットワーク上における所定の場所を
示す格納位置情報を記憶する格納位置記憶手段と、 少なくとも、前記情報サービス提供装置を示す識別情報
とその情報サービス提供装置にアクセスする際に必要な
通信情報とを対応づけた通信対象情報を記憶した通信対
象情報記憶手段と、 前記ファイル関連情報および前記通信対象情報の内容を
使用者に報知する報知手段と、 前記操作手段が受け付けた操作内容に応じて、前記ファ
イル関連情報に登録されている電子ファイルのいずれか
を選択するファイル選択手段と、 前記操作手段が受け付けた操作内容に応じて、前記通信
対象情報に登録されている情報サービス提供装置のいず
れかを選択する通信対象選択手段と、 前記通信対象選択手段によって選択された情報サービス
提供装置に対して、前記ファイル選択手段によって選択
された電子ファイルの参照情報および/または前記格納
位置情報を送付する通信手段と、 を備えたことを特徴とする端末装置。 - 【請求項7】 前記識別情報は、当該情報サービス提供
装置において使用されている機器の種類または名称を示
したものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
か一つに記載の端末装置。 - 【請求項8】 前記格納位置情報によって指定されてい
る場所および/または前記参照情報によって示される場
所に格納されている情報と、該端末装置の前記ファイル
関連情報に登録されている内容とを合致させる合致処理
をおこなう合致手段を備えたことを特徴とする請求項1
〜4,6または7のいずれか一つに記載の端末装置。 - 【請求項9】 該端末装置または該端末装置の使用者を
特定可能な認証情報が格納された認証情報記憶手段を備
え、 前記通信手段は、前記情報サービス提供装置へ該認証情
報をも送信するものであることを特徴とする請求項1〜
8のいずれか一つに記載の端末装置。 - 【請求項10】 データが格納されている、ネットワー
ク上における場所を示す参照情報が送られてきた場合に
は、該参照情報に基づいて特定される場所に格納されて
いるデータをネットワークを通じて入手する入手手段
と、 前記入手手段が入手したデータに基づいて所定の処理を
実行することでサービスを提供するサービス提供手段
と、 を備えたことを特徴とする情報サービス提供装置。 - 【請求項11】 前記入手手段は、前記参照情報によっ
て特定される場所からデータを入手できない場合には、
前記参照情報の送信元に当該データを要求するものであ
り、 前記サービス提供手段は、前記参照情報の送信元から直
接データが送られてきた場合には、当該データに対して
前記所定の処理を実行するものであることを特徴とする
請求項10に記載の情報サービス提供装置。 - 【請求項12】 前記サービス提供手段は、ネットワー
クを通じて入手したデータを画像化して出力するもので
あることを特徴とする請求項10または11に記載の情
報サービス提供装置。 - 【請求項13】 データのネットワーク上における格納
場所を指定する格納位置情報が送られてきた場合には、
所定の処理を実行する処理手段と、 前記処理手段の処理結果を前記格納位置情報によって特
定される場所に前記ネットワークを通じて転送する出力
手段と、 を備えたことを特徴とする情報サービス提供装置。 - 【請求項14】 前記出力手段は、前記格納位置情報に
よって特定される場所に転送できない場合には、前記格
納位置情報の送信元に処理結果を転送するものであるこ
とを特徴とする請求項13に記載の情報サービス提供装
置。 - 【請求項15】 前記処理手段は、画像の読み取りまた
は撮影をおこなうものであり、 前記出力手段は、前記処理手段によって得られた画像デ
ータを転送するものであることを特徴とする請求項13
または14に記載の情報サービス提供装置。 - 【請求項16】 ネットワーク上における所望のデータ
の格納されている場所を示す参照情報を端末装置から受
け取り、ネットワークを通じて該参照情報が示す場所か
ら前記データを入手し、該データに基づいて所定の情報
サービスを提供することを特徴とする情報サービスの提
供方法。 - 【請求項17】 ネットワーク上におけるデータの格納
先を指定した格納位置情報を端末装置から受け取り、所
定の処理の結果を、該格納位置情報が示す場所へネット
ワークを通じて格納することを特徴とする情報サービス
の提供方法。 - 【請求項18】 前記請求項16または17に記載され
た方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000062516A JP4162110B2 (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 情報サービス提供装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000062516A JP4162110B2 (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 情報サービス提供装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001251379A true JP2001251379A (ja) | 2001-09-14 |
JP4162110B2 JP4162110B2 (ja) | 2008-10-08 |
Family
ID=18582522
Family Applications (1)
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KR100451187B1 (ko) * | 2002-02-16 | 2004-10-02 | 엘지전자 주식회사 | 휴대정보단말기의 유니폼 리소스 아이덴티파이어 입력 방법 |
JP2004304429A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 情報配信システム、情報配信システムに利用可能な放送受信装置装置およびコンテンツ受信装置 |
JP2013109651A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Canon Marketing Japan Inc | 健診情報処理装置、健診情報処理方法、プログラム |
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2000
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KR100451187B1 (ko) * | 2002-02-16 | 2004-10-02 | 엘지전자 주식회사 | 휴대정보단말기의 유니폼 리소스 아이덴티파이어 입력 방법 |
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