JP2001249216A - カラーフィルターおよびカラーフィルタ−用組成物 - Google Patents

カラーフィルターおよびカラーフィルタ−用組成物

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JP2001249216A
JP2001249216A JP2000060648A JP2000060648A JP2001249216A JP 2001249216 A JP2001249216 A JP 2001249216A JP 2000060648 A JP2000060648 A JP 2000060648A JP 2000060648 A JP2000060648 A JP 2000060648A JP 2001249216 A JP2001249216 A JP 2001249216A
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transmittance
color filter
pigment
composition
wavelength
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Application number
JP2000060648A
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English (en)
Inventor
Masafumi Enokido
雅史 榎戸
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Fujifilm Electronic Materials Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Electronic Materials Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーフィルターの高透過率化および優れた
色分離性を、特に顔料の観点から解決する。 【解決手段】 C.I.ピグメントグリ−ン7とC.
I.ピグメントイエロー139とC.I.ピグメントイ
エロー185を含有する、又はこれとC.I.ピグメン
トグリーン36を含有するカラ−フィルタ−、および4
00〜470nmの透過率が20%以下、610〜65
0nmの透過率が20%以下、透過スペクトルの短波長
側の透過率40%の波長が480〜510nmの範囲に
あり、透過スペクトルの長波長側の透過率40%の波長
が570〜600nmの範囲にあり、可視領域の透過率
ピーク値が75%以上である上記カラ−フィルタ−。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光性樹脂を使用
した透明着色画像に関し、さらに詳しくは、カラー液晶
表示装置、カラーファクシミリ、デジタルカメラ、三管
式および単管式カラービデオカメラ、固体カラービデオ
カメラなどに装着されるカラーフィルターおよびカラー
フィルタ−用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子や固体撮像素子に用いられ
るカラーフィルターは、色相の異なる2種または3種以
上の色に着色された極めて微細な領域を透明基板あるい
は固体撮像素子上に設けることによって形成されてい
る。このカラーフィルターを作成する方法としては、染
色法、印刷法、電着法および顔料分散法が知られてい
る。顔料分散法は、顔料を種々の感光性組成物に分散さ
せた着色感放射線性組成物を用いてフォトリソ法によっ
てカラーフィルターを作成する方法である。
【0003】この方法は、顔料を使用しているために光
や熱等に安定であると共に、フォトリソ法によってパタ
ーニングするため、位置精度も十分で、大画素数のデジ
タルカメラ用カラーフィルターおよび、大画面、高精細
カラーディスプレー用カラーフィルターの作成に好適な
方法である。
【0004】しかしながら、近年、カラーフィルターに
おいて、特にデジタルカメラ用、固体カラービデオカメ
ラ用カラーフィルターにおいては、高精細化、高輝度
化、高色再現性が要求されており、カラーフィルターの
更なる高透過率化、優れた色分離性が望まれている。
【0005】従来、カラーフィルターの更なる高透過率
化のために、顔料の微粒子化や、微分散化することによ
り、あるいは、透過率の立ち上がりがより短波長側にあ
る、黄色顔料、例えば、C.I.ピグメントイエロー1
50あるいは138等を用いることにより、透過スペク
トルの長波長側の透過率40%の波長をより長波長側へ
シフトする、あるいは透過スペクトルの長波長側の透過
率40%の波長をより短波長側へシフトするという方法
がとられている。また、優れた色分離性を実現するため
に、カラーフィルター中の顔料含有量を増加するという
方法がとられていた。
【0006】しかしながら、上記の方法では、高透過率
化に伴ない色分離性が劣化し、優れた色分離性に伴ない
透過率が減少する。すなわち高透過率化と優れた色分離
性を同時に満足できないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の状況
に鑑みてなされたもので、カラーフィルターの更なる高
透過率化および優れた色分離性を、特に顔料の観点から
解決することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、R、G、
Bの透過率の分光特性において、長波側のRと短波側の
Bと両側に重なり部分を有するGの分光特性に着目し、
特定の顔料の選択と特定の特性を有する下記組成物から
なる下記カラーフィルターによって解決される。 (1)C.I.ピグメントグリ−ン7とC.I.ピグメ
ントイエロー139とC.I.ピグメントイエロー18
5を含有することを特徴とするカラーフィルター。 (2)C.I.ピグメントグリーン36を含有すること
を特徴とする上記(1)に記載のカラ−フィルタ−。
【0009】(3)400〜470nmの透過率が20
%以下、610〜650nmの透過率が20%以下、透
過スペクトルの短波長側の透過率40%の波長(短波4
0%透過率波長)が480〜510nmの範囲にあり、
透過スペクトルの長波長側の透過率40%の波長(長波
40%透過率波長)が570〜600nmの範囲にあ
り、可視領域の透過率ピーク値が75%以上であること
を特徴とする上記(1)または(2)に記載のカラ−フ
ィルタ−。
【0010】(4)顔料と(a)少なくとも2個の末端
エチレン基を有する光重合性エチレン性不飽和化合物、
(b)紫外線照射により活性化する光重合開始剤、
(c)側鎖の一部に水溶性の原子団を有する有機高分子
重合体、(d)有機溶媒とから少なくともなる光重合性
組成物において、顔料がC.I.ピグメントグリーン7
とC.I.ピグメントイエロ−139とC.I.ピグメ
ントイエロ−185を含むことを特徴とするカラ−フィ
ルタ−用組成物。 (5)C.I.ピグメントグリーン36を含むことを特
徴とする上記(4)に記載のカラーフィルター用組成
物。
【0011】(6)露光、現像後の乾燥膜厚が0.5〜
2.0μmの範囲のいずれかである塗布膜の分光特性
が、400〜470nmの透過率が20%以下、610
〜650mmの透過率が20%以下、透過スペクトルの
短波長側の透過率40%の波長(短波40%透過率波
長)が480〜510nmの範囲にあり、透過スペクト
ルの長波長側の透過率40%の波長(長波40%透過率
波長)が570〜600nmの範囲にあり、可視領域の
透過率ピーク値が75%以上であることを特徴とする上
記(4)または(5)のいずれかに記載のカラ−フィル
ター用組成物。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のカラーフィルターの作成
方法は、特に限定されるものではなく、印刷法、電着
法、レジストと組み合わせてパターン形成するフォトリ
ソ法等が適用できるが、ここでは好ましい例として、顔
料と光重合性組成物を用いた場合について具体的に説明
する。
【0013】本発明のカラーフィルターに用いられる顔
料は、C.I.ピグメントグリ−ン7とC.I.ピグメ
ントイエロー139とC.I.ピグメントイエロー18
5の組み合わせ、またはこれらに加えてC.I.ピグメ
ントグリーン36の組み合わせである。
【0014】そして、これらの顔料の配合比率(質量
%)は、一般に、C.I.ピグメントグリーン7が1〜
90、C.I.ピグメントイエロー139が0.5〜5
0、C.I.ピグメントイエロー185が0.5〜50
であり、C.I.ピグメントグリ−ン7が3〜85、
C.I.ピグメントイエロー139が1〜40、C.
I.ピグメントイエロー185が1〜40が好ましく、
C.I.ピグメントグリ−ン7が5〜80、C.I.ピ
グメントイエロー139が2〜30、C.I.ピグメン
トイエロー185が2〜30が更に好ましい。
【0015】また、一般に、C.I.ピグメントグリー
ン7が1〜90、C.I.ピグメントイエロー139が
0.5〜50、C.I.ピグメントイエロー185が3
〜85、C.I.ピグメントグリーン36が0〜85で
あり、C.I.ピグメントグリ−ン7が3〜85、C.
I.ピグメントイエロー139が1〜40、C.I.ピ
グメントイエロー185が1〜40、C.I.ピグメン
トグリーン36が0〜80が好ましく、C.I.ピグメ
ントグリーン7が5〜80、C.I.ピグメントイエロ
ー139が2〜30、C.I.ピグメントイエロー18
5が2〜30、C.I.ピグメントグリーン36が0〜
75が更に好ましい。
【0016】また、本発明の上記規定を満足する限りに
おいて、目的に応じ上記以外の顔料を併用してもよい。
この場合、添加量は全顔料の添加量に対し5質量%以下
が適当である。具体的には、硫酸バリウム、亜鉛華、硫
酸鉛、酸化チタン、黄色鉛、ベンガラ、群青、紺青、酸
化クロム、カーボンブラックなどの無機顔料、ベンジジ
ンイエローG、ベンジジンイエローGR、リソールファ
ーストオレンジ3GL、バルカンファーストオレンジG
G、ピグメントスカーレット3B、チオインジゴマルー
ン、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、
インダンスレンブルー、グリーンゴールド、マラカイト
グリーンレーキ等が挙げられる。以下にカラーインデッ
クス(C.I.)ナンバーでさらに具体的に示す。 C.I.黄色顔料 20、24,83,86,93,1
09,110,117,125,137,138,14
7,148,150,153,154,166,168 C.I.オレンジ顔料 36,43,51,55,5
9,61 C.I.赤色顔料 9,97,122,123,14
9,168,177,180,192,215,216
又は217,220,223,224,226,22
7,228,240,242,244,254 C.I.バイオレット顔料 19,23,29,30,
37,40,50 C.I.青色顔料 15,15:3,15:6,22,
60,64 C.I.緑色顔料 36 C.I.ブラウン顔料 23,25,26 C.I.黒色顔料 7
【0017】本発明の光重合性組成物は、側鎖の一部に
水溶性の原子団を有する有機高分子重合体と、少なくと
も2個の末端エチレン基を有する光重合性エチレン性不
飽和化合物の少なくとも1種と、紫外線照射により活性
化する光重合開始剤と有機溶媒とから少なくともなるも
のである。
【0018】少なくとも2個の末端エチレン基を有する
光重合性エチレン性不飽和化合物(以下、単にモノマー
ということがある)としては、例えば、ポリエチレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、フェノキシエチル
(メタ)アクリレート等の単官能のアクリレートやメタ
アクリレート;
【0019】ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコール(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ヘキサン
ジオール(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパ
ントリ(アクリロイルオキシプロピル)エーテル、トリ
(アクリロイロキシエチル)イソシアヌレート、グリセ
リンやトリメチロールエタン等の多官能アルコールにエ
チレンオキサイドやプロピレンオキサイドを付加させた
後(メタ)アクリレート化したもの、
【0020】特公昭48−41708号、特公昭50−
6034号、特開昭51−37193号各公報に記載さ
れているようなウレタンアクリレート類、特開昭48−
64183号、特公昭49−43191号、特公昭52
−30490号各公報に記載されているポリエステルア
クリレート類、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸の反
応生成物であるエポキシアクリレート類等の多官能のア
クリレートやメタアクリレート等を例示することができ
る。
【0021】更に、日本接着協会誌 Vol. 20,N
o.300〜308頁に光硬化性モノマーおよびオリゴ
マーとして紹介されている化合物も使用できる。上記モ
ノマーまたはオリゴマーは単独で使用するかあるいは複
数種混合使用しても良い。これら化合物の使用量は光重
合性組成物の固形分に対して5〜50質量%、好ましく
は10〜40質量%である。
【0022】また、側鎖の一部に水溶性の原子団を有す
る有機高分子重合体(以下、単にバインダーということ
がある)としては、モノマーに対して相溶性のある線状
有機高分子重合体で、有機溶剤に可溶で、弱アルカリ水
溶液で現像できるものが好ましい。このようなものに
は、側鎖にカルボン酸を有するポリマー、例えば、特開
昭59−44615号、特公昭54−34327号、特
公昭58−12577号、特公昭54−25957号、
特開昭59−53836号、特開昭59−71048号
公報に記載されているようなメタクリル酸共重合体、ア
クリル酸共重合体、イタコン酸共重合体、クロトン酸共
重合体、マレイン酸共重合体、部分エステル化マレイン
酸共重合体等があり、また同様に側鎖にカルボン酸を有
する酸性セルロース誘導体がある。
【0023】この他に水酸基を有するポリマーに酸無水
物を付加させたものなどが有用である。特にこれらの中
でベンジル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸
共重合体やベンジル(メタ)アクリレート/(メタ)ア
クリル酸/および他のモノマーとの多元共重合体が好適
である。これらのポリマーは任意の量を混合させること
ができるが、光重合性組成物の固形分に対して90質量
%を越えることは形成される画像強度等の点で好ましい
結果を与えない。好ましくは30〜85質量%である。
【0024】紫外線照射により活性化する光重合開始剤
としては、少なくとも1種のトリハロメチル化合物が使
用できるが、他に下記の材料を組合せることもできる。
米国特許第2,367,660号公報に開示されている
ピシナールポリケトアルドニル化合物、米国特許第2,
367,661号および第2,367,670号公報に
開示されている α−カルボニル化合物、米国特許第
2,448,828号公報に開示されているアシロイン
エーテル、米国特許第2,722,512号公報に開示
されている α−炭化水素で置換された芳香族アシロイ
ン化合物、米国特許第3,046,127号および第
2,951,758号公報に開示されている多核キノン
化合物、米国特許第3,549,367号公報に開示さ
れているトリアリルイミダゾールダイマー/p−アミノ
フェニルケトンの組み合せ、米国特許第4,212,9
76号公報に記載されているオキサジアゾール化合物等
が挙げられる。トリハロメチル化合物の使用量はモノマ
ーに対する固形分比で約0.2〜20質量%、より好ま
しくは0.5〜15質量%が適当である。
【0025】トリハロメチル化合物に組み合わせて使用
する化合物の比率は、トリハロメチル化合物に対して1
0〜800質量%、より好ましくは20〜300質量%
である。
【0026】本発明の組成物を調製する際に使用する有
機溶媒としては、エステル類、例えば酢酸エチル、酢酸
−n−ブチル、酢酸イソブチル、ギ酸アミル、酢酸イソ
アミル、酢酸イソブチル、プロピオン酸ブチル、酪酸イ
ソプロビル、酪酸エチル、酪酸ブチル、アルキルエステ
ル類、乳酸メチル、乳酸エチル、オキシ酢酸メチル、オ
キシ酢酸エチル、オキシ酢酸ブチル、メトキシ酢酸メチ
ル、メトキシ酢酸エチル、メトキシ酢酸ブチル、エトキ
シ酢酸メチル、エトキシ酢酸エチル、3−オキシプロピ
オン酸メチル、3−オキシプロピオン酸エチルなどの3
−オキシプロピオン酸アルキルエステル類;
【0027】3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メ
トキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸
メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、2−オキシ
プロピオン酸メチル、2−オキシプロピオン酸エチル、
2−オキシプロピオン酸プロピル、2−メトキシプロピ
オン酸メチル、2−メトキシプロピオン酸エチル、2−
メトキシプロピオン酸プロピル、2−エトキシプロピオ
ン酸メチル、2−エトキシプロピオン酸エチル、2−オ
キシ−2−メチルプロピオン酸メチル、2−オキシ−2
−メチルプロピオン酸エチル、2−メトキシ−2−メチ
ルプロピオン酸メチル、2−エトキシ−2−メチルプロ
ピオン酸エチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチ
ル、ピルビン酸プロピル、アセト酢酸メチル、アセト酢
酸エチル、2−オキソブタン酸メチル、2−オキソブタ
ン酸エチル等;
【0028】エーテル類、例えばジエチレングリコール
ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテル、メチルセロソルブアセテート、エチルセ
ロソルブアセテート、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレン
グリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリ
コールエチルエーテルアセテート、プロピレングリコー
ルプロピルエーテルアセテート等;
【0029】ケトン類、例えばメチルエチルケトン、シ
クロヘキサノン、2−ヘプタノン、3−へプタノン等;
芳香族炭化水素類、例えばトルエン、キシレシ等が挙げ
られる。
【0030】これらのうち、3−エトキシプロピオン酸
メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、エチルセロ
ソルブアセテート、乳酸エチル、ジエチレングリコール
ジメテルエーテル、酢酸ブチル、3−メトキシプロピオ
ン酸メチル、2−へプタノン、シクロへキサノン、エチ
ルカルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテ
ート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート
等が好ましく用いられる。これら溶媒は、単独で用いて
もあるいは2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0031】本発明の組成物には、顔料の分散性を向上
させるために、分散剤を添加することができる。これら
の分散剤としては、カチオン系界面活性剤、フッ素系界
面活性剤、高分子分散剤等の多くの種類の分散剤が用い
られる。
【0032】また、特開平10−254133号公報に
記載される主鎖部に特定の酸アミド基含有モノマー及び
四級アンモニウム塩モノマー残基を有するグラフト共重
合体は、顔料を微分散する優れた作用を有し、これを用
いることにより、あまりエネルギーや時間をかけないで
顔料を微細に分散させることができ、且つ分散した顔料
は、時間経過しても凝集したり沈降したりすることがな
く長期にわたって分散安定性が良好な組成物を得ること
ができ、分散剤として好ましく、本発明の組成物に配合
することができる。これらの分散剤は、単独で用いても
よくまた2種以上組み合わせて用いてもよい。このよう
な分散剤は、通常顔料100質量部に対して0、1〜5
0質量部の量で用いられる。
【0033】本発明の組成物には、必要に応じてその他
の各種添加物、例えば充填剤、界面活性剤、密着促進
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、凝集防止剤等を配合す
ることかできる。
【0034】また、本発明の組成物の保存安定性改良の
ため、熱重合防止剤の添加も一般的に行なわれている。
【0035】さらに、紫外線未照射部のアルカリ溶解性
を促進し、本発明の組成物の現像性の更なる向上を図る
場合には、本発明の組成物に有機カルポン酸、好ましく
は分子量1000以下の低分子量有機カルボン酸を添加
することができる。
【0036】本発明の組成物は、顔料と上記の材料を各
種の混合機、分散機を使用して混合分散することによっ
て調製することができる。混合機、分散機としては、従
来公知のものを使用することができる。例示すれば、ホ
モジナイザー、ニーダー、ボールミル、2本又は3本ロ
ールミル、ペイントシェーカー、サンドグラインダー、
ダイノミル等のサンドミルを挙げることができる。
【0037】好ましい調製法としては、まず顔料とバイ
ンダーに溶媒を加え均一に混合した後、2本又は2本ロ
ールを用い、必要に応じて加熱しながら混練し、顔料と
バインダーを十分になじませ、均一の着色体を得る。次
に得られた着色体に溶媒とモノマーと光重合開始剤を加
え、必要に応じて分散剤や各種の添加剤を加え、ボール
ミル又はガラスビーズを分散メジアとして用いる各種の
サンドミル例えばダイノミルを用いて分散を行なう。こ
の時ガラスビーズの径が小さければ小さい程微小の分散
体が得られる。この時、分散液の温度を一定にコントロ
ールすることで再現性の良い分散結果が得られる。ここ
で得られた分散体は、必要に応じて遠心分離や濾過やデ
カンテーションによって粗大の粒子を取り除くことがで
きる。
【0038】この様にして得られた本発明の組成物は、
基板に回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の塗布方法に
より塗布して感紫外線性組成物層を形成し、所定のマス
クパターンを介して露光し、現像液で現像することによ
って、着色されたパターンを形成する。この際に使用さ
れる放射線としては、特にg線、i線等の紫外線が好ま
しく用いられる。
【0039】基板としては、固体撮像素子の場合には、
光電変換素子基板、例えばシリコン基板が用いられ、そ
の他液晶表示素子の場合には、ソーダガラス、パイレッ
クス(登録商標)ガラス、石英ガラスおよびこれらに透
明導電膜を付着させたものを用いてもよい。これらの基
板には、一般的には各画素を隔離するブラックストライ
プが形成されていてもよい。
【0040】現像液としては、未照射の感紫外線性組成
物を溶解し、一方紫外線照射部を溶解しない現像液であ
ればいかなるものも用いることができる。具体的には種
々の有機溶媒の組み合わせやアルカリ性の水溶液を用い
ることができる。有機溶媒としては、本発明の組成物を
調整する際に使用される前述の溶媒が挙げられる。
【0041】アルカリとしては、例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム,ケイ酸ナトリ
ウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモニア水、エチルア
ミン、ジエチルアミン、ジメチルエタノールアミン、テ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルア
ンモニウムヒドロキシド、コリン、ピロール、ピペリジ
ン、1,8−ジアザビシクロ−〔5.4.0〕−7−ウ
ンデセン等のアルカリ性化合物を、濃度が0.001〜
10質量%、好ましくは0.01〜1質量%となるよう
に溶解したアルカリ性水溶液が使用される。なお、この
ようなアルカリ性水溶液からなる現像液を使用した場合
には、一般に、現像後、水で洗浄する。
【0042】
【実施例】 (実施例1) ・ベンジルメタクリレ−ト/メタアクリル酸共重合体 12部 ・顔料として C.I.ピグメントグリーン7 19.0部 C.I.ピグメントイエロー139 3.0部 C.I.ピグメントイェロー185 3.0部 ・ブロビレングリコールモノメチルエーテルアセテート 20部 を混合し3本ロールミルで混錬した。
【0043】得られた混錬物に、 ・ブロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 50部 ・3−エトキシプロピオン酸エチル 50部 を加え直径0.2mmのビーズを用いたビーズミルで分
散した。得られた分散物に、 ・ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 40部 ・4−[o−ブロモ−p−N,N−ジ(エトキシカルボニル)アミノフェニル] 2,6ジ(トリクロロメチル)−S−トリアジン 3部 ・7−[{4−クロロ−6−(ジエチルアミノ)−S−トリアジン−2−イル} アミノ]−3−フェニルクマリン 2部 ・ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.01部 ・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート200部 を加え攪拌した後、10000rpmで遠心分離し、1
μmのフィルターで濾過し、本発明の組成物を得た。
【0044】得られた組成物をスピンコーターを用いて
ガラス基板に塗布し乾燥し露光し現像し乾燥して膜厚
1.5μmの本発明のカラーフィルターを得た。得られ
たカラーフィルターの透過率をMCPD‐1000(大
塚電子(株)製)分光機で測定したところ、400nm
から650nmの範囲において、透過率が20%以下の
波長は、短波側475nm以下と長波側594nm以上
であり、短波側40%透過波長は491nm、長波側4
0%透過波長は579nm、透過率ピーク値は80%で
あった。
【0045】(実施例2〜5)実施例1の顔料の添加量
を表1に示す値に変更した以外は同様にしてカラーフィ
ルター用組成物およびカラーフィルターを作成した。さ
らに実施例1と同様にカラーフィルターの透過率を測定
した。各カラーフィルターの短波側20%以下透過波
長、長波側20%以下透過波長、短波側40%透過波
長、長波40%透過波長、透過率ピーク値を表2に示し
た。
【0046】(比較例1)実施例1の顔料を表1に示す
値に変更した以外は同様にしてカラーフィルター用組成
物およびカラーフィルターを作成した。その後実施例1
と同線にカラーフィルターの透過率を測定した。各カラ
ーフィルターの短波側20%以下透過波長、長波側20
%以下透過波長、短波側40%透過波長、長波側40%
透過波長、透過率ピーク値を表2に示した。
【0047】さらに、顔料を、C.I,ピグメントレッ
ド224を23g、C.I.ピグメントイエロー139
を4gに変更した以外は実施例1と同様の方法にて赤色
フィルターを作製しその透過率を測定した。また、顔料
を、C.I.ピグメントブルー15:6を14g、C.
I.ピグメントバイオレット23を10gに変更した以
外は実施例1と同様の方法にて青色フィルターを作製し
透過率を測定した。
【0048】実施例1から5および比較例1で得られた
カラーフィルターの550nmから650nmの透過率
が、上記の赤色フィルターの透過率と重なる部分の透過
率の積算値(A)とし、実施例1から5および比較例1
で得られたカラーフィルターの400nmから550n
mの透過率が上記の青色フィルターの透過率と重なる部
分の透過率の積算値を(B)とし、その合計値(A+
B)と共に表3に示した。
【0049】表3から明らかなように、本発明のカラー
フィルターの透過率が赤色フィルターおよび青色フィル
ターの透過率と重なる部分は、比較例のカラーフィルタ
ーの場合と比較して大幅に低減しており、本発明によっ
て色分離の良い分光透過率を有するカラーフィルターが
得られたことが判る。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】
【発明の効果】本発明により、高透過率で、かつR,
G、B3色の色分離性に優れたカラーフィルターを提供
することが出来る。本発明のカラーフィルターは、例え
ばステンドグラスなどの透明着色画像にも好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例5、比較例1、赤色フィルターおよび
青色フィルターの分光特性を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 291/00 C08F 291/00 4J026 299/02 299/02 4J027 C08K 5/00 C08K 5/00 C08L 33/14 C08L 33/14 55/00 55/00 101/14 101/14 G02F 1/1335 505 G02F 1/1335 505 G03F 7/004 501 G03F 7/004 501 505 505 7/027 502 7/027 502 7/028 7/028 7/033 7/033 Fターム(参考) 2H025 AA00 AB13 AC01 AD01 BC42 BC43 BC45 BC64 BC74 CA01 CA11 CA14 CA27 CA28 CB43 CC03 CC12 FA17 2H048 BA02 BA45 BA47 BA48 BB02 BB14 BB42 BB46 2H091 FA02Y FB04 FC05 FC06 FC12 LA15 4J002 AA06X BG04W FD096 GP00 GP03 4J011 PA22 PA69 PA70 PB25 PC02 QA03 QA22 QA23 QA24 QA27 QB16 SA31 SA63 SA73 SA78 UA01 VA01 WA01 4J026 AA02 AA43 AA53 AA54 BA27 BA28 BA30 DB06 DB36 GA09 4J027 AC03 AC04 AC06 BA07 BA23 BA25 BA26 BA27 BA28 BA29 CA09 CB10 CD10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C.I.ピグメントグリ−ン7とC.
    I.ピグメントイエロー139とC.I.ピグメントイ
    エロー185を含有することを特徴とするカラーフィル
    ター。
  2. 【請求項2】 C.I.ピグメントグリーン36を含有
    することを特徴とする請求項1に記載のカラ−フィルタ
    −。
  3. 【請求項3】 400〜470nmの透過率が20%以
    下、610〜650nmの透過率が20%以下、透過ス
    ペクトルの短波長側の透過率40%の波長が480〜5
    10nmの範囲にあり、透過スペクトルの長波長側の透
    過率40%の波長が570〜600nmの範囲にあり、
    可視領域の透過率ピーク値が75%以上であることを特
    徴とする請求項1または2に記載のカラ−フィルタ−。
  4. 【請求項4】 顔料と(a)少なくとも2個の末端エチ
    レン基を有する光重合性エチレン性不飽和化合物、
    (b)紫外線照射により活性化する光重合開始剤、
    (c)側鎖の一部に水溶性の原子団を有する有機高分子
    重合体、(d)有機溶媒とから少なくともなる光重合性
    組成物において、顔料がC.I.ピグメントグリーン7
    とC.I.ピグメントイエロ−139とC.I.ピグメ
    ントイエロ−185を含むことを特徴とするカラ−フィ
    ルタ−用組成物。
  5. 【請求項5】 C.I.ピグメントグリーン36を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のカラーフィルター用
    組成物。
  6. 【請求項6】 露光、現像後の乾燥膜厚が0.5〜2.
    0μmの範囲のいずれかである塗布膜の分光特性が、4
    00〜470nmの透過率が20%以下、610〜65
    0mmの透過率が20%以下、透過スペクトルの短波長
    側の透過率40%の波長が480〜510nmの範囲に
    あり、透過スペクトルの長波長側の透過率40%の波長
    が570〜600nmの範囲にあり、可視領域の透過率
    ピーク値が75%以上であることを特徴とする請求項4
    または5に記載のカラ−フィルター用組成物。
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