JP2001249003A - 光干渉装置及び位置検出装置 - Google Patents

光干渉装置及び位置検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SN比の高い信号を得て測定精度を向上す
る。 【解決手段】 半導体レーザー光源11からのレーザー
光束L1は、集光レンズ3、非偏光ビームスプリッタ1
3を透過し、プローブ型偏光部材14に入射して偏光部
材14のスプリッタ面14aでP波とS波に分離され
る。この内の参照光束L2はスプリッタ面14bを通過
して反射面14bで反射され、測定光束L3はスプリッ
タ面14aで反射され、凹レンズ15を介して被検物体
Tに集光する。このとき、測定光束L3の集光点を参照
光束L2が反射される反射面14bと波動光学的な等光
路長となるように、凹レンズ15の屈折力を設定してお
くことにより、参照光束L2と測定光束L3はそれぞれ
垂直な偏光面を有する直線偏光として、それぞれ反射面
14bと被検物体Tで反射され円偏光となり、元の光路
を戻って非偏光ビームスプリッタ13で反射され、この
円偏光光束が偏光板16に入射することにより、センサ
17上に強弱を有する光の干渉信号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触で物体の位
置変動を検出する光干渉装置及び位置検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例の半導体レーザー光源を使
用した干渉計の構成図を示す。光学ヘッド1には、半導
体レーザー光源2及びその光路上に、集光レンズ3、非
偏光ビームスプリッタ4、光学ヘッド1から突出しガラ
スから成るプローブ型偏光部材5が順次に配列されてい
る。プローブ型偏光部材5には、傾斜したスプリット面
5aとその透過方向に反射面5bが形成されており、ス
プリット面5aの反射方向に被検物体Tを位置させるよ
うになっている。また、光学ヘッド1内の非偏光ビーム
スプリッタ4の反射方向には、偏光板6、センサ7が配
列されている。
【0003】半導体レーザー光源2から射出したレーザ
ー光束L1は、集光レンズ3、非偏光ビームスプリッタ
4を透過して、プローブ型偏光部材5に入射する。この
光束は偏光部材5のスプリット面5aにおいてP波とS
波に分離され、このスプリット面5aを透過した光束L
2は、参照光束として反射面5bにより反射されて元の
光路を戻る。一方、スプリット面5aにより反射された
光束L3は測定光束として被検物体T上に集光し、被検
物体Tの粗面により散乱反射されて散乱光として元の光
路を戻る。そして、これらの参照光束L2及び測定光束
L3は、非偏光ビームスプリッタ4によってセンサ7の
方向に反射される。
【0004】参照光束L2及び測定光束L3はそれぞれ
垂直な偏光面を持った直線偏光であるが、被検物体Tが
光軸方向に相対移動することによって回転する円偏光と
なる。この回転する円偏光が偏光板6に入射することに
よって、センサ7上に光の強弱を持った光の干渉信号が
得られる。このとき、測定光束L3の被検物体T上の集
光点と参照光束L2の反射面6とは波動光学的に等光路
となっているために、センサ7上において最大の干渉信
号が得られる。
【0005】半導体レーザー光源1からのレーザー光の
波長をλとすると、被検物体Tが移動するに伴いλ/2
で1周期の正弦波出力が得られる。具体的には、λ=7
80nmとすると、センサ7からの出力は780/2=
390nmの正弦波信号が出力される。この信号を電気
分割で1000分割すると、高分解能の0.39nmが
得られる。
【0006】プローブ型偏光部材5は小さい口径で細長
い構造をしているために、光学ヘッド1からこのプロー
ブ型偏光部材5だけを突出した形態に構成することがで
きる。従って、仮に被検物体Tが機械的に複雑な部所に
配設されていても、プローブ型偏光部材5のみを挿入す
ることによって簡便に測定を行うことができる。また、
参照光束L2は偏光部材5の反射面5bにより反射され
るために、この光路が空気中に露出していないことから
環境変化の影響を受け難い構成となっている。更に、可
干渉性が最大のところで微小なスポットに集光する光学
系となっているために、相当に粗い粗面であっても被検
物体Tの表面を鏡面として扱うことができ、測定可能な
被測定物が制限されることはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、スプリット面5aで光束L1を分離し
た後に、参照光束L2はガラス中を通って反射面5bで
反射され、一方で測定光束L3はガラスと空気中を通っ
て被検物体Tの表面で反射されるために、幾何光学的な
光路長と波動光学的な光路長が等しくならない。つま
り、参照光束L2と測定光束L3の球面波の中心位置ま
での距離が異なるために、センサ7の位置では図5に示
すような同心円状の干渉パターンPが発生する。
【0008】このセンサ7からコントラストが良好な電
気信号を得るためには、図5に示される同心円状の光干
渉パターンPの中心を射抜くようなアパーチャ8を設け
る必要がある。測定光束L3は元来被検物体Tの散乱面
を測定し易いように集光光束としているが、散乱面では
センサ7方向に反射される採光量が少なく、また同心円
状の干渉パターンPをアパーチャ8で射抜くことによっ
て光量損失が生じてSN比の低下を招き、電気分割して
分解能を上げる段階での精度を確保することができない
という問題点が生ずる。
【0009】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
SN比の高い信号を得ることを可能として、測定精度を
向上した光干渉装置及び位置検出装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る光干渉装置は、光源と、該光源からの光
束を分割するビームスプリッタと、該ビームスブリッタ
からの一方の分離光を反射して光路を逆進させる参照面
とを有し、該参照面からの光と前記ビームスブリッタか
ら出射して被検物体上で反射して戻った他方の分離光と
を前記ビームスプリッタによって合波し、該合波した光
を最終的に干渉光として利用するために、前記2分離光
が集光光として前記ビームスプリッタから出射するよう
に配置し、光束の集光又は発散状態を変更する機能を有
する光学素子を前記ビームスプリッタから出射する何れ
か一方の分離光の光路中に配置し、前記光学素子の作用
により前記2分離光の集光位置からの反射光が同一径の
球面波として前記ビームスプリッタで合波するようにし
たことを特徴とする。また、本発明に係る位置検出装置
は、被検物体までの相対位置を検出するための位置検出
装置であって、光源と、該光源からの光束を分割するビ
ームスプリッタと、該ビームスプリッタからの一方の分
離光を反射して光路を逆進させる参照面とを有し、該参
照面からの光と前記ビームスプリッタから出射して被検
物体上で反射して戻った他方の分離光とを前記ビームス
プリッタによって合波し、前記2分離光が集光光として
前記ビームスプリッタから出射するように配置し、前記
合波光を互いに干渉した状態で検出することによって前
記被検物体までの相対位置を検出し、光束の集光又は発
散状態を変更する機能を有する光学素子を前記ビームス
プリッタから出射する一方の分離光の光路中に配置し、
前記光学素子の作用により前記2分離光の集光位置から
の反射光が同一径の球面波として前記ビームスプリッタ
で合波するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3に図示の実施
の形態に基づいて詳細に説明する。図1は半導体レーザ
ー光源を使った小型干渉計の構成図を示し、光学ヘッド
10には、半導体レーザー光源11、及びその光路上に
集光レンズ12、非偏光ビームスプリッタ13、光学ヘ
ッド10から突出したガラス製のプローブ型偏光部材1
4が順次に配列されている。プローブ型偏光部材14に
は、傾斜して配置されP波とS波を分離するスプリット
面14aと、このスプリット面14aを透過した光束を
全反射する反射面14bとが設けられている。そして、
スプリット面14aの反射方向の偏光部材14の入出射
口には凹レンズ15が貼り付けられ、この凹レンズ15
に対向して被検物体Tを位置されるようになっている。
また、光学プローブ10内の非偏光ビームスプリット1
3の反射方向の光路上には、偏光板16、センサ17が
配置されている。
【0012】半導体レーザー光源11から射出されたレ
ーザー光束L1は集光レンズ3で集光光束とされ、非偏
光ビームスプリッタ13を透過してプローブ型偏光部材
14に入射する。光束L1はその後にスプリット面14
aでP波とS波に分離され、一方の光束は参照光束L2
となってプローブ型偏光部材14のスプリット面14a
を透過し反射面14bにより反射される。このとき、参
照光束L2の集光点は反射面14b上に設定されてい
る。
【0013】一方、偏光ビームスプリット面14aで反
射された他方の光束は、測定光束L3として被検物体T
の反射面に到達する。この測定光束L3はプローブ型偏
光部材14から出射した直後に、凹レンズ15によって
被検物体Tの反射面に集光する。この測定光束L3の集
光点は、参照光束L2が反射される反射面14bと波動
光学的な等光路長になるように、凹レンズ15の屈折力
は設定されているので、半導体レーザー光源11を使用
した干渉計として最大の効果を発揮することができる。
【0014】参照光束L2及び測定光束L3は、それぞ
れ反射面14b及び被検物体T上の表面で反射された後
にスプリット面14aを介して元の光路を戻り、非偏光
ビームスプリッタ13で偏光板16を通ってセンサ17
の方向に反射される。これらの参照光束L2及び測定光
束L3はそれぞれ垂直な偏光面を有する直線偏光である
が、被検物体Tが光軸方向に相対移動することによって
回転する円偏光となり、この回転する円偏光が偏光板1
6に入射することによって光の強弱を有する光の干渉信
号が得られる。
【0015】従来例と同様に、半導体レーザー光源11
からのレーザー光の波長をλ=780nmとすると、セ
ンサ17からは780/2=390nmの正弦波信号が
出力され、電気分割により1000分割することにより
分解能は0.39nmとなる。
【0016】本実施の形態の場合は従来例の干渉計と異
なり、参照光束L2及び測定光束L3の波動光学的な等
光路位置と、幾何光学的な集光点とを凹レンズ15によ
り同一に設定できる。これにより、被検物体Tが測定光
束L3の集合位置にある場合には、合波後の光束の波面
は曲率の等しい球面波となり、センサ17上での干渉信
号は縞模様のないワンカラー状態になっている。ここ
で、被検物体の位置が若干集光位置から変位しても、ワ
ンカラー状態は殆ど崩れることはない。
【0017】従って、従来例のようにアパーチャ等で光
束径を制限する必要がなくなり光量損失を回避すること
ができる。例えば従来例の干渉計において、センサ17
上に形成される光の干渉パターンPの直径を2mmと
し、アパーチャの直径を0.5mmとすると光量93.
75%の損失になるので、凹レンズ15を設けることに
より、従来例の干渉計に比べて光量が16倍に増えるこ
とになる。
【0018】また、可干渉距離100μmの測定範囲で
は、センサ17上に多少の同心円状の干渉パターンが発
生するために、このことを考慮に入れてアパーチャで光
束を直径の70%にカットしても、光量損失は半分に押
さえることができ、従来例の干渉計に比較して8倍の信
号増加が見込める。このことによって、SN比が相当に
改善されるので、電気分割の精度が向上して高精度な測
定が可能となる。
【0019】なお、凹レンズ15の代りに負の屈折力を
有するフレネルレンズを同様の位置に設置しても同様の
効果が得られ、このフレネルレンズは薄型に構成し易い
ために干渉計を小型にするには好適である。
【0020】図2は本発明の他の実施の形態を示し、凹
レンズ15ではなく凸面ミラー18を使用する構成とさ
れ、そのためスプリット面14aの反射方向を逆向きと
し、更に往復光路中に1/4波長板19を加えている点
が図1の実施の形態とは異なっており、その他は図1の
実施の形態と同様である。
【0021】この異なる点について説明すると、スプリ
ット面14aで反射したS波は凸面ミラー18によって
集光位置を先に延ばされ、その反射による光路往復の間
に1/4波長板19によってP波に変更され、スプリッ
ト面14aを透過して被検物体Tに向かう。被検物体T
からの反射光は、光路を逆進してスプリット面14aで
参照光束L2と合波される。この際に、被検物体Tが測
定光束L3の集光位置にあるとき、合波後の光束の波面
が曲率の等しい球面波となるのは先の実施の形態と同様
である。
【0022】本実施の形態では、凹レンズ15を使用し
た先の実施の形態と比較し、波長によって集光位置が変
化しないので、より波長変動につよいという利点があ
る。なお、光源としては半導体レーザー光源以外に、例
えばLED等の可干渉性の低いものに特に有効に適用で
きる。
【0023】図3は本発明の干渉装置及びそれを用いた
位置検出装置を採用したサーボトラック信号書込装置
(サーボ信号書込装置)の実施の形態の概略構成図であ
る。
【0024】ハードディスクドライブ装置21において
は、ハードディスク22の外側に回転軸Oを持つ磁気ヘ
ッドアーム23が配置されていて、その先端に取り付け
られたスライダ24が、ハードディスク22面に対向し
て0.5μm以下のギャップで配置され、磁気ヘッドア
ーム23の回転はボイスコールモータ25に電流を流す
ことで行われる。
【0025】ハードディスク22の表面には磁気記録媒
体が蒸着されており、ハードディスク22はスピンドル
26を中心に常時高速で回転しており、磁気ヘッドアー
ム23がボイスコイルモータ25により回転駆動するこ
とにより、スライダ24がハードディスク22上を略半
径方向に相対移動できるようになっている。これによっ
て、円盤状のハードディスク22の表面上の任意の位置
つまりトラックに、磁気情報を書き込んだり読取ったり
することができる。
【0026】シグナルジェネレータ27はハードディス
ク22に書き込むサーボトラック信号を発生させ、この
サーボトラック信号がスライダ24の磁気ヘッドを介し
てハードディスク22に書き込まれる。
【0027】位置検出ユニット28は回転アーム、ポジ
ショナーアームから成り回転軸Oを中心に回転する支持
アーム29の先端に設けられ、光学プローブ30から成
る先端部品がハードディスクドライブ装置21のベース
プレートの図示しない長穴状開口に挿入され、磁気ヘッ
ドアーム23の側面近傍に配置されるようになってい
る。支持アーム29の動きは、回転軸Oに取り付けられ
た高分解能のロータリエンコーダ31によって検出さ
れ、この検出データを基にシグナルプロセッサ34がモ
ータドライバ32を介してモータ33を回転駆動する。
この形態のフィードバック制御によって、位置検出ユニ
ット28が回転位置決めされることになる。なお、ロー
タリエンコーダ31、モータドライバ32、モータ3
3、そしてシグナルプロセッサ34はロータリポジショ
ナ35の1要素を構成している。
【0028】本実施の形態では、支持アーム29に位置
検出ユニット28として前述した図1又は図2の干渉計
を配置し、この干渉計からの測定光を磁気ヘッドアーム
23の側面(被検物体Tに相当)に入射し、この側面か
らの光束を照射し、反射光を取り出して他の光束と干渉
させて、磁気ヘッドアーム23との位置関係をシグナル
プロセッサ36で測定することで、磁気ヘッドアーム2
3の側面とロータリポジジョナ31の位置検出ユニット
28との相対距離を安定に測定し、この測定値が一定に
なるように磁気ヘッドアーム23を駆動するボイスコイ
ルモータ25を、ボイスコイルモータドライバ37によ
り駆動制御している。
【0029】この構成によって磁気ヘッドアーム23上
の磁気ヘッドをハードディスク22上の適正な半径位置
に正確に位置決めでき、正確、精密なサーボトラック書
込みが可能となる。
【0030】上記装置は信号書込み装置であるが、磁気
ヘッドから信号を読取る読取装置、例えば検査装置及び
その双方の機能を持つ装置にも同様に採用できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明による光干渉
装置及び位置検出装置は、測定光束及び参照光束を波動
光学的な等光路位置で集光する集光光束とし、特に例え
ばプローブ型偏光部材から射出された直後の位置に屈折
力を有する光学部材を設置して、可干渉性の最大位置と
幾何光学的な集光位置を一致させることができるので、
センサ上で光の干渉信号を縞模様のないワンカラーとす
ることができる。この結果、センサ部分にアパーチャ等
を設ける必要がなくなり、光量損失を生ずることがな
く、SN比の高い信号を得ることができ、測定精度を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の干渉計の構成図である。
【図2】サーボ信号書込装置の説明図である。
【図3】他の実施の形態の構成図である。
【図4】従来例の干渉計の構成図である。
【図5】同心円状の干渉パターンを制限するアパーチャ
の説明図である。
【符号の説明】
10 光学ヘッド 11 半導体レーザー光源 12 集光レンズ 13 非偏光ビームスプリッタ 14 プローブ型偏光部材 15 凹レンズ 16 偏光板 17 センサ 18 曲面ミラー 19 1/4波長板 21 ハードディスク装置 22 ハードディスク 23 磁気ヘッドアーム 24 スライダ 25 ボイスコイルモータ 28 位置検出ユニット 29 支持アーム 30 光学プローブ 31 ロータリエンコーダ 33 モータ 35 ロータリポジショナ T 被検物体

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源からの光束を分割するビ
    ームスプリッタと、該ビームスブリッタからの一方の分
    離光を反射して光路を逆進させる参照面とを有し、該参
    照面からの光と前記ビームスブリッタから出射して被検
    物体上で反射して戻った他方の分離光とを前記ビームス
    プリッタによって合波し、該合波した光を最終的に干渉
    光として利用するために、前記2分離光が集光光として
    前記ビームスプリッタから出射するように配置し、光束
    の集光又は発散状態を変更する機能を有する光学素子を
    前記ビームスプリッタから出射する何れか一方の分離光
    の光路中に配置し、前記光学素子の作用により前記2分
    離光の集光位置からの反射光が同一径の球面波として前
    記ビームスプリッタで合波するようにしたことを特徴と
    する光干渉装置。
  2. 【請求項2】 前記光学素子は前記被検物体上への光路
    中に配置した請求項1に記載の光干渉装置。
  3. 【請求項3】 前記光学素子はレンズである請求項1に
    記載の光干渉装置。
  4. 【請求項4】 前記光学素子はフレネルレンズである請
    求項1に記載の光干渉装置。
  5. 【請求項5】 前記光学素子は曲面ミラーである請求項
    1に記載の光干渉装置。
  6. 【請求項6】 前記参照面へは前記ビームスプリッタか
    らの透過光が進行し、前記被検物体へは前記ビームスプ
    リッタからの反射光が前記光学素子を介して進行する請
    求項1に記載の光干渉装置。
  7. 【請求項7】 前記ビームスプリッタによって分離した
    光の参照面までの光路は、前記ビームスプリッタが形成
    されている前記光学部材内に収まっている請求項1に記
    載の光干渉装置。
  8. 【請求項8】 被検物体までの相対位置を検出するため
    の位置検出装置であって、光源と、該光源からの光束を
    分割するビームスプリッタと、該ビームスプリッタから
    の一方の分離光を反射して光路を逆進させる参照面とを
    有し、該参照面からの光と前記ビームスプリッタから出
    射して被検物体上で反射して戻った他方の分離光とを前
    記ビームスプリッタによって合波し、前記2分離光が集
    光光として前記ビームスプリッタから出射するように配
    置し、前記合波光を互いに干渉した状態で検出すること
    によって前記被検物体までの相対位置を検出し、光束の
    集光又は発散状態を変更する機能を有する光学素子を前
    記ビームスプリッタから出射する一方の分離光の光路中
    に配置し、前記光学素子の作用により前記2分離光の集
    光位置からの反射光が同一径の球面波として前記ビーム
    スプリッタで合波するようにしたことを特徴とする位置
    検出装置。
  9. 【請求項9】 前記光学素子は前記被検物体上への光路
    中に配置した請求項8に記載の位置検出装置。
  10. 【請求項10】 前記光学素子はレンズである請求項8
    に記載の位置検出装置。
  11. 【請求項11】 前記光学素子はフレネルレンズである
    請求項8に記載の位置検出装置。
  12. 【請求項12】前記光学素子は曲面ミラーである請求項
    8に記載の位置検出装置。
  13. 【請求項13】 前記参照面へは前記ビームスプリッタ
    からの透過光か進行し、前記被検物体へは前記ビームス
    プリッタからの反射光が前記光学素子を介して進行する
    請求項8に記載の位置検出装置。
  14. 【請求項14】 前記ビームスプリッタによって分離し
    た光の参照面までの光路は、前記ビームスプリッタが形
    成されている前記光学部材内に収まっている請求項8に
    記載の位置検出装置。
  15. 【請求項15】 情報媒体に情報の記録及び/又は読取
    りを行うためのヘッドにより情報の記録及び/又は読取
    りを行う信号系と、前記ヘッドを設けた部材の位置を検
    出する請求項8〜14の何れか1つの請求項に記載の位
    置検出装置と、前記位置検出装置による検出に基づいて
    前記ヘッドの位置を制御するヘッド位置制御系とを有す
    ることを特徴とする情報記録及び/又は読取装置。
  16. 【請求項16】 情報媒体に情報の記録及び/又は読取
    りを行うためのヘッドにより情報の記録及び/又は読取
    りを行うステップと、前記ヘッドを設けた部材の位置を
    請求項8〜14の何れか1つの請求項に記載の位置検出
    装置を用いて検出する位置検出ステップと、前記位置検
    出装置の検出に基づいて前記ヘッドの位置を制御するヘ
    ッド位置制御ステップとを有することを特徴とする情報
    媒体の製造方法。
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