JP2001249001A - 静電容量式変位検出装置 - Google Patents

静電容量式変位検出装置

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JP2001249001A
JP2001249001A JP2000058243A JP2000058243A JP2001249001A JP 2001249001 A JP2001249001 A JP 2001249001A JP 2000058243 A JP2000058243 A JP 2000058243A JP 2000058243 A JP2000058243 A JP 2000058243A JP 2001249001 A JP2001249001 A JP 2001249001A
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length measurement
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Satoshi Adachi
聡 安達
Kenichi Nakayama
賢一 中山
哲人 ▲高▼橋
Tetsuto Takahashi
Toshihiro Hasegawa
年洋 長谷川
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電容量式センサにおいて、測長方向以外の
変位が生じた場合に、この変位を検出する。 【解決手段】 対向する2つのスケールに送信電極と受
信電極を形成して静電容量式センサを構成する。本来の
測長方向に変位するセンサ100の他にこの測長方向と
直交する方向に他のセンサ200及び300を配置す
る。測長方向以外に変位した場合、センサ200及びセ
ンサ300からの検出信号に基づき変位量を検出する。
変位量としては、測長方向に垂直方向の変位やヨー角、
ピッチ角などを検出することができる。検出した変位量
で本来の測長結果を補正し、測長精度を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電容量式変位検出
装置、特に対向するスケールの変位を検出する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】静電容量式変位検出装置(以下、静電容
量式センサという)は、相対移動可能に設けられた2つ
のスケールにそれぞれ送信電極と受信電極が形成され、
スケールの移動に伴って送信電極と受信電極間の容量結
合の大きさが変化することを検出電極で検出するもので
ある。
【0003】図4には、従来の静電容量式センサの構成
が示されている。対向する二つのスケール10、12の
一方のスケール10には送信電極10a及び検出電極1
0bが設けられ、他方のスケール12には受信電極12
aが設けられる。送信電極10aは複数の電極が配列し
てアレイ状をなし、これら電極群に所定位相角度ずつ位
相の異なる少なくとも3種類、例えば8種類以上の交流
信号が供給される。対向するスケールが変位すると、受
信電極12には変位に応じた合成信号が生じ、これを検
出電極10bで検出して出力する。
【0004】図5には、変位検出システムの全体構成が
示されている。図4に示された静電容量式センサ1から
の検出信号は信号処理部2に供給される。信号処理部2
では、検出された合成信号から2つのスケールの相対的
変位(図4における測長方向の変位)を算出する。な
お、図4に示されるように、送信電極10aを挟むよう
に検出電極10bを2個設ける場合、これらは互いに差
動関係を構成し、信号処理部2にてこれらの差動をとる
ことで検出信号に含まれるノイズを除去し検出精度を向
上させることができる。互いに差動関係にあるとは、あ
る信号と他の信号との位相差が180度であることを意
味し、信号にノイズが含まれている場合、ノイズは両信
号に等しく混入するから、差動をとることで本来の信号
強度を倍にしつつノイズ成分を除去することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、静電容量
式センサにおいては、2つのスケールの測長方向におけ
る相対的変位を検出するものであるが、2つのスリット
が測長方向以外に変位した場合、測長方向の検出精度に
影響を与えることになる。
【0006】図6には、対向する2つのスリットがとり
得る可能な相対変位の方向が模式的に示されている。ス
ケール10がスケール12の面に対する垂直方向変位
(スケール10とスケール12との間隔が変化する変位
であり、いわゆるエアーギャップ変位と称する)、スケ
ール10がスケール12との間隔を維持しつつ測長方向
と直行する方向への変位(垂直変位)、スケール10が
スケール12に対して図中X軸周りの回転(ロール角変
位)、スケール10がスケール12に対して図中Y軸周
りの回転(ピッチ角変位)、スケール10がスケール1
2に対して図中Z軸周りの回転(ヨー角変位)、があ
る。スケール10がスケール12に対して測長方向のみ
に変位するようにスケール10を支持する構成が好適で
あるが、支持部材の精度や長年の使用による摩耗等に起
因して測長方向以外の変位が生じる可能性がある。この
ような場合、本来の測長方向以外の変位、例えば垂直変
位やヨー角変位も考慮に入れて検出しなければ高精度の
測長結果を得ることができない。 本発明は、上記従来
技術の有する課題に鑑みなされたものであり、その目的
は、本来の測長方向以外の変位を確実に検出し、これに
より測長方向の検出精度を向上させることができる装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、対向するスケールに形成された受信電極
と容量結合する送信電極及び検出電極を有する静電容量
式変位検出装置であって、前記送信電極と検出電極並び
に前記受信電極の組(この組で一つのセンサを構成す
る)は、測長方向と異なる方向に複数設けられ、複数の
組のそれぞれの前記検出電極からの検出信号に基づいて
前記対向するスケール間の相対的位置関係を検出するこ
とを特徴とする。これにより、対向するスケールが測長
方向と異なる方向に変位した場合でも、測長方向と異な
る方向に設けられたセンサでこの変位を検出することが
できる。
【0008】ここで、前記送信電極と検出電極並びに前
記受信電極の組は、同一面内、すなわち同一スケール内
において前記測長方向と直交する方向に少なくとも2組
設けられ、前記検出電極からの検出信号に基づいて前記
対向するスケール間のヨー角または前記測長方向と直交
する方向の変位の少なくともいずれかを検出することが
好適である。測長方向と直交する方向の変位(垂直変
位)は、測長方向と直交する方向に少なくとも2組設け
られたセンサで検出でき、また、ヨー角は前記2組のセ
ンサと測長方向のセンサとの検出信号の相違に基づいて
検出することができる。
【0009】また、前記送信電極と検出電極並びに前記
受信電極の組は、異なる面内において少なくとも2組設
けられ、前記検出電極からの検出信号に基づいて前記対
向するスケール間のピッチ角あるいはロール角の少なく
ともいずれかを検出することが好適である。ピッチ角あ
るいはロール角が生じると、異なる平面内に設けられた
2組のセンサの検出信号が変化するから、この検出信号
変化に基づいてピッチ角やロール角を検出することがで
きる。
【0010】なお、本発明において、ヨー角やピッチ
角、あるいはロール角は図6に示されるように定義され
る。すなわち、本来の測長方向をX軸、スケールに平行
な面内でこのX軸に直交する方向をY軸、X軸及びY軸
に直交する方向をZ軸とした場合、X軸周りの回転がロ
ール角、Y軸周りの回転がピッチ角、Z軸周りの回転が
ヨー角である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0012】図1には、本実施形態に係る静電容量式セ
ンサの構成が示されている。なお、全体構成は図5に示
されたシステム構成図と同様であり、センサ部1から出
力された検出信号を信号処理部2で処理し、測長方向の
変位量を出力する構成である。なお、本実施形態におい
ては、後述するように測長方向の変位のみならず、図6
におけるエアーギャップ変位、垂直変位、ピッチ角変
位、ロール角変位、あるいはヨー角変位も信号処理部2
で検出し、この検出量に基づいて検出した測長方向の変
位量を補正する。
【0013】図1において、受信電極にはスリット13
が測長方向とは垂直方向に複数形成され、これにより受
信電極は受信電極12a〜12fと複数に分割されてい
る。一方、受信電極12a〜12fに対向するスケール
10(スケール10は図示せず)には、送信電極10a
1、検出電極10b1、送信電極10a2、検出電極1
0b2が設けられており、送信電極10a1、検出電極
10b1及びこれに対向する受信電極で1個のセンサ
(センサ1)を構成し、送信電極10a2、検出電極1
0b2及びこれに対向する受信電極で他のセンサ(セン
サ2)を構成している。したがって、図1の構成におい
ては、測長方向と直交する方向に2個の静電容量センサ
が存在することになる。それぞれのセンサの送信電極に
は送信信号が供給され、それぞれのセンサの検出電極か
ら合成信号(検出信号)が出力されて信号処理部2に供
給される。
【0014】ここで、送信電極及び検出電極が設けられ
たスケール10が受信電極が設けられたスケール12の
面に対して垂直方向に変位する(図6におけるエアーギ
ャップ量変位)と、センサ1及びセンサ2からの検出信
号の信号強度がエアーギャップ量に応じて減少する。し
たがって、信号処理部2は、センサ1及びセンサ2から
の検出信号の強度を検出し、この検出信号の強度低下に
基づき2つのスケール10、12のエアーギャップ変位
量を算出することができる。
【0015】なお、センサ1あるいはセンサ2単独の検
出信号の強度に基づいてもエアーギャップ変位量を算出
することは理論上可能であるが、2つのセンサからの検
出信号強度の低下に基づきエアーギャップ変位量を算出
することで、より高精度にエアーギャップ量を算出する
ことができる。エアーギャップ変位量は、例えば予めエ
アーギャップ量と信号強度との関係を測定してテーブル
として記憶しておき、実際の検出信号の強度からテーブ
ルを参照してエアーギャップ量を決定すればよい。
【0016】また、送信電極と検出電極が設けられてい
るスケール10がスケール12に対して図6で示すZ軸
周りに回転してヨー角変位が生じると、センサ1からの
検出信号とセンサ2からの検出信号にヨー角に応じた相
違が生じるから、信号処理部2は両検出信号の相違に基
づきヨー角を一義的に決定することができる。具体的に
は、ヨー角は、
【数1】sin-1{(センサ1検出位置−センサ2検出
位置)/(センサ1−センサ2間距離)} により算出することができる。
【0017】なお、本実施形態ではセンサ1とセンサ2
に独立に送信信号を供給しているが、同一信号を分配し
てセンサ1とセンサ2に供給する構成とすることもでき
る。
【0018】図2には、他の実施形態に係る静電容量式
センサの構成が示されている。受信電極12aが設けら
れ、この受信電極12aに対向するように送信電極及び
検出電極が設けられ、これら送信電極、検出電極及び受
信電極12aでセンサ100を構成する。センサ100
は実質的に図1におけるセンサ1あるいはセンサ2と同
一であり、センサ100の測長方向は図示したとおりで
ある。一方、受信電極12aの配列方向と直交する方向
すなわちセンサ100の測長方向と直交する方向に受信
電極12bが設けられ、この受信電極12bに対向する
ように、送信電極と検出電極の組が2組設けられ、2つ
のセンサ200、300が形成されていいる。受信電極
12aの各電極の配列方向と受信電極12bの配列方向
は互いに直交することに着目すべきである。2つのセン
サ200、300にとって、測長方向は受信電極12b
が配列している方向であり、センサ100の測長方向と
直交する方向である。センサ100、200、300の
送信電極及び検出電極は同一スケール10上に設けら
れ、受信電極12a、12bは対向するスケール12上
に設けられる。
【0019】このような構成において、スケール10が
スケール12に対してセンサ100の測長方向、すなわ
ち本来の変位方向に変位すると、センサ100からの検
出信号に基づいて信号処理部2は変位量を検出すること
ができる。一方、スケール10がスケール12に対しセ
ンサ100の測長方向と直交する方向に変位した場合、
すなわち図6における垂直変位が生じた場合には、この
変位量はセンサ200及びセンサ300の検出信号とし
て出力されるから、信号処理部2はセンサ200あるい
はセンサ300の検出信号に基づいて垂直変位量を検出
することができる。なお、垂直変位量を検出する際に
は、センサ200からの検出信号に基づく値とセンサ3
00からの検出信号に基づく値を平均してもよい。
【0020】また、スケール10がスケール12の面に
対して垂直方向に変位した(エアーギャップ変位)場合
には、センサ100、200、及び300からの検出信
号はエアーギャップ量に応じて減少するため、信号処理
部2はこれらの検出信号の強度を検出することでエアー
ギャップ量を決定することができる。
【0021】さらに、スケール10がスケール12に対
して図6におけるZ軸周りに回転してヨー角変位が生じ
た場合でも、このヨー角に応じてセンサ100、20
0、300からの検出信号に相違が生ずるから、信号処
理部2はこれらセンサ間の検出信号の相違に基づいてヨ
ー角を算出することができる。具体的には、
【数2】sin-1{(センサ200検出位置−センサ3
00検出位置)/(センサ200−センサ300間距
離)} により算出することができる。
【0022】したがって、図2の構成によれば、図6に
おけるエアーギャップ変位量、垂直変位量及びヨー角変
位量を検出することができる。もちろん、信号処理部2
は、これらの変位量を全て検出する必要はなく、エアー
ギャップ変位量、垂直変位量、ヨー角の少なくともいず
れかを検出してもよい。スケール10の支持部材の構造
に応じて検出すべき変位量を決定することが好適であ
る。
【0023】図3には、さらに他の実施形態に係る静電
容量式センサの構成が示されている。センサ100、2
00、300は図2に示された構成と同一であるが、本
実施形態においては、さらにセンサ100、200、3
00のスケール面とは直交するスケールにセンサが設け
られている。すなわち、センサ100、200、300
の送信電極及び検出電極が設けられたスケール10と直
交するスケールに送信電極及び検出電極が2組設けら
れ、センサ100、200、300の受信電極が設けら
れるスケール12に直交するスケールに前記2組の送信
電極と検出電極に対向するように受信電極が設けられて
なる2個のセンサ400、500がさらに形成され、こ
れらセンサ100〜500の検出信号が信号処理部2に
供給される。2重構造の四角柱の内側角柱の2つの側面
に受信電極が形成され、外側角柱の前記2面に対向する
2つの側面にセンサ100〜300及びセンサ400、
500がそれぞれ形成されると言い換えることもでき
る。センサ100〜500の測長方向は図示したとお
り、互いに直交している。
【0024】このような構成において、センサ100、
200、300からの検出信号に基づき、上述したよう
にエアーギャップ変位量や垂直変位量並びにヨー角を算
出することができるが、本実施形態においては、さらに
センサ400及び500からの検出信号に基づき、図6
におけるY軸周りの回転に伴う変位、すなわちピッチ角
変位を検出することができる。すなわち、スケール10
がスケール12に対して図6におけるY軸周りに回転す
ると、センサ400からの検出信号強度とセンサ500
からの検出信号強度に相違が生じるから、信号処理部2
はセンサ400とセンサ500の検出信号強度に基づい
てピッチ角を一義的に決定することができる。具体的に
は、ピッチ角は、
【数3】sin-1{(センサ400検出位置−センサ5
00検出位置)/(センサ400−センサ500間距
離)} で算出することができる。
【0025】本実施形態において、エアーギャップ量、
垂直変位量、ヨー角及びピッチ角を検出する場合につい
て示したが、ロール角も同様に検出することができる。
例えば、図3の構成において、センサ100、200、
300が形成された面とセンサ400、500が形成さ
れた面の両面に直交する面にさらにセンサを設けること
で、図6におけるX軸周りの回転が生じても、これらセ
ンサ間の信号強度の相違に基づいてロール角を算出する
ことができる。
【0026】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本実施形態で算出した垂直変位量、ヨー角、ピッチ
角、ロール角に基づき、信号処理部2は例えば以下の方
法で本来の測長方向(図3においてセンサ100の測長
方向)の測長結果を補正することができる。
【0027】
【数4】(センサ100検出位置)−(垂直変位分誤差
+ヨー+ピッチ+ロール角変位誤差)
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本来の測長方向以外の方向に変位が生じても、これらの
変位量を確実に検出し、この変位量を利用して本来の測
長方向の測長結果を補正し、測長精度を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のセンサ構成図である。
【図2】 他の実施形態のセンサ構成図である。
【図3】 さらに他の実施形態の構成図である。
【図4】 従来のセンサ構成図である。
【図5】 静電容量式変位検出装置の全体構成図であ
る。
【図6】 測長方向以外の変位を示す説明図である。
【符号の説明】
10、12 スケール、100〜500 センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 哲人 神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目20番1号 株式会社ミツトヨ内 (72)発明者 長谷川 年洋 神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目20番1号 株式会社ミツトヨ内 Fターム(参考) 2F063 AA02 CA40 DA05 DD03 EA02 HA08 KA02 2F077 AA11 CC02 NN05 NN14 PP01 QQ02 VV02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向するスケールに形成された受信電極
    と容量結合する送信電極及び検出電極を有する静電容量
    式変位検出装置であって、 前記送信電極と検出電極並びに前記受信電極の組は、測
    長方向と異なる方向に複数設けられ、 複数の組のそれぞれの前記検出電極からの検出信号に基
    づいて前記対向するスケール間の相対的位置関係を検出
    することを特徴とする静電容量式変位検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記送信電極と検出電極並びに前記受信電極の組は、同
    一面内において前記測長方向と直交する方向に少なくと
    も2組設けられ、 前記検出電極からの検出信号に基づいて前記対向するス
    ケール間のヨー角または前記測長方向と直交する方向の
    変位の少なくともいずれかを検出することを特徴とする
    静電容量式変位検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記送信電極と検出電極並びに前記受信電極の組は、異
    なる面内において少なくとも2組設けられ、 前記検出電極からの検出信号に基づいて前記対向するス
    ケール間のピッチ角あるいはロール角の少なくともいず
    れかを検出することを特徴とする静電容量式変位検出装
    置。
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