JP2001247338A - クラッドパイプの製造方法 - Google Patents
クラッドパイプの製造方法Info
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Abstract
生させないようにしたクラッドパイプの製造方法を提供
する。 【解決手段】 貫通孔2aを有する母材適用パイプ2と
第1のダミーパイプ3および第2のダミーパイプ4とか
らなる基材1を、加熱手段7によって外部から管軸方向
に加熱しながら貫通孔2aの壁面をエッチング処置して
なるクラッドパイプの製造方法であって、第1のダミー
パイプ3から第2のダミーパイプ4に向けて、母材適用
パイプ2の貫通孔2a内にエッチングガスを流す工程
と、母材適用パイプ2を、第1の接合部5から第2の接
合部6に向けて管軸方向に外部から加熱する工程とを備
え、母材適用パイプ2は、第1の接合部5から所定長さ
だけ存在する切除予定部Cと、切除予定部C以外の有効
部Pとからなり、母材適用パイプ2を管軸方向に加熱す
るにあたって、有効部Pの加熱速度に対し切除予定部C
の加熱速度を遅くする。
Description
散等を補償するための分散補償ファイバを製造するため
に利用される母材の一部として構成させるクラッドパイ
プの製造方法に関するものである。
法としては特開平9−127354号公報等に開示され
ている。この製造方法に利用される母材は、屈折率の異
なる部材を幾層にも重ね合わせたもので、例えば、Si
O2からなるコア部の周囲に屈折率の異なる第1〜第3
のクラッドパイプを融着させて、一体化させたものであ
る。そして、母材を線引することで、所望の分散補償フ
ァイバが得られる。また、母材の一部として利用される
前述のクラッドパイプは、図4に示すような基材100
から作り出されるもので、この基材100は、石英ガラ
スからなる母材適用パイプ101の両端に、石英ガラス
からなるダミーパイプ102を融着接合させて構成され
る。そこで、母材適用パイプ101内に矢印A方向から
エッチングガスを流しながら、バーナー等の加熱手段1
03によって、母材適用パイプ101を外部から矢印B
方向に等速度で加熱し続け、母材適用パイプ101内の
貫通孔101aの壁面にエッチング処理を施す。その
後、カッタ等で母材適用パイプ101をダミーパイプ1
02から切り離して、母材の一部に利用されるクラッド
パイプが作り出されることになる。なお、このようなエ
ッチング処理を行う理由は、クラッドパイプを幾層にも
重ねて母材を成形させる必要性から、ドリル加工やレー
ザ加工によって粗削りされて作り出された貫通孔101
aの壁面を平滑にさせるためである。
ドパイプの製造にあたって、母材適用パイプ101の貫
通孔101aをエッチング処理する際、図5に示すよう
に、矢印A方向に流入させたエッチングガスは、ダミー
パイプ102の内径S1と母材適用パイプ101の内径
S2との径差によって、貫通孔101aの端部で乱流が
発生し、貫通孔101aの端部でガスが不均一な状態と
なる。この状態で、母材適用パイプ101を矢印B方向
に等速度で加熱させると、貫通孔101aの端部でエッ
チングが不完全な状態となる。これに起因し、ドリル加
工等で粗削りした際に貫通孔101aの壁面に残った削
りカスが、エッチング処理されずに壁面に残留すること
になる。そして、この残留物Sは、エッチング処理中に
貫通孔101a内で下流側に飛散し、これが壁面の予期
せぬ部分に付着し、この付着によって、母材適用パイプ
101を部分的ではあるが白濁させるといった問題を生
じさせていた。また、エッチング処理の際の白濁した部
分はクラッドパイプとしての利用価値がなく、破棄され
るので、クラッドパイプが母材の一部として利用される
ことを考慮すると経済的ロスが極めて大きい。
されたもので、母材適用パイプに白濁の部分を発生させ
ないようにしたクラッドパイプの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
クラッドパイプの製造方法は、貫通孔を有する母材適用
パイプと、この母材適用パイプの一端に、第1の接合部
を介して取り付けられた第1のダミーパイプと、母材適
用パイプの他端に、第2の接合部を介して取り付けられ
た第2のダミーパイプとからなる基材を、加熱手段によ
って外部から管軸方向に加熱しながら貫通孔の壁面をエ
ッチング処置してなるクラッドパイプの製造方法であっ
て、第1のダミーパイプから第2のダミーパイプに向け
て、母材適用パイプの貫通孔内にエッチングガスを流す
工程と、母材適用パイプを、第1の接合部から第2の接
合部に向けて管軸方向に外部から加熱する工程とを備
え、母材適用パイプは、第1の接合部から所定長さだけ
存在する切除予定部と、切除予定部以外の有効部とから
なり、母材適用パイプを管軸方向に加熱するにあたっ
て、有効部の加熱速度に対し切除予定部の加熱速度を遅
くしたことを特徴とする。
は、内径の異なる母材適用パイプとダミーパイプとの組
み合わせからなる基材が利用される。そして、ダミーパ
イプ側から流入させるエッチングガスは、ダミーパイプ
と母材適用パイプとの内径差によって、母材適用パイプ
の貫通孔の端部で乱流を発生させ、貫通孔の端部では不
均一なガス状態が生じ、これが原因で、エッチング処理
の際に、母材適用パイプに部分的な白濁を生じさせてい
ることを、発明者らは見出した。そこで、母材適用パイ
プにおいて、貫通孔内で乱流が発生する場所を切除予定
部として決定し、この部分を母材適用パイプのうちの破
棄する部分とする。そして、乱流が発生してエッチング
処理が不完全になり易い切除予定部に対し、有効部より
も加熱時間を長くして、エッチング処理を必要以上に長
く行うようにし、白濁の原因になる残留物の発生を抑制
している。
において、切除予定部で加熱手段を停止させて、母材適
用パイプを加熱する。このように、加熱手段を所定時間
停止させることで、切除予定部において、必要以上のエ
ッチング処理を簡単かつ確実に行わせることができる。
製造方法は、貫通孔を有する母材適用パイプと、この母
材適用パイプの一端に、第1の接合部を介して取り付け
られた第1のダミーパイプと、母材適用パイプの他端
に、第2の接合部を介して取り付けられた第2のダミー
パイプとからなる基材を、加熱手段によって外部から管
軸方向に加熱しながら貫通孔の壁面をエッチング処置し
てなるクラッドパイプの製造方法であって、第1のダミ
ーパイプから第2のダミーパイプに向けて、母材適用パ
イプの貫通孔内にエッチングガスを流す工程と、母材適
用パイプを、第1の接合部から第2の接合部に向けて管
軸方向に外部から加熱する工程とを備え、母材適用パイ
プは、第1の接合部から所定長さだけ存在し且つ第1の
接合部に向けて貫通孔を広げたロート部を有する切除予
定部と、切除予定部以外の有効部とからなることを特徴
とする。
は、内径の異なる母材適用パイプとダミーパイプとの組
み合わせからなる基材が利用される。そして、ダミーパ
イプ側から流入させるエッチングガスは、ダミーパイプ
と母材適用パイプとの内径差によって、母材適用パイプ
の貫通孔の端部で乱流を発生させ、貫通孔の端部では不
均一なガス状態が生じ、これが原因で、エッチング処理
の際に、母材適用パイプに部分的な白濁を生じさせてい
ることを、発明者らは見出した。そこで、母材適用パイ
プの切除予定部において、貫通孔にロート部を形成させ
ておくことで、切除予定部でエッチングガスの乱流の発
生を抑制できる。従って、切除予定部と有効部との加熱
速度を同じにすることが可能となる。すなわち、母材適
用パイプの全長に亙って、加熱手段の移動を等速にする
ことができ、加熱手段の移動制御が簡単になる。
製造方法は、貫通孔を有する母材適用パイプと、この母
材適用パイプの一端に、第1の接合部を介して取り付け
られた第1のダミーパイプと、母材適用パイプの他端
に、第2の接合部を介して取り付けられた第2のダミー
パイプとからなる基材を、加熱手段によって外部から管
軸方向に加熱しながら貫通孔の壁面をエッチング処置し
てなるクラッドパイプの製造方法であって、第1のダミ
ーパイプから第2のダミーパイプに向けて、母材適用パ
イプの貫通孔内にエッチングガスを流しながら、第2の
接合部から加熱する工程と、第2のダミーパイプから第
1ダミーパイプに向けて、母材適用パイプの貫通孔内に
エッチングガスを流しながら、第1の接合部から加熱す
る工程とを備えたことを特徴とする。
は、内径の異なる母材適用パイプとダミーパイプとの組
み合わせからなる基材が利用される。そして、ダミーパ
イプ側から流入させるエッチングガスは、ダミーパイプ
と母材適用パイプとの内径差によって、母材適用パイプ
の貫通孔の端部で乱流を発生させ、貫通孔の端部では不
均一なガス状態が生じ、これが原因で、エッチング処理
の際に、母材適用パイプに部分的な白濁を生じさせてい
ることを、発明者らは見出した。そこで、母材適用パイ
プの両方向から交互にエッチングガスを流し、乱流の発
生部分を避けるようにエッチング処理を行うようにし
た。このような方法によって、母材適用パイプの両端部
分をエッチング不完全部分として切除し破棄する必要が
なく、母材適用パイプの全長を有効利用でき、クラッド
パイプが母材の一部として利用されることを考慮する
と、経済的メリットが極めて大きいといえる。
ラッドパイプの製造方法の好適な実施形態について詳細
に説明する。
る母材は、屈折率の異なる部材を幾層にも重ね合わせた
もので、例えば、SiO2からなるコア部の周囲に屈折
率の異なる複数のクラッドパイプを融着させて、一体化
させたものである。また、このような母材の一部として
利用される前述のクラッドパイプは、図1に示すような
基材1から作り出されるものである。
一にフッ素を添加して所定の屈折率をもたせた円筒状の
母材適用パイプ2を有し、この母材適用パイプ2はクラ
ッドパイプとして利用される部分である。また、基材1
には、母材適用パイプ2の両端に、第1及び第2の接合
部5,6を介して融着接合させた石英ガラス製の第1及
び第2のダミーパイプ3,4が設けられている。また、
これらダミーパイプ3,4は、母材適用パイプ2に対し
内径が大きなパイプで形成され、基材1として再利用さ
れる部分である。
ドパイプの製造方法について説明する。
に配置させ、第1及び第2のダミーパイプ3,4を作業
台上でチャッキングする。このとき、基材1は、その管
軸を中心に所定速度で回転できるよう作業台上に配置さ
れる。この状態で、第1のダミーパイプ3側から第2の
ダミーパイプ4に向けて、母材適用パイプ2の貫通孔2
a内に所定の流速でエッチングガスを流す。なお、この
エッチングガスは、SF6とCl2との混合ガスである。
ーパイプ3と母材適用パイプ2との内径差によって、母
材適用パイプ2における貫通孔2aの端部で乱流が発生
する(図5参照)。これにより、貫通孔2aの端部では
不均一なガス状態が生じる。そこで、エッチング処理前
の作業として、母材適用パイプ2において、貫通孔2a
内で乱流が発生する領域長を切除予定部Cとして特定す
る。この切除予定部Cは、第1の接合部5から所定の長
さだけ存在し、この長さは、ガスの流速や貫通孔2aの
径に基づいて実験等により適宜決定されるものである。
そして、この切除予定部Cは、母材適用パイプ2のうち
の破棄される部分となる。また、母材適用パイプ2にお
いて、切除予定部C以外の部分がクラッドパイプとして
利用される有効部Pとなる。
基材1は、管軸を中心に回転させながら、酸水素バーナ
ー等の加熱手段7によって外部から約1000℃〜13
00℃で加熱されて、エッチング処理がなされる。な
お、この加熱手段7は、母材適用パイプ2の管軸方向に
沿って直線的に移動するように構成されている。このよ
うなエッチング処理を行う理由は、クラッドパイプを幾
層にも重ねて母材を成形させる必要性から、ドリル加工
やレーザ加工によって粗削りされて作り出された貫通孔
2aの壁面を平滑に処理しなければならないからであ
る。
不完全になり易い切除予定部Cに対し、有効部Pよりも
加熱時間を長くし、エッチング処理を必要以上に長く行
うようにした。具体的には、切除予定部Cで加熱手段7
を10分程度停止させて、集中的に切除予定部Cを加熱
する。これによって、切除予定部Cを完全にエッチング
処理することができる。その後、加熱手段7を矢印B方
向に等速移動させ、有効部Pを均一に加熱しながら、母
材適用パイプ2内の貫通孔2aの壁面を均等にエッチン
グ処理する。
せながら切除予定部Cを加熱してもよい。また、切除予
定部Cで加熱手段7を停止させず、有効部Pの加熱速度
より極めてゆっくりした速度で切除予定部Cを加熱し、
十分なエッチング処理を行うようにしてもよい。
ッタ等で第1及び第2のダミーパイプ3,4を母材適用
パイプ2から切り離す。その後さらに、母材適用パイプ
2から切除予定部Cをカッタ等で切り離し、母材適用パ
イプ2をカッタ等で更に所定の個数に輪切り分割する。
これによって、母材の一部に利用されるクラッドパイプ
が、一本の母材適用パイプ2から所定本数だけ作り出さ
れることになる。
ものではない。例えば、図2に示すように、母材適用パ
イプ2の切除予定部Cは、第1の接合部5から所定長さ
だけ存在し、この切除予定部Cには、第1の接合部5に
向けて貫通孔2aを広げたロート部10が設けられてい
る。このロート部10によって、切除予定部Cでエッチ
ングガスの乱流の発生を抑制することができる。従っ
て、貫通孔2aの全長に亙りガスの乱流が発生し難く、
切除予定部Cと有効部Pとの加熱速度を同じにすること
が可能となる。よって、母材適用パイプ2の全長に亙っ
て、加熱手段7の移動を等速にすることができ、加熱手
段7の移動制御が簡単になる。
の実施形態として、図3に示すように、第1のダミーパ
イプ3から第2のダミーパイプ4に向けて、母材適用パ
イプ2の貫通孔2a内にエッチングガスを矢印A方向に
流す。その状態で、加熱手段7Aを第2の接合部6から
第1のダミーパイプ3に向けて等速で移動させながら、
母材適用パイプ2を加熱する。このとき、母材適用パイ
プ2の全長に亙って加熱するのではなく、母材適用パイ
プ2の中央付近まで加熱する。
ミーパイプ3に向けて、母材適用パイプ2の貫通孔2a
内にエッチングガスを矢印D方向に流す。その状態で、
加熱手段7Bを第1の接合部5から第2のダミーパイプ
4に向けて等速で移動させながら、母材適用パイプ2を
加熱する。このとき、母材適用パイプ2の全長に亙って
加熱するのではなく、加熱手段7Aで加熱されなかった
部分を加熱する。
ら交互にエッチングガスを流し、乱流の発生部分を避け
るようにしてエッチング処理を行うことで、母材適用パ
イプ2の両端部分をエッチング不完全部分として破棄す
る必要がなく、母材適用パイプ2の全長を有効利用で
き、クラッドパイプが母材の一部として利用されること
を考慮すると、経済的メリットが極めて大きいといえ
る。
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得る。すなわち、貫通孔を有する母材適用パイプと、
この母材適用パイプの一端に、第1の接合部を介して取
り付けられた第1のダミーパイプと、母材適用パイプの
他端に、第2の接合部を介して取り付けられた第2のダ
ミーパイプとからなる基材を、加熱手段によって外部か
ら管軸方向に加熱しながら貫通孔の壁面をエッチング処
置してなるクラッドパイプの製造方法であって、第1の
ダミーパイプから第2のダミーパイプに向けて、母材適
用パイプの貫通孔内にエッチングガスを流す工程と、母
材適用パイプを、第1の接合部から第2の接合部に向け
て管軸方向に外部から加熱する工程とを備え、母材適用
パイプは、第1の接合部から所定長さだけ存在する切除
予定部と、切除予定部以外の有効部とからなり、母材適
用パイプを管軸方向に加熱するにあたって、有効部の加
熱速度に対し切除予定部の加熱速度を遅くしたことによ
り、母材適用パイプに白濁部分が発生することを適切に
抑制することが可能となる。
ーパイプに向けて、母材適用パイプの貫通孔内にエッチ
ングガスを流す工程と、母材適用パイプを、第1の接合
部から第2の接合部に向けて管軸方向に外部から加熱す
る工程とを備え、母材適用パイプは、第1の接合部から
所定長さだけ存在し且つ第1の接合部に向けて貫通孔を
広げたロート部を有する切除予定部と、切除予定部以外
の有効部とからなることにより、母材適用パイプに白濁
部分が発生することを適切に抑制することが可能とな
る。
ーパイプに向けて、母材適用パイプの貫通孔内にエッチ
ングガスを流しながら、第2の接合部から加熱する工程
と、第2のダミーパイプから第1ダミーパイプに向け
て、母材適用パイプの貫通孔内にエッチングガスを流し
ながら、第1の接合部から加熱する工程とを備えたこと
により、母材適用パイプに白濁部分が発生することを適
切に抑制することが可能となる。
の実施形態を示す正面図である。
の実施形態を示す正面図である。
の実施形態を示す正面図である。
ある。
1のダミーパイプ、4…第2のダミーパイプ、5…第1
の接合部、6…第2の接合部、7,7A,7B…加熱手
段、10…ロート部、C…切除予定部、P…有効部。
Claims (4)
- 【請求項1】 貫通孔を有する母材適用パイプと、この
母材適用パイプの一端に、第1の接合部を介して取り付
けられた第1のダミーパイプと、前記母材適用パイプの
他端に、第2の接合部を介して取り付けられた第2のダ
ミーパイプとからなる基材を、加熱手段によって外部か
ら管軸方向に加熱しながら前記貫通孔の壁面をエッチン
グ処置してなるクラッドパイプの製造方法であって、 前記第1のダミーパイプから前記第2のダミーパイプに
向けて、前記母材適用パイプの前記貫通孔内にエッチン
グガスを流す工程と、 前記母材適用パイプを、前記第1の接合部から前記第2
の接合部に向けて管軸方向に外部から加熱する工程とを
備え、 前記母材適用パイプは、前記第1の接合部から所定長さ
だけ存在する切除予定部と、前記切除予定部以外の有効
部とからなり、前記母材適用パイプを管軸方向に加熱す
るにあたって、前記有効部の加熱速度に対し前記切除予
定部の加熱速度を遅くしたことを特徴とするクラッドパ
イプの製造方法。 - 【請求項2】 前記切除予定部で前記加熱手段を停止さ
せて、前記母材適用パイプを加熱することを特徴とする
請求項1記載のクラッドパイプの製造方法。 - 【請求項3】 貫通孔を有する母材適用パイプと、この
母材適用パイプの一端に、第1の接合部を介して取り付
けられた第1のダミーパイプと、前記母材適用パイプの
他端に、第2の接合部を介して取り付けられた第2のダ
ミーパイプとからなる基材を、加熱手段によって外部か
ら管軸方向に加熱しながら前記貫通孔の壁面をエッチン
グ処置してなるクラッドパイプの製造方法であって、 前記第1のダミーパイプから前記第2のダミーパイプに
向けて、前記母材適用パイプの前記貫通孔内にエッチン
グガスを流す工程と、 前記母材適用パイプを、前記第1の接合部から前記第2
の接合部に向けて管軸方向に外部から加熱する工程とを
備え、 前記母材適用パイプは、前記第1の接合部から所定長さ
だけ存在し且つ前記第1の接合部に向けて前記貫通孔を
広げたロート部を有する切除予定部と、前記切除予定部
以外の有効部とからなることを特徴とするクラッドパイ
プの製造方法。 - 【請求項4】 貫通孔を有する母材適用パイプと、この
母材適用パイプの一端に、第1の接合部を介して取り付
けられた第1のダミーパイプと、前記母材適用パイプの
他端に、第2の接合部を介して取り付けられた第2のダ
ミーパイプとからなる基材を、加熱手段によって外部か
ら管軸方向に加熱しながら前記貫通孔の壁面をエッチン
グ処置してなるクラッドパイプの製造方法であって、 前記第1のダミーパイプから前記第2のダミーパイプに
向けて、前記母材適用パイプの前記貫通孔内にエッチン
グガスを流しながら、前記第2の接合部から加熱する工
程と、 前記第2のダミーパイプから前記第1ダミーパイプに向
けて、前記母材適用パイプの前記貫通孔内にエッチング
ガスを流しながら、前記第1の接合部から加熱する工程
とを備えたことを特徴とするクラッドパイプの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000057359A JP3591411B2 (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | クラッドパイプの製造方法 |
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JP2000057359A JP3591411B2 (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | クラッドパイプの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001247338A true JP2001247338A (ja) | 2001-09-11 |
JP3591411B2 JP3591411B2 (ja) | 2004-11-17 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006526560A (ja) * | 2003-06-04 | 2006-11-24 | ヘレーウス テネーヴォ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 光学的な構成部分を製造するための石英ガラス円筒体ならびにその製造方法 |
JP2011093742A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガラスパイプの製造方法 |
JP2015199621A (ja) * | 2014-04-07 | 2015-11-12 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバの製造方法 |
-
2000
- 2000-03-02 JP JP2000057359A patent/JP3591411B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2015199621A (ja) * | 2014-04-07 | 2015-11-12 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバの製造方法 |
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