JP2001246307A - ホットメルト塗布装置におけるヒーティングホース - Google Patents

ホットメルト塗布装置におけるヒーティングホース

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JP2001246307A
JP2001246307A JP2000063126A JP2000063126A JP2001246307A JP 2001246307 A JP2001246307 A JP 2001246307A JP 2000063126 A JP2000063126 A JP 2000063126A JP 2000063126 A JP2000063126 A JP 2000063126A JP 2001246307 A JP2001246307 A JP 2001246307A
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JP
Japan
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tube
main body
hot melt
teflon
main
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JP2000063126A
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English (en)
Inventor
Yorio Wakayama
若山冶雄
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TOYONAKA HOT KENKYUSHO KK
Suntool Corp
Original Assignee
TOYONAKA HOT KENKYUSHO KK
Suntool Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本体チューブの内方への酸素の進入を阻止し
て、チューブ内を搬送されるホットメルト接着材の酸化
過熱劣化を防ぎ、劣化物(炭化物)によるノズル詰まり
が発生しないようにする。 【解決手段】本体チューブ1、網目状のブレード、電気
加熱ヒータおよび断熱材層を含み、本体チューブの外周
を加熱して本体チューブ内のホットメルト接着剤を溶融
状態で供給するヒーティングホースにおいて、本体チュ
ーブをテフロン(登録商標)チューブとし、テフロンチ
ューブの外周/内周を金属層2で被膜するか、或は本体
チューブを金属製チューブとして、本体チューブの空気
透過性を無くし、チューブ内部に対し空気を遮断した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ホットメルト塗
布装置におけるヒーティングホースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】公知のホットメルト供給用のヒーティン
グホースにおいては、本体チューブをテフロンチューブ
で構成し、該テフロンチューブの外周を加熱してチュー
ブ内のホットメルト接着材を溶融し液体とした状態でチ
ューブ内を通過させて、目的の供給場所に供給すること
を可能とした。勿論テフロンチューブの外周には網目状
のブレードで耐熱処理がなされるとともに、外部の温度
を遮断あるいは保温の目的で断熱材で被覆などの施工が
なされている。電気加熱ヒーターは一般的に網目状の耐
圧ブレードの更に外側に沿って一定のピッチで施工され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記テトロン(登録商
標)チューブは曲げることが可能でヒーティイングホー
スを柔軟性のあるものとするものであるが、テフロン等
のブラスチックは曲げに対応して空気中の酸素を完全に
遮断することができないため、空気中の酸素を透過する
性質を有している。この現象のため、加熱することでテ
フロンチューブの内壁面では酸化加熱劣化が促進される
こととなり、連続加熱時間に比例してホットメルトの劣
化が始まりついには炭化物となる。
【0004】この劣化現象により、ゲル状の不完全溶融
体や炭化物はホース内の壁面から増長が始まり、やがて
ホース円周方向とホース長さ方向に堆積することとな
り、長いホースほど発生する量が多い。この劣化物(炭
化物)がホース壁面から剥離すると、その剥離した炭化
物は供給先に押し流され。ホース供給先の最先端にはノ
ズルが装着されているので、そのノズルに劣化物が流れ
着き、ノズル詰まりの発生となる問題点があった。この
問題点を解決すべく、本体チューブの空気透過性を無く
すことを課題とする。
【0005】
【課題を解決ための手段】本願第1発明は、本体チュー
ブをテフロンチューブとし、テフロンチューブの外周を
金属層で被膜する。本願第2発明は、本体チューブをテ
フロンチューブとし、テフロンチューブの内周を金属層
で被膜する。本願第3発明は、本体チューブを金属製チ
ューブで構成する。
【0006】
【実施の態様】本願第1発明は、テフロンチューブとし
た本体チューブの外周をステンレス帯状金属板を巻回し
て金属層(ステンレス板被膜)を形成して、テフロンチ
ューブの空気透過性を無くし、チューブ内部に対し空気
を遮断する。
【0007】本願第2発明は、テフロンチューブとした
本体チューブの内周側に 、ステンレス製パイプを挿入
して金属層(ステンレス層)を形成して、テフロンチュ
ーブの空気透過性を無くし、チューブ内部に対し空気を
遮断する。
【0008】本願第3発明は、本体チューブをステンレ
ス製、アルミ製等の金属製チューブとし、本体チューブ
の空気透過性を無くし、チューブ内部に対し空気を遮断
する。
【0009】
【実施例】図面に示す本発明の実施例にもとづいて本発
明を詳細に説明する。図1を参照して、本願第1発明を
説明する。1はテフロンチューブで構成した本体チュー
ブである。該テフロンチューブで構成した本体チューブ
1の外周に金層帯板(ステンレス帯板)をスパイラル状
に巻回して金属層(テンレス層)2を形成する。金属層
(ステンレス層)2の外周に保護(ステンレス)層3を
形成する。保護(ステンレス)層3の外周にヒーター4
を巻回し、更に、保温層(シリコンスポンジの断熱材
層)5、外層(表面メッシュ)層6を形成する。
【0010】前記金属層2として、金属製薄板層で構成
し、帯状金属薄板(例えば、帯状アルミ板薄板)をテフ
ロンチューブ1の周面に巻回して隣接部分を互いに溶着
してテフロンチューブ1Aを包囲する筒状体とすること
ができる.更に、本体チューブ1の外周に巻回したアル
ミ箔等で構成することもできる。更に本体チューブ1の
外周に外装したアルミパイプ、ステンレスパイプ等とす
ることもできるものである。
【0011】金属層2は、テフロンチューブの本体チュ
ーブの外周を包囲して形成され、テフロンチューブの本
体チューブ1の内面を外面と空気(酸素)の透過遮断状
態[空気透過性を皆無]とするものであれば本願第1発
明の目的を達成できるものである。
【0012】図2を参照して、本願第2発明を説明す
る。1は、第1発明と同様に、テフロンチューブで構成
した本体チューブである。本体チューブ(テフロンチュ
ーブ)1の内側に挿入した金属製チューブ(ステンレス
パイプ、アルミパイプ等)で、本体チューブ(テフロン
チューブ)1の内側に金属層7を形成する。本体チュー
ブ(テフロンチューブ)1の外周に、保護(ステンレ
ス)層13の外周にヒーター4を巻回し、更に、保温(シ
リコンスポンジ)層5、外層(表面メッシュ)層6を形
成する。
【0013】前記金属層7して、テフロンチューブ1の
内面に、コーティングにより形成した金属層で構成する
こともできる。金属層7は、テフロンチューブの本体チ
ューブの内周面に形成され、テフロンチューブの本体チ
ューブ1の内面側を空気(酸素)の透過遮断状態[空気
透過性を皆無]とするものであれば本願第2発明の目的
を達成できるものである。
【0014】図3を参照して、本願第3発明を説明す
る。本体チューブを金属製チューブ10とすることで、
図1、図2の第1発明、第2発明の実施例における本体
チューブ(テフロンチューブ)1および金属層2、金属
層7に代える構成とする。図3の実施例においては、金
属製チューブ10(本体チューブ)の外周に金層帯板
(ステンレス帯板)をスパイラル状に巻回して金属層
(テンレス層)20を形成して、金属製チューブ(ステ
ンレスパイプ)の曲げ折れ対策とするが、第3発明の目
的達成のためには、金属層(ステンレス層)20を省い
てもよいものである。
【0015】金属製チューブ10をアルミ製チューブと
すると、図1、図2のテフロンチューブの本体チューブ
1と同様に、可撓性を有するホースとすることが出き
る。なお、金属製チューブ10を鉄製チューブ(ステン
スパイプ)としても、施工時に配管の曲げ加工を最高曲
げ半径を遵守して冶具(ベンダー)にて行い、施工後に
は通常のホースのごとく繰返し移動することなく、固定
状態で使用することで、十分にホースとしての目的に使
用できるものである。
【0016】本願第3発明は、本体チューブをテフロン
チューブにかえて金属製チューブで構成するものである
から、本体チューブの空気透過性を無い。
【0017】
【発明の効果】本願第1発明は、本体チューブをテフロ
ンチューブとし、テフロンチューブの外周を金属層で被
膜し、本願第2発明は、テフロンチューブの内周を金属
層で被膜することで、テフロンチューブの空気透過性を
無くし、チューブ内部に対し空気を遮断する。本願第3
発明は、本体チューブを金属製チューブで構成すること
で、本体チューブの空気透過性を無くすことができ。し
たがって、本願第1ないし第3発明は、本体チューブの
内方への酸素の進入を阻止することで、チューブ内を搬
送されるホットメルト接着材の酸化過熱劣化を防ぐこと
ができて、劣化物(炭化物)によるノズル詰まりが発生
しない効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1発明の実施例を示すヒーティングホー
スの一部断面した斜視図。
【図2】本願第2発明の実施例を示すヒーティングホー
スの一部断面した斜視図。
【図3】本願第3発明の実施例を示すヒーティングホー
スの一部断面した斜視図。
【符号の説明】
1 本体チューブ(テフロンチューブ) 2 金属層(テンレス層) 3 保護(ステンレス)層 4 ヒーター 5 保温層(シリコンスポンジの断熱材層) 6 外層(表面メッシュ)層 7 金属層 10 本体チューブ(金属製チューブ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体チューブ、網目状のブレード、電気加
    熱ヒータおよび断熱材層を含み、本体チューブの外周を
    加熱して本体チューブ内のホットメルト接着剤を溶融状
    態で供給するヒーティングホースにおいて、本体チュー
    ブをテフロンチューブとし、テフロンチューブの外周を
    金属層で被膜して、本体チューブの空気透過性を無く
    し、チューブ内部に対し空気を遮断したことを特徴とす
    る、ホットメルト塗布装置におけるヒーティングホース
  2. 【請求項2】本体チューブ、網目状のブレード、電気加
    熱ヒータおよび断熱材層を含み、本体チューブの外周を
    加熱して本体チューブ内のホットメルト接着剤を溶融状
    態で供給するヒーティングホースにおいて、本体チュー
    ブをテフロンチューブとし、テフロンチューブの内周を
    金属層で被膜して、本体チューブの空気透過性を無く
    し、チューブ内部に対し空気を遮断したことを特徴とす
    る、ホットメルト塗布装置におけるヒーティングホース
  3. 【請求項3】本体チューブ、網目状のブレード、電気加
    熱ヒータおよび断熱材層を含み、本体チューブの外周を
    加熱して本体チューブ内のホットメルト接着剤を溶融状
    態で供給するヒーティングホースにおいて、本体チュー
    ブを金属製チューブとし、本体チューブの空気透過性を
    無くし、チューブ内部に対し空気を遮断したことを特徴
    とする、ホットメルト塗布装置におけるヒーティングホ
    ース
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