JP2001245327A - 映像伝送装置 - Google Patents

映像伝送装置

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JP2001245327A
JP2001245327A JP2000053810A JP2000053810A JP2001245327A JP 2001245327 A JP2001245327 A JP 2001245327A JP 2000053810 A JP2000053810 A JP 2000053810A JP 2000053810 A JP2000053810 A JP 2000053810A JP 2001245327 A JP2001245327 A JP 2001245327A
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video
signal
monitor
built
transmission device
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JP2000053810A
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Yasutaka Kumagai
保孝 熊谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、映像信号を光伝送する送信装置と光
伝送された映像信号を受信する受信装置とでなる映像伝
送装置に於いて、システム構成の簡素化と、保守及び管
理の高機能迅速化、簡易化を図った映像伝送装置を提供
することを課題とする。 【解決手段】映像伝送装置の受信装置20に内蔵モニタ
(MON−DISP)21を設けて、当該内蔵モニタ
(MON−DISP)21に、受信映像と、少なくとも
システム監視若しくはシステム管理のための情報とを選
択して、若しくは合成して表示するモニタ機能を設けた
ことにより、システム構成を簡素化できるとともに、保
守及び管理を簡素化、迅速化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば放送システ
ム、ITVシステム等、映像を含む情報を光伝送路を介
して送受信するシステムに適用して好適な映像伝送装置
に関する。
【0002】また、本発明は、アナログ映像信号または
ディジタル映像信号を光伝送路を介して送受信する映像
伝送システム、または高画質映像信号を送信側で符号化
して光伝送し、受信側で復号化処理する映像伝送システ
ム等に適用して好適な映像伝送装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばビデオカメラ(ITVカメ
ラ)で撮影した映像情報を映像伝送装置(映像送受信装
置)を用いて遠隔地に伝送する映像伝送システムの構成
例を図7乃至図10を参照して説明する。
【0004】図7は本発明で対象とする映像伝送装置の
基本的なシステムの構成を示すブロック図である。ここ
では映像信号を伝送する側(例えばITVカメラ側)の
映像伝送装置を送信装置と称し、映像信号を受ける側
(例えば監視センター側)の映像伝送装置を受信装置と
称す。送信装置と受信装置との間は2芯の光ファイバを
用いて接続され、送信装置側から受信装置側へ1チャネ
ルのNTSCアナログ映像またはディジタル映像(VI
D)と、2チャネルのアナログ音声(AUD)を伝送
し、受信装置側から送信装置側へ1チャネルのアナログ
音声(AUD)を伝送し、受信装置側と送信装置側との
間で2チャネルのオーダワイヤ(OW)を相互に伝送す
ることができる。尚、図中、RSWは接点受信装置、T
SWは接点送信装置、SWは接点信号である。
【0005】この種の映像伝送装置を用いた従来の光映
像伝送システムの構成例を図8乃至図10に示す。図8
は警報監視表示機能をもたない光映像伝送システムの構
成例、図9は警報監視表示機能を備えた光映像伝送シス
テムの構成例、図10は警報監視表示機能を備えたネッ
トワーク対応光映像伝送システムの構成例である。
【0006】上記各光映像伝送システムに於いて、映像
伝送装置の出力映像を確認する機能を実現する際、従来
では、映像伝送装置とは別に、映像モニタ装置を用意し
て、映像伝送装置(受信装置)に当該映像モニタ装置を
接続し、当該映像モニタ装置に映像伝送装置の出力映像
を表示するシステム構成としていた。従って、従来では
システム構成が煩雑となりモニタ専用の設置スペースが
必要になるとともにコスト面でも高価になるという問題
があった。また、システムの警報監視機能としては、L
ED等の警報ランプ表示と警報接点監視とによる警報報
知手段のみであり、機器の運用状況を確実かつ詳細に報
知する上で問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来で
は、映像伝送システムに於いて、映像伝送装置の出力映
像を確認する機能を実現する際は、映像伝送装置とは別
に、映像モニタ装置を用意して、映像伝送装置に当該映
像モニタ装置を接続し、当該映像モニタ装置に映像伝送
装置の出力映像を表示するシステム構成とする必要があ
ることからシステム構成が煩雑かつ高価になるという問
題があった。また、システムの警報監視機能としては、
LED等の警報ランプ表示と警報接点監視とによる警報
報知手段のみであり、機器の運用状況を確実かつ詳細に
報知する上で問題があった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
映像信号光伝送する送信装置と光伝送された映像信号を
受信する受信装置とでなる映像伝送装置に於いて、シス
テム構成の簡素化と、保守及び管理の高機能迅速化、簡
易化を図った映像伝送装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る映像伝送装
置は、受信側の装置に映像モニタを内蔵し一体化するこ
とで、外部モニタを不要にしシステム構成の簡素化を図
るとともに、当該装置のみにより、伝送された受信画像
のモニタ表示と、監視アラーム表示等とを可能にしたこ
とを特徴とする。
【0010】即ち、本発明は、例えばITVカメラ、テ
レビジョン放送用ビデオカメラ等で撮影した映像信号を
光伝送路を介して遠隔地に伝送する送信装置と、上記送
信装置より光伝送された映像信号を受信する、例えば監
視センタ等に設けられた受信装置とでなる映像伝送装置
に於いて、上記受信装置に表示用の内蔵モニタを設け、
当該内蔵モニタにより受信映像の監視及びシステム状態
の監視を行うことを特徴とする。
【0011】また本発明は、映像信号を光伝送する送信
装置と、上記送信装置より光伝送された映像信号を受信
する受信装置とでなる映像伝送装置に於いて、上記受信
装置に、内蔵モニタと、当該モニタの表示内容を選択す
る選択手段とを設けてなることを特徴とする。
【0012】また本発明は、上記内蔵モニタと当該内蔵
モニタの表示内容を選択する選択手段とを有してなる映
像伝送装置に於いて、内蔵モニタの表示内容を選択する
選択手段により、受信映像のモニタ表示と、少なくとも
障害情報、システム構成情報、システム機能情報のいず
れかの情報表示とを選択的に切り替えて上記内蔵モニタ
に表示することを特徴とする。
【0013】また本発明は、上記映像伝送装置に於い
て、シングルモード光ファイバ1芯を用いて、送信装置
から受信装置へ高品質な映像信号と複数チャネルの音声
信号を伝送し、受信装置から送信装置へ複数チャネルの
音声信号を伝送し、受信装置と送信装置との間で複数チ
ャネルのオーダワイヤ信号を伝送することを特徴とす
る。
【0014】また本発明は、上記内蔵モニタと当該内蔵
モニタの表示内容を選択する選択手段とを有してなる映
像伝送装置に於いて、上記内蔵モニタに、通常時は受信
映像をモニタ表示し、システムまたは機器の障害発生時
は受信映像に代えて障害情報を表示することを特徴とす
る。
【0015】また本発明は、上記内蔵モニタと当該内蔵
モニタの表示内容を選択する選択手段とを有してなる映
像伝送装置に於いて、上記内蔵モニタに、通常は受信映
像をモニタ表示し、システムまたは機器の障害発生時は
当該障害情報を上記受信映像に合成して表示することを
特徴とする。
【0016】また本発明は、上記映像伝送装置に於い
て、送信装置に、入力された映像信号および音声信号を
それぞれアナログ−ディジタル変換し合成して当該信号
を光信号に変換し出力する手段とを有し、受信装置に、
入力された光信号を電気信号に変換し映像信号と音声信
号とに弁別して、当該弁別された各信号をそれぞれディ
ジタル−アナログ変換し出力する手段を有してなること
を特徴とする。
【0017】また本発明は、上記映像伝送装置に於い
て、送信装置に、伝送対象となる映像信号および音声信
号をそれぞれ符号化処理する手段を有し、受信装置に、
上記符号化された映像信号および音声信号をそれぞれ復
号化処理する手段を有してなることを特徴とする。
【0018】上記したように本発明によれば、映像伝送
装置の受信装置に映像モニタを内蔵して、当該内蔵モニ
タに、受信映像と、少なくともシステム監視若しくはシ
ステム管理のための情報とを選択して、若しくは合成し
て表示するモニタ機能を設けたことにより、システム構
成を簡素化できるとともに、保守及び管理を簡素化、迅
速化できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0020】図1は本発明の実施形態による映像伝送装
置の構成を示すブロック図である。
【0021】図中、10は本発明の実施形態に係る映像
伝送装置の送信側となる映像光送信装置(以下単に送信
装置と称す)であり、20は同じく映像伝送装置の受信
側となる映像光受信装置(以下単に受信装置と称す)で
ある。
【0022】30は上記送信装置10に伝送対象となる
映像信号を入力する、例えばITVカメラ、テレビジョ
ン放送用高画質カメラ等のビデオカメラ(VC)であ
り、40は送信装置10と受信装置20との間の光信号
の伝送に供される光ファイバーケーブルを用いた光伝送
路である。
【0023】図2は上記実施形態に於ける受信装置20
の外観構成を示す斜視図である。
【0024】図中、21は受信装置20の前面パネルに
表示部が露出して設けられた、例えば液晶カラーディス
プレイを用いた内蔵モニタ(MON−DISP)であ
り、後述するボタンの選択操作に従い受信装置20で受
信した映像(例えばITVカメラ映像)、障害情報、シ
ステム構成情報、システム状態情報等を表示する。
【0025】Sa〜Sdはそれぞれ上記内蔵モニタ(M
ON−DISP)21の表示内容を手動で選択するため
の選択ボタンであり、Saは受信映像の表示を選択する
選択ボタン、Sbは障害情報の発生内容の表示を選択す
る選択ボタン、Scはシステム構成の表示を選択する選
択ボタン、Sdはシステム状態の表示を選択する選択ボ
タンである。
【0026】ここでは上記選択ボタンSa〜Sdのいず
れかがオン操作されることによって、そのオン操作され
た選択ボタンに従う表示内容が内蔵モニタ(MON−D
ISP)21に表示され、上記選択ボタンSa〜Sdが
いずれもオン操作されていない際は、後述する自動表示
切換制御機能が有効となって、通常は受信映像をモニタ
表示し、障害発生検出時に受信映像に代えて自動的に障
害情報の発生内容(選択ボタンSbのオン操作に相当す
る画面)を表示する(図4参照)。
【0027】図3は上記送信装置10及び受信装置20
の内部回路構成を示すブロック図である。
【0028】図中、11乃至16はそれぞれ送信装置1
0の構成要素をなすもので、11はビデオカメラ(V
C)30等より入力されたアナログ映像信号(VID)
をディジタル映像信号に変換するアナログ−ディジタル
変換部(V−A/D)、12は上記映像信号とともに入
力されたアナログ音声(ここではステレオ音声)信号
(AUD)をディジタル音声信号に変換するアナログ−
ディジタル変換部(A−A/D)である。13は上記ア
ナログ−ディジタル変換部(V−A/D)11で変換さ
れたディジタル映像信号、及びアナログ−ディジタル変
換部(A−A/D)12で変換されたディジタル音声信
号を合成する映像/音声コンバイン部(A/V CON
V)である。14は上記映像/音声コンバイン部(A/
V CONV)13の出力信号を光信号に変換して光伝
送路40に送出する光送信部(OS)である。15は送
信装置10に設けられた各構成要素の動作を監視して障
害を検出し外部へ出力する警報処理部(ALM)であ
る。16は上記送信装置10の各構成要素に動作用電源
を供給する電源部(PS)である。
【0029】21乃至32はそれぞれ受信装置20の構
成要素をなすもので、21は上記図2に示すように、受
信装置20の前面パネルに表示部を露出して設けられた
内蔵モニタ(MON−DISP)21であり、後述する
CPU26及び映像切換部(SW)29の制御の下に、
受信映像(ITVカメラ映像)、障害情報、システム構
成情報、システム状態情報等を表示する。
【0030】22は光伝送路40を介して入力された光
信号を電気信号(所定電圧レベルのディジタル信号)に
変換する光受信部(OR)である。23は上記光受信部
(OR)22より出力されるディジタル信号を映像信号
と音声信号とに分離する映像/音声分離部(A/V D
EC)である。24は上記映像/音声分離部(A/VD
EC)23より出力されるディジタル映像信号をアナロ
グ映像信号(VID)に変換する映像ディジタル−アナ
ログ変換部(V−D/A)である。25は上記映像/音
声分離部(A/V DEC)23より出力されるディジ
タル音声信号をアナログ音声信号(AUD)に変換する
音声ディジタル−アナログ変換部(A−D/A)であ
る。
【0031】26は上記内蔵モニタ(MON−DIS
P)21の表示制御(図4参照)を含む受信装置全体の
制御を司るCPUであり、ここでは上記図2に示す選択
ボタンSa〜Sdがいずれもオン操作されていない際に
図4に示すような内蔵モニタ(MON−DISP)21
の自動表示切換制御機能を実現する処理を実行し、上記
選択ボタンSa〜Sdのいずれかがオン操作された際に
その操作ボタンに従う手動表示切換制御機能を実現する
処理を実行する。
【0032】27は上記CPU26の制御の下にアラー
ム信号(接点信号含)等を外部(例えば通信事業者等)
に出力する外部出力インタフェース部(IF)である。
28は上記映像ディジタル−アナログ変換部(V−D/
A)24より出力される映像信号を内部(モニタ表示
用)と外部(伝送出力用)とに分岐する分岐インタフェ
ース部(BRIF)である。29はCPU26の制御の
下に内蔵モニタ(MON−DISP)21の表示内容
(受信映像/障害情報/システム構成情報/システム状
態情報等)を切換制御する映像切換部(SW)である。
31は受信装置20に設けられた各構成要素の動作を監
視して障害を検出し外部へ出力する警報処理部(AL
M)である。32は受信装置20の各構成要素に動作用
電源を供給する電源部(PS)である。
【0033】図4は上記実施形態に於いて、上記図2に
示す選択ボタンSa〜Sdがいずれもオン操作されてい
ない際にCPU26の制御の下に実行される自動表示切
換制御の処理手順を示すフローチャートであり、通常は
受信映像を内蔵モニタ(MON−DISP)21に表示
し、障害発生検出時に受信映像に代えて自動的に障害情
報の発生内容を表示する。
【0034】ここで上記図1乃至図4を参照して本発明
の実施形態による映像伝送装置の動作を説明する。
【0035】送信装置10に於いて、ビデオカメラ(V
C)30で撮影して得た映像信号(VID)は、アナロ
グ−ディジタル変換部(V−A/D)11によりディジ
タル映像信号に変換された後、映像/音声コンバイン部
(A/V CONV)13に入力される。また、上記映
像信号(VID)と同時に入力されたステレオ音声信号
(AUD×2)は、アナログ−ディジタル変換部(A−
A/D)12によりディジタル映像信号に変換された
後、映像/音声コンバイン部(A/V CONV)13
に入力される。
【0036】映像/音声コンバイン部(A/V CON
V)13は、上記アナログ−ディジタル変換部(V−A
/D)11より出力されたディジタル映像信号と、アナ
ログ−ディジタル変換部(A−A/D)12より出力さ
れたディジタル音声信号とを所定のデータフォーマット
でコンバイン(合成)処理して、当該コンバイン処理し
たディジタル信号を光送信部(OS)14に送出する。
【0037】光送信部(OS)14は映像/音声コンバ
イン部(A/V CONV)13より受けたディジタル
信号を光信号に変換して光伝送路40上に送出する。
【0038】この際の送信動作中に於ける送信装置10
の各構成要素の動作は警報処理部(ALM)15により
監視され、障害発生が検出されると、その障害発生に伴
うアラーム信号(接点出力を含む)が外部に出力され
る。
【0039】受信装置20に於いて、光受信部(OR)
22は光伝送路40を介して入力された光信号を電気信
号(ディジタル信号)に変換して映像/音声分離部(A
/VDEC)23に送出する。
【0040】映像/音声分離部(A/V DEC)23
は上記光受信部(OR)22より受けたディジタル信号
を映像信号と音声信号とに分離し、ディジタル映像信号
を映像ディジタル−アナログ変換部(V−D/A)24
に送出し、ディジタル音声信号を音声ディジタル−アナ
ログ変換部(A−D/A)25に送出する。
【0041】映像ディジタル−アナログ変換部(V−D
/A)24は映像/音声分離部(A/V DEC)23
より受けたディジタル映像信号をアナログ映像信号(V
ID)に変換(復元)して、分岐インタフェース部(B
RIF)28に送出する。音声ディジタル−アナログ変
換部(A−D/A)25は映像/音声分離部(A/VD
EC)23より受けたディジタル音声信号をアナログ音
声信号(AUD×2)に変換(復元)して外部装置に出
力する。
【0042】分岐インタフェース部(BRIF)28は
映像ディジタル−アナログ変換部(V−D/A)24よ
り受けたアナログ映像信号(VID)を外部装置に出力
するとともに、モニタ表示用として映像切換部(SW)
29に分岐出力する。
【0043】映像切換部(SW)29はCPU26の制
御の下に、上記映像信号(VID)、またはCPU26
より出力される、障害情報、システム構成情報、システ
ム状態情報等を選択し表示出力データとして内蔵モニタ
(MON−DISP)21に送出する。
【0044】CPU26は図2に示す選択ボタンSa〜
Sdがいずれもオン操作されていない際は、図4に示す
ような内蔵モニタ(MON−DISP)21の自動表示
切換制御機能を実現する処理を実行し、上記選択ボタン
Sa〜Sdのいずれかがオン操作された際は、その操作
ボタンに従う手動表示切換制御機能を実現する処理を実
行する。
【0045】上記自動表示切換制御機能を実現する処理
に於いては、送信装置10及び受信装置20を含めたシ
ステム上で障害が発生していない正常動作時に於いて、
上記映像信号(VID)による受信映像を内蔵モニタ
(MON−DISP)21に表示し(図4ステップS
1,S2)、障害発生時に於いて、上記受信映像に代え
て自動的に障害情報の発生内容を表示する(図4ステッ
プS1,S3)。
【0046】このように、受信装置20の内蔵モニタ
(MON−DISP)21には、正常動作時に受信映像
がモニタ表示され、障害発生時に、上記受信映像に代え
て自動的に障害の発生内容が表示される。また送信装置
10で検出した警報を各警報毎に光伝送路40を介して
受信装置20に転送することで、受信側にてリアルタイ
ムの回線障害監視ができる。更に、選択ボタンSa〜S
dのいずれかがオン操作されることにより、その操作ボ
タンに従う内容(例えばシステム構成、システム状態
等)を内蔵モニタ(MON−DISP)21上で容易に
把握することができる。
【0047】また、上記実施形態に於いて、受信映像が
表示されている際に、システム内の機器、伝送路等に障
害が発生すると、その障害発生時点に於いて、障害の発
生したことを内蔵モニタ(MON−DISP)21に、
例えば文字情報、シンボルマーク等を特定色または点滅
等により強調表示して報知する機能をもたせることも可
能であり、この際は上記障害発生時に於いて選択ボタン
Sbを選択することにより、内蔵モニタ(MON−DI
SP)21上で障害情報の発生内容を認識できる。
【0048】図5及び図6はそれぞれ上記実施形態によ
る映像伝送装置を用いた映像伝送システムの構成例を示
すもので、図5に示すシステムは、複数の送信装置1
0,10,…と1台の受信装置20とがそれぞれ光伝送
路40により構成された光ネットワークに接続され、複
数地点のビデオカメラ(VC)30,30,…の映像が
それぞれ送信装置10,10,…、及び光伝送路40,
40,…を介して受信装置20に伝送される。この伝送
された映像は内蔵モニタ(MON−DISP)21に表
示されるとともに、障害情報、アラーム信号等と共にネ
ットワーク監視装置54に送出される。また、図6に示
すシステムは、映像伝送側となる例えばイベント会場等
に送信装置10を設け、監視センター側となる例えば放
送局等に内蔵モニタ(MON−DISP)21を備えた
受信装置20を設けて、イベント会場等に設けられたビ
デオカメラ(VC)30で撮影した映像が送信装置10
により光伝送路40に送出され、当該光伝送路40を介
して放送局等に設けられた受信装置20に受信されて、
内蔵モニタ(MON−DISP)21に表示されるとと
もに外部モニタに表示される。この図6に示す実施形態
のシステム構成に於いては、例えばITVカメラ側から
放送局等の監視センタ側へ高品質な映像信号を1チャン
ネル、及び音声信号2チャンネル(ステレオ音声信号1
チャンネル)、監視センタ側からITVカメラ側へ音声
2チャンネル(ステレオ音声信号1チャンネル)、監視
センタ側とITVカメラ側との間でオーダワイヤ(O
W)3チャンネルを、それぞれシングルモード光ファイ
バ1芯を使って伝送している。
【0049】これらのシステム構成に於いても受信装置
20の内蔵モニタ(MON−DISP)21には、正常
動作時に受信映像がモニタ表示され、障害発生時に、上
記受信映像に代えて自動的に障害の発生内容が表示され
る。また送信装置10で検出した警報を各警報毎に光伝
送路40を利用して受信装置20に転送することによ
り、受信側でリアルタイムの回線障害監視ができる。更
に、選択ボタンSa〜Sdのいずれかがオン操作される
ことにより、その操作ボタンに従う内容(例えばシステ
ム構成、システム状態等)が内蔵モニタ(MON−DI
SP)21に表示される。
【0050】尚、上記した実施形態に於いては、伝送対
象となる映像信号および音声信号について、符号化/復
号化処理(圧縮/伸張処理)を行わなかったが、伝送効
率を上げるために、例えば送信装置10に於いて、ディ
ジタル化された映像信号および音声信号を符号化した
後、光信号に変換して伝送し、受信装置20に於いて、
符号化された映像信号および音声信号を復号処理するこ
とにより、音声信号を含む映像信号の光伝送効率を向上
できる。また、上記した実施形態では、送信装置10に
於いて、映像信号および音声信号をディジタル化された
映像信号および音声信号を符号化した後、光信号に変換
して伝送し、受信装置20に於いて、符号化された映像
信号および音声信号を復号処理することにより、音声信
号を含む映像信号の光伝送効率を向上できる。
【0051】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、映
像伝送装置の受信装置に映像モニタを内蔵して、当該内
蔵モニタに、受信映像と、少なくともシステム監視若し
くはシステム管理のための情報とを選択して、若しくは
合成して表示するモニタ機能を設けたことにより、シス
テム構成を簡素化できるとともに、保守及び管理を簡素
化、迅速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による映像伝送装置の構成を
示すブロック図。
【図2】上記実施形態に於ける受信装置20の外観構成
を示す斜視図。
【図3】上記実施形態に於ける送信装置10及び受信装
置20の内部回路構成を示すブロック図。
【図4】上記実施形態に於いて上記図2に示す選択ボタ
ンSa〜Sdがいずれもオン操作されていない際にCP
U26の制御の下に実行される自動表示切換制御の処理
手順を示すフローチャート。
【図5】上記実施形態による映像伝送装置を用いた映像
伝送システムの構成例を示すブロック図。
【図6】上記実施形態による映像伝送装置を用いた映像
伝送システムの他の構成例を示すブロック図。
【図7】本発明で対象とする映像伝送装置の基本的なシ
ステムの構成を示すブロック図。
【図8】本発明で対象とする映像伝送装置を用いた従来
の光映像伝送システムの構成例を示すブロック図。
【図9】警報監視表示機能を備えた従来の光映像伝送シ
ステムの構成例を示すブロック図。
【図10】警報監視表示機能を備えた従来のネットワー
ク対応光映像伝送システムの構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
10…送信装置 11…アナログ−ディジタル変換部(V−A/D) 12…アナログ−ディジタル変換部(A−A/D)12 13…映像/音声コンバイン部(A/V CONV) 14…光送信部(OS) 15…警報処理部(ALM) 16…電源部(PS) 20…受信装置 21…内蔵モニタ(MON−DISP) 22…光受信部(OR) 23…映像/音声分離部(A/V DEC) 24…映像ディジタル−アナログ変換部(V−D/A) 25…音声ディジタル−アナログ変換部(A−D/A) 26…CPU 27…外部出力インタフェース部(IF) 28…分岐インタフェース部(BRIF) 29…映像切換部(SW) 30…ビデオカメラ(VC) 31…警報処理部(ALM) 32…電源部(PS) 40…光伝送路 Sa…受信映像の表示を選択する選択ボタン Sb…障害情報の発生内容の表示を選択する選択ボタン Sc…システム構成の表示を選択する選択ボタン Sd…システム状態の表示を選択する選択ボタン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を光伝送する送信装置と、前記
    送信装置より光伝送された映像信号を受信する受信装置
    とでなる映像伝送装置であって、前記受信装置に表示用
    の内蔵モニタを設け、当該内蔵モニタにより受信映像の
    監視及びシステム状態の監視を行うことを特徴とした映
    像伝送装置。
  2. 【請求項2】 映像信号を光伝送する送信装置と、前記
    送信装置より光伝送された映像信号を受信する受信装置
    とでなる映像伝送装置であって、前記受信装置に、表示
    用の内蔵モニタと、前記内蔵モニタの表示内容を選択す
    る選択手段とを具備してなることを特徴とする映像伝送
    装置。
  3. 【請求項3】 内蔵モニタの表示内容を選択する選択手
    段は、受信映像のモニタ表示と、少なくとも障害情報、
    システム構成情報、システム機能情報のいずれかの情報
    表示とを選択的に切り替えて前記内蔵モニタに表示する
    請求項2記載の映像伝送装置。
  4. 【請求項4】 シングルモード光ファイバ1芯を用い
    て、送信装置から受信装置へ高品質な映像信号と複数チ
    ャネルの音声信号を伝送し、受信装置から送信装置へ複
    数チャネルの音声信号を伝送し、受信装置と送信装置と
    の間で複数チャネルのオーダワイヤ信号を伝送する請求
    項2記載の映像伝送装置。
  5. 【請求項5】 内蔵モニタに、通常は受信映像をモニタ
    表示し、システムまたは機器の障害発生時に前記受信映
    像に代えて障害情報を表示する請求項2記載の映像伝送
    装置。
  6. 【請求項6】 内蔵モニタに、通常は受信映像をモニタ
    表示し、システムまたは機器の障害発生時に当該障害情
    報を前記受信映像に合成して表示する請求項2記載の映
    像伝送装置。
  7. 【請求項7】 送信装置に、入力された映像信号および
    音声信号をそれぞれアナログ−ディジタル変換し合成し
    て、当該合成された信号を光信号に変換し出力する手段
    とを有し、受信装置に、入力された光信号を電気信号に
    変換し映像信号と音声信号とに弁別して、当該弁別され
    た各信号をそれぞれディジタル−アナログ変換し出力す
    る手段を有してなる請求項1または2または4記載の映
    像伝送装置。
  8. 【請求項8】 送信装置に、伝送対象となる映像信号お
    よび音声信号をそれぞれ符号化処理する手段を有し、受
    信装置に、前記符号化された映像信号および音声信号を
    それぞれ復号化処理する手段を有してなる請求項1また
    は2または4または7記載の映像伝送装置。
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