JP2001245199A - カメラの手ぶれ軽減装置 - Google Patents

カメラの手ぶれ軽減装置

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JP2001245199A
JP2001245199A JP2000050102A JP2000050102A JP2001245199A JP 2001245199 A JP2001245199 A JP 2001245199A JP 2000050102 A JP2000050102 A JP 2000050102A JP 2000050102 A JP2000050102 A JP 2000050102A JP 2001245199 A JP2001245199 A JP 2001245199A
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Japan
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camera shake
output
lens system
shake
amount
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JP2000050102A
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Daisuke Hata
大介 畑
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各AF評価値サンプリング中に手ぶれなどで
被写体のAF評価値のエリアが変わるのを防止し、ま
た、大小の手ぶれに関係なく手ぶれの検出を可能にす
る。 【解決手段】 CPU121は、AF評価値サンプリン
グ手段139によるAF評価値のサンプリング中に所定
の時間間隔ごとに手ぶれ検出手段136からのぶれ量に
基づいて演算手段140が演算したぶれ補正量に基づい
て手ぶれ補正手段137にCCD103の位置を補正さ
せる。また、CPU121は、手ぶれ補正手段137に
よりCCD103の位置を補正する前(露光開始前)
に、または手ぶれ補正手段137によるCCD103の
位置の補正中に、手ぶれ検出手段136により検出され
たぶれ量の大小を所定の時間間隔ごとに判断して前記ぶ
れ量が大きい時に増幅装置143の増幅率を小さくす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ等
に適用されるカメラの手ぶれ軽減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等の撮像装置におけ
るオートフォーカス装置として、撮像素子(CCD)よ
り得られた撮像映像信号の高周波成分を、HPF又はB
PHを通して、そのHPF又はBPHを通過した撮像映
像信号のデータを、一定期間(例えば、1フィールド)
ごとに積算して焦点評価値として検出し、その値がピー
クとなるようにレンズと撮像装置の距離を制御する方式
のものが一般的である。このような方式においては、撮
像画面における焦点評価値の検出範囲(フォーカスエリ
ア)は、画面中央の一定の大きさに固定されたものが一
般的である。この種の撮像装置におけるオートフォーカ
ス装置として、特開平11−215426号公報に記載
されたものが知られている。また、オートフォーカス装
置を有し、手ぶれを検出して前記オートフォーカス装置
に対する手ぶれの影響を軽減するカメラの手ぶれ軽減装
置として、特開平7−248517号公報に記載された
ものが知られている。特開平11−215426号公報
に記載されたオートフォーカス装置は、フォーカスレン
ズ系を含むレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換
して画像信号として出力する撮像素子と、前記画像信号
をA/D変換したデジタル画像データを出力するA/D
変換手段と、前記デジタル画像データに応じた輝度デー
タをAE評価値として出力するAE評価値出力手段と、
前記撮像素子の画面の少なくとも一部のエリアをAFエ
リアとして設定するAFエリア設定手段と、前記AE評
価値がある定められた値より小さいか否かを判定し、当
該AE評価値がある定められた値より小さい場合に、前
記AFエリアを拡大したAFエリアを設定するAFエリ
ア拡大設定手段と、前記AFエリア内のデジタル画像デ
ータの輝度データの高周波成分を積分して得られるAF
評価値を出力するAF評価値出力手段と、前記フォーカ
スレンズ系を移動させながら、前記AF評価値出力手段
に、前記AF評価値をサンプリングさせるAF評価値サ
ンプリング手段と、前記AF評価値のサンプリング結果
により合焦を判定し、前記フォーカスレンズ系を合焦位
置に駆動するフォーカス駆動手段と、を備えている。ま
た、撮像装置においては、撮像者の手ぶれが手ぶれ検出
回路の範囲を超えると、ぶれによる撮像装置の角速度を
積分することで求めている現在位置が不定となるため手
ぶれ補正不能となるから、一時的に大きなぶれが入力さ
れただでけで、現在位置が不明となり以後のぶれ補正が
不能となる。そこで、特開平7−248517号公報に
記載されたカメラの手ぶれ軽減装置は、手ぶれ検出回路
が手ぶれによる角速度の検出しようとする範囲に対して
大きく余裕を有する構成にしている。すなわち、特開平
7−248517号公報に記載されたカメラの手ぶれ軽
減装置は、手ぶれ検出回路の出力をワンチップマイクロ
コンピュータに内蔵された10ビットA/D変換器によ
り複数回A/D変換し、そのA/D変換値の複数の和を
とることで手ぶれの検出精度を向上させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−215426号公報に記載されたオートフォーカ
ス装置においては、AF評価値をサンプリングする時間
が、ある程度の時間(0.3〜0.5秒程度)を要し、
各AF評価値サンプリング中に手ぶれなどで、被写体の
AF評価値のエリアが変わると、AF評価値のピークと
合焦位置が一致しない場合があるという問題がある。ま
た、特開平7−248517号公報に記載されたカメラ
の手ぶれ軽減装置においては、手ぶれが無視できる写真
を得るために必要な像面での手ぶれ量(A/D変換装置
の分解能)があるから、前記A/D変換器の検出範囲と
手ぶれが無視できる手ぶれ補正量を満足するためには、
A/D変換器の分解能が大きなものが必要とされるか
ら、高価となるという問題がある。本発明の課題は、こ
のような課題を解決することにある。すなわち、本発明
の目的は、各AF評価値サンプリング中に手ぶれなど
で、被写体のAF評価値のエリアが変わるのを防止する
ことができるカメラの手ぶれ軽減装置を提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、A/D変換装置のビ
ット数を多くすることなく、大きな手ぶれおよび小さな
手ぶれに関係なく手ぶれの検出を行うことができ、か
つ、この検出されたぶれ量に基づいてぶれの補正をする
ことができるカメラの手ぶれ軽減装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、フォーカスレンズ系を含
むレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換して画像
信号として出力する撮像素子と、この撮像素子からの前
記画像信号をA/D変換したデジタル画像データを出力
するA/D変換手段と、このA/D変換手段からの前記
デジタル画像データを処理して得られた輝度データの高
周波成分を積分して得られるAF評価値を出力するAF
評価値出力手段と、前記フォーカスレンズ系を移動させ
ながら前記AF評価値出力手段に前記AF評価値をサン
プリングさせるAF評価値サンプリング手段と、このA
F評価値サンプリング手段からの前記AF評価値のサン
プリング結果により合焦位置を判定し前記フォーカスレ
ンズ系を前記合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段
と、カメラのぶれ量を検出する手ぶれ検出手段と、この
手ぶれ検出手段からの前記ぶれ量に基づいてぶれ補正量
を演算する演算手段と、前記AF評価値サンプリング手
段による前記AF評価値のサンプリング中に所定の時間
間隔ごとに前記手ぶれ検出手段からの前記ぶれ量に基づ
いて前記演算手段が演算したぶれ補正量に対応して前記
撮像素子、前記レンズ系または前記レンズ系の一部の位
置を補正する手ぶれ補正手段とを有することを特徴とす
る。
【0005】請求項2に記載の発明は、フォーカスレン
ズ系を含むレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換
して画像信号として出力する撮像素子と、カメラのぶれ
量を検出する手ぶれ検出手段と、このぶれ検出手段から
の前記ぶれ量に基づいてぶれ補正量を演算する演算手段
と、この演算手段からの演算結果に基づいて前記撮像素
子、前記レンズ系または前記レンズ系の一部の位置を補
正する手ぶれ補正手段とを有し、前記手ぶれ検出手段
は、カメラのぶれ量を検出するぶれ検出装置と、このぶ
れ検出装置の出力からDC分を除去するフィルタ装置
と、このフィルタ装置からの出力を所定の増幅率により
増幅する増幅装置と、この増幅装置からの出力をデジタ
ル信号に変換して前記演算手段に与えるA/D変換装置
とを有し、前記手ぶれ補正手段によりぶれを補正する前
に前記ぶれ検出手段により検出された前記ぶれ量の大小
を所定の時間間隔ごとに判断して前記ぶれ量が大きい時
に前記増幅装置の増幅率を小さくすることを特徴とす
る。請求項3に記載の発明は、フォーカスレンズ系を含
むレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換して画像
信号として出力する撮像素子と、カメラのぶれ量を検出
する手ぶれ検出手段と、この手ぶれ検出手段の出力に基
づいてぶれ補正量を演算する演算手段と、この演算手段
からの演算結果に基づいて前記撮像素子、前記レンズ系
または前記レンズ系の一部の位置を補正する手ぶれ補正
手段とを有し、前記手ぶれ検出手段は、カメラのぶれ量
を検出するぶれ検出装置と、このぶれ検出装置からの前
記ぶれ量からDC成分を除去するフィルタ装置と、この
フィルタ装置からの出力を所定の増幅率により増幅する
増幅装置と、この増幅装置からの出力をデジタル信号に
変換して前記演算手段に与えるA/D変換装置とを有
し、前記手ぶれ補正手段によるぶれの補正中に前記手ぶ
れ検出手段からの前記ぶれ量の大小を所定の時間間隔ご
とに判断して前記ぶれ量が大きい時に前記増幅装置の増
幅率を小さくすることを特徴とする。請求項4に記載の
発明は、請求項2および請求項3のいずれか1つに記載
の発明において、前記A/D変換装置からの出力が最大
値となった時に前記増幅装置の前記所定の増幅率を小さ
くすることを特徴とする。請求項5に記載の発明は、請
求項3および請求項4のいずれか1つに記載の発明にお
いて、前記フィルタと前記A/D変換装置との間に接続
され前記フィルタ装置からの出力を一時的に保持するサ
ンプルホールド装置を有し、前記増幅装置の前記所定の
増幅率を変更した時に前記サンプルホールド装置の値に
基づいて前記演算手段がぶれ補正量を演算することを特
徴とする。
【0006】請求項6に記載の発明は、フォーカスレン
ズ系を含むレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換
して画像信号として出力する撮像素子と、カメラのぶれ
量を検出する手ぶれ検出手段と、このぶれ検出手段から
の前記ぶれ量に基づいてぶれ補正量を演算する演算手段
と、この演算手段からの演算結果に基づいて前記撮像素
子、前記レンズ系または前記レンズ系の一部の位置を補
正する手ぶれ補正手段とを有し、前記手ぶれ検出手段
は、カメラのぶれ量を検出するぶれ検出装置と、このぶ
れ検出装置の出力からDC分を除去するフィルタ装置
と、このフィルタ装置からの出力を所定の増幅率により
増幅する増幅装置と、この増幅装置からの出力が基準値
以上であるか否かを比較する比較装置と、この比較装置
からの出力をデジタル信号に変換して前記演算手段に与
えるA/D変換装置とを有し、前記手ぶれ補正手段によ
りぶれを補正する前に前記増幅装置からの出力が基準値
以上であるか否かを前記比較装置が所定の時間間隔ごと
に判断して前記増幅装置からの出力が基準値以上である
と前記比較装置が判断した時に前記増幅装置の増幅率を
小さくすることを特徴とする。請求項7に記載の発明
は、フォーカスレンズ系を含むレンズ系を介した被写体
光を電気信号に変換して画像信号として出力する撮像素
子と、カメラのぶれ量を検出する手ぶれ検出手段と、こ
のぶれ検出手段からの前記ぶれ量に基づいてぶれ補正量
を演算する演算手段と、この演算手段からの演算結果に
基づいて前記撮像素子、前記レンズ系または前記レンズ
系の一部の位置を補正する手ぶれ補正手段とを有し、前
記手ぶれ検出手段は、カメラのぶれ量を検出するぶれ検
出装置と、このぶれ検出装置からの出力からDC分を除
去するフィルタ装置と、このフィルタ装置からの出力を
所定の増幅率により増幅する増幅装置と、この増幅装置
の出力が基準値以上であるか否かを比較する比較装置
と、この比較装置からの出力をデジタル信号に変換して
前記演算手段に与えるA/D変換装置とを有し、前記手
ぶれ補正手段によるぶれの補正中に前記増幅装置からの
出力が基準値以上であるか否かを前記比較装置が所定の
時間間隔ごとに判断して前記増幅装置の出力が基準値以
上であると前記比較装置が判断した時に前記増幅装置の
増幅率を小さくすることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態に係るカメラの手ぶれ軽減装置を適用したデジ
タルカメラを示すブロック図である。図1に示すよう
に、デジタルカメラ100は、レンズ系101,絞り・
フィルター部等を含むメカ機構102,CCD103,
CDS回路104,可変利得増幅器(AGCアンプ)1
05,A/D変換器106,IPP107,DCT10
8,コーダー109,MCC110,DRAM111,
PCカードインタフェース112,CPU121,表示
部122,操作部123,SG(制御信号生成)部12
6,ストロボ装置127,バッテリ128、DC−DC
コンバータ129、EEPROM130、フォーカスド
ライバ131、パルスモータ132,ズームドライバ1
33,パルスモータ134、モータドライバ135,手
ぶれ検出手段136および手ぶれ補正手段137を有し
ている。また、PCカード138がPCカードインタフ
ェース112を介してデジタルカメラ100に着脱可能
に接続されている。CPU121は、AF評価値サンプ
リング手段139と演算手段140を有している。レン
ズユニットは,レンズ系101,絞り・フィルター部等
を含むメカ機構102からなる。メカ機構102のメカ
ニカルシャッタは2つのフィールドの同時露光を行う。
レンズ系101は、例えば、バリフォーカルレンズから
なり、フォーカスレンズ系101aとズームレンズ系1
01bとで構成されている。フォーカスドライバ131
は、CPU121から供給される制御信号に従って、パ
ルスモータ132を駆動して、フォーカスレンズ系10
1aを光軸方向に移動させる。ズームドライバ131
は、CPU121から供給される制御信号に従って、パ
ルスモータ132を駆動して、ズームレンズ系101b
を光軸方向に移動させる。また、モータドライバ135
は、CPU121から供給される制御信号に従ってメカ
機構102を駆動し、例えば、絞りの絞り値を設定す
る。CCD(撮像素子)103は,レンズユニットを介
して入力した映像を電気信号(アナログ画像データ)に
変換する。CDS(相関2重サンプリング)回路104
は,CCD103に対する低雑音化のための回路であ
る。
【0008】また,AGCアンプ105は,CDS回路
104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補
正する。尚、AGCアンプ105のゲインは、CPU1
21により、CPU121が内蔵するD/A変換器を介
して設定データ(コントロール電圧)がAGCアンプ1
05に設定されることにより設定される。さらにA/D
変換器106は,AGCアンプ105を介して入力した
CCD103からのアナログ画像データをデジタル画像
データに変換する。すなわち,CCD103の出力信号
は,CDS回路104およびAGCアンプ105を介し
てA/D変換器105に与えられ,このA/D変換器1
05により最適なサンプリング周波数(例えば,NTS
C信号のサブキャリア周波数の整数倍)にてデジタル信
号に変換される。また,デジタル信号処理部であるIP
P(Image Pre-Processor)107,DCT(Discrete C
osine Transform)108,およびコーダー(Huffman En
coder/Decoder)109は,A/D変換器106から入力
したデジタル画像データについて,色差(Cb,Cr)
と輝度(Y)に分けて各種処理,補正および画像圧縮/
伸長のためのデータ処理を施す。IPP107,DCT
108およびコーダー109は,例えばJPEG準拠の
画像圧縮・伸長の一過程である直交変換,並びに,JP
EG準拠の画像圧縮・伸長の一過程であるハフマン符号
化・復号化等を行う。さらに,MCC(Memory Card Co
ntroller)110は,圧縮処理された画像を一旦蓄えて
PCカードインタフェース112を介してPCカード1
38への記録,或いはPCカード138からの読み出し
を行う。CPU121は,ROMに格納されたプログラ
ムに従ってRAMを作業領域として使用して、操作部1
23からの指示,或いは図示しないリモコン等の外部動
作指示に従い,上記デジタルカメラ内部の全動作を制御
する。具体的には、CPU121は,撮像動作、自動露
出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)調整
動作や、AF動作等の制御を行う。また,カメラ電源は
バッテリ128,例えば,NiCd,ニッケル水素,リ
チウム電池等から,DC−DCコンバータ129に入力
され,当該デジタルカメラ内部に供給される。表示部1
22は,LCD,LED,EL等で構成されており,撮
影したデジタル画像データや,伸長処理された記録画像
データ等の表示を行う。操作部123は,機能選択,撮
影指示,およびその他の各種設定を外部から行うための
ボタンを備えている。EEPROM130には、CPU
121がデジタルカメラの動作を制御する際に使用する
調整データ等が書き込まれている。前記デジタルカメラ
100(CPU121)は、被写体を撮像して得られる
画像データをPCカード138に記録する記録モード
と、PCカード138に記録された画像データを表示す
る表示モードと、撮像した画像データを表示部122に
直接表示するモニタリングモード等を備えている。
【0009】図2は、IPP107の具体的構成の一例
を示すブロック図である。図2に示すように、IPP1
07は、A/D変換器106から入力したデジタル画像
データをR・G・Bの各色成分に分離する色分離部10
71と、分離されたR・G・Bの各画像データを補間す
る信号補間部1072と、R・G・Bの各画像データの
黒レベルを調整するペデスタル調整部1073と、R,
Bの各画像データの白レベルを調整するホワイトバラン
ス調整部1074と、CPU121により設定されたゲ
インでR・G・Bの各画像データを補正するデジタルゲ
イン調整部1075と、R・G・Bの各画像データのγ
変換を行うガンマ変換部1076と、RGBの画像デー
タを色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)とに分離
するマトリックス部1077と、色差信号(Cb,C
r)と輝度信号(Y)とに基づいてビデオ信号を作成し
表示部122に出力するビデオ信号処理部1078と、
を備えている。更に、IPP107は、ペデスタル調整
部1073によるペデスタル調整後の画像データの輝度
データ(Y)を検出するY演算部1079と、Y演算部
1079で検出した輝度データ(Y)の所定周波数成分
のみを通過させるBPF1080と、BPF1080を
通過した輝度データ(Y)の積分値をAF評価値として
CPU121に出力するAF評価値回路1081と、Y
演算部1079で検出した輝度データ(Y)に応じたデ
ジタルカウント値をAE評価値としてCPU121に出
力するAE評価値回路1082と、ホワイトバランス調
整部1074によるゲイン調整後のR・G・Bの各画像
データの輝度データ(Y)を検出するY演算部1083
と、Y演算部1083で検出した各色の輝度データ
(Y)をそれぞれカウントして各色のAWB評価値とし
てCPU121に出力するAWB評価値回路1084
と、CPU121とのインターフェースであるCPUI
/F1085と、及びDCT108とのインターフェー
スであるDCTI/F1086等を備えている。Y演算
部1079は、画像データの輝度データ(Y)を検出
し、BPF1080は、その高周波成分のみを通過さ
せ、そして、AF評価値回路1081は、AFエリア内
の通過した輝度データ(Y)の高周波成分を積分して得
られるAF評価値をCPU121に出力する。
【0010】次にデジタルカメラの動作を説明する。一
般に、AF評価値をサンプリングするAFエリアを大き
くすると、被写体が立体的(奥行きのある被写体)であ
る場合には、AFの精度が悪くなるので、AFエリアを
あまり大きくできない。また、被写体が小さいときも被
写体のみにピントを合わせられない。他方、暗い場所や
コントラストのない被写体でAFを行うにはAF評価値
をサンプリングするエリアを大きくした方が、より暗い
場所又はよりコントラストのない被写体でも合焦させる
ことが可能となる。そこで、本実施の形態においては、
暗い場合、又はコントラストのない被写体では、立体的
な被写体で生じるAF誤差よりも精度が悪くても合焦動
作を行うため、AF評価値のサンプリングエリアを大き
くしている。CPU121は、AE制御では、AE評価
値が基準値になるように、シャッタ速度とAGCアンプ
105を制御する。尚、本実施の形態においては、本発
明では、絞りを固定として説明を行う。また、CPU1
21は、AF制御では、シャッタ速度及びAGCアンプ
105のゲインを設定してから、フォーカスドライバ1
31を介して、パルスモータ132を1Vd期間に規定
パルス駆動してフォーカスレンズ系101aを移動させ
ながら、AF評価値サンプリング手段139によりAF
評価値をサンプリングし、そして、サンプリングしたA
F評価値のピーク位置を合焦位置として、フォーカスレ
ンズ系101aを合焦位置に駆動する。
【0011】次に、手ぶれ検出手段136および手ぶれ
補正手段137を図3に基づいて説明する。図3は本発
明の第1の実施の形態に係るカメラの手ぶれ軽減装置の
手ぶれ検出手段136、手ぶれ補正手段137およびC
PU121を示すブロック図である。図3に示すよう
に、手ぶれ検出手段136は、カメラの手ぶれ量を検出
するぶれ検出装置141と、このぶれ検出装置141か
らの前記ぶれ量からDC成分を除去するフィルタ装置1
42と、このフィルタ装置142からの出力を所定の増
幅率により増幅する増幅装置143と、この増幅装置1
43の出力をデジタル信号に変換してCPU121の演
算手段140に与えるA/D変換装置144とを有して
いる。ぶれ検出装置141は、2つのジャイロ145、
146で構成されている。ジャイロ145は、デジタル
カメラの回転角のヨー角を検出する。ジャイロ146
は、デジタルカメラの回転角のピッチ角を検出する。フ
ィルタ装置142は、2つのフィルタ147、148で
構成されている。増幅装置143は、2つの増幅回路1
49、150で構成されている。A/D変換装置144
は、2つのA/D変換器151、152で構成されてい
る。ジャイロ145からのヨー角の検出信号とジャイロ
146からのピッチ角の検出信号は、前記ぶれ量として
それぞれフィルタ147、148に与えられる。これら
のフィルタ147、148は、ジャイロ145、146
からの出力からDC成分を除去する。フィルタ147、
148の出力は、ぞれぞれ増幅回路149、150に与
えられる。増幅回路149、150は、フィルタ14
7、148からの出力を所定の増幅率により増幅する。
増幅回路149、150の出力は、それぞれA/D変換
器151、152に与えられる。A/D変換器151、
152は、増幅回路149、150からの出力をデジタ
ル信号に変換してCPU121の演算手段140に与え
る。演算手段140は、増幅回路149、150からの
出力に基づいてぶれ補正量を演算する。
【0012】手ぶれ補正手段137は、デジタルカメラ
100のぶれ量に応じて平行移動することにより像の揺
れをキャンセルする。手ぶれ補正手段137は、演算手
段140からのデジタル信号であるぶれ補正量をアナロ
グ信号に変換するD/A変換装置153と、このD/A
変換装置153からの出力を昇圧する昇圧装置154
と、この昇圧装置154からの出力に基づいてCCD1
03(図1参照)を駆動する駆動装置155を有してい
る。D/A変換装置153は、2つのD/A変換器15
6、157で構成されている。D/A変換器156は、
ジャイロ145からのヨー角の検出信号に基づいて演算
手段140が演算したずれ補正量をD/A変換する。D
/A変換器157は、ジャイロ146からのピッチ角の
検出信号に基づいて演算手段140が演算したずれ補正
量をD/A変換する。昇圧装置154は、2つの昇圧回
路158、159で構成されている。駆動装置155
は、2つのアクチュエータ160、161で構成されて
いる。昇圧回路158、159は、D/A変換器15
6、157からの出力を昇圧する。アクチュエータ16
0、161は、D/A変換器156、157からの出力
を受けてCCD103の位置を補正する。この場合に、
アクチュエータ160は、ずれ補正量に基づいてCCD
103の水平方向の位置を補正する。また、アクチュエ
ータ161は、ずれ補正量に基づいてCCD103の垂
直方向の位置を補正する。CPU121は、AF評価値
サンプリング手段139によるAF評価値のサンプリン
グ中に所定の時間間隔(例えば1.7ms間隔)ごとに
手ぶれ検出手段136からのぶれ量に基づいて演算手段
140が演算したぶれ補正量に基づいて手ぶれ補正手段
137にCCD103の位置を補正させる。これによ
り、AF評価値のサンプリング中に所定の時間間隔ごと
にデジタルカメラ100のぶれ量を補正しているから、
被写体に対してのAF評価値のエリアが変わらないの
で、手ぶれによるAF評価値の増減が発生しないため、
AF評価値のピークと合焦位置が一致する。
【0013】次に、本発明の第2の実施の形態に係る手
ぶれ軽減装置を図4に基づいて説明する。本発明の第2
の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置は、図1に示すデジ
タルカメラ100に適用される。図4は本発明の第2の
実施の形態に係る手ぶれ軽減装置の手ぶれ検出手段13
6、手ぶれ補正手段137およびCPU121を示すブ
ロック図である。図4に示す手ぶれ検出手段136、手
ぶれ補正手段137およびCPU121は、図3に示す
手ぶれ検出手段136、手ぶれ補正手段137およびC
PU121と同じ構成要素を有している。すなわち、手
ぶれ検出手段136は、検出装置141と、フィルタ装
置142と、増幅装置143と、A/D変換装置144
とを有している。手ぶれ補正手段137は、D/A変換
装置153と、昇圧装置154と、駆動装置155を有
している。CPU121は、演算手段140を有してい
る。本発明の第2の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置に
おいては、CPU121と増幅装置143とを接続し、
手ぶれ補正手段137によりCCD103(図1参照)
の位置を補正する前(露光開始前)に、手ぶれ検出手段
136により検出されたぶれ量の大小を所定の時間間隔
ごとに判断して前記ぶれ量が大きい時に増幅装置143
の増幅率を小さくする。これ以外の本発明の第2の実施
の形態に係る手ぶれ軽減装置の構成および動作は、本発
明の第1の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置と同じであ
る。例えば、本発明の第2の実施の形態に係る手ぶれ軽
減装置においては、手ぶれ補正手段137によりCCD
103(図1参照)の位置を補正する前(露光開始前)
に、1.7ms間隔で手ぶれ検出手段136によりデジ
タルカメラ100のぶれを検出し、1秒間に1回でも手
ぶれ検出手段136により検出されたぶれ量が所定量
(例えばA/D変換装置144の出力の最大値)以上と
なった時に増幅装置143の増幅率を200倍から10
0倍に小さくする。なお、A/D変換装置144の出力
の最大値とは、例えば8ビットのA/D変換装置での出
力が0から255である場合における255を指すので
なく、繰り返し誤差などを考慮しての値である。これに
より、本発明の第2の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置
においては、A/D変換装置144のビット数を多くす
ることなく、手ぶれ補正手段137によりCCD103
(図1参照)の位置を補正する前(露光開始前)に、大
きな手ぶれおよび小さな手ぶれに関係なく、手ぶれの検
出を行うことができ、かつ、この検出されたぶれ量に基
づいてCCD103の位置の補正をすることができる。
【0014】次に、本発明の第3の実施の形態に係る手
ぶれ軽減装置を図4に基づいて説明する。本発明の第3
の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置は、図1に示すデジ
タルカメラ100に適用される。図4は本発明の第3の
実施の形態に係る手ぶれ軽減装置の手ぶれ検出手段13
6、手ぶれ補正手段137およびCPU121を示すブ
ロック図である。図4に示す手ぶれ検出手段136、手
ぶれ補正手段137およびCPU121は、図3に示す
手ぶれ検出手段136、手ぶれ補正手段137およびC
PU121と同じ構成要素を有している。本発明の第3
の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置においては、CPU
121と増幅装置143とを接続し、手ぶれ補正手段1
37によるCCD103(図1参照)の位置の補正の補
正中に前記手ぶれ検出手段136からの前記ぶれ量の大
小を所定の時間間隔ごとに判断して前記ぶれ量が大きい
時に増幅装置143の増幅率を小さくする。これ以外の
本発明の第3の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置の構成
および動作は、本発明の第1の実施の形態に係る手ぶれ
軽減装置と同じである。例えば、本発明の第3の実施の
形態に係る手ぶれ軽減装置においては、手ぶれ補正手段
137によるCCD103(図1参照)の位置の補正中
に、1.7ms間隔で手ぶれ検出手段136によりデジ
タルカメラ100のぶれを検出し、1秒間に1回でも手
ぶれ検出手段136により検出されたぶれ量が所定量
(例えばA/D変換装置144の出力の最大値)以上と
なった時に増幅装置143の増幅率を200倍から10
0倍に小さくする。これにより、本発明の第3の実施の
形態に係る手ぶれ軽減装置においては、A/D変換装置
144のビット数を多くすることなく、手ぶれ補正手段
137によるCCD103(図1参照)の位置の補正中
に、大きな手ぶれおよび小さな手ぶれに関係なく、手ぶ
れの検出を行うことができ、かつ、この検出されたぶれ
量に基づいてCCD103の位置の補正をすることがで
きる。
【0015】次に、本発明の第4の実施の形態に係る手
ぶれ軽減装置を図4に基づいて説明する。本発明の第4
の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置は、図1に示すデジ
タルカメラ100に適用される。図4は本発明の第4の
実施の形態に係る手ぶれ軽減装置の手ぶれ検出手段13
6、手ぶれ補正手段137およびCPU121を示すブ
ロック図である。図4に示す手ぶれ検出手段136、手
ぶれ補正手段137およびCPU121は、図3に示す
手ぶれ検出手段136、手ぶれ補正手段137およびC
PU121と同じ構成要素を有している。本発明の第4
の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置においては、CPU
121と増幅装置143とを接続し、手ぶれ補正手段1
37によりCCD103(図1参照)の位置を補正する
前(露光開始前)、または、手ぶれ補正手段137によ
るCCD103(図1参照)の位置の補正の補正中に、
前記手ぶれ検出手段136からの前記ぶれ量の大小を所
定の時間間隔ごとに判断して前記ぶれ量が大きい時に増
幅装置143の増幅率を小さくする。これ以外の本発明
の第4の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置の構成および
動作は、本発明の第1の実施の形態に係る手ぶれ軽減装
置と同じである。例えば、本発明の第4の実施の形態に
係る手ぶれ軽減装置においては、手ぶれ補正手段137
によりCCD103(図1参照)の位置を補正する前
(露光開始前)、または、手ぶれ補正手段137による
CCD103(図1参照)の位置の補正中に、1.7m
s間隔で手ぶれ検出手段136によりデジタルカメラ1
00のぶれを検出し、1秒間に1回でも手ぶれ検出手段
136により検出されたぶれ量がA/D変換装置144
の出力の最大値以上となった時に増幅装置143の増幅
率を200倍から100倍に小さくする。これにより、
本発明の第4の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置におい
ては、A/D変換装置144のビット数を多くすること
なく、手ぶれ補正手段137によりCCD103(図1
参照)の位置を補正する前(露光開始前)、または、手
ぶれ補正手段137によるCCD103(図1参照)の
位置の補正中に、大きな手ぶれおよび小さな手ぶれに関
係なく、手ぶれの検出を行うことができ、かつ、この検
出されたぶれ量に基づいてCCD103の位置の補正を
することができる。さらに、本発明の第4の実施の形態
に係る手ぶれ軽減装置においては、増幅装置143の増
幅率を変更するタイミングが、手ぶれ検出手段136に
より検出されたぶれ量がA/D変換装置144の出力の
最大値以上となった時であるから、増幅装置143の増
幅率の変更を最小限に抑えることができる。
【0016】次に、本発明の第5の実施の形態に係る手
ぶれ軽減装置を図5に基づいて説明する。本発明の第5
の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置は、図1に示すデジ
タルカメラ100に適用される。図5は本発明の第5の
実施の形態に係る手ぶれ軽減装置の手ぶれ検出手段13
6、手ぶれ補正手段137およびCPU121を示すブ
ロック図である。図5に示す手ぶれ補正手段137およ
びCPU121は、図3に示す手ぶれ補正手段137お
よびCPU121と同じ構成要素を有している。図5に
示す手ぶれ検出手段136は、図3に示す手ぶれ検出手
段136において、フィルタ装置142と増幅装置14
3の間に接続されているサンプルホールド装置162を
追加してなる。サンプルホールド装置162は、フィル
タ装置142からの出力を一時的に保持する。サンプル
ホールド装置162は、2つのサンプルホールド回路1
63、164で構成されている。サンプルホールド回路
163は、フィルタ147と増幅回路149との間に接
続されている。サンプルホールド回路164は、フィル
タ148と増幅回路150との間に接続されている。サ
ンプルホールド回路163、164は、フィルタ14
7、148からの出力を一時的に保持する。CPU12
1が増幅装置143とサンプルホールド装置162に接
続されている。
【0017】本発明の第5の実施の形態に係る手ぶれ軽
減装置においては、手ぶれ補正手段137によりCCD
103(図1参照)の位置を補正する前(露光開始
前)、または、手ぶれ補正手段137によるCCD10
3(図1参照)の位置の補正中に、前記手ぶれ検出手段
136からの前記ぶれ量の大小を所定の時間間隔ごとに
判断して前記ぶれ量が大きい時に増幅装置143の増幅
率を小さくし、かつ、増幅装置143の増幅率を変更し
た時にサンプルホールド装置162の値に基づいて演算
手段140がぶれ補正量を演算する。これ以外の本発明
の第5の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置の構成および
動作は、本発明の第1の実施の形態に係る手ぶれ軽減装
置と同じである。例えば、本発明の第5の実施の形態に
係る手ぶれ軽減装置においては、手ぶれ補正手段137
によりCCD103(図1参照)の位置を補正する前
(露光開始前)、または、手ぶれ補正手段137による
CCD103(図1参照)の位置の補正中に、1.7m
s間隔で手ぶれ検出手段136によりデジタルカメラ1
00のぶれを検出し、1秒間に1回でも手ぶれ検出手段
136により検出されたぶれ量がA/D変換装置144
の出力の最大値以上となった時に増幅装置143の増幅
率を200倍から100倍に小さくする。増幅装置14
3の増幅率を変更した後に、増幅装置143からの出力
をA/D変換装置144で変換するが、A/D変換時間
と増幅装置143の増幅率の変更後に出力が安定する時
間が必要であるから、1.7ms間隔で手ぶれ検出手段
136によりデジタルカメラ100のぶれを検出して手
ぶれ補正手段137によりCCD(図1参照)の位置の
補正をすることができない場合が生じる。この場合に、
サンプルホールド装置162の値に基づいて演算手段1
40がぶれ補正量を演算すると、1.7ms間隔で手ぶ
れ検出手段136によりデジタルカメラ100のぶれを
検出して手ぶれ補正手段137によりCCD(図1参
照)の位置の補正をすることができる。これにより、本
発明の第5の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置において
は、A/D変換装置144のビット数を多くすることな
く、手ぶれ補正手段137によりCCD103(図1参
照)の位置を補正する前(露光開始前)、または、手ぶ
れ補正手段137によるCCD103(図1参照)の位
置の補正中に、大きな手ぶれおよび小さな手ぶれに関係
なく、手ぶれの検出を行うことができ、かつ、この検出
されたぶれ量に基づいてCCD103の位置の補正をす
ることができる。さらに、本発明の第5の実施の形態に
係る手ぶれ軽減装置においては、手ぶれ検出手段136
によるぶれの検出および手ぶれ補正手段137によるC
CD103(図1参照)の位置の補正を一定時間間隔で
実行することができる。
【0018】次に、本発明の第6の実施の形態に係る手
ぶれ軽減装置を図6に基づいて説明する。本発明の第6
の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置は、図1に示すデジ
タルカメラ100に適用される。図6は本発明の第6の
実施の形態に係る手ぶれ軽減装置の手ぶれ検出手段13
6、手ぶれ補正手段137およびCPU121を示すブ
ロック図である。図6に示す手ぶれ補正手段137およ
びCPU121は、図3に示す手ぶれ補正手段137お
よびCPU121と同じ構成要素を有している。図6に
示す手ぶれ検出手段136は、図3に示す手ぶれ検出手
段136において、増幅装置143とA/D変換装置1
44の間に接続されている比較装置165を追加してな
る。比較装置165は、増幅装置143からの出力が基
準値より大きいか否かを比較して比較結果信号をA/D
変換装置144に与える。比較装置165は、2つの比
較回路166、167で構成されている。比較回路16
6は、増幅回路149とA/D変換器151の間に接続
されている。比較回路167は、増幅回路150とA/
D変換器152の間に接続されている。比較回路16
6、167は、増幅回路149、150からの出力が基
準値以上であるか否かを比較して比較結果信号をA/D
変換器151、152に与える。本発明の第6の実施の
形態に係る手ぶれ軽減装置においては、手ぶれ補正手段
137によりCCD103(図1参照)の位置を補正す
る前(露光開始前)に、増幅装置143からの出力が基
準値以上であるか否かを比較装置165が所定の時間間
隔ごとに判断し増幅装置143からの出力が基準値以上
であると比較装置165が判断した時に増幅装置143
の増幅率を小さくする。これ以外の本発明の第6の実施
の形態に係る手ぶれ軽減装置の構成および動作は、本発
明の第1の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置と同じであ
る。例えば、本発明の第6の実施の形態に係る手ぶれ軽
減装置においては、手ぶれ補正手段137によりCCD
103(図1参照)の位置を補正する前(露光開始前)
に、手ぶれ検出手段136によりデジタルカメラ100
のぶれを検出して増幅装置143からの出力が基準値以
上であるか否かを比較装置165が1.7ms間隔で判
断し増幅装置143からの出力が基準値以上であると比
較装置165が判断した時に増幅装置143の増幅率を
小さくする。これにより、本発明の第6の実施の形態に
係る手ぶれ軽減装置においては、A/D変換装置144
のビット数を多くすることなく、手ぶれ補正手段137
によりCCD103(図1参照)の位置を補正する前
(露光開始前)に、大きな手ぶれおよび小さな手ぶれに
関係なく、手ぶれの検出を行うことができ、かつ、この
検出されたぶれ量に基づいてCCD103の位置の補正
をすることができる。さらに、本発明の第6の実施の形
態に係る手ぶれ軽減装置においては、サンプルホールド
装置162が無くても、手ぶれ検出手段136によるぶ
れの検出および手ぶれ補正手段137によるCCD10
3(図1参照)の位置の補正を一定時間間隔で実行する
ことができる。
【0019】次に、本発明の第7の実施の形態に係る手
ぶれ軽減装置を図6に基づいて説明する。本発明の第7
の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置は、図1に示すデジ
タルカメラ100に適用される。図6は本発明の第7の
実施の形態に係る手ぶれ軽減装置の手ぶれ検出手段13
6、手ぶれ補正手段137およびCPU121を示すブ
ロック図である。図6に示す手ぶれ補正手段137およ
びCPU121は、図3に示す手ぶれ補正手段137お
よびCPU121と同じ構成要素を有している。図6に
示す手ぶれ検出手段136は、図3に示す手ぶれ検出手
段136において、増幅装置143とA/D変換装置1
44の間に接続されている比較装置165を追加してな
る。比較装置165は、増幅装置143からの出力が基
準値より大きいか否かを比較して比較結果信号をA/D
変換装置144に与える。比較装置165は、2つの比
較回路166、167で構成されている。比較回路16
6は、増幅回路149とA/D変換器151の間に接続
されている。比較回路167は、増幅回路150とA/
D変換器152の間に接続されている。比較回路16
6、167は、増幅回路149、150からの出力が基
準値以上であるか否かを比較して比較結果信号をA/D
変換器151、152に与える。
【0020】本発明の第7の実施の形態に係る手ぶれ軽
減装置においては、手ぶれ補正手段137によるCCD
103(図1参照)の位置の補正中に、比較装置165
が増幅装置143からの出力が基準値以上であるか否か
を比較装置165が所定の時間間隔ごとに判断し増幅装
置143からの出力が基準値以上であると比較装置16
5が判断した時に増幅装置143の増幅率を小さくす
る。これ以外の本発明の第7の実施の形態に係る手ぶれ
軽減装置の構成および動作は、本発明の第1の実施の形
態に係る手ぶれ軽減装置と同じである。例えば、本発明
の第7の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置においては、
手ぶれ補正手段137によるCCD103(図1参照)
の位置の補正中に、1.7ms間隔で手ぶれ検出手段1
36によりデジタルカメラ100のぶれを検出して増幅
装置143からの出力が基準値以上であるか否かを比較
装置165が1.7ms間隔で判断し増幅装置143か
らの出力が基準値以上であると比較装置165が判断し
た時に増幅装置143の増幅率を小さくする。これによ
り、本発明の第7の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置に
おいては、A/D変換装置144のビット数を多くする
ことなく、手ぶれ補正手段137によるCCD103
(図1参照)の位置の補正中に、大きな手ぶれおよび小
さな手ぶれに関係なく、手ぶれの検出を行うことがで
き、かつ、この検出されたぶれ量に基づいてCCD10
3の位置の補正をすることができる。さらに、本発明の
第7の実施の形態に係る手ぶれ軽減装置においては、サ
ンプルホールド装置162が無くても、手ぶれ検出手段
136によるぶれの検出および手ぶれ補正手段137に
よるCCD103(図1参照)の位置の補正を一定時間
間隔で実行することができる。なお、本発明の第1の実
施の形態と、本発明の第2乃至7の実施の形態のいずれ
か1つとを組み合わせることもできる。また、本発明の
第2乃至7の実施の形態において、増幅装置143の増
幅率を一度小さくした後に一定時間が経過してから増幅
率を大きくしてもよい。また、本発明の第1乃至7の実
施の形態において、手ぶれ補正手段137によりCCD
103の位置を補正する代わりに、演算手段140の演
算結果に基づいて手ぶれ補正手段がレンズ系101また
はこのレンズ系101の一部の位置を光軸と直交する方
向に補正するように構成して、ぶれの補正をするように
してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明
は、AF評価値のサンプリング中に所定の時間間隔ごと
にデジタルカメラのぶれ量を補正しているから、被写体
に対してのAF評価値のエリアが変わらないので、手ぶ
れによるAF評価値の増減が発生しないため、AF評価
値のピークと合焦位置を一致させることができる。請求
項2に記載の発明は、A/D変換装置のビット数を多く
することなく、手ぶれ補正手段により撮像素子の位置を
補正する前(露光開始前)に、大きな手ぶれおよび小さ
な手ぶれに関係なく、手ぶれの検出を行うことができ、
かつ、この検出されたぶれ量に基づいてぶれの補正をす
ることができる。請求項3に記載の発明は、A/D変換
装置のビット数を多くすることなく、ぶれの補正中に、
大きな手ぶれおよび小さな手ぶれに関係なく、手ぶれの
検出を行うことができ、かつ、この検出されたぶれ量に
基づいてぶれの補正をすることができる。請求項4に記
載の発明は、A/D変換装置のビット数を多くすること
なく、ぶれを補正する前(露光開始前)、または、手ぶ
れ補正手段によるぶれの補正中に、大きな手ぶれおよび
小さな手ぶれに関係なく、手ぶれの検出を行うことがで
き、かつ、この検出されたぶれ量に基づいてぶれの補正
をすることができ、かつ、増幅装置の増幅率を変更する
タイミングが、手ぶれ検出手段により検出されたぶれ量
がA/D変換装置の出力の最大値以上となった時である
から、増幅装置の増幅率の変更を最小限に抑えることが
できる。
【0022】請求項5に記載の発明は、A/D変換装置
のビット数を多くすることなく、手ぶれ補正手段により
撮像素子の位置を補正する前(露光開始前)、または、
手ぶれ補正手段によるぶれの補正中に、大きな手ぶれお
よび小さな手ぶれに関係なく、手ぶれの検出を行うこと
ができ、かつ、この検出されたぶれ量に基づいてぶれの
補正をすることができ、かつ、手ぶれ検出手段によるぶ
れの検出およびぶれの補正を一定時間間隔で実行するこ
とができる。請求項6に記載の発明は、A/D変換装置
のビット数を多くすることなく、手ぶれ補正手段により
ぶれを補正する前(露光開始前)に、大きな手ぶれおよ
び小さな手ぶれに関係なく、手ぶれの検出を行うことが
でき、この検出されたぶれ量に基づいて撮像素子の位置
の補正をすることができ、かつ、サンプルホールド装置
が無くても、手ぶれ検出手段によるぶれの検出およびぶ
れの補正を一定時間間隔で実行することができる。請求
項7に記載の発明は、A/D変換装置のビット数を多く
することなく、手ぶれ補正手段によるぶれの補正中に、
大きな手ぶれおよび小さな手ぶれに関係なく、手ぶれの
検出を行うことができ、この検出されたぶれ量に基づい
てぶれの補正をすることができ、かつ、サンプルホール
ド装置が無くても、手ぶれ検出手段によるぶれの検出お
よびぶれの位置の補正を一定時間間隔で実行することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るカメラの手ぶ
れ軽減装置を適用してデジタルカメラの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のデジタルカメラのIPPの具体的構成の
一例を示すブロック図である。
【図3】図1のデジタルカメラの手ぶれ検出手段と手ぶ
れ補正手段およびCPUを示すブロック図である。
【図4】本発明の第2乃至第4の実施の形態に係るカメ
ラの手ぶれ軽減装置を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係るカメラの手ぶ
れ軽減装置を示すブロック図である。
【図6】本発明の第6および第7の実施の形態に係るカ
メラの手ぶれ軽減装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ、101 レンズ系、101a
フォーカスレンズ系、101b ズームレンズ系、1
02 オートフォーカス等を含むメカ機構、103 C
CD(撮像素子)、104 CDS(相関2重サンプリ
ング)回路、105 可変利得増幅器(AGCアン
プ)、106 A/D変換器、107 IPP(Image
Pre-Processor)、108 DCT(Discrete Cosine Tr
ansform)、109 コーダー(Huffman Encoder/Decode
r)、110 MCC(Memory CardController)、11
1 RAM(内部メモリ)、112 PCカードインタ
フェース、121 CPU、122 表示部、123
操作部、125 モータドライバ、126 SG部、1
27 ストロボ、128 バッテリ、129 DC−D
Cコンバータ、130 EEPROM、131 フォー
カスドライバ、132パルスモータ、133 ズームド
ライバ、134 パルスモータ、135 モータドライ
バ、136 手ぶれ検出手段、137 手ぶれ補正手
段、138 PCカード、139 AF評価値サンプリ
ング手段、140 演算手段、141ぶれ検出装置、1
42 フィルタ装置、143 増幅装置、144 A/
D変換装置、145、146 ジャイロ、147、14
8 フィルタ、149、150増幅回路、151、15
2 A/D変換器、153 D/A変換装置、154昇
圧装置、155 駆動装置、156、157 D/A変
換器、158、159 昇圧回路、160、161 ア
クチュエータ、162 サンプルホールド装置、16
3、164 サンプルホールド回路、165 比較装
置、166、167 比較器、1071 色分離部、1
072 信号補間部、1073 ペデスタル調整部、1
074 ホワイトバランス調整部、1075 デジタル
ゲイン調整部、1076 γ変換部、1077 マトリ
クス部、1078 ビデオ信号処理部、1079 Y演
算部、1080 BPF、1081 AF評価値回路、
1082 AE評価値回路、1083 Y演算部、10
84 AWB評価値回路、1085 CPUI/F、1
086 DCTI/F、1075r,1075g,10
75b 乗算器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 5/00 G03B 3/00 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカスレンズ系を含むレンズ系を介
    した被写体光を電気信号に変換して画像信号として出力
    する撮像素子と、この撮像素子からの前記画像信号をA
    /D変換したデジタル画像データを出力するA/D変換
    手段と、このA/D変換手段からの前記デジタル画像デ
    ータを処理して得られた輝度データの高周波成分を積分
    して得られるAF評価値を出力するAF評価値出力手段
    と、前記フォーカスレンズ系を移動させながら前記AF
    評価値出力手段に前記AF評価値をサンプリングさせる
    AF評価値サンプリング手段と、このAF評価値サンプ
    リング手段からの前記AF評価値のサンプリング結果に
    より合焦位置を判定し前記フォーカスレンズ系を前記合
    焦位置に駆動するフォーカス駆動手段と、カメラのぶれ
    量を検出する手ぶれ検出手段と、この手ぶれ検出手段か
    らの前記ぶれ量に基づいてぶれ補正量を演算する演算手
    段と、前記AF評価値サンプリング手段による前記AF
    評価値のサンプリング中に所定の時間間隔ごとに前記手
    ぶれ検出手段からの前記ぶれ量に基づいて前記演算手段
    が演算したぶれ補正量に対応して前記撮像素子、前記レ
    ンズ系または前記レンズ系の一部の位置を補正する手ぶ
    れ補正手段とを有することを特徴とするカメラの手ぶれ
    軽減装置。
  2. 【請求項2】 フォーカスレンズ系を含むレンズ系を介
    した被写体光を電気信号に変換して画像信号として出力
    する撮像素子と、カメラのぶれ量を検出する手ぶれ検出
    手段と、このぶれ検出手段からの前記ぶれ量に基づいて
    ぶれ補正量を演算する演算手段と、この演算手段からの
    演算結果に基づいて前記撮像素子、前記レンズ系または
    前記レンズ系の一部の位置を補正する手ぶれ補正手段と
    を有し、前記手ぶれ検出手段は、カメラのぶれ量を検出
    するぶれ検出装置と、このぶれ検出装置の出力からDC
    分を除去するフィルタ装置と、このフィルタ装置からの
    出力を所定の増幅率により増幅する増幅装置と、この増
    幅装置からの出力をデジタル信号に変換して前記演算手
    段に与えるA/D変換装置とを有し、前記手ぶれ補正手
    段によりぶれを補正する前に前記ぶれ検出手段により検
    出された前記ぶれ量の大小を所定の時間間隔ごとに判断
    して前記ぶれ量が大きい時に前記増幅装置の増幅率を小
    さくすることを特徴とするカメラの手ぶれ軽減装置。
  3. 【請求項3】 フォーカスレンズ系を含むレンズ系を介
    した被写体光を電気信号に変換して画像信号として出力
    する撮像素子と、カメラのぶれ量を検出する手ぶれ検出
    手段と、この手ぶれ検出手段の出力に基づいてぶれ補正
    量を演算する演算手段と、この演算手段からの演算結果
    に基づいて前記撮像素子、前記レンズ系または前記レン
    ズ系の一部の位置を補正する手ぶれ補正手段とを有し、
    前記手ぶれ検出手段は、カメラのぶれ量を検出するぶれ
    検出装置と、このぶれ検出装置からの前記ぶれ量からD
    C成分を除去するフィルタ装置と、このフィルタ装置か
    らの出力を所定の増幅率により増幅する増幅装置と、こ
    の増幅装置からの出力をデジタル信号に変換して前記演
    算手段に与えるA/D変換装置とを有し、前記手ぶれ補
    正手段によるぶれの補正中に前記手ぶれ検出手段からの
    前記ぶれ量の大小を所定の時間間隔ごとに判断して前記
    ぶれ量が大きい時に前記増幅装置の増幅率を小さくする
    ことを特徴とするカメラの手ぶれ軽減装置。
  4. 【請求項4】 請求項2および請求項3のいずれか1つ
    に記載のカメラの手ぶれ軽減装置において、前記A/D
    変換装置からの出力が最大値となった時に前記増幅装置
    の前記所定の増幅率を小さくすることを特徴とするカメ
    ラの手ぶれ軽減装置。
  5. 【請求項5】 請求項3および請求項4のいずれか1つ
    に記載のカメラの手ぶれ軽減装置おいて、前記フィルタ
    と前記A/D変換装置との間に接続され前記フィルタ装
    置からの出力を一時的に保持するサンプルホールド装置
    を有し、前記増幅装置の前記所定の増幅率を変更した時
    に前記サンプルホールド装置の値に基づいて前記演算手
    段がぶれ補正量を演算することを特徴とするカメラの手
    ぶれ軽減装置。
  6. 【請求項6】 フォーカスレンズ系を含むレンズ系を介
    した被写体光を電気信号に変換して画像信号として出力
    する撮像素子と、カメラのぶれ量を検出する手ぶれ検出
    手段と、このぶれ検出手段からの前記ぶれ量に基づいて
    ぶれ補正量を演算する演算手段と、この演算手段からの
    演算結果に基づいて前記撮像素子、前記レンズ系または
    前記レンズ系の一部の位置を補正する手ぶれ補正手段と
    を有し、前記手ぶれ検出手段は、カメラのぶれ量を検出
    するぶれ検出装置と、このぶれ検出装置の出力からDC
    分を除去するフィルタ装置と、このフィルタ装置からの
    出力を所定の増幅率により増幅する増幅装置と、この増
    幅装置からの出力が基準値以上であるか否かを比較する
    比較装置と、この比較装置からの出力をデジタル信号に
    変換して前記演算手段に与えるA/D変換装置とを有
    し、前記手ぶれ補正手段によりぶれを補正する前に前記
    増幅装置からの出力が基準値以上であるか否かを前記比
    較装置が所定の時間間隔ごとに判断して前記増幅装置か
    らの出力が基準値以上であると前記比較装置が判断した
    時に前記増幅装置の増幅率を小さくすることを特徴とす
    るカメラの手ぶれ軽減装置。
  7. 【請求項7】 フォーカスレンズ系を含むレンズ系を介
    した被写体光を電気信号に変換して画像信号として出力
    する撮像素子と、カメラのぶれ量を検出する手ぶれ検出
    手段と、このぶれ検出手段からの前記ぶれ量に基づいて
    ぶれ補正量を演算する演算手段と、この演算手段からの
    演算結果に基づいて前記撮像素子、前記レンズ系または
    前記レンズ系の一部の位置を補正する手ぶれ補正手段と
    を有し、前記手ぶれ検出手段は、カメラのぶれ量を検出
    するぶれ検出装置と、このぶれ検出装置からの出力から
    DC分を除去するフィルタ装置と、このフィルタ装置か
    らの出力を所定の増幅率により増幅する増幅装置と、こ
    の増幅装置の出力が基準値以上であるか否かを比較する
    比較装置と、この比較装置からの出力をデジタル信号に
    変換して前記演算手段に与えるA/D変換装置とを有
    し、前記手ぶれ補正手段によるぶれの補正中に前記増幅
    装置からの出力が基準値以上であるか否かを前記比較装
    置が所定の時間間隔ごとに判断して前記増幅装置の出力
    が基準値以上であると前記比較装置が判断した時に前記
    増幅装置の増幅率を小さくすることを特徴とするカメラ
    の手ぶれ軽減装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007189384A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Seiko Epson Corp 撮像装置、制御方法および制御プログラム
US7529476B2 (en) 2005-01-21 2009-05-05 Hoya Corporation Digital camera

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