JP2001255452A - 自動合焦装置、デジタルカメラ、および携帯情報入力装置 - Google Patents

自動合焦装置、デジタルカメラ、および携帯情報入力装置

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JP2001255452A JP2000064199A JP2000064199A JP2001255452A JP 2001255452 A JP2001255452 A JP 2001255452A JP 2000064199 A JP2000064199 A JP 2000064199A JP 2000064199 A JP2000064199 A JP 2000064199A JP 2001255452 A JP2001255452 A JP 2001255452A
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彰宏 吉田
Shigeru Irisawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の被写体に対して、高速かつ高精度に合
焦位置を検出することが可能な自動合焦装置を提供する
こと。 【解決手段】 本発明にかかる自動合焦装置は、被写体
像を所定位置に結像するフォーカスレンズ系101aを
含むレンズ系101と、レンズ系101を介して入力さ
れる被写体像を撮像して画像データを出力するCCD1
03とを備え、CPU121は、検出された被写体の明
るさに基づいて、外部AFおよび/またはCCD−AF
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動合焦装置、
デジタルカメラ、および携帯情報入力装置に関し、詳細
には、外部AFとCCD−AFで合焦位置の検出を行う
自動合焦装置、デジタルカメラ、および携帯情報入力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子スチルカメラのAF方式とし
ては、CCDもしくはフォーカスレンズを光軸方向に駆
動しながらCCDに蓄積される輝度信号によりピントの
ピークを見つけるCCD−AF方式か、三角測量方式の
自動焦点調節機構が単独で使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記C
CD−AF方式は、図12に示すように、無限遠から最
至近まで、CCDまたはフォーカスレンズを駆動して、
ピントの山を見つける方式であるため、合焦位置を検出
するまでに時間がかかるという問題がある。上述の問題
を解決するために、CCD−AF方式では、図13
(a)に示すように、粗サンプリングを無限遠から最至
近まで行って概略の合焦位置を検出し、つづいて、図1
3(b)に示すように、概略の合焦位置近傍で細かいサ
ンプリングを行って最終的な合焦位置を検出する方式も
提案されている。かかる方式によれば、若干合焦位置の
検出時間を短縮できるが、十分とは言えない。
【0004】また、CCD−AF方式は、ピントを合わ
せたいエリアに高輝度な被写体(電球、ろうそくの炎、
反射している看板など)があると、ピントの山を発見で
きず、疑合焦してしまうという問題がある。さらに、暗
い場面でも、誤合焦の可能性があるという問題がある。
また、上述の三角測量方式では、至近距離側での測距の
パララックスずれが発生しやすく、また、望遠側での性
能が低いなどの問題がある。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、各種の被写体に対して、高速かつ高精度に合焦位置
を検出することが可能な自動合焦装置、デジタルカメ
ラ、および携帯情報入力装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1にかかる発明は、被写体像を所定位置
に結像するフォーカスレンズ系を含むレンズ系と、前記
レンズ系を介して入力される被写体像を撮像して画像デ
ータを出力する撮像手段と、前記撮像手段の出力に基づ
いて被写体の状態を検出する被写体状態検出手段と、撮
影を指示するための撮影操作部材と、前記撮像手段を使
用して、前記レンズ系を移動させて被写体のコントラス
トをサンプリングして合焦位置を検出する第1の合焦位
置検出手段と、前記撮像手段とは異なる光電変換手段を
使用して、被写体との距離を検出して前記レンズ系の合
焦位置を検出する第2の合焦位置検出手段と、前記撮影
操作部材が操作された場合には、前記被写体状態検出手
段に被写体の状態を検出させ、当該検出結果に基づい
て、前記第1の合焦位置検出手段および/または第2の
合焦位置検出手段を動作させる制御手段と、を備えたも
のである。
【0007】上記発明によれば、レンズ系は被写体像を
所定位置に結像し、撮像手段はレンズ系を介して入力さ
れる被写体像を撮像して画像データを出力し、被写体状
態検出手段は撮像手段の出力に基づいて被写体の状態を
検出し、第1の合焦位置検出手段は撮像手段を使用し
て、レンズ系を移動させて被写体のコントラストをサン
プリングして合焦位置を検出し、第2の合焦位置検出手
段は撮像手段とは異なる光電変換手段を使用して、被写
体との距離を検出してレンズ系の合焦位置を検出し、制
御手段は、撮影操作部材が操作された場合には、被写体
状態検出手段に被写体の状態を検出させ、当該検出結果
に基づいて、第1の合焦位置検出手段および/または第
2の合焦位置検出手段を動作させる。
【0008】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記被写体状態検出手段は、被
写体の明るさを検出するものである。上記発明によれ
ば、被写体状態検出手段は、被写体の状態として被写体
の明るさを検出する。
【0009】また、請求項3にかかる発明は、請求項2
にかかる発明において、前記制御手段は、前記被写体状
態検出手段で検出された被写体の明るさが所定値以下の
場合には、前記第2の合焦位置検出手段を優先的に動作
させるものである。上記発明によれば、制御手段は、被
写体状態検出手段で検出された被写体の明るさが第1の
所定値以下の場合には、第2の合焦位置検出手段を優先
的に動作させる。
【0010】また、請求項4にかかる発明は、請求項2
にかかる発明において、前記制御手段は、前記被写体状
態検出手段で検出された被写体の明るさが所定値よりも
大きい場合において、前記第2の合焦位置検出手段の検
出結果が適正でないと判断した場合には、前記第1の合
焦位置検出手段を優先的に動作させるものである。上記
発明によれば、制御手段は、被写体状態検出手段で検出
された被写体の明るさが所定値よりも大きい場合におい
て、第2の合焦位置検出手段の検出結果が適正でないと
判断した場合には、第1の合焦位置検出手段を優先的に
動作させる。
【0011】また、請求項5にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記被写体状態検出手段は、被
写体の動きを検出するものである。上記発明によれば、
被写体状態検出手段は、被写体の状態として被写体の動
きを検出する。
【0012】また、請求項6にかかる発明は、請求項1
〜請求項5のいずれか1つにかかる自動合焦装置を適用
したものである。上記発明によれば、請求項1〜請求項
5のいずれか1つにかかる自動合焦装置をデジタルカメ
ラに適用する。
【0013】また、請求項7にかかる発明は、請求項1
〜請求項5のいずれか1つにかかる自動合焦装置を適用
したものである。上記発明によれば、請求項1〜請求項
5のいずれか1つにかかる自動合焦装置を携帯情報入力
装置に適用する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる自動合焦装置、デジタルカメラ、および携
帯情報端末装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明にかかる自動合焦装置を適
用したデジタルカメラの構成図である。同図において、
100はデジタルカメラを示しており、デジタルカメラ
100は、レンズ系101、絞り・フィルター部等を含
むメカ機構102、CCD103、CDS回路104、
可変利得増幅器(AGCアンプ)105、A/D変換器
106、IPP107、DCT108、コーダー10
9、MCC110、DRAM111、PCカードインタ
ーフェース112、CPU121、表示部122、操作
部123、SG(制御信号生成)部126、ストロボ装
置127、バッテリ128、DC−DCコンバータ12
9、EEPROM130、フォーカスドライバ131、
パルスモータ132、ズームドライバ133、パルスモ
ータ134、モータドライバ135、外部AFセンサー
136を具備して構成されている。また、PCカードイ
ンターフェース112を介して着脱可能なPCカード1
50が接続されている。
【0016】レンズユニットは、レンズ系101、絞り
・フィルター部等を含むメカ機構102からなり、メカ
機構102のメカニカルシャッタは2つのフィールドの
同時露光を行う。レンズ系101は、例えば、バリフォ
ーカルレンズからなり、フォーカスレンズ系101aと
ズームレンズ系101bとで構成されている。
【0017】フォーカスドライバ131は、CPU12
1から供給される制御信号に従って、パルスモータ13
2を駆動して、フォーカスレンズ系101aを光軸方向
に移動させる。ズームドライバ133は、CPU121
から供給される制御信号に従って、パルスモータ134
を駆動して、ズームレンズ系101bを光軸方向に移動
させる。また、モータドライバ135は、CPU121
から供給される制御信号に従ってメカ機構102を駆動
し、例えば、絞りの絞り値を設定する。
【0018】CCD(電荷結合素子)103は、レンズ
ユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画
像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリン
グ)回路104は、CCD型撮像素子に対する低雑音化
のための回路である。
【0019】また、AGCアンプ105は、CDS回路
104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補
正する。尚、AGCアンプ105のゲインは、CPU1
21により、CPU121が内蔵するD/A変換器を介
して設定データ(コントロール電圧)がAGCアンプ1
05に設定されることにより設定される。さらにA/D
変換器106は、AGCアンプ105を介して入力した
CCD103からのアナログ画像データをデジタル画像
データに変換する。すなわち、CCD103の出力信号
は、CDS回路104およびAGCアンプ105を介
し、またA/D変換器106により、最適なサンプリン
グ周波数(例えば、NTSC信号のサブキャリア周波数
の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
【0020】また、デジタル信号処理部であるIPP
(Image Pre-Processor)107、DCT(Discrete Cos
ine Transform)108、およびコーダー(Huffman Enco
der/Decoder)109は、A/D変換器106から入力し
たデジタル画像データについて、色差(Cb、Cr)と
輝度(Y)に分けて各種処理、補正および画像圧縮/伸
長のためのデータ処理を施す。DCT108およびコー
ダー109は、例えばJPEG準拠の画像圧縮・伸長の
一過程である直交変換・逆直交変換、並びに、JPEG
準拠の画像圧縮・伸長の一過程であるハフマン符号化・
復号化等を行う。
【0021】さらに、MCC(Memory Card Controlle
r)110は、圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカ
ードインターフェース112を介してPCカード150
への記録、或いはPCカード150からの読み出しを行
う。
【0022】CPU121は、ROMに格納されたプロ
グラムに従ってRAMを作業領域として使用して、操作
部123からの操作、或いは図示しないリモコン等の外
部動作操作に従い、上記デジタルカメラ内部の全動作を
制御する。具体的には、CPU121は、撮像動作、自
動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)
調整動作や、AF動作等の制御を行う。
【0023】また、カメラ電源はバッテリ128、例え
ば、NiCd、ニッケル水素、リチウム電池等から、D
C−DCコンバータ129に入力され、当該デジタルカ
メラ内部に供給される。
【0024】表示部122は、LCD、LED、EL等
で実現されており、撮影したデジタル画像データや、伸
長処理された記録画像データ、設定画面等の表示を行
う。操作部123は、撮影の指示を行うためのレリーズ
キー、機能選択およびその他の各種設定を外部から行う
ためのボタン等を備えている。CPU121は、レリー
ズキーが半押しされてRL−1がONとなるとAF動作
等を実行し、また、レリーズキーが全押しされてRL−
2がONとなると撮影動作を実行する。EEPROM1
30には、CPU121がデジタルカメラの動作を制御
する際に使用する調整データ等が書き込まれている。
【0025】上記したデジタルカメラ100(CPU1
21)は、被写体を撮像して得られる画像データをPC
カード150に記録する記録モードと、PCカード15
0に記録された画像データを表示する表示モードと、撮
像した画像データを表示部122に直接表示するモニタ
リングモード等を備えている。
【0026】図2は、上記IPP107の具体的構成の
一例を示す図である。IPP107は、図2に示す如
く、A/D変換器106から入力したデジタル画像デー
タをR・G・Bの各色成分に分離する色分離部1071
と、分離されたR・G・Bの各画像データを補間する信
号補間部1072と、R・G・Bの各画像データの黒レ
ベルを調整するペデスタル調整部1073と、R、Bの
各画像データの白レベルを調整するホワイトバランス調
整部1074と、CPU121により設定されたゲイン
でR・G・Bの各画像データを補正するデジタルゲイン
調整部1075と、R・G・Bの各画像データのγ変換
を行うガンマ変換部1076と、RGBの画像データを
色差信号(Cb、Cr)と輝度信号(Y)とに分離する
マトリクス部1077と、色差信号(Cb、Cr)と輝
度信号(Y)とに基づいてビデオ信号を作成し表示部1
22に出力するビデオ信号処理部1078と、を備えて
いる。
【0027】更に、IPP107は、ペデスタル調整部
1073によるペデスタル調整後の画像データの輝度デ
ータ(Y)を検出するY演算部1079と、Y演算部1
079で検出した輝度データ(Y)の所定周波数成分の
みを通過させるBPF1080と、BPF1080を通
過した輝度データ(Y)の積分値をAF評価値としてC
PU121に出力するAF評価値回路1081と、Y演
算部1079で検出した輝度データ(Y)に応じたデジ
タルカウント値をAE評価値としてCPU121に出力
するAE評価値回路1082と、ホワイトバランス調整
部1074による調整後のR・G・Bの各画像データの
輝度データ(Y)を検出するY演算部1083と、Y演
算部1083で検出した各色の輝度データ(Y)をそれ
ぞれカウントして各色のAWB評価値としてCPU12
1に出力するAWB評価値回路1084と、CPU12
1とのインターフェースであるCPUI/F1085
と、及びDCT108とのインターフェースであるDC
TI/F1086等を備えている。
【0028】図1の外部AFセンサー136は、パッシ
ブ方式の測距センサーからなり、被写体の距離を測距す
るためのものである。図3は、外部AFセンサーの概略
構成を示す図である。外部AFセンサー136は、レン
ズ151と、フォトセンサーアレイ152a(左側)、
152b(右側)と、演算回路(不図示)を備えてい
る。図3および図4を参照して外部AFセンサー136
の測距原理を説明する。図3において、被写体までの距
離をd、レンズ151とフォトセンサーアレイ152a
(左側)、152b(右側)との距離をf、フォトセン
サーアレイ152a(左側)、152b(右側)に入力
する光の幅をそれぞれ、X1、X2、光の入射されるフ
ォトセンサーアレイ152a、152b間の距離をBと
すると、外部AFセンサー136の前面から被写体まで
の距離dは、三角測量により、d=B・f/(X1+X
2)で算出できる。図4は、左右のフォトセンサーアレ
イの被写体像を示しており、演算回路は、各フォトセン
サーアレイの被写体像の光量を積分し、左右センサーデ
ータのずれを演算することで、被写体の距離dを算出
し、CPU121に出力する。
【0029】本明細書において、外部AFセンサー13
6を使用して合焦位置を検出する動作を外部AFとい
い、CCD103を使用して合焦位置を検出する場合を
CCD−AF(内部AF)という。CCD−AFでは、
フォーカスレンズ101aを移動して、CCD103か
ら出力される画像信号に応じた被写体のコントラストを
示すAF評価値をサンプリングし、AF評価値のピーク
位置を合焦位置とする山登りサーボ方式を使用する。外
部AFとCCD−AFを使用してAFを行うことをハイ
ブリットAFという。
【0030】つぎに、上記構成のデジタルカメラのAF
に関する動作を図5〜図11を参照して説明する。図5
〜図8はCPU121の制御により実行されるデジタル
カメラのAFに関する動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【0031】図5において、まず、電源が投入されると
(ステップS1)、CPU121は、外部AFの実行タ
イミングであるか否かを判断し(ステップS2)、この
判断の結果、外部AFの実行タイミングでない場合に
は、ステップS4に移行する一方、外部AFの実行タイ
ミングであれば、外部AFによる測距処理を実行して
(ステップS3)、外部AFセンサー136は被写体と
の距離を測距して、ステップS4に移行する。
【0032】ステップS4では、CPU121は、レリ
ーズキーが半押しされて、RL−1キーがONされたか
否かを判断する。RL−1がONでない場合には、ステ
ップS2に戻り、RL−1がONされるまで、外部AF
の実行タイミングで、外部AFの測距処理が行われる。
他方、ステップS4で、RL−1がONされた場合に
は、CPU121はIPP107を介して被写体の明る
さを示すAE評価値を取得し、AE評価値に基づいてC
CD−AFが可能な明るさであるか否かを判断する(ス
テップS5)。具体的には、AE評価値が所定値(第1
の基準値)よりも大きい場合には、CCD−AFが可能
な明るさであると判断し、AE評価値が所定値(第1の
基準値)以下の場合には、CCD−AFが可能な明るさ
でないと判断する。そして、CCD−AFが可能な明る
さであると判断した場合には、ステップS6に移行す
る。
【0033】他方、ステップS5で、CCD−AFが可
能な明るさでないと判断した場合には、図6のステップ
S31に移行して、CPU121は、CCD−AFを実
行しないで、外部AFのみの合焦結果に基づいて最終的
な合焦位置を決定する(ステップS31〜S33)。具
体的には、ステップS31では、外部AFの測距処理を
実行する。この外部AFの測距処理では、外部AFセン
サー136により、被写体との距離の測定が行われ合焦
位置の検出が行われる。そして、CPU121は外部A
Fが終了したか否かを判断し(ステップS32)、外部
AFが終了した場合にはステップS33に移行し、適正
な外部AFの測定結果が得られたか否かを判断する。具
体的には、CPU121は、外部AFセンサー136に
入力される光量に基づいて、被写体が所定値(第2の基
準値)よりも暗い、もしくは、コントラストが低いと判
断した場合には、外部AFの結果が適正でないと判定す
る。そして、適正な測定結果が得られたと判断した場合
には、図8のステップS19に移行して、外部AFで検
出された合焦位置を最終的な合焦位置に決定する。他
方、ステップS33で、適正な外部AFの測定結果が得
られなかったと判断した場合には、図8のステップS2
1に移行して、常焦点位置を最終的な合焦位置に決定す
る。
【0034】さて、ステップS6では、CPU121
は、外部AFの結果が適正か否かを判断する。具体的に
は、CPU121は、外部AFセンサー136に入力さ
れる光量に基づいて、被写体が所定値(第2の基準値)
よりも暗い、もしくは、コントラストが低いと判断した
場合には、外部AFの結果が適正でないと判定する。外
部AFの結果が適正であると判断した場合には、ステッ
プS7に移行する。
【0035】他方、ステップS6で、外部AFの結果が
適正でないと判断した場合には、図7のステップS41
に移行して、CPU121は、CCD−AFのみの合焦
結果に基づいて最終的な合焦位置を決定する(ステップ
S41〜S44)。具体的には、ステップS41では、
フォーカスレンズ101aの移動可能な全領域でAF評
価値のサンプリングを行うべく、CPU121は、フォ
ーカスレンズ101aを全領域でAF評価値のサンプリ
ングを行う場合のCCD−AF開始位置(基準位置)に
移動させ、全領域についてCCD−AFを開始させる
(ステップS42)。CCD−AFでは、フォーカスレ
ンズ系101aを開始位置から移動させて、全領域でA
F評価値を取得し、合焦位置の検出が行われる。そし
て、CPU121は、CCD−AFが終了したか否かを
判断し(ステップS43)、CCD−AFが終了した場
合には、ステップS44に移行し、適正なCCD−AF
の検出結果が得られたか否かを判断する。ここで、適正
な検出結果とは、AF評価値にピークがある場合等をい
い、適正でない検出結果とはAF評価値にピークがなく
被写体にコントラストがない場合等をいう。適正な検出
結果が得られたと判断した場合には、図8のステップS
20に移行して、CCD−AFで検出された合焦位置を
最終的な合焦位置に決定する。他方、ステップS44
で、適正な外部AFの検出結果が得られなかったと判断
した場合には、図8のステップS21に移行して、常焦
点位置を最終的な合焦位置に決定する。
【0036】また、図5のステップS5で、CCD−A
Fが可能な明るさであると判断され、かつ、図5のステ
ップS6で、外部AFの結果が適正であると判断された
場合には、CPU121は、CCD−AFと外部AFを
略同時に実行して合焦位置の検出を行う。具体的には、
まず、図5のステップS7では、CPU121は、ステ
ップS3の外部AFの測距結果に基づいて、CCD−A
Fの開始位置(基準位置)を算出し、算出したCCD−
AFの開始位置(基準位置)にフォーカスレンズ系10
1aを移動させる。つづいて、CPU121は、フォー
カスレンズ系101aを基準位置に移動した後、外部A
FとCCD−AFを略同時にスタートさせる(ステップ
S8)。外部AFでは、外部AFセンサー136によ
り、被写体との距離の測定が行われ合焦位置の検出が行
われる。また、CCD−AFでは、フォーカスレンズ系
101aを基準位置の近傍で移動させて、AF評価値を
取得し、合焦位置の検出が行われる。
【0037】その後、CPU121は、外部AFが終了
したか否かを判断し(ステップS9)、外部AFが終了
した場合には、外部AFの結果が適正か否かを判断する
(ステップS10)。具体的には、CPU121は、外
部AFセンサー136に入力される光量に基づいて、被
写体が所定値(第2の基準値)よりも暗い、もしくは、
コントラストが低いと判断した場合には、外部AFの結
果が適正でないと判定する。外部AFの結果が適正であ
ると判断した場合には、ステップS11に移行する。他
方、外部AFの結果が適正でないと判断した場合には、
図7のステップS41に移行して、CPU121は、全
域でCCD−AFを実行して、CCD−AFのみの合焦
結果に基づいて最終的な合焦位置を決定する。
【0038】ステップS11では、CPU121は、外
部AFの距離測定結果に変化があるか否かを判断する。
具体的には、上記ステップS3で検出した被写体距離
と、ステップS8で検出した被写体距離とで変化がある
か否かを判断する。ここで変化があるということは被写
体が移動していることを示している。外部AFの距離測
定結果に変化がないと判断した場合にはステップS14
に移行する。他方、CPU121は、外部AFの距離測
定結果に変化があると判断した場合には、CCD−AF
を中断させて、上記ステップS3で検出した被写体距離
とステップS8で検出した被写体距離とに基づいて、移
動している被写体の位置を予測して、CCD−AFの新
たな開始位置(基準位置)を演算し、当該演算した開始
位置にフォーカスレンズ系101aを移動させる(ステ
ップS12)。そして、この新たな開始位置の近傍で、
CCD−AFを再実行する(ステップS13)。
【0039】ステップS14では、CPU121は、C
CD−AFが終了したか否かを判断し、CCD−AFが
終了した場合には、図8のステップS15に移行し、適
正なCCD−AFの検出結果が得られたか否かを判断す
る。ここで、適正な検出結果とは、AF評価値にピーク
がある場合等をいい、適正でない検出結果とはAF評価
値にピークがなく被写体にコントラストがない場合等を
いう。適正なCCD−AFの結果が得られなかったと判
断した場合には、ステップS19に移行して、外部AF
で検出された合焦位置を最終的な合焦位置に決定する。
他方、ステップS15で適正なCCD−AFの検出結果
が得られたと判断した場合には、ステップS16に移行
して、CPU121は、CCD−AFで検出された合焦
位置に対応する被写体距離と外部AFで検出された被写
体距離の差が所定範囲内であるか否かを判断する。この
判断の結果、CCD−AFで検出された合焦位置に対応
する被写体距離と外部AFで検出された被写体距離の差
が所定範囲内にない場合には、ステップS21に移行し
て、常焦点位置を最終的な合焦位置に決定する。
【0040】他方、ステップS16で、CCD−AFで
検出された合焦位置に対応する被写体距離と外部AFで
検出された被写体距離の差が所定範囲内にあると判断し
た場合には、ステップS17に移行して、CPU121
は、CCD−AFのAF評価値のサンプリング結果(被
写体のコントラストの状態)に基づいて、高輝度被写体
があるか否かを判定する。そして、CPU121は、高
輝度被写体があると判断した場合には(ステップS1
8)、ステップS19に移行して、外部AFで検出され
た合焦位置を最終的な合焦位置に決定する。また、ステ
ップS18で高輝度被写体がないと判断した場合には、
CCD−AFで検出された合焦位置を最終的な合焦位置
に決定する(ステップS20)。
【0041】この後、CPU121は、決定した合焦位
置にフォーカスレンズ系101aを移動させる。そし
て、レリーズキーが全押しされてRL−2がONとなる
と、撮影動作を行い、被写体の画像データを取り込み、
PCカード150に記録する。
【0042】図9および図10は、外部AFとCCD−
AFの実行タイミングを説明するためのタイミングチャ
ートを示す。図9に示すように、RL−1のONに先行
して、外部AFによる測距処理が実行され、RL−1が
ONされると、外部AFとCCD−AFを略同時に実行
する。
【0043】図10はCCD−AFの実行を中断して、
再実行する場合を説明するためのタイミングチャートを
示す。外部AFの距離測定結果に変化がある場合には
(上記ステップS11)、実行中のCCD−AF()
を中断して、CCD−AFの開始位置(基準位置)を再
演算して、当該演算した開始位置にフォーカスレンズ系
101aを移動させ(上記ステップS12)、当該再演
算した開始位置からCCD−AF()を再実行する
(上記ステップS13)。
【0044】図11はハイブリットAFに関する基本動
作を説明するための説明図を示す。同図において、縦軸
はコントラスト(AF評価値)、横軸はレンズ位置(至
近〜無限)を示している。まず、外部AFにより合焦位
置を検出し、ついで、当該検出された合焦位置の近傍
で、CCD−AFで細かいサンプリングを行って、合焦
位置を検出する。そして、両合焦位置に基づいて最終的
な合焦位置を決定する。
【0045】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、被写体の明るさがCCD−AFを実行可能なレベ
ルでないと判断した場合には、CCD−AFを実行しな
いで、外部AFを優先的に実行して合焦位置を決定する
こととしたので、暗い被写体についても、高速でかつ高
精度な合焦位置の検出が可能となる。
【0046】また、本実施の形態においては、被写体の
明るさがCCD−AFを実行可能なレベルである場合
に、外部AFの検出結果が適正でないと判断した場合に
は、CCD−AFを優先的に全域で実行して合焦位置を
決定することとしたので、外部AFセンサー136を何
かが遮っている場合でも、正確な合焦位置の検出が可能
となる。付言すると、撮影者が外部AFセンサー136
を指で塞ぐなどのミスを犯しても、高精度な合焦位置の
検出が可能となる。
【0047】なお、CCD−AFは時間がかかるため、
動きのある被写体は比較的苦手である。そこで、上記ス
テップS3で所定時間間隔で行われる外部AFの測距処
理の複数回の距離測定結果に基づいて、被写体の動きを
検出し、被写体の動きがある場合には、CCD−AFを
実行しないで、外部AFを優先的に実行して合焦位置を
決定することしても良い。これにより、動きのある被写
体に対しても高精度な合焦位置の検出が可能となる。
【0048】また、本実施の形態においては、電源のO
Nがなされると、レリーズキーの押下に先行して、すな
わち、レリーズキーが押下されない状態においても、所
定の間隔で外部AFで測距処理を行い、レリーズキーが
押下された場合には、外部AFの測距結果に基づいてC
CD−AFを行う場合の基準位置を算出して、当該基準
位置の近傍でCCD−AFを行うこととしたので、レリ
ーズキーが押下された後に、外部AFを実行し、その
後、外部AFの結果に基づいてCCD−AFを実行する
場合に比して、AF時間を短縮することが可能となる。
【0049】また、本実施の形態では、外部AFセンサ
ーとして、パッシブ方式の測距センサーを使用すること
としたので、小型化、低コスト化、処理の簡略化が可能
となる。
【0050】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適
宜変形して実行可能である。例えば、本実施の形態にお
いては、本発明にかかる自動合焦装置をデジタルカメラ
に適用した例を説明したが、本発明はこれに限られるも
のではなく、PDA等の携帯情報入力装置等にも適用可
能である。要は、画像を入力する際にAFを行う全ての
装置に適用可能である。
【0051】
【発明の効果】請求項1にかかる自動合焦装置によれ
ば、レンズ系は被写体像を所定位置に結像し、撮像手段
はレンズ系を介して入力される被写体像を撮像して画像
データを出力し、被写体状態検出手段は撮像手段の出力
に基づいて被写体の状態を検出し、第1の合焦位置検出
手段は撮像手段を使用して、レンズ系を移動させて被写
体のコントラストをサンプリングして合焦位置を検出
し、第2の合焦位置検出手段は撮像手段とは異なる光電
変換手段を使用して、被写体との距離を検出してレンズ
系の合焦位置を検出し、制御手段は、撮影操作部材が操
作された場合には、被写体状態検出手段に被写体の状態
を検出させ、当該検出結果に基づいて、第1の合焦位置
検出手段および/または第2の合焦位置検出手段を動作
させることとしたので、被写体に応じて、第1の合焦位
置検出手段と第2の合焦位置検出手段とを選択でき、各
種の被写体に対して、高速でかつ高精度な合焦位置の検
出が可能となる。
【0052】また、請求項2にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項1にかかる自動合焦装置において、被写体
状態検出手段は、被写体の状態として被写体の明るさを
検出することとしたので、請求項1にかかる自動合焦装
置の効果に加えて、被写体の明るさに応じて、第1の合
焦位置検出手段と第2の合焦位置検出手段とを選択で
き、様々な明るさの被写体に対して、高速でかつ高精度
な合焦位置の検出が可能となる。
【0053】また、請求項3にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項2にかかる自動合焦装置において、制御手
段は、被写体状態検出手段で検出された被写体の明るさ
が所定値以下の場合には、第2の合焦位置検出手段を優
先的に動作させることとしたので、請求項2にかかる自
動合焦装置に効果に加えて、暗い被写体についても、高
速かつ高精度な合焦位置の検出が可能となる。
【0054】また、請求項4にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項2にかかる自動合焦装置において、制御手
段は、被写体状態検出手段で検出された被写体の明るさ
が所定値よりも大きい場合において、第2の合焦位置検
出手段の検出結果が適正でないと判断した場合には、第
1の合焦位置検出手段を優先的に動作させることとした
ので、請求項2にかかる自動合焦装置の効果に加えて、
第2の合焦位置検出手段を何かが遮っている場合でも、
正確な合焦位置の検出が可能となる。
【0055】また、請求項5にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項1にかかる自動合焦装置において、被写体
状態検出手段は、被写体の状態として被写体の動きを検
出することとしたので、請求項1にかかる自動合焦装置
に効果に加えて、動きのある被写体に対しても、高速か
つ高精度な合焦位置の検出が可能となる。
【0056】また、請求項6にかかるデジタルカメラに
よれば、請求項1〜請求項5のいずれか1つにかかる自
動合焦装置を適用することとしたので、各種の被写体に
対して、高速かつ高精度に合焦位置を検出することが可
能なデジタルカメラを提供することができるという効果
を奏する。
【0057】また、請求項7にかかる携帯情報入力装置
によれば、請求項1〜請求項5のいずれか1つにかかる
自動合焦装置を適用することとしたので、各種の被写体
に対して、高速かつ高精度に合焦位置を検出することが
可能な携帯情報入力装置を提供することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラの構成図で
ある。
【図2】図1のIPPの具体的構成の一例を示す図であ
る。
【図3】図1の外部AFセンサーの概略構成を示す図で
ある。
【図4】外部AFセンサーの測距原理を説明するための
説明図である。
【図5】AFに関する動作を説明するためのフローチャ
ートである(その1)。
【図6】AFに関する動作を説明するためのフローチャ
ートである(その2)。
【図7】AFに関する動作を説明するためのフローチャ
ートである(その3)。
【図8】AFに関する動作を説明するためのフローチャ
ートである(その4)。
【図9】外部AFとCCD−AFの実行タイミングを説
明するためのタイミングチャートである(その1)。
【図10】外部AFとCCD−AFの実行タイミングを
説明するためのタイミングチャートである(その2)。
【図11】ハイブリットAFの基本動作を説明するため
の説明図である。
【図12】従来のCCD−AF方式を説明するための説
明図である。
【図13】従来のCCD−AF方式を説明するための説
明図である。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ 101 レンズ系 101a フォーカスレンズ系 101b ズームレンズ系 102 オートフォーカス等を含むメカ機構 103 CCD(電荷結合素子) 104 CDS(相関2重サンプリング)回路 105 可変利得増幅器(AGCアンプ) 106 A/D変換器 107 IPP(Image Pre-Processor) 108 DCT(Discrete Cosine Transform) 109 コーダー(Huffman Encoder/Decoder) 110 MCC(Memory Card Controller) 111 RAM(内部メモリ) 112 PCカードインターフェース 121 CPU 122 表示部 123 操作部 125 モータドライバ 126 SG部 127 ストロボ 128 バッテリ 129 DC−DCコンバータ 130 EEPROM 131 フォーカスドライバ 132 パルスモータ 133 ズームドライバ 134 パルスモータ 135 モータドライバ 136 外部AFセンサー 150 PCカード 151 レンズ 152 フォトセンサーアレイ 153 演算回路 1071 色分離部 1072 信号補間部 1073 ペデスタル調整部 1074 ホワイトバランス調整部 1075 デジタルゲイン調整部 1076 γ変換部 1077 マトリクス部 1078 ビデオ信号処理部 1079 Y演算部 1080 BPF 1081 AF評価値回路 1082 AE評価値回路 1083 Y演算部 1084 AWB評価値回路 1085 CPUI/F 1086 DCTI/F 1075r、1075g、1075b 乗算器
フロントページの続き (72)発明者 北島 達敏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉田 彰宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 入沢 茂 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内. Fターム(参考) 2H011 AA03 BA14 BA31 BB03 CA24 DA01 2H051 BA47 BB20 CC19 CE14 DA02 DA22 EB03 FA48 5C022 AA13 AB02 AB15 AB27 AB40 AB66 AC03 AC42 AC54 AC73 AC74

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を所定位置に結像するフォーカ
    スレンズ系を含むレンズ系と、 前記レンズ系を介して入力される被写体像を撮像して画
    像データを出力する撮像手段と、 前記撮像手段の出力に基づいて被写体の状態を検出する
    被写体状態検出手段と、 撮影を指示するための撮影操作部材と、 前記撮像手段を使用して、前記レンズ系を移動させて被
    写体のコントラストをサンプリングして合焦位置を検出
    する第1の合焦位置検出手段と、 前記撮像手段とは異なる光電変換手段を使用して、被写
    体との距離を検出して前記レンズ系の合焦位置を検出す
    る第2の合焦位置検出手段と、 前記撮影操作部材が操作された場合には、前記被写体状
    態検出手段に被写体の状態を検出させ、当該検出結果に
    基づいて、前記第1の合焦位置検出手段および/または
    第2の合焦位置検出手段を動作させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動合焦装置。
  2. 【請求項2】 前記被写体状態検出手段は、被写体の明
    るさを検出することを特徴とする請求項1に記載の自動
    合焦装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記被写体状態検出手
    段で検出された被写体の明るさが所定値以下の場合に
    は、前記第2の合焦位置検出手段を優先的に動作させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動合焦装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記被写体状態検出手
    段で検出された被写体の明るさが所定値より大きい場合
    において、前記第2の合焦位置検出手段の検出結果が適
    正でないと判断した場合には、前記第1の合焦位置検出
    手段を優先的に動作させることを特徴とする請求項2に
    記載の自動合焦装置。
  5. 【請求項5】 前記被写体状態検出手段は、被写体の動
    きを検出することを特徴とする請求項1に記載の自動合
    焦装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記
    載の自動合焦装置を適用したことを特徴とするデジタル
    カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記
    載の自動合焦装置を適用したことを特徴とする携帯情報
    入力装置。
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