JP2001244968A - パケット転送レート決定方法及びパケット転送装置 - Google Patents

パケット転送レート決定方法及びパケット転送装置

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JP2001244968A
JP2001244968A JP2000050699A JP2000050699A JP2001244968A JP 2001244968 A JP2001244968 A JP 2001244968A JP 2000050699 A JP2000050699 A JP 2000050699A JP 2000050699 A JP2000050699 A JP 2000050699A JP 2001244968 A JP2001244968 A JP 2001244968A
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JP2000050699A
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Ryoichi Kawahara
亮一 川原
Satoyuki Hirano
聡之 平野
Naohisa Komatsu
尚久 小松
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットの各ユーザーに公平な帯域配
分を行うことができるパケット転送レート決定方法及び
パケット転送装置を提供する。 【解決手段】 内部ノードで、クラスiのアクティブユ
ーザーフロー数をFi←(1-a)*Fi+a*Ai/Gi
によって更新し、クラスiのバッファからのパケット転
送レートをDi=(Fi*Gi/ΣFi*Gi)*Cに
より更新する。Aiは到着レート、Giは保証帯域、a
はパラメータ、Cはリンクレートである。また、内部ノ
ードで転送を待っているパケット数が閾値を超えた場
合、そのクラスiのバッファからのパケット転送レート
DiをDi←Di+dによって増加させ、Qiの値が最
も小さいクラスjのバッファからのパケット転送レート
DjをDj←Dj−dによって減少させる。転送待ちパ
ケット数の代わりに、内部ノード内のクラスiのバッフ
ァにおけるパケットの損失率を用いることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット通
信のサービス品質を保証するサービスであるDiffserve
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットにおいてスループット保
証等のサービス品質保証を実現するためにDiffserveが
検討されている。Diffserveでは、各ユーザーに対する
保証帯域毎にサービスクラスを設け、通信網の境界ノー
ドにおいてユーザーからのパケットを受信し、そのユー
ザーが属するサービスクラスを参照してそのクラス値を
そのパケットにマーキングし、そのパケットの帯域と保
証帯域とを比較し、保証帯域を超えているときはそのパ
ケットにタギングし、パケットを通信網の内部に転送
し、内部ノードでは、出力リンク毎にサービスクラス別
のバッファ又はサービスクラス別のパケット廃棄閾値を
設け、各クラスに対応して公平にパケット転送レートを
決定する。
【0003】即ち、Diffserveの内部ノードにおける既
存のバッファイング技術として、サービスクラス毎にバ
ッファイングを行うCBQ(Class Based Queuing)、F
IFOバッファにサービスクラス毎に異なるパケット廃
棄閾値を設けるWRED(Weighted Random Early Detec
tion)がある。しかしながら、これらの方法では、公平
な転送レートを決定するには不充分である。
【0004】このため、Diffserveアーキテクチャを前
提として、各ユーザーフローに重み付けスループット保
証を実現することが考えられるが、その場合、上記の既
存の技術では各制御に用いるパラメータをトラヒック条
件(ここでは各クラスのアクティブフロー数又はフロー
数混在比率)を仮定して設定する必要がある。そのた
め、運用中のトラヒック条件が仮定したトラヒック条件
と変わった場合には、重み付けスループット保証が実現
できない可能性がある。
【0005】図1を用いてこれを説明する。図中、101
〜104は境界ノード、111及び112は内部ノード、121はク
ラス1のTCPコネクション、122はクラス2のTCP
コネクション、123及び124はTCPコネクション、131
〜134は端末装置、141はクラス1のバッファ、142はク
ラス2のバッファ、151はリンクである。
【0006】いま、例えば、保証帯域がG1=200kbps
のクラス1とG2=100kbpsのクラス2とのユーザーフ
ロー121及び122がCBQを行うクラス別バッファ141、1
42を持つ内部ノード111と内部ノード112との間に張られ
たC=3Mbpsのリンク151を共有しているとする。ここ
で、クラス1及びクラス2のアクティブフロー数をそれ
ぞれN1及びN2とし、N1=N2=10本と仮定し、
クラスiからのパケット転送レートDiをDi=(Ni
*Gi/ΣNi*Gi)*Cにより、D1=2Mbps及び
D2=1Mbpsと決定したとする。アクティブフロー数が
仮定した通りであれば、クラス1及びクラス2に属する
ユーザー一人当たりの帯域はそれぞれ(2Mbps/10ユ
ーザー)=200kbps及び(1Mbps/10ユーザー)=
100kbpsとなり、重み付けスループット保証を実現す
ることができる。
【0007】また、N1=N2=5本に変わった場合
は、クラス1及びクラス2に属するユーザー一人当たり
の帯域はそれぞれ(2Mbps/5ユーザー)=400kbps
及び(1Mbps/5ユーザー)=200kbpsとなり、どの
ユーザーにも保証帯域分のスループットを保証でき、且
つクラス1のユーザーのスループットはクラス2のユー
ザーのスループットの2倍となり、保証帯域に対応する
重み付けを達成することができる。
【0008】しかしながら、例えばN1=5本、N2=
20本と変動した場合、クラス1のユーザー及びクラス
2に属するユーザー一人当たりの帯域はそれぞれ(2Mb
ps/5ユーザー)=400kbps及び(1Mbps/20ユー
ザー)=50kbpsとなり、クラス2のユーザーは保証帯
域分のスループットが与えられず、しかもクラス1のユ
ーザーのスループットはクラス2の4倍となってしま
い、クラス1に帯域が過剰に割当てられ、不公平が生じ
る。FIFOバッファで複数の閾値を設定するWRED
においても、トラヒック条件が変動すると閾値が不適切
になり、同様の問題が生じる可能性がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の問題点に鑑み、各ユーザーに保証帯域分のスループッ
トを確保し、且つ、保証帯域に対応する重み付けスルー
プット保証を実現することにより、公平な帯域配分を行
うことができるパケット転送レート決定方法及びパケッ
ト転送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1のパケット転送レート決定方法は、内
部ノードに到着したパケットのうち、クラスiに属し且
つタギングされていないパケットの到着レートAi(bp
s)を所定の時間区間τ(s)内で測定し、Gi(bps)をクラ
スiの保証帯域、aを平滑化パラメータとしたとき、ク
ラスiのアクティブユーザーフロー数FiをFi←(1-
a)*Fi+a*Ai/Giによって更新し、出力リンク
レートをC(bps)としたとき、所定の周期T(s)毎に、ク
ラスiのバッファからのパケット転送レートDi(bps)
をDi=(Fi*Gi/ΣFi*Gi)*Cによって更
新することを特徴とする。
【0011】本発明の第2のパケット転送レート決定方
法は、内部ノードに到着したパケットのうち、クラスi
のパケットの到着レートAi(bps)を所定の時間区間τ
(s)内で測定し、Gi(bps)をクラスiの保証帯域、aを
平滑化パラメータとしたとき、クラスiのアクティブユ
ーザーフロー数FiをFi←(1-a)*Fi+a*Ai/
Giによって更新し、出力リンクレートをC(bps)とし
たとき、所定の周期T(s)毎に、クラスiのバッファか
らのパケット転送レートDi(bps)をDi=(Fi*G
i/ΣFi*Gi)*Cによって更新することを特徴と
する。
【0012】本発明の第3のパケット転送レート決定方
法は、内部ノード内のクラスiのバッファ内で転送を待
っているパケットのうち保証帯域を超えていないパケッ
トの数Qiを管理し、クラスiのパケットが到着した時
にQiが予め定められた閾値Thを超えた場合、d(bp
s)を予め定められたレート増減分としたとき、そのクラ
スiのバッファからのパケット転送レートDi(bps)を
Di←Di+dによって増加させ、そのときQiの値が
最も小さいクラスjのバッファからのパケット転送レー
トDj(bps)をDj←Dj−dによって減少させること
を特徴とする。
【0013】本発明の第4のパケット転送レート決定方
法は、内部ノード内のクラスiのバッファ内で転送を待
つパケット数Qiを管理し、クラスiのパケットが到着
した時にQiが予め定められた閾値Thを超えた場合、
d(bps)を予め定められたレート増減分としたとき、そ
のクラスiのバッファからのパケット転送レートDi(b
ps)をDi←Di+dによって増加させ、そのときQi
の値が最も小さいクラスjのバッファからのパケット転
送レートDj(bps)をDj←Dj−dによって減少させ
ることを特徴とする。
【0014】本発明の第5のパケット転送レート決定方
法は、内部ノード内のクラスiのバッファにおける保証
帯域を超えていないパケットの損失率Liを所定の周期
で測定し、損失率Liの値が最も大きいクラスiのバッ
ファからのパケット転送レートDi(bps)をDi←Di
+dによって増加させ、Liの値が最も小さいクラスj
のバッファからのパケット転送レートDj(bps)をDj
←Dj−dによって減少させることを特徴とする。
【0015】本発明の第6のパケット転送レート決定方
法は、内部ノード内のクラスiのバッファにおけるパケ
ットの損失率Liを所定の周期で測定し、損失率Liの
値が最も大きいクラスiのバッファからのパケット転送
レートDi(bps)をDi←Di+dによって増加させ、
Liの値が最も小さいクラスjのバッファからのパケッ
ト転送レートDj(bps)をDj←Dj−dによって減少
させることを特徴とする。
【0016】また、本発明のパケット転送装置は、上記
のパケット転送レート決定方法のいずれかによりクラス
iのトラヒック状態を測定する手段、及び、クラスiの
バッファからのパケット転送レートを動的に変更する手
段を具備することを特徴とする。
【0017】このような本発明によれば、各バッファで
はタギングされていないパケットを優先的に受付け、各
クラス別バッファからのパケット転送レートをその時の
各クラス別バッファ内のトラヒック状態に応じて動的に
変化させることにより、各ユーザーに保証帯域以上のス
ループットを確保し、且つ、ユーザーの属するクラスに
対応する重み付けスループット保証を行うことができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明の実施
例を説明する。図2は境界ノードの構成例を示すブロッ
ク図であり、図3、4及び5は内部ノードの構成例を示
すブロック図である。
【0019】[実施例1]図2は境界ノードの構成例を
示すブロック図であり、21はユーザー情報管理部、22は
トラヒック監視部、23はクラスマーキング部、24は違反
タギング部、25はパケット転送部である。
【0020】ユーザー情報管理部21は、ユーザー毎の契
約情報(保証帯域)を管理し、ユーザーからパケットを
受信した時、そのパケットの属するユーザーの保証帯域
に相当するサービスクラス値をクラスマーキング部23に
通知する。トラヒック監視部22は、パケットを受信した
時、そのパケットの属するユーザーの保証帯域と現在時
点での実際の利用帯域とを比較し、利用帯域が保証帯域
を超えている場合に、違反タギング部24に対してそのパ
ケットに違反を示すタギングを行うよう指示する。クラ
スマーキング部23は、ユーザー情報管理部21から受信し
たサービスクラス値をパケットにマーキングする。違反
タギング部24は、トラヒック監視部22の指示に従ってパ
ケットにタギングを行う。パケット転送部25はパケット
の転送を行う。
【0021】図3は内部ノードの構成例を示すブロック
図であり、31は到着パケット数Ai測定部、32はフロー
数Fi計算部、33はフロー数Fi管理部、34はパケット
分類部、35は転送レートDi計算部、36はパケット蓄積
部、37はパケット転送部である。
【0022】到着パケット数Ai測定部31は、到着した
パケットのうちクラスi毎にタギングされていないパケ
ットの到着レートAi(bps)を所定の時間区間τ(s)内で
測定し、その結果をフロー数Fi計算部32に通知する。
フロー数Fi計算部32は、到着パケット数Ai測定部31
からクラスiのパケット到着レートAiを受け取り、A
iを用いてクラスiのアクティブユーザーフロー数Fi
をFi←(1-a)*Fi+a*Ai/Giにより計算し、
計算結果をフロー数Fi管理部33に通知する。ここで、
Gi(bps)はクラスiの保証帯域、aは平滑化パラメー
タである。フロー数Fi管理部33は、フロー数Fi計算
部32からクラスiのアクティブユーザーフロー数Fiを
受け取り、最新の値を管理する。また、転送レートDi
計算部35からの指示に従ってFiを通知する。
【0023】パケット分類部34は、境界ノードでマーキ
ングされたクラス値に基づいてパケット蓄積部36の当該
クラスバッファにパケットを転送する。転送レートDi
計算部35は、所定の周期T(s)毎にフロー数Fi管理部3
3からFiの値を読み出し、クラスiのバッファからの
パケット転送レートDi(bps)をDi=(Fi*Gi/
ΣFi*Gi)*Cにより計算し、結果をパケット転送
部37に通知する。ここで、C(bps)は出力リンクレート
である。パケット蓄積部36は、パケットをクラス別に蓄
積し、パケット転送部37からの指示に従って各クラスバ
ッファからパケットを取り出す。パケット転送部37は、
転送レートDi計算部35によって決定されたクラスiの
パケット転送レートDiに従って、パケット蓄積部36の
各クラスバッファからパケットを読み出して転送する。
【0024】[実施例2]実施例1においては、図3に
示した内部ノードの到着パケット数Ai測定部31で、到
着したパケットのうちクラスi毎にタギングされていな
いパケットの到着レートAi(bps)を所定の時間区間τ
(s)内で測定したが、この実施例2においては、到着し
たパケットのうちクラスiのパケットの到着レートAi
(bps)を所定の時間区間τ(s)内で測定する。他は実施例
1と同様である。
【0025】[実施例3]図4は実施例3における内部
ノードの構成例を示すブロック図であり、41は転送待ち
パケット数Qi測定部、44はパケット分類部、45は転送
レートDi計算部、46はパケット蓄積部、47はパケット
転送部である。
【0026】転送待ちパケット数Qi測定部41は、パケ
ット蓄積部46のクラスiのバッファ内で転送を待ってい
るパケットのうちタギングされていないパケットの数Q
iを管理し、クラスiのパケットが到着した時にQiが
予め定められた閾値Thを超えた場合、そのクラス値i
とQiの値が最も小さいクラスjの値を転送レートDi
計算部45に通知する。パケット分類部44は、境界ノード
でマーキングされたクラスの値に基づいて、パケット蓄
積部46のそのクラスのバッファにパケットを転送する。
【0027】転送レートDi計算部45は、転送待ちパケ
ット数Qi測定部41から、Qiが閾値を超えたクラスの
値i及び最も小さいクラスの値jの通知を受け取った
後、クラスiのバッファからのパケット転送レートDi
(bps)をDi←Di+dによって増加させ、クラスjの
バッファからのパケット転送レートDj(bps)をDj←
Dj−dによって減少させ、その結果をパケット転送部
47に通知する。ここで、dは予め定められたレート増減
分である。パケット蓄積部46は、クラス別にパケットを
蓄積し、パケット転送部47からの指示に従って各クラス
のバッファからパケットを取り出す。パケット転送部47
は、転送レートDi計算部45によって決定されたクラス
iのパケット転送レートDiに従って、パケット蓄積部
46の各クラスのバッファからパケットを読み出し、転送
する。
【0028】[実施例4]実施例3においては、図4に
示した内部ノードの転送待ちパケット数Qi測定部41で
は、パケット蓄積部46のクラスiのバッファ内で転送を
待っているパケットのうちタギングされていないパケッ
トの数Qiを管理したが、この実施例4においては、パ
ケット蓄積部46のクラスiのバッファ内で転送を待って
いるパケットの数Qiを管理する。他は実施例3と同様
である。
【0029】[実施例5]図5は実施例5における内部
ノードの構成例を示すブロック図であり、51はパケット
損失率Li測定部、54はパケット分類部、55は転送レー
トDi計算部、56はパケット蓄積部、57はパケット転送
部である。
【0030】パケット損失率Li測定部51は、パケット
蓄積部56においてクラスiのバッファにおけるタギング
されていないパケットの損失率Liを所定の周期で測定
し、損失率Liの値が最も大きいクラスiの値と、Li
の値が最も小さいクラスjの値とを転送レートDi計算
部55に通知する。パケット分類部54は、境界ノードでマ
ーキングされたクラスの値に基づいて、パケット蓄積部
56のそのクラスのバッファにパケットを転送する。
【0031】転送レートDi計算部55は、パケット損失
率Li測定部51から損失率Liの値が最も大きいクラス
iの値とLiの値が最も小さいクラスjの値とを受け取
った後、クラスiのバッファからのパケット転送レート
Di(bps)をDi←Di+dによって増加させ、クラス
jのバッファからのパケット転送レートDj(bps)をD
j←Dj−dによって減少させ、その結果をパケット転
送部57に通知する。ここで、dは予め定められたレート
増減分である。パケット蓄積部56は、クラス別にパケッ
トを蓄積し、パケット転送部57からの指示に従って各ク
ラスのバッファからパケットを取り出す。パケット転送
部57は、転送レートDi計算部55によって決定されたク
ラスiのパケット転送レートDiに従って、パケット蓄
積部56の各クラスのバッファからパケットを読み出し、
転送する。
【0032】[実施例6]実施例5においては、図5に
示した内部ノードのパケット損失率Li測定部51では、
パケット蓄積部56のクラスiのバッファにおけるタギン
グされていないパケットの損失率Liを所定の周期で測
定したが、この実施例6においては、パケット蓄積部56
のクラスiのバッファにおけるパケットの損失率Liを
所定の周期で測定する。他は実施例5と同様である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内部ノードで、ユーザーフロー毎の状態管理を行うこと
なく、各クラスのユーザーフロー数の変動の検出又はユ
ーザーフロー数の推定を行って、ユーザーフロー数の変
動に対応して各クラスのバッファからのパケット転送レ
ートを動的に変更することにより、トラヒック条件(こ
こでは、各クラスのアクティブフロー数又はフロー数混
在比率)が変動した場合でも、各ユーザーに対する保証
帯域分のスループットを保証し、且つ、ユーザーが属す
るクラスに対応する重み付けスループット保証を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的なインターネット網の構成を示す図で
ある。
【図2】 境界ノードの構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】 内部ノードの構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】 内部ノードの他の構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】 内部ノードの更に他の構成例を示すブロック
図である
【符号の説明】
21 ユーザー情報管理部 22 トラヒック監視部 23 クラスマーキング部 24 違反タギング部 25 パケット転送部 31 到着パケット数Ai測定部 32 フロー数Fi計算部 33 フロー数Fi管理部 34、44、54 パケット分類部 35、45、55 転送レートDi計算部 36、46、56 パケット蓄積部 37、47、57 パケット転送部 41 転送待ちパケット数Qi測定部 51 パケット損失率Li測定部 101〜104 境界ノード 111、112 内部ノード 121 クラス1のTCPコネクション 122 クラス2のTCPコネクション 123、124 TCPコネクション 131〜134 端末装置 141 クラス1のバッファ 142 クラス2のバッファ 151 リンク
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA08 HA08 HC01 HC13 HD07 JT02 LB14 MB05 5K033 CC01 DA05 5K034 EE11 HH01 HH02 HH06 HH63 MM08 9A001 CC07 JJ18 JJ25 KK56 LL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ユーザーに対する保証帯域毎にサービ
    スクラスを設け、通信網の境界ノードにおいてユーザー
    からのパケットを受信し、そのユーザーが属するサービ
    スクラスを参照してそのクラス値をそのパケットにマー
    キングし、そのパケットの帯域と保証帯域とを比較し、
    保証帯域を超えているときはそのパケットにタギング
    し、パケットを通信網の内部に転送する場合、内部ノー
    ドで、出力リンク毎にサービスクラス別のバッファを設
    け、各クラスに対応して公平にパケット転送レートを決
    定する方法において、 内部ノードに到着したパケットのうち、クラスiに属し
    且つタギングされていないパケットの到着レートAi(b
    ps)を所定の時間区間τ(s)内で測定し、Gi(bps)をク
    ラスiの保証帯域、aを平滑化パラメータとしたとき、
    クラスiのアクティブユーザーフロー数FiをFi←
    (1-a)*Fi+a*Ai/Giによって更新し、C(bp
    s)を出力リンクレートとしたとき、所定の周期T(s)毎
    に、クラスiのバッファからのパケット転送レートDi
    (bps)をDi=(Fi*Gi/ΣFi*Gi)*Cによ
    って更新することを特徴とするパケット転送レート決定
    方法。
  2. 【請求項2】 各ユーザーに対する保証帯域毎にサービ
    スクラスを設け、通信網の境界ノードにおいてユーザー
    からのパケットを受信し、そのユーザーが属するサービ
    スクラスを参照してそのクラス値をそのパケットにマー
    キングし、そのパケットの帯域と保証帯域とを比較し、
    保証帯域を超えているときはそのパケットにタギング
    し、パケットを通信網の内部に転送する場合、内部ノー
    ドで、出力リンク毎にサービスクラス別のバッファを設
    け、各クラスに対応して公平にパケット転送レートを決
    定する方法において、 内部ノードへに到着したパケットのうち、クラスiのパ
    ケットの到着レートAi(bps)を所定の時間区間τ(s)内
    で測定し、Gi(bps)をクラスiの保証帯域、aを平滑
    化パラメータとしたとき、クラスiのアクティブユーザ
    ーフロー数FiをFi←(1-a)*Fi+a*Ai/Gi
    によって更新し、出力リンクレートをC(bps)としたと
    き、所定の周期T(s)毎に、クラスiのバッファからの
    パケット転送レートDi(bps)をDi=(Fi*Gi/
    ΣFi*Gi)*Cによって更新することを特徴とする
    パケット転送レート決定方法。
  3. 【請求項3】 各ユーザーに対する保証帯域毎にサービ
    スクラスを設け、通信網の境界ノードにおいてユーザー
    からのパケットを受信し、そのユーザーが属するサービ
    スクラスを参照してそのクラス値をそのパケットにマー
    キングし、そのパケットの帯域と保証帯域とを比較し、
    保証帯域を超えているときはそのパケットにタギング
    し、パケットを通信網の内部に転送する場合、内部ノー
    ドで、出力リンク毎にサービスクラス別のバッファを設
    け、各クラスに対応して公平にパケット転送レートを決
    定する方法において、 内部ノード内のクラスiのバッファ内で転送を待ってい
    るパケットのうちタギングされていないパケットの数Q
    iを管理し、クラスiのパケットが到着した時にQiが
    予め定められた閾値Thを超えた場合、d(bps)を予め
    定められたレート増減分としたとき、そのクラスiのバ
    ッファからのパケット転送レートDi(bps)をDi←D
    i+dによって増加させ、そのときQiの値が最も小さ
    いクラスjのバッファからのパケット転送レートDj(b
    ps)をDj←Dj−dによって減少させることを特徴と
    するパケット転送レート決定方法。
  4. 【請求項4】 各ユーザーに対する保証帯域毎にサービ
    スクラスを設け、通信網の境界ノードにおいてユーザー
    からのパケットを受信し、そのユーザーが属するサービ
    スクラスを参照してそのクラス値をそのパケットにマー
    キングし、そのパケットの帯域と保証帯域とを比較し、
    保証帯域を超えているときはそのパケットにタギング
    し、パケットを通信網の内部に転送する場合、内部ノー
    ドで、出力リンク毎にサービスクラス別のバッファを設
    け、各クラスに対応して公平にパケット転送レートを決
    定する方法において、 内部ノード内のクラスiのバッファ内で転送を待つパケ
    ット数Qiを管理し、クラスiのパケットが到着したと
    きにQiが予め定められた閾値Thを超えた場合、d(b
    ps)を予め定められたレート増減分としたとき、そのク
    ラスiのバッファからのパケット転送レートDi(bps)
    をDi←Di+dによって増加させ、そのときQiの値
    が最も小さいクラスjのバッファからのパケット転送レ
    ートDj(bps)をDj←Dj−dによって減少させるこ
    とを特徴とするパケット転送レート決定方法。
  5. 【請求項5】 各ユーザーに対する保証帯域毎にサービ
    スクラスを設け、通信網の境界ノードにおいてユーザー
    からのパケットを受信し、そのユーザーが属するサービ
    スクラスを参照してそのクラス値をそのパケットにマー
    キングし、そのパケットの帯域と保証帯域とを比較し、
    保証帯域を超えているときはそのパケットにタギング
    し、パケットを通信網の内部に転送する場合、内部ノー
    ドで、出力リンク毎にサービスクラス別のバッファを設
    け、各クラスに対応して公平にパケット転送レートを決
    定する方法において、 内部ノード内のクラスiのバッファにおけるタギングさ
    れていないパケットの損失率Liを所定の周期で測定
    し、損失率Liの値が最も大きいクラスiのバッファか
    らのパケット転送レートDi(bps)をDi←Di+dに
    よって増加させ、Liの値が最も小さいクラスjのバッ
    ファからのパケット転送レートDj(bps)をDj←Dj
    −dによって減少させることを特徴とするパケット転送
    レート決定方法。
  6. 【請求項6】 各ユーザーに対する保証帯域毎にサービ
    スクラスを設け、通信網の境界ノードにおいてユーザー
    からのパケットを受信し、そのユーザーが属するサービ
    スクラスを参照してそのクラス値をそのパケットにマー
    キングし、そのパケットの帯域と保証帯域とを比較し、
    保証帯域を超えているときはそのパケットにタギング
    し、パケットを通信網の内部に転送する場合、内部ノー
    ドで、出力リンク毎にサービスクラス別のバッファを設
    け、各クラスに対応して公平にパケット転送レートを決
    定する方法において、 内部ノード内のクラスiのバッファにおけるパケットの
    損失率Liを所定の周期で測定し、損失率Liの値が最
    も大きいクラスiのバッファからのパケット転送レート
    Di(bps)をDi←Di+dによって増加させ、Liの
    値が最も小さいクラスjのバッファからのパケット転送
    レートDj(bps)をDj←Dj−dによって減少させる
    ことを特徴とするパケット転送レート決定方法。
  7. 【請求項7】 各ユーザーに対する保証帯域毎にサービ
    スクラスを設け、通信網の境界ノードでユーザーからの
    パケットを受信し、そのユーザーが属するサービスクラ
    スを参照してそのクラス値をそのパケットにマーキング
    し、そのパケットの帯域と保証帯域とを比較し、保証帯
    域を超えている場合はそのパケットにタギングし、パケ
    ットを通信網の内部に転送する場合、内部ノードで、出
    力リンク毎にサービスクラス別のバッファを具え、各ク
    ラスに対応して公平にパケット転送レートを決定してパ
    ケットを転送する装置において、 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のパケット転送レ
    ート決定方法によりクラスiのトラヒック状態を測定す
    る手段、及び、クラスiのバッファからのパケット転送
    レートを動的に変更する手段を具備することを特徴とす
    るパケット転送装置。
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