JP2002057707A - パケット転送レート制御方法及びパケット転送レート制御装置 - Google Patents

パケット転送レート制御方法及びパケット転送レート制御装置

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JP2002057707A
JP2002057707A JP2000242327A JP2000242327A JP2002057707A JP 2002057707 A JP2002057707 A JP 2002057707A JP 2000242327 A JP2000242327 A JP 2000242327A JP 2000242327 A JP2000242327 A JP 2000242327A JP 2002057707 A JP2002057707 A JP 2002057707A
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JP2000242327A
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Ryoichi Kawahara
亮一 川原
Naohisa Komatsu
尚久 小松
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットの各ユーザに公平な帯域配分
を行うことができるパケット転送レート制御方法及びパ
ケット転送レート制御装置を提供する。 【解決手段】 内部ノードは、パケット分類部、到着レ
ート測定部、フロー数計算管理部、均等レート計算管理
部、リンクネック判定部、当該リンクネックレート測定
部、当該リンクネックフロー数計算・管理部、他リンク
ネックレート測定部、他リンクネック平滑化レート管理
部、割当可能レート計算・管理部、パケット受付可否判
定部、バッファ内パケット数管理部、パケット蓄積部、
パケット転送部を具え、簡易なトラヒック測定値から各
クラスのユーザフロー数の推定及びそのリンクが各ユー
ザフローのネックになっているか否かの判定を行うこと
により、各ノードでクラスバッファの重みを動的に変更
し、各ユーザのパケット転送レートを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット通
信におけるサービス品質QoS(Quality of Services)
の保証に関するものであり、特にDiffserv(Differentia
ted Services)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットにおいてスループット保
証等のサービス品質保証を実現するためにDiffservと称
するサービスモデルが検討されている。Diffservでは、
網の境界ノードにおいてユーザ毎の状態(ユーザに対し
て保証する帯域、ユーザが属するサービスクラス、契約
条件が満たされているか否か等)を保持しておき、パケ
ットを網の内部へ転送する際にそのユーザの状態に応じ
てパケットヘッダー内のフィールドにDS値を設定し、
網の内部ノードでは、ユーザ毎に状態を管理することな
く、そのDS値のみに基づいてパケット転送の優先制御
及び選択的廃棄を行って、各ユーザへのサービス差別化
を実現する。
【0003】即ち、多重ユーザフロー数が少ない境界ノ
ードでユーザ毎に監視及び制御を行い、多重ユーザフロ
ー数が大きい内部ノードでは、処理負荷軽減のためユー
ザフロー毎の状態管理を行わず、境界ノードで設定され
たDS値に基づいて制御を行い、全体として各ユーザへ
のスループット保証及びサービス差別化を実現する。
【0004】Diffservの内部ノードにおける既存のバッ
ファリング技術として、サービスクラス毎にバッファリ
ングを行うCBQ(Class Based Queuing)、FIFOバ
ッファにサービスクラス毎に異なるパケット廃棄閾値を
設定するWRED(WeightedRandom Early Detection)等
がある。しかしながら、Diffservアーキテクチャを前提
として各ユーザフローに重み付けスループット保証を実
現しようとする場合、これらの既存の技術では、各クラ
スのアクティブフロー数又はフロー数混在比率等のトラ
ヒック条件を仮定して各制御に用いるパラメータを設定
しなければならない。そのため、運用中のトラヒック条
件が仮定した値から変動した場合は、重み付けスループ
ット保証が実現できない可能性がある。
【0005】そのため、本発明の発明者らは、特願2000
-50699号「パケット転送レート決定方法及びパケット転
送装置」において、各クラスのアクティブフロー数を推
定し、それに応じて各クラスバッファの重み又はパケッ
ト転送レートを動的に変更する方法を提案した。この方
法は、全てのユーザフローが網内の或る一箇所のリンク
でのみボトルネックとなる場合には極めて有効である
が、一方、輻輳の程度が異なるボトルネックリンクが網
内に複数存在する場合に問題が生じる。
【0006】図1は従来例を説明するための図である。
図1に示すように、例えば、保証レートがG1=200
(kbps)のクラス1及びG2=100(kbps)のクラス2の
ユーザフローが、それぞれ帯域が異なるリンク1及び2
を経由してリンク3に収容されているとする。また、各
ノードはクラス別にバッファを具えているとする。リン
ク1を経由するクラス1ユーザフロー数及びクラス2ユ
ーザフロー数をそれぞれN11及びN12とし、リンク2を
経由するクラス1ユーザフロー数及びクラス2ユーザフ
ロー数をそれぞれN21及びN22とし、(N11,N12)=
(10本,80本)及び(N21,N22)=(10本,1
0本)とする。
【0007】前述の特願2000-50699号の方法では、各ノ
ードにおいてその時のフロー数及び保証レートに応じた
転送レートを各クラスバッファに割当てるので、この場
合、ノード1でのクラス1バッファレートは {G1*N11/(G1*N11+G2*N12)}*10Mbps=
2Mbps となり、ノード1でのクラス2バッファレートは {G2*N12/(G1*N11+G2*N12)}*10Mbps=
8Mbps となる。従って、ノード1を経由するクラス1及びクラ
ス2に属するユーザ一人当たりには、リンク1の帯域は
それぞれ2Mbps/10本=200kbps及び8Mbps/80
本=100kbpsずつが配分され、重み付けスループット
保証が実現されている。
【0008】同様に、ノード2でのクラス1バッファレ
ートは {G1*N21/(G1*N21+G2*N22)}*60Mbps=
40Mbps となり、ノード2でのクラス2バッファレートは {G2*N22/(G1*N21+G2*N22)}*60Mbps=
20Mbps となる。従って、ノード2を経由するクラス1及びクラ
ス2に属するユーザ一人当たりには、リンク1の帯域は
それぞれ40Mbps/10本=4Mbps及び20Mbps/10
本=2Mbpsずつが配分される。
【0009】これらのユーザフローがノード3において
リンク3に更に多重されるとする。リンク3に対して、
ユーザフロー数は(クラス1,クラス2)=(20本,
90本)となるので、ノード3におけるクラス1バッフ
ァのレートは、 [G1*(N11+N21)/{G1*(N11+N21)+G2
*(N12+N22)}]*30Mbps=9.23Mbps となり、ノード3におけるクラス2バッファのレート
は、 [G2*(N12+N22)/{G1*(N11+N21)+G2
*(N12+N22)}]*30Mbps=20.77Mbpsとな
る。
【0010】従って、クラス1及びクラス2に属するユ
ーザ一人当たりには、リンク3の帯域はそれぞれ9.2
3Mbps/20本=460kbps及び20.77Mbps/90
本=230kbpsずつが配分されるが、ノード1を経由す
るユーザフローは、リンク1の方が輻輳の程度が大き
く、リンク1で割当てられた帯域が(クラス1,クラス
2)=(200kbps,100kbps)であるので、リンク
3の帯域は使い切れず、剰余帯域はノード2を経由する
ユーザフローが占有し、結局ノード2を経由するクラス
1及びクラス2に属するユーザ一人当たりには、リンク
3の帯域はそれぞれ、クラス1のユーザに対して (9.23Mbps−200kbps*N11)/N21=723kbp
s、 クラス2のユーザに対して (20.77Mbps−100kbps*N12)/N22=1.2
8Mbps ずつ配分される。従って、スループットは低いクラスで
あるクラス2の方が高くなり、不公平が生じる。
【0011】また、FIFOバッファで複数の閾値を設
定するWREDにおいては、輻輳リンクが複数存在する
と、経由するリンク数が多いユーザのスループットが極
端に低下するという問題が生じる可能性がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の問題点に鑑み、各ユーザに対する保証レート毎にサー
ビスクラスを設け、網の境界ノードでユーザからのパケ
ットを受信した場合、境界ノードは、ユーザが属するサ
ービスクラス値をパケットにマーキングし、現在の送信
レートをパケットにマーキングし、パケットの現在の送
信レートが保証レートを超えている時はパケットにタギ
ングし、パケットを網の内部に転送し、内部ノードは、
各クラスに対応して公平に各ユーザのパケット転送レー
トを制御する、パケット転送レート制御方法において、
網内に輻輳の程度が異なるボトルネックリンクが複数存
在する場合においても、各ユーザに保証レート分のスル
ープットを確保し、同時に、他リンクネックのためにレ
ートの低いユーザのスループットをそれ以上低下しない
ように確保し、且つ、保証レートに応じて重み付けスル
ープット保証を行い公平な帯域配分を実現することがで
きる、パケット転送レート制御方法及びパケット転送レ
ート制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1のパケット転送レート制御方法は、内
部ノードで、出力リンク毎にサービスクラス別のバッフ
ァを設け、内部ノードに到着したパケットのうち、クラ
スiに属し且つタギングされていないパケットの到着レ
ートA(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、G(i)(b
ps)をクラスiの保証レート、aを平滑化パラメータと
したとき、クラスiのアクティブユーザフロー数F(i)
をF(i)←(1−a)*F(i)+a*A(i)/G(i)で更新
し、C(bps)を出力リンクレートとしたとき、クラスi
に属するユーザへのリンク容量均等配分レートS(i)(bp
s)をS(i)={G(i)/Σ(F(i)*G(i))}*Cで更新
し、内部ノードに到着したパケットから送信レートE
(i)(bps)を読み出し、E(i)とS(i)とを比較して、ε1
(≦1)をレート変動吸収パラメータとしたとき、E
(i)≧ε1*S(i)の場合は、当該リンクがネックとなる
ユーザからのパケットと判断し、該パケットをクラスi
バッファへ転送し、当該リンクがネックとなるパケット
のうちクラスiに属し且つタギングされていないパケッ
トの到着レートA1(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測
定し、クラスiに属し且つ当該リンクがネックとなるア
クティブユーザフロー数F1(i)をF1(i)←(1−a)
*F1(i)+a*Al(i)/G(i)で更新し、他方、E(i)<
ε1*S(i)の場合は、他リンクがネックとなるユーザか
らのパケットと判断し、該パケットをクラスiバッファ
へ収容し、該他リンクがネックとなるクラスiのパケッ
トの到着レートである他リンクネックレートB(i)(bps)
を所定の時間τ(s)の間測定し、平滑化された他リンク
ネックレートSB(i)(bps)をSB(i)←(1−a)*SB
(i)+a*B(i)で更新し、前記SB(i)及び前記F1(i)
を用いて、クラスiに属し且つ当該リンクがネックとな
るユーザへの割当可能レートS1(i)(bps)をS1(i)=
{G(i)/Σ(F1(i)*G(i))}*(C−ΣSB(i))で
更新し、クラスiバッファに当該リンクがネックである
と判断されたパケットが到着した場合、クラスiバッフ
ァ内パケット数Q(i)が所定の閾値Th1より大きい場合
には、該パケットがタギングされている場合は該パケッ
トを廃棄し、該パケットがタギングされていない場合は
該パケットを受付け、Q(i)が所定の閾値Th2より大き
くTh1より小さい場合には、該パケットにマーキング
されているE(i)とS1(i)とを比較し、ε2(≧1)を
レート変動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧ε2*S
1(i)であり且つ該パケットがタギングされている場合
は該パケットを廃棄し、該パケットがタギングされてい
ない場合は該パケットを受付け、クラスiバッファへの
重みW(i)を所定の周期T(s)毎にW(i)=F1(i)*G(i)
/Σ(F1(i)*G(i))で更新し、該W(i)を用いて各ク
ラスのバッファから当該リンクがネックと判断されたパ
ケットを重み付けラウンドロビン方式によって取り出す
ことを特徴とする。
【0014】本発明の第2のパケット転送レート制御方
法は、内部ノードで、出力リンク毎にサービスクラス別
のバッファを設け、内部ノードに到着したパケットのう
ち、クラスiに属し且つタギングされていないパケット
の到着レートA(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定
し、G(i)(bps)をクラスiの保証レート、aを平滑化パ
ラメータとしたとき、クラスiのアクティブユーザフロ
ー数F(i)をF(i)←(1−a)*F(i)+a*A(i)/G
(i)で更新し、C(bps)を出力リンクレートとしたとき、
クラスiに属するユーザへのリンク容量均等配分レート
S(i)(bps)をS(i)={G(i)/Σ(F(i)*G(i))}*C
で更新し、内部ノードに到着したパケットから送信レー
トE(i)(bps)を読み出し、E(i)とS(i)とを比較して、
ε1(≦1)をレート変動吸収パラメータとしたとき、
E(i)≧ε1*S(i)の場合は、当該リンクがネックとな
るユーザからのパケットと判断し、該パケットをクラス
iバッファへ収容し、当該リンクがネックとなるパケッ
トのうちクラスiに属し且つタギングされていないパケ
ットの到着レートA1(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間
測定し、クラスiに属し且つ当該リンクがネックとなる
アクティブユーザフロー数F1(i)をF1(i)←(1−
a)*F1(i)+a*Al(i)/G(i)で更新し、他方、E
(i)<ε1*S(i)の場合は、他リンクがネックとなるユ
ーザからのパケットと判断し、該パケットをクラスiバ
ッファへ収容し、該他リンクがネックとなるクラスiの
パケットの到着レートである他リンクネックレートB
(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、平滑化された
他リンクネックレートSB(i)(bps)をSB(i)←(1−
a)*SB(i)+a*B(i)で更新し、前記SB(i)及び前
記F1(i)を用いて、クラスiに属し且つ当該リンクが
ネックとなるユーザへの割当可能レートS1(i)(bps)を
S1(i)={G(i)/Σ(F1(i)*G(i))}*(C−ΣS
B(i))で更新し、クラスiバッファに当該リンクがネ
ックであると判断されたパケットが到着した場合、クラ
スiバッファ内パケット数Q(i)が所定の閾値Th1より
大きい場合には、該パケットがタギングされている場合
は該パケットを廃棄し、該パケットがタギングされてい
ない場合は該パケットを受付け、Q(i)が所定の閾値T
h2より大きくTh1より小さい場合には、該パケットに
マーキングされているE(i)とS1(i)とを比較し、ε2
(≧1)をレート変動吸収パラメータとしたとき、E
(i)≧ε2*S1(i)であり且つ該パケットがタギングさ
れている場合は該パケットを廃棄し、該パケットがタギ
ングされていない場合は該パケットを受付け、クラスi
バッファへの重みW(i)を所定の周期T(s)毎にW(i)=
F1(i)*G(i)/Σ(F1(i)*G(i))*(C−ΣSB
(i))+SB(i)で更新し、該W(i)を用いて各クラスの
バッファからパケットを重み付けラウンドロビン方式に
よって取り出すことを特徴とする。
【0015】本発明の第3のパケット転送レート制御方
法は、内部ノードで、出力リンク毎にサービスクラス及
び当該リンクがネックか否かにより分類されたパケット
を別々に収容するバッファを設け、内部ノードに到着し
たパケットのうち、クラスiに属し且つタギングされて
いないパケットの到着レートA(i)(bps)を所定の時間τ
(s)の間測定し、G(i)(bps)をクラスiの保証レート、
aを平滑化パラメータとしたとき、クラスiのアクティ
ブユーザフロー数F(i)をF(i)←(1−a)*F(i)+a
*A(i)/G(i)で更新し、C(bps)を出力リンクレートと
したとき、クラスiに属するユーザへのリンク容量均等
配分レートS(i)(bps)をS(i)={G(i)/Σ(F(i)*G
(i))}*Cで更新し、内部ノードに到着したパケットか
ら送信レートE(i)(bps)を読み出し、E(i)とS(i)とを
比較して、ε1(≦1)をレート変動吸収パラメータと
したとき、E(i)≧ε1*S(i)の場合は、当該リンクが
ネックとなるユーザからのパケットと判断し、該パケッ
トをクラスiで当該リンクがネックとなるパケットを収
容するバッファBuffer_A(i)へ転送し、それらのパケッ
トのうちクラスiに属し且つタギングされていないパケ
ットの到着レートA1(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間
測定し、クラスiに属し且つ当該リンクがネックとなる
アクティブユーザフロー数F1(i)をF1(i)←(1−
a)*F1(i)+a*Al(i)/G(i)で更新し、他方、E
(i)<ε1*S(i)の場合は、他リンクがネックとなるユ
ーザからのパケットと判断し、該パケットをサービスク
ラスがiで他リンクがネックであるパケットを収容する
バッファBuffer_B(i)に収容し、該他リンクがネックと
なるクラスiのパケットの到着レートである他リンクネ
ックレートB(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、
平滑化された他リンクネックレートSB(i)(bps)をSB
(i)←(1−a)*SB(i)+a*B(i)で更新し、前記S
B(i)及び前記F1(i)を用いて、クラスiに属し且つ当
該リンクがネックとなるユーザへの割当可能レートS1
(i)(bps)をS1(i)={G(i)/Σ(F1(i)*G(i))}*
(C−ΣSB(i))で更新し、バッファBuffer_A(i)に
パケットが到着した場合、クラスiバッファ内パケット
数Q(i)が所定の閾値Th1より大きい場合には、該パケ
ットがタギングされている場合は該パケットを廃棄し、
該パケットがタギングされていない場合は該パケットを
受付け、Q(i)が所定の閾値Th2より大きくTh1より
小さい場合には、該パケットにマーキングされているE
(i)とS1(i)とを比較し、ε2(≧1)をレート変動吸
収パラメータとしたとき、E(i)≧ε2*S1(i)であり
且つ該パケットがタギングされている場合は該パケット
を廃棄し、該パケットがタギングされていない場合は該
パケットを受付け、所定の周期T(s)毎に、バッファBuf
fer_A(i)への重みW_A(i)をW_A(i)=F1(i)*G(i)
/Σ(F(i)*G(i))で更新し、バッファBuffer_B(i)
への重みW_B(i)をW_B(i)=(F(i)−F1(i))*G
(i)/Σ(F(i)*G(i))で更新し、該W_A(i)及びW_
B(i)を用いて各クラスのバッファからパケットを重み
付けラウンドロビン方式によって取り出すことを特徴と
する。
【0016】本発明の第4のパケット転送レート制御方
法は、内部ノードで、出力リンク毎にFIFOバッファ
を設け、内部ノードに到着したパケットのうち、クラス
iに属し且つタギングされていないパケットの到着レー
トA(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、G(i)(bp
s)をクラスiの保証レート、aを平滑化パラメータとし
たとき、クラスiのアクティブユーザフロー数F(i)を
F(i)←(1−a)*F(i)+a*A(i)/G(i)で更新し、
C(bps)を出力リンクレートとしたとき、クラスiに属
するユーザへのリンク容量均等配分レートS(i)(bps)を
S(i)={G(i)/Σ(F(i)*G(i))}*Cで更新し、内
部ノードに到着したパケットから送信レートE(i)(bps)
を読み出し、E(i)とS(i)とを比較して、ε1(≦1)
をレート変動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧ε1*
S(i)の場合は、当該リンクがネックとなるユーザから
のパケットと判断し、該パケットをFIFOバッファへ
転送し、それらのパケットのうちクラスiに属し且つタ
ギングされていないパケットの到着レートA1(i)(bps)
を所定の時間τ(s)の間測定し、クラスiに属し且つ当
該リンクがネックとなるアクティブユーザフロー数F1
(i)をF1(i)←(1−a)*F1(i)+a*Al(i)/G
(i)で更新し、他方、E(i)<ε1*S(i)の場合は、他リ
ンクがネックとなるユーザからのパケットと判断し、該
パケットをFIFOバッファに収容し、該他リンクがネ
ックとなるクラスiのパケットの到着レートである他リ
ンクネックレートB(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測
定し、平滑化された他リンクネックレートSB(i)(bps)
をSB(i)←(1−a)*SB(i)+a*B(i)で更新し、
前記SB(i)及び前記F1(i)を用いて、クラスiに属し
且つ当該リンクがネックとなるユーザへの割当可能レー
トS1(i)(bps)をS1(i)={G(i)/Σ(F1(i)*G
(i))}*(C−ΣSB(i))で更新し、FIFOバッフ
ァに当該リンクがネックであると判断されたパケットが
到着した場合、FIFOバッファ内クラスiパケット数
Q(i)が所定の閾値Th1より大きい場合には、該パケッ
トがタギングされている場合は該パケットを廃棄し、該
パケットがタギングされていない場合は該パケットを受
付け、Q(i)が所定の閾値Th2より大きくTh1より小
さい場合には、該パケットにマーキングされているE
(i)とS1(i)とを比較し、ε2(≧1)をレート変動吸
収パラメータとしたとき、E(i)≧ε2*S1(i)であり
且つ該パケットがタギングされている場合は該パケット
を廃棄し、該パケットがタギングされていない場合は該
パケットを受付けることを特徴とする。
【0017】また、本発明のパケット転送レート制御装
置は、上記第1乃至第4の本発明のいずれかのパケット
転送レート制御方法により、クラスiのトラヒック状態
を測定する手段、クラスiに属するユーザからのパケッ
トが当該リンクがネックであるパケットか否かを判断す
る手段、及び、クラスiに属するユーザからのパケット
転送レートを制御する手段を具備することを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施例
を説明する。図2は境界ノードの構成例を示す機能ブロ
ック図であり、図3は内部ノードの構成例を示す機能ブ
ロック図である。
【0019】[実施例1]図2は境界ノードの構成例を
示すブロック図であり、21はユーザ情報管理部、22はト
ラヒック監視部、23はクラスマーキング部、24は違反タ
ギング部、25はレートマーキング部、26はパケット転送
部である。
【0020】ユーザ情報管理部21は、ユーザ毎の契約情
報(保証レート)を管理し、ユーザからパケットを受信
した場合、そのパケットが属するユーザの保証レートに
相当するサービスクラス値をクラスマーキング部23に通
知する。トラヒック監視部22は、パケットを受信した場
合、そのパケットが属するユーザの保証レートと現時点
での実際の送信レートとを比較し、送信レートが保証レ
ートを超えている場合に、違反タギング部24にそのパケ
ットに違反タギングを行うことを指示する。また、レー
トマーキング部25に現在の送信レートを通知する。違反
タギング部24は、トラヒック監視部22からの指示に従っ
てパケットにタギングを行う。レートマーキング部25
は、トラヒック監視部22からの通知に従ってパケットに
現在の送信レートをマーキングする。パケット転送部26
は、パケットの転送を行う。
【0021】図3は内部ノードの構成例を示すブロック
図であり、301はパケット分類部、302は到着レートA
(i)測定部、303はフロー数F(i)計算・管理部、304は均
等レートS(i)計算・管理部、305はリンクネック判定
部、306は当該リンクネックレートAl(i)測定部、307
は当該リンクネックフロー数Fl(i)計算・管理部、308
は他リンクネックレートB(i)測定部、309は他リンクネ
ック平滑化レートSB(i)管理部、310は割当可能レート
Sl(i)計算・管理部、311はパケット受付可否判定部、
312はバッファ内パケット数Q(i)管理部、313はパケッ
ト蓄積部、314はパケット転送部である。
【0022】パケット分類部301は、境界ノードでマー
キングされたクラス値に基づいてパケットを分類し、リ
ンクネック判定部305へ転送する。また、到着レートA
(i)測定部302に測定の指示を行う。到着レートA(i)測
定部302は、到着したパケットのうち、クラスi毎にタ
ギングされていないパケットの到着レートA(i)(bps)を
所定の時間τ(s)の間測定し、その結果をフロー数F(i)
計算・管理部303に通知する。フロー数F(i)計算・管理
部303は、到着レートA(i)測定部302からA(i)を受け取
り、A(i)を用いてクラスiのアクティブユーザフロー
数F(i)をF(i)←(1−a)*F(i)+a*A(i)/G(i)
で更新し、その値を管理する。ここで、G(i)(bps)はク
ラスiの保証レート、aは平滑化パラメータである。ま
た、F(i)を均等レートS(i)計算・管理部304に通知す
る。
【0023】均等レートS(i)計算・管理部304は、フロ
ー数F(i)計算・管理部303からF(i)を受け取り、F(i)
を用いてクラスiに属するユーザへのリンク容量均等配
分レートS(i)(bps)をS(i)={G(i)/Σ(F(i)*G
(i))}*Cで計算し、それを管理する。ここで、C(bp
s)は出力リンクレートである。また、リンクネック判定
部305からの指示に従ってS(i)を通知する。
【0024】リンクネック判定部305は、パケット分類
部301からパケットを受け取った場合、そのパケットか
ら境界ノードでマーキングされた送信レートE(i)(bps)
を読み出し、均等レートS(i)計算・管理部304にS(i)
を通知するように指示してS(i)を受信し、E(i)とS
(i)とを比較して、ε1(≦1)をレート変動吸収パラ
メータとしたとき、E(i)≧ε1*S(i)の場合は、当該
リンクがネックとなるユーザからのパケットと判断し、
そのパケットをパケット受付可否判定部311へ転送し、
且つ当該リンクネックレートAl(i)測定部306に測定の
指示を行う。他方、E(i)<ε1*S(i)の場合は、他リ
ンクがネックとなるユーザからのパケットと判断し、該
パケットをパケット蓄積部313へ転送し、且つ他リンク
ネックレートB(i)測定部308に測定の指示を行う。
【0025】当該リンクネックレートAl(i)測定部306
は、リンクネック判定部305から当該リンクネックユー
ザからのパケットを受信したことを検出した場合、それ
らのパケットのうち、クラスiに属し且つタギングされ
ていないパケットの到着レートA1(i)(bps)を所定の時
間τ(s)の間測定し、その結果を当該リンクネックフロ
ー数Fl(i)計算・管理部307に通知する。
【0026】当該リンクネックフロー数Fl(i)計算・
管理部307は、当該リンクネックレートAl(i)測定部30
6からA1(i)を受け取り、A1(i)を用いてクラスiに
属し且つ当該リンクがネックとなるアクティブユーザフ
ロー数F1(i)をF1(i)←(1−a)*F1(i)+a*A
l(i)/G(i)で更新し、それを管理する。また、F1
(i)を割当可能レートSl(i)計算・管理部310に通知す
る。更に、パケット転送部314からの指示に従ってF1
(i)を通知する。
【0027】他リンクネックレートB(i)測定部308は、
リンクネック判定部305から他リンクネックユーザから
のパケットを受信したことを検出した場合、それらのパ
ケットのクラスiの到着レートである他リンクネックレ
ートB(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、その結
果を他リンクネック平滑化レートSB(i)管理部309に通
知する。
【0028】他リンクネック平滑化レートSB(i)管理
部309は、他リンクネックレートB(i)測定部308からB
(i)を受け取った場合、平滑化された他リンクネックレ
ートSB(i)(bps)をSB(i)←(1−a)*SB(i)+a*
B(i)で更新し、それを管理する。また、SB(i)を割当
可能レートSl(i)計算・管理部310に通知する。
【0029】割当可能レートSl(i)計算・管理部310
は、当該リンクネックフロー数Fl(i)計算・管理部307
からF1(i)を受け取り、他リンクネック平滑化レート
SB(i)管理部309からSB(i)を受け取り、クラスiに
属し且つ当該リンクがネックとなるユーザへの割当可能
レートS1(i)(bps)をS1(i)={G(i)/Σ(F1(i)*
G(i))}*(C−ΣSB(i))で更新し、それを管理す
る。また、パケット受付可否判定部311の指示に従って
S1(i)を通知する。
【0030】パケット受付可否判定部311は、リンクネ
ック判定部305から当該リンクがネックとなるユーザか
らのパケットを受け取った場合、そのパケットにマーキ
ングされているE(i)を読み出し、割当可能レートSl
(i)計算・管理部310にSl(i)を通知する指示を行って
Sl(i)を受信し、バッファ内パケット数Q(i)管理部31
2にQ(i)を通知する指示を行ってQ(i)を受信し、クラ
スiバッファ内パケット数Q(i)が所定の閾値Th1より
大きい場合には、そのパケットがタギングされている場
合はそのパケットを廃棄し、そのパケットがタギングさ
れていない場合はそのパケットをパケット蓄積部313へ
転送する。Q(i)が所定の閾値Th2より大きくTh1よ
り小さい場合には、そのパケットにマーキングされてい
るE(i)とS1(i)とを比較し、ε2(≦1)をレート変
動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧ε2*S1(i)で
あり且つそのパケットがタギングされている場合はその
パケットを廃棄し、そのパケットがタギングされていな
い場合はそのパケットをパケット蓄積部313へ転送す
る。
【0031】バッファ内パケット数Q(i)管理部312は、
パケット蓄積部313でのクラスiバッファ内パケット数
Q(i)を管理し、パケット受付可否判定部311からの指示
に従ってQ(i)を通知する。パケット蓄積部313は、クラ
ス別のバッファを持ち、パケットを受け取った場合、そ
のパケットが属するクラスのバッファに収容し、パケッ
ト転送部314の指示に従って各クラスバッファからパケ
ットを転送する。
【0032】パケット転送部314は、所定の周期T(s)毎
に当該リンクネックフロー数Fl(i)計算・管理部307に
Fl(i)を通知するように指示し、Fl(i)を受信した
後、Fl(i)を用いてクラスiバッファへの重みW(i)を
W(i)=F1(i)*G(i)/Σ(F1(i)*G(i))で更新
し、そのW(i)を用いて各クラスのバッファから当該リ
ンクがネックと判断されたパケットを重み付けラウンド
ロビン方式によって取り出す。他リンクネックと判断さ
れたパケットは、重みに関係なく転送する。
【0033】例えば上記の図1の例に本発明の方法を適
用すると、ノード3はノード1を経由するユーザフロー
は他リンクがネックであると判断してノード2を経由す
るユーザフロー数に基づいてリンク3の帯域を各クラス
バッファに以下のように割当てる。即ち、ノード3にお
けるクラス1バッファのレートは、 {G1*N21/(G1*N21+G2*N22)}*{30Mbps
−(200kbps*N11+100kbps*N12)}+200kbps
*N11=13.33Mbps+2Mbps=15.33Mbps となり、ノード3におけるクラス2バッファのレート
は、 {G2*N22/(G1*N21+G2*N22)}*{30Mbps
−(400kbps*N11+200kbps*N12)}+100kbps
*N12=6.67Mbps+8Mbps=14.67Mbpsとな
る。
【0034】これにより、リンク3の帯域を、ノード2
を経由するクラス1に属するユーザ一人当たりには、 (15.33Mbps−200kbps*N11)/N21=1.3
3Mbpsを配分し、ノード2を経由するクラス2に属する
ユーザ一人当たりには、 (14.67Mbps−100kbps*N12)/N22=0.6
67Mbps を配分することができ、輻輳の程度が異なるボトルネッ
クリンクが複数存在しても各ユーザに保証レート以上の
スループットを確保し、且つ、保証レートに対応する重
み付けスループット保証を実現することができる。
【0035】[実施例2]実施例1においては、図3に
示したパケット転送部314で、クラスiバッファへの重
みW(i)をW(i)=F1(i)*G(i)/Σ(F1(i)*G(i))
で更新し、そのW(i)を用いて各クラスのバッファから
当該リンクがネックと判断されたパケットを重み付けラ
ウンドロビン方式によって取り出したが、この実施例2
においては、所定の周期T(s)毎に当該リンクネックフ
ロー数Fl(i)計算・管理部307からFl(i)を受信した
後、他リンクネック平滑化レートSB(i)管理部309から
SB(i)を受信し、クラスiバッファへの重みW(i)をW
(i)=F1(i)*G(i)/Σ(F1(i)*G(i))*(C−ΣS
B(i))+SB(i)で更新し、そのW(i)を用いて各クラ
スのバッファからパケットを重み付けラウンドロビン方
式によって取り出す。
【0036】[実施例3]実施例1においては、パケッ
ト蓄積部313はクラス別のバッファを持っていたが、こ
の実施例3においては、パケット蓄積部313においてサ
ービスクラス及び当該リンクネックか否かにより分類さ
れたパケットを別々に収容するバッファを設ける。即
ち、サービスクラスがiで且つ当該リンクがネックであ
るユーザからのパケットを収容するバッファBuffer_A
(i)と、サービスクラスがiで且つ他リンクがネックで
あるユーザからのパケットを収容するバッファBuffer_
B(i)を具える。また、パケット転送部314においては、
所定の周期T(s)毎に、当該リンクネックフロー数Fl
(i)計算・管理部307からF1(i)を受信し、フロー数F
(i)計算・管理部303からF(i)を受信し、バッファBuffe
r_A(i)への重みW_A(i)をW_A(i)=F1(i)*G(i)/
Σ(F(i)*G(i))で更新し、バッファBuffer_B(i)へ
の重みW_B(i)をW_B(i)=(F(i)−F1(i))*G(i)
/Σ(F(i)*G(i))で更新し、これらW_A(i)及びW_
B(i)を用いて各クラスのバッファからパケットを重み
付けラウンドロビン方式によって取り出す。
【0037】[実施例4]実施例1においては、パケッ
ト蓄積部313はクラス別のバッファを持っていたが、こ
の実施例4においては、共有のFIFOバッファを設け
る。また、実施例1では、バッファ内パケット数Q(i)
管理部312はクラスiバッファ内パケット数Q(i)を管理
していたが、この実施例4においては、FIFOバッフ
ァ内におけるクラスiパケット数Q(i)を管理する。更
に、この実施例4におけるパケット転送部314は、出力
リンクレートに従ってFIFOバッファからパケットを
転送する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内部ノードでユーザフロー毎に状態管理を行うことな
く、簡易なトラヒック測定値から各クラスのユーザフロ
ー数の推定及びそのリンクが各ユーザフローのネックに
なっているか否かの判定を行うことにより、ユーザフロ
ー数の変動及び網内の各リンクの輻輳の程度の変動に応
じて、各ノードでクラスバッファの重みを動的に変更
し、バッファでの選択廃棄を行って、各ユーザのパケッ
ト転送レートを制御し、それらにより、各ユーザに対し
て保証レート以上のスループットを確保し、且つ他リン
クネックのためにレートの低いユーザのスループットを
それ以上低下しないように確保し、且つユーザの属する
クラスに応じて重み付けスループット保証を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例を説明するための図である。
【図2】 本発明における境界ノードの構成例を示す機
能ブロック図である。
【図3】 本発明における内部ノードの構成例を示す機
能ブロック図である。
【符号の説明】
21 ユーザ情報管理部 22 トラヒック監視部 23 クラスマーキング部 24 違反タギング部 25 レートマーキング部 26 パケット転送部 301 パケット分類部 302 到着レートA(i)測定部 303 フロー数F(i)計算・管理部 304 均等レートS(i)計算・管理部 305 リンクネック判定部 306 当該リンクネックレートAl(i)測定部 307 当該リンクネックフロー数Fl(i)計算・管理
部 308 他リンクネックレートB(i)測定部 309 他リンクネック平滑化レートSB(i)管理部 310 割当可能レートSl(i)計算・管理部 311 パケット受付可否判定部 312 バッファ内パケット数Q(i)管理部 313 パケット蓄積部 314 パケット転送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA03 HA08 JL07 JL08 KX11 KX27 LC01 LC11 LC18 LE16 MB15 5K034 AA02 BB06 DD03 EE11 FF02 HH01 HH02 HH14 HH17 HH21 HH56 HH64 KK21 MM08 MM11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ユーザに対する保証レート毎にサービ
    スクラスを設け、網の境界ノードでユーザからのパケッ
    トを受信した場合、境界ノードは、ユーザが属するサー
    ビスクラス値をパケットにマーキングし、現在の送信レ
    ートをパケットにマーキングし、パケットの現在の送信
    レートが保証レートを超えている時はパケットにタギン
    グし、パケットを網の内部に転送し、内部ノードは、各
    クラスに対応して公平に各ユーザのパケット転送レート
    を制御する、パケット転送レート制御定方法において、 内部ノードで、出力リンク毎にサービスクラス別のバッ
    ファを設け、 内部ノードに到着したパケットのうち、クラスiに属し
    且つタギングされていないパケットの到着レートA(i)
    (bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、G(i)(bps)をクラ
    スiの保証レート、aを平滑化パラメータとしたとき、
    クラスiのアクティブユーザフロー数F(i)を F(i)←(1−a)*F(i)+a*A(i)/G(i) で更新し、C(bps)を出力リンクレートとしたとき、ク
    ラスiに属するユーザへのリンク容量均等配分レートS
    (i)(bps)を S(i)={G(i)/Σ(F(i)*G(i))}*C で更新し、 内部ノードに到着したパケットから送信レートE(i)(bp
    s)を読み出し、E(i)とS(i)とを比較して、ε1(≦
    1)をレート変動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧
    ε1*S(i)の場合は、当該リンクがネックとなるユーザ
    からのパケットと判断し、該パケットをクラスiバッフ
    ァへ転送し、当該リンクがネックとなるパケットのうち
    クラスiに属し且つタギングされていないパケットの到
    着レートA1(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、
    クラスiに属し且つ当該リンクがネックとなるアクティ
    ブユーザフロー数F1(i)を F1(i)←(1−a)*F1(i)+a*Al(i)/G(i) で更新し、他方、E(i)<ε1*S(i)の場合は、他リン
    クがネックとなるユーザからのパケットと判断し、該パ
    ケットをクラスiバッファへ収容し、該他リンクがネッ
    クとなるクラスiのパケットの到着レートである他リン
    クネックレートB(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定
    し、平滑化された他リンクネックレートSB(i)(bps)を SB(i)←(1−a)*SB(i)+a*B(i) で更新し、 前記SB(i)及び前記F1(i)を用いて、クラスiに属し
    且つ当該リンクがネックとなるユーザへの割当可能レー
    トS1(i)(bps)を S1(i)={G(i)/Σ(F1(i)*G(i))}*(C−ΣS
    B(i)) で更新し、 クラスiバッファに当該リンクがネックであると判断さ
    れたパケットが到着した場合、クラスiバッファ内パケ
    ット数Q(i)が所定の閾値Th1より大きい場合には、該
    パケットがタギングされている場合は該パケットを廃棄
    し、該パケットがタギングされていない場合は該パケッ
    トを受付け、Q(i)が所定の閾値Th2より大きくTh1
    より小さい場合には、該パケットにマーキングされてい
    るE(i)とS1(i)とを比較し、ε2(≧1)をレート変
    動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧ε2*S1(i)で
    あり且つ該パケットがタギングされている場合は該パケ
    ットを廃棄し、該パケットがタギングされていない場合
    は該パケットを受付け、 クラスiバッファへの重みW(i)を所定の周期T(s)毎に W(i)=F1(i)*G(i)/Σ(F1(i)*G(i)) で更新し、該W(i)を用いて各クラスのバッファから当
    該リンクがネックと判断されたパケットを重み付けラウ
    ンドロビン方式によって取り出すことを特徴とするパケ
    ット転送レート制御方法。
  2. 【請求項2】 各ユーザに対する保証レート毎にサービ
    スクラスを設け、網の境界ノードでユーザからのパケッ
    トを受信した場合、境界ノードは、ユーザが属するサー
    ビスクラス値をパケットにマーキングし、現在の送信レ
    ートをパケットにマーキングし、パケットの現在の送信
    レートが保証レートを超えている時はパケットにタギン
    グし、パケットを網の内部に転送し、内部ノードは、各
    クラスに対応して公平に各ユーザのパケット転送レート
    を制御する、パケット転送レート制御方法において、 内部ノードで、出力リンク毎にサービスクラス別のバッ
    ファを設け、 内部ノードに到着したパケットのうち、クラスiに属し
    且つタギングされていないパケットの到着レートA(i)
    (bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、G(i)(bps)をクラ
    スiの保証レート、aを平滑化パラメータとしたとき、
    クラスiのアクティブユーザフロー数F(i)を F(i)←(1−a)*F(i)+a*A(i)/G(i) で更新し、C(bps)を出力リンクレートとしたとき、ク
    ラスiに属するユーザへのリンク容量均等配分レートS
    (i)(bps)を S(i)={G(i)/Σ(F(i)*G(i))}*C で更新し、 内部ノードに到着したパケットから送信レートE(i)(bp
    s)を読み出し、E(i)とS(i)とを比較して、ε1(≦
    1)をレート変動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧
    ε1*S(i)の場合は、当該リンクがネックとなるユーザ
    からのパケットと判断し、該パケットをクラスiバッフ
    ァへ転送し、当該リンクがネックとなるパケットのうち
    クラスiに属し且つタギングされていないパケットの到
    着レートA1(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、
    クラスiに属し且つ当該リンクがネックとなるアクティ
    ブユーザフロー数F1(i)を F1(i)←(1−a)*F1(i)+a*Al(i)/G(i) で更新し、他方、E(i)<ε1*S(i)の場合は、他リン
    クがネックとなるユーザからのパケットと判断し、該パ
    ケットをクラスiバッファへ収容し、該他リンクがネッ
    クとなるクラスiのパケットの到着レートである他リン
    クネックレートB(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定
    し、平滑化された他リンクネックレートSB(i)(bps)を SB(i)←(1−a)*SB(i)+a*B(i) で更新し、 前記SB(i)及び前記F1(i)を用いて、クラスiに属し
    且つ当該リンクがネックとなるユーザへの割当可能レー
    トS1(i)(bps)を S1(i)={G(i)/Σ(F1(i)*G(i))}*(C−ΣS
    B(i)) で更新し、 クラスiバッファに当該リンクがネックであると判断さ
    れたパケットが到着した場合、クラスiバッファ内パケ
    ット数Q(i)が所定の閾値Th1より大きい場合には、該
    パケットがタギングされている場合は該パケットを廃棄
    し、該パケットがタギングされていない場合は該パケッ
    トを受付け、Q(i)が所定の閾値Th2より大きくTh1
    より小さい場合には、該パケットにマーキングされてい
    るE(i)とS1(i)とを比較し、ε2(≧1)をレート変
    動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧ε2*S1(i)で
    あり且つ該パケットがタギングされている場合は該パケ
    ットを廃棄し、該パケットがタギングされていない場合
    は該パケットを受付け、 クラスiバッファへの重みW(i)を所定の周期T(s)毎に W(i)=F1(i)*G(i)/Σ(F1(i)*G(i))*(C−Σ
    SB(i))+SB(i) で更新し、該W(i)を用いて各クラスのバッファからパ
    ケットを重み付けラウンドロビン方式によって取り出す
    ことを特徴とするパケット転送レート制御方法。
  3. 【請求項3】 各ユーザに対する保証レート毎にサービ
    スクラスを設け、網の境界ノードでユーザからのパケッ
    トを受信した場合、境界ノードは、ユーザが属するサー
    ビスクラス値をパケットにマーキングし、現在の送信レ
    ートをパケットにマーキングし、パケットの現在の送信
    レートが保証レートを超えている時はパケットにタギン
    グし、パケットを網の内部に転送し、内部ノードは、各
    クラスに対応して公平に各ユーザのパケット転送レート
    を制御する、パケット転送レート制御方法において、 内部ノードで、出力リンク毎にサービスクラス及び当該
    リンクがネックか否かにより分類されたパケットを別々
    に収容するバッファを設け、 内部ノードに到着したパケットのうち、クラスiに属し
    且つタギングされていないパケットの到着レートA(i)
    (bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、G(i)(bps)をクラ
    スiの保証レート、aを平滑化パラメータとしたとき、
    クラスiのアクティブユーザフロー数F(i)を F(i)←(1−a)*F(i)+a*A(i)/G(i) で更新し、C(bps)を出力リンクレートとしたとき、ク
    ラスiに属するユーザへのリンク容量均等配分レートS
    (i)(bps)を S(i)={G(i)/Σ(F(i)*G(i))}*C で更新し、 内部ノードに到着したパケットから送信レートE(i)(bp
    s)を読み出し、E(i)とS(i)とを比較して、ε1(≦
    1)をレート変動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧
    ε1*S(i)の場合は、当該リンクがネックとなるユーザ
    からのパケットと判断し、該パケットをクラスiで当該
    リンクがネックとなるパケットを収容するバッファBuff
    er_A(i)へ転送し、それらのパケットのうちクラスiに
    属し且つタギングされていないパケットの到着レートA
    1(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、クラスiに
    属し且つ当該リンクがネックとなるアクティブユーザフ
    ロー数F1(i)を F1(i)←(1−a)*F1(i)+a*Al(i)/G(i) で更新し、他方、E(i)<ε1*S(i)の場合は、他リン
    クがネックとなるユーザからのパケットと判断し、該パ
    ケットをサービスクラスがiで他リンクがネックである
    パケットを収容するバッファBuffer_B(i)に収容し、該
    他リンクがネックとなるクラスiのパケットの到着レー
    トである他リンクネックレートB(i)(bps)を所定の時間
    τ(s)の間測定し、平滑化された他リンクネックレート
    SB(i)(bps)を SB(i)←(1−a)*SB(i)+a*B(i) で更新し、 前記SB(i)及び前記F1(i)を用いて、クラスiに属し
    且つ当該リンクがネックとなるユーザへの割当可能レー
    トS1(i)(bps)を S1(i)={G(i)/Σ(F1(i)*G(i))}*(C−ΣS
    B(i)) で更新し、 バッファBuffer_A(i)にパケットが到着した場合、クラ
    スiバッファ内パケット数Q(i)が所定の閾値Th1より
    大きい場合には、該パケットがタギングされている場合
    は該パケットを廃棄し、該パケットがタギングされてい
    ない場合は該パケットを受付け、Q(i)が所定の閾値T
    h2より大きくTh1より小さい場合には、該パケットに
    マーキングされているE(i)とS1(i)とを比較し、ε2
    (≧1)をレート変動吸収パラメータとしたとき、E
    (i)≧ε2*S1(i)であり且つ該パケットがタギングさ
    れている場合は該パケットを廃棄し、該パケットがタギ
    ングされていない場合は該パケットを受付け、 所定の周期T(s)毎に、バッファBuffer_A(i)への重み
    W_A(i)を W_A(i)=F1(i)*G(i)/Σ(F(i)*G(i)) で更新し、バッファBuffer_B(i)への重みW_B(i)を W_B(i)=(F(i)−F1(i))*G(i)/Σ(F(i)*G
    (i)) で更新し、該W_A(i)及びW_B(i)を用いて各クラスの
    バッファからパケットを重み付けラウンドロビン方式に
    よって取り出すことを特徴とするパケット転送レート制
    御方法。
  4. 【請求項4】 各ユーザに対する保証レート毎にサービ
    スクラスを設け、網の境界ノードでユーザからのパケッ
    トを受信した場合、境界ノードは、ユーザが属するサー
    ビスクラス値をパケットにマーキングし、現在の送信レ
    ートをパケットにマーキングし、パケットの現在の送信
    レートが保証レートを超えている時はパケットにタギン
    グし、パケットを網の内部に転送し、内部ノードは、各
    クラスに対応して公平に各ユーザのパケット転送レート
    を制御する、パケット転送レート制御方法において、 内部ノードで、出力リンク毎にFIFOバッファを設
    け、 内部ノードに到着したパケットのうち、クラスiに属し
    且つタギングされていないパケットの到着レートA(i)
    (bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、G(i)(bps)をクラ
    スiの保証レート、aを平滑化パラメータとしたとき、
    クラスiのアクティブユーザフロー数F(i)を F(i)←(1−a)*F(i)+a*A(i)/G(i) で更新し、C(bps)を出力リンクレートとしたとき、ク
    ラスiに属するユーザへのリンク容量均等配分レートS
    (i)(bps)を S(i)={G(i)/Σ(F(i)*G(i))}*C で更新し、 内部ノードに到着したパケットから送信レートE(i)(bp
    s)を読み出し、E(i)とS(i)とを比較して、ε1(≦
    1)をレート変動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧
    ε1*S(i)の場合は、当該リンクがネックとなるユーザ
    からのパケットと判断し、該パケットをFIFOバッフ
    ァへ転送し、それらのパケットのうちクラスiに属し且
    つタギングされていないパケットの到着レートA1(i)
    (bps)を所定の時間τ(s)の間測定し、クラスiに属し且
    つ当該リンクがネックとなるアクティブユーザフロー数
    F1(i)を F1(i)←(1−a)*F1(i)+a*Al(i)/G(i) で更新し、他方、E(i)<ε1*S(i)の場合は、他リン
    クがネックとなるユーザからのパケットと判断し、該パ
    ケットをFIFOバッファに収容し、該他リンクがネッ
    クとなるクラスiのパケットの到着レートである他リン
    クネックレートB(i)(bps)を所定の時間τ(s)の間測定
    し、平滑化された他リンクネックレートSB(i)(bps)を SB(i)←(1−a)*SB(i)+a*B(i) で更新し、 前記SB(i)及び前記F1(i)を用いて、クラスiに属し
    且つ当該リンクがネックとなるユーザへの割当可能レー
    トS1(i)(bps)を S1(i)={G(i)/Σ(F1(i)*G(i))}*(C−ΣS
    B(i)) で更新し、 FIFOバッファに当該リンクがネックであると判断さ
    れたパケットが到着した場合、FIFOバッファ内クラ
    スiパケット数Q(i)が所定の閾値Th1より大きい場合
    には、該パケットがタギングされている場合は該パケッ
    トを廃棄し、該パケットがタギングされていない場合は
    該パケットを受付け、Q(i)が所定の閾値Th2より大き
    くTh1より小さい場合には、該パケットにマーキング
    されているE(i)とS1(i)とを比較し、ε2(≧1)を
    レート変動吸収パラメータとしたとき、E(i)≧ε2*S
    1(i)であり且つ該パケットがタギングされている場合
    は該パケットを廃棄し、該パケットがタギングされてい
    ない場合は該パケットを受付けることを特徴とするパケ
    ット転送レート制御方法。
  5. 【請求項5】 各ユーザに対する保証レート毎にサービ
    スクラスを設け、網の境界ノードでユーザからのパケッ
    トを受信した場合、境界ノードは、ユーザが属するサー
    ビスクラス値をパケットにマーキングし、現在の送信レ
    ートをパケットにマーキングし、パケットの現在の送信
    レートが保証レートを超えている時はパケットにタギン
    グし、パケットを網の内部に転送し、内部ノードは、各
    クラスに対応して公平に各ユーザのパケット転送レート
    を制御する、パケット転送レート制御装置において、 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパケット転送レ
    ート制御方法により、クラスiのトラヒック状態を測定
    する手段、クラスiに属するユーザからのパケットが当
    該リンクがネックであるパケットか否かを判断する手
    段、及び、クラスiに属するユーザからのパケット転送
    レートを制御する手段を具備することを特徴とするパケ
    ット転送レート制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100594140B1 (ko) * 2002-04-13 2006-06-28 삼성전자주식회사 무선통신시스템의 패킷 데이터 서비스 방법
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