JP2001244948A - 光通信中継装置 - Google Patents

光通信中継装置

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JP2001244948A JP2000056545A JP2000056545A JP2001244948A JP 2001244948 A JP2001244948 A JP 2001244948A JP 2000056545 A JP2000056545 A JP 2000056545A JP 2000056545 A JP2000056545 A JP 2000056545A JP 2001244948 A JP2001244948 A JP 2001244948A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光通信エリア内の情報伝達の輻輳を招くこと
なくしかも各端末の位置移動やリソース割り付けの変更
に柔軟に対応できる光通信中継装置を提供する。 【解決手段】 光通信中継装置100は、光通信エリア
200に存在する光通信装置からの光通信情報201、
202を空間分離して同時並行的に受信する受信手段3
00、その受信位置の情報を当該光通信装置の物理位置
情報として管理する位置情報管理手段500を備える。
同時並行的な受信動作によって受信の輻輳を回避でき、
さらに物理位置情報の管理によってネットワーク上の論
理情報との対応づけを行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信中継装置に
関し、詳しくは、所定の光通信エリア内に存在する光通
信処理を実行する端末の物理位置を把握し、ネットワー
ク上の論理位置情報と前記物理位置情報との関連付けを
行なって前記端末の移動やリソース割り付け等の容易化
を図った光通信中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ケーブル敷設が困難な場所、
例えば、工場やイベント会場などでは、赤外線などを用
いたワイヤレスLAN(Local Area Network)が構築さ
れることがある。これによれば、天井等に光通信中継装
置を取り付けるとともに、各端末に光通信装置を接続
し、この光通信装置を光通信エリア(当該光通信中継装
置のデータ通信サービスエリア)内に位置させることに
より、各々の光通信装置と光通信中継装置との間でワイ
ヤレスの赤外線通信を行なうことができ、光通信中継装
置を介してイーサネット(登録商標)等の有線LANに
接続された各種サーバやリソースにアクセスすることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光通信中継装置にあっては、光通信エリア内の複数
の端末との間で時分割に通信を行なうものであったた
め、光通信エリア内の情報伝達の輻輳を招き易いという
問題点があった。また、光通信エリア内の複数の端末の
識別をネットワーク上の論理位置情報に基づいて行なっ
ていたため、各端末の位置移動やリソース割り付けの変
更に柔軟に対応できないという問題点があった。
【0004】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、光通信エリア内の情報伝達の輻輳を招くことな
く、しかも、各端末の位置移動やリソース割り付けの変
更に柔軟に対応できる光通信中継装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の光通信
エリア内に存在する光通信装置からの複数の光通信情報
を分離して受信する受信手段と、前記受信手段によって
受信された光通信情報の物理位置情報と情報ネットワー
ク上に設定される論理位置情報とを関連付けて記憶保持
する情報保持手段と、前記受信手段によって受信された
光通信情報と前記情報保持手段に保持された物理位置情
報とに基づいて前記情報ネットワークに送信すべきネッ
トワークパケットデータを生成し、送信するパケットデ
ータ送信手段と、該パケットデータ送信手段より送信さ
れたネットワークパケットデータの前記物理位置情報に
基づいて生成された宛先情報より、該物理位置情報に対
応する論理位置情報を前記情報保持手段から取り出すと
ともに、前記ネットワークパケットデータを用いて光通
信情報を生成し、前記光通信エリア内の該物理位置情報
で特定される光通信装置に送信する送信手段と、とを備
えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。まず、はじめに、本実施の
形態における光通信中継装置の概念的な構成を説明す
る。図1は本実施の形態における光通信中継装置の概念
構成図である。この図において、光通信中継装置100
は、光通信エリア200、受信手段300、出力情報生
成手段(発明の要旨に記載のパケットデータ送信手段に
相当)400、位置情報管理手段(発明の要旨に記載の
情報保持手段に相当)500、入力情報生成手段(発明
の要旨に記載の送信手段に相当)600および光出力手
段700で構成されている。
【0007】光通信エリア200は、詳述すると、光通
信によるデータ通信サービスエリアを模式化したもので
あり、受信手段300の受信エリアおよび光出力手段7
00の送信エリアとで構成される。受信手段300は光
通信エリア200内に存在する複数(図では便宜的に2
個)の端末に接続された光通信装置からの光通信情報2
01、202(図では便宜的に輝点を模した図形で表し
ている)をそれぞれ分離して受信する。受信手段300
は好ましくは多数の画素(図では細かな桝目で表してい
る)で構成された二次元画像センサであって、さらに、
図示は略すが、光通信情報201、202を二次元画像
センサの受光面に収束させた後、空間的に分離して受光
するための撮影レンズや光通信情報201、202の波
長域に対応した通過特性を持つ光学フィルターなどを備
えている。受信手段300のハッチングを付けた画素3
01、302は各々光通信情報201、202の受信画
素である。以下、画素301の座標値を(x301
301)で表し、画素302の座標値を(x302
302)で表すことにする。
【0008】座標値(x301,y301)の受信情報(すな
わち光通信情報201)と、座標値(x302,y302)の
受信情報(すなわち光通信情報202)は、出力情報生
成手段400および位置情報管理手段500に送られ、
出力情報生成手段400で図外の情報ネットワークへ出
力するためのネットワークパケットデータの生成が行な
われるとともに、位置情報管理手段500で各々の光通
信情報201、202の物理位置情報の登録および物理
位置情報と、情報ネットワーク上に設定される論理位置
情報との関連付けが行われる。ここで、物理位置情報と
は各々の光通信情報201、202の受信手段300に
おける受信位置の情報であり、上記座標値(x301,y
301)、(x302,y302)に相当する情報、またはこの
座標値を表す情報である。
【0009】したがって、上記の出力情報生成手段40
0でネットワークパケットデータを生成する際に、位置
情報管理手段500から適切な論理位置情報を取得して
その送信元アドレスにセットすることにより、光通信エ
リア200内に存在する複数の端末に接続された光通信
装置の物理位置情報を、情報ネットワーク上の論理位置
に変換してネットワークパケットデータを生成すること
ができ、各端末の位置移動やリソース割り付けの変更に
柔軟に対応することができる。
【0010】また、座標値(x301,y301)の受信情報
(すなわち光通信情報201)と、座標値(x302,y
302)の受信情報(すなわち光通信情報202)は、上
記のとおり、空間的に分離して受光されたものである。
このため、受信手段300による受信動作は複数の光通
信情報201、202について同時並行的に行われるか
ら、少なくとも一つの光通信情報の受信動作によって他
の光通信情報の受信が待たされることはなく、この点に
おいて情報伝達の輻輳を回避することができる。
【0011】一方、情報ネットワークから出力されるネ
ットワークパケットデータは、入力情報生成手段600
で受信され、この入力情報生成手段600は、受信した
ネットワークパケットデータに設定された送信先アドレ
スで特定される論理位置情報を手掛かりに位置情報管理
手段500を参照し、光通信情報201、202を送信
出力した端末の適切な物理位置情報を取得し、その物理
位置情報を同送信先アドレスに設定して光通信情報を生
成する。光出力部600はこの光通信情報を光通信エリ
ア200にブロード送信出力し、光通信エリア200内
の各光通信装置は自分宛ての光通信情報を受信する。
【0012】以上説明した本発明の技術思想に係る光通
信中継装置100の各構成要素、すなわち、光通信エリ
ア200、受信手段300、出力情報生成手段400、
位置情報管理手段500、入力情報生成手段600およ
び光出力手段700は、様々な実施の態様をとることが
でき、以下にその態様の一例を説明する。
【0013】なお、以下の説明における様々な細部の特
定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示
は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考
であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の
思想が限定されない。また、周知の手法、周知の手順、
周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下
「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避け
るが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周
知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものでは
ない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知
り得るところであるので、以下の説明に当然含まれてい
る。
【0014】図2は本実施の形態におけるネットワーク
(情報ネットワーク)の全体構成図である。ネットワー
ク1は、ネットワーク媒体2、光通信エリア3、通信エ
リア外の端末群4およびサーバ群5などで構成されてい
る。なお、“通信エリア外”とは光通信エリア3の外部
に位置していることを意味する。ネットワーク媒体2
は、イーサネット、ECHONET、IEEE139
4、HomePNAなどの有線系またはBluetoo
thなどの無線系の通信媒体であり、汎用の通信プロト
コル(例えばTCP/IP:Transmission Control Pro
tocol/Internet Protocol)を用いて光通信エリア3、
端末群4およびサーバ群5の間の情報伝達を媒介するも
のである。
【0015】端末群4は、例えば、複数の端末4a〜4
dで構成されており、各端末4a〜4dは、少なくとも
当該ネットワーク1の中でユニークな固有の識別情報
(アドレス)を有するとともに、サーバ群5によって提
供される各種サービスまたは光通信エリア3の内部に存
在する各種リソースを利用可能な所要のアプリケーショ
ンプログラムおよび上記プロトコルをサポートするネッ
トワークOS(Operating System)を搭載している。
【0016】サーバ群5は、リソース割り付けサーバ5
aやその他のサーバ(例えば、メールサーバやファイル
サーバ等)5b〜5dで構成されており、各サーバ5a
〜5dは、端末群4と同様に少なくとも当該ネットワー
ク1の中でユニークな固有の識別情報(アドレス)を有
するとともに、各サーバサービスを提供するためのアプ
リケーションプログラムおよび上記プロトコルをサポー
トするネットワークOSを搭載している。
【0017】次に、光通信エリア3を説明するが、この
光通信エリア3は、前述の光通信エリア200に相当
し、事務室等の天井などに取り付けられた1台のブリッ
ジコントローラ6(前述の光通信中継装置100に相
当)を含み、そのブリッジコントローラ6から下向きに
放射される末広がりのダウンリンク光DLによって、光
通信エリア3の内部(所定のデータ通信サービスエリア
内)に位置するn台の端末71〜7nへ一斉に情報を伝達
するとともに、n台の端末71〜7nから上向きに放射さ
れる絞り込まれたビーム状のアップリンク光UL(発明
の要旨に記載の光通信情報に相当)をブリッジコントロ
ーラ6で個別に受信(空間分離受信)し、各々のアップ
リンク光ULに含まれる情報を光通信エリア3内の他の
端末またはネットワーク媒体2上の他の端末(端末群4
を構成する)もしくはネットワーク媒体2上のサーバ
(サーバ群5を構成するサーバ)などに伝達する。
【0018】ブリッジコントローラ6は、所定の制御プ
ログラムに従ってブリッジコントローラ6の全体動作
(特に前述の出力情報生成手段400、位置情報管理手
段500および入力情報生成手段600を実現するため
の動作)を制御するCPU10と、その制御プログラム
などを格納するプログラムメモリ11と、CPU10の
主記憶として機能するワークメモリ12と、前述の汎用
プロトコル(以下便宜的に「TCP/IP」とする)に
従ってブリッジコートローラ6とネットワーク媒体2と
の間のデータ転送を実行するネットワークインターフェ
ース(I/F)13と、CPU10からの送信情報に応
じた駆動信号を生成する駆動部14と、その駆動信号に
従ってダウンリンク光DLを発生する発光部15と、デ
ータ通信サービスエリア内の二次元画像を撮影してその
画像信号を出力する受光部16(前述の光出力手段70
0に相当)と、受光部16から出力された画像信号を保
持するフレームバッファメモリ17と、受光部16から
出力された画像信号に含まれる各端末(発明の要旨に記
載の光通信装置に相当)7i(iは1〜n)ごとの受信
情報を保持するデータバッファメモリ18と、各端末7
iごとの位置情報を保持する位置情報テーブルメモリ1
9とを備える。
【0019】さらに、ブリッジコントローラ6の受光部
16は、各端末7iからのアップリンク光ULを空間的
に分離して撮像する撮影レンズ16aと、アップリンク
光ULの波長域の通過特性を有する光学フィルター16
bと、これらの光学素子(撮影レンズ16aおよび光学
フィルター16b)を通過した、データ通信サービスエ
リア内の二次元平面像を画像信号に変換して所定周期ご
とに出力する二次元画像センサ16cを含み、二次元画
像センサ16cには、例えば、N×M画素(以下便宜的
に「N=16、M=16」とする)構成のインターライ
ン転送型CCD(Charge Coupled Device)が用いられ
ている。受光部16は前述の受信手段300に相当す
る。
【0020】データ通信サービスエリア内には、図示の
例の場合、n台の端末7iが設けられている。各々の端
末7iは、ビーム状所定波長域のアップリンク光ULに
送信情報を乗せて発射する発光部20iと、ダウンリン
ク光DLを受光してそのダウンリンク光DLに含まれる
受信情報を再生する受光部21iと、上記受信情報が自
端末宛てである場合にその受信情報を所定のアプリケー
ションプログラムに渡し、また、必要に応じて所定のア
プリケーションで上記送信情報を生成する端末本体部2
iとを備える。
【0021】次に、ブリッジコントローラ6を中心とし
た動作の概要について説明する。ブリッジコントローラ
6は、大きく分けて、「位置情報管理処理機能」、「通
信エリア内情報伝達処理機能」および「通信エリア内外
情報伝達処理機能」の三つの機能を有する。 (1)位置情報管理処理機能 自通信エリア内に位置する各端末7iの物理位置と論理
位置の対応関係を管理する機能である。物理位置とはそ
の端末7iのデータ通信サービスエリア内の実際の位置
であり、論理位置とはネットワーク上に展開されるアド
レスのことである。各端末7iの物理位置と論理位置の
対応関係情報は位置情報テーブルメモリ19に登録され
ており、この登録情報は受光部16から取り出される画
像信号に基づいて逐次に更新されるようになっている。 (2)通信エリア内情報伝達機能 自通信エリア内の端末7i同士で行われる情報伝達を中
継(ブリッジ)する機能である。 (3)通信エリア内外情報伝達機能 自通信エリア内の端末7iと、自通信エリア外の端末
(端末群4やサーバ群5を構成するサーバ)との間で行
われる情報伝達をブリッジする機能である。
【0022】図3(a)はこれらの機能概念図である。
光ネットワーク通信エリア26は自通信エリア(光通信
エリア3)に相当し、イーサネットワーク通信エリア2
7は自通信エリア外に相当する。ブリッジコントローラ
6は、これらの自通信エリア内と自通信エリア外の間に
位置して、光入力部28a(受光部16に相当す
る。)、光出力部28b(発光部15に相当する。)、
および、イーサネット入力部29a/出力部29b(イ
ーサネットI/F13に相当する。)との間に複数の経
路30a〜30dを形成し、これらの経路を使い分けな
がら、通信エリア内情報伝達機能および通信エリア内外
情報伝達機能を実現する。例えば、通信エリア内情報伝
達を行なう場合は経路30aを用い、通信エリア外情報
伝達を行なう場合は経路30b(情報伝達方向が通信エ
リア外→通信エリア内の場合)または経路c(情報伝達
方向が通信エリア内→通信エリア外の場合)を用いる。
なお、経路dは通信エリア外からの情報伝達であってそ
の情報が自通信エリア宛てでない場合に、その情報を破
棄するために用いられる。
【0023】経路30a〜30dの選択は、例えば、通
信パケット内のアドレス情報に従って行なう。すなわ
ち、図3(b)はアップリンク光ULやダウンリンク光
DLに用いられるネットワークパケットデータPKTの
構造図であり、OSI(Open System Interconnectio
n)参照モデルのデータリンク層のパケット構造に対応
するものである。PKTは、宛先アドレスのフレームF
RM1、送り元アドレスのフレームFRM2および情報
フレームFRM3などで構成されており、宛先アドレス
と送り元アドレスは、例えば、MAC(Media Access C
ontrol)アドレスである。なお、パケットをフレームと
いうこともあるが、本明細書中では両者を区別しない。
【0024】図4は端末(端末7i)、ブリッジコント
ローラ6、サーバ(リソース割り付けサーバ5a)およ
びその他のサーバ(メールサーバ等)の通信プロトコル
構造図(Layer構成図)である。この図において端
末(端末7i)の通信プロトコル31は、下位層から順
に光通信処理層31a、IP層31bおよびTCP層3
1cを積み重ね、その上に同レベルのネットワークアプ
リケーション層31dとワークグループ等の自動設定ア
プリケーション層31eを重ねた構造を有している。ま
た、ブリッジコントローラ6の通信プロトコル32は、
最下位層に同一レベルの光通信処理層32aとイーサネ
ット等の下位層32bを配置し、その上に順次、IP層
32c、TCP層32dおよび端末位置応答サービス層
32eを積み重ねた構造を有している。また、通信エリ
ア外サーバ(リソース割り付けサーバ5a)の通信プロ
トコル33は、下位層から順にイーサネット等の下位層
33a、IP層33b、TCP層33cおよびリソース
割り付けサービス層33dを積み重ねた構造を有してい
る。さらに、通信エリア外サーバ(メールサーバ等)の
通信プロトコル34は、下位層から順にイーサネット等
の下位層34a、IP層34b、TCP層34cおよび
メールサーバ等34dを積み重ねた構造を有している。
【0025】これらの各層とOSI参照モデルとの対応
関係は、以下のとおりである。すなわち、OSI参照モ
デルは下位層から順に、ケーブルやコネクタの規格およ
び信号電圧レベルなどを規定する「物理層」、一つのパ
ケットの識別法を規定する「データリンク層」、ネット
ワークに接続するコンピュータ等の端末のアドレスを規
定する「ネットワーク層」、誤り訂正手順やパケット抜
けの確認手順およびパケット並びの復元手順などを規定
する「トランスポート層」、通信の開始と終了の手順を
規定する「セッション層」、データの表現形式などを規
定する「プレゼンテーション層」、様々なネットワーク
サービスを提供する「アプリケーション層」の7階層で
構成されている。図4の光通信処理層31a、32a、
イーサネット等の下位層32b、33aおよび34aは
上記OSI参照モデルの「物理層」と「データリンク
層」に相当し、IP層31b、32c、33bおよび3
4bは同「ネットワーク層」に相当し、TCP層31
c、32d、33cおよび34cは同「トランスポート
層」に相当し、ネットワークアプリケーション層31
d、ワークグループ自動設定アプリケーション層31
e、端末位置応答サービス層32e、リソース割り付け
サービス層33dおよびメールサーバ等34dは、同
「セッション層」、同「プレゼンテーション層」および
同「アプリケーション層」に相当する。
【0026】既述のとおり、ブリッジコントローラ6
は、「位置情報管理処理機能」、「通信エリア内情報伝
達処理機能」および「通信エリア内外情報伝達処理機
能」の三つの機能を有する。これらの機能を上記階層モ
デルを用いて説明すると、以下のとおりとなる。
【0027】まず、図5は「位置情報管理処理機能」の
概念図である。この図において、端末位置応答サービス
32eは、端末位置情報要求元、例えば、図では、リソ
ース割り付けサーバのリソース割り付けサービス33d
からの要求に応答して、指定されたデータ通信エリア内
の端末7iの位置情報を返送する。この要求は実線37
で示すように、リソース割り付けサービス33d→TC
P層33c→IP層33b→イーサネット等の下位層3
3a→イーサネット等の下位層32b→IP層32c→
TCP層32d→端末位置応答サービス32eの経路で
行われ、その応答は同一の経路を逆向きで行なわれる。
また、その応答情報(端末位置情報)を使用した端末7
iへのアクセスは、実線38で示すように、リソース割
り付けサービス33d→TCP層33c→IP層33b
→イーサネット等の下位層33a→イーサネット等の下
位層32b→IP層32c→光通信処理層32a→光通
信処理層31a→IP層31b→TCP層31c→ワー
クグループ自動設定アプリケーション層31eの経路で
行われる。
【0028】次に、図6は「通信エリア内情報伝達処理
機能」の概念図である。この図において、ブリッジコン
トローラ6のIP層32cと光通信処理層32aは、任
意の端末7i同士の情報伝達を仲介する。その経路は、
実線36で示すように、ネットワークアプリケーション
層31d→TCP層31c→IP層31b→光通信処理
層31a→光通信処理層32a→IP層32c→光通信
処理層31a→IP層31b→TCP層31c→ネット
ワークアプリケーション層31dである。
【0029】次に、図7は「通信エリア内外情報伝達処
理機能」の概念図である。この図において、ブリッジコ
ントローラ6のIP層32c、光通信処理層32aおよ
びイーサネット等の下位層32bは、端末7iと通信エ
リア外に位置するサーバ(または端末)との間の情報伝
達を仲介する。その経路は、実線35で示すように、ネ
ットワークアプリケーション層31d→TCP層31c
→IP層31b→光通信処理層31a→光通信処理層3
2a→IP層32c→イーサネット等の下位層32b→
イーサネット等の下位層34a→IP層34b→TCP
層34c→メールサーバ等34dである。
【0030】次に、ブリッジコントローラ6における端
末7iの位置情報管理の仕組みについて説明する。図8
(a)はブリッジコントローラ6の受光部16から出力
される画像信号の概念図である。図において、画像信号
39は、二次元画像センサ16cの画素構成に対応した
16×16個の画素配列を有しており、行方向をx座
標、列方向をy座標で表し、各画素の座標値を(x,
y)で表すことにすると、図示の画像信号39は、
(0,0)から(15,15)までの256個の画素を
有している。ここで、画像信号39の領域A、Bは、所
定のスレッシュレベル以上の輝度値を有する領域であ
り、通信エリア内の任意の端末7iの発光部20iからの
アップリンク光ULを表している。ブリッジコントロー
ラ6は、この領域A、Bの代表画素の座標値を取り出し
て位置情報テーブルメモリ19に登録する。図8(b)
は領域A、Bの位置情報を登録した位置情報テーブルメ
モリ19の概念図であり、現在(3,12)と(2,
2)の二つの代表画素座標値が登録されている。テーブ
ルへの登録は、画像信号39の画素スキャン順に行われ
る。例えば、(0,0)をスキャン開始点、(15,1
5)をスキャン終了点とすると、ラインスキャンの場
合、最初に領域Aの代表画素座標値(2,2)を優先度
1の行に登録し、次いで、領域Bの代表画素座標値
(3,12)を登録するが、この領域Bの代表画素座標
値(3,12)を登録する際に、領域Aの代表画素座標
値(2,2)の登録行を優先度2の行に移動し、この移
動によって空行となった優先度1の行に領域Bの代表画
素座標値(3,12)を登録する。
【0031】このように位置情報テーブルメモリ19に
は、所定のスレッシュレベル以上の輝度値を有する領域
(図8では領域A、B)の物理位置情報(代表画素座標
値)が登録されるが、さらに、位置情報テーブルメモリ
19には、各々の物理位置情報(代表画素座標値)に関
連付けられた論理位置情報(ネットワーク上のアドレス
情報)も登録される。そして、このアドレスを参照する
ことによって、ネットワーク上の論理位置を知ることが
できるようになっている。
【0032】図9は領域A、Bの代表画素座標決定の概
念図である。図示の例の場合、領域Aは(2,2)、
(3,2)、(2,3)および(3,3)の4個の画素
で構成されており、また、領域Bは(2,11)、
(3,11)、(4,11)、(2,12)、(3,1
2)、(4,12)、(2,13)、(3,13)およ
び(4,13)9個の画素で構成されている。4個の画
素で構成されている場合は、スキャン順先頭の画素座標
値(2,2)を代表画素座標値とし、また、9個の画素
で構成されている場合は、スキャン順中央の画素座標値
(3,12)を代表画素座標値とする。
【0033】図10は位置情報テーブルメモリ19の更
新概念図である。この図において、画像信号39は、領
域B(図8の領域Bと同一のもの)と領域Cを有し、領
域Aは消滅しているものとすると、この場合、新たに受
信された領域Cの代表画素座標値(13,10)が位置
情報テーブルメモリ19の先頭行(優先度1の行)に追
加され、以降の登録順位が一つずつ下げられる。
【0034】次に、ブリッジコントローラ6のCPU
(発明の要旨に記載のパケットデータ送信手段、送信手
段に相当)10で実行される制御プログラムの動作につ
いて説明する。図11は位置情報テーブルメモリ登録/
更新処理のフローチャートである。このフローチャート
を実行すると、まず、ステップS11で二次元画像セン
サ16cからの画像信号39をフレームバッファメモリ
17にバッファリングする。そして、ステップS12で
その画像信号39の各画素値を(0,0)、(0,
1)、……、(n,n)の順にサーチし、ステップS1
3で所定のスレッシュレベル以上の画素値であるか否か
を判定する。なお、(n,n)のnは二次元画像センサ
16cのx座標の最大値とy座標の最大値である。
【0035】いま、スレッシュレベル以上を判定しない
場合は、ステップS14で再び画像信号39の各画素値
を(0,0)、(0,1)、……、(n,n)の順にサ
ーチし、ステップS15でサーチ完了か否かを判定し、
完了であればフローチャートを終了する一方、完了でな
ければ、再びステップS13のスレッシュ判定を繰り返
す。そして、スレッシュレベル以上の画素値を判定した
場合は、ステップS16に進んで、該当画素を含む矩形
領域のX,Y範囲(前記の領域A、BまたはCに相当)
を求め、ステップS17でサンプリング点(前記の代表
画素座標値に相当)を決定し、ステップS18で位置情
報テーブルメモリ(発明の要旨に記載の情報保持手段に
相当)19をサーチする。次に、ステップS19で現在
のX,Y範囲に重なる位置情報が位置情報テーブルメモ
リ19に登録されているか否かを判定し、登録されてい
れば、ステップS24で該当エントリのサンプリング点
の優先度を一つ上げた後、ステップS23で該当領域を
ゼロクリアして、ステップS14以降を実行する。
【0036】一方、ステップS19で未登録を判定した
場合は、ステップS20に進み、エントリフル(位置情
報テーブルメモリ19のフル状態)であるか否かを判定
する。そして、エントリフルであれば、ステップS21
で優先度最小のエントリを削除し、ステップS22で各
エントリを一つずつずらして先頭行(優先度1の行)に
登録し、エントリフルでなければ、ステップS22で各
エントリを一つずつずらして先頭行(優先度1の行)に
登録した後、ステップS23で該当領域をゼロクリアし
て、ステップS14以降を実行する。
【0037】したがって、このフローチャートによれ
ば、光通信エリア3の内部に位置する各端末7iからの
光通信情報(アップリンク光UL)を空間分離して受信
し、その受信位置(二次元画像センサ16cの代表画素
座標値)に対応する物理位置情報を位置情報テーブルメ
モリ19に登録するとともに、その物理位置情報に関連
付けてネットワーク上の論理位置情報を登録することが
できる。
【0038】図12はブリッジコントローラ6における
光信号取り出し処理のフローチャートである。このフロ
ーチャートは位置情報テーブルメモリ19に登録された
サンプリング点の数だけ同時並行して行われる。このフ
ローチャートを実行すると、まず、ステップS31でサ
ンプリング点の監視を行ない、ステップS32で当該サ
ンプリング点からの光通信情報の開始情報(例えば、ス
タートビット)を検出したか否かを判定する。そして、
光通信情報の開始情報を検出しなければ、再びステップ
S31のサンプリング点の監視に戻る。
【0039】光通信情報の開始情報を検出すると、ステ
ップS33で光通信情報のデータフレーム(例えば、1
バイトの非同期シリアルデータ)を取り出し、ステップ
S34でそのデータフレームをデータリンク層へ渡し、
この動作をステップS35で光通信情報の終了情報(例
えば、ストップビット)を検出するまで繰り返す。
【0040】光通信情報の終了情報を検出すると、ステ
ップS36で光通信情報中のアドレス情報(図3の宛先
のMACアドレスと送り元のMACアドレス)を取り出
し、宛先のMACアドレスを位置情報テーブルメモリ1
9に登録した後、ステップS37で宛先のMACアドレ
スおよび送り元のMACアドレスとともにIP層へネッ
トワークパケットデータを渡して、フローチャートを終
了する。
【0041】既述のとおり、位置情報テーブルメモリ1
9は各端末7iごとの位置情報(論理位置と物理位置の
情報)を保持する。論理位置情報は上記ステップS36
で登録される宛先のMACアドレスと送り元のMACア
ドレスであり、一方の物理位置情報は位置情報テーブル
メモリ19のサンプリング点である。例えば、位置情報
テーブルメモリ19のあるサンプリング点(便宜的に
「サンプリング点A」とする)で光通信情報を検出した
とすると、その光通信情報に含まれる論理位置情報(宛
先のMACアドレスと送り元のMACアドレス)はステ
ップS36で位置情報テーブルメモリ19の特定メモリ
アドレス(サンプリング点Aのメモリアドレス)に登録
されるが、このサンプリング点Aのメモリアドレスは光
通信情報を生成出力した端末の物理位置情報になるか
ら、自通信エリア内の各端末7iの物理位置情報と、光
通信情報中のアドレス(論理位置情報)とを関連付けて
位置情報テーブルメモリ19に保持することができ、以
降、この位置情報テーブルメモリ19を参照することに
より、論理位置情報から物理位置情報への変換またはそ
の逆の変換(ブリッジ処理)を行なうことができる。
【0042】したがって、このフローチャートによれ
ば、光通信エリア3のの内部に位置する各端末7iから
の光通信情報(アップリンク光UL)を同時並行的に受
信して光通信エリア3の内外部へのブリッジ処理(論理
位置情報←→物理位置情報)を行なうことができ、アッ
プリンク光ULの受信輻輳を回避することができる。
【0043】図13はイーサネットポート入力処理のフ
ローチャートである。このフローチャートを実行する
と、まず、ステップS41でイーサネットフレームを分
解し、ステップS42で「宛先のMACアドレスは光通
信エリア内?」を判定する。そして、光通信エリア内で
あれば、ステップS43で宛先がブリッジコントローラ
6自体であるか否かを判定し、そうであれば、ステップ
S44で位置情報サービスにデータを渡してフローチャ
ートを終了し、そうでなければ、ステップS45で、I
Pパケットを取り出し、宛先のMACアドレスおよび送
り元のMACアドレスとともにIP層へネットワークパ
ケットデータを渡してフローチャートを終了する。
【0044】ステップS45において、宛先の端末7i
の物理位置情報は、位置情報データメモリ19から取得
する。例えば、先の光信号取り出し処理(図12参照)
のステップS36において、位置情報データメモリ19
のサンプリング点Aに対応したメモリアドレスにMAC
アドレスが登録されており、このMACアドレスが上記
ステップS45における宛先のMACアドレスであると
すると、位置情報テーブルメモリ19からはサンプリン
グ点Aに対応した位置情報が取り出されるので、この位
置情報によって上記宛先のMACアドレスで明示された
端末の物理位置を知ることができ、論理位置情報→物理
位置情報のブリッジ処理を行なうことができる。
【0045】したがって、このフローチャートによれ
ば、光通信エリア3の外部からのネットワークパケット
データを光通信情報に変換して光通信エリア3の内部に
光送信することができ、例えば、イーサネット等の有線
系LANと光通信エリア3との間のインターフェースを
とることができる。
【0046】図14はデータ出力振り分け処理のフロー
チャートである。このフローチャートを実行すると、ま
ず、ステップS51で「宛先のMACアドレスは通信エ
リア内向け?」を判定し、そうでなければ、ステップS
52でイーサネットフレームを作成し、ステップS53
でネットワークI/F13から出力してフローチャート
を終了する。一方、宛先のMACアドレスが通信エリア
内向けの場合には、ステップS54で宛先のMACアド
レスが自分(ブリッジコントローラ6)向けであるか否
かを判定し、自分向けであれば、ステップS55で位置
情報サービスにデータを渡してフローチャートを終了
し、そうでなければ、ステップS56で光通信用データ
リンクフレーム(パケットデータ)を作成し、ステップ
S57で調歩同期フレームを作成して駆動部14に出力
してフローチャートを終了する。
【0047】したがって、このフローチャートによれ
ば、光通信エリア3の外部への情報伝送を行なうことが
できるとともに、光通信エリア3から同光通信エリア3
への折り返し的な情報伝送も行なうことができ、例え
ば、イーサネット等の有線系LANと光通信エリア3と
の間のインターフェースをとることができるほか、光通
信エリア3単独の利用形態も取ることができる。
【0048】図15はリソース自動割り付け処理のタイ
ムランを示す図である。この図において、端末7iから
リソース要求があった場合、ブリッジコントローラ6は
その要求をブリッジしてリソース割り付けサーバ4aに
伝える。リソース割り付けサーバ4aは、その要求に応
答して、ブリッジコントローラ6に要求元の端末7i
座標問い合わせを行なう。ブリッジコントローラ6は、
位置情報テーブルメモリ19を検索して該当する座標情
報をリソース割り付けサーバ4aに応答する。リソース
割り付けサーバ4aは、その座標情報に基づいて割り付
けリソースを決定するとともに、その決定した割り付け
リソースをブリッジコントローラ6を経由して端末7i
に応答し、端末7iは割り付けリソースをレジストリに
登録して更新する。
【0049】図16(a)はリソース自動割り付け処理
の概念図である。図において、ブリッジコントローラ6
のデータ通信サービスエリア50には、複数のリソース
RS_1〜RS_4が配置されているものとする。今、
例えば、データ通信サービスエリア50を事務所と仮定
し、リソースRS_1〜RS_4をプリンタと仮定する
と、これらのリソースRS_1〜RS_4を近くに位置
する端末7i(不図示)に割り当てるようにすれば、遠
くのプリンタに出力用紙を取りに行かなくて済むので好
都合である。図に示すように、データ通信サービスエリ
ア50を、リソースRS_1〜RS_4ごとに区分け5
1〜54して各々をエリア1〜エリア4と呼ぶことにす
ると、エリア1〜エリア4の各々に位置する端末7
i(不図示)について、自エリア内のリソースを割り当
てるようにすればよい。図16(b)はそのような考え
方に従って割り当てられたリソース割り付けテーブルの
概念図であり、このテーブルはリソース割り付けサーバ
4aが管理するものである。図16(b)において、5
5aはエリア表示欄、55bはエリアの始点座標欄、5
5cはエリアの終点座標欄、55dはそのエリアに割り
付けられたリソース名欄である。例えば、エリア1は
(x1s,y1s)から(x1e,y1e)までの矩形
エリアであり、このエリアにはリソースRS_1が割り
付けられている。今、任意の端末7iが、例えば、エリ
ア1に位置していた場合を想定すると、その端末7iの
物理位置は(x1s,y1s)から(x1e,y1e)
の範囲に含まれるから、リソース割り付けサーバ4a
は、リソース割り付けテーブルを参照してエリア1のリ
ソースRS_1をその端末7iに割り付ける。したがっ
て、端末7iから最も近い位置のプリンタ(リソースR
S_1)を使用することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、所定の光通信エリア内
に存在する光通信装置からの光通信情報を空間分離して
同時並行的に受信でき、且つ、その受信位置の情報を当
該光通信装置の物理位置情報として管理することができ
る。したがって、上記の同時並行的な受信動作によって
受信の輻輳を回避でき、さらに、上記の物理位置情報の
管理によってネットワーク上の論理情報との対応づけを
行なうことができるようになる。その結果、光通信エリ
ア内の情報伝達の輻輳を招くことなく、しかも、各端末
の位置移動やリソース割り付けの変更に柔軟に対応でき
る光通信中継装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における光通信中継装置の概念構
成図である。
【図2】本実施の形態におけるネットワークの全体構成
図である。
【図3】ブリッジコントローラの機能概念図およびパケ
ット構成図である。
【図4】通信プロトコル構造図である。
【図5】位置情報管理処理機能の概念図である。
【図6】通信エリア内情報伝達処理機能の概念図であ
る。
【図7】通信エリア内外情報伝達処理機能の概念図であ
る。
【図8】ブリッジコントローラの受光部から出力される
画像信号の概念図および位置情報テーブルメモリの登録
情報概念図である。
【図9】領域A、Bの代表画素座標決定の概念図であ
る。
【図10】位置情報テーブルメモリ19の更新概念図で
ある。
【図11】位置情報テーブルメモリ登録/更新処理のフ
ローチャートである。
【図12】ブリッジコントローラにおける光信号取り出
し処理のフローチャートである。
【図13】イーサネットポート入力処理のフローチャー
トである。
【図14】データ出力振り分け処理のフローチャートで
ある。
【図15】リソース自動割り付け処理のタイムランを示
す図である。
【図16】リソース自動割り付け処理の概念図およびリ
ソース割り付けテーブルの概念図である。
【符号の説明】
UL アップリンク光(光通信情報) 3 光通信エリア 7i 端末(光通信装置) 10 CPU(パケットデータ送信手段、送信手段) 19 位置情報データメモリ(情報保持手段) 100 光通信中継装置 200 光通信エリア 300 受信手段 400 出力情報生成手段(パケットデータ送信手段) 500 位置情報管理手段(情報保持手段) 600 入力情報生成手段(送信手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の光通信エリア内に存在する光通信
    装置からの複数の光通信情報を分離して受信する受信手
    段と、 前記受信手段によって受信された光通信情報の物理位置
    情報と情報ネットワーク上に設定される論理位置情報と
    を関連付けて記憶保持する情報保持手段と、 前記受信手段によって受信された光通信情報と前記情報
    保持手段に保持された物理位置情報とに基づいて前記情
    報ネットワークに送信すべきネットワークパケットデー
    タを生成し、送信するパケットデータ送信手段と、 該パケットデータ送信手段より送信されたネットワーク
    パケットデータの前記物理位置情報に基づいて生成され
    た宛先情報より、該物理位置情報に対応する論理位置情
    報を前記情報保持手段から取り出すとともに、前記ネッ
    トワークパケットデータを用いて光通信情報を生成し、
    前記光通信エリア内の該物理位置情報で特定される光通
    信装置に送信する送信手段と、 とを備えたことを特徴とする光通信中継装置。
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