JP2001244944A - ネットワークシステム及びその通信方法 - Google Patents

ネットワークシステム及びその通信方法

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JP2001244944A
JP2001244944A JP2000054376A JP2000054376A JP2001244944A JP 2001244944 A JP2001244944 A JP 2001244944A JP 2000054376 A JP2000054376 A JP 2000054376A JP 2000054376 A JP2000054376 A JP 2000054376A JP 2001244944 A JP2001244944 A JP 2001244944A
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Shigetoshi Takahashi
重敏 高橋
Riichiro Sasaki
利一郎 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク側ではなく、送信または受信ノー
ド側に起因する通信異常に対し、通信サービスの品質
(QOS)を有効に管理する。 【解決手段】ネットワーク10で結ばれる通信システム
が操作卓処理装置20、モニタノード18、カメラノー
ド30、センサノード50より構成され、カメラ40や
センサ60からの送信データがモニタ16で表示され
る。操作卓処理装置20の帯域管理マネジャ160はネ
ットワーク10を流れる送信データをキャプチャして異
常の有無を監視し、ネットワーク帯域が余裕状態でデー
タ遅延が検知された場合は、当該ノード状態(AP稼動
状態など)を問合せ、AP実行時間が異常に長い場合、
そのAP状態を一時中断/停止などの状態変更指示を行
う。データ集中が検知された場合は、バッファ使用率が
しきい値を超えている場合は、受信ノードにバッファ容
量の増加、送信バッファに送信周期の抑制などの変更指
示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークを介し
て送受信する通信システムに関し、特にQOSを保障す
る通信方法や記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信サービスにおける品質(QO
S)は、ネットワークのQOSを中心に考えられてき
た。例えば、特開平11−4225号には、高帯域バー
ストトラヒックの送信帯域を、他のトラヒックの使用帯
域の増加に併せて動的に制御することが開示されてい
る。ここでは、ある送信ノードからの接続メッセージに
基づき、新たなデータ転送によって生じると推定される
帯域の総和が伝送帯域を超えないように新たな通信帯域
を決定することで、ネットワークのQOSをコントロー
ルする。
【0003】しかし、近年、ネットワークの帯域が大き
くなるに従い、ネットワーク全体でみればリソースに余
裕があるにも関わらず局所的な過負荷のために実行でき
ないアプリケーションが発生したり、アプリケーション
の実行の緊急度に差があるにも関わらず受付け順に実行
されるなど、ネットワークには直接関係のないノードの
送受信によってQOSが大きく影響されるという問題点
が浮上している。
【0004】この問題に対し、特開平11−27361
6号では、IPネットワーク上のQCA内のリソースの
利用状況を常時把握しておき、アプリケーションからの
リソースの要求に対して所定の優先度に従ってリソース
配分を制御し、QCA内のネットワークの過負荷を防止
してQOS保障を実現する「ネットワークの通品品質制
御システム」を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ノード状態に
影響されるQOSを保障する上記従来技術では、リソー
スの使用状況はチエックしているが、ノード側のアプリ
ケーションの動作状態は考慮されていない。ここで、ノ
ード側のアプリケーションの動作状態とは、CPU利用
率、ノード側ネットワークの状態(回線、通信ポート、
ルータ、HUBなど)、アプリケーションの状態(例え
ば、アプリケーション毎の処理時間やリラン回数)など
の全体を指す。
【0006】このため、QOS保障がリソースの予約と
配分に限られ、アプリケーションの動作状態、例えば、
データ遅延やデータ集中などの異常が発生した場合に、
これを適切に回避してQOSを有効に保障することがで
きない。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の現状
に鑑み、ノード側のCPU利用率、アプリケーション状
態等を考慮してQOSを有効に保障できるネットワーク
通信システムとその通信方法及び記憶媒体を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のノード
が汎用のネットワークを共有して行う多重通信に適用さ
れ、ネットワークが十分な帯域を確保している場合に
も、ノード状態によって影響されるQOSを有効に保障
できるネットワークシステムを対象としている。
【0009】本発明は、ネットワークを経由するノード
間の送信データを監視し、ノード側に起因するデータ異
常(遅延や集中)を検知したとき、関連ノードのノード
状態を判定し、アプリケーションプログラム(以下、A
Pと略称)の動作が状態異常の場合に、通信サービスの
品質(QOSと略称)を維持するように該当APの実行
状態を変更する。ここで、アプリケーションの動作状態
とは、CPU利用率、ネットワークの状態、アプリケー
ションの状態(例えば、アプリケーション毎の実行時間
やリラン状態)などを指す。なお、AP動作状態の前に
CPU状態を監視するようにしてもよい。
【0010】前記データ異常がデータ遅延で、かつ、前
記AP動作状態の実行時間が予め設定されている時間し
きい値以上の場合に、前記AP動作状態を異常と判定す
る。
【0011】前記しきい値時間がプログラムループを判
断する時間の場合、前記APの実行状態の変更は、前記
関連ノードの送信処理を停止または一時中断する。停止
か一時中断かはプログラムの種別により、例えばオンラ
イン処理は一時中断とする。
【0012】また、前記データ異常がデータ遅延で、A
P動作状態にリラン打切りなどの異常がある場合は、そ
の旨をアラーム通知する。
【0013】一方、前記データ異常がデータ集中の場合
は、前記関連ノード(受信ノード)のバッファ状態を判
定し、バッファ使用率が予め設定されている容量しきい
値以上の場合、そのバッファ容量を増加する。これと共
に、送信ノードの送信周期を抑制するようにしてもよ
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明のネッ
トワークシステムの一実施例を示す。本実施例は、ビル
や店内の監視、工場内の設備監視、交通状況の監視、気
象状態の監視(温度、湿度、風向、風速、降水量等)な
ど、広範な用途に適用される監視システムであり、複数
の監視点に設置されたTVカメラやセンサからの信号を
ネットワークを経由してモニタで監視している。
【0015】図示のように、カメラ40はカメラノード
30を介し、センサ60はセンサノード50を介し、モ
ニタ16はモニタノード18を介し、さらに、ユーザが
操作する操作卓処理装置20も、ネットワーク10にそ
れぞれ接続されている。操作卓処理装置20はパーソナ
ルコンピュータやワークステーションなどで構成され、
ディスプレイ14、入力装置であるマウス24、キーボ
ード22が装備される。ユーザ12はこの操作卓処理装
置20を使って、監視システムを運用する。なお、操作
卓処理装置20は複数設けられてもよい。
【0016】本監視システムでは、操作卓処理装置20
からの指示により、カメラ40から現場の映像がネット
ワーク10を介して取り込まれ、モニタ16へ表示され
る。また、センサ60は火災や侵入者などの異常発生を
検知すると、そのアラーム情報をモニタ16に送信す
る。あるいは、時々刻々と変化する気象観測情報や交通
状況を、ネットワーク10を介して複数のモニタ16に
送信、表示する。
【0017】操作卓処理装置20は帯域管理マネジャモ
ジュール160を設け、カメラノード30やセンサノー
ド50からモニタノード18への送信データをキャプチ
ャして異常を監視し、データ異常がある場合に関連ノー
ドの動作状態を問合せ、AP動作状態に異常がある場合
はQOSを有効に維持するように、当該ノードへ実行状
態の変更を指示する。各ノードは、帯域管理エージェン
トモジュール185、215、231をそれぞれ設け、
自己の稼動状態を周期的に検出して、帯域管理マネジャ
モジュール160の問合せに応答し、また、実行状態の
変更指示に対応する制御を行う。
【0018】図2は操作卓処理装置のハードウェア構成
を示す。操作卓処理装置20は、ネットワーク接続コン
トローラ112と、CPU102と、メモリ104と、
キーボード22やマウス24を制御する入出力コントロ
ーラ106と、モニタコントローラ108を、それぞれ
をバス110によって接続している。
【0019】本実施例の特徴機能である帯域管理マネジ
ャモジュール160はメモリ104に記憶され、CPU
102によって実行される。なお、帯域管理マネジャモ
ジュール160はCDROMなどの外部メモリに蓄積さ
れ、メモリ104にインストールされるようにしてもよ
い。
【0020】図3に、モニタノードのハードウェア構成
を示す。モニタノード18は、映像を表示するモニタ1
6を制御するモニタコントローラ120と、CPU12
2と、メモリ124と、ネットワーク接続コントローラ
126を、それぞれバス128によって接続している。
帯域管理エージェントモジュール185はメモリ104
に、インストールなどによって格納されている。
【0021】図4に、カメラノードのハードウェア構成
を示す。カメラノード30は、ビデオカメラ40iを制
御するカメラコントローラ136と、CPU132と、
メモリ134と、ネットワーク接続コントローラ130
を、それぞれバス305によって接続している。帯域管
理エージェントモジュール215はメモリ134に格納
されている。
【0022】図5に、センサノードのハードウェア構成
を示す。センサノード50は、センサ群60iに接続さ
れ、センサの設定やセンサからの異常検出信号を読み込
むセンサコントローラ146と、CPU142と、メモ
リ144と、ネットワーク接続コントローラ140を、
それぞれバス148によって接続している。帯域管理エ
ージェントモジュール231はメモリ144に格納され
ている。
【0023】図6は、操作卓処理装置のソフトウェア構
成の一実施例を示す。このソフトウェア構成は、メモリ
104に格納されたプログラムを、CPU102が実行
することにより、操作卓処理装置20上に実現され、後
述する各機能を操作卓処理装置20上で果たす。
【0024】図示するように、操作卓処理装置20のソ
フトウェア構成は、ネットワーク制御ドライバ174、
通信管理モジュール172、入出力装置制御ドライバ1
50、GUI制御モジュール152、帯域管理マネージ
ャモジュール160、送信モジュール164、受信モジ
ュール158、送信キュー166、168、および受信
キュー170を有している。
【0025】入出力制御ドライバ150は、モニタ1
4、キーボード22、そしてマウス24を制御する。ネ
ットワーク制御ドライバ174は、ネットワーク接続コ
ントローラ112を制御する。通信管理モジュール17
2は、ネットワーク制御ドライバ174を介して、指定
された装置へメッセージを転送する1対1通信、および
ネットワークに接続された全装置にメッセージを転送す
るブロードキャスト通信を実現する。
【0026】帯域管理マネジャモジュール160は、ネ
ットワーク上を流れるデータをキャプチャし監視する通
信品質観測手段161と、送受信バッファの増減判断制
御を行うバッファ制御手段162と、アプリケーション
の動作一時休止/停止等を制御するAP状態制御手段1
63と、送信ノードの送信規制の制御を行う送信制御手
段164と、他ノード装置から取得したCPU稼働状態
テーブル1541、プログラム稼働状態テーブル154
3、バッファ状態テーブル1542とあらかじめ設定さ
れているしきい値テーブル1544のしきい値との比較
を行い状況を把握するしきい値判定手段169と、異常
状態を検知しアラーム通知を行うアラーム出力手段16
5を有している。
【0027】通信キュー166、168は、異なる送信
レートに対応して設けられている。通信管理モジュール
172は、各送信キュー166、168に格納された送
信データを、対応する送信レートで送信する。送信モジ
ュール157は、送信データを格納する送信キュー16
6、168を、帯域管理マネジャモジュール160のバ
ッファ制御手段164からの指示に応じて増減させる。
【0028】受信モジュール158は、受信キュー17
0を介して通信管理モジュール172が受け取った受信
データを処理する。GUI制御モジュール152は、受
信制御モジュール158から、操作卓処理装置20が受
信したアラーム情報を受け取り、これを出力装置制御ド
ライバ150を介してユーザに提示する処理や、ユーザ
から入出力装置制御ドライバ150を介して、しきい値
テーブル1544の設定を行う。
【0029】図7は、モニタノードのソフトウェア構成
の一実施例を示す。このソフトウェア構成は、メモリ1
24に格納されたプログラムを、CPU122が実行す
ることによって、モニタノード18上に実現され、後述
する各機能をモニタノード18上で果たす。
【0030】図示するように、モニタノード18のソフ
トウェア構成は、ネットワーク制御ドライバ198、通
信管理モジュール196、モニタ制御ドライバ180、
モニタ制御モジュール184、受信制御モジュール18
8、帯域管理エージェントモジュール185、送信制御
モジュール186、送信キュー192、194、及び受
信キュー190を有している。
【0031】ネットワーク制御ドライバ198は、ネッ
トワーク接続コントローラ126を制御する。通信管理
モジュール196は、ネットワーク制御ドライバ198
を介して、指定された装置へメッセージを転送する1対
1通信、およびネットワークに接続された全装置にメッ
セージを転送するブロードキャスト通信を実現する。
【0032】送信モジュール186は、送信データを格
納する送信キュー192、194を、その送信データの
通信の用いる電文の種類に応じて切り替える。送信キュ
ー192、194は、帯域管理マネジャモジュール16
0からの制御により増減させることができる。通信管理
モジュール196は、各送信キュー192、194に格
納された送信データを対応する送信レートで送信する。
また、送信キュー192、194は一つであっても良
い。
【0033】受信モジュール188は、受信キュー19
0を介して通信管理モジュール196が受け取った受信
データを処理する。モニタ制御モジュール184は、受
信制御モジュール188から、モニタノード18が受信
した画像データを受け取り、モニタ制御ドライバ180
を介して、画像データをモニタ16に表示する制御を行
う。
【0034】帯域管理エージェントモジュール185
は、自ノードのCPU状態及びアプリケーションの動作
状態を取得し通知する状態取得手段189と、送受信バ
ッファの増減制御を行うバッファ制御手段182と、ア
プリケーションの動作一時休止/停止等を制御するAP
状態制御手段183と、送信制御モジュール186の送
信規制の制御を行う送信制御手段181により構成され
る。
【0035】AP189a〜AP189nは、本ノード
装置に搭載されているオンライン処理(システムの中枢
を司るメインプログラム及び電文の送受信プログラム
等)、またはオフラインバッチ処理(人間系が介在する
問合せプログラム及び統計処理プログラム等)で動作す
るアプリケーションプログラムである。
【0036】図8は、カメラノードのソフトウェア構成
の一実施例を示す。このソフトウェア構成は、メモリ1
34に格納されたプログラムを、CPU132が実行す
ることによって、カメラノード30上に実現され、後述
する各機能をカメラノード30上で果たす。
【0037】図示するように、カメラノード30のソフ
トウェア構成は、ネットワーク制御ドライバ200、通
信管理モジュール202、カメラ制御ドライバ218、
カメラ制御モジュール216、送信制御モジュール21
4、帯域管理エージェントモジュール215、受信制御
モジュール210、送信キュー206、208、及び受
信キュー204を有している。
【0038】ネットワーク制御ドライバ200は、ネッ
トワーク接続コントローラ130を制御する。通信管理
モジュール202は、ネットワーク制御ドライバ200
を介して、指定された装置へメッセージを転送する1対
1通信、およびネットワークに接続された全装置にメッ
セージを転送するブロードキャスト通信を実現する。
【0039】カメラ制御ドライバ218は、ビデオカメ
ラ40を制御する。カメラ制御モジュール216は、ビ
デオカメラ40からのデータを処理した画像データを、
送信キュー206、208、通信管理モジュール202
を介して送信する。
【0040】送信キュー206、208は、操作卓処理
装置20の帯域管理マネジャモジュール160からの指
示に応じて帯域管理エージェント215の制御によって
増減させる。
【0041】送信モジュール214は、送信データを格
納する送信キュー206、208を、その送信データの
種類に応じて切り替える。通信管理モジュール202
は、各送信キュー206、208に格納された送信デー
タを、対応する送信レートで送信する。また、送信キュ
ー206、208は一つであっても良い。受信モジュー
ル210は、受信キュー204を介して通信管理モジュ
ール202が受け取った受信データを処理する。
【0042】帯域管理エージェントモジュール215
は、自ノードのCPU状態及びアプリケーションの動作
状態を取得し通知する状態取得手段219と、送受信バ
ッファの増減制御を行うバッファ制御手段212と、ア
プリケーションの動作一時休止/停止等を制御するAP
状態制御手段213と、送信制御モジュール214の送
信規制の制御を行う送信制御手段211により構成され
る。AP219a〜AP219nは、本ノード装置に搭
載されているオンラインまたはオフラインバッチ処理で
動作するアプリケーションプログラムである。
【0043】図9は、センサノードのソフトウェア構成
を示す。このソフトウェア構成は、メモリ144に格納
されたプログラムを、CPU142が実行することによ
りセンサノード50上に実現され、後述する各機能をセ
ンサノード50上で果たす。
【0044】図示するように、センサノード50のソフ
トウェア構成は、ネットワーク制御ドライバ220、通
信管理モジュール222、センサ制御ドライバ238、
センサ制御モジュール236、送信制御モジュール23
4、受信制御モジュール235、受信キュー224、送
信キュー226、228、帯域管理エージェントモジュ
ール231を有している。
【0045】ネットワーク制御ドライバ220は、ネッ
トワーク接続コントローラ140を制御する。通信管理
モジュール222は、ネットワーク制御ドライバ220
を介して、指定された装置へメッセージを転送する1対
1通信、およびネットワークに接続された全装置にメッ
セージを転送するブロードキャスト通信を実現する。
【0046】センサ制御ドライバ238は、センサ60
を制御する。センサ制御モジュール234は、センサ6
0からのデータを、送信キュー206、208、通信管
理モジュール202を介して送信する。
【0047】送信キュー226、228は、異なる送信
レートに対応して設けられている。また、送信キュー2
26、228は一つであっても良い。通信管理モジュー
ル222は、各送信キュー226、228に格納された
送信データを、対応する送信レートで送信する。
【0048】送信モジュール234は送信データを格納
する送信キュー226、228を、操作卓処理装置20
の帯域管理マネジャモジュール160からの指示に応じ
て帯域管理エージェント237の制御によって増減させ
る。受信モジュール235は、受信キュー224を介し
て通信管理モジュール222が受け取った受信データを
処理する。
【0049】帯域管理エージェントモジュール237
は、自ノードのCPU状態及びアプリケーションの動作
状態を取得し通知する状態取得手段239と、送受信バ
ッファの増減制御を行うバッファ制御手段232と、ア
プリケーションの動作一時休止/停止等を制御するAP
状態制御手段233と、送信制御モジュール234の送
信規制を行う送信制御手段234により構成される。A
P229a〜AP229nは、本ノード装置に搭載され
ているオンラインまたはオフラインバッチ処理で動作す
るアプリケーションプログラムである。
【0050】次に、本監視システムの動作を説明する。
図10は、操作卓処理装置の帯域管理マネジャモジュー
ルの処理の流れを示す。ここでは、データ受信遅延の検
出時と、バースト的なバルクデータ受信の検出を例にし
て説明する。
【0051】帯域管理マネジャモジュール160は、ネ
ットワーク10に流れている全てのデータをキャプチャ
し(s101)、キャプチャしたデータの受信間隔を観
測し、正常か否かの状態判定を行う(s102)。正常
な場合はキャプチャを繰り返す。データが異常の場合
は、その状態がデータ遅延か、データ集中か判定する
(s103)。
【0052】データ遅延が発生している場合は、遅延の
原因がネットワークによるものか、ノード側によるもの
かを判断する(s104)。例えば、ネットワーク接続
コマンド(ping等)により、受信側ノードから送信
側ノードに対する回線の応答時間を確認する。その結
果、応答時間が規定時間(閾値判定テーブルのネットワ
ーク応答タイム)以内であれば、データ遅延はネットワ
ークに起因するので、操作卓処理装置20の出力装置1
4に“ネットワーク異常”を示すアラームメッセージを
出力し(s105)、操作員の対応を促す。データ遅延
の原因がノード側によるものであれば、送信側ノードに
対し、後述する送信ノード状態制御を行う(s10
6)。また、ステップs103の状態判定で、データ集
中が判定されると、後述する送受信ノード状態制御(s
107)により、受信側ノードや送信側ノードの状態制
御を行う。以上の受信データ異常時の処理は、データキ
ャプチャを繰り返しながら行われる。
【0053】図11は、データ遅延時の送信ノード状態
制御の処理フローを示す。前述のように、帯域管理マネ
ジャモジュール160はノード側のデータ遅延を判定す
ると、処理s106の送信ノード状態制御を行う。
【0054】まず、データ遅延の発生している送信側ノ
ード(例えば、カメラノード30)に対して、ノード状
態(CPU状態及びAP動作状態)の問合せを行い(s
201)、CPU負荷がノード毎に設定されているしき
い値(しきい値判定テーブルのCPU負荷の利用率と継
続時間)を超えているか判定する(s202)。
【0055】CPU負荷がしきい値を超えていればCP
U状態の異常と判定し、当該CPU上で動作しているア
プリケーションプログラムの稼動状態、ここでは、特
に、AP毎の実行時間とAPの種類を判定する(s20
3)。この結果、異常な動作(例えば、実行時間が異常
に長く、プログラムループと判断される時間しきい値を
超えている)をしているAPがあれば、AP状態変更の
指示を行う(s204)。AP状態変更の指示は、一時
中断(プログラムをsuspend状態にする)または
停止(プログラムをkillする)である。プログラム
の一時中断/停止の選択はAPの種別により、オンライ
ン業務へ影響する場合は一時中断とする。なお、AP稼
動状態に異常がない場合は、操作卓処理装置20の出力
装置14にCPU異常のアラームを出力する(s20
7)。
【0056】処理s202で、CPU負荷が正常と判定
された場合は、当該ノードのAPのリラン状態(リラン
発生、またはリラン打切)を判定し(s205)、AP
のリラン状態に異常があれば、操作卓処理装置20の出
力装置14にアラームを出力する(s206)。アラーム
は、リラン発生またはリラン打ち切りが検知されたノー
ド番号やプログラム番号を通知する。なお、データ遅延
の場合のノード状態判定は、CPU状態判定を省略し、
AP実行時間とAPリラン状態の判定を行っても同様の
結果が得られる。
【0057】図12は、データ集中時における操作卓処
理装置の送受信ノード制御の処理フローを示す。帯域管
理マネジャモジュール160は、受信データのデータ集
中を検出すると、データ集中を発生している送信側ノー
ド(例えば、カメラノード30)及び受信側ノード(例
えば、モニタノード16)に対して、送受信ノード状態
制御(s107)を行う。
【0058】まず、受信側ノードにバッファ状態の問合
せを行い(s301)、取得した受信バッファの使用量
を判定し(s302)、使用量がしきい値判定テーブル
の設定値を超えていれば、受信バッファ容量の増加を指
示する(s303)。受信バッファでの増加容量は、現
在の単位時間内の受信データ量とバッファ使用率を基に
算出する。これにより、一時的なバッファオーバフロー
によるデータ欠落を防止できる。次に、送信側ノードに
対して、送信データの抑止(送信帯域のコントロール)
を指示する(s304)。なお、送信データの抑止は省
略してもよい。
【0059】次に、操作卓処理装置20からの指示に対
応して、送信側/受信側のノードの帯域管理エージェン
トモジュールが実行する処理について説明する。
【0060】図13は、帯域管理エージェントモジュー
ルの処理フローを示す。帯域エージェントモジュール
は、まず、帯域管理マネジャモジュール160からの要
求種別が、問合せ/制御のいずれか判定する(s40
1)。
【0061】要求種別がノード状態の問い合わせ(CP
U、バッファ、APの動作状態)であれば、一定周期で
監視している自ノードCPUの負荷状態の取得(s40
2)、アプリケーションの稼動状態(AP毎の実行時
間、リラン回数、AP種別)の取得(s403)、バッ
ファ使用量の取得(s404)を行い、結果を操作卓処
理装置20の帯域管理マネージャモジュール160に送
信する(s405)。
【0062】操作卓処理装置20は受信したCPU稼動
状態やAP稼動状態あるいはバッファ稼動状態を、それ
ぞれCPU稼動状態テーブル1541、AP稼動状態テ
ーブル1543、バッファ稼動状態テーブル1542に
ノード単位に管理する。
【0063】一方、要求種別がノード状態の制御であれ
ば、その要求に対応して、バッファ容量の一時的増加
(s406)、または送信抑止(s407)、またはA
P状態変更(s408)を行い、結果を操作卓処理装置
20の帯域管理マネージャモジュール160へ、通信管
理モジュールを介して通知する(s409)。
【0064】ここで、増加するバッファ容量は、通常時
データ量とバースト的なバルクデータの通信量に見合っ
た比率で算出する。また、送信抑止の場合は、各ノード
単位の送信を管理している送信レート管理モジュールの
送信周期を変更する。また、AP状態変更の場合は、該
当するAPの一時停止及び強制終了を行う。なお、図1
1と図12の例では、操作卓処理装置20がCPUやA
Pの状態とバッファ状態を別々に問合せ/制御してい
る。この場合、ノード側は図13の処理中で、問合せ/
制御に対応した通知または制御のみを実行すればよい。
【0065】図14に、帯域管理マネジャモジュールか
ら帯域エージェントモジュールに要求する電文の一例を
示す。要求電文の構成1400は、送信先1401、要
求元1402、要求種別1403、情報種別1404、
指示内容1405によって構成される。
【0066】カメラノード30に対して、ノード゛状態
を問い合わせる電文1400−Aは、送信先にカメラノ
ード30を示す“カメラ”、要求元に操作卓処理装置2
0を示す“操作卓”、要求種別に“問合せ”、情報種別
に“ノード状態”が設定され、問合せ要求の場合の指示
内容は省略してもよい。
【0067】モニタノード18に対して、バッファ使用
量を問合せる電文1400−Bは、送信先にモニタノー
ド18を示す“モニタ”、要求元に“操作卓”、要求種
別に“問合せ”、情報種別に“バッファ使用”が設定さ
れる。
【0068】カメラノード30に対してAPの停止を要
求する電文1400−Cは、送信先に“カメラ”、要求
元に“操作卓”、要求種別として制御要求であることを
示す“制御”、情報種別としてAPの動作を停止するこ
とを示す“AP停止”、指示内容には、カメラ40から
の受信処理APを停止することを示す“カメラ受信停
止”が設定される。また、カメラノード30に対して送
信規制を要求する電文1400−Dは、情報種別として
送信処理の送信周期を変更することを示す“送信周
期”、指示内容として、例えば送信間隔を20msとし
たい場合、“20ms”が設定される。
【0069】モニタノード18に対して、バッファ数の
拡張を要求する電文1400−Eは、送信先に“モニ
タ”、要求元に“操作卓”、要求種別に“制御”、情報
種別として受信バッファ拡張を示す“受信拡張”、指示
内容には、例えば、受信バッファを5エントリ拡張した
い場合、“5エントリ”が設定される。
【0070】図15に、帯域管理エージェントモジュー
ルから帯域管理マネジャモジュールに要求する電文の一
例を示す。ここでの要求電文は結果通知で、電文の構成
1500は通知先1501、送信元1502、要求種別
1503、情報種別1504、応答結果1505によっ
て構成される。
【0071】カメラノード30から、要求元である操作
卓処理装置20に対してノード状態問合せへの結果を通
知する電文1500−Aは、通知先に“操作卓”、送信
元に“カメラ”、要求種別に“結果通知”、情報種別に
“ノード状態”、応答結果として“CPU負荷状況及び
AP稼動状態”を設定する。CPU負荷状況やAP稼動
状態はノード毎に取得され、CPU稼動状態テーブル1
541やプロセス稼動状態テーブル1542に、後述の
ように管理されている。
【0072】バッファ使用率問合せの結果を通知する電
文1500−Bは、通知先に“操作卓”、送信元に“モ
ニタ”、要求種別に“結果通知”、情報種別に“バッフ
ァ使用”、応答結果として、例えば、バッファ使用率
“90%”を設定する。
【0073】また、AP停止要求の結果を通知する電文
1500−Cは、情報種別として“AP停止”、応答結
果として“カメラ受信プログラム停止”を設定する。ま
た、送信規制の結果を通知する電文1500−Dは、情
報種別として“送信抑止”、応答結果として、例えば送
信間隔を20msに変更した場合、“20ms”を設定
する。また、受信バッファの拡張結果を通知する電文1
500−Eは、情報種別として“受信拡張”、応答結果
として、例えば受信バッファのエントリ数を5エントリ
追加した場合、“現エントリ+5エントリ”を設定す
る。
【0074】次に、操作卓処理装置20から問合せるC
PU負荷状況について説明する。CPU負荷状況は、各
ノードの一定時間間隔のCPU使用率(システム負荷
(Svs)、I/O負荷(Io)、ユーザ負荷(Us
r)、CPU待時間(idle))等の情報を、各ノー
ドの帯域管理エージェントモジュールがシステムを立ち
上げ時から決められた周期で取得し、操作卓処理装置2
0からの要求により送信している。操作卓処理装置20
は受信したCPU負荷状況を、帯域情報テーブル154
のCPU稼動状態テーブル1541で管理している。
【0075】図16はCPU稼働状態テーブルの構成を
示す。CPU稼働状態テーブル1541は、ノード毎に
管理され、CPUの稼働状態として、時刻、CPU使用
率(usr/sys/IO待/idle)、バッファI
O回数(DISK/バッファ/物理)、ディスクIO回
数、システムコール回数、スワップイン回数、スワップ
アウト回数、スイッチ回数、メモリ残ページ数、ディス
ク残ブロック数を時系列に管理している。
【0076】操作卓処理装置20は送信ノードからのデ
ータに異常がある場合、送信ノードに対してCPU稼動
状態テーブル1541の全内容を、例えば、電文140
0−Aで要求し、結果通知電文1500−Aで取得す
る。そのCPU使用率と、しきい値判定テーブル154
4のCPU使用率を比較し、当該ノードのCPU使用率
がしきい値を越えているか判定する。
【0077】例えば、CPU稼働状態テーブル1541
で、システム時刻01:00:30の時点から負荷が急上昇し、
時刻01:00:50には使用率の総和が100%に、CPU待
時間(idle)が0%に達している。このように、C
PU稼動状態がしきい値を超える異常を示している場合
は、更に、電文1400−Aと結果通知電文1500−
Aにより、プログラム稼動状態テーブル1542の取得
を行い、特に、実行時間、種別に重点を置いたプログラ
ムの稼働状態判定(処理s203)を行っている。
【0078】図17はバッファ状態テーブルの構成を示
す。バッファ状態テーブル1542は、ネットワーク1
0に接続されている操作卓制御装置20や各ノード装置
毎に、送信及び受信のバッファ単位に管理され、エント
リ、サイズ、使用率を管理している。
【0079】操作卓制御装置20は、送信ノードからの
データにデータ集中がある場合、受信ノードに対してバ
ッファ状態を要求電文1400−Bで問合せ、結果通知
電文1500−Bで取得する。そのバッファ使用率と、
バッファ毎に設定されているしきい値判定テーブル15
44の使用率を比較し、当該バッファの使用率がしきい
値を超えているか判定する。超えていれば、例えば、電
文1400−Eでバッファ拡張を指示する。指示された
ノード側は、バッファ拡張の結果を電文1500−Eで
通知する。
【0080】図18はプログラム稼働状態テーブルの構
成を示す。プログラム稼働状態は、操作卓処理装置20
からの要求に応じて送信し、プログラム稼働状態テーブ
ル1542にノード装置単位に管理されている。テーブ
ルの内容としては、プログラム略称、プロセスID、優
先度、リラン状態(リラン数/MAX数/リラン打
切)、プログラム稼働開始時刻、実行時間、プロセス状
態、プログラムサイズ、プログラム種別で構成してい
る。
【0081】プログラムの稼働状態判定で、プログラム
の開始時刻、実行時間、優先度、種類(オンライン/バ
ッチ/テスト/メンテナンス)、リラン回数、プロセス
状態(プロセス関連フラグにより起動待ち、実行中、休
止中、停止中など)等を監視し、しきい値判定テーブル
1544のAP実行時間を超え、実行時間が異常に長い
プログラムを判定すると、当該プログラムの種別を判定
し、プログラムの一時停止及びプログラムの強制停止を
実施する。
【0082】プログラムを強制停止する条件としては、
オンライン業務に影響のないバッチ処理(種別:BA
T)、テスト処理(種別:TST)またはメンテナンス
処理(種別:MNT)とする。一方、オンライン業務に影
響を及ぼすプログラム(種別:ONL)は操作卓処理装
置20に対して異常を通知し、操作員の判断を促す。ま
た、実行時間に問題がない場合はリラン状態を監視す
る。例えば、リランアウトしている場合(図17のプロ
グラム略称taa0001mの*印)、操作卓処理装置
20の出力装置14に対してプログラム異常検知のアラ
ーム(××ノード、プログラム名:taa0001m、
リラン打ち切り)通知し、操作員の判断を促す。
【0083】図19はしきい値判定テーブルの構成を示
す。しきい値判定テーブル1544は、ネットワーク1
0に接続されている各ノード毎に、各種条件の判定の基
準となるCPU負荷(使用率、継続時間)、AP実行時
間、バッファ使用率(MAX,MIN)及びネットワー
ク応答時間について管理している。これらのしきい値
は、操作卓処理装置20のキーボード22から入力する
ことにより任意に変更が可能である。
【0084】図20に各ノード間でのデータの基本的な
流れを示す。カメラノード30及びセンサノード50か
ら送信されるデータ及びは、モニタノード18で表
示される。操作卓処理装置20では、これらネットワー
ク上を流れるデータのすべてをキャプチャしている。
【0085】キャプチャデータにおいて、カメラノード
30からの送信データの遅延を検出すると、操作卓処
理装置20はデータ送信元であるカメラノード30に対
してCPU稼働状態、プログラム稼働状態の取得依頼を
し、応答として、CPU稼働状態、プログラム稼働状
態を入手する。取得した稼動状態をあらかじめ設定さ
れているしきい値等によりチェックし、プログラムルー
プ(プログラムがCPUを占有したまま抜けられない状
態)と判断した場合、送信元であるカメラノード30
に対してプログラムの一時停止もしくは、強制停止を指
示する。
【0086】次に、センサノード50からモニタノード
18に対してセンサ検知データ送信中、データ集中を
検出すると、操作卓処理装置20はデータの送信先で
あるモニタノード18に対して、一時的に受信バッファ
増加を指示する。これとともに、データ送信元のセンサ
ノード50に対して、モニタノード18に対するデータ
の送信規制を指示する。
【0087】以上、本実施形態によれば、ネットワーク
を介して送受信する通信システムにおける各ノードのQ
OS制御を、操作卓処理装置20の帯域管理マネジャ1
60主導で実現できる。さらに、モニタノード16の通
信品質観測モジュール182で取得した統計情報を基に
各ノードが学習し、時間帯ごとの送受信変化に応じたス
ケジュール送信、つまり、最適なスケジュール管理を実
現することもできる。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークを介して
送受信する通信システムにおいて、ノード側に起因する
通信データ異常に対し、アプリケーションプログラムの
動作状態を含むノード状態を判定して、送信ノードの状
態制御(送信抑制や停止)や受信ノードの状態制御(バ
ッファ容量変更)を行うので、異常状態を継続すること
なく異常回避や送受信停止が実現でき、QOSを有効に
保障して、システムの信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワークシステムの一実施例を示
す構成図。
【図2】実施例のシステムにおける操作卓処理装置のハ
ード構成を示すブロック図。
【図3】実施例のシステムにおけるモニタノードのハー
ド構成を示すブロック図。
【図4】実施例のシステムにおけるカメラノードのハー
ド構成を示すブロック図。
【図5】実施例のシステムにおけるセンサノードのハー
ド構成を示すブロック図。
【図6】実施例のシステムにおける操作卓処理装置のソ
フト構成を示すブロック図。
【図7】実施例のシステムにおけるモニタノードのソフ
ト構成を示すブロック図。
【図8】実施例のシステムにおけるカメラノードのソフ
ト構成を示すブロック図。
【図9】実施例のシステムにおけるセンサノードのソフ
ト構成を示すブロック図。
【図10】帯域管理マネジャモジュールの全体的な処理
を示すフロー図。
【図11】帯域管理マネジャの送信状態制御処理を示す
フロー図。
【図12】帯域管理マネジャの送受信状態制御処理を示
すフロー図。
【図13】ノード側の帯域エージェントモジュールの処
理を示すフロー図。
【図14】要求電文のデータ構成を示す説明図。
【図15】結果通知電文のデータ構成を示す説明図。
【図16】CPU稼働状態テーブルのデータ構成を示す
説明図。
【図17】バッファ状態テーブルのデータ構成を示す説
明図。
【図18】プログラム稼働状態テーブルのデータ構成を
示す説明図。
【図19】しきい値判定テーブルのデータ構成を示す説
明図。
【図20】通信システムの各装置間のデータ流れを示す
説明図。
【符号の説明】
10…ネットワーク、14…出力装置、16…モニタ、
18…モニタノード、20…操作卓処理装置、22…キ
ーボード、24…マウス、30…カメラノード、40…
カメラ、50…センサノード、60…センサ、112…
ネットワーク接続コントローラ、150…入出力装置制
御ドライバ、152…GUI制御モジュール、158…
受信モジュール、160…帯域管理マネージャモジュー
ル、161…通信品質観測手段、162…バッファ制御
手段、163…AP状態制御手段、164…送信制御手
段、1541…CPU稼働状態テーブル、1542…バ
ッファ状態テーブル、1543…プログラム稼働状態テ
ーブル、1544…しきい値判定テーブル、165…ア
ラーム出力手段、166,168…送信キュー、170
…受信キュー、172…通信管理モジュール、174,
198,200,220…ネットワーク制御ドライバ、
185,215,231…帯域管理エージェントモジュ
ール、218…カメラ制御ドライバ、238…センサ制
御ドライバ、189,219,229…AP(アプリケ
ーションプログラム)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月27日(2000.4.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】この問題に対し、特開平11−27316
では、IPネットワーク上のQCA内のリソースの利
用状況を常時把握しておき、アプリケーションからのリ
ソースの要求に対して所定の優先度に従ってリソース配
分を制御し、QCA内のネットワークの過負荷を防止し
てQOS保障を実現する「ネットワークの通品品質制御
システム」を開示している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】次に、操作卓処理装置20から問合せるC
PU負荷状況について説明する。CPU負荷状況は、各
ノードの一定時間間隔のCPU使用率(システム負荷
Sys)、I/O負荷(Io)、ユーザ負荷(Us
r)、CPU待時間(idle))等の情報を、各ノー
ドの帯域管理エージェントモジュールがシステムを立ち
上げ時から決められた周期で取得し、操作卓処理装置2
0からの要求により送信している。操作卓処理装置20
は受信したCPU負荷状況を、帯域情報テーブル154
のCPU稼動状態テーブル1541で管理している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GB02 JA11 KA12 KD09 MC02 MD06 5K033 AA06 AA07 BA08 CB03 DA01 DB13 DB14 DB16 DB20 EA06 EA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送信または受信を行う複数のノ
    ードが接続されたネットワークシステムの通信方法にお
    いて、 ネットワークを経由するノード間の送信データを監視
    し、ノード側に起因するデータ異常を検知したとき、関
    連ノードのアプリケーションプログラム(以下、APと
    略称)動作状態の正常/異常を判定し、AP動作状態が
    異常の場合に通信サービスの品質(以下、QOSと略
    称)を維持するように該APの実行状態を変更すること
    を特徴とするネットワークシステムの通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記データ異常がデータ遅延で、かつ、前記AP動作状
    態の実行時間が予め設定されている時間しきい値以上の
    場合に、前記AP動作状態を異常と判定することを特徴
    とするネットワークシステムの通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記APの実行状態の変更は、前記関連ノードの送信処
    理を停止または一時中断することを特徴とするネットワ
    ークシステムの通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記データ異常がデータ遅延で、かつ、前記AP動作状
    態にリラン打切りなどがある場合に、前記AP動作状態
    を異常と判定し、その旨をアラーム通知することを特徴
    とするネットワークシステムの通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記データ異常がデータ集中で、かつ、前記関連ノード
    のバッファ使用率が予め設定されている容量しきい値以
    上の場合に、そのバッファ容量を増加することを特徴と
    するネットワークシステムの通信方法。
  6. 【請求項6】 データの送受信を行う複数のノードと、
    ノードの動作状態を管理する操作卓処理装置を接続する
    ネットワークシステムにおいて、 前記操作卓処理装置は、ネットワークに流れるノード間
    の送信データをキャプチャする受信処理モジュールと、 キャプチャした送信データの正常/異常を判定し、デー
    タ異常の場合に関連する送信ノードや受信ノードとのノ
    ード状態を問合せ、関連ノードから返信されるアプリケ
    ーションプログラム(以下、APと略称)の実行時間が
    しきい値を超えている場合に、通信サービスの品質(以
    下、QOSと略称)を維持するように該APの実行状態
    を変更する制御指示を前記関連ノードに対して行う帯域
    管理マネジャモジュールと、 前記しきい値を予め設定しているしきい値テーブルを、
    設けていることを特徴とするネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記ノードは自己の動作状態を監視し、前記帯域管理マ
    ネジャモジュールからの前記問合せまたは前記制御指示
    に対応する帯域管理エージェントモジュールを設けてい
    ることを特徴とするネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを経由してデータの送受信
    を行う複数のノードの動作状態を管理する操作卓処理装
    置の記憶媒体において、 ネットワークからキャプチャした送信データの正常/異
    常を判定し、データ異常の場合に関連する送信ノードや
    受信ノードとのノード状態を問合せ、関連ノードから返
    信されるアプリケーションプログラム(AP)の実行時
    間がしきい値を超えている場合に、通信サービスの品質
    (QOS)を維持するように該APの実行状態を変更す
    る制御指示を前記関連ノードに対して行う帯域管理マネ
    ジャモジュールと、前記しきい値を予め設定するしきい
    値テーブルを記憶していることを特徴とする記憶媒体。
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