JP2001244621A - 半導体装置のリワ−ク方法およびリワ−ク治具 - Google Patents

半導体装置のリワ−ク方法およびリワ−ク治具

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JP2001244621A
JP2001244621A JP2000051218A JP2000051218A JP2001244621A JP 2001244621 A JP2001244621 A JP 2001244621A JP 2000051218 A JP2000051218 A JP 2000051218A JP 2000051218 A JP2000051218 A JP 2000051218A JP 2001244621 A JP2001244621 A JP 2001244621A
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substrate
adhesive plate
auxiliary block
force
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Akira Ouchi
明 大内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板に実装した半導体装置のリワークにおい
て、安全かつ確実にして簡単に引き剥がし、且つ作業性
を向上させることにある。 【解決手段】基板1上に封止樹脂2を介して実装したベ
アチップ3に接着剤4を塗布し、その上に接着プレート
5を張り付ける。しかる後、接着プレート5に接続ピン
7を介して補助ブロック6を取り付けてから接着プレー
ト5,補助ブロック6を覆うように基板1,補助ブロッ
ク6に対して引張台8を固定する。さらに、補助ブロッ
ク6により封止樹脂2を加熱し、引張用ネジ10を回転
させてベアチップ3を基板1より除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板などに固定され
た半導体装置のリワーク方法およびリワーク治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子を用いた電子機器は、
高機能化や軽薄短小化等の要求に応じて、LSIの高密
度化が急速に進んでいる。また、処理速度を上げるため
に配線長を出来るだけ短くすることや、高集積化に伴う
温度上昇を抑えるためにLSI裏面を冷却することも同
時に必要になっている。
【0003】このような要求に対して、LSIの実装形
態は、LSIをフェイスダウンで基板に接続するベアチ
ップのフリップチップ実装が望まれている。特に、この
ようなベアチップ実装においては、ベアチップにバンプ
を形成するとともに、プリント基板表面にはそのバンプ
に対応したパッドが配置されている。これらのバンプと
パッドとの接続は、例えば熱圧着により直接接続した
り、はんだにより接続を行っているもの等がある。さら
に、バンプとパッドとの接続を保護するとともに、温度
変化等の環境下で基板とベアチップの熱膨張差で発生す
る熱応力がバンプとパッドの接続部に作用することを防
ぎ且つ実装信頼性を確保するために、基板とベアチップ
のギャップには封止樹脂が充填されている。
【0004】しかし、このようなベアチップ実装は、試
験後の不具合や改造などによって、一度基板に実装した
ベアチップを基板から取り外し、新しいベアチップと交
換することが必要となる場合がある。このような場合に
は、封止樹脂で固定されたベアチップを、安全かつ確実
に取り外し、しかもベアチップを搭載する基板表面に封
止樹脂が残留すること無く、再実装可能な状態にするこ
とが望まれる。
【0005】従来、このような要求に対しては、例えば
特開平6−005664号公報にもあるように、所定の
温度に加熱されるヒ−トカッタによって、封止樹脂のフ
ィレット部を切削除去し、ベアチップを回動ハンドによ
って挟持すると共にベアチップを所定の温度に加熱し、
ベアチップの中央部を中心として回動ハンドを回動する
ことにより、ベアチップと封止樹脂との境界面を剥離
し、さらに基板に残留した封止樹脂を研削カッタによっ
て研削することで除去する方法が採用されている。
【0006】また、従来の別の方法としては、例えば特
開平5−109838号公報にもあるように、基板上に
実装されたベアチップの背面に熱硬化性接着剤をヒ−ト
スティックを当接させた状態で加熱接着すると同時に、
封止樹脂を加熱劣化させることにより、ベアチップと基
板を引き剥がす方法がある。この方法は、基板に封止樹
脂が残留した場合、これを除去するために残留した封止
樹脂の上に熱硬化性接着剤が塗布された剥離用板を当接
させて硬化させ、剥離用板とヒ−トスティックを少なく
とも剥離力より強い力で吸引し、さらに加熱してから、
これを引き剥がすことで基板上に残留した封止樹脂を除
去するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
装置のリワーク方法およびリワーク治具は、前者の方法
あるいは治具にあっては、第1に回動ハンドの爪部によ
ってベアチップを挟持し、加熱後にベアチップの中央部
を中心として回動ハンドを回動させる際、ベアチップ端
面角部に剥離抵抗力が集中するため、ベアチップが欠け
てしまい、ベアチップを完全に剥離することが出来ない
という問題がある。この問題は、ベアチップのサイズが
大きく、封止樹脂とベアチップの接着面積が大きい場合
や、ベアチップが薄型化し、ベアチップ自身の強度が弱
い場合に顕著になる。
【0008】また、前者の方法あるいは治具は、第2に
基板に残留した封止樹脂を研削カッタによって研削する
ことで除去する場合、非常に精密な加工精度が必要にな
るため、簡単な装置では実現が困難であるとともに、場
合によっては基板表面を損傷してしまい、再実装不可能
になってしまうという問題がある。
【0009】さらに、前者の方法あるいは治具は、第3
にベアチップの中央部を中心として回動ハンドを回動さ
せる際、基板を少なくともベアチップの剥離抵抗力より
強い力で保持しておかなければならないために作業性が
悪いという問題がある。
【0010】一方、後者の方法あるいは治具にあって
は、第1にベアチップと基板を所定の温度に加熱し剥離
させる際、少なくともベアチップの剥離抵抗力より強い
力で基板を保持すると共に、ベアチップに当接したヒ−
トシンクなどをベアチップの剥離抵抗力よりも強い力で
引き上げなければならず、作業性が悪くなるという問題
点がある。
【0011】また、後者においては、第2にベアチップ
と基板を引き剥がした後、基板上にわずかに封止樹脂が
残留した場合、さらに熱硬化性接着剤が塗布された剥離
用板を当接させると、基板表面と熱硬化性接着剤が直接
当接される箇所が大部分となり、これを引き剥がす際、
剥離抵抗が大きくなるばかりでなく、基板表面を損傷さ
せてしまうという問題がある。
【0012】さらに、後者においては、第3に基板上に
実装されたベアチップの背面に熱硬化性接着剤を介して
直接ヒ−トスティックを当接させるため、連続したリワ
−ク作業が必要な場合、その都度ヒ−トスティックに貼
りついたベアチップ及び熱硬化性接着剤を除去するか、
または複数個のヒ−トスティックを準備しなければなら
ならず、やはり作業性が劣るという問題がある。
【0013】本発明の目的は、このような従来の問題を
解決することにあり、安全かつ確実にして簡単にベアチ
ップを基板から引き剥がすことができ且つ引き剥がす際
にも動力等を使用せずに容易に実施できるようにすると
ともに、ベアチップを基板から引き剥がす際に、作業性
を向上させることのできる半導体装置のリワーク方法お
よびリワーク治具を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置のリ
ワーク方法は、基板に封止樹脂を介して実装された半導
体装置に接着プレートを固定する工程と、前記基板を引
張台で押さえるかもしくは固定台に固定する工程と、前
記接着プレートに引張力または回転力または煽り力また
はそれらの複合力を与えて前記半導体装置を前記基板よ
り引き剥す工程とを含んで構成される。
【0015】また、前記半導体装置に前記接着プレート
を固定する工程は、接着剤を用いて固定する。
【0016】また、前記半導体装置に前記接着プレート
を固定する工程は、前記半導体装置を吸引する吸引穴を
底面に形成した前記接着プレートを前記半導体装置の上
面に密着させ、吸引装置により前記半導体装置を吸引し
ながら固定する。
【0017】また、前記半導体装置に前記接着プレート
を固定する工程の後に、前記接着プレートに補助ブロッ
クを固定する工程を付加し、前記補助ブロックを通して
前記接着プレートに引張力または回転力または煽り力ま
たはそれらの複合力を与えるように形成される。
【0018】また、前記半導体装置を前記基板より引き
剥す工程は、前記半導体装置を加熱して引き剥す。
【0019】また、前記半導体装置を前記基板より引き
剥す工程は、前記接着プレートまたは前記補助ブロック
に備えた加熱手段により、前記半導体装置を加熱する。
【0020】また、前記半導体装置を前記基板より引き
剥す工程は、前記基板をヒータステージに載せるかもし
くは加熱手段を備えた固定台に載せることにより、前記
半導体装置を加熱する。
【0021】また、前記接着プレートに補助ブロックを
固定する工程は、前記接着プレート上部と前記補助ブロ
ック底部に互いに嵌合する溝または突起を備え、これら
溝または突起を嵌合させることにより、前記接着プレー
トと前記補助ブロックを固定する。
【0022】また、前記接着プレートに補助ブロックを
固定する工程は、接続ピンにより固定する。
【0023】また、本発明の半導体装置のリワーク方法
は、半導体装置を基板より除去した後、前記基板上に残
存する封止樹脂に対し、回転ブラシとエアー吸入筒を備
えたクリーニング装置で除去するクリニング工程を実施
して構成される。
【0024】また、本発明の半導体装置のリワーク治具
は、基板に封止樹脂を介して実装された半導体装置に固
定する接着プレートと、前記基板に対して固定され且つ
前記接着プレートを引張る引張台とを有し、加熱して前
記引張台により前記接着プレートを引き上げることによ
り前記半導体装置を前記基板より引き剥すように構成さ
れる。
【0025】また、本発明の半導体装置のリワーク治具
は、基板に封止樹脂を介して実装された半導体装置に固
定する接着プレートと、前記接着プレートに固定する補
助ブロックと、前記基板に対して固定され且つ前記補助
ブロックを引張る引張台とを有し、加熱して前記引張台
により前記補助ブロックを引き上げることにより前記半
導体装置を前記基板より引き剥すように構成される。
【0026】また、前記引張台は、前記半導体装置に固
定した前記接着プレートまたは前記接着プレートに固定
した前記補助ブロックを前記半導体装置の中心からずら
せた位置で引き上げる引き上げ機構を備え、前記半導体
装置に対して引張力とともに煽り力を与えるように形成
される。
【0027】また、前記補助ブロックは、上面に引張ネ
ジを挿入するための切欠き部と、前記切欠き部の下に前
記引張ネジの先端に形成したストッパを固定するための
開口部とを形成し、前記引張台は、前記引張ネジに対応
したネジ穴を形成するとともに前記引張ネジを組み込
み、前記補助ブロックに前記引張台を備え付け、前記引
張ネジを引き上げることにより、前記半導体装置に引張
力,煽り力の少なくともいずれかを与え且つその反力に
より前記引張台が前記基板を押さえつけるように形成さ
れる。
【0028】また、本発明の半導体装置のリワーク治具
は、半導体装置を封止樹脂で実装した基板を固定するた
めの固定台と、前記半導体装置に固定した接着プレート
とを有し、加熱して前記接着プレートに回転力または煽
り力を与え、前記基板より前記半導体装置を引き剥すよ
うに構成される。
【0029】また、本発明の半導体装置のリワーク治具
は、半導体装置を封止樹脂で実装した基板を固定するた
めの固定台と、前記半導体装置に固定した接着プレート
と、前記接着プレートに固定した補助ブロックとを有
し、加熱して前記補助ブロックに回転力または煽り力を
与え、前記基板より前記半導体装置を引き剥すように構
成される。
【0030】また、本発明の半導体装置のリワーク治具
は、半導体装置を封止樹脂で実装した基板を固定するた
めの固定台と、前記半導体装置を吸引する吸引穴を底面
に形成した接着プレートとを有し、前記接着プレートを
前記半導体装置の上面に密着させ、吸引装置により前記
半導体装置を吸引しながら前記半導体装置と前記接着プ
レートを固定させ、前記接着プレートに回転力または煽
り力を与えるとともに、加熱して前記基板より前記半導
体装置を引き剥すように構成される。
【0031】また、前記接着プレートまたは前記補助ブ
ロックは、前記基板に前記半導体装置を実装するための
封止樹脂を加熱する加熱手段を備えて形成される。
【0032】また、前記接着プレートと前記補助ブロッ
クは、前記接着プレートの上部と前記補助ブロックの底
部を嵌合させる溝および突起を形成している。
【0033】また、前記接着プレートと前記補助ブロッ
クは、接続ピンにより固定するように形成される。
【0034】また、前記リワーク治具は、前記半導体装
置を前記基板より除去した際に前記基板上に残存する前
記封止樹脂を除去するための回転ブラシとエアー吸入筒
を備えたクリーニング装置を有して形成される。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0036】本発明は半導体装置のベアチップ又はCS
P(チップ・サイズ・パッケージ),BGA(ボール・
グリッド・アレイ)等のリワ−ク方法およびリワーク治
具を実現するものであり、基板上に封止樹脂で固定され
たベアチップを簡単な装置で安全かつ確実に取り外し、
さらにベアチップを再搭載する基板表面に封止樹脂が残
留すること無く再実装可能な状態にすることである。
【0037】そのために、ベアチップの背面に接着剤に
より固定された接着プレ−トと、これに接続するヒ−タ
ブロックなどの補助ブロックと、これらを引張るための
引張用ネジを備えた引張台とを有し、引張用ネジのスト
ッパ−を補助ブロックの開口部に挿入させた後、補助ブ
ロックを所定の温度まで加熱し、封止樹脂の密着強度を
低下させ、引張用ネジをレンチ等で回転させることによ
り、引張用ネジの引上力を利用して基板からベアチップ
を取り外す。ついで、基板上に残留した封止樹脂は、回
転ブラシおよびエア−吸引筒を有したクリーニング装置
により吸引して除去することにより基板を再実装可能な
状態にする。
【0038】図1(a)〜(b)はそれぞれ本発明の半
導体装置のリワ−ク方法の第1の実施の形態を説明する
ための工程順に示した半導体装置およびリワーク治具等
の断面図である。図1(a)に示すように、本実施の形
態は、半導体装置としてのベアチップ3が基板1上にが
封止樹脂2により固定されており、かかるベアチップ3
を基板1から基板1を傷めることなくリワークすること
にある。
【0039】まず、図1(b)に示すように、ベアチッ
プ3の背面に接着剤4を塗布し、その上から突起部5a
および接続ピンを通すための穴5bを形成した接着プレ
−ト5を固定する。この時、リワ−クの対象となるベア
チップ3が複数個ある場合は、その数と同数の接着プレ
−ト5を用意し固定することにより、連続的にリワ−ク
作業を行うことが出来る。
【0040】ついで、図1(c)に示すように、接着剤
4が十分硬化した後、補助ブロック6を接着プレ−ト5
上に搭載し固定する。この補助ブロック6は、底部に接
着プレ−ト5の突起部5aと嵌合するための溝が形成さ
れ、しかも接着プレ−ト5の穴5bに対応した位置に接
続ピン7を通すための溝を形成している。これら接着プ
レ−ト5および補助ブロック6の両方の穴に接続ピン7
を挿入することにより、接着プレ−ト5と補助ブロック
6は固定される。また、補助ブロック6の上部には、後
述する引張用ネジを挿入するための切欠き部6bとネジ
先端のストッパを係止するための開口部6aが形成され
ている。
【0041】図2は図1に続く工程を説明するための半
導体装置およびリワーク治具等の断面図である。図2に
示すように、補助ブロック6を固定した後は、この補助
ブロック6を覆うように、引張用ネジ10がネジ穴8a
に組み込まれた引張台8を備え付ける。この引張台8
は、クッション材9を介して基板1に据付けられるとと
もに、上部中央に配置された引張用ネジ10を補助ブロ
ック6の切欠き部6bに、またストッパ−10aを補助
ブロック6の開口部6aに収まるように滑り込ませる。
この引張台8を備え付ける位置は、ベアチップ3が比較
的小さいときには、引張用ネジ10がベアチップ3の中
心の延長線上が良い。
【0042】この引張台8を備え付けた後、補助ブロッ
ク6を加熱することにより、接着プレ−ト5,接着剤
4,ベアチップ3を介して基板1や他部品に悪影響を及
ぼさない範囲で封止樹脂2を昇温させ、封止樹脂2の接
着力を低下させることで剥離抵抗を低下させる。なお、
ベアチップ3と基板1がはんだ接続されている場合は、
このはんだが溶融する温度まで封止樹脂2を昇温させ
る。
【0043】また、封止樹脂2を昇温させる別の方法と
して、ヒータステージまたはヒータが内蔵された固定台
19上に基板1を置き、基板1や他部品に悪影響を及ぼ
さない範囲で基板1を底面から加熱することも可能であ
る。勿論、接着プレート5の加熱と基板1の底面からの
加熱を併用するようにしても良い。
【0044】かかる封止樹脂2が所定の温度に達した
ら、引張用ネジ10にレンチ11を取り付け、補助ブロ
ック6を引き上げる方向にレンチ11を回すことで、引
き上げ力を発生させ、ベアチップ3と基板1を引き剥が
す。なお、接着プレ−ト5に貼り付いている接着剤4及
びベアチップ3は溶剤を用いたり、機械的に切削除去す
ることにより、接着プレ−ト5を再使用できる。
【0045】ここで、上述した手順により基板1とベア
チップ3を引き剥がした際、基板1側界面から封止樹脂
2がきれいに剥離すれば以降の作業は必要ないが、大部
分の封止樹脂2が基板1に残った場合は、熱風を直接当
てるか、または基板1側から加熱し、基板1の表面を傷
つけないように竹へら等の部材で封止樹脂2を削ぎ落と
す。この際、溶剤を残った封止樹脂2に滴下して封止樹
脂2を膨潤させ、密着力を低下させることも有効であ
る。この場合の溶剤は、ジメチルホルムアミドなどが良
く、この溶剤を用いた場合の加熱温度は100から12
0℃程度が良い。また、別の方法としては、残った封止
樹脂2に接着剤4を直接塗布し、以降ベアチップ3を剥
離させる方法と同様の手順により、封止樹脂2を基板1
から引き剥がすことができる。
【0046】図3は図1および図2における接着プレー
トと補助ブロックの斜視図である。図3に示すように、
接着プレート5と補助ブロック6は、上述したように、
接着プレート5の突起5aと補助ブロック6の底部中央
に形成した溝を嵌合させ、接続ピン7により固定する。
また、補助ブロック6の上部には、引張台8の引張用ネ
ジ10を挿入する切欠き部6bが形成され、前述したス
トッパ10aもここから挿入される。なお、補助ブロッ
ク6の開口部6bについては、図示省略しているが、こ
の開口部6bは切欠き部6bに続き、切欠き部6bより
も大きく且つストッパ10aの大きさに応じて形成され
る。
【0047】以下、本発明の実施例について、より具体
的に説明する。
【0048】前述した図2において、接着プレ−ト5
は、ベアチップ3の背面のほぼ全面に少なくとも封止樹
脂2より接着強度の優れた接着剤4を塗布することによ
り、固定されている。この接着プレ−ト5は、熱伝導率
の良いアルミ合金等の金属が望ましく、また接着剤4と
の接着面はベアチップ3の背面面積と同程度、あるいは
それ以上の面積を有すると共に、接着剤4との接着強度
を向上させるために、例えば表面を粗化する等の処理が
施されている。かかる接着剤4は少なくとも封止樹脂2
より強い接着力が必要であり、材質としては2液性のエ
ポキシ樹脂等が適している。
【0049】一方、接着面の反対側の面には補助ブロッ
ク6と接続するために必要な凸状の突起部5aが設けら
れており、しかもこの突起部5aの中央には接続ピン7
を挿入するための穴5bが設けられている。この接着プ
レ−ト5は、補助ブロック6と接続ピン7により接続さ
れるが、補助タブロック6には接着プレ−ト5の突起部
5aが挿入可能な溝が設けられ、さらに接続ピン7を挿
入するための穴も設けられている。さらに、補助ブロッ
ク6の上部は、開口部6a及び切欠き部6bが設けられ
るが、この開口部6aは少なくとも引張用ネジ10のス
トッパ−10aの幅よりも大きく形成される。また、切
欠き部6bの幅は引張用ネジ10のストッパ−10aよ
り小さく且つ引張用ネジ10のネジ径より大きくなって
いる。
【0050】上述した補助ブロック6には、ヒ−タ及び
熱電対(図示省略)が埋め込まれており、温度制御可能
となっている。また、引張台8は上部に引張用ネジ10
が取り付けられるネジ穴8aが開いており、このネジ穴
8aは引張用ネジ10のおねじに対応する径のめねじと
なっている。さらに、引張台8が基板1と接触する底面
部には、ベアチップを剥離させる際に剥離抵抗力がかか
るため、この力を緩和し基板表面を保護するためのクッ
ション材9が設けられている。このクッション材9の材
質は少なくとも250℃以上の耐熱性を有する必要があ
り、例えばポリイミド樹脂等が適している。また、引張
台8上部のネジ穴8aには引張用ネジ10が取り付けら
れており、引張用ネジ10の下部には補助ブロック6を
引き上げるために必要なストッパ−10aが取り付けら
れている。このストッパ−10aは引張用ネジ10を回
して、ベアチップ3を剥離させる際に外れないようにす
るため、ボルトを2重にして接着剤等で固定したり、溶
接するなどして取り付けることが出来る。この引張用ネ
ジ10の上部には、六角または四角の窪みがあり、この
窪みにレンチ11をはめ込み、レンチ11を手で回す構
造になっている。
【0051】図4は図1および図2における第1の実施
の形態の一変形例を説明するリワーク治具の断面図であ
る。図4に示すように、かかるリワーク治具は、ベアチ
ップ3が大きく、このために剥離抵抗が大きくなるとき
に用いられる。この場合、ベアチップ3の端辺付近の延
長線上に引張用ネジ10を配置することにより、端辺付
近に集中的に引張力を与え、少ない引張力でベアチップ
3を引き剥がすことを実現するものである。なお、図1
および図2における部材と同一の番号は、同様の機能を
果たす。
【0052】図5は図1および図2における第1の実施
の形態の他の変形例を説明するリワーク治具の断面図で
ある。図5に示すように、このリワーク治具は、接着プ
レート5や補助ブロック6を配置するスペースを十分取
ることのできる場合に用いられる。すなわち、接着プレ
−ト5及び補助ブロック6をベアチップ3より長くし、
ベアチップ3の投影面積の延長上から外れた箇所に引張
用ネジ10を配置し、少ない引張力でベアチップ3を引
き剥がすものである。この場合も、図1および図2にお
ける部材と同一の番号は、同様の機能を果たす。
【0053】図6は図2に続く工程を説明するためのク
リーニング装置の断面図である。図6に示すように、図
2におけるベアチップの剥離工程の終了後、基板1側に
封止樹脂2がわずかに残った場合は、クリーニング工程
を実施し、リワーク治具としてのクリ−ニング装置を用
いて不要な封止樹脂2を除去する。このクリーニング装
置は、駆動体本体13の底面中央に備えつけた回転ブラ
シ12と、その周囲に配置したエアー吸入筒14とを有
し、エアー吸入筒14は駆動部本体13の付け根近傍に
エアー吸入管15を接続され、6kg/cm2程度のエ
ア−圧力を有するエアー吸引装置16によってエアーを
吸引される。また、駆動部本体13は駆動部制御装置1
7によって制御される。なお、回転ブラシ12の材質は
基板1を傷つけることなく、基板表面に微量に残った封
止樹脂2のみを取り除く必要があり、耐熱性も要求され
る。
【0054】かかるクリーニング工程において、回転ブ
ラシ12は左右(矢印方向)に動かしながら、一分間あ
たり10000から15000回転で回転させ、基板1
上に残った封止樹脂2に回転ブラシ12の先端を押し付
けて除去する。同時に、エア−吸入筒14から吸引され
る空気と共に、基板1上から除去された封止樹脂2の破
片を吸引することにより、一度基板1から除去された封
止樹脂2が、基板1に再付着することを防止する。ま
た、封止樹脂2が取れにくい場合は、溶剤を残った封止
樹脂2に滴下して膨潤させ、密着力を低下させた後にク
リ−ニング工程を行うようにしても良い。これにより、
基板1の表面を再実装可能な状態にすることが可能にな
る。
【0055】図7は本発明の半導体装置のリワ−ク方法
の第2の実施の形態を説明するための半導体装置および
リワーク治具等の断面図である。図7に示すように、本
実施の形態は、基板1に封止樹脂2によって固定された
ベアチップ3を取り外すにあたり、接着剤4を介してベ
アチップ3の背面に接着プレート5を貼り付け、突起部
5aに接続ピン7を用いて補助ブロック6を取り付ける
点では、前述した第1の実施の形態と同様であるが、基
板1の側面を固定することができる突起19aを形成し
た固定台19を用いる点および補助ブロック6の上方よ
り回転ハンドル18を取り付け、回転力によりベアチッ
プ3をリワークする点が相違している。
【0056】すなわち、固定台19に基板1をセット
し、接着プレ−ト5に補助ブロック6を取り付け、所定
温度まで昇温させた後、補助ブロック6に回転ハンドル
18を取り付け、これを矢印のように回すことにより、
ベアチップ3と基板1を剥離させるものである。
【0057】なお、この際、固定台19にもヒ−タをセ
ットし、可能な範囲で基板1を加熱することもできる。
【0058】図8は本発明の半導体装置のリワ−ク方法
の第3の実施の形態を説明するための半導体装置および
リワーク治具等の断面図である。図8に示すように、本
実施の形態は、基板1を固定することのできる突起19
aを設けた固定台19に基板1をスライドさせてセット
する。この場合、ベアチップ3の背面と相対する接着プ
レ−ト5の底面には、穴5cが形成されている。この穴
5cは吸引管21を介して吸引装置22に接続されてお
り、ベアチップ3の背面と接着プレ−ト5を吸引して密
着させる構造としている。この時、接着プレ−ト5とベ
アチップ3を直接吸引することが望ましく、その際は接
着プレ−ト5にヒ−タ及び熱電対を埋め込み、ベアチッ
プ3を昇温させる。
【0059】しかしながら、ベアチップ3に反り等が発
生していると吸引が困難な為、接着プレ−ト5の底面周
囲には反りを吸収可能なシ−ル材20を取り付けること
により、ベアチップ3と接着プレ−ト5の吸引を可能に
している。この場合のベアチップ3の昇温方法は、例え
ば熱風を直接当てるなどの手段でもよい。
【0060】かかるベアチップ3を吸引及び昇温させた
後は、接着プレ−ト5の上部の穴にロッド23を挿入
し、矢印の方向にロッド23を倒し、ベアチップ3に煽
り力を与えることにより、基板1から取り外す方法であ
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置のリワ−ク方法およびリワーク治具は、安全かつ確実
にして簡単にベアチップを基板から引き剥がすことがで
きるだけでなく、引き剥がす際にも動力等を使用せずに
容易に実施できるという効果がある。
【0062】また、本発明は、ベアチップを基板から引
き剥がす際に、基板を押さえつける必要がないため、作
業性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置のリワ−ク方法の第1の実
施の形態を説明するための工程順に示した半導体装置お
よびリワーク治具等の断面図である。
【図2】図1に続く工程を説明するための半導体装置お
よびリワーク治具等の断面図である。
【図3】図1および図2における接着プレートと補助ブ
ロックの斜視図である。
【図4】図1および図2における第1の実施の形態の一
変形例を説明するリワーク治具の断面図である。
【図5】図1および図2における第1の実施の形態の他
の変形例を説明するリワーク治具の断面図である。
【図6】図2に続く工程を説明するためのクリーニング
装置の断面図である。
【図7】本発明の半導体装置のリワ−ク方法の第2の実
施の形態を説明するための半導体装置およびリワーク治
具等の断面図である。
【図8】本発明の半導体装置のリワ−ク方法の第3の実
施の形態を説明するための半導体装置およびリワーク治
具等の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 封止樹脂 3 ベアチップ 4 接着剤 5 接着プレート 5a 突起部 5b,5c 穴 6 補助ブロック(ヒータブロック) 6a 開口部 6b 切欠き部 7 接続ピン 8 引張台 9 クッション材 10 引張用ネジ 10a ストッパ 11 レンチ 12 回転ブラシ 13 駆動部本体 14 エアー吸入筒 15 エアー吸管 16 エアー吸引装置 17 駆動部制御装置 18 回転ハンドル 19 固定台 19a 突起 20 シール材 21 吸引管 22 吸引装置 23 ロッド

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に封止樹脂を介して実装された半導
    体装置に接着プレートを固定する工程と、前記基板を引
    張台で押さえるかもしくは固定台に固定する工程と、前
    記接着プレートに引張力または回転力または煽り力また
    はそれらの複合力を与えて前記半導体装置を前記基板よ
    り引き剥す工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
    リワーク方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体装置に前記接着プレートを固
    定する工程は、接着剤を用いて固定する請求項1記載の
    半導体装置のリワーク方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体装置に前記接着プレートを固
    定する工程は、前記半導体装置を吸引する吸引穴を底面
    に形成した前記接着プレートを前記半導体装置の上面に
    密着させ、吸引装置により前記半導体装置を吸引しなが
    ら固定する請求項1記載の半導体装置のリワーク方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体装置に前記接着プレートを固
    定する工程の後に、前記接着プレートに補助ブロックを
    固定する工程を付加し、前記補助ブロックを通して前記
    接着プレートに引張力または回転力または煽り力または
    それらの複合力を与える請求項1または請求項2記載の
    半導体装置のリワーク方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体装置を前記基板より引き剥す
    工程は、前記半導体装置を加熱して引き剥す請求項1記
    載の半導体装置のリワーク方法。
  6. 【請求項6】 前記半導体装置を前記基板より引き剥す
    工程は、前記接着プレートまたは前記補助ブロックに備
    えた加熱手段により、前記半導体装置を加熱する請求項
    1または請求項5記載の半導体装置のリワーク方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体装置を前記基板より引き剥す
    工程は、前記基板をヒータステージに載せるかもしくは
    加熱手段を備えた固定台に載せることにより、前記半導
    体装置を加熱する請求項1または請求項5または請求項
    6記載の半導体装置のリワーク方法。
  8. 【請求項8】 前記接着プレートに補助ブロックを固定
    する工程は、前記接着プレート上部と前記補助ブロック
    底部に互いに嵌合する溝または突起を備え、これら溝ま
    たは突起を嵌合させることにより、前記接着プレートと
    前記補助ブロックを固定する請求項4記載の半導体装置
    のリワーク方法。
  9. 【請求項9】 前記接着プレートに補助ブロックを固定
    する工程は、接続ピンにより固定する請求項8記載の半
    導体装置のリワーク方法。
  10. 【請求項10】 半導体装置を基板より除去した後、前
    記基板上に残存する封止樹脂に対し、回転ブラシとエア
    ー吸入筒を備えたクリーニング装置で除去するクリニン
    グ工程を実施することを特徴とする半導体装置のリワー
    ク方法。
  11. 【請求項11】 基板に封止樹脂を介して実装された半
    導体装置に固定する接着プレートと、前記基板に対して
    固定され且つ前記接着プレートを引張る引張台とを有
    し、加熱して前記引張台により前記接着プレートを引き
    上げることにより前記半導体装置を前記基板より引き剥
    すことを特徴とする半導体装置のリワ−ク治具。
  12. 【請求項12】 基板に封止樹脂を介して実装された半
    導体装置に固定する接着プレートと、前記接着プレート
    に固定する補助ブロックと、前記基板に対して固定され
    且つ前記補助ブロックを引張る引張台とを有し、加熱し
    て前記引張台により前記補助ブロックを引き上げること
    により前記半導体装置を前記基板より引き剥すことを特
    徴とする半導体装置のリワ−ク治具。
  13. 【請求項13】 前記引張台は、前記半導体装置に固定
    した前記接着プレートまたは前記接着プレートに固定し
    た前記補助ブロックを前記半導体装置の中心からずらせ
    た位置で引き上げる引き上げ機構を備え、前記半導体装
    置に対して引張力とともに煽り力を与えるようにした請
    求項11もしくは請求項12記載の半導体装置のリワ−
    ク治具。
  14. 【請求項14】 前記補助ブロックは、上面に引張ネジ
    を挿入するための切欠き部と、前記切欠き部の下に前記
    引張ネジの先端に形成したストッパを固定するための開
    口部とを形成し、前記引張台は、前記引張ネジに対応し
    たネジ穴を形成するとともに前記引張ネジを組み込み、
    前記補助ブロックに前記引張台を備え付け、前記引張ネ
    ジを引き上げることにより、前記半導体装置に引張力,
    煽り力の少なくともいずれかを与え且つその反力により
    前記引張台が前記基板を押さえつける構造とした請求項
    12または請求項13記載の半導体装置のリワ−ク治
    具。
  15. 【請求項15】 半導体装置を封止樹脂で実装した基板
    を固定するための固定台と、前記半導体装置に固定した
    接着プレートとを有し、加熱して前記接着プレートに回
    転力または煽り力を与え、前記基板より前記半導体装置
    を引き剥すことを特徴とする半導体装置のリワ−ク治
    具。
  16. 【請求項16】 半導体装置を封止樹脂で実装した基板
    を固定するための固定台と、前記半導体装置に固定した
    接着プレートと、前記接着プレートに固定した補助ブロ
    ックとを有し、加熱して前記補助ブロックに回転力また
    は煽り力を与え、前記基板より前記半導体装置を引き剥
    すことを特徴とする半導体装置のリワ−ク治具。
  17. 【請求項17】 半導体装置を封止樹脂で実装した基板
    を固定するための固定台と、前記半導体装置を吸引する
    吸引穴を底面に形成した接着プレートとを有し、前記接
    着プレートを前記半導体装置の上面に密着させ、吸引装
    置により前記半導体装置を吸引しながら前記半導体装置
    と前記接着プレートを固定させ、前記接着プレートに回
    転力または煽り力を与えるとともに、加熱して前記基板
    より前記半導体装置を引き剥すことを特徴とする半導体
    装置のリワ−ク治具。
  18. 【請求項18】 前記接着プレートまたは前記補助ブロ
    ックは、前記基板に前記半導体装置を実装するための封
    止樹脂を加熱する加熱手段を備えた請求項11,請求項
    12,請求項15,請求項16,請求項17のいずれか
    に記載の半導体装置のリワ−ク治具。
  19. 【請求項19】 前記接着プレートと前記補助ブロック
    は、前記接着プレートの上部と前記補助ブロックの底部
    を嵌合させる溝および突起を形成している請求項12,
    請求項13,請求項14,請求項16,請求項18のい
    ずれかに記載の半導体装置のリワ−ク治具。
  20. 【請求項20】 前記接着プレートと前記補助ブロック
    は、接続ピンにより固定される請求項12,請求項1
    3,請求項14,請求項16,請求項18,請求項19
    のいずれかに記載の半導体装置のリワ−ク治具。
  21. 【請求項21】 前記リワーク治具は、前記半導体装置
    を前記基板より除去した際に前記基板上に残存する前記
    封止樹脂を除去するための回転ブラシとエアー吸入筒を
    備えたクリーニング装置を有する請求項11乃至請求項
    20のいずれかに記載の半導体装置のリワ−ク治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010121134A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Nitto Denko Corp 貼り合わされた板の剥離方法
KR20130007256A (ko) * 2011-06-30 2013-01-18 삼성테크윈 주식회사 본딩 불량 다이의 리워크 장치 및 방법

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