JP2001244530A - 超短パルスレーザー発振装置 - Google Patents

超短パルスレーザー発振装置

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JP2001244530A
JP2001244530A JP2000051650A JP2000051650A JP2001244530A JP 2001244530 A JP2001244530 A JP 2001244530A JP 2000051650 A JP2000051650 A JP 2000051650A JP 2000051650 A JP2000051650 A JP 2000051650A JP 2001244530 A JP2001244530 A JP 2001244530A
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light
voltage
resonator
piezoelectric element
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Norihiro Ko
紀宏 耿
Tomoyuki Wada
智之 和田
Hideo Tashiro
英夫 田代
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RIKEN
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】回転機構などのような機械的作動部分を設ける
必要をなくして、安定した超短パルスレーザー発振を実
現する。 【解決手段】出射側ミラー10と全反射12ミラーとに
より構成されるレーザー共振器と、励起レーザー光Aを
入射する連続発振レーザー32と、レーザー発振可能な
波長可変レーザー媒質18と、波長長可変レーザー媒質
からの出射光Bが入射され波長選択用の結晶としての複
屈折性の光音響光学結晶20と、電圧の印加による歪み
に応じた周波数の音響波を光音響光学結晶に入力する圧
電素子と、電圧を印加する電源24と、電源が圧電素子
に印加する電圧の周波数を制御する制御手段とを有し、
制御手段により電圧の周波数を制御して、電源により出
射側ミラーと全反射ミラーとの間の距離と一致する周波
数の電圧を圧電素子に印加するとともに、出射側ミラー
10から出射されるレーザー光をレーザー共振器からの
出射レーザー光Cとするようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超短パルスレーザ
ー発振装置に関し、さらに詳細には、波長可変な超短パ
ルスレーザー発振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザー媒質をレーザー共振
器内に配設してモード同期により超短パルスレーザーを
発振する方法が知られている。
【0003】こうしたレーザー媒質をレーザー共振器内
に配設してモード同期により超短パルスレーザーを発振
する方法を実現する超短パルスレーザー発振装置として
は、例えば、レーザー媒体を収容したレーザー共振器内
に複屈折板などを配設し、この複屈折板などを機械的に
回転することにより、レーザー媒体から出射される出射
光をレーザー媒体に対して反射させて増幅してレーザー
発振を生ぜしめ、レーザー共振器から超短パルスレーザ
ーを出射させるようにした超短パルスレーザー発振装置
が知られている。
【0004】上記したような従来の超短パルスレーザー
発振装置においては、最初に一度きっかけとなるモード
同期状態を生起させると、その後は、レーザー共振器内
に配設されたレーザー媒質の非線形効果により当該モー
ド同期状態が継続する、所謂、カーレンズモード同期
(自己モード同期)によって超短パルスレーザーの発振
が維持されるものである。
【0005】しかしながら、上記したような従来の超短
パルスレーザー発振装置を用いた場合においては、機械
的に複屈折板などを回転させるため、レーザー共振器内
にこれらの回転機構を構成する必要があり、装置全体が
大型化せざるを得ないとともに、回転機構にがたつきが
生じた場合には、超短パルスレーザーの発振が行なわれ
ない恐れがあるという問題点があった。
【0006】また、従来の超短パルスレーザー発振装置
においては、当該超短パルスレーザー発振装置が配設さ
れている室温が数度変化し、当該数度の温度変化に応じ
てレーザー共振器長が数ミクロン変化するとモード同期
状態が維持されなくなるので、安定して超短パルスレー
ザーを発振することができないという問題点があった。
【0007】一方、従来の波長可変レーザー発振装置、
例えば、光音響光学結晶を用いた波長選択可能なレーザ
ー発振装置において、当該光音響光学結晶に印加される
周波数と共振器の長さとを正確に対応させて、超短パル
スレーザーたるピコ秒モード同期レーザーを発振させる
方法が知られている。
【0008】しかしながら、上記したような従来の波長
可変レーザー発振装置においては、レーザー発振の際の
波長同調に伴って光音響光学結晶に印加される周波数を
変更しなければならないので、当該光音響光学結晶に印
加される周波数の変更に応じて共振器の長さを変更する
必要が生じ、当該共振器の長さを変更するための機械的
作動部分がレーザー共振器内に構成されることとなって
いた。
【0009】このため、当該共振器の長さを変更するた
めの機械的作動部分にがたつきが生じた場合には、超短
パルスレーザーたるピコ秒モード同期レーザーの発振が
行なわれない恐れがあるという問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、回転機構などのような
機械的作動部分を設ける必要をなくして、安定した超短
パルスレーザー発振を実現することができるようにした
超短パルスレーザー発振装置を提供しようとするもので
ある。
【0011】また、本発明の目的とするところは、温度
変化によってレーザー共振器長が数ミリ程度変化して
も、モード同期状態を維持することができるようにした
超短パルスレーザー発振装置を提供しようとするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、対向して配
置された所定の透過率を有する出射側ミラーと光を透過
させずに反射する全反射ミラーとにより構成されるレー
ザー共振器と、上記レーザー共振器内に励起レーザー光
を入射する連続発振レーザーと、上記レーザー共振器内
に配設された所定範囲の波長域においてレーザー発振可
能な波長可変レーザー媒質と、上記レーザー共振器内に
配設され、上記波長可変レーザー媒質からの出射光が入
射され、波長選択用の結晶としての複屈折の性質を有す
る光音響光学結晶と、上記光音響光学結晶に装着され、
電圧が印加されると当該印加された電圧の周波数に応じ
て歪み、当該歪みに応じた周波数の音響波を上記光音響
光学結晶に入力する圧電素子と、上記圧電素子に電圧を
印加する電源と、上記電源が上記圧電素子に印加する電
圧の周波数を制御する制御手段とを有し、上記制御手段
により上記電源が上記圧電素子に印加する電圧の周波数
を制御して、上記電源により上記出射側ミラーと上記全
反射ミラーとの間の距離と一致する周波数の電圧を上記
圧電素子に印加するとともに、上記出射側ミラーから出
射されるレーザー光を上記レーザー共振器からの出射レ
ーザー光とするようにしたものである。
【0013】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、電源により出射側ミラーと全反射ミラーと
の間の距離と一致する周波数の電圧が圧電素子に印加さ
れると、モード同期状態と同様のフェイズ同期状態が生
起され、上記レーザー共振器からの出射レーザー光は、
上記電源の出射側ミラーと全反射ミラーとの間の距離と
一致する周波数に応じた波長の超短パルスレーザー光と
なる。
【0014】本発明のうち請求項2に記載の発明は、対
向して配置された所定の透過率を有する出射側ミラーと
光を透過させずに反射する全反射ミラーとにより構成さ
れるレーザー共振器と、上記レーザー共振器内に励起レ
ーザー光を入射する連続発振レーザーと、上記レーザー
共振器内に配設された所定範囲の波長域においてレーザ
ー発振可能な波長可変レーザー媒質と、上記レーザー共
振器内に配設され、上記波長可変レーザー媒質からの出
射光が入射され、波長選択用の結晶としての複屈折の性
質を有する光音響光学結晶と、上記光音響光学結晶に装
着され、電圧が印加されると当該印加された電圧の周波
数に応じて歪み、当該歪みに応じた周波数の音響波を上
記光音響光学結晶に入力する圧電素子と、上記圧電素子
に電圧を印加する電源と、上記電源が上記圧電素子に印
加する電圧の周波数を制御する制御手段とを有し、上記
制御手段により上記電源が上記圧電素子に印加する電圧
の周波数を制御し、上記電源が上記出射側ミラーと上記
全反射ミラーとの間の距離と一致する周波数の電圧を上
記圧電素子に印加すると、上記圧電素子が当該印加され
た電圧の周波数に応じて歪み、当該歪みに応じた周波数
の音響波が上記光音響光学結晶に入力され、上記光音響
光学結晶は、入射された上記波長可変レーザー媒質から
の出射光の中で、上記電源の上記出射側ミラーと上記全
反射ミラーとの間の距離と一致する周波数に応じた波長
の出射光に関しては、所定の方向に回折した回折光とし
て出射し、当該回折光を上記出射側ミラーから出射レー
ザー光として出射するようにしたものである。
【0015】従って、本発明のうち請求項2に記載の発
明によれば、電源により出射側ミラーと全反射ミラーと
の間の距離と一致する周波数の電圧が圧電素子に印加さ
れると、モード同期状態と同様のフェイズ同期状態が生
起され、光音響光学結晶が所定の方向に回折した回折光
たる上記レーザー共振器からの出射レーザー光は、上記
電源の出射側ミラーと全反射ミラーとの間の距離と一致
する周波数に応じた波長の超短パルスレーザー光とな
る。
【0016】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
のように、請求項1または請求項2のいずれか1項に記
載の発明において、上記レーザー共振器内に配設され、
上記光音響光学結晶から出射される回折光の分散を補正
する光学素子を有するようにしてもよい。
【0017】ここで、上記連続発振レーザーは、連続発
振固体レーザー、連続発振半導体レーザーあるいは連続
発振Arイオン・レーザー、連続発振Nd固体レーザー
の第2高調波などにより構成することができる。
【0018】また、上記レーザー共振器は、Zホールド
型のレーザー共振器やXホールド型のレーザー共振器と
して構成することができる。
【0019】また、上記波長可変レーザー媒質は、その
入射端面がブルースターカットされ、上記レーザー共振
器内の光路に対して上記入射端面がブルースターアング
ルにより配置されるようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明による超短パルスレーザー発振装置の実施の形態の
一例を詳細に説明するものとする。
【0021】図1には、本発明の第1の実施の形態によ
る超短パルスレーザー発振装置の概略構成説明図が示さ
れている。
【0022】この超短パルスレーザー発振装置は、レー
ザー共振器内を往復する光の光路がアルファベットの
「Z」字形状になる、所謂、Zホールド型のレーザー共
振器を用いており、このZホールド型のレーザー共振器
は、所定の透過性(例えば、入射された光の98%反射
し、2%透過する。)を有する出射側ミラー10と入射
された光を全反射(100%反射)する全反射ミラー1
2とを有して構成されている。
【0023】さらに、Zホールド型のレーザー共振器
は、励起レーザー光Aを入射するとともに出射側ミラー
10と全反射ミラー12との間を往復する光Bを全反射
する第1中間ミラー14と、出射側ミラー10と全反射
ミラー12との間を往復する光Bを全反射する第2中間
ミラー16とを備えて構成されており、レーザー共振器
内を往復する光Bの光路がアルファベットの「Z」字形
状になるように配置されている。
【0024】なお、出射側ミラー10と全反射ミラー1
2との間の距離たるレーザー共振器長Lは、後述するR
F電源24の所定の周波数と一致するように設定されて
いる。
【0025】そして、レーザー共振器の光路上の第1中
間ミラー14と第2中間ミラー16との間には、波長可
変レーザー媒質として入射光の入射端面がブルースター
カットされたTi:Alレーザー結晶18が、そ
の入射端面が入射光の反射が0となるブルースターアン
グルにより配置されており、励起レーザー光Aにより縦
方向同軸励起によりレーザー発振が生じるように構成さ
れている。
【0026】この図1の超短パルスレーザー発振装置に
示すZホールド型のレーザー共振器においては、Ti:
Alレーザー結晶18でレーザー共振器モードは
数十ミクロンまで絞られ、集光ミラー36によりこの領
域に励起レーザーAを集光することによって、励起効率
の向上が図られるものである。
【0027】また、レーザー共振器の光路上の第2中間
ミラー16と全反射ミラー12との間には、波長選択用
の結晶としての複屈折の性質を有する光音響光学結晶2
0が配設されている。
【0028】この光音響光学結晶20には、音響波入力
手段として、パーソナル・コンピューター22により周
波数を制御されたRF電源24により駆動される圧電素
子26が添着されている。
【0029】従って、パーソナル・コンピューター22
の制御により任意の周波数に設定されたRF電源24に
より圧電素子26を駆動して、圧電素子26に歪みを生
じさせると、この圧電素子26の歪みに基づいて、当該
歪みに応じた周波数の音響波が光音響光学結晶20に入
力されることになる。そして、光音響光学結晶20は入
力された音響波に応じた光Dのみを回折することにな
る。
【0030】つまり、圧電素子26は、出射側ミラー1
0から出射させたい出射レーザー光Cの波長を備えた光
Bのみを、光音響光学結晶20が所定の方向に回折した
回折光Dとして出射し、レーザー発振することができる
ように、パーソナル・コンピューター22により光音響
光学結晶20への音響波の入力が制御されることにな
る。
【0031】さらに、光音響光学結晶20と全反射ミラ
ー12との間には、回折光Dの分散を補正するための分
散補正用プリズム28が配設されている。この分散補正
用プリズム28を用いることにより、回折光Dを全反射
ミラー12に常時垂直に入射させることができるように
なり、出射レーザー光Cの方向性を一定にすることがで
きる。
【0032】そして、この超短パルスレーザー発振装置
においては、レーザー共振器内へ励起レーザー光Aを入
射するためのレーザーとして、連続発振Arイオン・レ
ーザー(CW−Arイオン・レーザー)32を用いてい
る。
【0033】なお、CW−Arイオン・レーザー32に
代わって、例えば、連続発振レーザー(CW−レーザ
ー)である連続発振固体レーザーあるいは連続発振半導
体レーザーなどを用いることもできる。
【0034】即ち、波長可変レーザー媒質として、T
i:Alレーザー結晶18の代わりに、LiSA
Fレーザー結晶、LiCAFレーザー結晶などを用いた
場合には、Nd:YAGレーザー、Nd:YLFレーザ
ー、Nd:YUOレーザーなどのNd固体レーザーの
ような固体レーザーの第2高調波を、CW−Arイオン
・レーザー32に代わって用いることができる。
【0035】CW−Arイオン・レーザー32によって
発生された励起レーザー光Aは、全反射ミラー34によ
り反射されて集光ミラー36に入射され、集光ミラー3
6により集光されて第1中間ミラー14を介してTi:
Alレーザー結晶18を縦方向同軸励起するよう
に入射される。
【0036】ここで、励起レーザー光Aとしてレーザー
共振器内に入射される、CW−Arイオン・レーザー3
2のパワーの低い連続発振レーザー光によってレーザー
発振を生じさせるために、光音響光学結晶20として
は、出射される回折光Dの回折効率のできるだけ高い光
音響光学結晶20を用いる必要がある。
【0037】以上の構成において、超短パルスレーザー
光を得るには、まず、CW−Arイオン・レーザー32
により入射された励起レーザー光Aを用いてTi:Al
レーザー結晶18を励起する。
【0038】一方、パーソナル・コンピューター22に
よりRF電源24の周波数を制御し、RF電源24によ
り上記したレーザー共振器長Lと一致する所定の周波数
の電圧を圧電素子26に印加して圧電素子26を振動す
る。
【0039】この結果、光音響光学結晶20に入射され
たTi:Alレーザー結晶18から出射された広
範囲の波長帯域の出射光の中で、RF電源24の上記レ
ーザー共振器長Lと一致する所定の周波数に応じた波長
の出射光に関しては、所定の方向に回折されて回折光D
として光音響光学結晶20から出射されることになる。
【0040】さらに、光音響光学結晶20から所定の方
向に回折されて出射された回折光Dは、分散補正用プリ
ズム28を介して全反射ミラー12に入射され、この全
反射ミラー12によって反射されて、「Z」字形状の光
路によりレーザー共振器内を往復することになる。
【0041】この際、RF電源24が圧電素子26に印
加した電圧の周波数はレーザー共振器長Lと一致する所
定の周波数であるので、光音響光学結晶20から出射さ
れた回折光Dが「Z」字形状の光路によりレーザー共振
器内を往復する時間、即ち、光音響光学結晶20から出
射された回折光Dが全反射ミラー12によって反射され
て出射側ミラー10に入射し、そして、出射側ミラー1
0によって反射されて全反射ミラー12に入射し、再
び、全反射ミラー12によって反射されて光音響光学結
晶20に至るタイミングと、Ti:Alレーザー
結晶18からの出射光が光音響光学結晶20において所
定の方向に回折されるタイミングとが一致する。
【0042】従って、RF電源24の上記レーザー共振
器長Lと一致する所定の周波数に応じた波長の光のみが
増幅されてレーザー発振を生ぜしめ、この超短パルスレ
ーザー発振装置から出射される出射レーザー光Cの波長
は、上記レーザー共振器長Lと一致する所定の周波数に
応じた波長となる。
【0043】さらに、当該出射レーザー光Cには、モー
ドが存在していないものであるが、出射レーザー光Cは
電磁波なので、当該出射レーザー光Cを構成する波長そ
れぞれの位相が同期してモード同期状態と同様の状態が
生起されており、出射レーザー光Cは超短パルスレーザ
ー光となる(なお、本明細書においては、「モードが存
在していない出射レーザー光Cを構成する波長それぞれ
の位相が同期して生起されるモード同期状態と同様の状
態」を「フェイズ同期状態」と適宜称することとす
る。)つまり、上記したようにしてRF電源24が上記
レーザー共振器長Lと一致する所定の周波数を圧電素子
26に印加することによりフェイズ同期状態が生起さ
れ、RF電源24の上記レーザー共振器長Lと一致する
所定の周波数に応じた波長の超短パルスレーザー光が出
射される。
【0044】さらに、RF電源24の上記レーザー共振
器長Lと一致する所定の周波数が圧電素子26に印加さ
れることによって生起されたフェイズ同期状態は、モー
ド同期と同様に、最初のきっかけとなるフェイズ同期状
態となり、この後は、この超短パルスレーザー発振装置
のレーザー共振器内に配設されたTi:Alレー
ザー結晶18の非線形効果によって当該フェイズ同期状
態が継続する。
【0045】つまり、一度フェイズ同期状態が生起され
た後は、RF電源24が上記レーザー共振器長Lと一致
する所定の周波数を圧電素子26に印加しなくても、フ
ェイズ同期状態が継続されるものであって、超短パルス
レーザー発振装置からの超短パルスレーザー光の発振が
維持される。
【0046】従って、出射側ミラー10から出射させた
い出射レーザー光Cの波長、即ち、超短パルスレーザー
光の所望の波長に応じて、RF電源24の周波数を変更
すると、この超短パルスレーザー発振装置から出射され
る超短パルスレーザー光の波長が光音響光学結晶20に
よって変更され、所望の波長の超短パルスレーザー光を
出射させることができる。
【0047】このため、本発明による超短パルスレーザ
ー発振装置の第1の実施の形態においては、以下に示す
(1)乃至(7)に説明するような効果を奏するもので
ある。
【0048】(1)本発明による超短パルスレーザー発
振装置の第1の実施の形態においては、パーソナル・コ
ンピュータ22の制御により、RF電源24が上記レー
ザー共振器長Lと一致する所定の周波数を圧電素子26
に印加するような電気的調整によって超短パルスレーザ
ーが発振されることになるので、回転機構などのような
機械的作動部分を設ける必要はなくなり、装置全体の大
型化や、回転機構にがたつきが生じた場合に超短パルス
レーザーの発振が行なわれない恐れなどを排除すること
ができ、安定した超短パルスレーザー発振を実現するこ
とができる。
【0049】(2)本発明による超短パルスレーザー発
振装置の第1の実施の形態においては、RF電源24が
上記レーザー共振器長Lと一致する所定の周波数を圧電
素子26に印加した場合に光音響光学結晶20によって
フェイズ同期状態が生起されるので、能動モード同期の
ように、安定した超短パルスレーザー発振を実現するこ
とができる。
【0050】(3)本発明による超短パルスレーザー発
振装置の第1の実施の形態においては、当該超短パルス
レーザー発振装置が配設されている室温が数度変化し、
当該室温の数度の変化に応じてレーザー共振器長Lが数
ミクロン変化した場合においても、フェイズ同期状態は
維持されるので、安定して超短パルスレーザーを発振す
ることができる。
【0051】具体的には、図1に示す超短パルスレーザ
ー発振装置を用いた実験結果では、レーザー共振器長L
が数ミリの範囲で変化した場合においてもフェイズ同期
状態が維持されて、超短パルスレーザーの発振が継続し
て行われる。
【0052】(4)本発明による超短パルスレーザー発
振装置の第1の実施の形態においては、超短パルスレー
ザー光たる出射レーザー光Cの波長選択を、パーソナル
・コンピューター22の制御によりRF電源24の電圧
の周波数を選択して、RF電源24により圧電素子26
を振動させることで実現できるようにしたので、レーザ
ー発振の際の波長同調を高速に行うことができるように
なって、超短パルスレーザー光の高速かつランダムな波
長選択が可能となり、結果として、超短パルスレーザー
光の波長可変速度を高速化することができる。
【0053】(5)本発明による超短パルスレーザー発
振装置の第1の実施の形態においては、分散補正用プリ
ズム28が設けられているため、回折光Dの回折角度の
分散が補正されることになる。回折光Dの回折角度の分
散があるとレーザー共振器内で光の光路が変わることに
なり、波長可変域に制限を受けることになるが、分散補
正用プリズム28を設けることにより、こうした問題点
を解消することができる。さらに、それと同時に、波長
同調時に起きる超短パルスレーザー光たる出射レーザー
光Cの出射方向の変動も補正することができる。
【0054】(6)本発明による超短パルスレーザー発
振装置の第1の実施の形態においては、レーザー共振器
の構成をZホールド型に構成して、励起レーザー光Aを
集光ミラー36により集光してTi:Alレーザ
ー結晶18へ入射するようにしたので、パワーの低いC
W−Arイオン・レーザー32による励起レーザー光A
によっても、十分にレーザー発振を生じさせることがで
きる。
【0055】(7)本発明による超短パルスレーザー発
振装置の第1の実施の形態においては、RF電源24が
上記レーザー共振器長Lと一致する所定の周波数を圧電
素子26に印加した場合には、光音響光学結晶20はモ
ード同期状態と同様のフェイズ同期状態を生起するモー
ドロッカーとしての作用を奏し、また、RF電源24が
出射側ミラー10から出射させたい超短パルスレーザー
光の所望の波長に応じた周波数を圧電素子26に印加し
た場合には、光音響光学結晶20は波長可変選択のデバ
イスとしての作用を奏するものである。
【0056】従って、光音響光学結晶20ひとつのデバ
イスで、モードロッカーと波長可変選択のデバイスとの
2つのデバイスを兼ねることができ、本発明による超短
パルスレーザー発振装置は波長選択可能なレーザー発振
装置としても用いることができる。
【0057】このため、超短パルスレーザー発振装置か
ら発振される超短パルスレーザー光の波長を変更するこ
とが可能なことは勿論、超短パルスレーザー発振装置か
ら発振される超短パルスレーザーの波長を変更するのに
際して、光音響光学結晶20が波長可変選択のデバイス
とての作用を奏するので、当該共振器の長さを変更する
ための機械的作動部分を設ける必要がないとともに、超
短パルスレーザーの波長の変更に応じてレーザー共振器
の再構成を行う必要がない。
【0058】次に、図1に示す超短パルスレーザー発振
装置を用いて、以下の実験条件により実験した結果につ
いて説明する。
【0059】(実験条件) 励起レーザー光A:波長514.488nm、最大出力
4.3Wの連続発振レーザー光 出射側ミラー10:シグナル光の波長において98%反
射(即ち、透過率2%) 全反射ミラー12:シグナル光の波長において99.8
%反射 図2は、上記した実験条件において図1に示す超短パル
スレーザー発振装置から発振されたパルストレイン(p
ulse train)を示すグラフであり、図3は、
図2に示すパルストレインのオートコリレーションによ
るオートコリレーションカーブを示すグラフであり、図
4は、出射レーザー光のエネルギーと波長との関係を示
すグラフであり、図5は、出射レーザー光のパルス幅と
波長との関係を示すグラフである。
【0060】これら図2乃至図5に示されるように、図
1に示す超短パルスレーザー発振放置を用いると、波長
約700nm乃至1000nmでパルス幅16×10
−12秒の超短パルスレーザー光を発振することができ
る。
【0061】また、当該超短パルスレーザー光のエネル
ギーは当該超短パルスレーザー光の波長に依存するもの
であり、波長約820nmにおいて当該超短パルスレー
ザーは約130mWのエネルギーを有する。
【0062】一方、当該超短パルスレーザー光のパルス
幅は波長に依存しないものであり、当該超短パルスレー
ザーのパルス幅は約12psである。
【0063】図6には、本発明の第2の実施の形態によ
る超短パルスレーザー発振装置の概略構成説明図が示さ
れているが、図1に示す本発明の第1の実施の形態によ
る超短パルスレーザー発振装置の構成と同一あるいは相
当する構成には、図1と同一の符号を付して示すことに
より、その詳細な説明は省略する。
【0064】この第2の実施の形態に示す超短パルスレ
ーザー発振装置は、レーザー共振器の構成が、所謂、X
ホールド型とされている点において、第1の実施の形態
に示す超短パルスレーザー発振装置と相違する。
【0065】また、光音響光学結晶20と出射側ミラー
12との間の構成Pとしては、分散補正用プリズム28
に加えてプリズム40、42ならびに波長板44とが配
設されている。これにより、回折光Dの全反射ミラー1
2への入射方向を制限することができるようになり、出
射レーザー光Cの方向性を一定にすることができる。
【0066】この第2の実施の形態に示す超短パルスレ
ーザー発振装置に用いたXホールド型のレーザー共振器
においても、励起レーザー光Aは、集光ミラー36によ
り集光されてTi:Alレーザー結晶18へ入射
されるので、パワーの低いCW−Arイオン・レーザー
32による励起レーザー光Aによっても、十分にレーザ
ー発振を生じさせることができ、しかも、このXホール
ド型のレーザー共振器によれば、Zホールド型のレーザ
ー共振器に比べて、レーザー共振器の構成をコンパクト
にすることができる。
【0067】勿論、この第2の実施の形態による超短パ
ルスレーザー発振装置においても、第1の実施の形態に
おいて説明した上記(1)乃至(7)の効果を奏するも
のである。
【0068】また、上記した第1の実施の形態の超短パ
ルスレーザー発振装置と同様の実験条件により同様の実
験結果(図2乃至図5参照)を得ることができる。
【0069】なお、上記した実施の形態は、以下の
(イ)乃至(ハ)に説明するように適宜に変形してもよ
い。
【0070】(イ)図7に示すように、図1における全
反射ミラー12を出射側ミラー10により置換するとと
もに、図1における出射側ミラー10および第1中間ミ
ラー14を排除し、その代わりに励起レーザー光Aが入
射される側のTi:Al レーザー結晶18の端面
に、励起レーザー光Aを入射するとともにTi:Al
レーザー結晶18から出射される光を反射する鏡面
コーティング50を施すようにしてもよい。
【0071】このようにすると、鏡面コーティング50
と出射側ミラー10とによりレーザー共振器が構成され
ることになり、このため、構成部品点数を削減すること
ができ、装置全体を小型化することができるとともに、
コスト低減を図ることができる。
【0072】(ロ)図8に示すように、Ti:Al
レーザー結晶18の入射光の入射端面をブルースター
カットしてブルースターアングルで配置するのではな
く、Ti:Alレーザー結晶18を垂直入射カッ
トするとともに無反射コーティング52を施し、励起レ
ーザー光Aが垂直に入射されるように配置してもよい。
【0073】このように、Ti:Alレーザー結
晶18を励起レーザー光Aが垂直に入射されるように配
置する場合には、ブルースターアングルに配置する場合
に比べてセッティングが容易であり、角度の分散も小さ
く広い波長領域を得ることができる。
【0074】(ハ)図9に示すように、図1における出
射側ミラー10を100%反射の全反射ミラー54によ
り置換し、非回折光Eを出射レーザー光Cとして出射す
るようにしてもよい。
【0075】このようにすると、透過性の出射側ミラー
10を用いることがないでので、第1の実施の形態に示
す超短パルスレーザー発振装置と比べて、レーザー共振
器による光の損失を低減させることができ、光音響光学
結晶20から出射される回折光Dと非回折光Eとの割合
は、例えば、回折光Dが98%であり、非回折光Eが2
%であるように設定することができるようになり、第1
の実施の形態に示す超短パルスレーザー発振装置より
も、回折光Dの割合を小さくすることができる。
【0076】従って、第1の実施の形態に示す超短パル
スレーザー発振装置よりも、光音響光学結晶20や分散
補正用プリズム28のセッティング、パーソナル・コン
ピューター22を用いたRF電源24による圧電素子2
6の制御などの余裕度を向上することができる。
【0077】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、回転機構などのような機械的作動部分を設
ける必要をなくして、安定した超短パルスレーザー発振
を実現することができるという優れた効果を奏する。
【0078】また、温度変化によってレーザー共振器長
が数ミリ程度変化しても、モード同期状態を維持するこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による超短パルスレ
ーザー発振装置の概略構成説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による超短パルスレ
ーザー発振装置を用いた実験における、パルストレイン
(pulse train)を示すグラフである。
【図3】図2に示すパルストレインのオートコリレーシ
ョンによるオートコリレーションカーブを示すグラフで
ある。
【図4】本発明の第1の実施の形態による超短パルスレ
ーザー発振装置を用いた実験における、出射レーザー光
のエネルギーと波長との関係を示すグラフである。
【図5】本発明の第1の実施の形態による超短パルスレ
ーザー発振装置を用いた実験における、出射レーザー光
のパルス幅と波長との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の第2の実施の形態による超短パルスレ
ーザー発振装置の概略構成説明図である。
【図7】本発明による超短パルスレーザー発振装置の他
の実施の形態を示す概略構成説明図である。
【図8】本発明による超短パルスレーザー発振装置の他
の実施の形態を示す概略構成説明図である。
【図9】本発明による超短パルスレーザー発振装置の他
の実施の形態を示す概略構成説明図である。
【符号の説明】
10 出射側ミラー 12 全反射ミラー 14 第1中間ミラー 16 第2中間ミラー 18 Ti:Alレーザー結晶 20 光音響光学結晶 22 パーソナル・コンピューター 24 RF電源 26 圧電素子 28 分散補正用プリズム 32 CW−Arイオン・レーザー 34 全反射ミラー 36 集光ミラー 40、42 プリズム 44 波長板 50 鏡面コーティング 52 無反射コーティング 54 全反射ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500088047 田代 英夫 東京都文京区西片1−7−21 (72)発明者 耿 紀宏 埼玉県和光市本町20−25−407 (72)発明者 和田 智之 埼玉県志木市柏町1−6−14 (72)発明者 田代 英夫 東京都文京区西片1−7−21 Fターム(参考) 5F072 AB20 KK30 PP10 RR01 SS08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して配置された所定の透過率を有す
    る出射側ミラーと光を透過させずに反射する全反射ミラ
    ーとにより構成されるレーザー共振器と、 前記レーザー共振器内に励起レーザー光を入射する連続
    発振レーザーと、 前記レーザー共振器内に配設された所定範囲の波長域に
    おいてレーザー発振可能な波長可変レーザー媒質と、 前記レーザー共振器内に配設され、前記波長可変レーザ
    ー媒質からの出射光が入射され、波長選択用の結晶とし
    ての複屈折の性質を有する光音響光学結晶と、 前記光音響光学結晶に装着され、電圧が印加されると該
    印加された電圧の周波数に応じて歪み、該歪みに応じた
    周波数の音響波を前記光音響光学結晶に入力する圧電素
    子と、 前記圧電素子に電圧を印加する電源と、 前記電源が前記圧電素子に印加する電圧の周波数を制御
    する制御手段とを有し、 前記制御手段により前記電源が前記圧電素子に印加する
    電圧の周波数を制御して、前記電源により前記出射側ミ
    ラーと前記全反射ミラーとの間の距離と一致する周波数
    の電圧を前記圧電素子に印加するとともに、前記出射側
    ミラーから出射されるレーザー光を前記レーザー共振器
    からの出射レーザー光とすることを特徴とする超短パル
    スレーザー発振装置。
  2. 【請求項2】 対向して配置された所定の透過率を有す
    る出射側ミラーと光を透過させずに反射する全反射ミラ
    ーとにより構成されるレーザー共振器と、 前記レーザー共振器内に励起レーザー光を入射する連続
    発振レーザーと、 前記レーザー共振器内に配設された所定範囲の波長域に
    おいてレーザー発振可能な波長可変レーザー媒質と、 前記レーザー共振器内に配設され、前記波長可変レーザ
    ー媒質からの出射光が入射され、波長選択用の結晶とし
    ての複屈折の性質を有する光音響光学結晶と、 前記光音響光学結晶に装着され、電圧が印加されると該
    印加された電圧の周波数に応じて歪み、該歪みに応じた
    周波数の音響波を前記光音響光学結晶に入力する圧電素
    子と、 前記圧電素子に電圧を印加する電源と、 前記電源が前記圧電素子に印加する電圧の周波数を制御
    する制御手段とを有し、 前記制御手段により前記電源が前記圧電素子に印加する
    電圧の周波数を制御し、前記電源が前記出射側ミラーと
    前記全反射ミラーとの間の距離と一致する周波数の電圧
    を前記圧電素子に印加すると、前記圧電素子が該印加さ
    れた電圧の周波数に応じて歪み、該歪みに応じた周波数
    の音響波が前記光音響光学結晶に入力され、前記光音響
    光学結晶は、入射された前記波長可変レーザー媒質から
    の出射光の中で、前記電源の前記出射側ミラーと前記全
    反射ミラーとの間の距離と一致する周波数に応じた波長
    の出射光に関しては、所定の方向に回折した回折光とし
    て出射し、該回折光を前記出射側ミラーから出射レーザ
    ー光として出射することを特徴とする超短パルスレーザ
    ー発振装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれか1項
    に記載の超短パルスレーザー発振装置において、 前記レーザー共振器内に配設され、前記光音響光学結晶
    から出射される回折光の分散を補正する光学素子を有す
    ることを特徴とする超短パルスレーザー発振装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれか1項に記載の超短パルスレーザー発振装置におい
    て、 前記連続発振レーザーが、連続発振固体レーザーである
    ことを特徴とする超短パルスレーザー発振装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれか1項に記載の超短パルスレーザー発振装置におい
    て、 前記連続発振レーザーが、連続発振半導体レーザーであ
    ることを特徴とする超短パルスレーザー発振装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれか1項に記載の超短パルスレーザー発振装置におい
    て、 前記連続発振レーザーが、連続発振Arイオン・レーザ
    ーであることを特徴とする超短パルスレーザー発振装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれか1項に記載の超短パルスレーザー発振装置におい
    て、 前記連続発振レーザーが、連続発振Nd固体レーザーの
    第2高調波であることを特徴とする超短パルスレーザー
    発振装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6または請求項7のいずれか1項
    に記載の超短パルスレーザー発振装置において、 前記レーザー共振器は、Zホールド型のレーザー共振器
    であることを特徴とする超短パルスレーザー発振装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6または請求項7のいずれか1項
    に記載の超短パルスレーザー発振装置において、 前記レーザー共振器は、Xホールド型のレーザー共振器
    であることを特徴とする超短パルスレーザー発振装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8または
    請求項9のいずれか1項に記載の超短パルスレーザー発
    振装置において、 前記波長可変レーザー媒質は入射端面をブルースターカ
    ットされ、前記レーザー共振器内の光路に対して前記入
    射端面がブルースターアングルにより配置されたことを
    特徴とする超短パルスレーザー発振装置。
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