JP2001243933A - 蓄電池パック - Google Patents
蓄電池パックInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
化を図る。 【解決手段】 複数本の蓄電池セル1を金属板2にて直
列に接続しているとともに、これら蓄電池セル1を納め
たケース外面に外部接続端子3を配している蓄電池パッ
クである。両端が蓄電池セル1,1の電極に固定されて
いる金属板2を電極間距離より全長が長くて中間部に屈
曲部20が設けられたものとするとともに過大電流で溶
断する特性のものとする。外部接続端子間が短絡される
ことで過大な短絡電流が流れた時、金属板が屈曲部にお
いて容易に溶断してしまうものである。
Description
を直列に接続してケース内に組み込んでいる電池パック
に関するものである。
ル間の直列接続は、通常、蓄電池セルの電極にスポット
溶接した導電性の金属板で行っている。図4及び図5に
一例を示す。図示例の蓄電池パックは携帯式電動工具用
のもので、各蓄電池セル1はその端部の電極にスポット
溶接で固定した金属板2によって直列に接続してある。
図中3は電池パックの外面に露出配置される外部接続端
子であり、蓄電池セル1にリード線4によって接続され
ている。
部接続端子3,3間が他の金属片などで短絡した場合、
過大な短絡電流が流れて、異常発熱や発火、蓄電池セル
の破裂といった事態を招くことから、蓄電池セルと直列
にPTC素子や電流ヒューズを挿入することで、短絡電
流の遮断を図る必要がある。
流に耐えることができるPTC素子や電流ヒューズは非
常に大型でコストも高く、これが電池パックの小型化や
低コスト化に対する制限となっていた。
であって、その目的とするところは安全性を損なうこと
なく小型化及び低コスト化を図ることができる電池パッ
クを提供するにある。
本の蓄電池セルを金属板にて直列に接続しているととも
に、これら蓄電池セルを納めたケース外面に外部接続端
子を配している蓄電池パックにおいて、両端が蓄電池セ
ルの電極に固定されている上記金属板を電極間距離より
全長が長くて中間部に屈曲部が設けられたものとしてい
るとともに過大電流で溶断する特性のものとしているこ
とに特徴を有している。外部接続端子間が短絡されるこ
とで過大な短絡電流が流れた時、金属板が屈曲部におい
て容易に溶断してしまうようにしたものである。
るものでは、複数本の金属板のうちの一つのみに屈曲部
を設けておけばよい。
金属板の厚みよりも薄くしたり、屈曲部を備えた金属板
の幅を他の金属板の幅よりも小さくしたり、屈曲部を備
えた金属板を他の金属板よりも電気抵抗値が高い材料で
形成しておくのが好ましい。
いるとともに平行に並んでいる2本の蓄電池セル間の空
間に配置しておけばよく、この時、蓄電池セルの側面と
金属板の屈曲部との間に空間を介在させたり、金属板近
くの蓄電池セル表面に難燃材を配しておくとよい。
基づいて詳述すると、図1に示すケースを外した状態の
蓄電池パックは、前記従来例と同じく携帯式電動工具用
のもので、多数本の本の蓄電池セル1を金属板2によっ
て直列に接続してあり、該直列回路の両端はリード線4
を介してケース外面に露出配置される外部接続端子3に
接続してある。図中5は蓄電池セル1を保持しているフ
レームである。
1にスポット溶接で固定しているのであるが、複数本あ
る金属板2のうちの一つは、該金属板2によって接続す
る2本の蓄電池セル1,1の電極間距離も全長を長く
し、中間部において余った部分を屈曲させることで図2
にも示すように、屈曲部20を形成している。
の短絡で過大な短絡電流が流れた時、発熱して溶断する
ことで短絡電流を遮断する。従って、蓄電池セル1の発
熱や発火、破裂等を防ぐことができる。
2は他のものよりも全長が長くなっていることから、電
気抵抗値が少し大きくなっているが、複数本ある金属板
2のうちの1本のみであることから、電池パック全体と
しての電気抵抗値の増大は無視できる程度であり、充放
電特性に影響を与えてしまうことはない。
より確実にするには、この屈曲部20を有する金属板2
の厚みを薄くしたり幅を小さくしたりすることでその断
面積を他の金属板2の断面積よりも小さくしたり、他の
金属板2よりも電気抵抗値の大きい金属材料で形成して
おくとよい。
続するのに必要な長さよりも長い全長を持たせて、屈曲
部20を形成しているのは、溶断時に蓄電池セル1に熱
が奪われずに良好な溶断特性を得ることができるように
しているためであり、また図示例のように、V字形の屈
曲部を設けて、該屈曲部20を蓄電池1,1間の空間に
配置していいるのは、蓄電池パック内のスペースの有効
利用を図るためである。ただし、屈曲部20と蓄電池セ
ル1側面とが接触しないように空間をあけて蓄電池セル
1に熱が奪われないようにしておく。
属板2が溶断する時の熱で蓄電池セル1に被せてある吸
液用の紙筒が燃えてしまうのを防ぐために、屈曲部20
を有する金属板2の両横の蓄電池セル1の側面で金属板
2に近いところにシート状の難燃材7を貼り付けたもの
を示している。
蓄電池セルの電極に固定されている金属板を電極間距離
より全長が長くて中間部に屈曲部が設けられたものとし
ているとともに過大電流で溶断する特性のものとしてい
るために、外部接続端子間が短絡されることで過大な短
絡電流が流れた時、金属板が屈曲部において容易に溶断
してしまうものであり、このために短絡電流による発熱
や発火、蓄電池セルの破裂といった事態が生じるのを防
ぐことができる上に、コスト的にもスペース的にも問題
となるようなことはなく、蓄電池パックの小型化及び低
コスト化に有利なものである。
続しているものでは、複数本の金属板のうちの一つのみ
に屈曲部を設けておけばよく、蓄電池パックとしての充
放電特性に影響を与えてしまうことがない。
金属板の厚みよりも薄くしたり、屈曲部を備えた金属板
の幅を他の金属板の幅よりも小さくしたり、屈曲部を備
えた金属板を他の金属板よりも電気抵抗値が高い材料で
形成しておくのが短絡電流による確実な溶断の点で好ま
しい。
いるとともに平行に並んでいる2本の蓄電池セル間の空
間に配置しておくことで、屈曲部を設けたことが蓄電池
パック内におけるスペース利用の点で好ましく、この
時、蓄電池セルの側面と金属板の屈曲部との間に空間を
介在させておくことで、蓄電池セルに熱を奪われてしま
うことを防ぐことができ、さらに金属板近くの蓄電池セ
ル表面に難燃材を配しておくことで、金属板の溶断が蓄
電池セルに及ぼす影響を無くすことができる。
は側面図、(b)は底面図である。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数本の蓄電池セルを金属板にて直列に
接続しているとともに、これら蓄電池セルを納めたケー
ス外面に外部接続端子を配している蓄電池パックにおい
て、両端が蓄電池セルの電極に固定されている上記金属
板を電極間距離より全長が長くて中間部に屈曲部が設け
られたものとしているとともに過大電流で溶断する特性
のものとしていることを特徴とする蓄電池パック。 - 【請求項2】 3本以上の蓄電池セルを直列に接続して
いる複数本の金属板のうちの一つのみに屈曲部を設けて
いることを特徴とする請求項1記載の蓄電池パック。 - 【請求項3】 屈曲部を備えた金属板の厚みを他の金属
板の厚みよりも薄くしていることを特徴とする請求項2
記載の蓄電池パック。 - 【請求項4】 屈曲部を備えた金属板の幅を他の金属板
の幅よりも小さくしていることを特徴とする請求項2記
載の蓄電池パック。 - 【請求項5】 屈曲部を備えた金属板を他の金属板より
も電気抵抗値が高い材料で形成していることを特徴とす
る請求項2記載の蓄電池パック。 - 【請求項6】 金属板の屈曲部を該金属板で接続されて
いるとともに平行に並んでいる2本の蓄電池セル間の空
間に配置していることを特徴とする請求項1〜5のいず
れかに記載の蓄電池パック。 - 【請求項7】 蓄電池セルの側面と金属板の屈曲部との
間に空間を介在させていることを特徴とする請求項6記
載の蓄電池パック。 - 【請求項8】 金属板近くの蓄電池セル表面に難燃材を
配していることを特徴とする請求項6記載の蓄電池パッ
ク。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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