JP2001242401A - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
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- JP2001242401A JP2001242401A JP2000051108A JP2000051108A JP2001242401A JP 2001242401 A JP2001242401 A JP 2001242401A JP 2000051108 A JP2000051108 A JP 2000051108A JP 2000051108 A JP2000051108 A JP 2000051108A JP 2001242401 A JP2001242401 A JP 2001242401A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光走査装置を小型化することができると共
に、同期光束を任意の方向に反射させることを可能にし
て、同期検知センサの配置の自由度を高めることができ
る光走査装置を得る。 【解決手段】 偏向反射面5をもつ光偏向器4により偏
向された偏向光束を走査結像レンズ8により被走査面1
1上に光スポットとして集光し、被走査面11を光走査
する光走査装置において、光偏向器4と被走査面11の
間に、同期検知に用いる光束を分離する同期光束反射部
材9を有し、同期光束反射部材9からの反射光束は、少
なくとも1枚の走査結像レンズ8を透過するようになっ
ている。
に、同期光束を任意の方向に反射させることを可能にし
て、同期検知センサの配置の自由度を高めることができ
る光走査装置を得る。 【解決手段】 偏向反射面5をもつ光偏向器4により偏
向された偏向光束を走査結像レンズ8により被走査面1
1上に光スポットとして集光し、被走査面11を光走査
する光走査装置において、光偏向器4と被走査面11の
間に、同期検知に用いる光束を分離する同期光束反射部
材9を有し、同期光束反射部材9からの反射光束は、少
なくとも1枚の走査結像レンズ8を透過するようになっ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ、
ファクシミリ、デジタル複写機等の走査書込光学系に適
用可能な光走査装置に関するものである。
ファクシミリ、デジタル複写機等の走査書込光学系に適
用可能な光走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】偏向反射面を有する光偏向器により偏向
された偏向光束を走査結像レンズにより被走査面上に光
スポットとして集光させて光走査を行う光走査装置にお
いては、主走査方向の書込タイミングを決定するため
に、光走査領域へ向かう偏向光束を同期検知用の受光素
子で検知することが行われている。図3には、従来の光
走査装置の一例を示している。
された偏向光束を走査結像レンズにより被走査面上に光
スポットとして集光させて光走査を行う光走査装置にお
いては、主走査方向の書込タイミングを決定するため
に、光走査領域へ向かう偏向光束を同期検知用の受光素
子で検知することが行われている。図3には、従来の光
走査装置の一例を示している。
【0003】図3に示すように、光源40から放射され
た光束は、カップリングレンズ41によりカップリング
された後、シリンダレンズ42により副走査方向にのみ
に収束され、反射ミラー43によって反射されて、光偏
向器である回転多面鏡44の偏向反射面45近傍に主走
査方向に略線状に結像される。
た光束は、カップリングレンズ41によりカップリング
された後、シリンダレンズ42により副走査方向にのみ
に収束され、反射ミラー43によって反射されて、光偏
向器である回転多面鏡44の偏向反射面45近傍に主走
査方向に略線状に結像される。
【0004】上記回転多面鏡44の偏向反射面45近傍
に主走査方向に略線像に結像された光束は、回転多面鏡
44の回転によって等角速度的に偏向され、走査結像レ
ンズ46によって被走査面47上に光スポットとして集
光され、回転多面鏡44の回転によって被走査面47を
光走査する。上記走査結像レンズ46は、fθレンズ4
6aとトロイダルレンズ46bで構成されている。この
fθレンズ46aとトロイダルレンズ46bの組み合わ
せでfθ機能を有していて、これによって、回転多面鏡
44による等角速度的な偏向光束が被走査面47上で等
速的に光走査される。
に主走査方向に略線像に結像された光束は、回転多面鏡
44の回転によって等角速度的に偏向され、走査結像レ
ンズ46によって被走査面47上に光スポットとして集
光され、回転多面鏡44の回転によって被走査面47を
光走査する。上記走査結像レンズ46は、fθレンズ4
6aとトロイダルレンズ46bで構成されている。この
fθレンズ46aとトロイダルレンズ46bの組み合わ
せでfθ機能を有していて、これによって、回転多面鏡
44による等角速度的な偏向光束が被走査面47上で等
速的に光走査される。
【0005】上記fθレンズ46aおよびトロイダルレ
ンズ46bを透過した光束の一部である同期光束は、ト
ロイダルレンズ46bと被走査面47との間に配置され
た同期ミラー48によって折り返されて同期検知センサ
49に入射する。この同期検知センサ49は、主走査方
向の書込タイミングを決定するものである。
ンズ46bを透過した光束の一部である同期光束は、ト
ロイダルレンズ46bと被走査面47との間に配置され
た同期ミラー48によって折り返されて同期検知センサ
49に入射する。この同期検知センサ49は、主走査方
向の書込タイミングを決定するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すように、上
記同期ミラー48は、トロイダルレンズ46bを透過し
た同期光束を同期検知センサ49に向けて折り返し反射
させているが、この反射方向は、同期ミラー48によっ
て折り返し反射された同期光束がトロイダルレンズ46
bのリブ46cを回避する方向になっている。従って、
同期検知センサ49が配置される位置は、光束の偏向領
域から外方に大きく外れた位置にしなければならないた
め、図3に示すように、光走査装置全体が主走査方向に
大きくなってしまうという問題がある。
記同期ミラー48は、トロイダルレンズ46bを透過し
た同期光束を同期検知センサ49に向けて折り返し反射
させているが、この反射方向は、同期ミラー48によっ
て折り返し反射された同期光束がトロイダルレンズ46
bのリブ46cを回避する方向になっている。従って、
同期検知センサ49が配置される位置は、光束の偏向領
域から外方に大きく外れた位置にしなければならないた
め、図3に示すように、光走査装置全体が主走査方向に
大きくなってしまうという問題がある。
【0007】そこで、図4に示すように、同期光束を同
期検知センサ(図示せず)に向けて折り返し反射する反
射ミラー51を、走査結像レンズ50に一体に形成した
ものが提案されている。この反射ミラー51は走査結像
レンズ50に一体に形成されているため、反射ミラー5
1に入射された同期光束と、反射ミラー51によって反
射された同期光束とのなす角度を小さくすることができ
る。従って、同期検知センサが配置される位置を光束の
偏向領域近傍の位置にすることができ、図3に示すもの
に比べて光走査装置全体を小型化することができる。
期検知センサ(図示せず)に向けて折り返し反射する反
射ミラー51を、走査結像レンズ50に一体に形成した
ものが提案されている。この反射ミラー51は走査結像
レンズ50に一体に形成されているため、反射ミラー5
1に入射された同期光束と、反射ミラー51によって反
射された同期光束とのなす角度を小さくすることができ
る。従って、同期検知センサが配置される位置を光束の
偏向領域近傍の位置にすることができ、図3に示すもの
に比べて光走査装置全体を小型化することができる。
【0008】しかしながら、この反射ミラー51は、結
像走査レンズ50に固定した形態で取り付けられている
ため、同期光束を一定の方向にしか反射させることがで
きず、従って、同期検知センサの配置を任意に変更する
ことができない。光走査装置が取り付けられる機種は様
々であり、機種に対応させて同期検知センサの配置を設
定する必要があるが、図4に示す例のように、同期光束
を一定の方向にしか反射させることができないものにお
いては、同期検知センサの配置を、光走査装置が取り付
けられる様々な機種に対応させて変更することができな
い。
像走査レンズ50に固定した形態で取り付けられている
ため、同期光束を一定の方向にしか反射させることがで
きず、従って、同期検知センサの配置を任意に変更する
ことができない。光走査装置が取り付けられる機種は様
々であり、機種に対応させて同期検知センサの配置を設
定する必要があるが、図4に示す例のように、同期光束
を一定の方向にしか反射させることができないものにお
いては、同期検知センサの配置を、光走査装置が取り付
けられる様々な機種に対応させて変更することができな
い。
【0009】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたものであり、光走査装置を小型
化することができると共に、同期光束を任意の方向に反
射させることを可能にして、同期検知センサの配置の自
由度を高めることができる光走査装置を提供することを
目的とする。
解消するためになされたものであり、光走査装置を小型
化することができると共に、同期光束を任意の方向に反
射させることを可能にして、同期検知センサの配置の自
由度を高めることができる光走査装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
偏向反射面をもつ光偏向器により偏向された偏向光束を
走査結像レンズにより被走査面上に光スポットとして集
光し、上記被走査面を光走査する光走査装置において、
上記光偏向器と被走査面の間に、同期検知に用いる光束
を分離する同期光束反射部材を有し、上記同期光束反射
部材からの反射光束は、少なくとも1枚の走査結像レン
ズを透過することを特徴とする。
偏向反射面をもつ光偏向器により偏向された偏向光束を
走査結像レンズにより被走査面上に光スポットとして集
光し、上記被走査面を光走査する光走査装置において、
上記光偏向器と被走査面の間に、同期検知に用いる光束
を分離する同期光束反射部材を有し、上記同期光束反射
部材からの反射光束は、少なくとも1枚の走査結像レン
ズを透過することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記同期光束反射部材は、副走査方向に平
行な軸を中心にしてチルト調整可能となっていることを
特徴とする。
明において、上記同期光束反射部材は、副走査方向に平
行な軸を中心にしてチルト調整可能となっていることを
特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、上記同期光束反射部材によって反
射され、少なくとも1枚の走査結像レンズを透過した反
射光束の主走査方向の結像位置の近傍に、同期検知用受
光素子が設けられ、上記反射光束の主走査方向の結像位
置をPm、副走査方向の結像位置をPsとしたとき、同
期光束の光軸方向の距離|Ps−Pm|は、|Ps−P
m|<50mmを満足することを特徴とする。
記載の発明において、上記同期光束反射部材によって反
射され、少なくとも1枚の走査結像レンズを透過した反
射光束の主走査方向の結像位置の近傍に、同期検知用受
光素子が設けられ、上記反射光束の主走査方向の結像位
置をPm、副走査方向の結像位置をPsとしたとき、同
期光束の光軸方向の距離|Ps−Pm|は、|Ps−P
m|<50mmを満足することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる光走査装置の実施の形態について説明する。図
1には、本発明にかかる光走査装置の一例を示してい
る。図1に示すように、符号1は、発散光束を放射する
光源を示している。この光源1の放射方向には、発散光
束をほぼ平行光束にしてカップリングするカップリング
レンズ2、およびカップリングレンズ2によってカップ
リングされた光束を副走査方向にのみに収束するシリン
ダレンズ3が設けられている。
にかかる光走査装置の実施の形態について説明する。図
1には、本発明にかかる光走査装置の一例を示してい
る。図1に示すように、符号1は、発散光束を放射する
光源を示している。この光源1の放射方向には、発散光
束をほぼ平行光束にしてカップリングするカップリング
レンズ2、およびカップリングレンズ2によってカップ
リングされた光束を副走査方向にのみに収束するシリン
ダレンズ3が設けられている。
【0014】光源1から放射された光束は、カップリン
グレンズ2を透過することによってほぼ平行光束とさ
れ、その後、シリンダレンズ3を透過することによって
副走査方向にのみに収束されて、光偏向器である回転多
面鏡4の偏向反射面5近傍に主走査方向に略線状に結像
される。この略線状に結像された光束は、回転多面鏡4
の偏向反射面5によって反射され、走査結像レンズ8に
よって被走査面11上に光スポットとして集光されると
ともに、回転多面鏡4の偏向反射面5が回転軸を中心に
回転することによって等角速度的に偏向され、被走査面
11を光走査する。
グレンズ2を透過することによってほぼ平行光束とさ
れ、その後、シリンダレンズ3を透過することによって
副走査方向にのみに収束されて、光偏向器である回転多
面鏡4の偏向反射面5近傍に主走査方向に略線状に結像
される。この略線状に結像された光束は、回転多面鏡4
の偏向反射面5によって反射され、走査結像レンズ8に
よって被走査面11上に光スポットとして集光されると
ともに、回転多面鏡4の偏向反射面5が回転軸を中心に
回転することによって等角速度的に偏向され、被走査面
11を光走査する。
【0015】上記走査結像レンズ8は、fθレンズ6と
トロイダルレンズ7で構成されている。このfθレンズ
6とトロイダルレンズ7の組み合わせでfθ機能を有し
ていて、これによって、回転多面鏡4による等角速度的
な偏向光束が被走査面11上で等速的に光走査される。
トロイダルレンズ7で構成されている。このfθレンズ
6とトロイダルレンズ7の組み合わせでfθ機能を有し
ていて、これによって、回転多面鏡4による等角速度的
な偏向光束が被走査面11上で等速的に光走査される。
【0016】図1に示すように、回転多面鏡4と被走査
面11との間、より具体的にはトロイダルレンズ7と被
走査面11との間には、回転多面鏡4の偏向反射面5に
よる偏向開始時近辺の光束であって、被走査面11にお
ける走査領域対応範囲外の光束を反射する同期光束反射
部材としての同期検知ミラー9が配置されている。この
同期検知ミラー9は、同期検知に用いる光束を分離する
ものであり、上記fθレンズ6およびトロイダルレンズ
7を透過した光束の一部である同期光束を同期検知用受
光素子としての同期検知センサ10に入射させるもので
ある。上記同期検知ミラー9は、副走査方向に平行な軸
を中心にして回転できるようにチルト調整可能となって
いる。
面11との間、より具体的にはトロイダルレンズ7と被
走査面11との間には、回転多面鏡4の偏向反射面5に
よる偏向開始時近辺の光束であって、被走査面11にお
ける走査領域対応範囲外の光束を反射する同期光束反射
部材としての同期検知ミラー9が配置されている。この
同期検知ミラー9は、同期検知に用いる光束を分離する
ものであり、上記fθレンズ6およびトロイダルレンズ
7を透過した光束の一部である同期光束を同期検知用受
光素子としての同期検知センサ10に入射させるもので
ある。上記同期検知ミラー9は、副走査方向に平行な軸
を中心にして回転できるようにチルト調整可能となって
いる。
【0017】上記同期検知センサ10は、主走査方向に
長いfθレンズ6とトロイダルレンズ7との間に設けら
れている。従って、トロイダルレンズ7の長さ方向一端
部を透過した光束は、同期検知ミラー9によって折り返
し反射され、再びトロイダルレンズ7を透過して同期検
知センサ10に入射する。同期検知ミラー9によって折
り返し反射された反射光束は、走査結像レンズ全体、従
って、図1に示す実施の形態においては、トロイダルレ
ンズ7およびfθレンズ6を透過して同期検知センサ1
0に至るようにしても良い、図示の例のように、少なく
とも1枚の走査結像レンズを透過して同期検知センサ1
0に至るようにしてもよい。
長いfθレンズ6とトロイダルレンズ7との間に設けら
れている。従って、トロイダルレンズ7の長さ方向一端
部を透過した光束は、同期検知ミラー9によって折り返
し反射され、再びトロイダルレンズ7を透過して同期検
知センサ10に入射する。同期検知ミラー9によって折
り返し反射された反射光束は、走査結像レンズ全体、従
って、図1に示す実施の形態においては、トロイダルレ
ンズ7およびfθレンズ6を透過して同期検知センサ1
0に至るようにしても良い、図示の例のように、少なく
とも1枚の走査結像レンズを透過して同期検知センサ1
0に至るようにしてもよい。
【0018】図2(a)に示すように、上記同期検知セ
ンサ10は、同期検知ミラー9によって折り返し反射さ
れ、トロイダルレンズ7を透過した反射光束の主走査方
向の結像位置Pmの近傍に設けられている。この結像位
置Pmは、被走査面11と光学的に等価な位置にある。
上記同期検知センサ10は、主走査方向の書込タイミン
グを決定するものである。また、図2(b)に示すよう
に、この反射光束の副走査方向の結像位置をPsとする
と、同期光束の光軸方向の距離|Pm−Ps|は、 |Pm−Ps|<50mm を満足するように設定されている。
ンサ10は、同期検知ミラー9によって折り返し反射さ
れ、トロイダルレンズ7を透過した反射光束の主走査方
向の結像位置Pmの近傍に設けられている。この結像位
置Pmは、被走査面11と光学的に等価な位置にある。
上記同期検知センサ10は、主走査方向の書込タイミン
グを決定するものである。また、図2(b)に示すよう
に、この反射光束の副走査方向の結像位置をPsとする
と、同期光束の光軸方向の距離|Pm−Ps|は、 |Pm−Ps|<50mm を満足するように設定されている。
【0019】上記実施の形態によれば、同期検知ミラー
9によって折り返し反射された反射光束が、走査結像レ
ンズ8を構成する2枚のレンズ6、7のうちの1枚を透
過して同期検知センサ10に入射するようになっている
ため、同期光束が集光する距離が短くなって同期検知セ
ンサ10を同期検知ミラー9の配置側に近づけることが
でき、もって、光走査装置の小型化を図ることができ
る。
9によって折り返し反射された反射光束が、走査結像レ
ンズ8を構成する2枚のレンズ6、7のうちの1枚を透
過して同期検知センサ10に入射するようになっている
ため、同期光束が集光する距離が短くなって同期検知セ
ンサ10を同期検知ミラー9の配置側に近づけることが
でき、もって、光走査装置の小型化を図ることができ
る。
【0020】また、同期検知ミラー9は、副走査方向に
平行な軸を中心にして回転できるようにチルト調整可能
となっているため、同期光束を任意の方向に反射させる
ことができ、これによって、同期検知センサ10の配置
の自由度を高め、同期検知センサ10の配置を光走査装
置が取り付けられる様々な機種に対応させて変更させる
ことができる。
平行な軸を中心にして回転できるようにチルト調整可能
となっているため、同期光束を任意の方向に反射させる
ことができ、これによって、同期検知センサ10の配置
の自由度を高め、同期検知センサ10の配置を光走査装
置が取り付けられる様々な機種に対応させて変更させる
ことができる。
【0021】さらに、上記同期検知ミラー9によって折
り返し反射され、トロイダルレンズ7を透過した反射光
束の主走査方向の結像位置Pmの近傍に、同期検知セン
サ10を設けると共に、この反射光束の副走査方向の結
像位置をPsとしたとき、同期光束の光軸方向の距離|
Pm−Ps|が、 |Pm−Ps|<50mm を満足するように設定されているため、回転多面鏡4の
面倒れによって生じる同期検知センサ10上での光スポ
ット位置の変動を防止し、高精度の同期信号を得ること
ができる。光軸方向の距離|Pm−Ps|が50mmの
上限を超えると、回転多面鏡4の面倒れによって生じる
同期検知センサ10上での光スポット位置が変動し、高
精度の同期信号を得ることができない。
り返し反射され、トロイダルレンズ7を透過した反射光
束の主走査方向の結像位置Pmの近傍に、同期検知セン
サ10を設けると共に、この反射光束の副走査方向の結
像位置をPsとしたとき、同期光束の光軸方向の距離|
Pm−Ps|が、 |Pm−Ps|<50mm を満足するように設定されているため、回転多面鏡4の
面倒れによって生じる同期検知センサ10上での光スポ
ット位置の変動を防止し、高精度の同期信号を得ること
ができる。光軸方向の距離|Pm−Ps|が50mmの
上限を超えると、回転多面鏡4の面倒れによって生じる
同期検知センサ10上での光スポット位置が変動し、高
精度の同期信号を得ることができない。
【0022】また、上記走査結像レンズ8が1枚で構成
される場合、同期検知ミラー9によって折り返し反射さ
れた反射光束は、1枚の走査結像レンズ8を透過して同
期検知センサ10に入射する。
される場合、同期検知ミラー9によって折り返し反射さ
れた反射光束は、1枚の走査結像レンズ8を透過して同
期検知センサ10に入射する。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、偏向反射
面をもつ光偏向器により偏向された偏向光束を走査結像
レンズにより被走査面上に光スポットとして集光し、上
記被走査面を光走査する光走査装置において、上記光偏
向器と被走査面の間に、同期検知に用いる光束を分離す
る同期光束反射部材を有し、上記同期光束反射部材から
の反射光束は、少なくとも1枚の走査結像レンズを透過
するため、同期光束が集光する距離を短くすることがで
き、もって、光走査装置の小型化を図ることができる。
面をもつ光偏向器により偏向された偏向光束を走査結像
レンズにより被走査面上に光スポットとして集光し、上
記被走査面を光走査する光走査装置において、上記光偏
向器と被走査面の間に、同期検知に用いる光束を分離す
る同期光束反射部材を有し、上記同期光束反射部材から
の反射光束は、少なくとも1枚の走査結像レンズを透過
するため、同期光束が集光する距離を短くすることがで
き、もって、光走査装置の小型化を図ることができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、上記同期光束反射部材は、副走査方
向に平行な軸を中心にしてチルト調整可能となっている
ため、同期光束を任意の方向に反射させることができ、
これによって、同期検知用受光素子の配置の自由度を高
め、同期検知用受光素子の配置を光走査装置が取り付け
られる様々な機種に対応させて変更させることができ
る。
載の発明において、上記同期光束反射部材は、副走査方
向に平行な軸を中心にしてチルト調整可能となっている
ため、同期光束を任意の方向に反射させることができ、
これによって、同期検知用受光素子の配置の自由度を高
め、同期検知用受光素子の配置を光走査装置が取り付け
られる様々な機種に対応させて変更させることができ
る。
【0025】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明において、上記同期光束反射部材によ
って反射され、少なくとも1枚の走査結像レンズを透過
した反射光束の主走査方向の結像位置の近傍に、同期検
知用受光素子が設けられ、上記反射光束の主走査方向の
結像位置をPm、副走査方向の結像位置をPsとしたと
き、同期光束の光軸方向の距離|Ps−Pm|は、|P
s−Pm|<50mmを満足するため、光偏向器の面倒
れによって生じる同期検知用受光素子上での光スポット
位置の変動を防止し、高精度の同期信号を得ることがで
きる。
たは2記載の発明において、上記同期光束反射部材によ
って反射され、少なくとも1枚の走査結像レンズを透過
した反射光束の主走査方向の結像位置の近傍に、同期検
知用受光素子が設けられ、上記反射光束の主走査方向の
結像位置をPm、副走査方向の結像位置をPsとしたと
き、同期光束の光軸方向の距離|Ps−Pm|は、|P
s−Pm|<50mmを満足するため、光偏向器の面倒
れによって生じる同期検知用受光素子上での光スポット
位置の変動を防止し、高精度の同期信号を得ることがで
きる。
【図1】本発明にかかる光走査装置の実施の形態を示す
光学配置図である。
光学配置図である。
【図2】上記実施の形態に適用可能な同期光束反射部材
および同期検知用受光素子の一例を示す(a)は主走査
方向側面図、(b)は副走査方向側面図である。
および同期検知用受光素子の一例を示す(a)は主走査
方向側面図、(b)は副走査方向側面図である。
【図3】従来における光走査装置を示す光学配置図であ
る。
る。
【図4】上記光走査装置に適用された反射ミラーを示す
平面図である。
平面図である。
1 光源 2 カップリングレンズ 3 シリンダレンズ 4 回転多面鏡 5 偏向反射面 6 fθレンズ 7 トロイダルレンズ 8 走査結像レンズ 9 同期検知ミラー 10 同期検知センサ 11 被走査面
Claims (3)
- 【請求項1】 偏向反射面をもつ光偏向器により偏向さ
れた偏向光束を走査結像レンズにより被走査面上に光ス
ポットとして集光し、上記被走査面を光走査する光走査
装置において、 上記光偏向器と被走査面の間に、同期検知に用いる光束
を分離する同期光束反射部材を有し、上記同期光束反射
部材からの反射光束は、少なくとも1枚の走査結像レン
ズを透過することを特徴とする光走査装置。 - 【請求項2】 上記同期光束反射部材は、副走査方向に
平行な軸を中心にしてチルト調整可能となっていること
を特徴とする請求項1記載の光走査装置。 - 【請求項3】 上記同期光束反射部材によって反射さ
れ、少なくとも1枚の走査結像レンズを透過した反射光
束の主走査方向の結像位置の近傍に、同期検知用受光素
子が設けられ、上記反射光束の主走査方向の結像位置を
Pm、副走査方向の結像位置をPsとしたとき、同期光
束の光軸方向の距離|Ps−Pm|は、 |Ps−Pm|<50mmを満足することを特徴とする
請求項1または2記載の光走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051108A JP2001242401A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 光走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051108A JP2001242401A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 光走査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001242401A true JP2001242401A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18572799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000051108A Pending JP2001242401A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 光走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001242401A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258089A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-11-05 | Mitsubishi Electric Corp | 形状計測装置 |
-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000051108A patent/JP2001242401A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258089A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-11-05 | Mitsubishi Electric Corp | 形状計測装置 |
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