JP2001242207A - 高周波デバイス測定プログラムを記録した記憶媒体並びに高周波デバイス測定装置及び方法 - Google Patents

高周波デバイス測定プログラムを記録した記憶媒体並びに高周波デバイス測定装置及び方法

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JP2001242207A
JP2001242207A JP2000049674A JP2000049674A JP2001242207A JP 2001242207 A JP2001242207 A JP 2001242207A JP 2000049674 A JP2000049674 A JP 2000049674A JP 2000049674 A JP2000049674 A JP 2000049674A JP 2001242207 A JP2001242207 A JP 2001242207A
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dut
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Toshiyuki Takahashi
敏行 高橋
Satoshi Hayakawa
聡 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストフィクスチャ(TF)を用いてDUT
の真の特性を測定でき、またTFを用いてDUTを搭載
した状態の標準基板の特性測定をシミュレーションでき
ること。 【解決手段】 測定器1は、TF3と信号ケーブル5で
接続されており、TF3の特性、及びDUT4を搭載し
た状態の特性を測定し、各Sパラメータを処理装置2に
出力する。処理装置2は、各SパラメータをTパラメー
タに変換後、逆行列演算によりDUT4の真の特性を得
る。この後、TパラメータをSパラメータに変換して出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物の高周波
デバイスであるDUTの各種特性測定を行う高周波デバ
イス測定装置に関し、特に、DUTの真の特性を測定で
き、また、所定のモデル化した標準基板に搭載した際の
特性をシミュレート可能な装置及び方法並びに該測定プ
ログラムを記録した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定物の高周波デバイスであるDUT
の各種特性測定には、テストフィクスチャが用いられ
る。このテストフィクスチャは、特性測定装置に予め接
続された装着用治具であり、DUTが自在に交換できる
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このテストフィクスチ
ャはDUTを交換して順次特性測定を行うためのもので
あり、テストフィクスチャを使用しDUTを測定した場
合、その測定結果はDUTの特性だけでなく、テストフ
ィクスチャの特性も含んだ結果となる。また、実際に
は、DUTは部品であり、例えば電子機器に搭載される
場合は他の周辺回路とともに組み込まれて使用されるこ
とが多い。そのため、ユーザとしてはDUTを周辺回路
とともに組み込んだ基板(これを標準基板と称す)で試
験したいという要望があった。標準基板は、DUTの性
能を最適化するため各種部品(例えばインピーダンス変
換器等)を必要に応じ搭載できる。仮にテストフィクス
チャにも同様の部品を組み込んだとしても標準基板とテ
ストフィクスチャでは等価回路が異なるため、両者の特
性は一致しない問題があった。
【0004】即ち、従来の高周波デバイス測定装置で
は、DUTの真の特性及びDUTが標準基板に搭載され
た状態の特性を求めることが困難であった。また、テス
トフィクスチャを用いつつも、DUTが標準基板に搭載
された状態を想定(シミュレート)した測定は行えなか
った。
【0005】上記の高周波デバイスには、インターフェ
イスの違いにより、バランスタイプとアンバランスタイ
プのものがある。一般的に高周波デバイス測定装置のイ
ンターフェィスはバランスタイプ(50Ω特性)で構成
されているため、アンバランスタイプ(100Ω〜20
0Ω)で設計されたDUTを測定すると特性インピーダ
ンスの違いにより正確な測定をすることが困難であっ
た。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、テストフィクスチャを用いたDUTの
測定値よりDUTの真の特性を求めることが可能であ
り、またDUTを搭載した状態の標準基板の特性をシミ
ュレーションにより求めることができる高周波デバイス
測定プログラム並びに高周波デバイス測定装置及び方法
の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の高周波デバイス測定プログラムを記録した
記憶媒体は、請求項1記載のように、被測定物の高周波
デバイスであるDUT(4)をテストフィクスチャ
(3)に交換自在に装着してDUTの特性を測定する際
の処理を実行させる高周波デバイス測定プログラムを記
録した記憶媒体であって、該高周波デバイス測定プログ
ラムは、処理装置(2)に、信号のベクトル量を測定可
能な測定器(1)から得られた、前記テストフィクスチ
ャにDUTを装着した状態でのSパラメータ及び前記テ
ストフィクスチャのみのSパラメータをそれぞれTパラ
メータに変換させ、各Tパラメータを用いた所定の行列
演算を実行させてテストフィクスチャの特性を除去した
DUTのみのTパラメータ特性を求めさせ、前記DUT
のTパラメータをSパラメータに変換しDUT単体の特
性として出力させることを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載のように、前記テスト
フィクスチャが有するインピーダンスと前記DUTが有
するインピーダンスが異なる場合、前記テストフィクス
チャを用いて得られた前記DUT単体の特性をインピー
ダンス変換処理させる構成としてもよい。
【0009】また、請求項3記載のように、前記テスト
フィクスチャを用いて得られたDUT単体のSパラメー
タと前記DUTが部品として搭載される場合の周辺回路
を含む基板の予め記憶しているSパラメータとにより前
記DUTが搭載された状態の前記基板のSパラメータを
シミュレーションさせる構成とすることもできる。
【0010】本発明の高周波デバイス測定装置は、請求
項4記載のように、被測定物の高周波デバイスであるD
UT(4)をテストフィクスチャ(3)に交換自在に装
着してDUTの特性を測定する高周波デバイス測定装置
において、前記テストフィクスチャ単体、及びDUTを
装着したテストフィクスチャの各状態時の特性を示すS
パラメータを測定するベクトル測定可能な測定器と、前
記測定器から出力されるSパラメータをTパラメータに
変換するS/T変換手段(11)と、前記テストフィク
スチャ単体、及びDUTを装着したテストフィクスチャ
の各状態の特性を示すTパラメータに基づき、所定の行
列演算を実行してDUT単体の特性を抽出するマトリク
ス演算手段(12)と、前記得られたDUT単体の特性
をTパラメータからSパラメータに変換するT/S変換
手段(13)とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載のように、前記演算手
段は、前記DUTが部品として搭載される場合の周辺回
路を含む標準基板の特性を示すSパラメータを設定し、
前記テストフィクスチャを用いて得られたDUT単体の
Sパラメータと前記DUTが搭載される基板のSパラメ
ータにより前記DUTが搭載された状態の前記基板のS
パラメータを得る構成にもできる。
【0012】本発明の高周波デバイス測定方法は、請求
項6記載のように、被測定物の高周波デバイスであるD
UT(4)をテストフィクスチャ(3)に交換自在に装
着してDUTの特性を測定する高周波デバイス測定方法
において、信号のベクトル量を測定可能な測定器(1)
により、前記テストフィクスチャのみの入力Sパラメー
タSa及び出力SパラメータSbを測定し、前記テスト
フィクスチャにDUTを装着した状態でのSパラメータ
特性Sxを測定し、上記各SパラメータをそれぞれTパ
ラメータTa,Tb,Txに変換し、各Tパラメータを
基にTy=Ta-1×Tx×Tb-1なる演算を行うことに
より、テストフィクスチャの特性を除去したDUTのみ
のTパラメータ特性Tyを抽出し、前記抽出したDUT
のTパラメータをSパラメータSyに変換、出力するこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項7記載のように、請求項6記
載の各処理実行後、前記DUTが部品として搭載される
場合の周辺回路を含む基板の入力SパラメータSn及び
出力SパラメータSmを設定し、前記テストフィクスチ
ャを用いて得られたDUT単体のSパラメータSyと前
記DUTが部品として搭載される場合の周辺回路を含む
入力SパラメータSn及び出力SパラメータSmにより
前記DUTが搭載された状態の前記基板のSパラメータ
Sjを得る構成としてもよい。
【0014】上記構成によれば、テストフィクスチャを
用いてDUTを測定する構成においても、テストフィク
スチャの特性を除去することができるため、DUTの真
の特性を得ることができるようになる。また、テストフ
ィクスチャの特性を標準基板が有する特性に置き換える
ことにより、テストフィクスチャを使用しつつも、DU
Tを標準基板に搭載した状態での特性をシミュレーショ
ンすることができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
の高周波デバイス測定装置の全体構成を示す図である。
装置は、測定器1と、処理装置2と、テストフィクスチ
ャ(TF)3で大略構成されている。測定器1はこの実
施形態ではDUT4から出力される信号の大きさ及び位
相(ベクトル量という)を測定することによりDUT4
の特性を測定可能なベクトルネットワーク解析装置(V
NA)が用いられる。
【0016】処理装置2は、汎用のコンピュータ装置が
用いられ、測定器1の測定結果を所定の測定プログラム
に基づき解析処理してDUT4の特性を測定する。テス
トフィクスチャ3は、DUT4を交換可能に装着する治
具であり、測定器1に信号ケーブル5で接続され、装着
されたDUT4に対して測定器1の測定信号を入出力す
る。このテストフィクスチャ3はDUT4に対して2入
力、2出力の計4ポートを有する。DUT4は、本実施
形態ではSAWフィルタからなる。
【0017】図2は、処理装置2の内部構成を示すブロ
ック図である。このブロック図に記載した各機能は、上
記測定プログラムが実行する各処理に相当する。入力手
段10には、測定器1から出力される測定結果、すなわ
ちテストフィクスチャ3、DUT4が含まれたSパラメ
ータ及びテストフィクスチャ3のSパラメータが入力さ
れる。
【0018】S/T変換手段11は、SパラメータをT
パラメータに変換する。通常、高周波測定における測定
解析はSパラメータが使用されるが、図3(a)に示す
ように、Sパラメータは入力波により出力波を定義し入
出力ポートは分離されていないので、テストフィクスチ
ャ3とDUT4を従属接続した状態での解析はできな
い。そこで、図3(b)に示すように、ポートの入出力
波により他のポートの入出力波を定義するTパラメータ
を使用する。これよりS→Tのパラメータ変換式が求ま
る。そして測定器1から出力されたSパラメータをTパ
ラメータに変換する。この際、テストフィクスチャ3に
関しては、SパラメータSa,Sb→TパラメータT
a,Tbであり、テストフィクスチャ3を使用したDU
T4に関しては、SパラメータSx→TパラメータTx
が得られる。
【0019】マトリクス演算手段12は、得られたTパ
ラメータに基づき、DUT4の抽出演算を実行する。即
ち、各マトリクスTa,Tb,Tx,Tyの関係は以下
の式のようになる。 Tx=Ta×Ty×Tb…(1) (但し、Ta,Tb:テストフィクスチャ3、Ty:D
UT4を示す。)
【0020】そして、DUT4の抽出は削除したい要素
(テストフィクスチャ3)のTマトリクスにその逆行列
をかける(下記式2)演算を実行して得る。 Ty=Ta-1×Tx×Tb-1…(2)
【0021】T/S変換手段13は、上記により得られ
たDUT4のTパラメータTyをSパラメータSyに変
換する。Sパラメータ変換後のDUT4の特性は出力手
段14を介して外部出力される。なお、出力手段14
は、図示しない記憶部に抽出したDUT4のSパラメー
タを記憶させ必要時に読み出すことができる。
【0022】図4は、上記構成によるDUT4の特性抽
出処理を示すフローチャートである。まず、DUT4を
装着しない状態でテストフィクスチャ3のSパラメータ
Sa,Sbを得る(S1)。図5(a)は、この際の測
定状態を示す図である。処理装置2は、上記テストフィ
クスチャ3のSパラメータSa,SbをTパラメータT
a、Tbに変換する(S2)。
【0023】次に、テストフィクスチャ3にDUT4を
装着した状態でテストフィクスチャ3、DUT4を合成
したSパラメータSxを得る(S3)。図5(b)は、
この際の測定状態を示す図である。処理装置2は、上記
DUT4のSパラメータSxをTパラメータTxに変換
する(S4)。このTxは、テストフィクスチャ3の特
性を含むものであるため、DUT4の真の特性をTyと
仮定し(S5)、マトリクス演算(上記式1)、(上記
式2)によりこれを求める(S7)。そして、DUT4
の真の特性を示すTパラメータTyをSパラメータSy
に変換して出力する(S8)。
【0024】この後、新たなDUT4を測定する場合に
は、S2に復帰し上記処理を再度実行すればよい(S
9)。上記により、テストフィクスチャ3の特性を除去
してDUT4の真の特性を得ることができるようにな
る。なお、測定器1,信号ケーブル5,テストフィクス
チャ3の特性インピーダンスが50Ω、DUT4が10
0Ωのように異なる測定系でDUT4の真の特性が求め
られた場合、その特性はインピーダンスのミスマッチ成
分が含まれてしまう。その為得られたDUT4の真の特
性は出力手段14において所望のインピーダンスに変換
されて出力される。
【0025】(第2実施形態)第2実施形態では、DU
T4が実際に標準基板に搭載された状態の特性を、テス
トフィクスチャ3を用いてシミュレーションする構成で
ある。この実施形態においても、図2記載のブロック構
成と基本的に変わらない。図6は、このシミュレーショ
ン時の特性測定を示すフローチャートである。図示のよ
うに、第1実施形態(図4記載)で説明した処理により
DUT4の真の特性を示すSパラメータSyを得る処理
を先ず実行しておく(S1〜S9)。
【0026】以降、この第2実施形態で下記の処理を実
行する場合Tパラメータを必ずしも使う必要はない。次
に、標準基板のSパラメータをそれぞれSn,Smとし
て設定する(S10)。
【0027】次に、第1実施形態により求めたSyをS
n、Smと合成してDUT4が標準基板に搭載された場
合の特性Sjを求める(S11)。この演算は、汎用の
回路シミュレータに使用される接点解析法等を用いて
も、第1実施形態で使用したTパラメータによるマトリ
クス解析方法のどちらを用いても構わない。上記によ
り、テストフィクスチャ3を用いて、標準基板にDUT
4を装着したと仮定した状態の特性をシミュレーション
して得ることができるようになる。即ち、DUT4測定
用のテストフィクスチャ3を使用しながら、標準基板に
DUT4を搭載した状態での特性が得られるようにな
る。
【0028】この手法により、例えばDUT4のインタ
ーフェイスがバランスタイプ、測定器1,信号ケーブル
5,及びテストフィクスチャ3がアンバランスタイプの
場合でも正確な測定が可能となる。即ち第1実施形態に
より求めたSyを、バランスーアンバランス変換機能を
もつ部品(バラン等)を搭載した標準基板に、搭載され
た状態をシミュレーションすればよい。
【0029】上記実施形態では、測定器1としてベクト
ルネットワークアナライザを用いる構成としたが、信号
のベクトル量の測定可能な測定器であればこれに限らず
に用いることができる。また、測定に使用するテストフ
ィクスチャを修理等で交換した場合であっても、交換後
のテストフィクスチャのSパラメータを再測定し求めれ
ば、前記処理により同様の特性を得ることができるよう
になり、テストフィクスチャを交換後もDUTの真の特
性、及びDUTを搭載した状態の標準基板の特性シミュ
レーションを精度良く実行できるようになる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、テストフィクスチャに
よりDUTを測定した場合測定値に含まれてしまうテス
トフィクスチャの特性を除去することができるため、D
UTの真の特性を得ることができる。特にテストフィク
スチャを用いることにより、DUTを順次交換して多数
のDUTの真の特性を評価できるようになる。また、テ
ストフィクスチャの特性を標準基板の特性に置換する処
理を実行すれば、テストフィクスチャを用いつつ、標準
基板上にDUTを搭載した状態をシミュレーションによ
り求めることができるためDUTの評価を効率良く行え
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波デバイス測定装置の全体構成を
示す図。
【図2】処理装置の内部構成を示すブロック図。
【図3】S、Tパラメータの定義を説明するための図。
【図4】第1実施形態におけるDUTの特性抽出処理を
示すフローチャート。
【図5】特性測定時の状態を示す説明図。
【図6】第2実施形態における標準基板のシミュレーシ
ョンの各処理を示すフローチャート。
【図7】シミュレーション時の状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…測定器、2…処理装置、3…テストフィクスチャ、
4…被測定物の高周波デバイスであるDUT、5…信号
ケーブル、10…入力手段、11…S/T変換手段、1
2…マトリクス演算手段、13…T/S変換手段、14
…出力手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の高周波デバイスであるDUT
    (4)をテストフィクスチャ(3)に交換自在に装着し
    てDUTの特性を測定する際の処理を実行させる高周波
    デバイス測定プログラムを記録した記憶媒体であって、 該高周波デバイス測定プログラムは、処理装置(2)
    に、 信号のベクトル量を測定可能な測定器(1)から得られ
    た、前記テストフィクスチャにDUTを装着した状態で
    のSパラメータ及び前記テストフィクスチャのみのSパ
    ラメータをそれぞれTパラメータに変換させ、 各Tパラメータを用いた所定の行列演算を実行させてテ
    ストフィクスチャの特性を除去したDUTのみのTパラ
    メータ特性を求めさせ、 前記DUTのTパラメータをSパラメータに変換しDU
    T単体の特性として出力させることを特徴とする高周波
    デバイス測定プログラムを記録した記憶媒体。
  2. 【請求項2】 前記テストフィクスチャが有するインピ
    ーダンスと前記DUTが有するインピーダンスが異なる
    場合、前記テストフィクスチャを用いて得られた前記D
    UT単体の特性をインピーダンス変換処理させる請求項
    1記載の高周波デバイス測定プログラムを記録した記憶
    媒体。
  3. 【請求項3】 前記テストフィクスチャを用いて得られ
    たDUT単体のSパラメータと前記DUTが部品として
    搭載される場合の周辺回路を含む基板の予め記憶してい
    るSパラメータとにより前記DUTが搭載された状態の
    前記基板のSパラメータをシミュレーションさせる請求
    項1,2の何れかに記載の高周波デバイス測定プログラ
    ムを記録した記憶媒体。
  4. 【請求項4】 被測定物の高周波デバイスであるDUT
    (4)をテストフィクスチャ(3)に交換自在に装着し
    てDUTの特性を測定する高周波デバイス測定装置にお
    いて、 前記テストフィクスチャ単体、及びDUTを装着したテ
    ストフィクスチャの各状態時の特性を示すSパラメータ
    を測定するベクトル測定可能な測定器と、 前記測定器から出力されるSパラメータをTパラメータ
    に変換するS/T変換手段(11)と、 前記テストフィクスチャ単体、及びDUTを装着したテ
    ストフィクスチャの各状態の特性を示すTパラメータに
    基づき、所定の行列演算を実行してDUT単体の特性を
    抽出するマトリクス演算手段(12)と、 前記得られたDUT単体の特性をTパラメータからSパ
    ラメータに変換するT/S変換手段(13)と、を備え
    たことを特徴とする高周波デバイス測定装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、前記DUTが部品とし
    て搭載される場合の周辺回路を含む標準基板の特性を示
    すSパラメータを設定し、 前記テストフィクスチャを用いて得られたDUT単体の
    Sパラメータと前記DUTが搭載される基板のSパラメ
    ータにより前記DUTが搭載された状態の前記基板のS
    パラメータを得る構成である請求項4記載の高周波デバ
    イス測定装置。
  6. 【請求項6】 被測定物の高周波デバイスであるDUT
    (4)をテストフィクスチャ(3)に交換自在に装着し
    てDUTの特性を測定する高周波デバイス測定方法にお
    いて、 信号のベクトル量を測定可能な測定器(1)により、前
    記テストフィクスチャのみの入力SパラメータSa及び
    出力SパラメータSbを測定し、 前記テストフィクスチャにDUTを装着した状態でのS
    パラメータ特性Sxを測定し、 上記各SパラメータをそれぞれTパラメータTa,T
    b,Txに変換し、 各Tパラメータを基にTy=Ta-1×Tx×Tb-1なる
    演算を行うことにより、テストフィクスチャの特性を除
    去したDUTのみのTパラメータ特性Tyを抽出し、 前記抽出したDUTのTパラメータをSパラメータSy
    に変換、出力することを特徴とする高周波デバイス測定
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の各処理実行後、前記DU
    Tが部品として搭載される場合の周辺回路を含む基板の
    入力SパラメータSn及び出力SパラメータSmを設定
    し、 前記テストフィクスチャを用いて得られたDUT単体の
    SパラメータSyと前記DUTが部品として搭載される
    場合の周辺回路を含む入力SパラメータSn及び出力S
    パラメータSmにより前記DUTが搭載された状態の前
    記基板のSパラメータSjを得る構成である高周波デバ
    イス測定方法。
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