JP2001241739A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2001241739A JP2000047449A JP2000047449A JP2001241739A JP 2001241739 A JP2001241739 A JP 2001241739A JP 2000047449 A JP2000047449 A JP 2000047449A JP 2000047449 A JP2000047449 A JP 2000047449A JP 2001241739 A JP2001241739 A JP 2001241739A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの室内温度検出サーモのみで、複数の空
気調和機の運転動作を制御する経済的な空気調和機の制
御装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 室内を空調する複数の空気調和機と、こ
れら各空気調和機のアドレス番号をゼロ番から順次設定
するアドレス設定手段と、このアドレス設定手段の設定
結果に基づいて前記各空気調和機の運転動作を制御する
制御装置と、を備え、前記制御装置が、前記各空気調和
機のアドレス番号と予め設定された温度係数から演算し
た所定温度を前記室内の検出温度に加算又は減算し、こ
の加算又は減算した前記各空気調和機の演算検出温度と
前記室内の目標温度とを比較して前記各空気調和機の運
転動作を制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機の制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の制御装置としては、
例えば実開昭56−90638号公開公報があり、この
公開公報の構成と動作を図11から13に示す。なお、
図8は空気調和機の概略構成を示す斜視図であり、図1
2は図11のサーモスタット動作温度の一例を示す説明
図であり、図13は図11の電気回路図である。
【0003】次に、この従来の空気調和機の制御装置の
構成及び動作について説明する。まず、図11に示すよ
うに、複数の空気調和機1、2、3が壁4の上部に取付
けられ、これらの空気調和機のうち、その代表空気調和
機1には、これらの空気調和機1、2、3を個別に運転
または停止させる各サーモスタット5a、5b、5cが
設けられている。また、これらのサーモスタット5は各
空気調和機1、2、3毎に動作がそれぞれ異なるよう
に、各空気調和機毎に動作温度範囲がそれぞれ例えば下
記のように設定されている。
【0004】即ち、これらのサーモスタット5の動作温
度範囲は図12に示すように、空気調和機1の電気回路
に接続されたサーモスタット5aは27℃になるとその
接点が閉路(ON)になり、26℃になると開路(OF
F)なるように設定されており、また、空気調和機2の
サーモスタット5bは28℃になるとその接点がON、
27℃でOFFとなるように設定されており、また、空
気調和機3のサーモスタット5cは29℃でその接点が
ON、28℃でOFFとなるように設定されている。
【0005】この状態で電源6が入れられると、図13
に示された各空気調和機1、2、3の機器(例えば、空
気調和機1のコンプレッサーモータ1a、ファンモータ
1b、1c)は、これらの設定温度に基づいて動作する
ことになる。即ち、室温が29℃以上の場合は、サーモ
スタット5の設定温度はいずれも29℃以下であるた
め、その各接点5a、5b、5cは閉路となり、すべて
の空気調和機1、2、3は運転状態となる。
【0006】また、室温が28℃〜27℃の場合は、5
a、5bが閉路で、5cは開路となるので、空気調和機
1、2のみが運転状態となる。同様に、27℃〜26℃
の場合は、サーモスタット5aのみが閉路となるので、
空気調和機1のみが運転状態となる。また、26℃以下
の場合にはサーモスタット5a、5b、5cがいずれも
開路となるので、すべての空気調和機1、2、3が停止
状態となる。
【0007】従って、この運転状態を継続すると、各空
気調和機の運転時間が偏り、寿命期間に差異が生じるた
め、運転時間を平準化するために、一定期間毎に、サー
モスタット5a、5b、5cを空気調和機1、2、3内
で定期的にローテーションをするのが一般的であった。
【0008】また、サーモスタットの機能や価格を考慮
して設定温度が一定のものを採用するのが一般的である
ため、各空気調和機の動作設定温度を変更する場合は、
上記サーモスタット5a、5b、5cのそれぞれを作動
温度の異なる別々のサーモスタットになっているため、
それぞれ交換して設定温度を変更していた。
【0009】また、これらの各サーモスタット間にバラ
ツキがあった場合は、そのバラツキいた設定温度で各空
気調和機の動作を制御するため、即ち、実際の負荷に対
応して各空気調和機の動作を制御しないため、過度な冷
暖房をしたり、充分に冷暖房をしなかったりしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来の空気調和機の制御装置は、各空気調和機の台数に応
じた多くのサーモスタットを必要とするという問題点が
あった。
【0011】また、各サーモスタット間の設定温度のバ
ラツキに応じて各空気調和機の動作を制御するため、過
度な冷暖房をしたり、充分に冷暖房をしなかったりする
という問題点があった。
【0012】また、各空調機の運転時間を平準化する場
合には、各サーモスタットをわざわざ交換する必要があ
った。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、少ない構成部品で、室内負荷
に対応してスピーデイに冷暖房する経済的な空気調和機
の制御装置を得ることを目的とする。
【0014】また、複数の空調機の運転台数を少なくし
てスピーデイに冷暖房する省エネタイプの経済的な空気
調和機の制御装置を得ることを目的とする。
【0015】また、各空調機の運転寿命時間が長く、信
頼性が向上した空気調和機の制御装置を得ることを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機の制御装置は、室内を空調する複数の空気調和機と、
これら各空気調和機のアドレス番号をゼロ番から順次設
定するアドレス設定手段と、このアドレス設定手段の設
定結果に基づいて前記各空気調和機の運転動作を制御す
る制御装置と、を備え、前記制御装置が、前記各空気調
和機のアドレス番号と予め設定された温度係数から演算
した各所定温度を前記室内の検出温度に加算又は減算
し、この加算又は減算した前記各空気調和機の演算検出
温度と前記室内の目標温度とを比較して前記各空気調和
機の運転動作を制御するものである。
【0017】また、前記制御装置が、前記室内の検出温
度から前記所定温度を減算して前記各空気調和機の冷房
運転時の前記演算検出温度を求めるものである。
【0018】また、前記制御装置が、前記室内の検出温
度から前記所定温度を加算して前記各空気調和機の暖房
運転時の前記演算検出温度を求めるものである。
【0019】また、前記制御装置が、前記室内の検出温
度から前記所定温度を加算又は減算のいずれか一方のみ
の演算で前記各空気調和機の冷・暖房運転時の前記演算
検出温度を求めるものである。
【0020】また、室内を空調する複数の空気調和機
と、これら各空気調和機のアドレス番号をゼロ番から順
次設定するアドレス設定手段と、このアドレス設定手段
の設定結果に基づいて前記各空気調和機の運転動作を制
御する制御装置と、を備え、前記制御装置が、前記各空
気調和機のアドレス番号と予め設定された温度係数から
演算した各所定温度を前記室内の目標温度に加算又は減
算し、この加算又は減算した前記各空気調和機の演算目
標温度と前記室内の検出温度とを比較して前記各空気調
和機の運転動作を制御するものである。
【0021】また、前記制御装置が、前記室内の目標温
度から前記所定温度を加算して前記各空気調和機の冷房
運転時の前記演算目標温度を求めるものである。
【0022】また、前記制御装置が、前記室内の目標温
度から前記所定温度を減算して前記各空気調和機の暖房
運転時の前記演算目標温度を求めるものである。
【0023】また、前記制御装置が、前記室内の目標温
度から前記所定温度を加算又は減算のいずれか一方のみ
の演算で前記各空気調和機の冷・暖房運転時の前記演算
目標温度を求めるものである。
【0024】また、ローテーション手段が、前記アドレ
ス設定手段が設定した各空気調和機のアドレスを前記各
空気調和機の所定空気調和機の一定運転時間後に順次ロ
ーテーションするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1における複数の空気調和機の動作を制御す
る該略構成図である。この図において、1、2、3は室
内の壁等に配置され、室内を空調する空気調和機であ
り、これらの空気調和機1、2、3はそれぞれアドレス
設定スイッチ1a、2a、3aを備えている。また、4
は空気調和機1、2、3の運転・停止(電源入・切)、
並びに、室内温度を設定するリモートコントローラであ
り、このリモコン4は室内温度を検出する室温検出セン
サ4a、および室内温度設定部4bを備えている。
【0026】また、10はリモートコントローラ4及び
又は空気調和機1、2、3の間に設けられ、当該間の通
信を伝送する通信線である。なお、室温検出センサ4
a、および室内温度設定部4bは必ずしも、リモコン4
内になければならないものではない。
【0027】また、図2は図1の空気調和機1、2、3
の冷房運転時の運転状態を示した図であり、この図にお
いて、TORはリモコン4の室内温度設定部4bで設定し
た室内目標温度、THSは室温検出センサ4aで検出さ
れた室内検出温度、TH0、TH1、TH2は各空気調
和機1、2、3のアドレス号機ナンバーあり、このアド
レスナンバーは後述するアドレス設定スイッチで設定し
たり、制御装置(図示せず)が各空気調和機1、2、3
間とのやり取りで設定した各空気調和機1、2、3のア
ドレス番号である。
【0028】次に、この空気調和機の動作について説明
する。まず、リモートコントローラ4の運転操作(電源
入)により、空調機1、2、3が運転されると、リモー
トコントローラ4の室内温度設定部4bで設定された室
内目標温度TOR、並びに室内検出温度部4aで検出され
た室内検出温度THSが通信線10を通じて制御装置に
送信されるとともに、各空気調和機1、2、3のアドレ
ス設定部1a、2a、3aで設定されたアドレスナンバ
ーADi、例えば、0、1、2も制御装置に送信される
ので、これらの室内検出温度THSとアドレスADiに
基づいて制御装置は各空調機の演算検出温度THiを、
THi=THS―ADi*ΔTの式から演算する。(な
お、ΔTは予め設定された温度係数であり、この温度係
数は正の係数であっても、負の係数であっても良いが、
この実施の形態1では正の係数について説明する。)
【0029】次に、この演算結果に基づいて制御装置は
室内目標温度TORと演算検出温度THiと比較し、この
比較結果から各空調機1、2、3の運転をすることにな
る。即ち、例えば、温度係数ΔTを0.5℃としたとき
は、上記式はTHi=THS―0.5℃*ADiとな
り、この式から演算検出温度を計算し、この計算結果と
室内目標温度TORとを比較し、この比較結果で各空気調
和機の運転を制御することになる。
【0030】従って、室内検出温度THSが24℃の場
合は、アドレス0の演算検出温度TH0はアドレス0の
ため、上記式で演算すると演算検出温度は24℃とな
り、アドレス1の演算検出温度TH1は23.5℃とな
り、アドレス2の演算検出温度は23℃となるので、例
えば、室内目標温度TORが24℃の時は、アドレス0、
1、2の全空気調和機の室内目標温度TORが演算検出温
度以内となるため、OFF状態となり、全空気調和機が停
止される。
【0031】また、室内検出温度THSが24.5℃の
場合、アドレス0の演算検出温度TH0は24.5℃と
なり、アドレス1の演算検出温度TH1は24℃とな
り、アドレス2の演算検出温度は23.5℃となるた
め、アドレス0の空気調和機1の室内目標温度TOR(2
4℃)が演算検出温度を超えるため、ON 状態となり、
アドレス1、2の空気調和機2,3の室内目標温度TOR
が演算検出温度以内となるため、OFF状態となり、空気
調和機1のみが運転される。
【0032】また、室内検出温度THSが25℃の場
合、アドレス0の演算検出温度TH0は25℃、アドレ
ス1の演算検出温度TH1は24.5℃、アドレス2の
演算検出温度は24℃となり、アドレス0、1の空気調
和機1,2がON、アドレス2の空気調和機3がOFFとな
るので、空気調和機1,2が運転される。
【0033】また、室内検出温度THSが25.5℃に
上昇した場合、アドレス0の演算検出温度TH0は2
5.5℃、アドレス1の演算検出温度TH1は25℃、
アドレス2の演算検出温度は24.5℃となり、室内目
標温度TORの24℃を超えるので、アドレス0、1、2
の全空気調和機がONとなり、全空気調和機1、2、3が
運転される。
【0034】なお、この室内検出温度THSが変化しな
い状態で、即ち、THSが25.5℃の状態で、室内目
標温度が25℃に変更された場合は、前述した結果でア
ドレス0の空気調和機のみが室内目標温度25℃を超え
た25.5℃となるので、ONとなり、アドレス1、2の
空気調和機がOFFとなるので、空気調和機1が運転され
る。
【0035】また、室内目標温度TORが更に26℃に設
定変更された場合は、アドレス0の空気調和機1も室内
目標温度25℃以内になるので、全アドレス0、1、2
の空気調和機がOFFとなり、全空気調和機1、2、3
は停止する。
【0036】次に、この冷房モードから暖房モードに切
換り、室内検出温度THSが各空調機の演算検出温度T
Hi以上になると、制御装置は各空調機をOFF(停
止)するように動作する。即ち、前述した冷房モードの
逆の動作で各空調機を制御するようになる。即ち、図3
のようになる。
【0037】また、以上説明した冷・暖房運転時の各空
気調和機のアドレスと室内検出温度THSから演算した
演算検出温度THiと室内目標温度TORとの比較結果の
各空気調和機の運転状態を図3、4に示す。この図から
も解るように、室内検出温度THSから計算した演算検
出温度THiと室内目標温度TORとの温度差によって空
気調和機の運転台数が可変されることになる。言い換え
れば、各空気調和機毎にそれぞれサーモを設けなくと
も、空気調和機の運転状態を制御できると共に、サーモ
のバラツキによる誤作動もなくなるため、経済的で、信
頼性の高い空気調和機の制御装置が得られる。
【0038】また、温度係数を正にして検出温度THS
から所定温度を減算するようにすると、演算検出温度T
Hiが常に実検出温度THSよりも低くなり、室内目標
温度TORに対して低い方向、即ち空調機を停止する方向
となるので、冷房時の空調機運転台数が少なるため、省
エネ冷房運転をする経済的な空気調和機の制御装置が得
られる。また逆に、暖房時の空調機運転台数は多くなる
ため、スピーディに暖房する空気調和機の制御装置とな
る。
【0039】また、図3、4からも解るように、冷房時
と暖房時共に、温度係数を同じ正にして減算すると、冷
房時と暖房時の運転が開始される順番が逆になるので、
各空気調和機の冷房運転時間と暖房運転時間とのトータ
ル運転時間が平準化されるため、各空気調和機間の運転
寿命時間のトラブルが少なく、信頼性が向上した空気調
和機の制御装置が得られる。
【0040】また、温度係数を冷房時に正、暖房時に負
にしても、各空気調和機の運転時間の平準化は図られな
いものの、複数台の空気調和機を1つのサーモで運転制
御して室内目標温度に制御できるようになるため、経済
的な空気調和機の制御装置が得られる。
【0041】実施の形態2.この実施の形態2において
は、実施の形態1におけるTHi=THS―ADi*Δ
Tの式において、冷房モード及び暖房モードの温度係数
を負にした時の空気調和機の制御装置に関するものであ
る。なお、その他の構成は実施の形態1とほぼ同じであ
る。
【0042】次に、この動作について図5、6で説明す
る。まず、冷房運転モードについて説明するが、例え
ば、冷房モードの温度係数を−0.5℃とすると、室内
検出温度THS及び室内目標温度TORの関係は図5のよ
うになる。即ち、温度係数を−0.5℃にしたので、前
述した式はTHi=THS+0.5℃*ADiとなるの
で、例えば、室内検出温度THSが24℃の場合は、ア
ドレス0の演算検出温度TH0はアドレス0のため、上
記式で演算すると演算検出温度は24℃となり、アドレ
ス1の演算検出温度TH1は24.5℃となり、アドレ
ス2の演算検出温度は25℃となる。
【0043】従って、室内目標温度TORを24℃とする
と、アドレス0、1、2の全空気調和機の演算検出温度
が室内目標温度TORを超えるため、ON状態となり、全空
気調和機が運転される。
【0044】次に、この運転状態で室内検出温度THS
が低下して23.5℃になった場合は、アドレス0の演
算検出温度TH0は23.5℃となり、アドレス1の演
算検出温度TH1は24℃となり、アドレス2の演算検
出温度は24.5℃になるので、アドレス0の空気調和
機1の演算検出温度が室内目標温度TOR以下になるた
め、OFF状態となり、アドレス1、2の空気調和機2,
3の演算検出温度が室内目標温度TORを超えているた
め、ON状態となり、空気調和機1のみが停止される。
【0045】また、室内検出温度THSが更に低下して
23℃になった場合は、アドレス0の演算検出温度TH
0は23℃、アドレス1の演算検出温度TH1は23.
5℃、アドレス2の演算検出温度は24℃となり、アド
レス0、1の空気調和機1,2がOFF、アドレス2の空
気調和機3のみがONとなり、空気調和機3のみが運転さ
れる。
【0046】また更に、室内検出温度THSが低下して
22.5℃になった場合は、アドレス0の演算検出温度
TH0は22.5℃、アドレス1の演算検出温度TH1
は23℃、アドレス2の演算検出温度は23.5℃とな
るので、アドレス0、1、2の全空気調和機がOFFとな
り、全空気調和機1、2、3が停止される。
【0047】次に、暖房モード運転について図6で説明
する。まず、上記冷房モードから暖房モードに切換わる
と、室内検出温度THSが各空調機の演算検出温度TH
i以上になると、制御装置は各空調機をOFF(停止)
するように動作する。即ち、冷房モードの逆の動作をす
るように各空調機を制御するようになる。
【0048】従って、室内検出温度THSが24℃の場
合は、アドレス0の演算検出温度TH0はアドレス0の
ため、上記式で演算すると演算検出温度は24℃とな
り、アドレス1の演算検出温度TH1は24.5℃とな
り、アドレス2の演算検出温度は25℃となり、この
時、室内目標温度TORを24℃とすると、アドレス0、
1、2の全空気調和機の演算検出温度が室内目標温度TO
Rを超えた状態となるため、OFF状態となり、全空気調和
機が停止される。
【0049】なお、上記以外の動作は前述した冷房モー
ドの逆動作となるので、詳細な説明は割愛するが、その
結果をまとめると、図6に示したようになる。この図か
らも解るように、室内検出温度THSから計算した演算
検出温度THiと室内目標温度TORとの温度差によって
空気調和機の運転台数が可変されることになる。言い換
えれば、各空気調和機毎にそれぞれサーモを設けなくと
も、空気調和機の運転状態を制御できると共に、サーモ
のバラツキによる誤作動もなくなるため、経済的で、信
頼性の高い空気調和機の制御装置が得られる。
【0050】また、温度係数を負にすることにより、演
算検出温度THiが常に検出温度THSよりも高くなる
ので、暖房時の空調機運転台数を少ない台数で運転する
ため、暖房時に省エネ運転をする経済的な空気調和機の
制御装置が得られる。また、冷房時の空調機運転台数が
多くなるため、スピーディに冷房する空気調和機の制御
装置が得られる。
【0051】また、これらの図5、6からも解るよう
に、冷房時と暖房時共に、温度係数を負にすると、冷房
時と暖房時の運転が開始される順番が逆になるので、各
空気調和機の冷房運転時間と暖房運転時間とのトータル
運転時間が平準化されるため、各空気調和機間の運転寿
命時間のトラブルが少なく、信頼性が向上した空気調和
機の制御装置が得られる。
【0052】実施の形態3.この実施の形態3において
は、実施の形態1で説明した室内検出温度THSと各空
気調和機1、2、3のアドレス番号から演算検出温度T
Hiを演算し、この演算結果と室内目標温度TORとを比
較し、この比較結果に基づいて各空気調和機1、2、3
の動作を制御する換わりに、室内目標温度TORと各空気
調和機1、2、3のアドレス番号から演算目標温度TOR
iを演算し、この演算結果TORiと室内検出温度THS
とを比較し、この比較結果に基づいて各空気調和機1、
2、3の動作を制御するものである。
【0053】即ち、制御装置がリモコン4の室内温度設
定部4bで設定した室内目標温度TORと、アドレス設定
スイッチで設定した各空気調和機1、2、3のアドレス
番号とを、TORi=TOR―ADi*ΔTの式に入れ、演
算目標温度TORiを算出し、この演算結果TORiと室内検
出温度THSとを比較し、この比較結果に基づいて各空
気調和機1、2、3の動作を制御するものである。(な
お、ΔTは温度係数であり、この温度係数は正の係数で
あっても、負の係数であっても良いが、この実施の形態
4では正の係数について説明する。)また、その他の構
成は実施の形態1とほぼ同じなので、説明を割愛する。
【0054】次に、この動作について図7で説明する。
まず、冷房モードにおいて、温度係数を正にし、例え
ば、0.5℃にすると、前述した式TORi=TOR−0.
5℃*ADiから、予め設定された温度である室内目標
温度TORが24℃の場合は、アドレス0の空気調和機1
の室内演算目標温度TOR0は、アドレス0から24℃と
なり、アドレス1の室内演算目標温度TOR1は23.5
℃となり、アドレス2の室内演算目標温度TOR2は23
℃となる。
【0055】従って、室内検出温度THSが24℃の時
は、アドレス0、1、2の全空気調和機の室内演算目標
温度TORiが室内検出温度THS以下となるため、言い
換えれば、室内検出温度THSが室内演算目標温度TOR
iを超えているため、ON状態となり、全空気調和機が運
転される。
【0056】また、室内検出温度THSが23.5℃に
なった時は、図8に示すように、アドレス0の空気調和
機1の室内演算目標温度TORiのみが室内検出温度TH
Sを超えるため、ON状態となり、アドレス1、2の空気
調和機2、3の室内演算目標温度TORiが室内検出温度
THS以下のため、OFF状態となり、アドレス0の空気
調和機1のみが運転される。
【0057】以下同様に、室内演算目標温度TORiが計
算され、この計算結果TORiと室内検出温度THSとを
比較し、この比較結果に基づいて各空気調和機1、2、
3の動作を制御する。
【0058】また、この冷房モードから暖房モードに切
換り、室内検出温度THSが各空調機の演算検出温度T
Hi以上になると、制御装置は各空調機をOFF(停
止)するように動作する。即ち、前述した冷房モードの
逆の動作で各空調機を制御するようになる。
【0059】以上説明したように、室内検出温度THS
室内目標温度TORから計算した演算目標温度TORiと室内
検出温度THSとの温度差によって空気調和機の運転台
数が可変されることになる。言い換えれば、各空気調和
機毎にそれぞれサーモを設けなくとも、空気調和機の運
転状態を制御できるようになると共に、サーモのバラツ
キによる誤作動もなくなるため、経済的で、信頼性の高
い空気調和機の制御装置が得られる。
【0060】また、温度係数を正にすることにより、演
算目標温度TORiが常に室内目標温度TORよりも低くなる
ので、暖房時の空調機運転台数を少ない台数で運転する
ため、暖房時に省エネ運転をする経済的な空気調和機の
制御装置が得られる。また、冷房時の空調機運転台数が
多くなるため、スピーディに冷房する空気調和機の制御
装置が得られる。
【0061】また、冷房時と暖房時共に、温度係数を負
にすると、冷房時と暖房時の運転が開始される順番が逆
になるので、各空気調和機の冷房運転時間と暖房運転時
間とのトータル運転時間が平準化されるため、各空気調
和機間の運転寿命時間のトラブルが少なく、信頼性が向
上した空気調和機の制御装置が得られる。
【0062】実施の形態4.この実施の形態4において
は、実施の形態3におけるTORi=TOR―ADi*ΔT
の温度係数を、冷房モードと暖房モード共に負にしたも
のである。なお、その他の構成は実施の形態3とほぼ同
じである。
【0063】次に、この動作について図9で説明する。
まず、冷房モードにおいて、温度係数を負、例えば、−
0.5℃とすると、前述した式はTORi=TOR+ADi
*ΔTとなるので、室内目標温度TORが24℃の場合に
おける各空気調和機1、2、3の室内目標温度TORを計
算すると、アドレス0の空気調和機1の演算目標温度T
OR0は、24℃となり、アドレス1の室内演算目標温度
TOR1は24.5℃となり、アドレス2の室内演算目標
温度TOR2は25℃となる。
【0064】従って、室内検出温度THSが24℃の時
は、アドレス0、1、2の全空気調和機の室内演算目標
温度TORiが室内検出温度THSを超えているため、OFF
状態となり、全空気調和機が停止される。
【0065】また、室内検出温度THSが24.5℃に
なった時は、表3に示すように、アドレス0の空気調和
機1の室内演算目標温度TORiのみが室内検出温度TH
S以下となるため、ON状態となり、アドレス1、2の空
気調和機2、3の室内演算目標温度TORiが室内検出温
度THSを超えている以下のため、OFF状態となり、ア
ドレス0の空気調和機1のみが運転される。
【0066】以下同様に、室内演算目標温度TORiが計
算され、この計算結果TORiと室内検出温度THSとを
比較し、この比較結果に基づいて各空気調和機1、2、
3の動作を制御することになるので、図8の記載の通り
となり、これをグラフ化すると、図9となる。
【0067】また、この冷房モードから暖房モードに切
換り、室内検出温度THSが各空調機の演算目標温度TO
Ri以上になると、制御装置は各空調機をOFF(停
止)するように動作する。即ち、前述した冷房モードの
逆の動作で各空調機を制御するようになる。
【0068】以上説明しように、室内検出温度THS室
内目標温度TORから計算した演算目標温度TORiと室内検
出温度THSとの温度差によって空気調和機の運転台数
が可変されることになる。言い換えれば、各空気調和機
毎にそれぞれサーモを設けなくとも、空気調和機の運転
状態を制御できるようになると共に、サーモのバラツキ
による誤作動もなくなるため、経済的で、信頼性の高い
空気調和機の制御装置が得られる。
【0069】また、温度係数を負にすることにより、演
算目標温度TORiが常に室内目標温度TORよりも高くなる
ので、冷房時の空調機運転台数を少ない台数で運転する
ようになるため、暖房時に省エネ運転をする経済的な空
気調和機の制御装置が得られる。また、暖房時の空調機
運転台数が多くなるため、スピーディに冷房する空気調
和機の制御装置が得られる。
【0070】また、冷房時と暖房時共に、温度係数を負
にすると、冷房時と暖房時の運転が開始される順番が逆
になるので、各空気調和機の冷房運転時間と暖房運転時
間とのトータル運転時間が平準化されるため、各空気調
和機間の運転寿命時間のトラブルが少なく、信頼性が向
上した空気調和機の制御装置が得られる。
【0071】実施の形態5.この実施の形態5において
は、例えば、図10に示すように、実施の形態1から4
において、制御装置が各空気調和機のADiを所定運転
時間毎(例えば、図のように1年毎や10時間毎や全空
調機運転毎)に変化させるローテーション手段(図示せ
ず)を具備したものである。即ち、ローテーション手段
が実施の形態1から4で説明したアドレス設定スイッチ
1a、2a、3a又は各空気調和機1、2、3間とのや
り取りで設定した各空気調和機1、2、3のアドレス番
号を所定運転時間毎に変える。
【0072】次に、この動作について説明する。まず、
実施の形態1または2にローテーション手段を設けた場
合は、各空調機1、2、3が冷房又は暖房運転され、所
定運転時間後に各空気調和機1、2、3のアドレス番号
をローテーション手段がローテーションするので、この
変わったアドレス番号に基づいて、制御装置は検出温度
THSの検出結果から各空気調和機1、2、3の演算検
出温度THiを計算し、この計算結果THiと室内目標
温度TORとを比較し、この比較結果によって各空気調和
機1、2、3の運転動作を制御するようになる。
【0073】一方、実施の形態3または4にローテーシ
ョン手段を設けた場合も同様に、各空調機1、2、3が
冷房又は暖房運転され、所定運転時間後に各空気調和機
1、2、3のアドレス番号をローテーション手段がロー
テーションするので、この変わったアドレス番号に基づ
いて制御装置は室内目標温度TORから各空気調和機1、
2、3の室内演算目標温度TORiを計算し、この計算結
果TORiと室内検出温度THSとを比較し、この比較結
果に基づいて各空気調和機1、2、3の動作を制御する
ようになる。
【0074】従って、アドレス番号がローテーションさ
れることによって、各空気調和機1、2、3の運転開始
と停止の順番が、所定運転時間後に、図10のようにロ
ーテーションされるので、地域差による冷房期間と暖房
期間との差や昼・夜の温度差に関わらず各空気調和機の
運転寿命時間の平準化が図られるようになるため、更に
確実に、運転寿命時間のトラブルが少なく、運転寿命期
間が長く、信頼性が向上した使い勝手の良い空気調和機
の制御装置が得られる。
【0075】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、以下
に示すような効果を奏する。
【0076】この発明の空気調和機の制御装置は、制御
装置が、各空気調和機のアドレス番号と予め設定された
温度係数から演算した各所定温度を室内の検出温度に加
算又は減算し、この加算又は減算した各空気調和機の演
算検出温度と室内の目標温度とを比較して各空気調和機
の運転動作を制御するので、室内温度を検出するだけ
で、即ち、空気調和機の台数より少ないサーモで、各空
気調和機の運転動作を制御できるようになるため、少な
い構成部品で、室内負荷に対応してスピーデイに冷暖房
する経済的な空気調和機の制御装置が得られる。
【0077】また、前記制御装置が、前記室内の検出温
度から前記所定温度を減算して前記各空気調和機の冷房
運転時の前記演算検出温度を求めるので、冷房時の空調
機運転台数が少なるため、省エネ冷房運転をする経済的
な空気調和機の制御装置が得られる。
【0078】また、前記制御装置が、前記室内の検出温
度から前記所定温度を加算して前記各空気調和機の暖房
運転時の前記演算検出温度を求めるので、暖房時の空調
機運転台数が少なるため、省エネ暖房運転をする経済的
な空気調和機の制御装置が得られる。
【0079】また、前記制御装置が、前記室内の検出温
度から前記所定温度を加算又は減算のいずれか一方のみ
の演算で前記各空気調和機の冷・暖房運転時の前記演算
検出温度を求めるので、冷房時と暖房時との運転開始の
順番が逆になり、各空気調和機の冷房運転時間と暖房運
転時間とのトータル運転時間が平準化されるため、各空
気調和機間の運転寿命時間のトラブルが少なく、信頼性
が向上した空気調和機の制御装置が得られる。
【0080】また、制御装置が、各空気調和機のアドレ
ス番号と予め設定された温度係数から演算した各所定温
度を室内の目標温度に加算又は減算し、この加算又は減
算した各空気調和機の演算目標温度と室内の検出温度と
を比較して各空気調和機の運転動作を制御するので、室
内温度を検出するだけで、即ち、空気調和機の台数より
少ないサーモで、各空気調和機の運転動作を制御できる
ようになるため、少ない構成部品で、室内負荷に対応し
てスピーデイに冷暖房する経済的な空気調和機の制御装
置が得られる。
【0081】また、前記制御装置が、前記室内の目標温
度から前記所定温度を加算して前記各空気調和機の冷房
運転時の前記演算目標温度を求めるので、冷房時の空調
機運転台数が少なくなるため、省エネ冷房運転をする経
済的な空気調和機の制御装置が得られる。
【0082】また、前記制御装置が、前記室内の目標温
度から前記所定温度を減算して前記各空気調和機の暖房
運転時の前記演算目標温度を求めるので、暖房時の空調
機運転台数が少なるため、省エネ暖房運転をする経済的
な空気調和機の制御装置が得られる。
【0083】また、前記制御装置が、前記室内の目標温
度から前記所定温度を加算又は減算のいずれか一方のみ
の演算で前記各空気調和機の冷・暖房運転時の前記演算
目標温度を求めるので、冷房時と暖房時との運転開始の
順番が逆になり、各空気調和機の冷房運転時間と暖房運
転時間とのトータル運転時間が平準化されるため、各空
気調和機間の運転寿命時間のトラブルが少なく、信頼性
が向上した空気調和機の制御装置が得られる。
【0084】また、ローテーション手段が、前記アドレ
ス設定手段が設定した各空気調和機のアドレスを前記各
空気調和機の所定空気調和機の一定運転時間後に順次ロ
ーテーションするので、各空気調和機の運転開始と停止
の順番がローテーションされ、運転時間のバランスが良
くなり、平準化が図られるため、更に確実に、運転寿命
時間のトラブルが少なく、運転寿命期間が長く、信頼性
が向上した使い勝手の良い空気調和機の制御装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における複数の空気
調和機の動作を制御する該略構成図である
【図2】 この発明の実施の形態1における冷房運転時
の代表動作表図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における冷房運転時
の代表動作グラフ図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における暖房運転時
の代表動作グラフ図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における冷房運転時
の代表動作グラフ図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における暖房運転時
の代表動作グラフ図である。
【図7】 この発明の実施の形態3における冷房運転時
の代表動作グラフ図である。
【図8】 この発明の実施の形態4における冷房運転時
の代表動作グラフ図である。
【図9】 この発明の実施の形態4における冷房運転時
の代表動作グラフ図である。
【図10】 この発明の実施の形態5における代表ロテ
ーション図である。
【図11】 従来の発明の空気調和機を示す斜視図。
【図12】 従来の発明のサーモスタット動作温度の一
例を示す説明図。
【図13】 従来の発明の電気回路図。
【符号の説明】
1、2、3 空気調和装置、 4 リモートコントロー
ラ、 4a 室温検出センサ、 4b 室内温度設定
部、 10 通信線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 憲和 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 永野 和生 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BA03 BB01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内を空調する複数の空気調和機と、こ
    れら各空気調和機のアドレス番号をゼロ番から順次設定
    するアドレス設定手段と、このアドレス設定手段の設定
    結果に基づいて前記各空気調和機の運転動作を制御する
    制御装置と、を備え、前記制御装置が、前記各空気調和
    機のアドレス番号と予め設定された温度係数から演算し
    た各所定温度を前記室内の検出温度に加算又は減算し、
    この加算又は減算した前記各空気調和機の演算検出温度
    と前記室内の目標温度とを比較して前記各空気調和機の
    運転動作を制御することを特徴とする空気調和機の制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置が、前記室内の検出温度か
    ら前記所定温度を減算して前記各空気調和機の冷房運転
    時の前記演算検出温度を求めることを特徴とする請求項
    1に記載の空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置が、前記室内の検出温度か
    ら前記所定温度を加算して前記各空気調和機の暖房運転
    時の前記演算検出温度を求めることを特徴とする請求項
    1に記載の空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置が、前記室内の検出温度か
    ら前記所定温度を加算又は減算のいずれか一方のみの演
    算で前記各空気調和機の冷・暖房運転時の前記演算検出
    温度を求めることを特徴とする請求項1に記載の空気調
    和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 室内を空調する複数の空気調和機と、こ
    れら各空気調和機のアドレス番号をゼロ番から順次設定
    するアドレス設定手段と、このアドレス設定手段の設定
    結果に基づいて前記各空気調和機の運転動作を制御する
    制御装置と、を備え、前記制御装置が、前記各空気調和
    機のアドレス番号と予め設定された温度係数から演算し
    た各所定温度を前記室内の目標温度に加算又は減算し、
    この加算又は減算した前記各空気調和機の演算目標温度
    と前記室内の検出温度とを比較して前記各空気調和機の
    運転動作を制御することを特徴とする空気調和機の制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置が、前記室内の目標温度か
    ら前記所定温度を加算して前記各空気調和機の冷房運転
    時の前記演算目標温度を求めることを特徴とする請求項
    5に記載の空気調和機の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御装置が、前記室内の目標温度か
    ら前記所定温度を減算して前記各空気調和機の暖房運転
    時の前記演算目標温度を求めることを特徴とする請求項
    5に記載の空気調和機の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御装置が、前記室内の目標温度か
    ら前記所定温度を加算又は減算のいずれか一方のみの演
    算で前記各空気調和機の冷・暖房運転時の前記演算目標
    温度を求めることを特徴とする請求項5に記載の空気調
    和機の制御装置。
  9. 【請求項9】 ローテーション手段が、前記アドレス設
    定手段が設定した各空気調和機のアドレスを前記各空気
    調和機の所定空気調和機の一定運転時間後に順次ローテ
    ーションすることを特徴とする請求項1から9までのい
    ずれかに記載の空気調和機の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014190546A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Hitachi Appliances Inc 空気調和システム
WO2015193976A1 (ja) * 2014-06-17 2015-12-23 三菱電機株式会社 空気調和システム
CN112880137A (zh) * 2021-01-21 2021-06-01 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调器的控制方法及系统、装置

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WO2015193976A1 (ja) * 2014-06-17 2015-12-23 三菱電機株式会社 空気調和システム
CN112880137A (zh) * 2021-01-21 2021-06-01 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调器的控制方法及系统、装置

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