JP2001241004A - 舗装用植栽コンクリートブロック - Google Patents

舗装用植栽コンクリートブロック

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JP2001241004A
JP2001241004A JP2000052734A JP2000052734A JP2001241004A JP 2001241004 A JP2001241004 A JP 2001241004A JP 2000052734 A JP2000052734 A JP 2000052734A JP 2000052734 A JP2000052734 A JP 2000052734A JP 2001241004 A JP2001241004 A JP 2001241004A
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fiber
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Akihiko Karasawa
明彦 唐沢
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2.9N/mm2以上の曲げ強度を有し、しかも連続
空隙率が大きな(30%以上)舗装用植栽コンクリートブ
ロックを提供する。 【解決手段】 粗骨材と、該粗骨材に対する容積比が0.
10〜0.50のモルタルとからなる組成物の混練物を振動成
形し養生してなる連続空隙率が30%以上の舗装用植栽コ
ンクリートブロックであって、該モルタルが、少なくと
も、セメント、ポゾラン質微粉末、粒径2mm以下の細骨
材、減水剤、及び水を含む舗装用植栽コンクリートブロ
ック。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場等の軽交通
舗装に用いる舗装用植栽コンクリートブロックに関し、
一定以上の曲げ強度を有し、しかも連続空隙率が大きな
舗装用植栽コンクリートブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートに直接植物を生育させるた
めの植栽コンクリートは、コンクリート表土に植栽され
た植物がその根をコンクリート内に伸長し、コンクリー
トの裏側の土にまで貫通することが可能なコンクリート
である。コンクリートに植物を生育させるためには、植
物の根が成長するための連続的な空間(連続空隙)が必
要であり、また、水や肥料成分等を保持することも必要
となる。連続的な空間(連続空隙)を有する植栽用コン
クリートにおいては、コンクリートの体積に占める連続
的な空間の割合(連続空隙率)が大きい程、水や肥料成
分等を保持する機能が高く、また、植栽用コンクリート
全面に渡っての植栽が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、都市において、
生活に緑を取り戻し潤いのある生活環境をつくることが
望まれており、その一環として、駐車場等の軽交通舗装
に芝等を植栽することが検討されている。しかし、植栽
コンクリートを駐車場等の軽交通舗装に用いる場合に
は、2.9N/mm2以上の曲げ強度を有する植栽コンクリート
を用いる必要がある。このような植栽コンクリートで
は、前記連続空隙率が小さく、舗装全面に芝等を植栽す
ることが困難であり、緑化率が低くなる。
【0004】そこで、本発明においては、一定以上の曲
げ強度(具体的には2.9N/mm2以上)を有し、しかも連続
空隙率が大きな(具体的には30%以上)、駐車場等の軽
交通舗装に用いる舗装用植栽コンクリートブロックを提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために鋭意研究した結果、粗骨材とモルタルの
容積比を特定すること、さらにモルタルの使用材料を特
定することで、上記目的を達成することができるとの知
見を得、本発明に到達した。
【0006】即ち、本発明は、粗骨材と、該粗骨材に対
する容積比が0.10〜0.50のモルタルとからなる組成物の
混練物を外部振動で振動成形し養生してなる連続空隙率
が30%以上の舗装用植栽コンクリートブロックであっ
て、該モルタルが、少なくとも、セメント、ポゾラン質
微粉末、粒径2mm以下の細骨材、減水剤、及び水を含む
舗装用植栽コンクリートブロック(請求項1)であり、
モルタルに、金属繊維及び/又は有機質繊維(請求項
2)、平均粒径3〜20μmの無機粉末(請求項5)、平
均粒度1mm以下の繊維状粒子又は薄片状粒子(請求項
6)を含むことが好ましいものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。まず、使用材料と配合割合を説明する。本発明に
おいて、粗骨材としては、砂利、砕石、及びこれらの混
合物等が挙げられる。本発明においては、使用する粗骨
材は、その最小粒径は5mm以上で、かつ、できるだけ粒
径範囲を小さくすることが好ましい。具体的には、例え
ば、粒径範囲が13〜20mmの粗骨材や、粒径範囲が20〜30
mmの粗骨材を使用することが好ましい。
【0008】粗骨材に対するモルタルの容積比は、粗骨
材:モルタル=1:0.10〜0.50、好ましくは1:0.15〜0.40
である。モルタルの容積比が0.10未満では、2.9N/mm2
上の曲げ強度を発現させることが困難となる。モルタル
の容積比が0.50を超えると連続空隙率を30%以上とする
ことが困難となる。なお、連続空隙率とは、コンクリー
トの体積に占める連続的な空間の割合である。
【0009】セメントの種類は限定するものではなく、
普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメン
ト、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセ
メント等の各種ポルトランドセメントや高炉セメント、
フライアッシュセメント等の混合セメントを使用するこ
とができる。
【0010】ポゾラン質微粉末としては、シリカフュー
ム、シリカダスト、フライアッシュ、スラグ、火山灰、
シリカゾル、沈降シリカ等が挙げられる。一般に、シリ
カフュームやシリカダストでは、その平均粒径は、1.0
μm以下であり、粉砕等をする必要がないので本発明の
ポゾラン質微粉末として好適である。ポゾラン質微粉末
の配合量は、舗装用植栽コンクリートブロックの曲げ強
度と連続空隙率から、セメント100重量部に対して5〜50
重量部が好ましい。ポゾラン質微粉末が少ないと2.9N/m
m2以上の曲げ強度を発現させた場合、連続空隙率が低下
する。ポゾラン質微粉末の添加量が多くなると単位水量
が増大するので2.9N/mm2以上の曲げ強度を発現させた場
合、連続空隙率が低下する。
【0011】本発明においてモルタルでは粒径2mm以下
の細骨材が用いられる。ここで、本発明における細骨材
の粒径とは、85%重量累積粒径である。細骨材の粒径が
2mmを超えると、2.9N/mm2以上の曲げ強度を発現させた
場合、連続空隙率が低下する。なお、本発明において
は、舗装用植栽コンクリートブロックの曲げ強度と連続
空隙率から、最大粒径が2mm以下の細骨材を用いること
が好ましく、最大粒径が1.5mm以下の細骨材を用いるこ
とがより好ましい。細骨材としては、川砂、陸砂、海
砂、砕砂、珪砂及びこれらの混合物を使用することがで
きる。細骨材の配合量は、舗装用植栽コンクリートブロ
ックの曲げ強度と連続空隙率、硬化後の乾燥による収縮
抑制等から、セメント100重量部に対して50〜250重量部
が好ましく、80〜180重量部がより好ましい。
【0012】減水剤としては、リグニン系、ナフタレン
スルホン酸系、メラミン系、ポリカルボン酸系の減水
剤、AE減水剤、高性能減水剤又は高性能AE減水剤を
使用することができる。これらのうち、減水効果の大き
な高性能減水剤又は高性能AE減水剤を使用することが
好ましい。減水剤の配合量は、セメント100重量部に対
して、固形分換算で0.5〜4.0重量部が好ましい。減水剤
の配合量がセメント100重量部に対して0.5重量部(固形
分換算)未満では、粗骨材にモルタルが被覆した状態の
互いに独立した粒体とすることが困難であり、また、2.
9N/mm2以上の曲げ強度を発現させた場合、連続空隙率が
低下する。減水剤の配合量がセメント100重量部に対し
て4.0重量部(固形分換算)を超えると、連続空隙率が
低下する。なお、減水剤は、液状又は粉末状どちらでも
使用可能である。
【0013】水量は、セメント100重量部に対して10〜3
0重量部が好ましく、より好ましくは15〜25重量部であ
る。セメント100重量部に対して、水量が10重量部未満
では、粗骨材にモルタルが被覆した状態の互いに独立し
た粒体とすることが困難であり、また、2.9N/mm2以上の
曲げ強度を発現させた場合、連続空隙率が低下する。セ
メント100重量部に対して、水量が30重量部を超えると
連続空隙率が低下する。
【0014】本発明においては、舗装用植栽コンクリー
トブロックの曲げ強度を高める観点から、モルタルに金
属繊維及び/又は有機質繊維を含ませることが好まし
い。金属繊維としては、鋼繊維、アモルファス繊維等が
挙げられるが、中でも鋼繊維は強度に優れており、また
コストや入手のし易さの点からも好ましいものである。
金属繊維は、径0.01〜1.0mm、長さ2〜30mmのものが好ま
しい。径が0.01mm未満では繊維自身の強度が不足し、張
力を受けた際に切れやすくなる。径が1.0mmを超える
と、同一配合量での本数が少なくなり、曲げ強度を向上
させる効果が低下する。長さが30mmを超えると、混練の
際ファイバーボールが生じやすくなる。長さが2mm未満
では曲げ強度を向上させる効果が低下する。金属繊維の
配合量は、モルタル中の体積の4%未満が好ましく、よ
り好ましくは3%未満である。金属繊維の配合量が多く
なると混練時の作業性等を確保するために単位水量も増
大するので、金属繊維の配合量は前記の量が好ましい。
【0015】有機質繊維としては、ビニロン繊維、ポリ
プロピレン繊維、ポリエチレン繊維、アラミド繊維、炭
素繊維等が挙げられる。有機質繊維は、径0.005〜1.0m
m、長さ2〜30mmのものが好ましい。有機質繊維の配合量
は、モルタル中の体積の10%未満が好ましく、8%未満
がより好ましい。なお、本発明においては、金属繊維と
有機質繊維を併用することは差し支えない。
【0016】本発明においては、舗装用植栽コンクリー
トブロックの強度を高める観点から、モルタルに、平均
粒径3〜20μm、より好ましくは平均粒径4〜10μmの無
機粉末を含ませることが好ましい。無機粉末としては、
石英粉末、石灰石粉末、炭化物粉末や窒化物粉末が挙げ
られるが、石英粉末は、コストの点や硬化後の品質安定
性の点から、好ましいものである。該石英粉末として
は、石英や非晶質石英、オパール質やクリストバライト
質のシリカ含有粉末等が挙げられる。無機粉末の配合量
は、舗装用植栽コンクリートブロックの曲げ強度と連続
空隙率から、セメント100重量部に対して50重量部以下
が好ましく、20〜35重量部がより好ましい。
【0017】本発明においては、舗装用植栽コンクリー
トブロックの靱性を高める観点から、モルタルに、平均
粒度が1mm以下の繊維状粒子又は薄片状粒子を含ませる
ことが好ましい。ここで、粒子の粒度とは、その最大寸
法の大きさ(特に、繊維状粒子ではその長さ)である。
繊維状粒子としては、ウォラストナイト、ボーキサイ
ト、ムライト等が、薄片状粒子としては、マイカフレー
ク、タルクフレーク、バーミキュライトフレーク、アル
ミナフレーク等が挙げられる。繊維状粒子又は薄片状粒
子の配合量は、舗装用植栽コンクリートブロックの曲げ
強度と連続空隙率、靱性等から、セメント100重量部に
対して35重量部以下が好ましく、10〜25重量部がより好
ましい。なお、繊維状粒子においては、舗装用植栽コン
クリートブロックの靱性を高める観点から、長さ/直径
の比で表される針状度が3以上のものを用いるのが好ま
しい。
【0018】次に、本発明の舗装用植栽コンクリートブ
ロックの製造方法について説明する。まず、粗骨材と、
該粗骨材に対する容積比が0.10〜0.50のモルタルとから
なる組成物の混練物を調製する。該混練物の調製方法
は、特に限定するものではなく、1)水、減水剤以外のモ
ルタル材料を予め混合しておき(プレミックス)、混練
の際に、該プレミックス、水、減水剤、粗骨材をミキサ
に投入し、混練する。2)水以外のモルタル材料を予め混
合しておき(プレミックス、ただし減水剤は粉末タイプ
のものを使用する)、混練の際に、該プレミックス、
水、粗骨材をミキサに投入し、混練する。3)混練の際
に、各モルタル材料と粗骨材とを、それぞれ個別にミキ
サに投入し、混練する。等の方法が挙げられる。なお、
本発明において、混練は、粗骨材にモルタルが被覆した
状態の互いに独立した粒体となるまで混練する。
【0019】混練に用いるミキサは、通常のコンクリー
トの混練に用いられるどのタイプのものでもよく、例え
ば、揺動型ミキサ、パンタイプミキサ、二軸練りミキサ
等が用いられる。
【0020】混練後、該混練物を所定の型枠に投入し振
動成形する。振動成形は、振動数が1000〜9000vpm、振
動加速度が10〜20gの外部振動で振動成形することが好
ましい。外部振動は、テーブルバイブレーターや型枠に
取り付け可能な振動機等を使用することができる。振動
時間は、おおよそ2〜30秒である。なお、振動成形時
に、1〜100kPaの圧力を加えることは、差し支えない。
加圧には、油圧式あるいは空気圧式の加圧装置等を使用
することができる。
【0021】養生方法は、特に限定するものではなく、
常温養生や蒸気養生等を行えばよい。
【0022】本発明の舗装用植栽コンクリートブロック
は、30%以上の連続空隙率を有するものである。連続空
隙率が小さくなると、舗装全面に芝等を植栽することが
困難であり、緑化率が低くなる。
【0023】本発明において、舗装用植栽コンクリート
ブロックへの植栽の方法は特に限定するものではない。
植栽方法の例として、特開平9-107789号に開示される植
栽用充填土壌材と植物の種子を混合し該混合物を硬化後
の舗装用植栽コンクリートブロックに充填する方法等が
挙げられる。なお、本発明の舗装用植栽コンクリートブ
ロックは、駐車場等の軽交通舗装に適用するものである
ことから、植栽する植物としては芝が好ましい。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 1.使用材料 以下に示す材料を使用した。 1)セメント ;普通ポルトランドセメント(太平洋セメント(株)製) 2)ポゾラン質微粉末;シリカフューム(平均粒径0.7μm) 3)細骨材 ;珪砂4号と珪砂5号の2:1(重量比)混合品 4)金属繊維 ;鋼繊維(直径:0.2mm、長さ:15mm) 5)高性能AE減水剤;ポリカルボン酸系高性能AE減水剤 6)水 ;水道水 7)無機粉末 ;石英粉(平均粒径7μm) 8)繊維状粒子 ;ウォラストナイト(平均長さ0.3mm、長さ/直径の比4) 9)粗骨材 ;青梅産砕石5号(粒径範囲13〜20mm)
【0025】実施例1 粗骨材と、表1に示す配合割合のモルタルの各材料を、
粗骨材とモルタルの容積比が1:0.25となるように二軸練
りミキサに投入し、粗骨材にモルタルが被覆した状態の
互いに独立した粒体となるまで混練し、混練物を調製し
た。該混練物を、100×60×20cmの型枠に投入し、テー
ブルバイブレーターで振動成形(振動数3000vpm×15
秒)した。成形後、20℃で48時間前置きし、90℃で48時
間蒸気養生し、舗装用植栽コンクリートブロックを製造
した。上記舗装用植栽コンクリートブロックを切断し
て、10×10×40cmの供試体を3本作製し、「JIS A 1106
(コンクリートの曲げ強度試験方法)」に準じて、曲げ
強度を測定した。また、上記ブロックを切断して、φ15
×30cmの供試体を3本作製し、日本コンクリート工学協
会の「エココンクリート研究委員会報告書 ポーラスコ
ンクリートの空隙率測定方法(案)」に準じて、連続空
隙率を測定した。その結果、曲げ強度は3.1MPa、連
続空隙率は33%であった。
【0026】
【表1】
【0027】実施例2 粗骨材と、表2に示す配合割合のモルタル(表2におい
て、鋼繊維はモルタル中の容積%である)の各材料を、
粗骨材とモルタルの容積比が1:0.23となるように二軸練
りミキサに投入し、粗骨材にモルタルが被覆した状態の
互いに独立した粒体となるまで混練し、混練物を調製し
た。該混練物を、100×60×20cmの型枠に投入し、テー
ブルバイブレーターで振動成形(振動数3000vpm×15
秒)した。成形後、20℃で48時間前置きし、90℃で48時
間蒸気養生し、舗装用植栽コンクリートブロックを製造
した。上記舗装用植栽コンクリートブロックを切断し
て、実施例1と同様の方法で、曲げ強度及び連続空隙率
を測定した。その結果、曲げ強度は3.5MPa、連続空
隙率は32%であった。
【0028】
【表2】
【0029】実施例3 粗骨材と、表3に示す配合割合のモルタル(表3におい
て、鋼繊維はモルタル中の容積%である)の各材料を、
粗骨材とモルタルの容積比が1:0.20となるように二軸練
りミキサに投入し、粗骨材にモルタルが被覆した状態の
互いに独立した粒体となるまで混練し、混練物を調製し
た。該混練物を、100×60×20cmの型枠に投入し、テー
ブルバイブレーターで振動成形(振動数3000vpm×15
秒)した。成形後、20℃で48時間前置きし、90℃で48時
間蒸気養生し、舗装用植栽コンクリートブロックを製造
した。上記舗装用植栽コンクリートブロックを切断し
て、実施例1と同様の方法で、曲げ強度及び連続空隙率
を測定した。その結果、曲げ強度は3.5MPa、連続空
隙率は32%であった。
【0030】
【表3】
【0031】実施例4 実施例3と同様にして、100×60×20cmの舗装用植栽コ
ンクリートブロックを製造した。該舗装用植栽コンクリ
ートブロックに、下記の配合の植生用充填材スラリーを
充填し、その後、センチピードグラスを播種した。覆土
の厚みは3mmとした。なお、植栽実験は20℃の温室内で
行った。 (植生用充填材スラリーの配合) 浄水場での発生土の乾燥処理物 10.5kg 乾燥土 3.9kg ゼオライト 2.6kg パーライト 0.25kg バーミキュライト 2.6kg 粉砕パルプ 0.17kg アルギン酸ナトリウム 0.2kg 水道水 60.0kg 播種から、1月後、該舗装用植栽コンクリートブロック
を観察したところ、舗装全面に渡って植栽されていた。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の舗装用植
栽コンクリートブロックは、2.9N/mm2以上の曲げ強度で
あっても、連続空隙率が大きい(30%以上)ものであ
る。そのため、本発明の舗装用植栽コンクリートブロッ
クは、駐車場等の軽交通舗装に適用することができるう
え、舗装全面に渡って芝等を植栽することができ緑化率
を高くすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 24:26 C04B 24:26 H 20:00 20:00 B 14:48 14:48 D 16:06 16:06 A E 18:14) 18:14) Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗骨材と、該粗骨材に対する容積比が0.
    10〜0.50のモルタルとからなる組成物の混練物を振動成
    形し養生してなる連続空隙率が30%以上の舗装用植栽コ
    ンクリートブロックであって、該モルタルが、少なくと
    も、セメント、ポゾラン質微粉末、粒径2mm以下の細骨
    材、減水剤、及び水を含むことを特徴とする舗装用植栽
    コンクリートブロック。
  2. 【請求項2】 モルタルに、金属繊維及び/又は有機質
    繊維を含む請求項1に記載の舗装用植栽コンクリートブ
    ロック。
  3. 【請求項3】 金属繊維が、径0.01〜1.0mm、長さ2〜30
    mmの鋼繊維である請求項2記載の舗装用植栽コンクリー
    トブロック。
  4. 【請求項4】 有機質繊維が、径0.005〜1.0mm、長さ2
    〜30mmのビニロン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチ
    レン繊維、アラミド繊維、炭素繊維から選ばれる1種以
    上の繊維である請求項2記載の舗装用植栽コンクリート
    ブロック。
  5. 【請求項5】 モルタルに、平均粒径3〜20μmの無機
    粉末を含む請求項1〜4のいずれかに記載の舗装用植栽
    コンクリートブロック。
  6. 【請求項6】 モルタルに、平均粒度1mm以下の繊維状
    粒子又は薄片状粒子を含む請求項1〜5のいずれかに記
    載の舗装用植栽コンクリートブロック。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013544993A (ja) * 2010-11-26 2013-12-19 北京仁▲創▼科技集▲團▼有限公司 ウォールブロック、ウオールの隅及びウオール
CN114934613A (zh) * 2022-05-31 2022-08-23 西安石油大学 装配式生态砌块、装配式生态储能墙体及墙体建造方法

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