JP2001240929A - アルミホイールおよびその製造方法 - Google Patents

アルミホイールおよびその製造方法

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JP2001240929A
JP2001240929A JP2000052673A JP2000052673A JP2001240929A JP 2001240929 A JP2001240929 A JP 2001240929A JP 2000052673 A JP2000052673 A JP 2000052673A JP 2000052673 A JP2000052673 A JP 2000052673A JP 2001240929 A JP2001240929 A JP 2001240929A
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Masaaki Koga
正明 古閑
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 AC4CHのリターン材としても容易に活用でき
る材料を用い、かつ熱処理レスでも高品質であるアルミ
ホイールの製造方法を提供する。 【解決手段】 アルミニウム合金を溶解して溶湯とし、
金型内に前記溶湯を鋳込み、成形されたアルミホイール
を金型内から取り出し、前記アルミホイールを再加熱す
ることなく水冷することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱処理工程を省く
ことの可能な、製造コストが安価でかつ硬度、機械的強
度の十分なアルミホイールおよびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両用のホイールは、従来からスチール
で形成されているが、近年、車両の重量低減および外観
や意匠性の向上を目的として、アルミホイールを装着す
る車両が増加してきている。図4に製造のフローチャー
トを示すように、まずアルミホイールの素材は、質量%
(以下%)でSiを6.5〜7.5%、Mgを0.2〜
0.4%を含み、Feを0.2%以下としたアルミニウ
ム鋳物用合金(JIS規格AC4CH)となるよう溶解
し、低圧鋳造法、重力鋳造法、高圧鋳造法などによって
鋳造され、湯道・押湯凝固部等の部分を削除後、溶体化
処理、水焼入、時効処理による熱処理(JIS規格T6
処理)を行う。その後加工を行うが特にアルミホイール
は、耐食性が要求されるため、素材の表面に塗装処理を
行うのが一般的である。
【0003】アルミホイールは、重要保安部品としての
高い機械特性を満足せねばならず、かつ厳しいコスト低
減も要求されている。コスト低減策の1つとして鋳造後
の熱処理を省略したホイールの製造方法が挙げられる。
例えば特開平11-12673号公報では、Si:4〜8重量
%,Cu:0.4〜1.0重量%,Mg:0.2〜0.
4重量%,Fe:0.05〜0.3重量%,Sr:0.
002〜0.02重量%,Zr:0.0005〜0.1
重量%を含み、残部が実質的にAlの組成をもち、Cu
+2.5Mg≧1.25重量%の条件を満足するアルミ
合金を用い、かつ鋳造後、冷却速度1℃/秒以上で冷却
した熱処理レスでも機械的性質が高い合金鋳物の製造方
法が記載されている。しかしながらCuが0.4%以上
の高Cu材であり、かつ冷却条件についても詳細な説明
がなく、さらなる検討の余地があった。
【0004】通常、資源保護および原価低減のためリタ
ーン材が原料の一部として使用される。リターン材はピ
ュアなAC4CH材と共に溶融され、再度鋳造して新た
なアルミホイールとして製造される。近年では軽自動車
にもアルミホイールは採用されているが、アルミホイー
ルでは比較的高い機械的特性が必要であるため、熱処理
はほぼ必須である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは既に高M
g添加の必ずしも熱処理を行う必要がない、高耐食性を
有するアルミホイール用材料について特開平9-165638号
公報で述べている。しかしながら高い機械的性質を得る
ためには更なる検討の余地があった。したがって、本発
明は、機械的性質(特に強度・硬度)が良好で、 熱処
理レスでも高品質であるアルミホイールの製造方法であ
り、またリターン材としても容易に活用できる材料を用
いて提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願はアルミホイールの
製造方法において機械的性質を向上させるために主にM
gを使用したものであり、その材質の冷却方法として鋳
造終了後直ちに水冷することが最も簡易かつ効果的であ
ることを知見したものである。すなわち本発明は、鋳造
金型内で成形されたアルミホイールを鋳造金型内から取
り出し、前記アルミホイールを再加熱することなく水冷
することを特徴とする。さらに水冷条件として、鋳造終
了後に少なくとも一部が400℃以上であるアルミホイ
ール素材を水冷することが望ましい。
【0007】特に質量%でSi:6〜8%、Mg:0.2〜0.6
%、Cu0〜0.05%を含有し、残部Alおよび不可避的不
純物からなるアルミホイールであり、上記製法を適用さ
せることでα固溶体粒界中の共晶Si粒径のうち平均粒
径2μm以下のものが共晶Si粒全体の50%以上を占
めるとともに、ブリネル硬度が55.0Hb以上の従来
にないアルミホイールが得られる。また、質量%でSi:
6〜8%、Mg:0.6〜1.0%、Cu0〜0.05%を含有し、残部
Alおよび不可避的不純物からなるアルミホイールであ
り、上記製法を適用させることでα固溶体粒界中の共晶
Si粒径のうち平均粒径2μm以下のものが共晶Si粒
全体の50%以上を占めるとともに、ブリネル硬度が5
8.0Hb以上の従来にないアルミホイールが得られ
る。さらに、質量%でSi:6〜8%、Mg:0.2〜0.6%、C
0.05〜0.3%を含有し、残部Alおよび不可避的不純物
からなるアルミホイールであり、上記製法を適用させる
ことでα固溶体粒界中の共晶Si粒径のうち平均粒径2
μm以下のものが共晶Si粒全体の50%以上を占める
とともに、ブリネル硬度が58.0Hb以上の従来にな
いアルミホイールが得られる。製造するホイールの大き
さは15インチ以下のものに適用することが好ましい。
ここでホイールの大きさはデザイン面の外周側にあるア
ウターリム端部の外径を示すものである。
【0008】Mg、Cuの添加は機械的強度の向上に寄
与する。AC4CH材に含有しているMgは溶解すると
その材料形状にもよるが、約20〜50%減耗する。C
uの減耗はほとんどないため、高Cu材をAC4CH材
にまで成分調整するのは困難である。よってリターン材
として再度使用することを考慮すると高Mg材を用いる
ことがアルミホイールの一般材料であるAC4CH材に
調整することが可能である点で優れている。また、Mg
はMgSiとして一度固溶させた後、均一かつ微細に
析出することで強度および硬度を向上させるが、所定の
T6処理を必要とする。対してCuはこのT6処理を行
わなくても鋳造品の機械的性質向上にある程度有益であ
るため、特開平11−12673号公報に記載されたよ
うに、1℃/秒からの冷却速度でも強度向上が得られる
場合がある。しかし本願のようにMgを主として機械的
性質向上のための添加元素とする場合、100℃まで1
0℃/s以上となるよう冷却することが好ましい。以上を
考慮し、冷却速度と量産性を考慮すると鋳造後に即水冷
することが最も適した技術である。鋳造方法は特に限定
されず、半凝固法やタ゛イカスト法を用いても良い。
【0009】図2に7Si−0.3Mg−balAl
(質量%)の組成を有するアルミニウム合金の光学顕微
鏡による金属組織写真(以下、ミクロ写真とする)を示
す。図2において、白地部分Aはアルミ地(α固溶体)
であり、黒色の粒状部分Bは共晶Si粒である。
【0010】Siは鋳造時の流動性を向上させるために
添加されるが、5%未満では流動性が低下し、10%を
超えるとヒケの発生が著しく増加しその制御が難しくな
る。よってSiは5〜10%、好ましくは6〜8%とす
る。Mgが0.1%未満では機械的性質(特に強度)を向上
させる効果が不充分である。また、Mgが2.5%より高
いと、強度は向上するが靭性が低下してアルミホイール
に要求される特性を得にくい。また延性の低下を考慮す
ると、Mgを0.2〜0.6%とすることが好ましい。強度お
よび硬度を重視する場合は0.6〜1.0%とすることが好ま
しい。Cuを添加する場合はCuを0.3%以下とす
る。Cuが0.3%より多いと靱性が低下するとともに
リターン材への適用も困難となる。また、不純物として
Fe、Mn等が混入しやすいが、Fe0.2%以下、M
n0.5%以下であれば影響はほとんどないため、許容
してもよい。 Feは0.2%を越えると靱性が著しく
低下する。Mnが0.5%を越えると硬くなり靱性が低
下する。Mnは、好ましくは0.1%以下とする。さら
に添加元素としてTiを0.1%加えることで結晶粒の
微細化を促進できるが0.2%を超える添加は逆に靱性
の低下を招く。また、共晶Siの改良処理剤としてSr
を用いる場合は40〜150ppm含有させてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について詳
細に説明するが、本発明はこれら実施例に限るものでは
ない。 (実施例)本発明の実施について図1に本発明のアルミ
ホイールを製造するためのフローチャートを示す。リタ
ーン材および/またはインゴット材をMg:0.1〜
2.5%、Si:5〜10%、Cu:0.3%以下とな
るように調整し、溶解炉中で溶解して鋳造原料とした。
前記鋳造原料を低圧鋳造法、グラビティ鋳造法、ダイカ
スト鋳造法、半凝固溶融鋳造法等を用いて15インチ以
下のワンピースホイール用金型内に注湯した。注湯終了
後所定の圧力(大気圧も含む)を溶湯に加圧しつつ溶湯
を凝固させホイール素材を得た。このホイール素材の表
面温度をサーモグラフィで測定したところ金型への溶湯
注湯口近傍では450℃以上の高温部が残っており、か
つ最も低温部でも400℃程度の温度を有していた。従
来ではこのホイール素材の湯道・押湯の凝固した部分を
削除した後、熱処理を施す。しかしなから本発明では湯
道・押湯の凝固した部分を削除する前にホイール素材を
少なくとも400℃以上の高温部があるうちに水中に埋
没、またはホイール素材に向けて噴水させて水冷を行
い、全体の温度を100℃以下にまで低下させた。さら
に湯口および鋳造時に発生したバリを除去した後、所定
の形状に加工し、本発明のアルミホイールを得た。ま
た、必要によりエポキシ系、エポキシポリエステル系ま
たはアクリル系等の紛体塗装、アクリル系カラー塗装、
アクリルクリアー塗装等の多層塗装を行い、耐食性を向
上させた。アクリル系塗装の焼付けは100〜160℃
の範囲で行った。
【0012】(実施例1)本発明に係わるアルミホイー
ルの特性を調べるため、試料の作製を行った。まず、
7.0Si−0.35Mg−balAl(質量%)とな
るように成分調整した710℃のアルミニウム合金溶湯
を作製した。前記の溶湯を大きさが13インチのアルミ
ホイール用の鋳型に注湯して鋳造し離型後、直ちに水冷
を行って本発明の一例であるアルミホイールを得た。前
記鋳型の溶湯注湯口は、鋳型に形成されるアルミホイー
ル状キャビティのうち、デザイン面の中心部のみ(セン
ターゲート)とした。前記のアルミホイールに、塗装時
の焼き付け温度を想定して140℃×0.5hの熱処理
を行った。このアルミホイールのフロントフランジ部よ
り試料1の切り出しを行った。この試料1から平行部が
32mm×6.5mm×4mmの平板状の試験片を作製
した。得られた試料の組成ならびに硬度、機械的性質を
表1に示す。表中、熱処理とは鋳造後にさらに540℃
×6hの溶体化処理および水中焼入れの後に140×4
hの時効処理を行ったものを示す。硬度はJIS規格に
示す方法によりブリネル硬度により測定した。機械的性
質の評価は、引張り強度および伸びを測定した。さらに
比較のため、鋳造した後に水冷を施さずにアルミホイー
ルを作製し、それ以後は実施例1と同様にして試料6を
得た。この比較試料の硬度、機械的性質を比較例1とし
て表1に併記する。試料1と試料6を比較すると本実施
例にあたる試料1の方が硬度が5%以上向上しており、
水冷による効果がでていることが判った。
【0013】
【表1】
【0014】さらに図2に試料1の組織を示す光学顕微
鏡によるミクロ組織写真を示す。写真中、明るい部分A
はデンドライト組織を有するα固溶体であり、比較的黒
色の部分Bは共晶Si粒である。この共晶Si粒は片状
のものが多く、応力が集中しやすい。また共晶Si粒ど
うしの間隔もせまい。 破断はこの共晶Si粒間を伝播
して生じるが本発明のように水冷することで複数の共晶
Si粒が纏まり共晶Si粒の間隔が広がることにより、
機械的強度が増すと考えられる。共晶Si粒径を各々調
べると、平均粒径2μm以下のものが粒径全体の50%
以上を占めていることが判った。本測定においては、各
々の粒径を100個以上無作為に選出し、その粒径を測
定して判別した。また、ここでいう共晶Si粒の平均粒
径とは粒径の面積を測定し、それと同等の面積となる擬
似円に換算した円直径を示している。
【0015】(実施例2〜4)溶湯のMg量を0.5
5、1.00、2.20%と各々3水準とし、7.0S
i−balAl(質量%)となるように成分調整した7
10℃のアルミニウム合金溶湯を製造し、硬度および機
械的性質におけるMgの影響を調べた。前記の各々の溶
湯を大きさが13インチのアルミホイール用の鋳型に注
湯して鋳造した後、直ちに水冷を行って本発明の一例で
あるアルミホイールを得た。前記のアルミホイールに、
塗装時の焼き付け温度を想定して140℃×0.5hの
熱処理を行った。このアルミホイールのフロントフラン
ジ部より試料2〜4を切り出した。この試料2〜4から
平行部が32mm×6.5mm×4mmの平板状の試験
片を作製した。さらに比較のため、同条件で鋳造した後
に水冷を施さずにアルミホイールを作製し、それ以後は
試料2〜4と同様にして試料6〜8を得た。得られた試
料の組成ならびに硬度、機械的性質を表1に併記する。
試料2〜4と試料6〜8を各々比較すると本実施例であ
る試料2〜4の方で硬度が向上しており、水冷による効
果がでていることが判った。
【0016】(実施例5)本発明による別のアルミホイ
ールの特性を調べるため、試料の作製を行った。まず、
7.0Si−0.35Mg―0.1Cu―balAl
(実施例5)(質量%)となるように各々成分調整した
710℃のアルミニウム合金の溶湯を製造した。前記の
溶湯を大きさが13インチのアルミホイール用の鋳型に
注湯して鋳造した後、直ちに水冷を行って本発明の一例
であるアルミホイールを得た。前記のアルミホイール
に、塗装時の焼き付け温度を想定して140℃×0.5
hの熱処理を行った。このアルミホイールのフロントフ
ランジ部より試料5、6を切り出した。この試料5、6
から平行部が32mm×6.5mm×4mmの平板状の
試験片を作製した。さらに比較のため、鋳造した後に水
冷を施さずにアルミホイールを作製し、それ以後は試料
5と同様にして試料10を得た。この硬度、機械的性質
を表1に併記する。比較すると実施例である試料5の方
が硬度が3%以上向上しており、水冷による効果がでて
いることが判った。
【0017】従来の方法である水冷を行わず、鋳造後放
置して冷却した後、T6処理等の熱処理を行うものを製
造した。それ以外は実施例1と同様に強度試験および組
織観察を行った。参考例11として表1に記す。熱処理
を行ったため、硬度、引張り強度、伸びともに高い。し
かしながら特性は十分過ぎるが熱処理はコスト高につな
がり、工業生産上有利であるとはいえない。また、鋳造
後にT6処理を行った試料11の組織観察写真を図3に
示す。T6処理によりα固溶体Aの粒界中の共晶Siが
凝縮し、粒状の共晶Si粒(B)となる。この共晶Si
の凝集により、T6処理前の組織と比較し、共晶Si粒
間の距離が広がり、かつ粒状化することにより応力集中
が緩和され機械的性質、特に靱性が向上する。共晶Si
粒の粒径を実施例1と同様に測定した結果、2μm以下
のものは共晶Si粒全体の30〜40%程に過ぎなかっ
た。
【0018】また、Cu添加量を1.0%とした以外は
実施例1と同様にして比較用の試料16を作製した。全
体を通してCuが添加されているものは高い特性が得ら
れている。これはCu添加による固溶効果によるもので
ある。しかしながら比較例7のようにCuが0.6%以
上でも硬度の向上は果たせるが、機械的性質が低下する
と共に本発明の目的の1つであるリターン材への適用が
困難である。
【0019】鋳造後のアルミホイールの温度と水冷との
関係について調査した。表2中、鋳物温度はアルミホイ
ールの表面温度をサーモグラフィで測定したものであ
る。アルミホイールの組成は7.0Si−1.00Mg
−balAl(質量%)となるように成分調整した。
表2から溶湯が金型内で凝固しだい取りだし、なるべく
高温であるうちに水冷することが好ましいことが判断で
きる。金型から取り出したホイール素材が300℃程度
の温度だと水冷しても著しい硬度の上昇が得られない。
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】本発明により、リターン材として用いて
もAC4CH組成に調整しやすく、かつ熱処理レスでも硬度
および機械的強度が比較的高い高品質なアルミホイール
を安価に提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルミホイールの製造方法を示すフロ
ーチャートである。
【図2】本発明のアルミホイールの金属ミクロ組織写真
である。
【図3】参考例である鋳造後に熱処理を行ったアルミホ
イールの金属ミクロ組織写真である。
【図4】従来のアルミホイールの製造方法を示すフロー
チャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C22F 1/00 611 C22F 1/00 611 630 630A 692 692A 692B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造金型内で成形されたアルミホイール
    を鋳造金型内から取り出し、前記アルミホイールを再加
    熱することなく水冷することを特徴とするアルミホイー
    ルの製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも一部が400℃以上であるア
    ルミホイール素材を水冷することを特徴とする請求項1
    に記載のアルミホイールの製造方法。
  3. 【請求項3】 質量%でSi:6〜8%、Mg:0.2〜0.6%、
    Cu0〜0.05%を含有し、残部Alおよび不可避的不純物
    からなるアルミホイールであり、α固溶体粒界中の共晶
    Si粒のうち平均粒径2μm以下のものが共晶Si粒全
    体の50%以上を占めるとともに、ブリネル硬度が5
    5.0Hb以上のアルミホイール。
  4. 【請求項4】 質量%でSi:6〜8%、Mg:0.6〜1.0%、
    Cu0〜0.05%を含有し、残部Alおよび不可避的不純物
    からなるアルミホイールであり、α固溶体粒界中の共晶
    Si粒のうち平均粒径2μm以下のものが共晶Si粒全
    体の50%以上を占めるとともに、ブリネル硬度が5
    8.0Hb以上のアルミホイール。
  5. 【請求項5】 質量%でSi:6〜8%、Mg:0.2〜0.6%、
    Cu0.05〜0.3%を含有し、残部Alおよび不可避的不純
    物からなるアルミホイールであり、α固溶体粒界中の共
    晶Si粒のうち平均粒径2μm以下のものが共晶Si粒
    全体の50%以上を占めるとともに、ブリネル硬度が5
    8.0Hb以上のアルミホイール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103031630A (zh) * 2013-01-06 2013-04-10 山西经纬合力机械制造有限公司三厂 锦纶假捻变形机的皮圈导轮及其表面加工工艺

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CN103031630A (zh) * 2013-01-06 2013-04-10 山西经纬合力机械制造有限公司三厂 锦纶假捻变形机的皮圈导轮及其表面加工工艺

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