JP2001240170A - ディスク収納ケース - Google Patents

ディスク収納ケース

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JP2001240170A
JP2001240170A JP2000051206A JP2000051206A JP2001240170A JP 2001240170 A JP2001240170 A JP 2001240170A JP 2000051206 A JP2000051206 A JP 2000051206A JP 2000051206 A JP2000051206 A JP 2000051206A JP 2001240170 A JP2001240170 A JP 2001240170A
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case
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disc
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Hitoshi Takahashi
仁志 高橋
Yoshihiro Konase
善弘 木名瀬
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの収納ケースへの収納・取出し
を記録面等を損傷することなく比較的簡単な構成により
行う。 【解決手段】 ディスクの中心孔を収納ケースの一部に
形成した係止部により係止するディスク収納ケースにお
いて、ディスク係止部を、少なくとも、ディスクを載置
するディスク載置部13と、ディスクを保持するディス
ク保持部14と、ディスク係止を解く指押し部15で構
成すると共に、前記ディスク係止部の外周部に複数のス
リットを形成したディスク収納ケース10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDVDやCD等のデ
ィスク収納ケースの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報を記録するためのディスクや、情報
が記録されているディスクは、不使用時にはケース内
で、ディスクの中心孔が解放可能に係合される係合部材
に係止され、使用時にはその係止が解かれて係合部材か
ら取出され、装置の所定位置に装着され記録/再生され
る。ところで、使用時にディスクをケース内から取出す
際、ディスクを両手で解放し、係合部材から持ち上げる
必要があり、従って、多くの人は係合部材の中心を押そ
うとせず、片手のみでディスクの外縁部をつかみ係合部
材をねじり、それによってディスクを湾曲させて取出す
ことが行われており、記録表面が損傷するものであっ
た。
【0003】このように、ディスクの湾曲による記録表
面の損傷は、記録された情報の滅失または、これからの
情報の正確な記録に際し、支障を来すことになるので、
信頼性が高く、かつ、容易にディスクが解放できるディ
スク収納ケースの出現が待たれていたものである。
【0004】図11は、この種従来のディスク収納ケー
ス30の一例を示す斜視図である。このケース30は、
通常は透明のポリスチレン材を用いて成形され、アッパ
ーケース31とロアーケース32とから大略構成されて
いる。ロアーケース32にはディスク設置面33からリ
ブ34が通常8〜12本円形状となって立設されて係合
部材となる爪部40が構成されている。以下、爪部40
の具体的構成につき、詳述する。
【0005】前記した複数のリブ34に設けたそれぞれ
の脚部36には、ディスク設置面33から上向きに立設
され、かつ、その略中央部の外形を他のそれより若干大
にした突状部37が設けてあり、この突状部37に連続
して内側方向にしぼりこむような形で傾斜部38が形成
され、更に、この傾斜部38に連続して内側に張り出す
形で、平面部39が形成されている。そして、この平面
部39が、いわゆるディスク取出し時の指押し部を形成
するものである。41は、ロアーケース32に設けた平
面部、42は、同、底面部で、前記したディスク設置面
33は、この底面部42より若干突出して形成されてい
る。
【0006】なお、突状部37に連続して傾斜部38が
形成されてあることより、図示しないディスクの突状部
37への挿入時、ディスク中央孔のエッジがこの傾斜部
38に当接することでディスクを挿入しやすくすると同
時に、突状部37でディスク脱落防止の役割を果たして
いるものである。爪部40は、このように形成されてい
ることにより、図示しないディスクは、リブ34の上方
より挿入された際、ディスク設置面33に安定した形で
保持されるものである。
【0007】また、前記した如く、底面部42とディス
ク設置面33とは段差をもって構成されており、かつ、
ロアーケース32には、切欠き43,44が設けられて
いることより、取出し時、その取出しが円滑に行えるも
のである。
【0008】ところで、ディスクを取り出す際は、この
平面部39(指押し部)を上方より押圧することによっ
て爪部40全体を内側に湾曲させ、突状部37に係止さ
れているディスクの係止を解除することにより、それを
手で取り出すことにより行っている。しかるに、従来の
ディスク収納ケース30では、前記した如く、その取出
し時平面部39(指押し部)を上方より押圧することを
せず、突状部37に係止されているディスクを、片手の
みでその外周をつかみ、ねじり出すようにして取り出す
ことが広く行われている。しかしながら、このような取
り出し方法ではディスクの記録面を傷つけたり、爪部4
0のリブ34を破損させたりしていたものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】かかる点を解決するた
めに、例えば、特許第2863317号公報に示すよう
なディスク収納ケースが提案されている。この提案方法
によれば、ディスク取り出しの際、ディスクの中央部を
押し下げた時、ディスクの周縁部を支持しそのディスク
中央部が撓むことにより生ずる弾性力の利用とこれを保
持する弾性イジェクト手段が必要となるため、いきおい
構成が複雑となる欠点がある。また、このような従来構
成によれば、ディスクを直接撓ませて取り外そうとする
ものであるから、ディスク、特にその中央部にストレス
が発生し、ディスクや係止部を傷めてしまうという問題
点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は,かかる課題を
解決するためになされたものであり、第1の発明とし
て,ディスクの中心孔を収納ケースの一部に形成した係
止部により係止するディスク収納ケースにおいて、ディ
スク係止部を、少なくとも、ディスクを載置するディス
ク載置部13と、ディスクを保持するディスク保持部1
4と、ディスク係止を解く指押し部15で構成すると共
に、前記ディスク係止部の外周部に複数のスリットを形
成したディスク収納ケースを提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明になるディスク収
納ケース10の一実施例の平面図、図2は、その断面図
である。両図において、ディスク収納ケース10には、
平面部11と、この平面部11に連続しており、この平
面部11より斜め上方に形成された傾斜部12と、この
傾斜部12に連続しており、この傾斜部12の内方に向
かって、前記平面部11と平行になる如く形成されたデ
ィスク載置部13と、このディスク載置部13と連続し
ており、上方に向かって突出形成されたディスク保持部
14と、このディスク保持部14と連続しており、その
内方(半径方向)に向かって、かつ、ディスク載置部1
3と平行になる如く形成された指押し部15とから大略
構成されている。なお、16は、前記平面部11と連続
している環状リブである。
【0012】ディスク保持部14は、それぞれディスク
載置部13から片持ち梁式に弾性支持される如く、複数
のリブ14a〜14nを備え、かつ、その外形H1は後述
するディスク1の中央孔2から僅かに小径になるように
相対向した形で配置されている。
【0013】両図から明らかな如く、指押し部15は、
その内方に向かって突出形成され爪状の平面部を構成し
ている。従って、指押し部15の上方からディスク1を
挿入した場合、ディスク1の中央孔2のエッジと指押し
部15の屈曲部15aとが当接し、その押圧力によって
複数のリブ14a〜14nが内方側に撓むことにより、デ
ィスク1の挿入が容易となる。
【0014】以下、その点につき図1を参照して詳述す
る。17,18,19は、それぞれディスク載置部13
から外周側に向かって形成された第1〜第3のスリット
である。第3のスリット19は、ディスク保持部14の
ほぼ中央部に位置し略円形に並んだ指押し部15やその
基部にあたるディスク載置部13を左右二つに分断して
いる。そして、この第3のスリット19の先方には、こ
のスリット19と直交するように第1のスリット17が
ディスク載置部13を挟むような形で外周方向に向かっ
て設けられている。また、この第1のスリット17の外
周方向の先方には、第2のスリット18が外周方向に向
かって設けられている。この第2のスリット18は、外
周側がコの字形になるように連続しており、外周側にお
いてケース本体部20と分断されている。
【0015】第1〜第3のスリット17〜19の周りの
面(外周部)21は平面になっており、その外側にディ
スク1の径よりわずかに大きい径で、前記した環状リブ
16がディスク挿入時ディスクの上面より高い位置にな
るような寸法を持って設けられている。この環状リブ1
6は、万一ディスク1が脱落した場合の脱落防止の役目
と、解説書等が同時に梱包されたとき、環状リブ16と
中央部の指押し部15でそれを支えディスク1にふれる
ことを極力少なくしようとするためのものである。
【0016】前記した如く、ディスク載置部13から第
2のスリット18方向に向かって傾斜部12が設けられ
ており、その裏側も傾斜部121を形成しその先端は平
面部111となっている。また、表面側の傾斜部12の
先端には平面部11が形成されており、その面は外面部
21と同じ高さの面を構成している。平面部11の外側
には、外面部21と同様に環状リブ16が設けられてお
り、外面部21の環状リブ161、162と一体感を醸し
出している。
【0017】前記した如く、外面部21と平面部11は
同一面上でディスク載置部13より低い位置になるよう
形成してあり、従って、ディスク1をディスク載置部1
3に載置してもディスク1の記録面に相当するところに
は隙間が生ずることになるので、記録面が損傷されるこ
とはない。
【0018】次に、よりディスク1を取出しやすくする
ための実施例につき、図1、図3(a),(b)を参照
して説明する。この図3は、本実施例になるディスク収
納ケース10の他の実施例の断面図であり、基本的に
は、図1、図2の構成と同様であるが平面部11の構成
を若干異ならしめたものである。なお、説明の便宜上、
収納ケース10内にディスク1が収納された状態として
ある。以下、その点につき詳述する。
【0019】具体的には、外面部21及び平面部11の
末端部、環状リブ16、161、16 2の内側の僅かの距
離である、例えば、1mm程度(ディスク1をディスク保
持部に係止したときディスク1の記録面から外れる外周
部に相当する部分)を、外面部21や平面部11より高
くして凸部22を形成し、その外側に環状リブ16を設
けるようにして、ディスク係止時のディスク最外周側と
の高さ方向の隙間を少なく出来るような構造にしたもの
である。この場合、ディスク載置部13とディスク押し
上げ部となる凸部22との高低差H(後述する図6参
照)は、指押し部15の寸法にも左右されるものの、デ
ィスク1を撓ませないで押し上げるためには、0.5mm
以上ディスク載置部13を高くするとよい。
【0020】次に、ディスク1をディスク収納ケース1
0より取出す場合につき、主として図3(a),(b)
を参照して説明する。なお、以下の図面でディスク1の
外径は、環状リブ16に当接したような形で描かれてい
るが、これは若干の隙間をもって形成されているもので
ある。図3(a)において、爪形の平面部(指押し部)
15を矢印A方向から押圧すると、指押し部15の屈曲
部15aが内側に曲げられ、ディスク保持部14の外径
2は、ディスク1の中央孔2の孔径D1より小さくな
る。それによって、ディスク保持部14からディスク1
が外れる。また、裏面側の傾斜部121と平面部111
交点部112が回転支点となり、この回転支点112より
外周側の部分が持ち上がる。これによって、押し上げ部
となる凸部22とディスク1とが当接することによりデ
ィスク1が押し上げられ、このディスク1は余分な力を
加えられることなくディスク保持部14から外れると共
に外周部21の環状リブ161、162より高く浮きあが
らせることが出来、ディスク1を容易に取り出すことが
出来る。
【0021】この場合、ディスク押し上げ部となる凸部
22の平面部11からの高さは、0.10mm以上あれ
ばディスク1はディスク載置部13で位置を規制されて
いるため、このディスク1の記録面が傷を付けられるこ
とはない。
【0022】このように、指押し部15を押し始める
と、図3(b)に示すようにディスク保持部14の外径
をD2、ディスク1の中央孔2の孔径をD1とした時、そ
の関係はD1≧D2となる。従って、凸部22は上方に持
ち上がり、ディスク1と当接してこのディスク1を押し
上げる。
【0023】また、図4に示すように、凸部22を環状
リブ16の内側に設けない場合であっても、ディスク1
を環状リブ16の内側平面で押し上げることは可能であ
る。なお、この図4は、前記した図2の状態において、
ディスク1をディスク保持部14に収納した後、指押し
部15を押圧することにより、ディスク1が押し上げら
れた状態を示すものである。
【0024】なお、前記したディスク保持部14の外径
と、ディスク1の中央孔2の寸法関係は平常状態ではD
1<D2である。また、この場合、回転の支点となる回転
支持部(交点部)112は、前記した裏面側の傾斜部1
1と平面部111の交差する所であり、その位置は、第
1のスリット末端181近傍(図1参照)であることが望
ましい。何故ならば、前記した如く、外面部21と平面
部11とは同一面であって剛性が大であり、従って、デ
ィスク1を取出す場合、スリット、力等との関係上、最
も作用が大きいからである。
【0025】図5は、本実施例になるディスク収納ケー
ス10に上ケース23を取り付けたときの側面図であ
る。具体的には、前記したコの字形の第2のスリット1
8を環状リブ16の外側まで伸ばし、このスリット18
で囲まれた先端を上ケース23に設けたリブ24で押さ
える構造にしたものである。このように構成することに
より、上ケース23の外側(図の下側)から、コの字形
で囲まれた裏平面部11 1に例え力が加わったとして
も、上ケース23のリブ24でその動きが押さえられ、
その結果、第2のスリット18で囲まれた平面部11の
各部分が変形しにくくなり、下からの力の作用で平面部
11が押し上げられることが防止できるので、ディスク
1が上ケース23やここに梱包された品物に接触する事
を防止出来る。なお、リブ24の設置場所は、図5に示
す位置に限定されるものではなく、ディスク1にあたら
ない範囲から広く選ぶことが出来る。
【0026】図6は、トレイとして用いた場合であっ
て、下ケース25内に本収納ケース10が納められる場
合の側面図である。この場合、上ケース23と下ケース
25は別個の成形品であっても良いし、ヒンジ#付の一
体成形品であっても良い。上ケース23、下ケース25
は本収納ケース10とは別個に存在し、それに本発明品
をはめ込み装着してディスク収納ケースとする場合のも
のである。
【0027】図7は、第2のスリット18の末端側を幅
広の形状18Rとし、ディスク押し上げ時のディスク1
にかかる力を分散させた例である。この場合も前述と同
様に、上ケース23のリブ24により第2のスリット1
8で囲まれる平面部11を押さえる方法が適している。
【0028】図8は、スリットの設け方のバリエーショ
ンでありその平面図である。この図8は、第1のスリッ
ト17の外周側末端171より第2のスリット18の起
端18 1を中心側にしてそれぞれのスリット部分がオー
バーラップするように構成したものである。この図で
は、第1のスリット17の幅W1を第2のスリット18
の幅W2より大にしているが、この逆であっても勿論よ
いものである。回転支持部112は図示するようにセン
タから第1のスリット17の末端174までの距離をL
1、回転支持部112までの寸法をL2としたとき、L1≧
L2であるのが望ましい。また、図示するように第2の
スリット18の方が第1のスリット17よりその幅が狭
い方がケース全体としての強度を考えたとき有利であ
る。
【0029】第2のスリット18と傾斜部12で囲まれ
た平面部分は薄い板状の片持ち梁の形状となり外周面2
1より撓みやすくなる。その為前記したように、上ケー
ス23にリブ24を設け、そのリブ24で反りを抑える
方法があるが更に裏平面11 1及び環状リブ16の裏側
にリブ、例えば格子状のリブや補強リブを設け強度を上
げることもできる。
【0030】前記した説明によれば、スリットをディス
ク保持部14の両側に設け、左右2箇所でディスクを押
し上げる形で説明してきたが、スリットを収納ケース中
央部から外側に向かって3方向に設けることによって、
ディスク持ち上げ箇所を120度間隔の3箇所にしても
よいし、90度で形成し4箇所としても勿論よいもので
ある。
【0031】図9は、第1のスリット17の先方に第2
のスリット18があり、その外側に第4のスリット26
(261〜264)がある例である。この場合、第4のス
リット26はその一部が位置的に第1、第2のスリット
17,18とオーバーラップする部分がある。これによ
り、柔らかい(小なる)力であっても平面部11を持ち
上げることが出来る。この場合、図の様に第2のスリッ
ト18の起端181までの距離をL1、回転支持部112
までの距離をL2と指定したときL1≧L2で有ることが
力のモーメントの関係から望ましい。
【0032】本実施例になる収納ケース10を用いる場
合、上ケース23、下ケース25の間に本ケース10を
トレイとして収納する場合と、本発明の収納ケース10
を下ケースとして用い、上ケース23とはヒンジ#で結
ばれたブック形のケースとして用いることが可能であ
る。
【0033】図10は、本実施例になる収納ケース10
が下ケース25を兼ね備える場合である。このような場
合には、スリット部等の空隙部から塵埃が入り込むこと
が考えられるので、収納ケースの外側に透明の、例え
ば、美術誌表紙がビニールシートで覆われているように
ポリプロピレン等のシートを貼り付ける方法が一般的に
知られている。本実施例の場合にも、そのように着色シ
ート等を貼り付けることが望ましい。それによって塵埃
の進入を防止できることや、第2のスリット部に格子状
のリブを設けた際も絵柄の入ったシートや着色シート等
を用いることによってリブを見えなくすることが可能で
ある。
【0034】図10は、本実施例になるディスク収納ケ
ースの他の実施例の斜視図であり、前記した爪状のディ
スク保持部14を変更した例である。横方向の断面形状
が三日月形の2本のリブ28が中心方向に向かい合う形
で設けられており、そのリブ28の外径寸法は、ディス
ク1の中心孔2より多少小さく形成されている。このリ
ブ28は、ディスク載置部13から垂直に指押し部15
の方向に立ち上がっている。指押し部を形成する天面
(指押し部15)は略半円形の平面になっており、その
半円形の一部の外周側に、更に平面部を広げる形で突起
部27が設けてあり、それは上方から見た時、上記略円
形の径より大きい同心円形状をしており、その半径はデ
ィスクの中心孔内径より多少大きく形成してある。
【0035】指押し部15の外周側端面28は、なだら
かな曲線を描くことによりディスク1が挿入された際、
この曲線部分にディスク中央孔2を押し当てることで中
心を挟むように立つ2本のリブ28が内側に撓み、それ
の挿入が可能になる。ディスク1の係止については、デ
ィスク内径より突起部27の先端部の径が大きいこと
で、ディスク1を係止する事が出来る。
【0036】ディスク1を取り外すときは、天面(指押
し部15)を押圧することにより、2本のリブ28が内
側に撓み、突起27によって係止されていた状態からデ
ィスク1を解放する事が出来る。このような一体型のケ
ースの場合に於いて必ずしも指押し部15が略半円形で
ある必要はなく図1に示すような係止部の形状でも良い
のは言うまでもない。
【0037】本実施例の場合、指押し部15の形状に左
右されることなく、中央のディスク保持部14(指押し
部15)に上方から力を付与し、それによってディスク
1を係止している部分を内側に撓ませ、それと同時にデ
ィスク1を外周部で押し上げる方法を採っている。この
場合ディスク載置部13の高さ及びそれに連なる垂直部
29を適度に設定することにより、ディスク1を撓ませ
ることなく取り出すことも可能である。つまり、凸部2
2がディスク1を持ち上げる前にディスク1の係止部を
外す構造が可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明構成によれば、以下の如くの効果
を奏する。 ディスクをケースから容易に取り外しできる。 ディスクを取り外すとき、ディスクにストレスをかけ
ずに取り外すことも可能である。 ディスクが収納ケースより浮き上がってくるので取り
出しやすい。 ディスクケースに解説書等を同時に梱包しても、ディ
スクを傷つけることが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスク収納ケースの一実施例の
平面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】本発明になるディスク収納ケースの他の実施例
の断面図である。
【図4】ディスクをディスク保持部に収納した状態を示
す説明図である。
【図5】本発明になるディスク収納ケースに上ケースを
取り付けた状態を示す側面図である。
【図6】ケース内に本収納ケースが納められた状態を示
す側面図である。
【図7】スリットのバリエーションの1つを示す平面図
である。
【図8】スリットのバリエーションの他の1つを示す平
面図である。
【図9】スリットのバリエーションの更に他の1つを示
す平面図である。
【図10】本発明になるディスク収納ケースの他の実施
例の斜視図である。
【図11】従来のディスク収納ケースの一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 中心孔 10 ディスク収納ケース 11 平面部 12 傾斜部 13 ディスク載置部 14 ディスク保持部 15 指押し部 16 環状リブ 20 ケース本体部 21 外面部 22 凸部 27 突起 29 垂直部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクの中心孔を収納ケースの一部に形
    成した係止部により係止するディスク収納ケースにおい
    て、ディスク係止部を、少なくとも、ディスクを載置す
    るディスク載置部と、ディスクを保持するディスク保持
    部と、ディスク係止を解く指押し部で構成すると共に、
    前記ディスク係止部の外周部に複数のスリットを形成し
    たことを特徴とするディスク収納ケース。
JP2000051206A 2000-02-28 2000-02-28 ディスク収納ケース Pending JP2001240170A (ja)

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