JP2001240084A - 液体等用注出袋 - Google Patents
液体等用注出袋Info
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Abstract
出可能な袋において、単に液体等を容易に注出すること
ができるのみならず、目地処理作業におけるパテ充填用
の施工道具としても使用可能な液体等注出用袋の提供を
目的とする。 【解決手段】本発明液体等用注出袋は一部には当該袋を
構成する液体等収納部分に連通する連通路、及びその開
口予定部位がシーリングすることにより設けられてお
り、かつ前記開口予定部位の一部を切除し、開口した
後、当該開口部に両端が開口している管状物を挿入し、
袋中の液体等を前記管状物の先端から注出可能なこと等
を特徴とする。
Description
収納部分から容易に当該液体等を注出可能な液体等用注
出袋に関するものであり、より詳しくは内装材等の目地
処理作業において、容易に処理作業が可能な施行用具と
しても使用可能な液体、又は搖変性物質用注出袋に関す
る。
は、エポキシ系、又はウレタン系の二液硬化型のパテ材
が使用されているが、かかる作業を行う際には作業者が
各々、カン、又はビン等の容器に別々に収容されている
主剤、及び硬化剤を所定量ヘラ等で混合、攪拌した後、
コーキングガン等の目地処理用の施工用具に上記混合済
みのパテ材を充填し、当該施工用具にて目地処理作業を
行っていた。
法では各々の物質の混合作業が煩雑であるのに加え、混
合する物質が有毒物である場合、作業者が皮膚に誤って
付着させたり、又は当該有毒物が揮発性の物質であれば
作業中に吸引してしまう危険性がある等作業環境上も問
題があり、さらに、使用後に不要となったビン、カン等
の空容器が発生するため、環境面からも好ましくなかっ
た。
においては、ウレタン系パテ材、又はエポキシ系パテ材
の主剤、及び硬化剤の攪拌・混合作業の際、主剤からは
トルエン等の有機溶剤、硬化剤からはイソシアネート
類、アミン類、又はメルカプタン等の有毒物、又は悪臭
のある物質が揮発する等作業環境上好ましくないのに加
えて、混合した材料のカートリッジへの充填、及びコー
キングガンの装着作業が必要であり、作業者の労力面の
負担は少なくなかった。さらに、コーキングガンのハン
ドリング性の悪さ、及び施工するする場所によってはノ
ズル先端が作業者から見えにくく、目地に正確にパテを
充填することが要求される目地充填作業では非常に使い
づらいことも作業上の問題となっていた。
填等の一連の作業中に作業者が誤って、混合材料等を手
等に付着させ、又は当該材料等により床面や壁面を汚し
てしまうことも多く、作業効率の点でも非常に悪いもの
であった。さらに、作業終了後はカン、ビン、及びカー
トリッジ等の容器の廃棄物が発生するため、施工業者等
各方面からかかる問題点の改善が望まれていた。
題点を解決することを目的とし、請求項1記載の発明は
液体等収容部分を有し、液体等を保存、及び注出可能な
袋において、当該袋の一部には袋部分を構成する液体等
収納部分に直接、先端の閉塞した管状物を有しており、
かつ前記管状物の先端部を除去することにより当該管状
物の先端より、流体等収納部分に収納された液体等を注
出可能であることを特徴とする液体等用注出袋を提供す
るものである。尚、袋部分とは、本発明注出袋を構成す
る部分であって、管状体以外の全ての部分をいう。
に加え、液体等収納部分と先端の閉塞した管状物の間
に、周辺をシーリングすることにより形成した連通路を
設けたことを特徴とする液体等用注出袋を提供するもの
である。ここで連通路とは液体等収容部分に通じる通
路、若しくは管状体を挿着する部分をいうものとする。
し、液体等を保存、及び注出可能な袋において、当該袋
の一部には液体等収納部分に連通する連通路、及びその
開口予定部位がそれらの周辺をシーリングすることによ
り形成されており、かつ前記開口予定部位の一部を切除
し、開口させた後、当該開口部に両端が開口している管
状物を挿入し、袋中の液体等を前記管状物の先端から注
出可能なことを特徴とする液体等用注出袋を提供するも
のである。尚、開口予定部位とは連通路に管状体を挿着
するために切除することにより開口させる部分をいう。
え、連通路の両側面に凸状部を有するようにシーリング
したことを特徴とする請求項3記載の液体等用注出袋を
提供するものである。
え、連通路の幅が液体等収納部分に面する部分から開口
予定部位にかけて徐々に広くなるテーパー、又は狭くな
るテーパーを有することを特徴とした液体等用注出袋を
提供するものである。
徴に加え、開口予定部位が連通路に面する部分から外側
に向かって、徐々に幅が広くなるテーパーを有すること
を特徴とした液体等用注出袋を提供するものである。
徴に加え、液体等収納部分に2種以上の物質が別々に収
納されており、各物質の境界を脱着可能な仕切り部材で
狭持することによって仕切られていることを特徴とした
液体等用注出袋を提供するものである。
て詳述する。図1に本発明の液体等用注出袋の部分平面
図の一例を示す。図1において、先端の閉塞した管状体
1が袋状の流体等収納部分2に直接設けられている。液
体等収納部分2には液体、若しくは搖変性物質等を収納
する。当該収納物質を注出する場合、管状物1の閉塞し
た先端部を切除等することにより、除去し、管状体1を
開口させ、液体等収納部分2から収納物質を絞り出す。
本実施態様の場合、管状体1は外部に突き出している側
の先端部が閉塞していればよく、キャップ、ヒートシー
ル、又は成型時に金型によって閉塞構造に加工してもよ
い。また、前述したように、液体等収納部分2から収納
物質を絞り出す必要があるため、本発明注出袋の袋部分
は絞り出せるに十分な可撓性が必要とされる。
るフィルムとしてはオレフィン系樹脂、例えばポリエチ
レン、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度
ポリエチレン(LLDPE)、エチレンー酢酸ビニル共
重合体から構成されるフィルム、又は上記フィルムとポ
リアミド系樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体のケン
化物、シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレート、アルミ
蒸着ポリエチレンテレフタレートのうち何れか一種から
構成されるフィルムとを組合せて積層したものを液体等
収納部分2に収納する物質によって適宜選択して使用す
ることができる。
て、一方の添加用物質が主剤のエポキシ系樹脂、他方の
添加用物質が硬化剤のアミン系化学物質である場合には
双方の添加用物質の安定性、及び加工性等の観点よりナ
イロンから構成されるフィルム、及びポリエチレンから
構成されるフィルムのラミネートフィルムが好適であ
り、内側がポリエチレンフィルム、外側がナイロンフィ
ルムとなるように用いる。
ムの厚さは20〜300μmのものが使用可能であり、
40〜200μmが好適である。当該フィルムの厚さが
20μmより薄くなると破損しやすくなる等強度面で問
題が生じる一方、300μmより厚くなると収納物質を
絞り出すために必要な可撓性が得られないからである。
も特に限定されるものではなく、長方形、正方形等の四
角形、楕円形、円形、五角形、その他種々の多角形の形
状を採ることができる。また、袋部分の大きさについて
は、任意に定めることができるが、パテ材等により目地
処理作業に本発明注出袋を使用する観点から、液体等収
納部分が5〜5000mlの容積を有するように設ける
ことが好ましく、より好ましくは50〜500mlの容
積を有するように設ける。
性、又は融着性に問題のない素材であって、注出する収
納物質、又は袋部分と化学的に反応する等して収納物
質、袋部分、管状体が何れも変質しない素材であれば任
意の素材を使用することができる。従って、注出する収
納物質、及び使用目的等により、素材を選択して用い
る。例えば、パテ材等により目地処理作業を行う場合、
管状体の先端部3から注出されるパテ材を充填していく
という作業になるため、管状体はシートの目地等に添わ
せて処理作業を行った場合にも変形しない程度の剛性を
もった材質であることが望ましい。具体的には、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、等のオレフィン系樹脂、アルミニウム、鉄等の金属
類、又はセラミクス等の素材であっても良い。また、管
状体1を設ける位置、個数は任意に定めることができる
が、使用時の収納物質を絞り出し易い等の作業性の観点
から図1に示すように、袋のコーナー部に一個所設ける
ことが好ましい。また、上記パテ材の充填作業という観
点から管状体の外径については2〜20mmが、内径に
ついては1〜18mmが好ましい。
に連通路8を設けた本発明注出袋の他の一例を示す。連
通路8はその周囲をシーリングし、シーリングしていな
い部分を残すことによって形成されており、一方の端部
は液体等収納部分6と面しており、他方の端は管状体に
面しているか、若しくは管状体をシーリングするための
嵌着部を形成している。連通路8の長さ、及び幅は特に
限定はされない。但し、幅については収納物質の注出時
の流動の円滑性等の観点から、管状体5に面する部分の
幅は当該連通路8に収納物質が充たされたときに管状体
5の内径と等しいか略等しくなるように定めた方が好ま
しい。一方、液体等収納部分6と面する部分の幅は液体
等の円滑な注出作業を妨げない限り、任意に定めること
ができる。従って、連通路8の幅が液体等収納部分6に
向かって広くなるように、或いは狭くなるようにテーパ
ーを設けてもよい。尚、管状体5は連通路8に嵌着して
シーリングしてもよいし、袋部分を形成するために、周
辺部をシーリングする際に管状体5をも同時にシーリン
グしてもよい。また、連通路8の一端部に袋部分と一体
成型する等により設けることができる。但し、管状体5
を連通路8に嵌着、シーリングして設ける場合は連通路
8の長さは前記管状体5を安定的に固着する観点から、
3mm以上有する方が好ましい。
れている熱板シール、インパルスシール、超音波シール
等のヒートシール法の他、ホットメルト、アクリル系接
着剤等による接着方法を用いることができ、袋部分の素
材、又は収納する物質により、適宜シーリング法を選択
すればよい。
リング等により、一体的に成型されている場合の他、必
要に応じて、管状物を挿着し、収納物質を注出すること
もできる。以下、かかる実施態様を詳述する。
の一例の部分平面図を示す。袋の周囲はシーリングされ
て、収納物質は密封されており、収納物質を取り出すた
めの連通路10が液体等収納部分11に面して設けられ
ており、さらに当該連通路10は開口予定部位9に通じ
ている。ここで、連通路10及び開口予定部位9はそれ
ら周囲をシーリングすることによって形成されている。
シーリングの方法としては上記の場合と同様、一般的に
用いられている熱板シール、インパルスシール、超音波
シール等のヒートシール法の他、ホットメルト、アクリ
ル系接着剤等による接着方法を用いることができ、袋部
分の素材、又は収納する物質により、適宜シーリング法
を選択すればよい。
位置する部分の一個所を前記開口予定部位9に面する連
通路10の幅を確保し、開口できるように切除し、連通
路10に両端が開口した管状体を挿着する。尚、連通路
の長さについては安定的に管状体を挿着する観点から、
3mm以上有する方が好ましく、より好ましくは3〜3
0mm有するように設ける。連通路の幅については挿着
する管状体の外径、及び後述する凸状部の有無に依存す
るが、3〜35mmの幅に設定することができる。
一例の部分平面図として示すように、連通路16の両側
面に凸状部13を形成するようにシーリングすれば、管
状体を挿着した場合、上記凸状部13による滑り止め効
果のため、管状体がより強く固定され、注出作業時の安
定性が更に向上する。さらに、注出時にも管状体と上記
凸状部とが圧接するため、液状物等が開口部と管状体間
の隙間から漏出することもない。
一例を示す。連通路22の両側面に付与する凸状部19
は図5に示すように連続的なものであってもよいし、凸
状部間に間隔がある間欠的なものであってもよいし、又
は双方の側面の凸状部が互い違いに設けてもよい。さら
に、凸状部の形状は限定されず、半円形、反楕円形、三
角形、四角形の他、多角形等であっても良い。
状体を安定的に固定し、かつ注出する液状物等が開口部
と管状体間の隙間から漏出するのを防止する観点から、
幅が連通路の側面の長さ10mmあたり0.2〜10m
m、連通路へ突出する大きさが連通路の幅10mmあた
り0.2〜2mmが好適である。また、凸状部を連通路
の一側面に複数個設ける場合、上記凸状部の機能を発揮
させるため、当該凸状部の頂点部間の間隔が0.1mm
以上であることが好ましい。
一例の部分拡大図に示すように、開口予定部位32にテ
ーパーを付けること、即ち連通路33に面する部分から
外側のシーリング部分へ向かって開口予定部位32の幅
が広くなっている形状にすれば、管状体の挿着がより容
易になる。尚、開口予定部位32にテーパーを設けた場
合、管状体の挿着の容易性の観点から、開口予定部位3
2の最も幅の広い部分、即ち、図6において点線Cで示
す部分に沿って切除し、開口させることが望ましい。
部30を付与し、開口予定部位32にテーパーを付与す
れば、より管状体を挿着しやすくなり、かつ挿着後管状
体が上述のように安定的に固定され、液状物等が開口部
と管状体間の隙間から漏出することがない等の効果を奏
することができる。
定部位に沿って袋部分の一部を切除し、開口予定部位を
開口させ、当該開口部分から管状体を以って連通路を貫
通させ、液状物等収納部分に至るまで挿入することによ
り挿着する。
沿って袋部分の一部を切除し、開口予定部位を開口させ
る。さらに、図7に示すように、管状体35を形成され
た開口部分C’より挿入し、連通路33を貫通させ、液
状物等収納部分34に至るまで挿入することにより挿着
する。管状体を挿着した状態の一例を図8に示す。
にテーパーを有している場合には管状体の挿着のしやす
さという観点から、開口予定部位の幅のできる広い部分
で切除するほうが好ましく(例えば、図6においては点
線C)、また、管状体を安定的に固定する等の観点から
連通路上を切除することは望ましくない。尚、管状体の
かかる使用方法に鑑み、当該管状体の形状としては、管
状体の少なくとも一端を鋭角状に切り欠いた形状するこ
とが好ましい。
予定部位の形状は種々のものが考えられるがその一例の
平面図を図9(a)乃至(k)に示す。図9において、
細かい斜線部分は開口予定部位を示し、開口予定部位の
下部に位置する粗い斜線部分が連通路、及び黒塗りの部
分が凸状部を示す。
用する場合、例えば、目地処理作業に用いられる二液硬
化型の接着剤を収納して本発明注出袋を使用する場合、
図10に本発明の液体等用注出袋であって、液体等収納
部分が係止部材によって仕切られた状態の一例の平面図
に示すように、エポキシ系樹脂、又はウレタン系樹脂か
らなる主剤と硬化剤を取り外し可能な係止部材26、例
えば、棒状体と一側面を切り欠いた筒状体で棒状体と筒
状体間に液体等収納部分を構成する袋を狭持し、上記主
剤と硬化剤を各々別に封入して仕切る。尚、当該棒状
体、及び筒状体は脱着可能に構成されている。尚、係止
部材として上記棒状体、及び筒状体を用いた場合の係止
状態の一例の部分縦断面図を図11に示す。また、本実
施態様において、袋中の物質を取り出す場合、上記筒状
体27、及び、棒状体27’を取り外し、袋中で主剤、
及び硬化剤を混合し、上述した方法により取り出せば良
い。
2種以上の液体等を安定的に分離し、かつ係止可能であ
るものであればよく、図11に係止部材として棒状体、
及び筒状体を用いた場合の係止状態の一例の部分縦断面
図として示すような筒状体27、及び棒状体27’の形
状に限られない。また、嵌合することにより係止するも
の以外のものであってもよく、例えば、2本の棒状物か
らなり、一端に設けられた蝶番によって互いに結合し、
当該2本の棒状物の間に袋を挟み込み、蝶番を有しない
他端に設けた掛止部材にて固定することにより、係止す
るものであってもよい。
態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
缶等に封入されているものと比較してはるかに容易に収
納物質を取り出すことができ、本発明の袋等はノンハロ
ゲンの合成樹脂から構成されているため、環境負荷が少
ない。
際にその場で簡単、かつ迅速に管状体を装着、収納物質
を取り出すことが可能である。
を設けることにより、装着した管状体がより強固で安定
した状態で装着することができる。従って、当該管状体
の装着部位にネジ溝等の加工、若しくは部材は不要であ
り、加工も容易、かつ低コストである。
パテ充填作業においては、本発明液体等用注出袋が直接
施工用具として使用でき、従来のようにコーキングガン
等の施工道具は必要なく、手軽かつ簡単に使用すること
ができる。
パテ充填作業時には目地の広さにより、その都度目地の
広さ適した空洞の内径を持つ管状体を適宜選択すること
もでき、ノズルとなる管状体の選択の自由度が高い。
小さいものまで任意の大きさに製作でき、少量充填タイ
プの製作も可能である。その結果、コーキングガンと比
較して、ハンドリング性に優れており、かつ残存パテに
よる無駄がでる可能性が少なくなる。さらに、特に補修
等によるものが多い目地処理作業においては、さほど多
くのパテ材を要しないため、本発明液体等用注出袋は特
に有効である。
分けるための、取り外し可能な係止部材を使用すること
により、例えば、目地施工用のパテ材のように、主剤、
及び硬化剤を混合して使用する物質の場合でも、かかる
係止部材を用いて主剤、及び硬化剤を各々分けることに
より、保存でき、かつ使用時には上記係止部材を取り外
し、上記両材料を袋内で混合することにより、混合作業
の簡易化、効率化、混合物質自体の毒性からの人体の保
護、及び混合対象材料からのビンやカン等の空容器が発
生しないため、廃棄物減少による環境負荷低減にも有効
である。
を示す。
面図を示す。
面図を示す。
面図を示す。
位の一例の部分拡大図を示す。
位の他の一例の部分拡大図を示す。
位の他の一例の部分拡大図であって、開口予定部位を切
除することにより開口した状態、及び当該開口部に管状
体を挿入しようとする状態を示す。
位の他の一例の部分拡大図であって、開口部から連通路
に管状体を挿着した状態を示す。
組合せの例の平面図を示す。
納部分が係止部材によって仕切られた状態の一例の平面
図を示す。
場合の係止状態の一例の部分縦断面図を示す。
分 26 係止部材 27 筒状体 27’棒状体 29、29’互いに混合することにより使用する収納物
質
3)
を示す。
面図を示す。
面図を示す。
面図を示す。
位の一例の部分拡大図を示す。
位の他の一例の部分拡大図を示す。
位の他の一例の部分拡大図であって、開口予定部位を切
除することにより開口した状態、及び当該開口部に管状
体を挿入しようとする状態を示す。
位の他の一例の部分拡大図であって、開口部から連通路
に管状体を挿着した状態を示す。
の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
の他の一例の平面図を示す。
納部分が係止部材によって仕切られた状態の一例の平面
図を示す。
場合の係止状態の一例の部分縦断面図を示す。
分 26 係止部材 27 筒状体 27’棒状体 29、29’互いに混合することにより使用する収納物
質
に連通路8を設けた本発明注出袋の他の一例の部分平面
図を示す。連通路8はその周囲をシーリングし、シーリ
ングしていない部分を残すことによって形成されてお
り、一方の端部は液体等収納部分6と面しており、他方
の端は管状体に面しているか、若しくは管状体をシーリ
ングするための嵌着部を形成している。連通路8の長
さ、及び幅は特に限定はされない。但し、幅については
収納物質の注出時の流動の円滑性等の観点から、管状体
5に面する部分の幅は当該連通路8に収納物質が充たさ
れたときに管状体5の内径と等しいか略等しくなるよう
に定めた方が好ましい。一方、液体等収納部分6と面す
る部分の幅は液体等の円滑な注出作業を妨げない限り、
任意に定めることができる。従って、連通路8の幅が液
体等収納部分6に向かって広くなるように、或いは狭く
なるようにテーパーを設けてもよい。尚、管状体5は連
通路8に嵌着してシーリングしてもよいし、袋部分を形
成するために、周辺部をシーリングする際に管状体5を
も同時にシーリングしてもよい。また、連通路8の一端
部に袋部分と一体成型する等により設けることができ
る。但し、管状体5を連通路8に嵌着、シーリングして
設ける場合は連通路8の長さは前記管状体5を安定的に
固着する観点から、3mm以上有する方が好ましい。
予定部位の形状は種々のものが考えられるがその一例の
平面図を図9乃至19に示す。図9乃至19において、
細かい斜線部分は開口予定部位を示し、開口予定部位の
下部に位置する粗い斜線部分が連通路、及び黒塗りの部
分が凸状部を示す。
用する場合、例えば、目地処理作業に用いられる二液硬
化型の接着剤を収納して本発明注出袋を使用する場合、
図20に本発明の液体等用注出袋であって、液体等収納
部分が係止部材によって仕切られた状態の一例の平面図
に示すように、エポキシ系樹脂、又はウレタン系樹脂か
らなる主剤と硬化剤を取り外し可能な係止部材26、例
えば、棒状体と一側面を切り欠いた筒状体で棒状体と筒
状体間に液体等収納部分を構成する袋を狭持し、上記主
剤と硬化剤を各々別に封入して仕切る。尚、当該棒状
体、及び筒状体は脱着可能に構成されている。尚、係止
部材として上記棒状体、及び筒状体を用いた場合の係止
状態の一例の部分縦断面図を図21に示す。また、本実
施態様において、袋中の物質を取り出す場合、上記筒状
体27、及び、棒状体27’を取り外し、袋中で主剤、
及び硬化剤を混合し、上述した方法により取り出せば良
い。
2種以上の液体等を安定的に分離し、かつ係止可能であ
るものであればよく、図21に係止部材として棒状体、
及び筒状体を用いた場合の係止状態の一例の部分縦断面
図として示すような筒状体27、及び棒状体27’の形
状に限られない。また、嵌合することにより係止するも
の以外のものであってもよく、例えば、2本の棒状物か
らなり、一端に設けられた蝶番によって互いに結合し、
当該2本の棒状物の間に袋を挟み込み、蝶番を有しない
他端に設けた掛止部材にて固定することにより、係止す
るものであってもよい。
Claims (7)
- 【請求項1】液体、又は搖変性物質収容部分(以下、液
体等収容部分と記す。)を有し、液体、又は搖変性物質
(以下、液体等と記す。)を保存、及び注出可能な袋に
おいて、当該袋の一部には袋部分を構成する液体等収納
部分に直接、先端の閉塞した管状物を有しており、かつ
前記管状物の先端部を除去することにより当該管状物の
先端より、流体等収納部分に収納された液体等を注出可
能であることを特徴とする液体等用注出袋。 - 【請求項2】液体等収納部分と先端の閉塞した管状物の
間に、周辺をシーリングすることにより形成した連通路
を設けたことを特徴とする請求項1記載の液体等用注出
袋。 - 【請求項3】液体等収容部分を有し、液体等を保存、及
び注出可能な袋において、当該袋の一部には液体等収納
部分に連通する連通路、及びその開口予定部位がそれら
の周辺をシーリングすることにより形成されており、か
つ前記開口予定部位の一部を切除し、開口させた後、当
該開口部に両端が開口している管状物を挿入し、袋中の
液体等を前記管状物の先端から注出可能なことを特徴と
する液体等用注出袋。 - 【請求項4】連通路の両側面に凸状部を有するようにシ
ーリングしたことを特徴とする請求項3記載の液体等用
注出袋。 - 【請求項5】連通路の幅が液体等収納部分に面する部分
から管状体、若しくは開口予定部位にかけて徐々に広く
なるテーパー、又は狭くなるテーパーを有することを特
徴とした請求項2乃至4の液体等用注出袋。 - 【請求項6】開口予定部位が連通路に面する部分から外
側に向かって、徐々に幅が広くなるテーパーを有するこ
とを特徴とした請求項3乃至5の液体等用注出袋。 - 【請求項7】液体等収納部分に2種以上の物質が別々に
収納されており、各物質の境界を脱着可能な仕切り部材
で狭持することによって仕切られていることを特徴とし
た請求項1乃至6の液体等用注出袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000047047A JP3710350B2 (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | パテ剤施工用注出袋の注出部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000047047A JP3710350B2 (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | パテ剤施工用注出袋の注出部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001240084A true JP2001240084A (ja) | 2001-09-04 |
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JP2015231850A (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-24 | オリヒロエンジニアリング株式会社 | 包装体および製袋充填包装機 |
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