JP2001239913A - エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置

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JP2001239913A
JP2001239913A JP2000051993A JP2000051993A JP2001239913A JP 2001239913 A JP2001239913 A JP 2001239913A JP 2000051993 A JP2000051993 A JP 2000051993A JP 2000051993 A JP2000051993 A JP 2000051993A JP 2001239913 A JP2001239913 A JP 2001239913A
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Japan
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housing
gas generator
gas
airbag
cylindrical
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JP2000051993A
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English (en)
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Katsuto Miyaji
克人 宮地
Sadahiro Nakajima
禎浩 中島
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構造でありながらも、クーラント手段を
確実に支持・固定し、更に作動ガスのショートパスを防
止可能なエアバッグ用ガス発生器を提供すること。 【解決手段】作動によってエアバッグを膨張させる為の
作動ガスを放出するエアバッグ用ガス発生器であって、
筒状ハウジング内に配置されるクーラント手段は、その
端部m外周縁が、該筒状ハウジングの上端部内面及び/
又は下端部内面に形成された曲折部又は段部に密着及び
/又は支持されているエアバッグ用ガス発生器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝撃から乗員を保
護するエアバッグ用ガス発生器に関し、特に形状等に特
徴を有するエアバッグ用ガス発生器のハウジング、及び
このハウジングを使用したエアバッグ用ガス発生器に関
する。
【0002】
【従来技術】自動車を始めとして各種車両には、該車両
が高速で衝突した際に、ガスによって急速に膨張したエ
アバッグ(袋体)で搭乗者を支持し、搭乗者が慣性によ
りハンドルや前面ガラス等の車両内部の硬い部分に激突
して負傷すること等を防ぐことを目的としてエアバッグ
システムが搭載されている。通常、このエアバッグ装置
は、センサ、コントロールユニット、及びパッドモジュ
ールなどから構成されており、パッドモジュールは、モ
ジュールケース、エアバッグ、及びガス発生器等から構
成されて、例えばステアリングホイールに取り付けられ
ている。
【0003】この内ガス発生器は、衝撃により点火手段
が作動すると、これによりガス発生手段が燃焼して高温
・高圧のガスを発生させ、この発生したガスがガス排出
口からエアバッグ(袋体)内に噴出することによりエア
バッグを膨張させ、ステアリングホイールと乗員の間に
衝撃を吸収するクッションを形成するようになってい
る。通常、このガス発生手段の燃焼に依って発生するエ
アバッグを膨張させる為の作動ガスは高温であって、ま
たガス発生手段の種類によっては、この作動ガス中に燃
焼副生成物を含むことが知られている。
【0004】従って、従来提供されているガス発生器で
は、そのハウジング内に、作動ガス中に含まれる燃焼生
成物を、ハウジングから排出される前に於いて浄化し、
また作動ガスを冷却するために、筒状に形成されたフィ
ルター手段やクーラント手段が配設されている。
【0005】また、この筒状のフィルター手段等は、ガ
ス発生剤の燃焼によって発生した作動ガスをガス排出口
から排出する前に浄化及び/又は冷却するものであるこ
とから、ガス発生手段は、該筒状フィルター手段等の中
空部内に収容されている。従って、このフィルター手段
やクーラント手段は、ガス発生手段を収容するための空
間部を画成する機能も有している。
【0006】従って、従来、ガス発生手段が燃焼するこ
とによって作動ガスを生じさせるガス発生器であれば、
その殆どに於いて、上記のような機能を有するフィルタ
ー手段やクーラント手段が使用されている。
【0007】このクーラント手段は、ガス発生手段の収
容空間を形成する上では移動しないことが望ましく、ま
た作動ガスの通過に際しても移動しないことが望まし
い。依って、従来かかるクーラント手段は、適宜支持部
材を使用する等、各種の方法によってハウジング内に配
置・固定されている。しかしながら、製造コストや製造
工程を考慮すれば、ガス発生器を構成する部品点数は少
ない方が望ましい。
【0008】一方、クーラント手段を通過した作動ガス
は、その後ハウジングに形成されたガス排出口から排出
されることとなるが、クーラント手段の効果的な使用の
観点からすれば、作動ガスがガス排出口近傍のクーラン
ト手段を通過する事態を阻止することが望ましい。
【0009】更に、ガス発生器の外殻容器は、従来、各
種金属を用いて、鋳造・鍛造又はプレス加工によって形
成されているが、その製造に際しては、十分な強度を確
保した上で、より簡易に製造できることが望ましい。
【0010】しかしながら、従前のガス発生器に於いて
は、クーラント手段とハウジングとの組み合わせ構造に
関しては、製造コスト、製造工程及び作動安全性などの
観点に於いて未だ改善の余地を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】即ち、このクーラント
手段は、作動ガスが通過する事により圧力を受けること
から、その固定は確実に行われる必要があり、またガス
発生器の製造に際しては、ガス発生手段を充填する空間
を形成するものとしても使用されることを考慮すれば、
その配置場所は常に一定の場所に確定されていることが
望ましい。加えて、エアバッグシステムの作動安全性を
考慮すれば、全ての作動ガスが該クーラント手段を通過
することが望ましい。
【0012】そして、製造工程や製造コストを考慮すれ
ば、上記のような機能を有しながらも、更に簡易な構造
であることが望ましい。
【0013】依って本発明は、簡易な構造でありながら
も、クーラント手段を確実に支持・固定し、更に作動ガ
スのショートパスを防止可能なエアバッグ用ガス発生器
のハウジング及びこれを使用したガス発生器を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ用ガ
ス発生器は、ハウジングの構造に特徴を有しており、特
に、クーラント手段を配置・固定するための組み合わせ
構造に特徴を有する。
【0015】即ち本発明のエアバッグ用ガス発生器は、
ガス排出口を有する筒状ハウジング内に、エアバッグを
膨張させる為の作動ガスを発生するガス発生手段と、該
作動ガスをハウジング内で冷却及び/又は浄化する筒状
のクーラント手段とを含んで収容してなるエアバッグ用
ガス発生器であって、該クーラント手段は、その端部外
周縁が、ガス発生器の組立時及び/又はガス発生器の作
動時に於いて、筒状ハウジングの上端部内面及び/又は
下端部内面に形成された曲折部又は段部に密着及び/又
は支持されていることを特徴とする。
【0016】この筒状ハウジングの上端部内面及び/又
は下端部内面に形成された曲折部又は段部は、ガス発生
器の組立時及び/又はガス発生器の作動時に於いて、ク
ーラント手段の何れか一方又は双方の端部の外周縁を密
着及び/又は支持して、該クーラント手段の端面とこれ
に接するハウジング内面間とに於ける作動ガスの通過
(所謂ショートパス)を防止するものとして形成されて
いることが望ましい。本明細書中、ハウジングの上端部
とは、ガス発生器ハウジングの天井面となる部分であ
り、また下端部とはガス発生器ハウジングの底面となる
部分である。また、ガス発生器の作動時とは、少なくと
も、ガス発生手段の燃焼によって発生した作動ガスがク
ーラント手段を通過する時点を含むものである。
【0017】従って、本発明に於いて、筒状ハウジング
の上端部内面及び/又は下端部内面に形成された曲折部
又は段部への、クーラント手段の端部外周縁が密着及び
/又は支持は、ガス発生器の作動前から行われていても
良いし、ガス発生器の作動後(例えば作動ガスがクーラ
ント手段を通過する時点)に於いて行われても良い。
【0018】クーラント手段は、その端部外周縁を、例
えば筒状ハウジングの端部と周壁部との間に於ける曲折
部の内面に密着させて支持することができる。この場
合、筒状ハウジングの曲折部内面にクーラント手段の端
部外周縁を密着させることにより、クーラント手段の端
面とこれに接するハウジング内面間とに於ける作動ガス
の通過を防止することができる。この場合、ハウジング
は、その上端側及び/又は下端側の周壁部内面が、その
端部から半径方向外側に広がって傾斜するものとして形
成されていることが望ましい。このように形成すれば、
クーラント手段の外側に作動ガスの流路となる間隙を形
成することができ、この間隙がガス流路となって機能
し、クーラント手段の全面利用を可能とすることができ
る。例えば、ハウジングを、ガス排出口を有する有蓋筒
体形状のディフューザシェルと、該ディフューザシェル
の開口端を閉塞する有底筒体形状のクロージャシェルと
で形成する場合、少なくとも何れか一方のシェルの周壁
部内面を、その端部から半径方向外側に広がって傾斜す
るものとして形成することができる。即ち、クロージャ
シェルの形成に際して、その周壁部内面が、底面から開
口端に向かって半径方向外側に広がる形状として形成す
る事ができる。この様な形状としては、逆向き円錐台形
状に形成する他、一旦底面の周縁から広がって傾斜させ
ると共に、それよりも先の部分を、立ち上げ状に設ける
こともできる。但し、ハウジングの製造容易性を考慮す
れば、その周壁部内面を逆向き円錐台形状に形成して曲
折部をより少なくすることが望ましい。
【0019】依って本発明では、かかるハウジング形状
に特徴を有するエアバッグ用ガス発生器、即ち、ガス発
生器用ハウジングであって、その上端側及び/又は下端
側の周壁部内面が、その端面から半径方向外側に広がっ
て傾斜していることを特徴とするエアバッグ用ガス発生
器も提供する。
【0020】ハウジングの周壁部と、ハウジングの上端
部及び/又は下端部との間に曲折部を形成し、この曲折
部の内面に筒状のクーラント手段の外周縁を密着するこ
とができる。これにより、ガス発生器組立時に於けるク
ーラント手段の位置決めや、ガス発生器組立後に於ける
クーラント手段の固定、更にガス発生器作動時に於ける
クーラント手段端面に於ける作動ガスのショートパスを
効果的に阻止することができる。この場合、ハウジング
は、その周壁部内面と上端部内面及び/又は下端部内面
との成す角が、90〜150度の内角で、より好ましく
は90〜135度の内角で形成されていることが望まし
い。このような角度に調整することにより、ガス発生器
全体の大きさや容積を考慮した上で、最良の間隙幅を確
保することができる為である。即ち、ガス発生器ハウジ
ングは極力小型且つ軽量であることが望ましいが、周壁
部内面と上端部内面及び/又は下端部内面との成す角を
上記のように調整すれば、ガス発生器ハウジングの小型
化を図りながら、確実にガス流路となる間隙を確保する
ことができる。
【0021】上記ハウジングは、ガス排出口を有するデ
ィフューザシェルと、該ディフューザシェルと共に収容
空間を形成するクロージャシェルとを鋳造、鍛造又はプ
レス加工などにより形成して、両シェルを接合して形成
することができる。両シェルの接合は各種溶接法、例え
ば電子ビーム溶接、レーザ溶接、ティグ溶接、プロセク
ション溶接などにより行うことができる。ディフューザ
シェルとクロージャシェルとは、ステンレス銅板等の各
種鋼板をプレス加工して形成した場合には、両シェルの
製造が容易になると共に、製造コストの低減も達成され
る。また両シェルに極力曲折部を形成しないことによ
り、そのプレス加工を容易とすることができる。ディフ
ューザシェルとクロージャシェルの材料に関しては、ス
テンレス鋼板が望ましいが、鋼板にニッケルメッキを施
したものでもよい。
【0022】上記のガス発生器に於いては、従来ガス発
生手段の燃焼によって発生する作動ガスを冷却する為に
使用されている金属製金網からなるクーラント手段の
他、作動ガス中に含まれる燃焼生成物を除去すると共
に、作動ガスの冷却機能をも果たすものもを使用するこ
とができる。また、積層金網体を用いて複雑な間隙構造
に形成し、作動ガスを冷却すると共に、該作動ガス中の
燃焼残渣を捕集するクーラント・フィルタを用いること
もできる。本発明に於いては、ハウジングの周壁端部に
形成された曲折部でクーラント手段を支持・固定するこ
とを考慮して、クーラント手段は、作動ガスの通過によ
っても変形しないものを使用することができる。この場
合、該クーラント手段は、少なくも、その半径方向への
引張り強度が2450〜19600N(250〜200
0kgf)、より好ましくは4900〜14700N
(500〜1500kgf)に形成されている等、作動
ガスの冷却及び/又は浄化に際して、その半径方向外側
への膨出が阻止される強度に形成されたクーラント手段
とすることができる。かかるクーラント手段は、例え
ば、平織り金網やエキスパンデッドメタルを用いて形成
することができる。なお、このクーラント手段の外周に
は、ガス発生手段の燃焼により膨出を抑止する為、積層
金網体、多孔円筒体又は環状ベルト体等からなる外層を
配置して支持することもできる。
【0023】また、本発明では、作動ガスの冷却及び/
又は浄化に際して、その半径方向外側に膨出するクーラ
ント手段も使用することができる。かかるクーラント手
段の場合、これは、半径方向外側に膨出したクーラント
手段の端部外周縁が、筒状ハウジングの上端部内面及び
/又は下端部内面に形成された曲折部又は段部に密着及
び/又は支持されるように形成する事が望ましい。これ
により、作動ガスがクーラント手段を通過するに際し
て、該クーラント手段の端面とこれに接するハウジング
内面間とに於ける作動ガスの通過(所謂ショートパス)
を防止することができる。
【0024】従って、本発明で使用されるクーラント手
段は、ガス発生器作動後に於いては、その端部外周縁
が、ハウジング内の曲折部又は段部に密着及び/又は支
持される、或いは一層密着及び/又は支持される必要が
あり、ガス発生器作動開始前に於いては、クーラント手
段の端部外周縁とハウジング内の曲折部又は段部との密
着及び/又は支持は必須の要件とはなっていない。
【0025】燃焼して作動ガスを発生するガス発生手段
としては、従来から広く使用されている無機アジド、例
えばナトリウムアジド(アジ化ナトリウム)に基づくア
ジド系ガス発生剤の他、無機アジドに基づかない非アジ
ド系ガス発生剤等も使用することが可能であり、これら
は特定のガス発生手段に制限されるものではない。
【0026】また、点火手段は、作動信号などに起因し
て作動し、上記ガス発生手段を着火・燃焼させる為に使
用されるものであり、作動信号に依って作動する電気着
火式点火器だけで構成する他、更に必要に応じて該点火
器の作動によって着火・燃焼し、ガス発生手段を燃焼さ
せる為の熱ガス・ミストを生じさせる伝火薬と組み合わ
せて使用することができる。
【0027】また上記ハウジング内には、必要に応じ
て、クーラント手段の端部内周面を包囲するショートパ
ス防止手段や、クーラント手段端面とハウジング内面と
の間に、配置される緩衝及び/又は断熱部材、またクー
ラント手段の外周面とハウジング内壁面との間に確保さ
れる間隙に配置され、ガス排出口を遮蔽するデフレクタ
ー部材等を配置することもできる。
【0028】更に本発明においては、前記の如き加工式
ガス発生器に於いて好適に使用されるエアバッグ用ガス
発生器のハウジングをも提供する。
【0029】即ち、衝撃によってエアバッグを膨張させ
る為の作動ガスを発生するエアバッグ用ガス発生器に使
用される筒状ハウジングであって、該筒状ハウジングの
上端部内面及び/又は下端部内面には、ガス発生器の組
立時及び/又はガス発生器の作動時に於いて、ハウジン
グ内に配置されるクーラント手段の何れか一方又は双方
の端部外周縁を密着及び/又は支持する曲折部又は段部
が形成されていることを特徴とするエアバッグ用ガス発
生器のハウジングである。。
【0030】このハウジングを実施するに際しては、上
記エアバッグ用ガス発生器に関する説明をもとに、容易
に実施することができる。
【0031】更に上記のエアバッグ用ガス発生器は、該
ガス発生器で発生するガスを導入して膨張するエアバッ
グ(袋体)と共にモジュールケース内に収容され、エア
バッグ装置となる。このエアバッグ装置は、衝撃センサ
が衝撃を感知することに連動してガス発生器が作動し、
ハウジングのガス排出口から作動ガスを排出する。この
作動ガスはエアバッグ内に流入し、これによりエアバッ
グはモジュールカバーを破って膨出し、車両中の硬い構
造物と乗員との間に衝撃を吸収するクッションを形成す
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づき、本発明のエアバッグ用ガス発生器のハウジング、
及びこれを使用したエアバッグ用ガス発生器を説明す
る。「実施の形態1」図1は、本発明の一の実施の形態
に於けるガス発生器用ハウジングを用いて形成されたエ
アバッグ用ガス発生器を示す断面略図である。
【0033】この図に示すガス発生器は、ガス排出口1
1を有するハウジング3内に、電気式点火器6と伝火薬
7とで構成された点火手段と、該点火手段の作動により
エアバッグを膨脹させるための作動ガスを発生するガス
発生手段(即ち、ガス発生剤8)とを含んで収容し、更
にガス発生剤8が収容される燃焼室9とハウジング3の
周壁部との間には、ガス発生剤8の燃焼によって発生し
た作動ガスを冷却するクーラント/フィルター手段(即
ち、クーラント5)を配設している。そして、このクー
ラント5のディフューザシェル1側端部には、筒状部1
9を有するデフレクター部材18を配置している。
【0034】点火手段は点火手段収容室10に収容され
ており、この点火手段収容室10は、ハウジング3内の
上端部内面に溶接されるフランジ部24を備えた円筒状
の内筒部材4内に確保されている。この点火手段収容室
10は、内筒部材4の周壁に形成された複数の伝火孔1
4を介して、当該円筒部材の外側に設けられた燃焼室9
と連通可能なものとなっている。
【0035】この実施の形態において、ハウジング3
は、ガス排出口を有する略有蓋筒体形状のディフューザ
シェル1と、該ディフューザシェル1を閉塞する略有底
筒体形状のクロージャシェル2とで形成されている。両
シェルはステンレス鋼を用いてプレス加工によって形成
することができる。
【0036】本実施の形態に於いて、ディフューザシェ
ル1は、ハウジングの天井面(即ち上端部)を形成する
第一の円形部50と、この円形部50をとり囲んで下方
に傾斜する傾斜部51と、この傾斜部から円形部に対し
て鉛直に降下して周方向に複数のガス排出口11を備え
る周壁部52と、この周壁部から半径方向に延在するフ
ランジ部53を有するものとして形成されており、一方
クロージャシェル2は、ハウジングの底面(即ち下端
部)を形成し、中央に点火手段収容孔を設けた第二の円
形部54と、この第二の円形部54の周縁から屈曲して
半径方向外側に広がって傾斜する周壁部55と、この周
壁部の先端から半径方向外側に広がるフランジ部58と
で形成されている。このように形成された両シェルは、
シェル同士を接合して一体化している。
【0037】このハウジング3では、ディフューザシェ
ル1の傾斜部51により、第一の円形部50よりも半径
方向外側に広がっている周壁部52に向かって、クロー
ジャシェル2の周壁部55が傾斜しており、クロージャ
シェル2の第二の円形部54と周壁部55との間に形成
される曲折部56は、その内角θが、90〜135度と
なるように調整されている。
【0038】更に本実施の形態に於いては、第一及び第
二の円形部50,54は同じ大きさに形成されている。
これにより、ハウジング内に配置されるクーラント5
は、ディフューザシェル1に於いて第一の円形部50と
傾斜部51との間に形成される曲折部57で、その上端
面外周がデフレクター部材18を介して支持され、また
クロージャシェル2に於いて第二の円形部54と周壁部
55との間に形成される曲折部56で、クーラント5の
下端面外周が直接支持されている。このようにクーラン
ト5の上下端面の外周をハウジング内に形成された曲折
部56,57で支持することにより、クーラント5の配
置に際しては、該クーラントが曲折部によって位置決め
され、また支持されることとなる。更にガス発生器の作
動に際しても、該クーラント5は曲折部に圧接・支持さ
れその移動が阻止されると共に、クーラント5の上端部
はデフレクター部材18に依って包囲されて、ディフュ
ーザシェル1の曲折部57に密着し、また該クーラント
5の下端部外周縁は、直接クロージャシェル2の曲折部
56に密着し、ハウジング内面とクーラント5間に於け
る作動ガスの通過(即ちショートパス)を阻止すること
ができる。
【0039】なお、このハウジングの形成に際しては、
ディフューザシェルの第1の円形部50と、クロージャ
シェルの第2の円形部54との双方又はいずれか一方
に、リブ状補強体及び/又は補強段部を形成し、ハウジ
ングの強度を向上させることもできる。
【0040】ハウジング内に配置されるクーラント5
は、作動ガスの通過に際しても、その圧力により、半径
方向外側に膨出しないものが好適に使用される。これ
は、仮にクーラント5がガス発生手段の通過によって膨
出した場合には、クーラント5とハウジング内周面との
間に確保される間隙20が閉塞され、事実上ガス流路と
して機能し得なくなるためである。依って、この実施の
形態に示すクーラント5は、半径方向への引張り強度が
12054N(1230kgf)に形成されている。
【0041】デフレクター部材18は、ガス発生剤8と
して、燃焼によって流動体又は半流動体の燃焼生成物を
生じさせるものを使用した場合に有用である。即ち、ガ
ス発生剤の燃焼に依って生じた燃焼生成物を、このデフ
レクター部材18の筒状部19に付着、又は衝突後落下
させることで除去できるためである。またこのデフレク
ター部材18中、クーラント5の端面に当接する環状部
16は、適宜弾性を有するものとして形成されているこ
とから、燃焼室9の半径方向外側に配置されるクーラン
ト5として、軸方向への伸縮の少ない金網製クーラント
5を使用することもできる。更にデフレクター部材18
は、クーラント5の内周面に当接する壁部17を環状部
16に一体形成している。これにより、クーラント5の
位置決め及び固定、並びに作動ガスがクーラントを通過
することなく排出される所謂ショートパスを阻止するこ
とができる。
【0042】上記のように形成されたガス発生器では、
作動信号を受領して作動した点火器6により、伝火薬7
が着火されて燃焼し、その火炎は内筒部材4の伝火孔1
4を通って、ガス発生剤8の収容空間内に放出される。
この伝火薬7の火炎は、ガス発生剤8を着火・燃焼させ
ることとなるが、その一部が直接クーラント5を通過し
た場合であっても、デフレクター部材18の筒状部19
に当たり、そのままガス排出口11から噴出する事態を
阻止することができる。伝火薬7の火炎によって着火さ
れたガス発生剤8から発生する作動ガスは、クーラント
5を通過して、クーラント5外周面とハウジング3内周
面との間に確保された間隙20内に到達する。クーラン
ト5を通過した作動ガス中に流動体又は半流動体の燃焼
生成物が含まれている場合には、間隙20内に配置され
たデフレクター部材18の筒状部19に衝突・付着し
て、作動ガス中から除去されることとなる。
【0043】図1中、ガス排出口11及び伝火孔14
は、それぞれシールテープ15により閉塞されており、
ガス発生剤8は、アンダープレート22によって支持さ
れ、燃焼室内に収容されている。また、本実施の形態に
於いてデフレクター部材18として記載した部材は、同
様の構造によりミスト捕集部材、又は防炎板としても機
能することができる。「実施の形態2」図2に、電気着
火式点火手段を用いたガス発生器を含んで構成した場合
の本発明のエアバッグ装置の実施例を示す。
【0044】このエアバッグ装置は、ガス発生器200
と、衝撃センサ201と、コントロールユニット202と、モ
ジュールケース203と、そしてエアバッグ204からなって
いる。ガス発生器200は、図1に基づいて説明したガス
発生器が使用されており、その作動性能は、ガス発生器
作動初期の段階において、乗員に対してできる限り衝撃
を与えないように調整されている。
【0045】衝撃センサ201は、例えば半導体式加速度
センサからなることができる。この半導体式加速度セン
サは、加速度が加わるとたわむようにされたシリコン基
板のビーム上に4個の半導体ひずみゲージが形成され、
これら半導体ひずみゲージはブリッジ接続されている。
加速度が加わるとビームがたわみ、表面にひずみが発生
する。このひずみにより半導体ひずみゲージの抵抗が変
化し、その抵抗変化を加速度に比例した電圧信号として
検出するようになっている。
【0046】コントロールユニット202は、点火判定回
路を備えており、この点火判定回路に前記半導体式加速
度センサからの信号が入力するようになっている。セン
サ201からの衝撃信号がある値を越えた時点でコントロ
ールユニット202は演算を開始し、演算した結果がある
値を越えたとき、ガス発生器200の点火器6に作動信号
を出力する。
【0047】モジュールケース203は、例えばポリウレ
タンから形成され、モジュールカバー205を含んでい
る。このモジュールケース203内にエアバッグ204及びガ
ス発生器200が収容されてパッドモジュールとして構成
される。このパッドモジュールは、自動車の運転席側取
り付ける場合には、通常ステアリングホイール207に取
り付けられている。
【0048】エアバッグ204は、ナイロン(例えばナイ
ロン66)、またはポリエステルなどから形成され、その
袋口206がガス発生器のガス排出口を取り囲み、折り畳
まれた状態でガス発生器のフランジ部に固定されてい
る。
【0049】自動車の衝突時に衝撃を半導体式加速度セ
ンサ201が感知すると、その信号がコントロールユニッ
ト202に送られ、センサからの衝撃信号がある値を越え
た時点でコントロールユニット202は演算を開始する。
演算した結果がある値を越えたときガス発生器200の点
火器6に作動信号を出力する。これにより点火器4が作
動してガス発生剤に点火しガス発生剤は燃焼してガスを
生成する。このガスはエアバッグ204内に噴出し、これ
によりエアバッグはモジュールカバー205を破って膨出
し、ステアリングホイール207と乗員の間に衝撃を吸収
するクッションを形成する。
【0050】
【発明の効果】本発明に依れば、簡易な構造でありなが
らも、クーラント手段が作動ガスの通過による圧力を受
けてもこれを確実に固定することができ、またガス発生
器の製造に際しても、クーラント手段を常に一定の場所
に確定することができ、更に、クーラント手段を通過す
ることなく作動ガスがガス発生器から排出される所謂シ
ョートパスを効果的に防止することのできるエアバッグ
用ガス発生器のハウジングが実現する。
【0051】このハウジングは簡易な構造であることか
ら、その製造は容易であって且つ製造コストを削減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に於けるガス発生器を
示す斜視縦断面図。
【図2】本発明のエアバッグ装置の構成図。
【符号の説明】
1 ディフューザシェル 2 クロージャシェル 3 ハウジング 4 点火器 5 伝火薬 6 ガス発生剤 7 クーラント・フィルタ 50 (ディフューザシェル側)円形部 51 (ディフューザシェル側)傾斜部 52 (ディフューザシェル側)周壁部 54 (クロージャシェル側)円形部 55 (クロージャシェル側)周壁部 56 (クロージャシェル側)曲折部 57 (ディフューザシェル側)曲折部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス排出口を有する筒状ハウジング内に、
    エアバッグを膨張させる為の作動ガスを発生するガス発
    生手段と、該作動ガスをハウジング内で冷却及び/又は
    浄化する筒状のクーラント手段とを含んで収容してなる
    エアバッグ用ガス発生器であって、 該クーラント手段は、その端部外周縁が、ガス発生器の
    組立時及び/又はガス発生器の作動時に於いて、筒状ハ
    ウジングの上端部内面及び/又は下端部内面に形成され
    た曲折部又は段部に密着及び/又は支持されていること
    を特徴とするエアバッグ用ガス発生器。
  2. 【請求項2】前記筒状ハウジングの上端部内面及び/又
    は下端部内面に形成された曲折部又は段部は、ガス発生
    器の組立時及び/又はガス発生器の作動時に於いて、ク
    ーラント手段の何れか一方又は双方の端部外周縁と密着
    及び/又は支持して、該クーラント手段の端面とこれに
    接するハウジング内面間とに於ける作動ガスの通過を防
    止する請求項1記載のエアバッグ用ガス発生器。
  3. 【請求項3】前記クーラント手段は、その端部外周縁
    が、ガス発生器の組立時及び/又はガス発生器の作動時
    に於いて、筒状ハウジングの端部と周壁部との間に於け
    る曲折部の内面に密着及び/又は支持されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のエアバッグ用ガス発生
    器。
  4. 【請求項4】前記筒状ハウジングは、その上端側及び/
    又は下端側の周壁部内面が、その端部から半径方向外側
    に広がって傾斜するものとして形成されている請求項1
    〜3の何れか一項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  5. 【請求項5】前記筒状ハウジングはガス排出口を有する
    有蓋筒体形状のディフューザシェルと、該ディフューザ
    シェルの開口端を閉塞する有底筒体形状のクロージャシ
    ェルとで形成されており、少なくとも何れか一方のシェ
    ルは、その周壁部内面が、端部から半径方向外側に広が
    って傾斜するものとして形成されている請求項1〜4の
    何れか一項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  6. 【請求項6】前記筒状ハウジングはガス排出口を有する
    有蓋筒体形状のディフューザシェルと、該ディフューザ
    シェルの開口端を閉塞する有底筒体形状のクロージャシ
    ェルとで形成されており、該クロージャシェルは、その
    周壁部内面が、底面から開口端に向かって半径方向外側
    に広がっている請求項1〜5の何れか一項記載のエアバ
    ッグ用ガス発生器。
  7. 【請求項7】前記筒状ハウジングはガス排出口を有する
    有蓋筒体形状のディフューザシェルと、該ディフューザ
    シェルの開口端を閉塞する有底筒体形状のクロージャシ
    ェルとで形成されており、該クロージャシェルの周壁部
    内面は、逆向き円錐台形に形成されている請求項1〜6
    の何れか一項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  8. 【請求項8】前記筒状ハウジングは、その周壁部内面と
    上端部内面及び/又は下端部内面との成す角が、90〜
    150度の内角で形成されている請求項1〜7の何れか
    一項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  9. 【請求項9】前記筒状クーラント手段の外周面と筒状ハ
    ウジング周壁部内面との間には、前記作動ガスの流路と
    なる間隙が確保されている請求項1〜8の何れか一項記
    載のエアバッグ用ガス発生器。
  10. 【請求項10】前記筒状のクーラント手段は、作動ガス
    の冷却及び/又は浄化に際して、その半径方向外側への
    膨出が阻止される強度で形成されている請求項1〜9の
    何れか一項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  11. 【請求項11】前記筒状クーラント手段は、少なくも、
    その半径方向への引張り強度が2450〜19600N
    に形成されている請求項1〜10の何れか一項記載のエ
    アバッグ用ガス発生器。
  12. 【請求項12】前記筒状のクーラント手段は、作動ガス
    の冷却及び/又は浄化に際して、その半径方向外側に膨
    出するものとして形成されており、半径方向外側に膨出
    したクーラント手段は、その端部外周縁が、筒状ハウジ
    ングの上端部内面及び/又は下端部内面に形成された曲
    折部又は段部に密着及び/又は支持される請求項1〜9
    の何れか一項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  13. 【請求項13】ガス排出口を有する筒状ハウジング内
    に、エアバッグを膨張させる為の作動ガスを発生するガ
    ス発生手段と、該作動ガスをハウジング内で冷却及び/
    又は浄化する筒状のクーラント手段とを含んで収容して
    なるエアバッグ用ガス発生器であって、該ハウジング
    は、その上端側及び/又は下端側の周壁部内面が、端部
    から半径方向外側に広がって傾斜していることを特徴と
    するエアバッグ用ガス発生器。
  14. 【請求項14】前記筒状ハウジングはガス排出口を有す
    る有蓋筒体形状のディフューザシェルと、該ディフュー
    ザシェルの開口端を閉塞する有底筒体形状のクロージャ
    シェルとで形成されており、少なくとも何れか一方のシ
    ェルは、その周壁部内面が、端部から半径方向外側に広
    がって傾斜するものとして形成されている請求項13項
    記載のエアバッグ用ガス発生器。
  15. 【請求項15】前記筒状ハウジングは、その周壁部内面
    と上端部内面及び/又は下端部内面との成す角が、90
    〜150度の内角で形成されている請求項13又は14
    記載のエアバッグ用ガス発生器。
  16. 【請求項16】衝撃によってエアバッグを膨張させる為
    の作動ガスを発生するエアバッグ用ガス発生器に使用さ
    れる筒状ハウジングであって、該筒状ハウジングの上端
    部内面及び/又は下端部内面には、ガス発生器の組立時
    及び/又はガス発生器の作動時に於いて、ハウジング内
    に配置されるクーラント手段の何れか一方又は双方の端
    部外周縁を密着及び/又は支持する曲折部又は段部が形
    成されていることを特徴とするエアバッグ用ガス発生器
    のハウジング。
  17. 【請求項17】前記筒状ハウジングの上端部内面及び/
    又は下端部内面に形成される曲折部又は段部は、ハウジ
    ング内に配置されたクーラント手段の何れか一方又は双
    方の端部外周縁を密着及び/又は支持し、クーラント手
    段の端面とこれに当接するハウジング内面間における燃
    焼ガスの通過を防止するものとして形成されている請求
    項16記載のハウジング。
  18. 【請求項18】前記筒状ハウジングは、その上端側及び
    /又は下端側の周壁部内面が、その端部から半径方向外
    側に広がって傾斜していることを特徴とする請求項16
    又は17記載のハウジング。
  19. 【請求項19】前記筒状ハウジングは、その上端部と周
    壁部との間の曲折部の内面、及び/又は下端部と周壁部
    との間の曲折部の内面が、該ハウジング内に配置したク
    ーラント手段の端面とこれに接するハウジング内面間と
    に於ける作動ガスの通過を防止するものとして形成され
    ている請求項16〜18の何れか一項記載のハウジン
    グ。
  20. 【請求項20】前記ハウジングは、ガス排出口を有する
    有蓋筒体形状のディフューザシェルと、該ディフューザ
    シェルの開口端を閉塞する有底筒体形状のクロージャシ
    ェルとで形成されており、該クロージャシェルは、その
    底面から開口端に向かって半径方向外側に広がっている
    請求項16〜19の何れか一項記載のハウジング。
  21. 【請求項21】前記ハウジングはガス排出口を有する有
    蓋筒体形状のディフューザシェルと、該ディフューザシ
    ェルの開口端を閉塞する有底筒体形状のクロージャシェ
    ルとで形成されており、該クロージャシェルの周壁部内
    面は、逆向き円錐台形に形成されている請求項16〜2
    0の何れか一項記載のハウジング。
  22. 【請求項22】前記ハウジングは、その周壁部内面と上
    端部内面及び/又は下端部内面との成す角が、90〜1
    50度の内角で形成されている請求項16〜21の何れ
    か一項記載のハウジング。
  23. 【請求項23】エアバッグ用ガス発生器と、衝撃を感知
    して前記ガス発生器を作動させる衝撃センサと、前記ガ
    ス発生器で発生するガスを導入して膨張するエアバッグ
    と、前記エアバッグを収容するモジュールケースとを含
    み、前記エアバッグ用ガス発生器が請求項1〜15の何
    れか一項記載のエアバッグのガス発生器であることを特
    徴とするエアバッグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7651129B2 (en) 2007-09-18 2010-01-26 Daicel Chemical Industries, Ltd. Gas generator for restraining device

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