JP2001239381A - 燃料棒の上部端栓溶接方法 - Google Patents

燃料棒の上部端栓溶接方法

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JP2001239381A
JP2001239381A JP2000054095A JP2000054095A JP2001239381A JP 2001239381 A JP2001239381 A JP 2001239381A JP 2000054095 A JP2000054095 A JP 2000054095A JP 2000054095 A JP2000054095 A JP 2000054095A JP 2001239381 A JP2001239381 A JP 2001239381A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料棒の上部端栓を被覆管に嵌合溶接する方
法に関し、従来のTIG溶接法による過大な入熱量によ
り封入不活性ガスが熱膨張し、これにより、溶接周部の
不完全封着が生ずる欠陥を、適切なYAGレーザービー
ムの使用により解消する。 【解決手段】 下部端栓の溶接され、ペレット10bや
スプリング10cが装填された被覆管10aの開口端1
0dに、中実な上部端栓12を嵌合して、チャンバ11
内の規定高圧不活性ガス雰囲気P内に嵌合周部12aを
配装する。YAGレーザー溶接機13のYAGレーザー
ヘッド13aから、レーザービーム13bを嵌合周部1
2aに向け、均一な焦点距離を保って照射することによ
り、当該嵌合周部12aの周溶着を少ない入熱量下で実
現し、溶接の不備発生や封入不活性ガスの内圧不定化を
解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力発電用などに
使用されている燃料集合体にあって、これに装設されて
いる燃料棒の製造に際し、その被覆管に下部端栓を溶接
後、二酸化ウランペレットとかMOXペレットやスプリ
ングなどの内挿物を装填し、これをチャンバ内の規定高
圧不活性ガス雰囲気中にて、当該被覆管の開口部に上部
端栓を嵌合し、かくして形成された嵌合周部を溶接する
のに供し好適な燃料棒の上部端栓溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記従来の溶接方法としては、図8に示
す被覆管1の開口部に、中実な上部端栓2aを嵌合し、
これを周溶接しようとすると、当該溶接熱によって被覆
管1に内封の規定高圧不活性ガスが熱膨張するため、そ
の内圧が不安定となったり、周溶接が不完全となること
から、同図に示されているように、ベントホール2bを
軸心に貫通させた開通上部端栓2cなるものが採択され
ている。すなわち当該従来の溶接方法にあっては、先ず
図9(A)によって理解される通り、第1TIG溶接機
a1を上壁b1に設置した第1チャンバc1内にあっ
て、燃料棒2の前記した被覆管1と開通上部端栓2cと
の嵌合周部2dを挿入し、当該第1チャンバc1には第
1開閉通口d1から不活性ガスIGを導入して、健全な
ジルカロイ溶接のために必要な所定圧の不活性ガス雰囲
気P’を形成する。
【0003】次に、被覆管1を矢印R1のように軸線を
中心に回動させることで、上記第1T1G溶接機a1に
よって嵌合周部2dを周溶接し、これにより図9(B)
の如く溶接周部eを形成して第1工程を終わる。さらに
当該燃料棒2を同図(B)に開示の通り、第2チャンバ
c2に移して、その開通上部端栓2cを燃料棒の設計内
部加圧値に対応した規定高圧不活性ガス雰囲気P内に装
入し、第2チャンバc2の側壁b2に設置した第2TI
G溶接機a2によって、前記したベントホール2bを閉
塞するための封詰溶接である第2工程を行うのであり、
図中d2は不活性ガスIGの供給と放出を行う第2開閉
通口を示している。
【0004】このように燃料棒2と開通上部端栓2cと
の周溶接にあっては、中実な上部端栓2aの周溶接だけ
で燃料棒2を形成すると、TIG溶接に際しての大きな
入熱量によって前記の如き支障を生ずることから、これ
を回避するために周溶接工程の後に封詰溶接工程を施す
ようにして溶接を2分化し、これにより不活性ガスIG
の体積膨張を抑制するようにしているのである。もちろ
ん上記の如きTIG溶接ではなしに、一般的には各種部
材の溶接に際し、入熱量の小さいYAGレーザ溶接法も
使用されているのであるが、これまで当該燃料棒の溶接
分野では採択されていないだけでなく、図10に開示の
通り他の被溶接部材fについて、その溶接周部gを周溶
接しようとするときには、図9につき説示した如く、や
はり被溶接部材fを矢印R2方向へ回転させることで、
YAGレーザ溶接機hにおけるYAGレーザーヘッドi
からのレーザービームjを、接合周部gに照射させるよ
うにして周溶接が実施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上従来技術にあって
は、燃料棒と上部端栓との溶接手段として入熱量の大き
いTIG溶接法を採択していることから、一回で溶接し
ようとすれば被覆管1に封入した不活性ガスIGの体積
膨張を抑えて内圧を安定化することができず、このため
開通上部端栓2cを用いて周溶接と封詰溶接との2工程
を実施し、上記の体積膨張を抑制しなければならない。
このためベントホール2bを穿設したりして部品の加工
工程が多くなるだけでなく、ベントホール2bに係る溶
接不良も発生して、歩留まりにも影響が出るのはもちろ
ん、これを検査するための管理にも労力を費やさねばな
らず、さらに上記の2工程を不可欠とすることから、そ
のための設備も嵩む等の欠陥がある。また前記の如く嵌
合周部2dの周溶接には、被覆管1を回転駆動するよう
にしていることから、前記の如く二酸化ウランペレット
やMOXペレットを内挿している燃料棒2の場合は、特
にこれを回転させることで当該ペレットが割れたり、欠
けたりするといった虞があり、このようなことが生ずる
と、その欠片がペレットと被覆管1の間隙に入り込ん
で、運転時にあって被覆管1に応力集中が発生すること
となる。
【0006】本発明は上記従来例による諸欠陥を解消す
るため検討されたもので、請求項1に係る溶接方法にあ
っては、開通上部端栓を使用することなく、中実の上部
端栓のみを使用することによって、チャンバ内における
一回だけのYAGレーザー溶接機によるレーザービーム
を照射するようにし、当該照射につき均一な焦点距離を
保つようにして、嵌合周部における周溶着を完結するの
であり、このことで不本意な封入ガスによる体積膨張を
抑えて内圧の安定化を図ると共に、封詰溶接を省略可能
として工程を簡素化し、不良率の低減により歩泊まりの
改善を実現しようとするのが、その目的である。
【0007】次に請求項2によるときは、上記請求項1
の方法により嵌合周部を周溶着して溶接周部を形成した
後、さらに当該溶接周部に対して前記のYAGレーザー
ヘッドによるレーザービームを低出力にて照射すること
で、その全表面の望ましい清浄化が得られるようにする
ことを目的としており、請求項3にあっては嵌合周部に
YAGレーザーヘッドを回転駆動することで、レーザー
ビームを均一な焦点距離に保持して照射することによ
り、燃料棒の被覆管を静止状態にて溶接するようにし、
これによって被覆管内のペレットに損傷が生ずることを
皆無となし、被覆管内における欠片箇所に応力集中が生
ずることを絶滅しようとしている。
【0008】さらに請求項4の場合にあっては、前記請
求項1に対する請求項2の如く、請求項3による溶接完
了後に溶接周部の全表面に低出力としたYAGレーザー
ヘッドからのレーザービームを照射して、当該全表面の
清浄化を簡易に実現しようとしている。そして請求項5
ないし請求項7では、上記のようにYAGレーザーヘッ
ドからのレーザービームを直接に嵌合周部に対して照射
することなく、当該レーザービームをミラーの鏡面によ
って反射させ、当該反射レーザービームを利用するよう
にしている。そして先ず上記の請求項5では、YAGレ
ーザーヘッドとミラーとを同軸にて回転駆動させること
で、反射平面を有するミラーにより生ずるレーザービー
ムを、嵌合周部に照射することで周溶着を行うように
し、これによって、全体装置の小形化を可能にしようと
している。
【0009】そして請求項6によるときは、請求項5の
ように反射平面をもったミラーではなしに、レーザービ
ームを回動することのない固設円錐状ミラーの反射内周
面に入射させて、その反射レーザービームを周溶着に利
用し得るようにすることで、さらに回転部分を小形化し
て装置全体の小規模化を図るようにしている。さらに請
求項7にあっては、請求項5、請求項6の場合と違って
YAGレーザー溶接機を回動させることなしに、先ずそ
のレーザービームを、反射平面をもった回動ミラーに入
射させるようにし、さらにその反射レーザービームを固
設円錐状ミラーの反射内周面に入射させ、その再反射レ
ーザービームによって嵌合周部の周溶接を行い得るよう
にし、これにより小形化可能な回動ミラーだけを動力に
より回動させればよい構成とすることで、全体構成を小
形化すると共に、電力の消費等ついても、これを大幅に
節減し得るようにするのが、その目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明では上記の目的
を達成するため、請求項1によるときは、下部端栓が溶
接されてペレットやスプリング等の内挿物が装填された
被覆管にあって、その開口端に上部端栓を溶接して燃料
棒を形成するようにした燃料棒の上部端栓溶接方法にお
いて、チャンバ内の規定高圧不活性ガス雰囲気中に配装
された前記被覆管の開口端に、中実の上部端栓を嵌合し
て形成された嵌合周部に向け、YAGレーザー溶接機に
おけるYAGレーザーヘッドからのレーザービームを、
均一な焦点距離に保って照射することにより、当該嵌合
周部が周溶着されるようにしたことを特徴とする燃料棒
の上部端栓溶接方法を提供しようとしている。
【0011】次に請求項2によるときは、上記請求項1
の構成に、嵌合周部を周溶接して溶接周部を形成した
後、この溶接周部の全表面にYAGレーザーヘッドから
の低出力によるレーザービームを照射することにより、
当該全表面の清浄化が行われるようにしたことを付加し
ている。
【0012】さらに請求項3にあっては、前記の請求項
1の構成に対して、燃料棒の被嵌管を回転駆動するので
はなく、一以上のYAGレーザー溶接機におけるYAG
レーザーヘッドを回転駆動することで、そのレーザービ
ームを均一な焦点距離を保って照射することにより、当
該嵌合周部が周溶着されるようにしたことを付加するよ
うにしている。
【0013】次に請求項4の場合には、上記請求項3に
よる工程の終了後にあって、溶接周部の全表面に低出力
によるYAGレーザーヘッドからのレーザービームを照
射することにより、当該全表面の清浄化が行われるよう
にしている。
【0014】また請求項5では、下部端栓が溶接されて
ペレットやスプリング等の内挿物が装填された被覆管に
あって、その開口端に上部端栓を溶接して燃料棒を形成
するようにした燃料棒の上部端栓溶接方法において、チ
ャンバ内の規定高圧不活性ガス雰囲気中に配装された前
記被覆管の開口端に、中実の上部端栓を嵌合して嵌合周
部を形成し、YAGレーザー溶接機におけるYAGレー
ザーヘッドとミラーとを同軸にて回転駆動させて、その
レーザービームを上記ミラーの反射平面に入射させるこ
とで、その反射レーザービームを均一な焦点距離に保っ
て、前記した嵌合周部に照射することにより周溶着がな
されるようにしたことを特徴とする燃料棒の上部端栓溶
接方法を提供しようとしている。
【0015】そして請求項6にあってはミラーを用いる
が、単に反射平面をもつミラーによるのではなく、YA
Gレーザー溶接機におけるYAGレーザーヘッドを回転
駆動させて、そのレーザービームを固設円錐状ミラーの
反射内周面に入射させることで、その静止反射レーザー
ビームを均一な焦点距離に保って前記した嵌合周部に照
射することにより周溶着がなされるようにしたことを、
その内容としている。
【0016】さらに、請求項7によるときは、ミラーの
使い方が相違して、YAGレーザー溶接機における固設
のYAGレーザーヘッドからのレーザービームを回動ミ
ラーの回動反射平面に入射させると共に、当該回動ミラ
ーを動力により回動させることで、その反射レーザービ
ームを固設円錐状ミラーの反射内周面に入射させること
で、その再反射レーザービームを均一な焦点距離に保っ
て、前記した嵌合周部に照射することにより周溶着がな
されるようにしたことを、その内容としている。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明にあっても、前記従来例に
同じく図1(B)に示されている通り燃料棒10を製造
するには、図示されていない下部端栓を被覆管10aに
溶接し、これにペレット10bやスプリング10c等の
内挿物10Aを装填した後、当該被覆管10aの開口端
10dに上部端栓を溶接することになる。そこで先ず請
求項1に係る燃料棒の上部端栓溶接方法によるときは、
図1(A)に示されている通り、チャンバ11内の規定
高圧不活性雰囲気Pにあって、これに配装された被覆管
10aにおける開口端10dに対し、前説した通りであ
る中実の上部端栓12を内嵌することにより、前記従来
例と同じく嵌合周部12aを形成し、これに向けて本発
明ではYAGレーザー溶接機13にあって、そのYAG
レーザーヘッド13aからのレーザービーム13bを照
射するのである。この際YAGレーザーヘッド13aを
回動させるか、反対にYAGレーザーヘッド13aは静
止させて、被覆管10aを軸線中心にて回動させるが、
その間にあって均一な焦点距離を保つようにして当該照
射を行うのである。なお同図の11aは、不活性ガスI
Gをチャンバ11に供給または放出するための開閉通口
を示している。
【0018】かくして、上記嵌合周部12aは周溶着さ
れることになり、この際前記の如くTIG溶接の場合と
違って、レーザービーム13bによる溶接にあっては、
その入熱量が小さくてすむため、従来例の如く開通上部
端栓2cを用いることなしに、被覆管10a内に封入し
た不活性ガスIGの体積膨張を抑制することができ、も
ちろん封詰溶接を行う必要もなくなることから、溶接工
程の簡素化が実現でき、不良率を改善することも可能と
なる。またMOX燃料棒の場合には、溶接による溶接周
部の幅長を小さくすることができることから、当該溶接
箇所における放射性物質による汚染を最小限に抑えるこ
ともできる。
【0019】次に請求項2につき説示すると、上記した
請求項1による溶接方法を実施することで、嵌合周部1
2aを周溶着させて溶接周部12bを形成した後、図2
に示されている通り当該溶接周部12bの全表面に対し
て、YAGレーザーヘッド13aからの低出力によるレ
ーザービーム13cを再照射するのである。このことに
より当該全表面は、前記の溶接によって生じたスラグ
(溶接かす)や付着油脂等の酸化物などが、当該レーザ
ー光線によって弾きとばされることにより、短時間にし
て確実に除去され、その望ましい清浄化がなされること
になる。ここで図2によって理解される通り当該レーザ
ー光線の照射に際しては、単に前記の如く低出力にする
だけでなく、低出力によるレーザービーム13cの焦点
距離よりも、YAGレーザーヘッド13aと溶接周部1
2aとの離間距離を小さく設定して、低出力によるレー
ザービーム13cが、溶接周部12bの幅長よりも大き
な照射幅となるようにするのがよく、もちろん、この場
合にもYAGレーザーヘッド13aを回動するか、燃料
棒10の回動によって再照射を行うことができる。
【0020】ここで上記の如くYAGレーザーヘッド1
3aを選定して溶接のための照射を行うようにしたの
は、もちろんレーザー溶接は一般に、その入熱量が少な
くてすむのであるが、炭酸ガスレーザーなどの場合に
は、光ファイバーによって、その進路を自在に変化させ
ることができないことから、諸設備の配置などに大きな
制約が生ずることになるのに反し、当該YAGレーザー
ヘッド13aによるときは、光ファイバーによって、任
意の箇所へレーザー光を導くことのできることでも、当
該溶接方法の実施に際しての利点となっている。
【0021】次に請求項3にあっては、前記の請求項1
における溶接方法にあって、燃料棒10側を一切回転さ
せることなく、要部だけを示した図3の通りYAGレー
ザー溶接機13側を回転させるのであり、中実の上部端
栓12を嵌合して前同様に形成された嵌合周部12aに
向けて、当該YAGレーザーヘッド13aを回転駆動す
ることで、そのレーザービーム13bを均一な焦点距離
に保って照射することにより、上記の嵌合周部12aを
周溶着するのである。従って図3によるときはYAGレ
ーザー溶接機13が、被覆管10aの軸心を中心に回動
する回動板部13dによって矢印S1のように回動し、
これによって嵌合周部12aにレーザービーム13bを
照射するようにしている。ここで、図4には図3が一つ
のYAGレーザー溶接機13によって溶接するようにし
ているのに対し、180°だけ位相をずらした一対のY
AGレーザー溶接機13を採択した場合につき例示して
おり、もちろん、このように複数のYAGレーザー溶接
機13を用いることで嵌合周部12aを全周にわたり溶
接するための回動角度は小さくてすむことになる。ここ
で当然のことながらYAGレーザー溶接機13が一つで
あるときでも、また一対である場合にも、その回動角度
は夫々360°、180°以上回転させて溶接を行うの
が好ましい。
【0022】請求項3では上記の如く、YAGレーザー
溶接機13側を回転させて、被覆管10a側を静止状態
下で溶接するようにしたから、被覆管10aに装荷され
ているペレット10bに対して、回転に基づく不本意な
外力が作用しないことから、ペレット10bの割れや欠
けが発生することなく、しかも被覆管10aを回転させ
ることによる擦り傷等の生ずることもなくなる。
【0023】そして請求項4では、上記した請求項3の
溶接方法が終わった後にあって、これを前記の請求項2
と同様にして溶接周部12bの全表面にYAGレーザー
ヘッド13aからの低出力によるレーザービーム13c
を照射するようにしたので、これにより既に説示した如
く溶接周部12bの清浄化を行うことができる。
【0024】請求項5以下は、YAGレーザーヘッド1
3aからのレーザービーム13bを嵌合周部12aに照
射するのではなく、各種のミラーを選定して、これらか
ら反射するレーザービームを使用して溶接を行うように
している。先ず請求項5にあっては図5に開示の如く、
既説の通り規定高圧不活性雰囲気P内における被覆管1
0aの開口端10dに、中実の上部端栓12を嵌合して
嵌合周部12aを形成し、YAGレーザー溶接機13に
おけるYAGレーザーヘッド13aと、ミラー14とを
同軸にて矢印S2の如く回転駆動させて、そのレーザー
ビーム13bを上記のミラー14における反射平面14
aに入射させることで、これによる反射レーザービーム
13eを均一な焦点距離に保って、前記の嵌合周部12
aに照射するようにし、かくして上記の嵌合周部12a
における周溶着がなされるようにするのである。ここで
図5にあって、15はYAGレーザー溶接機13におけ
るYAGレーザーヘッド13aの回転軸を示し、16は
YAGレーザー溶接機13と上記のミラー14とを連設
した連結腕部であり、このことにより回転軸15と共に
ミラー14が回転するように構成されている。
【0025】従って図5によるときは、YAGレーザー
溶接機13のYAGレーザーヘッド13aから発射する
レーザービーム13bが、共転するミラー14の反射平
面から反射レーザービーム13eとして反射することに
なり、これが前記した嵌合周部12aに照射されて、被
覆管10aと中実の上部端栓12とが溶接されることと
なる。従って請求項5によるときは、回転軸15からY
AGレーザーヘッド13aまでの半径を小さくして、ミ
ラー14からの反射レーザービーム13eと嵌合周部1
2aとの離間距離を小さくとも、嵌合周部12aに対す
る反射レーザービーム13eの適切なる照射が可能とな
り、この結果装置全体を小型化することができる。
【0026】次に請求項6の場合について以下説示する
と、図6を参照して明らかな通り、ここでは上記の請求
項5と同じく中実の上部端栓12を被覆管10aの嵌合
周部12aに嵌合して、YAGレーザー溶接機13にお
けるYAGレーザーヘッド13aを、回転軸15によっ
て矢印S3の如く回転駆動させ、これによって静止状態
にて被覆管10aと軸心が合致するように設けられてい
る固設円錐状ミラー17の反射内周面17aに入射させ
るのである。かくて、上記反射内周面17aからの静止
反射レーザービーム13fが、均一な焦点距離を保って
前記した嵌合周部12aに照射され、その周溶接がなさ
れることになる。従って上記構成によるときはYAGレ
ーザー溶接機13側のみを回動させればよく、固設円錐
状ミラー17は静止状態に保持すればよいので回転部分
の小型化が可能となり、かつ回転速度を大にして作業性
をよくすることも容易となる。
【0027】そして請求項7にあっては、さらにYAG
レーザー溶接機13側と請求項6における固設円錐状ミ
ラー17とを、共に固設することで静止状態に保持し、
以下の通り回動ミラー18を設けて、これを図7の仮想
線で示す矢印S4の如く特異な軌跡で回動させることに
より、その溶接目的を達成するよう構成されている。す
なわちYAGレーザー溶接機13のYAGレーザーヘッ
ド13aは静止されており、そのレーザービーム13b
は回動ミラー18の回動反射平面18aに照射される。
従って上記回動反射平面18aからは、図示の如く再反
射レーザービーム13eが反射され、これが前記した通
りの固設円錐状ミラー17の反射内周面17aに照射さ
れるよう構成されている。
【0028】ここでもちろん上記固設円錐状ミラー17
は、請求項6の場合と同様にして、軸心が被覆管10a
のそれと合致するように配設されており、また請求項7
における上記した回動ミラー18は、固設円錐状ミラー
17との位置関係から、あらかじめ決定されるプログラ
マブルな回動を行わせるようにするのである。このた
め、図示例では電気制御部19により駆動制御される回
動伝達機構20が付設されており、これによりレーザー
ビーム13bは回動反射平面18aから反射レーザービ
ーム13eとして反射され、これが固設円錐状ミラー1
7の全周にわたり照射された後、さらに、その回転反射
平面17aからの再反射レーザービーム13gが、均一
な焦点距離を保って前記の嵌合周部12aに照射される
こととなり、嵌合周部12aの周溶接がなされることに
なる。従って、この場合には軽量で小型の回動ミラー1
8だけを回動することにより溶接の目的を少ない電力で
達成することができる。なお、図7にあって回動ミラー
18の位置は、固設円錐状ミラー17の回転反射平面1
7aが直視可能な位置であればよいこととなるが、図示
のように燃料棒10の軸線上に回転ミラー18を配設す
るのが望ましく、当該軸線から離れ過ぎると溶接周部1
2bの周方向において、照射強さ(入熱量)に変化が生
ずる可能性に留意すべきである。また上記したミラー1
4や固設円錐状ミラー17、回転ミラー18については
通常のものを用いてもよいが、レーザー光用のミラーを
採用することが好ましい。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のようにして実施すること
ができるものであるから、請求項1によるときは、燃料
棒に関し中実の上部端栓を用いてYAGレーザー溶接機
のレーザービーム照射による周溶接が、均一焦点距離を
保って行われるようにしたので、封詰溶接工程なしの一
回溶接ですみ、工程の簡素化と不良率の低減、MOX燃
料棒における溶接幅の削減により、溶接周部における放
射性物質による汚染問題を解消することが可能となる。
そして請求項2では請求項1に比し、低出力によるYA
Gレーザービームを溶接周部に照射するようにしたこと
から、その清浄化を労せずして短時間に高い信頼性をも
って行うことができる。
【0030】請求項3では、請求項1にあって被覆管を
回動することなしに、YAGレーザーヘッドを回動する
ようにしたので、被覆管中のペレットを損傷する心配が
なくなり、被覆管内におけるペレットの欠片により応力
集中が生ずる問題を解消でき、請求項4では請求項3に
対して前記の如く低出力による当該レザービームの照射
するようにしたので、清浄化の効果が付加される。
【0031】さらに請求項5によるときは、YAGレー
ザーヘッドとミラーとを同軸に回転させ、レーザービー
ムをミラーによって反射させた反射レザービームにより
周溶接を行うようにしたので、全体装置の小型化が可能
となり、またYAGレーザー溶接機の光ファイバーに対
して、回動に際し屈曲などによる負担をかけずに周溶接
を行うことができる。また請求項6にあっては、請求項
5に比し回動させるのはYAGレーザーヘッドのみで、
固設円錐状ミラーは静止しているので、さらに回転部分
の小型化が可能となる。そして請求項7によるときは、
YAGレーザーヘッドと固設円錐状ミラーは静止状態と
し、回転ミラーのみの回動だけでよいので、全体装置の
小型化、動力節減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は請求項1に係る溶接方法の実施状態を
示した縦断正面略示図で、(B)は燃料棒の一部である
溶接前の状態を示した被覆管を切欠した正面図である。
【図2】請求項2に係る溶接方法の溶接周部清浄化処理
状況を示した正面略示図である。
【図3】請求項3に係る溶接方法の実施状態を示した正
面略示図である。
【図4】前同請求項3に係る溶接方法の他実施態様を示
した正面略示説明図である。
【図5】請求項5に係る溶接方法の実施状態を示した縦
断正面略示図である。
【図6】請求項6に係る溶接方法の実施状態を示した縦
断正面略示図である。
【図7】請求項7に係る溶接方法の実施状態を示した縦
断正面略示図である。
【図8】燃料棒の被覆管に嵌着するための上部端栓と開
通上部端栓とを示した一部切欠の側面図である。
【図9】(A)は従来のTIG溶接機による燃料棒上部
端栓溶接方法にあって、その第1工程を実施するための
装置を示す縦断側面図、(B)は同上方法の第2工程を
実施するための装置を示した縦断側面図である。
【図10】従来のYAGレーザ溶接機を用いる溶接方法
の実施状態における要部を示した側面説明図である。
【符号の説明】
10 燃料棒 10A 内挿物 10a 被覆管 10b ペレット 10c スプリング 10d 開口端 11 チャンバ 12 中実な上部端栓 12a 嵌合周部 12b 溶接周部 13 YAGレーザー溶接機 13a YAGレーザーヘッド 13b レーザービーム 13c 低出力によるレーザービーム 13e 反射レーザービーム 13f 静止反射レーザービーム 13g 再反射レーザービーム 14 ミラー 14a 反射平面 17 固設円錐状ミラー 17a 反射内周面 18 回動ミラー 18a 回動反射平面 P 規定高圧不活性ガス雰囲気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23K 26/12 B23K 26/12 26/16 26/16 G21C 21/02 G21C 21/02 A // B23K 101:06 B23K 101:06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部端栓が溶接されてペレットやスプリ
    ング等の内挿物が装填された被覆管にあって、その開口
    端に上部端栓を溶接して燃料棒を形成するようにした燃
    料棒の上部端栓溶接方法において、チャンバ内の規定高
    圧不活性ガス雰囲気中に配装された前記被覆管の開口端
    に、中実の上部端栓を嵌合して形成された嵌合周部に向
    け、YAGレーザー溶接機におけるYAGレーザーヘッ
    ドからのレーザービームを、均一な焦点距離に保って照
    射することにより、当該嵌合周部が周溶着されるように
    したことを特徴とする燃料棒の上部端栓溶接方法。
  2. 【請求項2】 下部端栓が溶接されてペレットやスプリ
    ング等の内挿物が装填された被覆管にあって、その開口
    端に上部端栓を溶接して燃料棒を形成するようにした燃
    料棒の上部端栓溶接方法において、チャンバ内の規定高
    圧不活性ガス雰囲気中に配装された前記被覆管の開口端
    に、中実の上部端栓を嵌合して形成された嵌合周部に向
    け、YAGレーザー溶接機におけるYAGレーザーヘッ
    ドからのレーザービームを、均一な焦点距離に保って照
    射することにより、当該嵌合周部を周溶着して溶接周部
    を形成した後、この溶接周部の全表面にYAGレーザー
    ヘッドからの低出力によるレーザービームを照射するこ
    とにより、当該全表面の清浄化が行われるようにしたこ
    とを特徴とする燃料棒の上部端栓溶接方法。
  3. 【請求項3】 下部端栓が溶接されてペレットやスプリ
    ング等の内挿物が装填された被覆管にあって、その開口
    端に上部端栓を溶接して燃料棒を形成するようにした燃
    料棒の上部端栓溶接方法において、チャンバ内の規定高
    圧不活性ガス雰囲気中に配装された前記被覆管の開口端
    に、中実の上部端栓を嵌合して形成された嵌合周部に向
    け、一以上のYAGレーザー溶接機におけるYAGレー
    ザーヘッドを回転駆動することで、そのレーザービーム
    を均一な焦点距離に保って照射することにより、当該嵌
    合周部が周溶着されるようにしたことを特徴とする燃料
    棒の上部端栓溶接方法。
  4. 【請求項4】 下部端栓が溶接されてペレットやスプリ
    ング等の内挿物が装填された被覆管にあって、その開口
    端に上部端栓を溶接して燃料棒を形成するようにした燃
    料棒の上部端栓溶接方法において、チャンバ内の規定高
    圧不活性ガス雰囲気中に配装された前記被覆管の開口端
    に、中実の上部端栓を嵌合して形成された嵌合周部に向
    け、一以上のYAGレーザー溶接機におけるYAGレー
    ザーヘッドを回転駆動することで、そのレーザービーム
    を均一な焦点距離に保って、照射することにより、当該
    嵌合周部を形成した後、この溶接周部の表面にYAGレ
    ーザーヘッドからの低出力レーザービームを照射するこ
    とにより、当該全表面の清浄化が行われるようにしたこ
    とを特徴とする燃料棒の上部端栓溶接方法。
  5. 【請求項5】 下部端栓が溶接されてペレットやスプリ
    ング等の内挿物が装填された被覆管にあって、その開口
    端に上部端栓を溶接して燃料棒を形成するようにした燃
    料棒の上部端栓溶接方法において、チャンバ内の規定高
    圧不活性ガス雰囲気中に配装された前記被覆管の開口端
    に、中実の上部端栓を嵌合して嵌合周部を形成し、YA
    Gレーザー溶接機におけるYAGレーザーヘッドとミラ
    ーとを同軸にて回転駆動させて、そのレーザービームを
    上記ミラーの反射平面に入射させることで、その反射レ
    ーザービームを均一な焦点距離に保って、前記した嵌合
    周部に照射することにより周溶着がなされるようにした
    ことを特徴とする燃料棒の上部端栓溶接方法。
  6. 【請求項6】 下部端栓が溶接されてペレットやスプリ
    ング等の内挿物が装填された被覆管にあって、その開口
    端に上部端栓を溶接して燃料棒を形成するようにした燃
    料棒の上部端栓溶接方法において、チャンバ内の規定高
    圧不活性ガス雰囲気中に配装された前記被覆管の開口端
    に、中実の上部端栓を嵌合して嵌合周部を形成し、YA
    Gレーザー溶接機におけるYAGレーザーヘッドを回転
    駆動させて、そのレーザービームを固設円錐状ミラーの
    反射内周面に入射させることで、その静止反射レーザー
    ビームを均一な焦点距離に保って、前記した嵌合周部に
    照射することにより周溶着がなされるようにしたことを
    特徴とする燃料棒の上部端栓溶接方法。
  7. 【請求項7】 下部端栓が溶接されてペレットやスプリ
    ング等の内挿物が装填された被覆管にあって、その開口
    端に上部端栓を溶接して燃料棒を形成するようにした燃
    料棒の上部端栓溶接方法において、チャンバ内の規定高
    圧不活性ガス雰囲気中に配装された前記被覆管の開口端
    に、中実の上部端栓を嵌合して嵌合周部を形成し、YA
    Gレーザー溶接機における固設のYAGレーザーヘッド
    からのレーザービームを回動ミラーの回動反射平面に入
    射させると共に、当該回動ミラーを動力により回動させ
    ることで、その反射レーザービームを固設円錐状ミラー
    の反射内周面に入射させることで、その再反射レーザー
    ビームを均一な焦点距離に保って、前記した嵌合周部に
    照射することにより周溶着がなされるようにしたことを
    特徴とする燃料棒の上部端栓溶接方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012143181A3 (de) * 2011-04-20 2013-01-10 Robert Bosch Gmbh Laserstrahlschweissvorrichtung und laserstrahlschweissverfahren
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US11819940B2 (en) 2019-02-05 2023-11-21 Dukane Ias, Llc Systems and methods for laser-welding a workpiece with a laser beam that reaches inaccessible areas of the workpiece using multiple reflecting parts
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