JP2001238311A - クライミング式キュービクル - Google Patents
クライミング式キュービクルInfo
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- JP2001238311A JP2001238311A JP2000042664A JP2000042664A JP2001238311A JP 2001238311 A JP2001238311 A JP 2001238311A JP 2000042664 A JP2000042664 A JP 2000042664A JP 2000042664 A JP2000042664 A JP 2000042664A JP 2001238311 A JP2001238311 A JP 2001238311A
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B3/00—Apparatus specially adapted for the manufacture, assembly, or maintenance of boards or switchgear
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
の削減及びケーブルのコストダウンが図れ、且つ盛り替
え作業を容易にできると共に上階に移動しても電圧降下
が生じないようにしたクライミング式キュービクルを提
供する。 【解決手段】 タワークレーン2の下端部に専用キュー
ビクル4を吊り下げ状態で設置し、地上に設置された配
電盤5に対して高圧ケーブル6接続する。専用キュービ
クル4は、タワークレーン2の電源盤2aと低圧ケーブ
ル3にて接続すると共に、複数の鉄骨溶接盤7に対して
低圧ケーブル8を介してそれぞれ接続する。タワークレ
ーン2の盛り替えに伴って、専用キュービクル4及び複
数の鉄骨溶接盤7が上階に移動する。この上階移動によ
り高圧ケーブル6の長さが増大しても電圧降下は生じな
い。
Description
するキュービクルであって、特にクレーンと共に上階に
移動させるクライミング式キュービクルに関する。
めた配電盤の総称であって、変圧器、ジスコン盤、受電
盤等がセットになっている。図4のように例えば高層建
築の躯体工事段階では、複数のキュービクルA、B、C
が地上に設置され、これらのキュービクルと複数のタワ
ークレーンD及び複数の鉄骨溶接盤Eとが低圧ケーブル
F(150mm2)でそれぞれ接続され、これにより必
要な電力を供給している。
来のキュービクルによると、タワークレーンD、鉄骨溶
接盤E等に低圧ケーブルFでそれぞれ電力を供給してい
るため、低圧ケーブルFの数及び長さが増大し、ケーブ
ル量の増加とケーブルのコストアップの問題があり、工
事の進捗に伴う盛り替えに手間が掛かる問題もある。
又、工事の進捗に伴って、タワークレーンDや鉄骨溶接
盤Eが上階に移動し低圧ケーブルFの距離が長くなるた
め電圧降下が生じ、大容量負荷であるタワークレーン
D、鉄骨溶接盤Eへの安定した電力供給ができなくな
る。このため、低圧ケーブルFの容量を増加させて電圧
降下に対処しているが、その容量増加による電力のコス
トアップを引き起こす問題がある。
るためになされ、ケーブル量の削減及びケーブルのコス
トダウンを図り、且つ工事の進捗に伴う盛り替え作業を
容易にできると共に、上階に移動しても電圧降下が生じ
ないようにし、安定した電力供給及び電力のコストダウ
ンが図れるようにしたクライミング式キュービクルを提
供することを目的とする。
の具体的手段として、本発明は、高層建築等の躯体工事
において、クレーンに専用キュービクルを設置し、この
専用キュービクルを地上に設置された配電盤に高圧ケー
ブルで接続すると共に、複数の鉄骨溶接盤にそれぞれ低
圧ケーブルで接続し、躯体工事の進捗に伴って前記クレ
ーンと共に専用キュービクルを上階に移動させるクライ
ミング式キュービクルを要旨とする。又、このクライミ
ング式キュービクルにおいて、前記配電盤の近傍にケー
ブルストックヤードを設け、このケーブルストックヤー
ドに前記高圧ケーブルをストックし、専用キュービクル
のクライミングに合わせて高圧ケーブルを繰り出すこ
と、前記専用キュービクルの近傍にケーブルパケットを
設け、このケーブルパケットに前記高圧ケーブルをスト
ックし、専用キュービクルのクライミングに合わせて高
圧ケーブルを繰り出すこと、を要旨とするものである。
って専用キュービクル及び鉄骨溶接盤が上階に移動する
ことから盛り替えが著しく簡単になり、且つ専用キュー
ビクルは高圧ケーブルを介して地上の配電盤と接続され
ているので、上階に移動しても電圧降下が生じない。
式キュービクルの実施形態を添付図面に基づいて説明す
る。図1において、1は高層建築工事中の躯体であり、
現時点での最上階には複数のタワークレーン2が設置さ
れており、これらの下端部にはタワークレーン用の電源
盤2aが設けられると共に、低圧ケーブル3を介して専
用キュービクル4がそれぞれ吊り下げ状態で保持されて
いる。
の上階移動に伴って移動するようにしてあり、地上に設
置された配電盤5(この場合はキュービクル)に対して
高圧ケーブル6(例えば22mm2)を介してそれぞれ
接続されている。
接盤7に低圧ケーブル8(例えば150mm2)を介し
てそれぞれ接続されている。従って、専用キュービクル
4は、地上の配電盤5から高圧ケーブル6介して電力が
供給され、前記タワークレーン2の電源盤2aに送電し
てタワークレーン2を駆動すると共に、複数の鉄骨溶接
盤7に送電して鉄骨溶接機(図略)をそれぞれ作動させ
る。
2は順次上階に盛り替え(仮想線は下階に位置していた
例を示す)られるが、前記のようにタワークレーン2の
盛り替えに伴い専用キュービクル4が追随して上階に盛
り替えられることになる。その際、複数の鉄骨溶接盤7
も上階に盛り替えられるが、これら複数の鉄骨溶接盤7
は、前記のように専用キュービクル4に対して従来より
遥かに短い低圧ケーブル8で接続されているため、盛り
替え作業を簡単に行うことできる。
高圧ケーブル6の長さは増大するが、従来の低圧ケーブ
ルの場合のように電圧降下が生じることはなく、タワー
クレーン2の電源盤2aに対して安定した電力を供給す
ることができる。又、専用キュービクル4と鉄骨溶接盤
7とを接続している低圧ケーブル8は、盛り替えによる
長さの変更はないため従来のように電圧降下が生じるこ
とはなく、専用キュービクル4から鉄骨溶接盤7にそれ
ぞれ安定した電力を供給することができる。
で、基本的な構成は前記実施形態のものと同じである
が、専用キュービクルのクライミングに対して円滑に対
応できるように構成した点に特徴を有するものである。
場合は開閉器盤)の近傍にケーブルバケット等からなる
ケーブルストックヤード12を設置し、この中に高圧ケ
ーブル13をストックしておき、専用キュービクル14
のクライミングに合わせて高圧ケーブル13を繰り出す
ようにしてある。
ベース15の下に吊り下げられた架台16に設置されて
おり、例えば仮想線で示す躯体位置(n階)から実線で
示す躯体位置(n+3階)に移動した場合には、その長
さ分だけ高圧ケーブル13が引っ張られてケーブルスト
ックヤード12から繰り出される。
して高圧ケーブル13がケーブルストックヤード12か
ら繰り出されるため、地上において高圧ケーブル13が
乱雑になることはなく、躯体工事の邪魔にならずに安全
であると共に、高圧ケーブル13が絡まったり或は工事
資材に引っ掛かって断線する等の不具合を未然に防止す
ることができる。
の別の実施形態を示すもので、タワークレーンベース2
5に吊り下げられた架台26上に、専用キュービクル2
4が設置されると共にケーブルドラムからなるケーブル
パケット27が取り付けられ、このケーブルパケット2
7に地上配電盤21からの高圧ケーブル23を巻き付け
てストックするように構成したものである。
の盛り替えに伴って仮想線で示す躯体位置(n階)から
実線で示す躯体位置(n+3階)に移動した場合には、
その長さ分だけ高圧ケーブル23が引っ張られてケーブ
ルパケット27から繰り出される。この時、高圧ケーブ
ル23が惰性により必要以上繰り出されないように、ケ
ーブルパケット27にはラチェット機構等の適宜のスト
ッパ手段を設けておくことが好ましい。
上階への盛り替えに対応して高圧ケーブル23がケーブ
ルパケット27から繰り出されるため、前記と同様に地
上で高圧ケーブル23が乱雑に渦巻くようなことはな
く、躯体工事の安全を確保できると共に高圧ケーブル2
3を断線等から保護することができる。
ーブルパケット27とは、それぞれ別個に設ける他にこ
れらを併用して実施することも可能である。
高層建築等の躯体工事において、クレーンへの電力供給
はそのクレーンと共に移動する専用キュービクルを介し
て行い、且つ専用キュービクルと地上に設置される配電
盤との間は長さ調整可能な高圧ケーブルで接続したの
で、上階への盛り替えが容易になると共に高圧ケーブル
が長くなっても電圧降下は生じず、このためクレーンに
対して常時安定した電力を供給でき、従来のように電力
容量を増加する必要がないことから電力のコストダウン
が可能となる。又、専用キュービクルと複数の鉄骨溶接
盤とを低圧ケーブルでそれぞれ接続したので、低圧ケー
ブルの長さを従来より短くすることができ、ケーブル量
の削減及びケーブルのコストダウンが図れ、且つ盛り替
えが容易にできると共に盛り替えに伴う電圧降下が生じ
ることはなく、このため鉄骨溶接盤に安定した電力を供
給でき、しかも電力のコストダウンが可能となる。更
に、上階への盛り替え作業が簡略化するため、躯体工事
の高能率化及び工期の短縮化を図ることができ、ケーブ
ルストックヤードやケーブルパケットを設けることで、
盛り替え時の高圧ケーブルの増長に円滑に対応すること
ができ、これにより躯体工事の安全及び高圧ケーブルの
保護を図ることができる。
施形態を示す説明図
す説明図
図
Claims (3)
- 【請求項1】高層建築等の躯体工事において、クレーン
に専用キュービクルを設置し、この専用キュービクルを
地上に設置された配電盤に高圧ケーブルで接続すると共
に、複数の鉄骨溶接盤にそれぞれ低圧ケーブルで接続
し、躯体工事の進捗に伴って前記クレーンと共に専用キ
ュービクルを上階に移動させることを特徴とするクライ
ミング式キュービクル。 - 【請求項2】前記配電盤の近傍にケーブルストックヤー
ドを設け、このケーブルストックヤードに前記高圧ケー
ブルをストックし、専用キュービクルのクライミングに
合わせて高圧ケーブルを繰り出す請求項1記載のクライ
ミング式キュービクル。 - 【請求項3】前記専用キュービクルの近傍にケーブルパ
ケットを設け、このケーブルパケットに前記高圧ケーブ
ルをストックし、専用キュービクルのクライミングに合
わせて高圧ケーブルを繰り出す請求項1記載のクライミ
ング式キュービクル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000042664A JP3903296B2 (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | クライミング式キュービクル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000042664A JP3903296B2 (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | クライミング式キュービクル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001238311A true JP2001238311A (ja) | 2001-08-31 |
JP3903296B2 JP3903296B2 (ja) | 2007-04-11 |
Family
ID=18565708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000042664A Expired - Fee Related JP3903296B2 (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | クライミング式キュービクル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3903296B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102231488A (zh) * | 2011-04-21 | 2011-11-02 | 上海三原电缆附件有限公司 | 一种高压气体绝缘终端的安装定位结构 |
CN115367570A (zh) * | 2021-05-21 | 2022-11-22 | 中联重科股份有限公司 | 塔式起重机的电缆防拉伤系统、塔式起重机及控制方法 |
-
2000
- 2000-02-21 JP JP2000042664A patent/JP3903296B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN115367570A (zh) * | 2021-05-21 | 2022-11-22 | 中联重科股份有限公司 | 塔式起重机的电缆防拉伤系统、塔式起重机及控制方法 |
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JP3903296B2 (ja) | 2007-04-11 |
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