JP2001236596A - 多機能交通信号機 - Google Patents
多機能交通信号機Info
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Abstract
の機能を備えた多機能交通信号機を提供する。 【解決手段】 単一の表示面を有する横長の表示板12
と、その駆動制御を行う駆動装置及び制御装置31を設
けた信号機であって、表示板が、赤色発光素子14、黄
色発光素子15、青色発光素子16及び受光素子17か
らなる単位発光・受光要素13を多数配列して構成され
ている。信号源からの信号に基づいて発光素子に制御信
号を送り、発光素子の駆動による光情報信号として発信
すると共に、外部端末器からの光信号を受光素子により
受信し受信信号を処理することにより双方向の情報通信
が可能になる。表示板の変化前の色に対して、変化後の
色を表示板の両側から中央に向けて徐々に広げたり、表
示板の中央から両側に向けて徐々に広げるようする。表
示板に文字情報及び/又は映像情報を表示できる。表示
板の発光強度が調節可能である。
Description
配置される多機能交通信号機に関する。
び青色用の3つの分離された表示部を備えている。この
ような交通信号機としては、例えば特開平4−1310
00号公報に示すように、信号機の表示部(燈器)をL
EDのような高速点滅可能なもので構成し、伝達すべき
道路情報等をパルス変調器を介して表示部に入力してこ
れを点滅させることにより光情報信号として発信させる
ものが知られている。この光情報信号を、通行車両に設
けた光検出器により検出し、さらにデコーダで復調して
車両に搭載した表示装置に表示させるようにしていた。
これにより、交通信号機は、通常の交通信号を表示する
と共に、交通情報及びその他の一般情報を車両の乗員等
に伝達できるという効果が得られる。
号機も含めた通常の信号機は、小さい面積の3つの表示
部(燈器)からなるものであり、単に色の変化による信
号表示機能のみであった。また、上記交通信号機は、光
信号による情報伝達は行われるが、受け手である車両の
乗員等からの応答を受けられない一方向の通信機能のみ
である。このように、高速点滅可能かつ高輝度の表示装
置を用いたにもかかわらず、機能的には限られたものと
なっていた。本発明は、上記した問題を解決しようとす
るもので、信号表示機能及び情報伝達機能の両面で多く
の機能を備えた多機能交通信号機を提供することを目的
とする。
を達成するために上記請求項1の発明の構成上の特徴
は、単一の表示面を有する表示板と、表示板の駆動制御
を行う駆動制御装置とを設けた信号機であって、表示板
には、赤色発光素子、黄色発光素子及び青色発光素子か
らなる単位発光要素と、受光素子とが多数配列されてい
ることにある。
いては、表示板が単一の表示面を有していることによ
り、交通信号の表示が非常に見やすくなり、利用者にと
って便利である。また、表示板を広くすると共に、表示
板全体に多数の発光素子を配列したことにより、表示板
を単なる発色のみではなく、文字や映像等の表示が可能
になり、多機能な映像表示が可能になった。また、駆動
制御装置からの交通信号や一般情報等を含んだ信号によ
って発光素子を駆動することにより、交通信号表示を行
うと共に外部に光情報信号を発信することができる。さ
らに、表示板に受光素子を配列したことにより、外部の
携帯電話等の端末器から送信された光信号を受信でき、
これを駆動制御装置により処理して対応することができ
る。すなわち、請求項1の発明によれば、交通信号機と
車両に搭載された端末器あるいは通行人の持つ端末器と
の間で双方向の通信が可能になり、信号機の機能が大幅
に高められる。
は、前記請求項1に記載の多機能交通信号機において、
駆動制御装置は、信号源からの信号に基づいて単位発光
要素の発光素子に制御信号を送り、発光素子を駆動する
ことにより、表示板に交通信号を表示すると共に、光情
報信号として発信する光表示発信機能と、外部端末器か
らの光信号を受光素子により受信し、受信信号を処理す
る光信号受信処理機能とを備えていることにある。
いては、駆動制御装置は、信号源からの信号に基づいて
単位発光要素の発光素子に制御信号を送り、発光素子の
駆動による光表示発信機能により、交通信号表示を変化
に富んだものにすることができると共に、多種類の情報
を含んだ光情報信号を発信することができる。また、光
信号受信処理機能により、外部端末器からの光信号を受
信し受信信信号を処理することができ、光表示発信機能
により外部に光情報信号を発信する双方向の情報通信が
可能になる。すなわち、表示板を介して、交通信号機の
駆動制御装置と車両に搭載された端末器あるいは通行人
の持つ端末器との間で双方向の通信が可能になる。
は、前記請求項2に記載の多機能交通信号機において、
信号源が、駆動制御装置に設けられた記憶装置及び/又
は外部信号源であることにある。
いては、外部信号源から、交通情報信号や一般情報信号
が得られ、また記憶装置には、地域固有の固定した情報
等を記憶させておく等、利用情報を多様化することがで
きる。
は、前記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の
多機能交通信号機において、駆動制御装置は、単位発光
要素の発光素子に送る制御信号を、外部へも送信可能で
あることにある。
いては、駆動制御装置が、単位発光要素の発光素子に送
る制御信号を、外部へも送信可能であることにより、こ
の多機能信号機を交差点等の複数箇所に配置し、これら
複数の信号機を主交通信号機に対して、カスケードに接
続することができる。これにより、主交通信号機から制
御信号を、複数箇所の交通信号機にカスケードに送信す
ることができるので、複数箇所の交通信号機における信
号処理系を簡易にすることができ、信号処理コストを低
減することができる。
は、前記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の
多機能交通信号機において、駆動制御装置による表示板
への交通信号の表示制御として、一つの色表示から他の
色表示へ変化させる場合、変化前の色に対して、変化後
の色を表示板の横方向または縦方向の両端側から中央に
向けて徐々に広げるか、表示板の横方向または縦方向の
一端側から他端側に向けて徐々に広げるか、あるいは表
示板の中央から横方向または縦方向の両側に向けて徐々
に広げるようにすることにある。
いては、表示板での表示された色の変化前の状態に対し
て、変化後の色を表示板の横方向または縦方向の両端側
から中央に向けて徐々に広げ、表示板の横方向または縦
方向の一端側から他端側に向けて徐々に広げ、あるいは
表示板の中央から横方向または縦方向の両側に向けて徐
々に広げる両側から中央に向けて徐々に広げるように制
御することにより、信号が変わる経過を目で見て明確に
認識することができて便利である。又、変化の状況が、
目の玉が大きくなったり小さくなったりする猫の目タイ
プ(キャッツアイタイプ)に変化させることができるの
で、表示板に対する視覚的な興趣が高められる。
は、前記請求項5に記載の多機能交通信号機において、
表示板が赤色表示を行っている際に、表示板に進路表示
の矢印を表示できるようにしたことにある。
いては、表示板が赤色表示を行っている際に、表示板に
進路表示の矢印を表示できるので、信号の色を見ながら
同時に進路表示矢印を見ることができるので便利であ
る。また、大きな単一の表示板に矢印が表示されるの
で、矢印を間違いなく認識することができる。
は、前記請求項5または請求項6に記載の多機能交通信
号機において、表示板が赤色表示または黄色表示を行っ
ている際に、表示板に文字情報及び/又は映像情報を表
示できるようにしたことにある。
いては、表示板が赤色表示または黄色表示を行っている
際は、車両の運転者あるいは通行人は、待ち時間が退屈
であるが、信号機の大きな表示板に文字情報及び/又は
映像情報が表示されていることにより、表示内容を注目
することができ待ち時間を退屈することなく過ごすこと
ができる。また、緊急情報については、表示板に文字情
報として表示できることにより、車両の乗員や通行者に
対していち早く緊急情報を知らせることができるので効
果が大きい。ただし、表示板が青色表示のときは進めで
あり、表示板に無用な表示を行うことは危険なので、表
示は禁止される。
は、前記請求項1から請求項7のうちのいずれか1項に
記載の多機能交通信号機において、表示板の発光強度
を、時間帯、天候、交通量等の外的要因に応じて調節可
能であることにある。
いては、表示板の発光強度が従来のように一定である
と、平均的な発光強度に設定されるが、外界が明るいと
きは信号色が見え難く、また周囲が暗いときは信号色が
明るすぎるということがあるが、表示板の発光強度を調
節可能にしたことにより、かかる不具合を避けることが
できる。たとえば、晴天時の昼間や、雨天時、霧発生時
等には発光強度を強くし、真夜中や、交通量が無いとき
などは弱くすれば、必要な信号の表示機能を確保しつ
つ、無駄な電力消費を避けることができる。
は、前記請求項1から請求項8のうちのいずれか1項に
記載の多機能交通信号機において、表示板の横方向また
は縦方向の両端に一対のビデオカメラを設け、ビデオカ
メラからのビデオ信号を駆動制御装置により処理して、
外部信号源に送信するようにしたことにある。
いては、一対のビデオカメラからのビデオ情報を駆動制
御装置により処理して、マッチングさせると共に映像の
位置情報及び時間情報に基づいて、交差点における交通
量情報、渋滞状況等についての情報を得ることができ、
さらにこれを交通管理機関等に状況情報信号として発信
することができる。
いて図面を用いて説明すると、図1、図2及び図4は、
同実施形態である道路の交差点等に設置される多機能交
通信号機(以下、交通信号機と記す)の概略構成を正面
図、拡大正面図及び平面図により示したものである。
1の上端に支持棒2を介して固定されており、前面が透
明板である横長の長円形のケース11内に収容されて、
前面から順に表示板12と、駆動基板20と、制御基板
30とを重ね合わせて構成されている。表示板12は、
横長の長円形状になっており、縦横の比率は略1:3程
度である。表示板12の表面には、多数の単位発光受光
要素13が縦横に整列配置されている。単位発光受光要
素13は、図3に示すように、赤色発光ダイオード14
(R・LED)、黄色発光ダイオード15(Y・LE
D)、青色発光ダイオード16(G・LED)と、受光
ダイオード(PD)17を基板18に組み合わせて構成
されている。各発光ダイオード14〜16は、高輝度で
かつ高速特性を有しており、高周波パルス駆動が可能に
なっている。また、受光ダイオード17は、携帯電話等
の端末器37からの発光ダイオードやレーザダイオード
による光パルス信号を検知できる高感度特性を備えてい
る。なお、3種類の発光ダイオード14〜16をまとめ
て単位発光要素とし、受光ダイオード17については単
位発光要素とは分離してもよい。
14〜16に配線接続されて、ダイオードを駆動する高
出力トランジスタ等の駆動素子からなる駆動部21と、
上記受光ダイオード1に配線接続されて、受光ダイオー
ドからの検出信号を増幅する高感度の増幅素子からなる
増幅部22とを備えている。
に、マイクロコンピュータ等からなる制御装置31を設
けており、制御装置31内には固有の地域情報等を記憶
するROM32を備えている。制御装置31の入力側に
はI/O33を介して交通管理センター等の外部信号源
に通じるリード線が接続されている。外部信号源からの
信号としては、緊急情報、交通情報、一般情報等であ
る。また、制御装置31から外部信号源に、交差点近辺
の状況情報等を状況情報信号として送信することができ
る。制御装置31は、I/O34を介して駆動基板20
の駆動部21及び増幅部22に接続されている。また、
制御装置31には交通信号生成部35が接続されてお
り、交通信号生成部35は直接駆動基板20の駆動部2
1に接続され、制御装置31の指令で生成された交通信
号パターンが直接駆動部21に入力されるようになって
いる。さらに、制御装置31は、I/O36を介して他
の交通信号機に接続され、カスケード交通信号を送信で
きるようになっている。
号機Iと、これと同一種類の他の交通信号機で、交差点
及びその近辺に配置された複数の信号機II〜Vとのカ
スケード接続の例を、図6に示す。交差点Cにおける一
方の道路R1の一角に設けられた主信号機Iと、交差点
の対角位置の信号機IIが接続され、信号機IIが交差
点から離れた位置の信号機Vに接続される。信号機V
が、交差点の一方の道路R1に交差する他の道路R2の
一角に設けられた信号機IIIに接続され、信号機II
Iが対各位置にある信号機IVに接続される。このよう
な信号機間のカスケード接続により、主信号機Iからの
制御信号が各信号機にカスケードで送信されるので、各
信号機での信号処理が容易になり、信号処理に要するコ
ストを安価にすることができる。また、各信号機が受け
た受信信号の処理についても、主信号機Iに戻すことに
より同様に処理することができる。
通信号表示の態様について説明する。表示板12全面が
青色G(図7(a))で進め、黄色Y(図7(c))で
注意、赤色R(図7(e)で停止を表すようになってい
る。すなわち、この信号機10は、従来の信号機のよう
な小さな3燈器に分けて表示するものではなく、大きな
1つの表示板12の単一の表示面に現在の通行状態のみ
を表示する新しい信号表示方式になっている。
は、図7(b)に示すように、表示板12の横方向の両
端側から移行後の色である黄色Yが徐々に中央に向けて
広がるようになっている。さらに、黄色Yから赤色Rへ
の移行の際には、図7(d)に示すように、表示板12
の横方向の中央位置から移行後の色である赤色Rが徐々
に横方向両端に向けて広がるようになっている。すなわ
ち、時間の経過による信号の変化の様子を、表示板面で
の色の幅の変化により容易に知ることができるので便利
である。さらに、表示の変化が、目の玉が大きくなった
り小さくなったりするいわゆる猫の目(キャッツアイ)
方式になっているので、車両の乗員や通行者に信号表示
によって美感を与えることができる。なお、表示の変化
については、横方向の両端側から始めるか、中央からは
じめるかについては自由に変更することができる。
を示す青色の矢印を表示板12に示すことができる(図
7(f))。従来は、3つの燈器の下側に矢印が示され
ていたが、表示板12の一部に矢印を示すようにしたこ
とにより、大きな矢印ではっきりと進路を示すことがで
きるので、確認が容易になった。また矢印が表示されて
いる状態で赤色Rを黄色Yに変化させる場合には、表示
面における矢の先端の反対側から黄色Yの帯を広げるよ
うにすることができる(図7(f)の二点鎖線を参
照)。
図8により説明する。まず、青色表示(i)から始ま
り、青色表示の両横側から黄色の帯び(ii)が広がっ
て黄色(iii)になる。さらに黄色表示の中央からつ
ぎの表示である赤色の帯(iv)が広がって赤色表示
(v)になる。ここで一部進行を矢印で示す信号機につ
いては、赤色表示面に矢印(vi)が表示される。さら
に、矢印の先端に対する反対側から黄色の帯(vii)
が広がり一瞬黄色(viii)になり、すぐに赤色(i
x)に変化し、赤色表示の両横側から青色の帯び(x)
が広がって青色(xi)になる。矢印を表示しない信号
機の場合は、赤色表示(v)の両横側から青色の帯び
(xii)が広がって青色になる。
色Rまたは黄色Y表示が行われているときに、さらに表
示板12の一部に、図9(a)、(b)に示すように、
文字または画像あるいは文字及び画像の両方を表示する
ことができる。文字表示としては、緊急情報、交通情
報、その他一般情報が表示され、画像表示としては、地
図、アニメ、テレビ画面等が表示される。表示板12が
赤色表示または黄色表示を行っている際は、車両の運転
者あるいは通行人は、待ち時間が退屈であるが、信号機
の大きな表示板面に文字情報、映像情報が表示されてい
ることにより、表示内容を注目することができ、待ち時
間を退屈することなく過ごすことができる。また、緊急
情報については、直ちに表示板12に文字情報として表
示できることにより、車両の乗員や通行者に対していち
早く緊急情報を知らせることができるので効果が大き
い。ただし、表示面が青色表示のときは進めであり、表
示板12に無用な表示を行うことは危険なので、表示は
禁止される。
は、時間帯、天候、交通量等の外的要因に応じて調節可
能になっている。表示板12の発光強度は、従来の信号
機のように一定であると、平均的な発光強度に設定され
るが、外界が明るいときは信号色が見え難く、また周囲
が暗いときは信号色が明るすぎるということがある。し
かし、表示板12の表面の発光強度を調節可能にしたこ
とにより、かかる不具合を避けることができる。たとえ
ば、晴天時の昼間や、雨天時、霧発生時等のように光表
示が見にくいときには発光強度を強くして表示を強調
し、真夜中や、交通量が無いとき等、表示の必要性が少
ないときは弱くすればよい。これにより、必要な信号の
表示機能を確保しつつ、無駄な電力消費を避けることが
できる。
明する。制御装置31は、外部信号源から送信された交
通情報信号や一般情報信号や、ROM32に記憶された
一般情報等をI/O34を介して駆動基板20の駆動部
21に出力し、一方、交通信号生成部35で生成された
交通信号パターンが直接駆動部21に入力される。これ
らの信号は駆動部21によって重ね合わされ、発光ダイ
オード14〜16を駆動するようになっている。そのた
め、発光ダイオード14〜16の発光により、上記各種
態様の交通信号表示が行われると同時に、交通情報や一
般情報を表す光信号が発信されている。したがって、外
部端末器である受信装置を備えた車両においては、これ
らの情報を車両に搭載された表示装置に表示させること
により、車両の乗員はこれらの情報を読み取ることがで
きる。
信装置を搭載している場合には、乗員は、希望する情報
等について光信号として交通信号機に発信することがで
き、この光信号が信号機の受光素子によって受信され、
さらに制御装置31に送られて処理される。その結果、
制御装置から必要な信号が出力され、発光ダイオード1
4〜16から光信号として発信されるのでこれを利用す
ることができる。すなわち、交通信号機と車両の乗員と
の間で、双方向の通信を行うことが可能になる。同様の
双方向通信は、交通信号機と、歩行者の持つ携帯電話、
モバイルコンピュータ、デジタルカメラ、デジタルビデ
オ等の携帯端末器との間でも行うことができる。
て説明する。この実施形態においては、表示板12の表
示面には、図10に示すように、横方向の左右両端に一
対のビデオカメラ41,42が設けられている。ビデオ
カメラ41,42は、図11に示すように、その出力側
が制御装置31に接続されている。その他の構成につい
ては、上記実施形態と同様である。
ように、その撮影範囲がV1,V2であり、重複部分を
有している。この画像V1,V2について、図13
(a),(b)に示すように、車両等の目標物Oを重ね
合わせるようにマッチングされる。マッチングされた画
像について、図13(b),(c)に示すように、時間
t間隔で目標物Oの位置変化を検知することにより、そ
の速度を演算することができる。これにより交差点での
渋滞状況を得ることができる.さらに、交差点における
交通量を知ることもできる。これらの交差点近辺におけ
る状況情報は、制御装置31から、I/O33を介し
て、信号発生源でもある交通管理センターに状況情報信
号として送信される。これにより、交差点における交通
状態を正確に把握することができ、適正な交通管理に利
用することができる。
12の形状は横長の長円形であるが、長方形であっても
よい。さらに、表示板の形状を縦長の長円形あるいは長
方形にすることも可能である。表示板を縦長にした場
合、表示信号間の変化を、横方向両端からあるいは中央
から横方向両端への変化に代えて、縦方向の両端からあ
るいは中央から縦方向の両端への変化とすることもでき
る。
30はそれぞれ別部品となっているが、基板積層技術及
び回路集積技術等の活用により、これら3部品を一体化
した単一の基板とすることも可能である。その他、上記
実施形態に示したものは一例であり、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
けられる多機能交通信号機を概略的に示す正面図であ
る。
面図である。
に示す模式図である。
る。
を説明する説明図である。
的に説明する説明図である。
明する説明図である。
様を概略的に説明する説明図である。
大して示す平面図である。
ある。
説明図である。
る説明図である。
光受光要素、14…赤色発光ダイオード、15…黄色発
光ダイオード、16…青色発光ダイオード、17…受光
ダイオード、20…駆動基板、21…駆動素子、22…
増幅素子、30…制御基板、31…制御装置、32…R
OM、35…交通信号生成部、37…端末器。
Claims (9)
- 【請求項1】 単一の表示面を有する表示板と、該表示
板の駆動制御を行う駆動制御装置とを設けた信号機であ
って、 前記表示板には、赤色発光素子、黄色発光素子及び青色
発光素子からなる単位発光要素と、受光素子とが多数配
列されていることを特徴とする多機能交通信号機。 - 【請求項2】 前記駆動制御装置は、信号源からの信号
に基づいて前記単位発光要素の発光素子に制御信号を送
り、該発光素子を駆動することにより、前記表示板に交
通信号を表示すると共に、光情報信号として発信する光
表示発信機能と、外部端末器からの光信号を前記受光素
子により受信し、受信信号を処理する光信号受信処理機
能とを備えていることを特徴とする前記請求項1に記載
の多機能交通信号機。 - 【請求項3】 前記信号源が、前記駆動制御装置に設け
られた記憶装置及び/又は外部信号源であることを特徴
とする前記請求項2に記載の多機能交通信号機。 - 【請求項4】 前記駆動制御装置は、前記単位発光要素
の発光素子に送る制御信号を、外部へも送信可能である
ことを特徴とする前記請求項1から請求項3のいずれか
1項に記載の多機能交通信号機。 - 【請求項5】 前記駆動制御装置による前記表示板への
交通信号の表示制御として、一つの色表示から他の色表
示へ変化させる場合、変化前の色に対して、変化後の色
を前記表示板の横方向または縦方向の両端側から中央に
向けて徐々に広げるか、該表示板の横方向または縦方向
の一端側から他端側に向けて徐々に広げるか、あるいは
該表示板の中央から横方向または縦方向の両側に向けて
徐々に広げるようにすることを特徴とする前記請求項1
から請求項4のいずれか1項に記載の多機能交通信号
機。 - 【請求項6】 前記表示板が赤色表示を行っている際
に、該表示板に進路表示の矢印を表示できるようにした
ことを特徴とする前記請求項5に記載の多機能交通信号
機。 - 【請求項7】 前記表示板が赤色表示または黄色表示を
行っている際に、該表示板に文字情報及び/又は映像情
報を表示できるようにしたことを特徴とする前記請求項
5または請求項6に記載の多機能交通信号機。 - 【請求項8】 前記表示板の発光強度を、時間帯、天
候、交通量等の外的要因に応じて調節可能であることを
特徴とする前記請求項1から請求項7のうちのいずれか
1項に記載の多機能交通信号機。 - 【請求項9】 前記表示板の横方向または縦方向の両端
に一対のビデオカメラを設け、該ビデオカメラからのビ
デオ信号を前記駆動制御装置により処理して、外部信号
源に送信するようにしたことを特徴とする前記請求項1
から請求項8のうちのいずれか1項に記載の多機能交通
信号機。
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