JP2001236491A - 指紋画像入力装置 - Google Patents

指紋画像入力装置

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JP2001236491A
JP2001236491A JP2000047201A JP2000047201A JP2001236491A JP 2001236491 A JP2001236491 A JP 2001236491A JP 2000047201 A JP2000047201 A JP 2000047201A JP 2000047201 A JP2000047201 A JP 2000047201A JP 2001236491 A JP2001236491 A JP 2001236491A
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light
light receiving
sheet
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JP2000047201A
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Hisatoshi Fujiwara
久利 藤原
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 S/N比を高くする。製造を容易とする。光
源配置の自由度を高くする。 【解決手段】 指紋採取面6Bを経てシートプリズム6
の内部に入り、このシートプリズム6のプリズム面6A
を構成する断面形状が三角形のプリズム6−1〜6−n
の一方側および他方側のプリズム面6A1,6A2のう
ちCCD4が配置されている方向とは反対側のプリズム
面6A2で全反射する迷光A1および屈折する迷光A2
が到達しない領域に、レンズ3およびCCD4を配置す
る。すなわち、迷光A1の到達領域S1の境界線LA1
と迷光A2の到達領域S2の境界線LA2とが交差する
ことによって生じる迷光A1およびA2が共に到達しな
い領域S3に、レンズ3およびCCD4を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指紋画像を入力
する指紋画像入力装置に関し、特に、シートプリズムを
利用した光路分離法による指紋画像入力装置の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】〔全反射法〕図3はガラス製三角プリズ
ムを用いた全反射法による指紋画像入力装置の要部を示
す図である。同図において、1はガラス製三角プリズ
ム、2は光源、3はレンズ、4は受光手段(CCD)で
ある。光源2はプリズム1の下面側左側方に配置され、
レンズ3およびCCD4はプリズム1の下面側右側方に
配置されている。
【0003】この指紋画像入力装置では、光源2から出
射された光がプリズム1の内部を通して指紋採取面1−
1に照射される。指紋採取面1−1に照射された光は、
この指紋採取面1−1におかれる指の指紋面にて反射
し、プリズム1から出射され、レンズ3を通してCCD
4で受光される。
【0004】次に、全反射法の原理を説明する。光源2
から出射される光をPA,PBとする。人間の指には指
紋による凹凸が存在し、凸部はプリズム1の指紋採取面
1−1と接触し、凹部は接触しない。すなわち、指紋採
取面1−1におかれる指の指紋面には、指紋接触部と指
紋非接触部がある。図3の例では、光PAが指紋接触部
において拡散し、光PBが指紋非接触部に面する指紋採
取面1−1において全反射する。このため、拡散する光
PAはその一部が散乱光PA1として、全反射する光P
Bはその全てが全反射光PB1としてCCD4で受光さ
れる。この結果、CCD4において、指紋の凹部の方が
凸部より輝度値が高い指紋画像が得られる。
【0005】〔光路分離法〕図4はガラス製三角プリズ
ムを用いた光路分離法による指紋画像入力装置の要部を
示す図である。光源2はプリズム1の下面側右側方に配
置され、レンズ3およびCCD4もプリズム1の下面側
右側方に配置されている。プリズム1の左側方面には黒
色塗装5が施されている。
【0006】この指紋画像入力装置では、光源2から出
射された光がプリズム1の内部を通して指紋採取面1−
1に照射される。指紋採取面1−1に照射された光は、
この指紋採取面1−1におかれる指の指紋面にて反射
し、プリズム1から出射され、レンズ3を通してCCD
4で受光される。
【0007】次に、光路分離法の原理を説明する。光源
2から出射される光をPC,PDとする。光PCは指紋
接触部において拡散し、拡散光の一部が直接CCD4へ
届く。光PDはプリズム1から指紋の凹部に入り込み、
指紋非接触部において拡散し、拡散光の一部は空気中を
CCD4に向かって進むが、指紋採取面1−1で屈折
し、CCD4へは届かない。この結果、CCD4におい
て、指紋の凸部の方が凹部より輝度値が高い指紋画像が
得られる。
【0008】しかしながら、上述した図3,図4の方法
では、1つのガラス製三角プリズム1を使用しており、
スペースを要するばかりでなく、高価ともなる。そこ
で、本出願人は、シートプリズムを利用した指紋画像入
力装置の開発を進めている。シートプリズムは、図5に
符号6で示すように、断面形状が三角形の複数のプリズ
ム6−1〜6−nを連ねたプリズム面6Aを有する平板
状(シート状)のプリズムであり、プリズム面6Aと対
向する上側の平面6Bを指紋採取面として使用する。シ
ートプリズムは、樹脂製とし、モールド成形で作ること
ができるので、軽量で安価である。また、厚みが薄いの
で、省スペース化を図ることができる。
【0009】図6にシートプリズムを用いた光路分離法
による指紋画像入力装置の一例を示す。この例では、シ
ートプリズム6のプリズム面6Aと対向する下方領域の
中央部に光源7(LED7−1〜7−5)を配置し、プ
リズム面6Aを下方から照らすようにしている。また、
図7(図6をA方向から見た図)に示すように、シート
プリズム6のプリズム6−1〜6−nの連なり方向Xの
一方側にレンズ3とCCD4を配置している。
【0010】この指紋画像入力装置では、光源7から出
射された光がシートプリズム6の内部を通して指紋採取
面6Bに照射される。指紋採取面6Bに照射された光
は、この指紋採取面6Bにおかれる指の指紋面にて反射
し、シートプリズム6から出射され、レンズ3を通して
CCD4で受光される。この場合、光源7からシートプ
リズム6に入り込んだ光は、指紋面の指紋接触部におい
て拡散する。また、指紋の凹部に入り、指紋非接触部に
おいて拡散する。レンズ3およびCCD4の位置関係に
より、指紋接触部において拡散した光はその一部が散乱
光としてCCD4に届くが、指紋非接触部において拡散
した光はシートプリズム6に再び入りここで屈折される
ことになるのでCCD4には届かない。この結果、CC
D4において、指紋の凸部の方が凹部より輝度値が高い
指紋画像が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ートプリズムを用いた光路分離法による指紋画像入力装
置では、検出対象外の光として図8に示すような迷光A
1,A2,BがCCD4への結像光路に入り込んでしま
い、S/N比が落ちる。
【0012】迷光A1は、指紋採取面6Bを経てシート
プリズム6の内部に入り、このシートプリズム6のプリ
ズム面6Aを構成するプリズム6−1〜6−nの一方側
および他方側のプリズム面6A1,6A2のうちCCD
4が配置されている方向とは反対側のプリズム面(他方
側のプリズム面)6A2で全反射してCCD4へ到達す
る光である。図8では外部からシートプリズム6の内部
に入る光を示しているが、指紋採取面6Bにおかれる指
の指紋面にて反射し、プリズム面6A2に至り、ここで
全反射する光も迷光A1となる。
【0013】迷光A2は、指紋採取面6Bを経てシート
プリズム6の内部に入り、このシートプリズム6のプリ
ズム面6Aを構成するプリズム6−1〜6−nの一方側
および他方側のプリズム面6A1,6A2のうちCCD
4が配置されている方向とは反対側のプリズム面6A2
で屈折してCCD4へ到達する光である。図8では外部
からシートプリズム6の内部に入る光を示しているが、
指紋採取面6Bにおかれる指の指紋面にて反射し、プリ
ズム面6A2に至り、ここで屈折する光も迷光A2とな
る。
【0014】迷光Bは、装置内部の壁面などで反射し、
シートプリズム6のプリズム面6Aを構成するプリズム
6−1〜6−nの一方側および他方側のプリズム面6A
1,6A2のうちCCD4が配置されている方向とは反
対側のプリズム面6A2を経てシートプリズム6の内部
に入り、指紋採取面6Bで全反射してCCD4へ到達す
る光である。
【0015】図9に示すように、プリズム6−1〜6−
nのプリズム面6A2に黒色塗装8を施せば、迷光A
1,A2,BがCCD4への結像光路に入り込まないよ
うにすることができる。しかし、図9では説明を分かり
易くするためにプリズム6−1〜6−nのピッチを大き
く描いているが、プリズム6−1〜6−nのピッチは実
際にはもっと細かく(例えば、0.05mm)、プリズ
ム6−1〜6−nのプリズム面6A2に黒色塗装8を施
すためには高度な生産技術を要し、製造が困難である。
また、工数がかかるため、コスト高ともなる。
【0016】また、プリズム6−1〜6−nのプリズム
面6A2に黒色塗装8を施すと、光源配置の自由度がな
くなる。すなわち、光源7をシートプリズム6のプリズ
ム面6Aと対向する下方領域の中央部に配置すると、照
明光が黒色塗装8に遮られて照明効率が落ちる。図9に
示すように、光源7をシートプリズム6のプリズム面6
Aと対向する下方領域の右側に配置すると、照明効果は
高まるが、照明ムラ(近くは明るく、遠くは暗い)が生
じる。この結果、光源7の位置が規制され、光源配置の
自由度がなくなる。
【0017】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、S/N比が
高く、製造が容易で、光源配置の自由度も高い指紋画像
入力装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、シートプリズムを用いた光路分離法
による指紋画像入力装置において、指紋採取面を経てシ
ートプリズムの内部に入り、このシートプリズムのプリ
ズム面を構成する断面形状が三角形のプリズムの一方側
および他方側のプリズム面のうち受光手段が配置されて
いる方向とは反対側のプリズム面で全反射する迷光(迷
光A1)が到達しない領域に、受光手段を配置するよう
にしたものである。この発明によれば、迷光A1が到達
しない領域に受光手段を配置することによって、受光手
段への迷光A1をカットすることができる。
【0019】また、本発明は、シートプリズムを用いた
光路分離法による指紋画像入力装置において、指紋採取
面を経てシートプリズムの内部に入り、このシートプリ
ズムのプリズム面を構成する断面形状が三角形のプリズ
ムの一方側および他方側のプリズム面のうち受光手段が
配置されている方向とは反対側のプリズム面で屈折する
迷光(A2)が到達しない領域に、受光手段を配置する
ようにしたものである。この発明によれば、迷光A2が
到達しない領域に受光手段を配置することによって、受
光手段への迷光A2をカットすることができる。
【0020】また、本発明は、シートプリズムを用いた
光路分離法による指紋画像入力装置において、シートプ
リズムのプリズム面を構成する断面形状が三角形のプリ
ズムの一方側および他方側のプリズム面のうち受光手段
が配置されている方向とは反対側のプリズム面と指紋採
取面からの垂線との成す角度をλ、シートプリズムの屈
折率をnとしたとき、シートプリズムがλ−sin
-1(1/n)>0の条件を満たすものとし、かつ、指紋
採取面を経てシートプリズムの内部に入り、このシート
プリズムのプリズム面を構成する断面形状が三角形のプ
リズムの一方側および他方側のプリズム面のうち受光手
段が配置されている方向とは反対側のプリズム面で全反
射する迷光(A1)および屈折する迷光(A2)が到達
しない領域に、受光手段を配置するようにしたものであ
る。この発明によれば、λ−sin-1(1/n)>0の
条件を満たすシートプリズムを用いることによって、迷
光A1の到達領域の境界線と迷光A2の到達領域の境界
線とが交差し迷光A1およびA2が共に到達しない領域
ができ、この領域に受光手段を配置することによって、
受光手段への迷光A1およびA2を共にカットすること
ができる。
【0021】また、本発明は、シートプリズムを用いた
光路分離法による指紋画像入力装置において、シートプ
リズムのプリズム面を構成する断面形状が三角形のプリ
ズムの一方側および他方側のプリズム面のうち受光手段
が配置されている方向とは反対側のプリズム面と対向す
る方向に光吸収手段を配置するようにしたものである。
この発明によれば、光吸収手段として例えば光吸収板を
配置したり、装置内面に黒色塗装などを施すことによっ
て、シートプリズムへ向かおうとする反射光を吸収し、
受光手段への迷光Bをカットすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示
すシートプリズムを用いた光路分離法による指紋画像入
力装置の要部を示す図である。同図において、図6〜図
8と同一符号は同一或いは同等構成要素を示し、その説
明は省略する。
【0023】この実施の形態では、シートプリズム6の
プリズム面6Aを構成する断面形状が三角形のプリズム
6−1〜6−nの一方側および他方側のプリズム面6A
1,6A2のうちCCD4が配置されている方向とは反
対側のプリズム面6A2と指紋採取面6Bからの垂線L
との成す角度をλ、シートプリズム6の屈折率をnとし
たとき、シートプリズム6がλ−sin-1(1/n)>
0の条件を満たすことを前提とし、すなわち迷光A1の
到達領域S1の境界線LA1と迷光A2の到達領域S2
の境界線LA2とが交差し迷光A1およびA2が共に到
達しない領域S3ができることを前提とし、この領域S
3にレンズ3およびCCD4を配置している。
【0024】図1において、迷光A1の到達領域S1の
境界線LA1と迷光A2の到達領域S2の境界線LA2
とが交差するためには、境界線LA1を作る迷光A1の
指紋採取面6Bからシートプリズム6中に入るときの屈
折角θ2、すなわちシートプリズム6の全反射角θ2よ
りもプリズム面6A2と指紋採取面6Bからの垂線Lと
の成す角度λが大きくなければならない(λ−θ2>
0)。
【0025】シートプリズム6の屈折率をn、迷光A1
の入射角をθ1とすると、屈折の法則により、sinθ
1=nsinθ2が成立する。境界線LA1を作る迷光
A1の入射角はθ1=90゜であるので、sinθ2=
(1/n)・sin90゜となり、θ2=sin-1(1
/n)となる。したがって、境界線LA1とLA2とが
交差する条件であるλ−θ2>0のθ2にθ2=sin
-1(1/n)を代入すると、λ−sin-1(1/n)>
0となる。
【0026】シートプリズム6の材料として例えばポリ
カーボネートを用いた場合、ポリカーボネートの屈折率
はn=1.58であるので、λ=50゜とすると、λ−
θ2=λ−sin-1(1/n)=50゜−sin-1(1
/1.58)=50゜−39.3゜=10.7゜とな
り、λ−sin-1(1/n)>0が成立し、境界線LA
1とLA2とが交差する条件を満たす。
【0027】本実施の形態では、迷光A1およびA2が
共に到達しない領域S3にレンズ3およびCCD4を配
置しているので、CCD4への迷光A1,A2が共にカ
ットされ、S/N比が高まる。また、プリズム6−1〜
6−nのプリズム面6A2への黒色塗装が不要であり、
製造が容易となる。また、光源7をシートプリズム6の
プリズム面6Aと対向する下方領域の中央部に配置して
も照明効率が落ちることがなく、光源配置の自由度が高
い。なお、この実施の形態では、CCD4への迷光Bを
カットすることはできないが、迷光A1,A2をカット
するだけでもS/N比はかなり高められる。
【0028】図2に示すように、プリズム6−1〜6−
nのプリズム面6A2と対向する方向に光吸収板9を配
置すれば、CCD4への迷光Bをカットすることができ
る。すなわち、光吸収板9において、プリズム6−1〜
6−nのプリズム面6A2へ向かおうとする反射光が吸
収され、CCD4への迷光Bがカットされる。迷光A1
およびA2が共に到達しない領域S3へのレンズ3およ
びCCD4の配置と光吸収板9を組み合わせることによ
って、CCD4への迷光A1,A2,Bの全てをカット
することができ、S/N比はさらに高まるものとなる。
光吸収板9に代えて、装置内面に起毛シートを貼った
り、黒色塗装やつや消し塗装を施すようにしてもよい。
【0029】なお、上述した実施の形態では、迷光A1
およびA2が共に到達しない領域S3にレンズ3および
CCD4を配置するようにしたが、迷光A1が到達しな
い領域(迷光A2の到達領域を含む)にレンズ3および
CCD4を配置するようにしてもよく、迷光A2が到達
しない領域(迷光A1の到達領域を含む)にレンズ3お
よびCCD4を配置するようにしてもよい。また、迷光
A1が到達しない領域へのレンズ3およびCCD4の配
置と光吸収板9を組み合わせたり、迷光A2が到達しな
い領域へのレンズ3およびCCD4の配置と光吸収板9
を組み合わせたりしてもよく、光吸収板9を単独で配置
するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、迷光A1が到達しない領域に受光手段を
配置することによって受光手段への迷光A1をカットす
ることができ、迷光A2が到達しない領域に受光手段を
配置することによって受光手段への迷光A2をカットす
ることができ、迷光A1およびA2が共に到達しない領
域に受光手段を配置することによって受光手段への迷光
A1およびA2を共にカットすることができ、光吸収手
段を配置することによって受光手段への迷光Bをカット
することができ、S/N比を高めることができるように
なる。また、黒色塗装が不要であるので、製造が容易と
なり、光源配置の自由度も高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示すシートプリズム
を用いた光路分離法による指紋画像入力装置の要部を示
す図である。
【図2】 迷光Bをカットするために光吸収板を配置し
た指紋画像入力装置の要部を示す図である。
【図3】 ガラス製三角プリズムを用いた全反射法によ
る指紋画像入力装置の要部を示す図である。
【図4】 ガラス製三角プリズムを用いた光路分離法に
よる指紋画像入力装置の要部を示す図である。
【図5】 シートプリズムの斜視図である。
【図6】 シートプリズムを用いた光路分離法による指
紋画像入力装置の一例を示す図である。
【図7】 図6をA方向から見た図である。
【図8】 検出対象外の光として迷光A1,A2,Bが
CCDへの結像光路に入り込んでしまう状況を説明する
図である。
【図9】 迷光A1,A2,Bが結像光路へ入り込まな
いようにプリズム面に黒色塗装を施した例を示す図であ
る。
【符号の説明】 3…レンズ、4…受光手段(CCD)、6…シートプリ
ズム、6−1〜6−n…プリズム、6A…プリズム面、
6A1…一方側のプリズム面、6A2…他方側のプリズ
ム面、6B…指紋採取面、7…光源、7−1〜7−5…
LED、9…光吸収板、A1,A2,B…迷光。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状が三角形の複数のプリズムを連
    ねたプリズム面を有し、このプリズム面と対向する平面
    を指紋採取面として使用する平板状のシートプリズム
    と、 このシートプリズムの内部を通して前記指紋採取面に光
    を照射する光源と、 前記指紋採取面に置かれた指の指紋面により反射した後
    前記シートプリズムから出射される前記光源からの光を
    受光する受光手段とを備えた指紋画像入力装置におい
    て、 前記指紋採取面における指の指紋面のうち指紋接触部か
    らの反射光が前記受光手段に届き、指紋非接触部からの
    反射光が前記受光手段に届かないように、前記光源およ
    び前記受光手段が配置され、 かつ、前記指紋採取面を経て前記シートプリズムの内部
    に入り、このシートプリズムのプリズム面を構成する断
    面形状が三角形のプリズムの一方側および他方側のプリ
    ズム面のうち前記受光手段が配置されている方向とは反
    対側のプリズム面で全反射する迷光が到達しない領域
    に、前記受光手段が配置されていることを特徴とする指
    紋画像入力装置。
  2. 【請求項2】 断面形状が三角形の複数のプリズムを連
    ねたプリズム面を有し、このプリズム面と対向する平面
    を指紋採取面として使用する平板状のシートプリズム
    と、 このシートプリズムの内部を通して前記指紋採取面に光
    を照射する光源と、 前記指紋採取面に置かれた指の指紋面により反射した後
    前記シートプリズムから出射される前記光源からの光を
    受光する受光手段とを備えた指紋画像入力装置におい
    て、 前記指紋採取面における指の指紋面のうち指紋接触部か
    らの反射光が前記受光手段に届き、指紋非接触部からの
    反射光が前記受光手段に届かないように、前記光源およ
    び前記受光手段が配置され、 かつ、前記指紋採取面を経て前記シートプリズムの内部
    に入り、このシートプリズムのプリズム面を構成する断
    面形状が三角形のプリズムの一方側および他方側のプリ
    ズム面のうち前記受光手段が配置されている方向とは反
    対側のプリズム面で屈折する迷光が到達しない領域に、
    前記受光手段が配置されていることを特徴とする指紋画
    像入力装置。
  3. 【請求項3】 断面形状が三角形の複数のプリズムを連
    ねたプリズム面を有し、このプリズム面と対向する平面
    を指紋採取面として使用する平板状のシートプリズム
    と、 このシートプリズムの内部を通して前記指紋採取面に光
    を照射する光源と、 前記指紋採取面に置かれた指の指紋面により反射した後
    前記シートプリズムから出射される前記光源からの光を
    受光する受光手段とを備えた指紋画像入力装置におい
    て、 前記指紋採取面における指の指紋面のうち指紋接触部か
    らの反射光が前記受光手段に届き、指紋非接触部からの
    反射光が前記受光手段に届かないように、前記光源およ
    び前記受光手段が配置され、 前記シートプリズムのプリズム面を構成する断面形状が
    三角形のプリズムの一方側および他方側のプリズム面の
    うち前記受光手段が配置されている方向とは反対側のプ
    リズム面と前記指紋採取面からの垂線との成す角度を
    λ、前記シートプリズムの屈折率をnとしたとき、前記
    シートプリズムがλ−sin-1(1/n)>0の条件を
    満たし、 かつ、前記指紋採取面を経て前記シートプリズムの内部
    に入り、このシートプリズムのプリズム面を構成する断
    面形状が三角形のプリズムの一方側および他方側のプリ
    ズム面のうち前記受光手段が配置されている方向とは反
    対側のプリズム面で全反射する迷光および屈折する迷光
    が到達しない領域に、前記受光手段が配置されているこ
    とを特徴とする指紋画像入力装置。
  4. 【請求項4】 断面形状が三角形の複数のプリズムを連
    ねたプリズム面を有し、このプリズム面と対向する平面
    を指紋採取面として使用する平板状のシートプリズム
    と、 このシートプリズムの内部を通して前記指紋採取面に光
    を照射する光源と、 前記指紋採取面に置かれた指の指紋面により反射した後
    前記シートプリズムから出射される前記光源からの光を
    受光する受光手段とを備えた指紋画像入力装置におい
    て、 前記指紋採取面における指の指紋面のうち指紋接触部か
    らの反射光が前記受光手段に届き、指紋非接触部からの
    反射光が前記受光手段に届かないように、前記光源およ
    び前記受光手段が配置され、 かつ、前記シートプリズムのプリズム面を構成する断面
    形状が三角形のプリズムの一方側および他方側のプリズ
    ム面のうち前記受光手段が配置されている方向とは反対
    側のプリズム面と対向する方向に光吸収手段が配置され
    ていることを特徴とする指紋画像入力装置。
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