JP2001236446A - リース等取引手続の一括フォローシステム及びそのシステムにおけるセンタ処理装置 - Google Patents

リース等取引手続の一括フォローシステム及びそのシステムにおけるセンタ処理装置

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JP2001236446A
JP2001236446A JP2000294576A JP2000294576A JP2001236446A JP 2001236446 A JP2001236446 A JP 2001236446A JP 2000294576 A JP2000294576 A JP 2000294576A JP 2000294576 A JP2000294576 A JP 2000294576A JP 2001236446 A JP2001236446 A JP 2001236446A
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Osamu Ouchi
修 大内
Kazuhiro Anzai
和弘 安斉
Akira Yagihara
朗 八木原
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Diamond Lease Co Ltd
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Diamond Lease Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】リース等取引手続の入口から出口までの処理手
続を極めて円滑に行わせる。 【解決手段】センタ処理装置1は、それぞれ1又は複数よ
りなる、ユーザ端末2との交信を制御する通信制御部12
と、演算処理部と、検索取出部と、入力手段及び出力手
段と、予め入力手段により入力された既契約情報が記録
された記憶部と、情報の出力を制御する出力制御部とか
ら構成される。リース等取引の各手続時において、ユー
ザ端末2から送信された所定情報に基づき、センタ処理
装置1では、所定情報を記録させるとともに、演算処理
または検索を行い、その結果情報を適宜出力する。ま
た、リース満了日から所定期間内となる案件情報につい
ては、予め検索して出力しておき、ユーザ20の処理の便
に供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主としてリース
取引手続の入口から出口までの最低限の手続を一貫して
フォローするシステム及びそのシステムにおけるセンタ
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リースや割賦販売(以下単に「リース
等」といい、本願では他の箇所も同様の意味で用いる)
における、リース等会社と、ユーザ(顧客を指し、本願
では他の箇所もすべて同様の意味で用いる)との取引手
続は、概ね、見積契約契約内容確認契約内容変
更解約契約満了後処理の各段階となっている(ただ
し、割賦販売ではの手続はない)。
【0003】これら手続を段階的に説明すると、まず
及びでは、リース等を希望するユーザが所望の物件に
つき、サプライヤ(リース等契約における物件供給者を
指し、本願では他の箇所もすべて同様の意味で用いる)
に購入見積を請求する。サプライヤから購入見積が提示
されると、ユーザ、又は場合によってはサプライヤは、
その購入見積をリース等会社に提示し、当該物件のリー
ス等見積を請求する。リース等会社は、ユーザの当該物
件に関する支払い能力を審査した後(ただし、継続的取
引のあるユーザであって、物件が小口のような場合は審
査を省略する場合もある)、ユーザの評点がリース等会
社の内規を満たすと、当該物件のリース等の見積額を算
出する。ユーザがその見積額で了解すれば、リース契約
が成立する運びとなる。
【0004】次に乃至では、既契約済みのユーザ
は、リース等内容(例えば物件設置場所、契約終了予定
日など)について、自ら、有償のリース等管理ソフトを
購入して独自に管理している場合や、一般表計算ソフト
をカスタマイズ等して管理している場合、紙ベースで管
理している場合もあるが、特に管理をしていないユーザ
の場合は、契約内容を確認するため、その都度、リース
等会社に契約内容を照会することが多い。
【0005】また、自ら管理しているか否かにかかわら
ず、契約途中で、リース等物件の設置場所や請求書送付
先を変更する場合もあり、そのような場合にも、ユーザ
はリース等会社に契約内容及びそれに関連する事項を照
会するとともに、その変更事項を連絡することになる。
さらに、契約途中で解約を希望する場合にも、ユーザ
は、契約内容の照会と、解約した場合の解約金の額を照
会するものとなる。このため、リース等会社は、契約期
間中は、ユーザの照会に対し、頻繁に応答を要すること
になると同時に、契約内容をすぐに応えられるように管
理することが重要となる。
【0006】次にでは、リース等会社は、リース契約
の満了が近づくと、各ユーザに対し満了の通知を送付す
る。この通知には、再リース及び一部リースの額を提示
して、各ユーザの選択の便に供するのが一般的である。
各ユーザは、その通知を参考に、再リースをするか、一
部リースにするか、契約を終了するかについて、検討し
た後、リース等会社に報告することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなリース等会社と、ユーザ又はサプライヤとの連絡
のやり取りは、基本的に電話やFAX、場合によっては
直接出向いたりする手法がとられており、極めて非効率
的であった。しかも、それぞれの担当者がいない場合な
どは、タイムリーに対応がとれない場合も多かった。こ
のため、すぐに対応すべき照会に対しても、回答に時間
がかかってしまい、リース等会社、ユーザ又はサプライ
ヤのいずれにも不都合が生じる事態もあった。
【0008】また、ユーザからの既契約内容の照会の対
応は、リース等会社にとっては、多大な労力となってい
た。すなわち、ユーザからの照会は、不意に寄せられる
だけでなく、曖昧な契約情報に基づくことが多く、リー
ス等会社の担当者は、場合によっては、ユーザと何度も
連絡のやり取りを要することになる。そして、そのよう
な作業をその都度行い、膨大な契約情報の中から手作業
で、照会のあった契約を特定していかなければならな
い。まして、解約金の照会であれば、その作業に計算処
理も付加されることになる。また、このことはユーザ側
から見ると、すぐに回答が得られると期待しているの
に、場合によっては、何度もの連絡を要し、リース等会
社に対し不快感をもつおそれもあった。
【0009】さらに、リース等会社の担当者にとって、
リース契約満了後の処理が非常にやっかいなものとなっ
ていた。すなわち、上述のように、リース契約の満了が
近づくと、リース等会社は、各ユーザに対し満了の通知
を送付することになるが、当初のリース契約をした担当
者と、通知をする担当者が異なる場合があり、場合によ
っては納品場所毎にその意思確認の連絡をする必要があ
って、複数箇所とのやり取りを要する場合も生じる。こ
れは、例えばユーザが法人の場合、当初のリース契約で
は、本社総務部の決済で複数契約を一括契約としている
場合でも、リース満了後の処理の決済は、各リース物件
の実際の納品場所の部署(例えば各地方支社や本社の他
の部署)による場合があるからである。このため、多量
の物件が多数部署にわたって分散される一括リース契約
の場合には、リース等会社の担当者は、通知作成の際
と、満了後処理の意思確認の際に、きわめて煩雑な作業
を要することになっていた。
【0010】この発明は、リース等会社とユーザとの取
引手続における上記問題に鑑み創案されたもので、両者
の連絡の効率化を向上させ、ユーザの便に供するととも
に、リース等会社の事務負担を格段に軽減させること
で、リース等取引手続の入口から出口までの処理手続を
極めて円滑に行うことができる一括フォローシステム及
びそのシステムを構成するセンタ処理装置を提供しよう
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
リース等取引手続の一括フォローシステムは、センタ処
理装置と、ユーザ端末とを通信回線を介して接続させ、
少なくとも、リース等取引の契約見積時、契約内容照会
時、解約手続時、契約満了後手続処理時に、ユーザ端末
からセンタ処理装置にアクセスできるリース等取引手続
の一括フォローシステムであって、前記センタ処理装置
は、それぞれ1又は複数よりなる、ユーザ端末との交信
を制御する通信制御部と、演算処理部と、検索取出部
と、入力手段及び出力手段と、予め前記入力手段により
入力された既契約情報が記録された記憶部と、情報の出
力を制御する出力制御部とから、少なくとも構成され、
契約見積時においては、前記ユーザ端末から送信された
見積条件情報を前記記憶部に記録させ、契約内容照会時
においては、前記ユーザ端末から送信された契約内容照
会情報に基づき、前記検索取出部により、所望の既契約
情報を前記記憶部から検索して抽出させるとともに、抽
出した情報を前記出力制御部により出力させ、解約手続
時においては、前記ユーザ端末から送信された契約内容
照会情報に基づき、前記検索取出部により、所望の既契
約情報を前記記憶部から検索して抽出させ、かつその既
契約情報から、前記演算処理部により解約金情報を演算
させるとともに、両情報を前記出力制御部により出力さ
せ、出力された両情報に基づき、前記ユーザ端末から解
約指示情報が送信された場合は、その解約指示情報を前
記記憶部に記録させるとともに、前記出力制御部によ
り、その解約指示情報を出力させ、契約満了後手続処理
時においては、前記検索取出部により、予め、リース満
了日から所定期間内となる各ユーザ毎の案件情報を検索
して抽出させるとともに、その案件情報を前記出力制御
部により出力させ、出力された案件情報に基づき、前記
ユーザー端末又はサプライヤ端末から所定案件のリース
満了後手続処理に関する指示情報が送信された場合は、
その指示情報を前記記憶部に記録させるとともに、前記
出力制御部により出力させることを特徴とするものであ
る。
【0012】以上の構成において、ユーザ端末からセン
タ処理装置にアクセスできる時期としては、リース等取
引の契約見積時、契約内容照会時、解約手続時、契約満
了後手続処理時としているが、その時期以外に設定して
ももちろん良く、例えば契約内容変更時であっても良
い。契約内容変更時においては、契約内容(契約関連事
項含む)を確認してから内容変更を行うのが好ましく、
このため、まず契約内容照会時の制御がなされてから、
契約内容の変更ができる制御が好ましいことになる。し
たがって、契約内容変更時においては、前記ユーザ端末
から送信された契約内容照会情報に基づき、前記検索取
出部により、所望の既契約情報を前記記憶部から検索し
て抽出させるとともに、抽出した情報を前記出力制御部
により出力させ、出力された既契約情報に基づき、前記
ユーザ端末から契約内容変更指示情報が送信された場合
は、その契約内容変更指示情報に基づいて前記記憶部に
記録される既契約情報を更新させるものとする。
【0013】また、このようなリース等取引手続の一括
フォローシステムにおけるセンタ処理装置も特徴のある
発明であり、これも本願発明として提案する。すなわ
ち、センタ処理装置に係る発明は、ユーザ端末と通信回
線を介して接続され、それぞれ1又は複数よりなる、ユ
ーザ端末との交信を制御する通信制御部と、演算処理部
と、検索取出部と、入力手段及び出力手段と、予め前記
入力手段により入力された既契約情報が記録された記憶
部と、情報の出力を制御する出力制御部とから、少なく
とも構成される、リース等取引手続の一括フォローシス
テムにおけるセンタ処理装置であって、前記ユーザ端末
から送信された見積条件情報を前記記憶部に記録させ、
前記ユーザ端末から送信された契約内容照会情報に基づ
き、前記検索取出部により、所望の既契約情報を前記記
憶部から検索して抽出させるとともに、抽出した情報を
前記出力制御部により出力させ、出力された既契約情報
に基づき、前記ユーザ端末から契約内容変更指示情報が
送信された場合は、その契約内容変更指示情報に基づい
て前記記憶部に記録される既契約情報を更新させ、前記
ユーザ端末から送信された契約内容照会情報に基づき、
前記検索取出部により、所望の既契約情報を前記記憶部
から検索して抽出させ、かつその既契約情報から、前記
演算処理部により解約金情報を演算させるとともに、両
情報を前記出力制御部により出力させ、出力された両情
報に基づき、前記ユーザ端末から解約指示情報が送信さ
れた場合は、その解約指示情報を前記記憶部に記録させ
るとともに、前記出力制御部により、その解約指示情報
を出力させ、前記検索取出部により、予め、リース満了
日から所定期間内となる各ユーザ毎の案件情報を検索し
て抽出させるとともに、その案件情報を前記出力制御部
により出力させ、出力された案件情報に基づき、前記ユ
ーザ端末から所定案件のリース満了後手続処理に関する
指示情報が送信された場合は、その指示情報を前記記憶
部に記録させるとともに、前記出力制御部により出力さ
せることを特徴とする。
【0014】ここで、前記既契約情報とは、既に交わさ
れたリース等契約の情報、例えば、契約番号、ユーザ
名、請求先部署名、物件名、契約期間、成約日、検収
日、契約期限、各回収支払額、約定残回数、代表サプラ
イヤ、物件設置場所、物件個数、物件明細などを言う
が、契約書に記載される事項に限らず、ここでは、契約
に関連する事項(例えば、請求書の送付先、満了手続の
責任者など)も含めている。また、前記見積条件情報と
は、リース等の見積を行うにあたって必要な条件、例え
ば取引区分(リースか割賦販売か)、物件名、導入予定
日、契約期間、物件代金、支払条件、サプライヤ名、回
答期限などを言う。また、前記契約内容照会情報とは、
ユーザが既契約の内容をリース等会社に照会請求する旨
の指示情報であり、契約内容変更指示情報とは、ユーザ
が既契約の内容の変更をリース等会社に請求する旨の指
示情報であるが、ここでいう契約内容も、前記既契約情
報と同様、契約書に記載される事項に限らず、契約に関
連する事項も含むものである。また解約指示情報とは、
ユーザが当該リース等契約を解約する旨の指示情報であ
る。これら指示情報はいずれも、その表現形式は問わな
い。フリーフォーマットによる文字情報であっても、ボ
タン形式の信号情報等であっても良い。前記リース満了
後手続処理に関する指示情報も同様である。なお、ユー
ザ端末からセンタ処理装置にアクセスできる時期は、少
なくとも、リース等取引の契約見積時、契約内容照会
時、解約手続時、契約満了後手続処理時、さらに契約内
容変更時であるが、これら時期にアクセスできる形態で
あれば、他の時期にアクセスできる形態のシステム(例
えば、センタ処理装置で契約書フォーマットを作成して
ユーザ端末上で出力させ、ユーザが端末上で契約するよ
うなシステムの場合)も当然に本願発明に含まれるもの
である。
【0015】また、以上の構成に加えて、前記記憶部
に、予め、前記入力手段の入力によって、既契約情報の
他、審査基礎情報を記録させ、契約見積時において、前
記ユーザ端末から見積条件情報が送信された場合は、前
記演算処理部により、予め記録された審査基礎情報から
当該ユーザの評点を演算処理させるとともに、その評点
がユーザとして適格なものであると評価した場合、前記
見積条件情報から、見積額情報を演算処理させるととも
に、その見積額情報を、前記出力制御部により出力させ
る構成を必須のものとしても良い。ここで、前記審査基
礎情報とは、主として、ユーザとなるべき個人・法人の
信用情報を言う。
【0016】また、継続的取引があるユーザであって、
物件が小口のような場合は、見積について特に審査が不
要となることも多い。このような実情を考慮して、見積
額情報を出力するユーザを予め記憶部に記録させてお
き、契約見積時において、その記録されたユーザのユー
ザ端末から見積条件情報が送信された際、演算処理部に
より、前記見積条件情報に基づいて、見積額情報を演算
処理させるとともに、その見積額情報を前記出力制御部
により出力させる構成としても良い。
【0017】以上のようなシステムの動作を次に説明す
る。
【0018】ユーザが新たな物件のリース等の見積を希
望する場合、既契約の内容を照会する場合、契約の内容
を変更する場合、解約を希望する場合、契約満了後の処
理手続を行う場合などの際は、まずユーザは、それぞれ
の端末から通信回線を介してセンタ処理装置にアクセス
する。
【0019】リース等取引の契約見積時においては、ユ
ーザは、それぞれの端末から見積条件情報を入力し、通
信回線を介してセンタ処理装置へ送信する。送信された
見積条件情報は、通信制御部を経て、センタ処理装置の
所定の記憶部に記録される。
【0020】ここで、前記記憶部に、予め、前記入力手
段の入力によって、既契約情報の他、審査基礎情報を記
録させ、前記ユーザ端末から見積条件情報が送信された
場合に、前記演算処理部により、予め記録された審査基
礎情報から当該ユーザの評点を演算処理させるととも
に、その評点がユーザとして適格なものであると評価し
た場合、見積額情報を演算処理させるとともに、その見
積額情報を、前記出力制御部により出力させる構成とし
ていれば、ユーザが、それらの各端末から見積条件情報
を送信すれば、それら端末にダイレクトに見積額が出力
されることになるので、ユーザの審査と見積額を得るの
にタイムラグを短くしたい場合に適している。
【0021】また、見積額情報を出力するユーザを予め
記憶部に記録させておき、その記録されたユーザのユー
ザ端末から見積条件情報が送信された際、演算処理部に
より、見積額情報を演算処理させるとともに、その見積
額情報を前記出力制御部により出力させる構成としてい
れば、審査処理が不要となる分、さらにタイムラグが短
縮される。特に継続的取引があるユーザであって、物件
が小口のような場合は、見積について審査が不要となる
ことも多く、このような場合に適するものとなる。
【0022】一方、見積額を演算処理部で処理させる構
成でない場合、リース等会社では、適宜、前記記憶部に
記憶された見積条件情報を出力させ、ユーザ適格の審査
をしたうえ、社の内規を満たす場合は、見積を作成して
当該ユーザに連絡することになる。連絡手段は、電子メ
ール、電話、FAXなど種々の手段がとりうる。
【0023】契約内容照会時においては、ユーザは、そ
れぞれの端末から契約内容照会情報を入力し、通信回線
を介してセンタ処理装置へ送信する。センタ処理装置で
は、送信された契約内容照会情報に基づき、検索取出部
により、所望の既契約情報を記憶部から検索して抽出さ
せ、抽出した情報は、出力制御部により出力される。
【0024】契約内容変更時においては、所望の既契約
情報を出力させる動作までは、契約内容照会時と同様で
あるが、出力された既契約情報に基づき、ユーザは、そ
れぞれの端末から契約内容変更指示情報を入力し、通信
回線を介してセンタ処理装置へ送信する。センタ処理装
置では、送信された契約内容変更指示情報に基づき、前
記記憶部に記録されている既契約情報を更新させる。
【0025】解約手続時においても、ユーザは、それぞ
れの端末から契約内容照会情報を入力し、通信回線を介
してセンタ処理装置へ送信する。センタ処理装置では、
送信された契約内容照会情報に基づき、検索取出部によ
り、所望の既契約情報を記憶部から検索して抽出させ、
抽出した情報は、出力制御部により出力される。出力さ
れた情報の中から所定案件につき、ユーザが、それぞれ
の端末から解約指示情報を入力し、通信回線を介してセ
ンタ処理装置へ送信すると、送信された解約指示情報
は、通信制御部を経て、センタ処理装置の所定の記憶部
に記録されるとともに、出力制御部により出力される。
この出力表示によって処理の指示の確認ができることに
なる。指示を誤った場合の訂正手段を別途設けても良
い。なお、この手続における契約内容照会の段階まで
は、契約内容照会時の手続とまったく同様のフローとな
るので、両手続を共通のフローとしても良い。また、ユ
ーザから送信された契約内容照会情報は、履歴情報とし
て記憶部に記録しても良い。
【0026】契約満了後手続処理時においては、ユーザ
は、それぞれの端末から所定案件のリース満了後処理に
関する指示情報を入力し、通信回線を介してセンタ処理
装置へ送信する。この際、予め、センタ処理の検索取出
部によって、リース満了日から所定期間内(例えば満了
前4ヶ月以内)となる各ユーザ毎の案件情報を検索して
抽出させ、抽出した情報が出力制御手段によって出力さ
れている。したがって、ユーザは、その出力された案件
情報に基づき、リース満了後処理に関する指示情報を入
力送信することになる。この指示情報がセンタ処理装置
に送信されると、所定の記憶部に記録されるとともに、
出力制御部により出力される。この出力表示によって処
理の指示の確認ができることになる点は、解約手続時と
同様であり、したがってこの場合も、指示を誤った場合
の訂正手段を別途設けても良い。
【0027】また、抽出される前記案件情報の出力項目
において、予め各契約毎にユーザ担当者の項目を設けて
も良く、さらにその場合は、リース契約時のユーザ担当
者に代えて、あるいはその者に加えて、満了手続の責任
者を出力させるのが好ましい。これは、上述のように、
当初のリース契約時と、契約満了時に通知すべきユーザ
担当者が異なることも少なくないことを考慮したもので
ある(なお、満了手続の責任者としては、当該物件の納
品場所の責任者であることが多い)。このような出力様
式にすれば、ユーザが契約満了後手続処理時にセンタ処
理装置にアクセスすれば、その出力項目から、だれが満
了手続の担当者かすぐわかり、あらかじめユーザ内部で
意思確認ができることになる。なお、このような責任者
は、リース契約期間中に何度も変わることが予想される
が、その情報の入力は、知り得た段階で逐次行えばよい
し、責任者が不明であれば担当者は空欄とすればよい。
このような出力項目とすれば、リース契約時は本社総務
部の決済で複数物件を一括契約し、リース満了後の処理
は各リース物件の実際の納品場所の部署責任者が行うよ
うな、例えば大企業がユーザであるような場合、契約満
了間近に迫った段階の時期に、当該物件の契約満了後の
担当者を探す手間が省け、ユーザ担当者にとっても、ま
たリース等会社にとっても極めて有益である。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明に係る具体的形態例を図面
に基づき説明する。なお、本発明が以下に説明する具体
的形態に限定されるものでないことは当然である。
【0029】図1は第1形態例のシステム概要図であ
る。図示のように、このシステムは、センタ処理装置1
と、ユーザ端末2とを、通信回線4を介して接続されるも
のである。
【0030】センタ処理装置1は、サーバ10と、ホスト
コンピュータ11と、通信制御手段12とから構成される。
【0031】サーバ10は、図2に示すように、主制御部
100と、記憶部101と、入力手段102と、出力手段103を備
える。主制御部100は、それ自身が制御機能を有するが
(詳しくは後述する)、出力制御部110と、演算処理部1
11と、検索取出部112とを備える。なお、図1及び図2
では、サーバ10は、1の装置より構成されるものとして
表現されているが、これはあくまで概念的に記したもの
であり、物理的には、複数の装置より形成される構成
(サーバ構成手段100〜112が複数に分割配置されること
も含む)でももちろん良い。例えば、後述する第3形態
例のように、Webサーバとデータベースサーバとから構
成される形態であっても良い。
【0032】主制御部100は、その構成部が以下に説明
する機能を有するが、それ自体はいわばデータベースに
おけるデータベース管理システムの機能を有し、まず後
述する記憶部101に対する種々のデータの格納制御を行
う。格納制御には、情報の更新制御も含まれ、ホストコ
ンピュータからのダウンロードによる情報更新はもちろ
ん、ユーザ20からの契約内容変更指示情報に基づく更新
制御も行う。
【0033】主制御部100のうち、出力制御部110は、We
bサイトのページ出力のほか、演算処理部111及び検索取
出部112による処理結果値、又はユーザ端末2からサーバ
10側に送信された情報等を、各出力手段等に情報として
出力するか否かと、出力する場合の出力事項とを制御す
る。原則として、ユーザ端末2からWebサイトへアクセス
があり、所定情報の照会があった場合は、その回答を出
力するものとするが、この形態例では、契約内容照会時
及び契約内容変更時の契約内容と、解約手続時の契約内
容及び解約金とについては必ず出力するものとしてい
る。また、ユーザ端末2からリース等契約の解約又はリ
ース満了後の手続処理に関する指示情報が送信された場
合は、指示のあった物件情報とともに、その指示情報も
出力するものとしている。また、出力制御部110は、ア
クセス中のユーザ20に対する、種々の情報(ディスプレ
イ上の出力画面)のユーザ端末2への出力も制御する。
【0034】主制御部100のうち、演算処理部111は、任
意に入力した数値の計算を演算処理するほか、解約手続
時において、指示された物件の解約金を計算する。
【0035】また主制御部100のうち、検索取出部112
は、データベース管理システムのうち検索制御機能を有
し、ユーザ端末2から契約内容照会情報が送信された場
合、所望の既契約内容を記憶部101から検索して取り出
す処理を行う。また、ユーザ20の指示に関わらず、リー
ス満了日から所定期間内となる各ユーザの案件情報を、
日毎に記憶部101から検索して取り出す処理を行う。前
記所定期間とは、本形態例では、満了日前4ヶ月として
いる。
【0036】また、主制御部100自身は、メールサーバ
としての制御も行う。ユーザ端末2から電子メールが送
信された場合、その情報をいったん記憶部101に記録さ
せ、同時にそのユーザ担当のリース等会社営業社員の端
末(図示してないが、サーバ10とライン接続)にメール
を自動送信する制御と、リース等会社営業社員の端末か
らの、所定のユーザ20への電子メールが送信された場
合、その情報を記憶部101に記録させ、当該ユーザ20が
アクセスした際、メールの存在を通知する制御とを行
う。
【0037】記憶部101は、いわばデータベースにおけ
るデータベース格納部として機能し、既に交わされてい
るリース等契約の既契約情報が記録されるほか、ユーザ
端末2からサーバ10側に送信された情報や、演算処理部1
11及び検索取出部112による処理結果値が記録される。
前記既契約情報は、サーバ10自身の入力手段102によっ
て入力しても良いが、本形態例では、一旦ホストコンピ
ュータ11の記憶部に記録させ、必要な情報だけを、サー
バ10の記憶部101にダウンロードする。これは、ホスト
コンピュータ11に記録された既契約情報を有効に利用す
るためであり、入力作業の二度手間を防ぐためと、ホス
トコンピュータ11への不正アクセスを防止するための、
いわゆるファイアウォールの意味がある。
【0038】既契約情報は、契約番号、ユーザ名、請求
先部署名、物件名、契約期間、成約日、検収日、契約期
限、各回収支払額、約定残回数、代表サプライヤ、物件
設置場所、物件個数、物件明細など契約当初の情報だけ
に限らず、本形態例では、満了手続の責任者をも含めて
いる。これは、上述のように、契約満了後の手続処理担
当者が契約時の担当者と変わっていることが少なくない
という実情を考慮し、その項目を出力項目として、契約
満了後の手続処理の効率を促進させるためである。満了
手続の責任者は適宜変更の可能性があるが、その情報の
入力は変更を知った後適宜行えばよい。
【0039】また、これらデータ項目からなる既契約情
報は、1のリース等取引契約に関する情報ごとに格納単
位(いわゆるレコード)が設定されるだけでなく、さら
にその下層構造として、各リース等取引契約の各物件毎
ごとに格納単位が設定されており、そのような重層構造
の格納単位において前記データ項目が記憶部101に記録
されることになる。最下層の格納単位を物件毎に設定し
ているのは、リース等取引においては、1の契約に複数
物件が含まれることがある一方、解約及び更新契約は、
必ずしも契約単位で行われるのではなく、各物件毎に行
われることから、検索及び出力される情報を物件単位で
行わせるようにし、それにより、一部解約及び一部契約
更新の処理を可能ならしめるためである。
【0040】ホストコンピュータ11は、上述のように、
ユーザ20との既契約情報をすべて保存する記憶部(図示
なし)を備えている。その情報の入力は、ホストコンピ
ュータ11が備える直接の入力手段(図示なし)による。
該入力手段は、複数の端末よりなるが、いずれもホスト
コンピュータ11と専用回線で接続される。また、ホスト
コンピュータ11とサーバ10間も専用回線で接続される
が、このラインにおけるデータの流れは、ホストコンピ
ュータ11からサーバ10への一方通行路となっている。
【0041】通信制御部12は、センタ処理装置1におけ
る通信の送受信を制御する。
【0042】ユーザ端末2は、入力手段、出力手段、主
制御部、記憶部などを備えた汎用のパソコンで、電話回
線を利用できる通信機能を備えたものであれば十分であ
るが、必ずしも汎用のパソコンに限定されず、専用端末
でも良い。ただし、本形態例では、通信回線4としてイ
ンターネットを用いるとともに、センタ処理装置1から
の情報出力はWebサイトから行っていることから、Webサ
イトの閲覧ソフトであるブラウザを備える必要がある。
【0043】通信回線4は、汎用の電話回線を利用した
インターネットをその手段としている。ただし、各ユー
ザ20にはIDとパスワードが付与されており、それらの
照合によるログインによって、ユーザ端末2からセンタ
処理装置1Webサイトへのアクセス続行を許容する形態と
なっている
【0044】次に、以上よりなる第1形態例の動作を、
出力画面の展開フローを示した図3乃至図6に基づき説
明する。図3は画面展開の全体を通したフロー概要を示
し、図4は見積依頼画面を選択した場合の展開フロー詳
細、図5は取引明細一覧画面又は解約問合せ画面を選択
した場合の展開フロー詳細、図6はリース満了手続画面
を選択した場合の展開フロー詳細を各示す。
【0045】各ユーザ20は、まずセンタ処理装置1のWeb
サイトに、通信回線4を介してアクセスし、次に、各端
末2からIDとパスワードの入力によるログインを行
う。これは、図3に示すログイン画面120より行う。こ
の際、ユーザ20がパスワードを所定回数連続して誤入力
した場合、通信制御手段12により、通信回線4を自動的
に切断するように設定している。自動切断されると、当
該ユーザ端末2のディスプレイには認証停止画面122が出
力表示される。
【0046】ログインが完了すると、当該ユーザ端末2
のディスプレイには、ユーザメニュー画面121が出力表
示され、ユーザ20は、所望する画面123,126,130,132を
選択する。
【0047】ユーザ20が新たな物件のリース等の見積を
希望する場合、ユーザ端末2上で見積依頼画面123を選択
する。これ以降の展開は、図4において詳細に示す。ユ
ーザ20が見積依頼画面123上で見積条件情報を入力する
と、入力内容確認画面124が出力表示され、見積条件に
間違いがなければ、サーバ10にその見積条件情報を送信
する。送信が完了すると、ユーザ端末2のディスプレイ
には、送信完了画面125が出力表示され、その後自動的
にユーザメニュー画面121が出力表示される。送信され
た見積条件情報は、サーバ10内の記憶部101に記録され
るとともに、主制御部100によって、メールとしてリー
ス等会社の担当者の端末(図示なし)に自動送信され
る。メールを受信したリース等会社の担当者は、見積条
件情報に基づき、当該ユーザの審査を行い、ユーザ適格
とする評価が出る場合、見積額を算定する。見積額の情
報は、電子メール、FAX、電話等によって当該ユーザ
20に通知する。
【0048】次に、ユーザ20が既契約済みの内容照会及
び内容変更を希望する場合、ユーザ端末2上のユーザメ
ニュー画面121で、取引明細一覧画面126を選択する。こ
れ以降の展開は、図5において詳細に示す。取引明細一
覧画面126は、選択当初は図7に示すように、当該ユー
ザ20の契約総数と検索項目枠が表示される。ユーザ20
が、全件の契約一覧を出力させたい場合は、検索項目を
入力することなく、出力をすべき旨の指示情報をサーバ
10に送信する。例えば図7では、「全件表示」と表示さ
れるコマンドボックスをクリックする。一方、所定の契
約に絞り込みたい場合は、各検索項目枠に自分が希望す
る条件、例えば図7では、成約年月、契約番号、代表物
件名、契約満了年月を入力し、「検索実行」と表示され
たコマンドボックスをクリックし、サーバ10に送信す
る。契約内容照会情報である検索条件情報を受信したサ
ーバ10では、検索取出部112により、記憶部101に記録さ
れている案件情報から、条件に合致する案件情報が検索
抽出され、とりあえず該当件数が、検索結果出力画面12
7として出力表示される。ユーザ20は当該件数で良けれ
ば、出力する旨の指示情報をサーバ10に送信し、検索条
件を変えたい場合は、取引明細一覧画面126に戻して再
度検索項目を入力する。検索結果分を出力すべき旨の指
示情報又は、前記全件出力をすべき旨の指示情報の送信
が行われると、ユーザ端末2のディスプレイには、図8
に示す契約一覧画面128が出力表示され、指示のあった
案件情報が出力される。ユーザ20が当該案件情報の明細
の照会を希望する場合は、明細を出力すべき旨の指示情
報、すなわち「物件」と表示されるテキストリンク部を
クリックすれば、図9に示す物件情報画面129として、
物件毎の明細が出力表示される。このように、本形態例
では、物件毎の明細を出力表示するものとしているが、
これは、上述のように、記憶部101内における既契約情
報の最下層の格納単位を、物件毎に設定している構成に
よるものである。
【0049】また、格納単位を物件毎に設定し、かつそ
の単位で検索及び出力させる形態を最大限に活かすた
め、物件毎に、設置場所等の変更指示及び解約指示がで
きるように、契約一覧画面128において、契約毎に解約
・変更のテキストリンク部を形成し、物件毎に選択指示
できる画面が設定されている(解約処理については後述
する)。ここで、契約内容の変更を希望する場合であれ
ば、例えば、ユーザ20が「変更」のテキストリンク部を
クリックとすると、図10に示す契約内容変更依頼画面
が表示され、物件毎に、「資産番号」、「物件名」、
「物件個数」、「各回支払額」、「物件設置場所」から
なる明細情報が出力されることになり、そのうち「物件
設置場所」について入力可能となっている。また、同画
面では、契約番号毎の「担当場所」の項目も入力可能と
なっており、この項目に納品場所の担当者名を入力する
ことにより、請求先の変更が簡単に行えるものとなって
いる。
【0050】次に、ユーザ20が所定契約に関して解約を
希望する場合、又は解約をするにあたって契約内容を確
認したい場合、ユーザ端末2上のユーザメニュー画面121
で、解約問合せ画面130を選択する。解約問合せ画面130
を選択すると、図5に示すように、本形態例では、直ち
に解約問合せ画面130が出力表示されず、まず前記取引
明細一覧画面126が出力表示される。そして、それ以降
は契約一覧画面128まで、前記既契約内容照会時と共通
のフローが展開されることになる。契約一覧画面128と
して出力された案件情報のうち、解約を希望するものが
ある場合、ユーザ20は当該案件に関して解約をすべき旨
の指示情報をサーバ10に送信すると、すなわち例えば図
8に示す画面では「解約」と表示されたテキストリンク
部をクリックすると、図11に示すように、物件毎に
「資産番号」、「物件名」、「物件個数」、「各回支払
額」、「物件設置場所」からなる明細情報が出力される
解約物件情報画面が出力され、物件単位で解約指示がで
きるようになっている。所望する物件を選択して解約問
合わせのボタンをクリックすると、サーバ10では当該案
件に関するその時点での解約金(残リース等料)が演算
処理部111によって計算される(この計算処理はあらか
じめ行っても良い)。計算された解約金、支払い額、支
払い回数が解約問合せ画面130として出力表示され、ユ
ーザ20は、支払残回数及び解約金がその時点のもので良
ければ、解約をすべき旨の確定指示情報をサーバ10に送
信する。送信が完了すると、ユーザ端末2のディスプレ
イには、送信完了画面131が出力表示され、その後自動
的にユーザメニュー画面121が出力表示される。送信さ
れた解約すべき旨の確定指示情報は、サーバ10内の記憶
部101に記録されるとともに、主制御部100によって、メ
ールとしてリース等会社の担当者の端末(図示なし)に
自動送信される。メールを受信したリース等会社の担当
者は、解約指示情報に基づき、当該契約の更新情報とし
て、ホストコンピュータ11に入力する。なお、ユーザ20
が、その時点より支払残回数が減った段階の解約金を知
りたい場合(解約金とは残リース等料なので、その時点
の解約金が高いと思う場合であって、あと何回か支払い
をした後に解約を希望する場合がある)、解約問合せ画
面130上で支払残回数の変更情報を入力してサーバ10に
送信すれば、演算処理部111により変更後の解約金が計
算され、その変更された解約金が解約問合せ画面130に
出力表示されることになる。
【0051】次に、ユーザ20が契約満了後の手続処理を
希望する場合、ユーザ端末2上のユーザメニュー画面121
で、リース満了手続画面132を選択する。これ以降の展
開は、図6において詳細に示す。リース満了手続画面13
2は、例えば図12に示すように、「ユーザ名」、「ユ
ーザ担当者」、「契約番号」からなる明細情報が1つの
項目として出力表示される(例えば同図では、枠で示さ
れた項目)。ここで、ユーザ担当者は、契約時の担当者
でなく、満了手続の担当者を出力するものとしている
(なお、このユーザ担当者を、請求先の担当者と一致さ
せるのであれば、前記契約内容変更依頼画面における
「ご担当場所」に入力された値に反映させる構成として
も良い)。これは、上述のように、リース契約満了後の
処理は、納品場所の部署で決定されることが多く、契約
時の担当者に限らないことを考慮したものである。この
ような出力様式なので、アクセスしたユーザ20担当者
は、各契約毎に、だれが満了手続の責任者かすぐわか
り、このためリース等会社に問い合わせることもなくな
り、あらかじめユーザ内部で意思確認ができることにな
る。満了手続の担当者情報は、適宜、リース等会社の担
当者がホストコンピュータ11に入力をする。責任者が不
明である場合は、担当者は空欄となる。また、リース満
了手続画面132における案件情報は、予め、契約満了前
4ヶ月を期間条件として、サーバ10の検索取出部112に
よって検索抽出させたもののうち、アクセスするユーザ
担当者(具体的にはID、パスワード保管者)によっ
て、絞り込んだものである。ユーザ20がリース満了手続
画面132上で所望の案件情報を選択し、サーバ10に送信
すると、例えば図12では、所望の案件の「明細」と表
示されるコマンドボタンをクリックすると、図13に示
すリース満了手続一覧画面133が出力表示される。同図
に示すように、「満了年月日」、「契約番号」、「再リ
ース期間」、「再リース料」、「代理回収保守料」、
「手続状況」からなる明細情報が出力項目となってい
る。このうち物件の項目は、代表物件名のみが出力さ
れ、その明細を知りたい場合は、明細が表示される満了
通知物件一覧画面134を出力表示させれば、例えば図1
3では、所望の「代表物件名」をクリックすれば表示さ
れる。ユーザ20が所定物件の契約満了後の手続を希望す
る場合、図14に示すリース満了手続の登録画面135を
出力表示させ、例えば図13では、所望の案件の「手続
状況」をクリックして表示させ、所望の手続をすべき旨
の指示情報をサーバ10に送信、例えば図10では、各手
続前の白丸状オプションボタンを選択してクリックした
後、「登録」と表示されたコマンドボタンをクリックす
る。この際、再リースまたは一部再リースを選択する
と、図15に示す再リース物件選択画面が表示される。
この画面では、物件毎に「資産番号」「物件名」「物件
個数」「物件設置場所」が表示され、物件毎に再リース
をするか否かの選択が可能となっている。いずれかを選
択して「登録」のコマンドボタンをクリックし、送信が
完了すると、ユーザ端末2のディスプレイには、リース
満了手続一覧画面133が再度自動的に出力表示され、手
続状況の項目に、その時の日付と選択した手続が出力さ
れる(なお、図13の「未決定」の表示はいまだ指示情
報を送信していないことを示す)。送信された手続指示
情報は履歴情報として、サーバ10内の記憶部101に記録
される。記録された手続指示情報は、リース等会社の担
当者が、所定期間毎に、出力して確認するとともに(な
お、複数ユーザからの手続指示情報は自動的にユーザ毎
にソートされたデータとして出力される)、出力した手
続指示情報に基づき、当該契約の更新情報として、ホス
トコンピュータ11に入力する。
【0052】次に本形態例の効果を説明する。
【0053】ユーザ20からリース等会社への、見積依
頼、契約内容照会、契約内容変更、解約請求、契約満了
後の手続の各段階の連絡手段が、通信回線4を利用した
オンラインで統一されるので、ユーザ20からの情報は確
実にリース等会社(センタ処理装置1)に伝達され、ま
たリース等会社においても、ユーザ20からの情報を確実
に保管でき、対応も確実に行えるものとなる。
【0054】また、リース等会社の事務効率も格段に向
上する。すなわち、見積依頼、契約内容変更依頼、契約
内容や解約金の照会などの不意の連絡に一々対応する煩
雑な対応が省けるほか、個別の計算処理も減少し、契約
満了後の処理についても、契約満了間近になって当該物
件の担当者を探し、何度も連絡を取り合うといったこと
がなくなる。
【0055】一方、ユーザ20は、契約内容や解約金の照
会時に、リアルタイムで正確な回答を得られ、従来のよ
うに、両者間で確認のための連絡を何度もかわす煩雑さ
がなくなって、リース等会社を不快に感じることもなく
なる。また、契約満了後の処理についても、ユーザ20
は、契約満了が近づいた物件を自身で日毎にチェックで
きることになる。
【0056】次に第2形態例を説明する。図16は第2
形態例のシステム概要図である。この形態例は、基本的
には第1形態例と同様であるが(共通する構成には同一
符号を付す)、センタ処理装置1の構成要素として、高
度演算処理用装置13が付加されている。なお、同図にお
ける装置構成も概念的なものであり、物理的に、同図に
示す装置以外の装置が含まれていても、もちろん良い。
【0057】本形態例では、サーバ10の出力制御部110
は、ユーザ端末2から見積条件情報が送信された場合、
その情報をそのまま高度演算処理用装置13に出力転送す
る制御を行う。なお、この見積条件情報を履歴情報とし
て、サーバ10の記憶部101に記録させても良い。
【0058】また、出力制御部110は、高度演算処理用
装置13からホストコンピュータ11を介して出力転送され
る審査評点情報及び見積額情報のうち、見積額情報のみ
を出力させる。審査評点情報については、まったく出力
させなくても良いが、必要最小限の表示のみ(例えば
「見積は作成できません」など)表示させるものとして
も良い。
【0059】高度演算処理用装置13は、サーバ10と、ホ
ストコンピュータ11とそれぞれ専用回線で接続されてい
るが、これらラインにおける情報の流れは、サーバ10と
の間の情報は入力のみ、ホストコンピュータ11との間の
情報は出力のみとなる一方通行路となっている。なお、
高度演算処理用装置13は、単体の端末あるいは複数の端
末から構成されても良いが、ネットワーク上のサーバを
兼ねる単体の端末あるいは複数の端末から構成されるも
のでも良い。
【0060】高度演算処理用装置13は、ユーザの評点審
査及び見積計算とを行う演算処理部と、審査基礎情報、
すなわちユーザとなるべき個人・法人の信用情報を記録
させた記憶部とを備える。なお、前記信用情報は、信用
情報機関のデータベースからダウンロードして記録され
るか、あるいはリース等会社社員が独自に調査した情報
を入力手段の入力作業により記録されるか、さらには両
方の手段によるものでも、いずれのものでも良い。
【0061】演算処理部におけるユーザの評点審査は、
記録された信用情報に基づきユーザとなるべき個人・法
人をリース等会社の内規によって評点し、ユーザとして
適格か否かの評価を行う。一方、見積計算は、ユーザ20
からの見積条件情報が、サーバ10から出力され、かつユ
ーザ20の評点審査の結果ユーザとして適格であると評価
された場合にはじめて、ユーザ20から指示のあった所定
物件について見積計算を行う。
【0062】以上よりなる第2形態例の動作は、契約見
積時において第1形態例と異なるものとなるため、その
異なる動作だけを次に説明する。
【0063】ユーザ20が各端末2から見積条件情報を入
力し(図4に示す見積依頼画面123で行う)、内容を確
認のうえサーバ10に送信すると(図4に示す入力内容確
認画面124で行う)、通信回線4を介してその情報を受信
したサーバ10では、その出力制御部110によりその情報
を高度演算処理用装置13に出力する。
【0064】高度演算処理用装置13では、演算処理部に
おいて、記憶部に記録される信用情報から、見積条件情
報に係る当該ユーザ20を内規により評点し、当該物件に
関してユーザとして適格か否かを評価する。ユーザとし
て適格だと評価した場合、当該物件のリース等見積額を
計算するが、ユーザとして不適格だと評価した場合は、
見積計算はされない。演算処理部で演算処理された、審
査評点情報と見積額情報とはいずれもホストコンピュー
タ11を介して、サーバ10に出力転送される。サーバ10の
出力制御部110により、見積条件情報を送信したユーザ2
0が、ユーザ適格と評価された場合であれば、その端末2
のディスプレイ上に見積額のみが表示される。ユーザ不
適格と評価された場合は、ディスプレイ上に「見積不
可」とする出力制御をするか、リース等会社の担当者が
電話等で連絡をするか等の手段を講じる。
【0065】なお、この形態例のシステムでは、リース
等会社の担当者が、登録済みのユーザからFAXや電子
メール等で見積依頼を受け付け、そのユーザに代わっ
て、自分の端末からサーバ10にアクセスし、図4に示す
見積依頼画面から情報を入力して、見積額情報を出力さ
せ、その出力情報を、依頼されたユーザに電子メールで
送信しても良い。
【0066】このような動作をする第2形態例では、ユ
ーザ20からの不定期な見積依頼に対して、すべてオンラ
イン上で自動的に処理されるので、個別に対応している
現在のシステムと比較して、リース等会社の事務負担が
格段に減少する。また、リース等会社からの回答のタイ
ムラグも短くなるので、ユーザ20にとっても有益とな
る。
【0067】次に第3形態例を説明する。本形態例も、
基本的装置構成は第1形態例と同様であるが(ただし、
各装置構成をより具体的に説明する)、契約見積に関す
るシステム構成として新たな構成が付加されている点で
多少異なるものとなっている。
【0068】図17は本形態例におけるサーバ10をより
具体的に示した図である。図示のように、サーバ10は、
Webサーバ150と、データベースサーバ151とから構成さ
れ、データベースサーバ151は、データベース管理制御
システム152と、データベース格納部153とから構成され
る。Webサーバ150は、ユーザ端末2に対してはセンタ処
理装置1側のWebページの情報を配信し、データベースサ
ーバ151に対しては、主としてユーザ端末2からの情報
(登録要求情報及び検索要求情報)をそれぞれ受け継ぐ
サーバであり、両者間の情報の授受を行う。データベー
ス151のデータベース管理制御システム152は、データベ
ース格納部153に対するデータのあらゆる管理を制御す
るもので、ユーザ端末2からの情報の登録制御、検索要
求に対する検索及び回答出力制御、ホストコンピュータ
11からのダウンロード制御を行う。データベース格納部
153は、既契約情報や変更情報、履歴情報を格納するテ
ーブルからなる。既契約情報は、1のリース等契約に対
して1のレコードが設定される契約情報テーブル(図示
なし)に格納されるが、そのテーブルの下層テーブルと
して、前記契約情報テーブルのデータ項目である契約番
号及び物件名と、相互に関連づけされた資産情報テーブ
ル(図示なし)が形成されており、その資産情報テーブ
ルにおいて、物件毎に既契約情報の任意情報が格納され
るものとなっている。これにより、最終的な検索回答出
力は、契約単位でなく、物件単位とすることができるも
のとなっている。
【0069】また本形態例では、データベース格納部15
3に、自動見積のための見積マスタテーブル(図示な
し)を備えている。この見積マスタテーブルは、見積額
情報を出力することを許容したユーザを、1のデータ項
目として予め格納された主マスタテーブルと、そのテー
ブルの下層テーブルであって、1のサプライヤ情報に対
して1のレコードが設定される副マスタテーブルとから
なり、両テーブルは、サプライヤ名で関連づけられる。
ここで、副マスタテーブルのデータ項目にサプライヤ名
を含ませ、主マスタテーブルのそれと関連づけさせてい
るのは、見積作成の際、ユーザにまずサプライヤを指定
させるためである。これは、この見積マスタテーブルが
想定する自動見積の対象は、サプライヤがほぼ決まって
いることの多い小口のリース等契約であるためである。
【0070】以上よりなる第3形態例は、契約見積時に
おいて、第1形態例の動作に、以下に説明する自動見積
機能が新たに追加されたものである。このため、この形
態例のユーザメニュー画面は、「自動見積」と表示され
た選択ボタンが加えられる。ユーザ20がこの「自動見
積」を選択してクリックした場合、そのユーザ20が予め
前記見積マスタテーブルに登録済みであるかどうか(項
目にデータとして記録されているか否か)の確認工程が
行われ、登録されていなければ、機能使用不可能の表示
がなされる。一方登録が確認されれば、図18に示す自
動見積売主選択画面が表示される。ここで、売り主とは
サプライヤのことを指しており、ユーザ20はまず所望の
サプライヤ名を入力項目にプルダウンで選択するか、あ
るいは直接入力して、「選択」と表示されるコマンドボ
タンをクリックする。そうすると、ユーザに関する情報
が「お客様情報」として、また指定したサプライヤに関
する情報が「物件情報」としてそれぞれ示される、図1
9に示すような自動見積依頼画面が表示される。これら
情報のうち「お客様情報」は前記主マスタテーブルに、
「物件情報」は前記副マスタテーブルにそれぞれ格納さ
れる情報である。ユーザ20は、まず「お客様情報」の各
項目を確認し、項目の内容に変更があれば、入力して変
更する。次に、見積を希望する物件について、見積条件
情報となる物件情報の「商品名」「数量」「物件区分」
「金額」「リース期間」「前払い回数」の各項目に入力
し、「次へ」と表示されるコマンドボタンをクリックす
る。確認のための表示がなされた後、さらに次の画面へ
クリックすると、図20に示すような見積額情報が表示
される画面が表示される。図示のように、この画面は、
単に見積額情報が表示されるだけでなく、表示された見
積額情報を契約内容とする契約書を兼ねた帳票形式とな
っており、この画面を印字した後、下段の署名欄に署名
し、かつ押印すれば、当該物件に関する契約書となり得
る形式となっている。ユーザ20は、リース料等に納得し
たうえで、署名及び捺印をした出力帳票をリース等会社
に送付すれば、一気に新規契約が締約されることにな
る。なお、図20に示す帳票画面上において、電子署名
により署名した後、インターネット経由でセンタ処理装
置1のサーバ10側へ送信しても良く、そのような構成の
場合、契約締結までのタイムラグが格段に短縮されるこ
とになる。
【0071】なお、この形態例のシステムでは、リース
等会社の担当者が、登録済みのユーザからFAXや電子
メール等で見積依頼を受け付け、そのユーザに代わっ
て、自分の端末からサーバ10にアクセスし、図19に示
す自動見積依頼画面から情報を入力して、図20に示す
出力帳票(見積書兼契約書)を出力させ、その出力情報
を、依頼されたユーザに電子メールで送信しても良い。
【0072】この第3形態例は、ユーザの審査を省略し
てリース等取引の見積を行うことができ、このため、審
査が不要な継続的取引のあるユーザであって、見積対象
物件が小口のような場合には、即座でかつ自動的に見積
が作成されることになり、なるべく早く見積受領を希望
するユーザの要求を満足させるものとなっている。特
に、従来における大量の小口物件の見積要求時において
は、リース等会社の担当者の見積作成に要する労力は多
大なものがあったが、そのような労力はすべて解消され
ることになる。しかも、出力される帳票が、見積書と契
約書とを兼用しており、その帳票出力に署名等(電子署
名含む)を入力または記入すれば、契約書として利用で
き、このため、見積要求から契約までの工程が、従来の
工程と比較して格段に短縮するものとなっている。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るリ
ース等取引手続の一括フォローシステム及びそのシステ
ムにおけるセンタ処理装置によれば、次のような効果が
認められる。
【0074】ユーザからリース等会社への連絡手段
が、通信回線を利用したオンラインで統一して行われる
ことになり、両者間の連絡の効率化が図れる。また、見
積依頼、契約内容照会、契約内容変更、解約請求、契約
満了後の手続等の情報は、すべてセンタ処理装置で統一
して保管されるので、意思の伝達が極めて効率的に行わ
れ、リース等会社側の対応も確実に行うことができる。
【0075】また、契約内容や解約金の照会について
は、ユーザが照会をすればリアルタイムで正確な回答を
得られ、従来のように、両者間で確認のための連絡を何
度もかわす煩雑さがなくなって、ユーザが不快に感じる
こともなくなる。
【0076】契約満了後の処理についても、ユーザ
は、契約満了が近づいた物件を自身で日毎にチェックで
き、また出力された物件の処理の指示も確実にリース等
会社に伝達されるとともに、その指示を出力表示で常に
確認できる。
【0077】一方、リース等会社では、従来のよう
な、ユーザからの照会の際やリース満了間近の際等に要
した煩雑な作業や対応がまったくなくなるほか、個別の
計算処理も減少し、事務負担が格段に減少する。このた
め、それらの作業や対応に従事した労力を他の業務に振
り分けることができ、有効な労働力を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態例のシステム概要図である。
【図2】サーバ10の概要を示す構成図である。
【図3】第1形態例における、画面展開の全体を通した
フロー概要図である。
【図4】第1形態例における、見積依頼画面を選択した
場合の展開フロー詳細図である。
【図5】第1形態例における、取引明細一覧画面又は解
約問合せ画面を選択した場合の展開フロー詳細図であ
る。
【図6】第1形態例における、リース満了手続画面を選
択した場合の展開フロー詳細図である。
【図7】取引明細一覧画面126の出力表示を示した説明
図である。
【図8】契約一覧画面128の出力表示を示した説明図で
ある。
【図9】物件情報画面129の出力表示を示した説明図で
ある。
【図10】契約内容変更依頼画面の出力表示を示した説
明図である。
【図11】解約物件選択画面の出力表示を示した説明図
である。
【図12】リース満了手続画面132の出力表示を示した
説明図である。
【図13】リース満了手続一覧画面133の出力表示を示
した説明図である。
【図14】リース満了手続の登録画面135の出力表示を
示した説明図である。
【図15】再リース物件選択画面の出力表示を示した説
明図である。
【図16】第2形態例のシステム概要図である。
【図17】第3形態例のサーバ10の具体的構成図であ
る。
【図18】自動見積売主選択画面の出力表示を示した説
明図である。
【図19】自動見積依頼画面の出力表示を示した説明図
である。
【図20】見積書帳票画面の出力表示を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
1 センタ処理装置 2 ユーザ端末 4 通信回線 10 サーバ 11 ホストコンピュータ 12 通信制御手段 13 高度演算処理装置 20 ユーザ 100 主制御部 101 記憶部 102 入力手段 103 出力手段 110 出力制御部 111 演算処理部 112 検索取出部 150 Webサーバ 151 データベースサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木原 朗 東京都千代田丸の内3丁目3番1号 ダイ ヤモンドリース株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 BB58 CC05 CC11 CC36 EE01 EE05 FF03 GG04 GG07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ処理装置と、ユーザ端末とを通信
    回線を介して接続させ、少なくとも、リース等取引の契
    約見積時、契約内容照会時、解約手続時、契約満了後手
    続処理時に、ユーザ端末からセンタ処理装置にアクセス
    できるリース等取引手続の一括フォローシステムであっ
    て、 前記センタ処理装置は、それぞれ1又は複数よりなる、
    ユーザ端末との交信を制御する通信制御部と、演算処理
    部と、検索取出部と、入力手段及び出力手段と、予め前
    記入力手段により入力された既契約情報が記録された記
    憶部と、情報の出力を制御する出力制御部とから、少な
    くとも構成され、 契約見積時においては、前記ユーザ端末から送信された
    見積条件情報を前記記憶部に記録させ、 契約内容照会時においては、前記ユーザ端末から送信さ
    れた契約内容照会情報に基づき、前記検索取出部によ
    り、所望の既契約情報を前記記憶部から検索して抽出さ
    せるとともに、抽出した情報を前記出力制御部により出
    力させ、 解約手続時においては、前記ユーザ端末から送信された
    契約内容照会情報に基づき、前記検索取出部により、所
    望の既契約情報を前記記憶部から検索して抽出させ、か
    つその既契約情報から、前記演算処理部により解約金情
    報を演算させるとともに、両情報を前記出力制御部によ
    り出力させ、出力された両情報に基づき、前記ユーザ端
    末から解約指示情報が送信された場合は、その解約指示
    情報を前記記憶部に記録させるとともに、前記出力制御
    部により、その解約指示情報を出力させ、 契約満了後手続処理時においては、前記検索取出部によ
    り、予め、リース満了日から所定期間内となる各ユーザ
    毎の案件情報を検索して抽出させるとともに、その案件
    情報を前記出力制御部により出力させ、出力された案件
    情報に基づき、前記ユーザー端末から所定案件のリース
    満了後手続処理に関する指示情報が送信された場合は、
    その指示情報を前記記憶部に記録させるとともに、前記
    出力制御部により出力させることを特徴とするリース等
    取引手続の一括フォローシステム。
  2. 【請求項2】 少なくとも、リース等取引の契約見積
    時、契約内容照会時、契約内容変更時、解約手続時、契
    約満了後手続処理時に、ユーザ端末からセンタ処理装置
    にアクセスできる請求項1のリース等取引手続の一括フ
    ォローシステムであって、 契約内容変更時においては、前記ユーザ端末から送信さ
    れた契約内容照会情報に基づき、前記検索取出部によ
    り、所望の既契約情報を前記記憶部から検索して抽出さ
    せるとともに、抽出した情報を前記出力制御部により出
    力させ、出力された既契約情報に基づき、前記ユーザ端
    末から契約内容変更指示情報が送信された場合は、その
    契約内容変更指示情報に基づいて前記記憶部に記録され
    る既契約情報を更新させることを特徴とする請求項1の
    リース等取引手続の一括フォローシステム。
  3. 【請求項3】 ユーザ端末と通信回線を介して接続さ
    れ、かつそれぞれ1又は複数よりなる、ユーザ端末との
    交信を制御する通信制御部と、演算処理部と、検索取出
    部と、入力手段及び出力手段と、予め前記入力手段によ
    り入力された既契約情報が記録された記憶部と、情報の
    出力を制御する出力制御部とから、少なくとも構成され
    る、リース等取引手続の一括フォローシステムにおける
    センタ処理装置であって、 前記ユーザ端末から送信された見積条件情報を前記記憶
    部に記録させ、 前記ユーザ端末から送信された契約内容照会情報に基づ
    き、前記検索取出部により、所望の既契約情報を前記記
    憶部から検索して抽出させるとともに、抽出した情報を
    前記出力制御部により出力させ、出力された既契約情報
    に基づき、前記ユーザ端末から契約内容変更指示情報が
    送信された場合は、その契約内容変更指示情報に基づい
    て前記記憶部に記録される既契約情報を更新させ、 前記ユーザ端末から送信された契約内容照会情報に基づ
    き、前記検索取出部により、所望の既契約情報を前記記
    憶部から検索して抽出させ、かつその既契約情報から、
    前記演算処理部により解約金情報を演算させるととも
    に、両情報を前記出力制御部により出力させ、出力され
    た両情報に基づき、前記ユーザ端末から解約指示情報が
    送信された場合は、その解約指示情報を前記記憶部に記
    録させるとともに、前記出力制御部により、その解約指
    示情報を出力させ、 前記検索取出部により、予め、リース満了日から所定期
    間内となる各ユーザ毎の案件情報を検索して抽出させる
    とともに、その案件情報を前記出力制御部により出力さ
    せ、出力された案件情報に基づき、前記ユーザ端末から
    所定案件のリース満了後手続処理に関する指示情報が送
    信された場合は、その指示情報を前記記憶部に記録させ
    るとともに、前記出力制御部により出力させることを特
    徴とするリース等取引手続の一括フォローシステムにお
    けるセンタ処理装置。
  4. 【請求項4】 既契約情報が、1のリース等取引契約に
    関する情報のうち、それぞれの物件毎に設定した単位を
    1件の格納単位として、記憶部に記録されることを特徴
    とする請求項3のリース等取引手続の一括フォローシス
    テムにおけるセンタ処理装置。
  5. 【請求項5】 ユーザ端末から送信された見積条件情報
    が記憶部に記録された後、演算処理部により、予め記録
    された審査基礎情報から、見積条件情報の対象となる当
    該ユーザの評点を演算処理させるとともに、その評点が
    ユーザとして適格なものであると評価した場合、前記見
    積条件情報から、見積額情報を演算処理させるととも
    に、その見積額情報を前記出力制御部により出力させる
    ことを特徴とする請求項3のリース等取引手続の一括フ
    ォローシステムにおけるセンタ処理装置。
  6. 【請求項6】 見積額情報を出力するユーザを、予め記
    憶部に記録させておき、その記録されたユーザのユーザ
    端末から見積条件情報が送信された際、演算処理部によ
    り、前記見積条件情報に基づいて、見積額情報を演算処
    理させるとともに、その見積額情報を前記出力制御部に
    より出力させることを特徴とする請求項3のリース等取
    引手続の一括フォローシステムにおけるセンタ処理装
    置。
  7. 【請求項7】 Webサーバと、データベースサーバとを
    備えさせ、ユーザ端末に対して、インターネットを介し
    て接続させたことを特徴とする請求項2乃至請求項6の
    リース等取引手続の一括フォローシステムにおけるセン
    タ処理装置。
  8. 【請求項8】 既契約情報が、1のリース等取引契約に
    関する情報のうち、それぞれの物件毎に設定した単位を
    1件の格納単位として、データベースサーバのデータベ
    ース格納部に格納されることを特徴とする請求項7のリ
    ース等取引手続の一括フォローシステムにおけるセンタ
    処理装置。
  9. 【請求項9】 見積額情報の出力として、当該見積額で
    契約をする旨の意思が確認できる入力項目を設け、見積
    書と契約書とを兼用させた帳票形式の表示にしたことを
    特徴とする請求項5乃至請求項7のリース等取引手続の
    一括フォローシステムにおけるセンタ処理装置。
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