JP2001236125A - マスフローコントローラ - Google Patents

マスフローコントローラ

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JP2001236125A JP2000046300A JP2000046300A JP2001236125A JP 2001236125 A JP2001236125 A JP 2001236125A JP 2000046300 A JP2000046300 A JP 2000046300A JP 2000046300 A JP2000046300 A JP 2000046300A JP 2001236125 A JP2001236125 A JP 2001236125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低流量域における応答性、互換性、再現性な
どに優れたマスフローコントローラを提供する。 【解決手段】 流体が流れる流路に対して設けられた流
量センサ部1と、同じく前記流路に対して設けられ、前
記流量センサ部1の下流側または上流側に設けられた制
御バルブ2と、前記流量センサ部1からの流量測定信号
aと流量設定信号bとが入力される誤差増幅器3と、こ
の誤差増幅器3からの信号cが入力されるPID回路4
とを有し、前記PID回路4から出力される制御信号f
に基づいて前記制御バルブ2の開度を制御するマスフロ
ーコントローラDであって、前記流量設定信号bが入力
され、かつ前記PID回路4に補正信号dを出力する比
較回路5と、この比較回路5に閾値Vthとなる信号eを
出力する基準電圧発生回路6とを備え、前記比較回路5
において、流量設定信号bのレベルが前記閾値Vthを超
えると補正信号dが出力され、PID回路4からの制御
信号fが、制御バルブ2の開き出し電圧V0 まで瞬時に
立ち上がるように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の質量流量を
計測し流体流量を制御するマスフローコントローラに関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のマスフローコントローラ
の構成を概略的に示すブロック図である。従来のマスフ
ローコントローラとして、流体が流れる流路に対して設
けられた流量センサ部1と、同じく前記流路に対して設
けられ、前記流量センサ部1の下流側または上流側に設
けられた制御バルブ2と、前記流量センサ部1からの流
量測定信号aと流量設定信号bとが入力される誤差増幅
器3と、この誤差増幅器3からの信号cが入力されるP
ID回路4とを有し、前記PID回路4から出力される
制御信号fに基づいて前記制御バルブ2の開度を制御す
る構成を採用したものがある。
【0003】上記のマスフローコントローラにおいて、
PID回路4から前記制御バルブ2への制御信号fの電
圧、すなわちバルブ電圧Vc は、一般的に下式(1)に
よって与えられる。 Vc =P・ε+I∫ε・δt+D・δε/δt (1) (ε=SET−OUT) なお、SETは流量設定信号、OUTは流量測定信号で
ある。従って、(SET−OUT)の絶対値が小さくな
るほど、バルブ電圧Vc の変化(単位時間あたり)は小
さくなる。
【0004】また、前記マスフローコントローラの制御
バルブにおいて、図6のバルブ電圧Vc −流量特性を示
すグラフから明らかなように、流体が流れ出す(制御バ
ルブが開き出す)のは、バルブ電圧Vc が0からではな
く、ある値V0 を超えてからとなる。
【0005】以下に、閉状態にある制御バルブを一定の
開度とするまでのマスフローコントローラの動作につい
て説明する。図7(A)は、前記流量設定信号bの一例
を概略的に示すグラフであり、図7(B)および(C)
は、前記流量設定信号bに対応する流量測定信号aおよ
び制御信号fの構成を概略的に示すグラフである。な
お、各グラフは、横軸に時間t、縦軸に電圧Vをプロッ
トしたものである。まず、図7(A)に示すように、時
刻to において、流量設定信号bがある値、たとえば1
00Vに設定されたとすると、この流量設定信号bは、
図7(B)に示す流量測定信号aとともに誤差増幅器3
に入力され、誤差増幅器3からの信号cは前記PID回
路4に入力される。続いて、このPID回路4から、式
(1)に基づいた制御信号fが制御バルブ2に出力され
る(図5参照)。
【0006】ここで、バルブ電圧Vc がV0 となる時
刻、すなわち前記制御バルブ2が開き出す時刻をt1
制御バルブ2の開度が前記流量設定信号bに対応した状
態となる時刻をt2 とすると、時刻to からt1 までの
間は、流量がゼロであることから、図7(B)に示すよ
うに流量測定信号bは一定となり、図7(C)に示すよ
うに制御信号fは一定の傾きをもった直線として表され
る。この傾きは、(流量設定信号SET−流量測定信号
OUT)の大きさに比例し、流量設定信号SETが小さ
くなるほど、傾きも小さくなり、時刻to から制御バル
ブ2が開き出す時刻t1 までの遅れ時間tD が長くなる
ことになる。従って、上記の構成からなるマスフローコ
ントローラでは、特に低流量域での応答性が良くなかっ
た。なお、制御バルブ2の開度が流量設定信号bに対応
した状態となるのは、時刻t1 +Δtである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような問題を解
決するために、PID回路からの出力が速くなるような
PID定数の調整が行われていたが、この場合、制御が
不安定になったり、オーバーシュートを起こすなどの問
題が生じることとなった。
【0008】また、制御バルブが開き出す電圧V0 には
個体差があり、上記の構成からなるマスフローコントロ
ーラの低流量域の応答性は前記電圧V0 に依存すること
から、マスフローコントローラの低流量域における応答
性に器差が生じ、ひいてはマスフローコントローラ同士
の互換性や再現性などが悪くなることとなっていた。
【0009】この発明は上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的は、低流量域における応答性、互換
性、再現性などに優れたマスフローコントローラを提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のマスフローコントローラは、流体が流れ
る流路に対して設けられた流量センサ部と、同じく前記
流路に対して設けられ、前記流量センサ部の下流側また
は上流側に設けられた制御バルブと、前記流量センサ部
からの流量測定信号と流量設定信号とが入力される誤差
増幅器と、この誤差増幅器からの信号が入力されるPI
D回路とを有し、前記PID回路から出力される制御信
号に基づいて前記制御バルブの開度を制御するマスフロ
ーコントローラであって、前記流量設定信号が入力さ
れ、かつ前記PID回路に補正信号を出力する比較回路
と、この比較回路に閾値となる信号を出力する基準電圧
発生回路とを備え、前記比較回路において、流量設定信
号のレベルが前記閾値を超えると補正信号が出力され、
PID回路からの制御信号が、制御バルブの開き出し電
圧まで瞬時に立ち上がるように構成してある(請求項
1)。
【0011】また、流体が流れる流路に対して設けられ
た流量センサ部と、同じく前記流路に対して設けられ、
前記流量センサ部の下流側または上流側に設けられた制
御バルブと、前記流量センサ部からの流量測定信号と流
量設定信号とが入力される誤差増幅器と、この誤差増幅
器からの信号が入力されるPID回路とを有し、前記P
ID回路から出力される制御信号に基づいて前記制御バ
ルブの開度を制御するマスフローコントローラであっ
て、前記制御バルブを強制クローズするバルブクローズ
信号が入力され、かつ前記PID回路に補正信号を出力
する比較回路と、この比較回路に閾値となる信号を出力
する基準電圧発生回路とを備え、前記比較回路におい
て、バルブクローズ信号のレベルが前記基準電圧発生回
路によって設定された閾値を下回ると補正信号が出力さ
れ、PID回路からの制御信号が、制御バルブの開き出
し電圧まで瞬時に立ち上がるように構成してあるとして
もよい(請求項2)。
【0012】上記の構成により、低流量域における応答
性、互換性、再現性などに優れたマスフローコントロー
ラを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を、図を
参照しながら説明する。図1は、本発明の第一実施例に
係るマスフローコントローラDの構成を概略的に示すブ
ロック図である。マスフローコントローラDは、流体が
流れる流路(図示せず)に対して設けられた流量センサ
部1と、同じく前記流路に対して設けられ、前記流量セ
ンサ部1の下流側または上流側に設けられた制御バルブ
2と、前記流量センサ部1からの流量測定信号aと流量
設定信号bとが入力される誤差増幅器3と、この誤差増
幅器3からの信号cが入力されるPID回路4と、前記
流量設定信号bが入力され、かつ前記PID回路4に補
正信号dを出力する比較回路5と、この比較回路5に閾
値Vthとなる信号eを出力する基準電圧発生回路6とか
らなる。
【0014】前記流量センサ部1は、前記流路に設けら
れた一対の感熱センサからなり、この感熱センサによっ
て検出された流体の瞬時流量は、センサ回路において電
気的な流量測定信号aに変換される。
【0015】前記制御バルブ2は、PID回路から出力
される制御信号fに基づいて制御されることにより弁開
度を変え、これによって、流路中を流れる流体の流量を
制御するように構成されており、たとえば特許第281
4378号公報に開示されているものが用いられる。ま
た、本実施例の制御バルブ2は、従来のマスフローコン
トローラにおける制御バルブ2と同様に、バルブ電圧V
c が0から開き出すのではなく、ある値V0 を超えてか
ら開き出すものである。
【0016】前記誤差増幅器3は、流量測定信号aと流
量設定信号bとの差を信号cに変換して出力するための
ものである。
【0017】前記PID回路4は、入力された信号cや
補正信号dを上記(1)式に基づいて演算処理し、制御
信号fとして出力するためのものである。
【0018】前記比較回路5は、入力された流量設定信
号bのレベルが閾値Vthを超えると、前記PID回路4
に補正信号dを出力する。そして、PID回路4からの
制御信号fは、制御バルブ2の開き出し電圧V0 まで瞬
時に立ち上がることとなる。なお、このときの制御信号
fの立ち上がり電圧は、任意に設定することが可能であ
る。
【0019】すなわち、図2(A)に示すような流量設
定信号bが、時刻t0 において比較回路5に入力される
と、流量設定信号bが閾値Vthを超えた瞬間の時刻t0'
に、図2(B)に示すような補正信号dが出力されるこ
とになる。なお、時刻t0 から時刻t0'までの時間的な
間隔は極めて小さいものである。
【0020】前記基準電圧発生回路6は、たとえばダイ
オードなどより構成されており、閾値Vthを任意に設定
できるものである。なお、前記閾値は、たとえば制御バ
ルブ2がフルオープン時のバルブ電圧Vc の1.5%に
設定される。
【0021】上記の構成からなるマスフローコントロー
ラDは、入力された流量設定信号bが0Vから立ち上が
る際に別途定めた閾値Vthを超えることをトリガとし
て、スタート信号としての補正信号dをマスフローコン
トローラD自身で発生し、さらに、このスタート信号が
PID回路4に入力されることをトリガとして、制御信
号fの電圧が制御バルブ2の開き出し電圧の間近まで瞬
時に立ち上げられ、その後は通常のPID制御が行われ
るものであり、このような構成から、流量設定信号bが
入力されてから制御バルブ2が開き出すまでの時間を省
くことが可能である。
【0022】以下に、上記の構成からなるマスフローコ
ントローラDの動作について説明する。図3(A)は前
記流量設定信号bの一例を概略的に示すグラフであり、
図3(B)および(C)は、それぞれ流量設定信号bに
対応する流量測定信号aおよび制御信号fの構成を概略
的に示すグラフである。なお、各グラフは、横軸に時間
t、縦軸に電圧Vがとられている。また、図3(A)の
グラフは、図2(A)のグラフと同様に流量設定信号b
を示しているが、図2(A)のグラフは、流量設定信号
bの立ち上がり部分を説明するために時間軸だけを拡大
したものである。ある時刻t0 に、電圧が0Vからたと
えば100Vにまで立ち上げられることによってマスフ
ローコントローラDに入力された流量設定信号bは、誤
差増幅器3と比較回路5とに入力されることになる(図
1参照)。
【0023】前記誤差増幅器3には流量測定信号aが常
に入力されており、この流量測定信号aとともに誤差増
幅器3に入力された流量設定信号bは、信号cに変換さ
れてPID回路4に入力され、さらに制御信号fとなっ
て制御バルブ2に入力されることになる。
【0024】一方、上述したように、流量設定信号bが
入力された比較回路5において、流量設定信号bが別途
定めてあった閾値Vthを超えると、その瞬間の時刻t0'
に、補正信号dがPID回路4に出力される。そして、
PID回路4からの制御信号fは、図3(C)に示すよ
うに、制御バルブ2の開き出し電圧V0 まで瞬時に立ち
上がることとなる。
【0025】上記のように制御信号fが電圧V0 まで立
ち上がった後は、通常のPID制御によって、制御バル
ブ2の開度が調整される。なお、前記制御信号fの電圧
がV 0 まで立ち上がってから、制御バルブ2の開度の調
整が終了するまでの時間Δtは、従来のマスフローコン
トローラと同時間である。
【0026】上記の構成からなるマスフローコントロー
ラDは、流量設定信号bが入力されてから制御バルブ2
が開き出すまでの遅れ時間をなくすことができるため、
迅速に制御バルブ2の制御を開始することが可能とな
り、低流量域の応答性に優れたものとなる。
【0027】また、前記制御バルブ2の開き出し電圧V
0 には個体差があるが、補正信号dがPID回路4に入
力されることによって立ち上がったときの制御信号fの
電圧の設定は可変であることから、使用するバルブの特
性に応じて前記電圧の調整を行えばよく、このような調
整によって、流量設定信号bが入力されてから制御バル
ブ2が開き出すまでの時間を一様に省くことができるた
め、各種マスフローコントローラの低流量域の応答性に
おける器差を解消することができ、ひいてはマスフロー
コントローラ同士の互換性やプロセスの再現性を向上さ
せることが可能となる。
【0028】なお、前記補正信号dがPID回路4に入
力されることによって立ち上がった制御信号fの電圧
が、制御バルブ2の開き出し電圧V0 より大きくなった
場合でも、前記PID回路4の働きにより、制御バルブ
2の開度は最適値に修正される。
【0029】また、上記の構成からなるマスフローコン
トローラDをたとえば半導体製造プロセスに用いれば、
半導体製造プロセスの信頼性を向上させることが可能と
なる。
【0030】図4は、本発明の第二実施例に係るマスフ
ローコントローラD2 の構成を概略的に示すブロック図
である。なお、上記第一実施例に示したものと同一構造
の部材については、同じ符号を付し、その説明を省略す
る。マスフローコントローラD2 は、流体が流れる流路
(図示せず)に対して設けられた流量センサ部1と、同
じく前記流路に対して設けられ、前記流量センサ部1の
下流側または上流側に設けられた制御バルブ2と、前記
流量センサ部1からの流量測定信号aと流量設定信号b
とが入力される誤差増幅器3と、この誤差増幅器3から
の信号cが入力されるPID回路4と、バルブクローズ
信号gが入力され、かつ前記PID回路4に補正信号d
を出力する比較回路5’と、この比較回路5に閾値Vth
となる信号eを出力する基準電圧発生回路6とからな
る。
【0031】前記比較回路5’は、入力されたバルブク
ローズ信号gのレベルが閾値Vthを下回ると、前記PI
D回路4に補正信号dを出力する。そして、PID回路
4からの制御信号fは、制御バルブ2の開き出し電圧V
0 まで瞬時に立ち上がることとなる。なお、このときの
制御信号fの立ち上がり電圧は、任意に設定することが
可能である。
【0032】前記バルブクローズ信号gは、制御バルブ
2を強制クローズするためのものである。
【0033】以下に、上記の構成からなるマスフローコ
ントローラD2 の動作について説明する。今、流量設定
信号bが100Vに設定され、制御バルブ2が、この流
量設定信号bに対応した開度を保つように調整された状
態から、バルブクローズ信号gが入力され、前記制御バ
ルブ2が強制クローズされた状態に移ったとする。
【0034】そして、その後、ある時刻に、バルブクロ
ーズ信号gの入力が中断され、バルブクローズ信号gが
入力されていた比較回路5’において、バルブクローズ
信号gのレベルが基準電圧発生回路6によって設定され
ていた閾値Vthを下回ると、その瞬間の時刻に、補正信
号dがPID回路4に出力される。そして、PID回路
4からの制御信号fは、制御バルブ2の開き出し電圧V
0 まで瞬時に立ち上がることとなる。
【0035】上記のように制御信号fが電圧V0 まで立
ち上がった後は、通常のPID制御によって、制御バル
ブ2の開度が調整される。
【0036】上記の構成からなるマスフローコントロー
ラD2 と第一実施例のマスフローコントローラDとの違
いは、マスフローコントローラDが流量設定信号bの入
力時に効果を発揮するのに対し、マスフローコントロー
ラD2 はバルブクローズ信号gの中断時に効果を発揮す
る点である。なお、奏する効果は同様であるので、その
説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】上記の構成からなる本発明によれば、低
流量域における応答性、互換性、再現性などに優れたマ
スフローコントローラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るマスフローコントロ
ーラの構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】(A)および(B)は、上記実施例における流
量設定信号の一例およびこの流量設定信号に対応する補
正信号の構成を概略的に示すグラフである。
【図3】(A)は前記流量設定信号の構成を概略的に示
すグラフであり、(B)および(C)は、前記流量設定
信号に対応する流量測定信号および制御信号の構成を概
略的に示すグラフである。
【図4】本発明の第二実施例に係るマスフローコントロ
ーラの構成を概略的に示すブロック図である。
【図5】従来のマスフローコントローラの構成を概略的
に示すブロック図である。
【図6】従来のマスフローコントローラにおける制御バ
ルブのバルブ電圧−流量特性を示すグラフである。
【図7】(A)は従来のマスフローコントローラにおけ
る流量設定信号の構成を概略的に示すグラフであり、
(B)および(C)は、前記流量設定信号に対応する流
量測定信号および制御信号の構成を概略的に示すグラフ
である。
【符号の説明】
1…流量センサ部、2…制御バルブ、3…誤差増幅器、
4…PID回路、5…比較回路、6…基準電圧発生回
路、a…流量測定信号、b…流量設定信号、c…信号、
d…補正信号、e…信号、f…制御信号、D…マスフロ
ーコントローラ、V0 …開き出し電圧、Vth…閾値。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流れる流路に対して設けられた流
    量センサ部と、同じく前記流路に対して設けられ、前記
    流量センサ部の下流側または上流側に設けられた制御バ
    ルブと、前記流量センサ部からの流量測定信号と流量設
    定信号とが入力される誤差増幅器と、この誤差増幅器か
    らの信号が入力されるPID回路とを有し、前記PID
    回路から出力される制御信号に基づいて前記制御バルブ
    の開度を制御するマスフローコントローラであって、前
    記流量設定信号が入力され、かつ前記PID回路に補正
    信号を出力する比較回路と、この比較回路に閾値となる
    信号を出力する基準電圧発生回路とを備え、前記比較回
    路において、流量設定信号のレベルが前記閾値を超える
    と補正信号が出力され、PID回路からの制御信号が、
    制御バルブの開き出し電圧まで瞬時に立ち上がるように
    構成してあることを特徴とするマスフローコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 流体が流れる流路に対して設けられた流
    量センサ部と、同じく前記流路に対して設けられ、前記
    流量センサ部の下流側または上流側に設けられた制御バ
    ルブと、前記流量センサ部からの流量測定信号と流量設
    定信号とが入力される誤差増幅器と、この誤差増幅器か
    らの信号が入力されるPID回路とを有し、前記PID
    回路から出力される制御信号に基づいて前記制御バルブ
    の開度を制御するマスフローコントローラであって、前
    記制御バルブを強制クローズするバルブクローズ信号が
    入力され、かつ前記PID回路に補正信号を出力する比
    較回路と、この比較回路に閾値となる信号を出力する基
    準電圧発生回路とを備え、前記比較回路において、バル
    ブクローズ信号のレベルが前記基準電圧発生回路によっ
    て設定された閾値を下回ると補正信号が出力され、PI
    D回路からの制御信号が、制御バルブの開き出し電圧ま
    で瞬時に立ち上がるように構成してあることを特徴とす
    るマスフローコントローラ。
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