JP2001235621A - 紫外線−吸収性フィルムおよび保護シートとしてのその使用 - Google Patents

紫外線−吸収性フィルムおよび保護シートとしてのその使用

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JP2001235621A JP2000362956A JP2000362956A JP2001235621A JP 2001235621 A JP2001235621 A JP 2001235621A JP 2000362956 A JP2000362956 A JP 2000362956A JP 2000362956 A JP2000362956 A JP 2000362956A JP 2001235621 A JP2001235621 A JP 2001235621A
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light
ultraviolet rays
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アウグスト・マリエン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 400nmより長い波長領域におけるほとん
ど全ての光を透過させ且つ400nmより短い波長領域
におけるほとんど全ての光を遮断することが可能な紫外
線−吸収重合体フィルム、そのような紫外線−吸収重合
体フィルムにより効果的に保護される偏光子要素、並び
に紫外線−照射による劣化に対して保護される偏光子を
含んでなるLCDを提供すること。 【解決手段】 4−アルコキシ−2−ヒドロキシフェニ
ル−s−トリアジンタイプの紫外線−吸収剤を三酢酸セ
ルロースフィルム中に加える。そのような紫外線−遮断
フィルムは、とりわけ、液晶ディスプレイ中の偏光子用
の保護シートとして有利に使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は特別なタイプの紫外線−吸収性
物質を含有する紫外線−吸収性三酢酸セルロースフィル
ム(CTA)に関する。
【0002】
【発明の背景】紫外線−吸収性シートは多くの用途で使
用することができる。例えば、それらはサングラスまた
は偏光ガラス用の紫外線−遮断フィルムとして、カラー
写真における記録および印刷用の色補正フィルターとし
て、並びに例えば分離フィルター、写真製版用のマスキ
ングフィルター、および可視感光フィルター(visual se
nsitivity filter)の如き他の特殊な使用のために使用
することができる。最近ではそのようなフィルムは液晶
装置中の偏光板用の保護フォイルとしての使用が見いだ
されている。
【0003】電子ディスプレイシステムの分野ではフラ
ットパネルディスプレイ類(FDPs)の装置はますま
す重要になってきており、そして手持ち、ラップトップ
およびポータブルコンピューターの出現により例えばC
RT類の如き古い技術に取って代わりつつある。FDP
類は異なるタイプに分類することができ、それらの最近
の概観は chapter 3 of "Electronic displays", secon
d edition (1996) bySol Sherr, edited by J. Wiley a
nd Sons に見られる。いわゆる電子蛍光装置の中で最も
成功を収めている代表例は発光ダイオードすなわちLE
Dである。それは電場の適用で光を発する固体装置であ
る。プラズマディスプレイパネルとも称される気体−放
出ディスプレイは、気体を横切る場の適用による気体の
イオン化並びにイオンおよび電子の放射性再組み合わせ
を用いる。それらはポータブルコンピューター用のディ
スプレイとしてかなりの程度まで使用されており、そし
てとりわけFDP製品用の主要な競合品である。さらに
別のタイプのフラットパネルディスプレイ装置は、真空
蛍光ディスプレイ類(VFDs)、電磁ディスプレイ類
(EMDs)、白熱ディスプレイ類(INDs)、電子
化学ディスプレイ類(ECDs)および電気泳動像ディ
スプレイ(EPIDs)を包含する。
【0004】しかしながら、近年で最も一般的で且つ広
く受け入れられているタイプのフラットパネルディスプ
レイ装置は、疑いもなく、市場のリーダーになった液晶
ディスプレイ装置すなわちLCDである。液晶ディスプ
レイ装置は、現在、例えば時計、家庭用品、電子計算
機、オーディオ装置などの如き多数の用途で使用されて
いる。陰極線管を比較的小さい容量および比較的低い動
力消費が有利である液晶ディスプレイ装置により代替す
る傾向が大きくなっている。例えばラップトップコンピ
ューターおよびポケットテレビのようなある種の用途で
は液晶ディスプレイ装置は競合品さえもない。
【0005】高明瞭度テレビジョン(high definition t
elevision)はその最終的バージョンにおいては50イン
チを越えるスクリーン対角線を必要とするであろう(P.
Plezhko in the periodical Information Display Sep
tember 1991, Vol. 7 no. 9,p. 19 a.f. 参照)。しか
し現在までCRTをベースとした50インチスクリーン
はそれらの重量および寸法の理由で極めて非現実的であ
ると予測されている。液晶技術は基本的には適度の重量
および寸法を有する高明瞭度テレビジョン(HDTV)
スクリーンを製造することを可能にする。
【0006】液晶ディスプレイ装置は一般的には互いに
連結された2つの平行な離されたガラスパネルを含み、
それらが密封された空洞を規定し、そこに液晶材料が充
填される。液晶は電場の影響下で変動しうるそれらのタ
イプによって特定の幾何学的分子配向を示す。ガラス板
は各々画の要素(画素)のモザイクが作成されるかまた
は例えば規定されたアルファ−数字形状を有する規定さ
れた電子パターンが作成されるような方法でパターン化
してもよい空洞に面する透明電極層で被覆される。最後
に、前部および後部ガラス板が外側で偏光要素で被覆さ
れる。電極間の適用される電圧差による液晶分子の幾何
学的配向における変動の結果として背景照明源の光透過
特性が同時に変動する。
【0007】一般的には、化学的観点から2つの重要な
タイプの偏光子、すなわちヨウ素タイプ(I−タイプ)
および発色団または染料タイプ偏光子がある。染料タイ
プ(D−タイプ)は一般的にはジアゾ化合物を含んでな
る延伸ポリ(ビニルアルコール)フィルムである。それ
らは他方でより高い透過率を示すI−タイプシートより
湿度および熱に対して安定性が大きい。しかしながら、
両方のタイプは紫外線照射による劣化に対して非常に敏
感であるため、それらは紫外線−遮断保護シートにより
紫外線から完全に遮蔽しなければならない。そのような
保護重合体シートはさらに機械的損傷に対する保護、表
面の均一性、並びに温度および湿度の変動による寸法の
変化がほとんどないことを確実にしうる。
【0008】最近の特許公報によると、紫外線−吸収性
化合物が加えられている三酢酸セルロースフィルムがL
CD中の偏光子用の保護要素としての使用に好ましい重
合体材料である。三酢酸セルロースは高い透過率を有
し、光学的に等方性であり、偏光板に対する良好な接着
性並びに温度および湿度の変動による寸法の小さい変化
を有するため、それは明らかに好ましい。例えば、日本
特許公開公報JP−A10−237186、10−15
2568および7−11056は、後者の目的のための
三酢酸セルロースシート中の紫外線吸収剤としてのベン
ゾトリアゾール誘導体を開示している。JP−A 08
−134241は、三酢酸セルロース中の紫外線−吸収
剤としてのベンゾフェノン誘導体を記載している。US
5,806,834に対応するJP−A 08−2395
09は、紫外線吸収剤としてのR1R2NCR3:CR
4CR5:CXY化合物を含んでなる紫外線−遮断重合
体フィルムおよびLCD類の偏光子におけるそれらの使
用を開示している。さらに、ベンゾフェノン化合物、サ
リチル酸エステル化合物およびベンゾトリアゾール化合
物がJP−A 05−265078の紫外線吸収性シー
トにおいて記載されている。
【0009】しかしながら、先行技術に記載された紫外
線吸収性フィルムは幾つかの欠点を示す。例えば、それ
らの透過率曲線における勾配(曲線の上昇)は400n
m付近で充分に急勾配でない。そのようなフィルムは黄
色い色合いおよび/または紫外線の不完全な遮断を示
す。
【0010】本発明は紫外線吸収剤を含んでなる重合体
フィルムおよびLCDにおける偏光子用の保護シートと
してのそれらの使用に対する教示に及ぶ。
【0011】
【発明の目的】本発明の目的は、400nmより長い波
長領域におけるほとんど全ての光を透過させ且つ400
nmより短い波長領域におけるほとんど全ての光を遮断
することが可能な紫外線−吸収性重合体フィルムを提供
することである。
【0012】本発明の別の目的は、そのような紫外線−
吸収性重合体フィルムにより効果的に保護される偏光子
要素を提供することである。
【0013】本発明のさらに別の目的は、紫外線−照射
による劣化に対して保護される偏光子を含んでなるLC
Dを提供することである。
【0014】
【発明の要旨】上記の目的は、一般式(I):
【0015】
【化3】
【0016】[式中、Zはさらに置換されていることが
できる4−アルコキシ−2−ヒドロキシフェニルを表
し、Arは置換されたまたは置換されていないアリール
を表し、そしてRはアルキル、アリール、アルコキシ、
アリールオキシ、アルキルチオまたはアリールチオを表
し、それらの各々はさらに置換されていることができ
る]に従う紫外線吸収剤を含んでなる三酢酸セルロース
フィルムを提供することにより実現される。
【0017】本発明はさらにそのようなCTAフィルム
により保護される偏光要素、およびそのような偏光子を
含んでなるLCD装置も包含する。
【0018】本発明の他の利点および態様は以下の記述
から明らかになるであろう。
【0019】
【発明の詳細な記述】2−ヒドロキシフェニル−s−ト
リアジン類の合成はUS3,896,125に開示されて
いる。
【0020】本発明に従い使用される最も好ましい4−
アルコキシ−2−ヒドロキシフェニル−s−トリアジン
紫外線−吸収剤は下記の化合物である:
【0021】
【化4】
【0022】他の有用な紫外線−吸収剤は下記のものを
包含する:
【0023】
【化5】
【0024】
【化6】
【0025】
【化7】
【0026】
【化8】
【0027】本発明の三酢酸セルロースフィルムは、約
400nmより長い波長領域におけるほとんど全ての光
を透過させ且つ約400nより長くない波長領域におけ
るほとんど全ての光を遮断することが可能であり、そし
てさらにその透過率曲線は約400nm付近で急勾配で
上昇する。従って、重合体フィルムは優れた耐光性を示
す偏光板用の保護フィルムとして適切に使用することが
できる。
【0028】さらに、本発明のフィルムは、場合により
別の光学フィルターと組み合わせての、カラー写真を撮
影するための色補正フィルターとして、カラー印刷にお
ける色補正フィルターとしてまたは特別な用途のための
フィルター(例えば、分離フィルター、写真製版用のマ
スキングフィルター、可視感光フィルター(visual sens
itivity filter))として利用することができる。
【0029】三酢酸セルロースフィルムとしては既知の
材料を使用することができる。三酢酸セルロースのアセ
チル価は好ましくは50〜70%の範囲内、特に55〜
65%の範囲内である。三酢酸セルロースの重量平均分
子量は好ましくは70,000〜120,000、特に8
0,000〜100,000の範囲内である。アセチル価
が指定された範囲を満たす限り三酢酸セルロースは例え
ばプロピオン酸セルロースまたは酪酸セルロースの如き
他のセルロースエステル類を含有してもよい。
【0030】式(I)の紫外線吸収剤は、一般的に、重
合体中に100重量部の三酢酸セルロースを基準として
0.1〜20重量部の量で、より好ましくは0.1〜10
重量部の量で、そして最も好ましくは1〜5重量部の量
で加えられる。
【0031】1種より多い本発明に従い使用される紫外
線−吸収剤の混合物を加えうることは容易に理解されよ
う。さらに、本発明の範囲外の他の紫外線−吸収剤を混
合することができる。ベンゾフェノン化合物、サリチル
酸エステル化合物およびベンゾトリアゾール化合物が好
ましい。
【0032】酢酸セルロースフィルムは一般的には可塑
剤もさらに含有する。可塑剤の例は燐酸エステル類、例
えば燐酸トリフェニル、燐酸トリクレシルおよび燐酸ク
レシルジフェニル、並びにフタル酸エステル類、例えば
フタル酸ジエチル、フタル酸ジメトキシエチルおよびフ
タル酸ジメチルを包含する。可塑剤は好ましくはフィル
ム中に20重量%より多くない、特に5〜15重量%の
量で含有される。
【0033】CTAフィルムは良好な潤滑性質を与える
ために無機または有機化合物の粒子をさらに含有しても
よい。無機化合物の例は二酸化珪素、二酸化チタン、酸
化アルミニウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、
タルク、クレー、か焼されたカオリン、か焼された珪酸
カルシウム、水和珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、
珪酸マグネシウムおよび燐酸カルシウムを包含する。二
酸化珪素、二酸化チタンおよび酸化ジルコニウム、そし
て特に二酸化珪素が好ましい。有機重合体化合物の例は
シリコーン樹脂、フルオロ樹脂およびアクリル樹脂を包
含する。シリコーン樹脂が好ましい。粒子の平均寸法は
特に制限されない。寸法は一般的には0.001〜1.0
μm、好ましくは0.001〜0.5μmの範囲内であ
る。粒子は一般的にはCTAフィルム中に100重量部
のCTAを基準として0.005〜0.5重量部の量で、
そして好ましくは0.01〜0.1重量部の量で加えられ
る。
【0034】本発明のCTAフィルムを含有する紫外線
−吸収剤の製造方法を以下で説明する。
【0035】フィルムは好ましくは溶媒流し込み方法を
利用することにより製造される。この方法は、支持体上
の溶液供給装置(ダイ)のスリットから供給される重合
体溶液を流し込みそして流し込まれた層を乾燥してフィ
ルムを形成する段階を含んでなる。
【0036】混合容器中に、溶媒、三酢酸セルロースお
よび可塑剤を入れ、そして酢酸セルロースを加熱下で
の、そして所望するなら圧力下での撹拌により溶解させ
て、ドープを形成する。別の混合容器中に、溶媒および
紫外線吸収剤を入れ、そして撹拌することにより吸収剤
を溶解させる。潤滑性を改良するために粒子が加えられ
る場合には、生ずる吸収剤を含有する溶液の中に粒子を
入れそして混合物を分散装置を用いて分散させる。適量
の吸収剤を含有する溶液をドープを含有する容器に供給
し、そしてそれらを混合する。生ずる混合物を流し込み
ヘッドに適宜フィルターを通して供給し、そして支持
体、好ましくは金属支持体のエンドレスベルト上の流し
込みヘッドから流し込む。
【0037】流し込まれたフィルムをベルトの1回の回
転中に乾燥して自己−支持性を有するフィルムを形成
し、そして乾燥したフィルムをベルトから分離し、そし
て次にフィルムを巻き取るために充分乾燥する。金属ド
ラムをエンドレスベルトの代わりに利用することができ
る。
【0038】ドープおよび吸収剤を含有する溶液を流し
込みヘッド前の配管の中間に設置されるスタティックミ
キサーの使用により混合し、流し込みヘッドに供給しそ
して金属支持体上の流し込みヘッドから流し込むことが
できる。
【0039】溶媒流し込み方法で使用される溶媒の例
は、脂肪族炭化水素類、例えばペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、イソオクタンおよびシクロヘキサ
ン;芳香族炭化水素類、例えばベンゼン、トルエンおよ
びキシレン;塩素化された炭化水素類、例えばクロロメ
タン、ジクロロメタン、四塩化炭素およびトリクロロエ
タン;アルコール類、例えばメタノール、エタノール、
イソプロピルアルコールおよびn−ブチルアルコール;
並びにエステル類、例えば蟻酸メチル、蟻酸エチル、酢
酸メチルおよび酢酸エチルを包含する。
【0040】重合体として三酢酸セルロースを使用する
この場合には、ジクロロメタンおよびメタノールの溶媒
混合物が一般的に使用される。ドープを製造するかまた
はドープに粒子を加える工程中に三酢酸セルロースが沈
澱しない限り例えばイソプロピルアルコールおよびn−
ブチルアルコールの如き他の溶媒を使用することができ
る。ドープ中の三酢酸セルロースおよび溶媒の比は好ま
しくは重量により10:90〜30:70である。
【0041】ドープおよび分散液を製造する工程では、
種々の添加剤、例えば分散剤、蛍光染料、発泡防止剤、
潤滑剤、および防腐剤をドープまたは分散液に加えるこ
とができる。
【0042】一方または両方の側面が紫外線吸収性三酢
酸セルロース保護フィルムで被覆された偏光シートを含
んでなる偏光要素も本発明の範囲内に属する。保護フィ
ルムは偏光シートの一方または両方の側面に積層により
適用される。
【0043】いずれのタイプの偏光子(I−タイプまた
はD−タイプ)でも使用することができる。好ましい態
様では偏光子はジアゾ化合物を含有する延伸ポリ(ビニ
ルアルコール)フィルムからなる。
【0044】上記の紫外線−吸収性三酢酸セルロースフ
ィルムにより保護されたそのような偏光子を含んでなる
液晶ディスプレイ装置が本発明の範囲内に属することも
明らかに考えられる。偏光子はLCD装置のガラスまた
はプラスチック基質の外側に適用される。従って、我々
はこの記述において液晶ディスプレイ装置の設計および
操作に関するある種の詳細事項を含む。
【0045】以上ですでに説明したように、装置は本質
的に内部で互いに電気的に連結している透明な電極層で
各々被覆されている2つの平行なガラスにより取り囲ま
れた空洞であるため電場を電池を越えて適用することが
できる。最後に、電極層はいわゆるアラインメント層で
被覆される(以下参照)。さらに、カラーフィルター層
が存在することもできる。組み立て品全体が2つの偏光
子の間に挿入される。本発明では偏光子は以上で徹底的
に説明されたように紫外線−遮断CTAフィルムにより
保護される。
【0046】液晶はほとんどの温度範囲にわたり通常の
液体のようだがそれらはいわゆる中間相(mesophase)温
度範囲ではそれらが規則化された構造を示しそしてそれ
ら自体でネマチック、コレステリックおよびスメクチッ
クと称する3つのタイプの配列に配置可能な細長い有機
分子から構成される点で他の液体と異なる。ネマチック
タイプでは全ての分子は互いに平行である。コレステリ
ックは互いに平行な分子の連続層を有するが、1つの層
から次に連続的に回転してその配列パターンで螺旋とな
る好ましい方向において各層中での整列がある。スメク
チックタイプは一定の好ましい方向を有する層にされた
構造を有する。中間相の外側では材料は低い端部で凍結
しそして高い端部で等方性液体となる。LCD類の多く
はネマチックタイプを使用するが、コレステリック、コ
レステリック−ネマチック、およびスメクチック混合物
を使用する装置の例もある。特に、瞬時の偏光を示すあ
る種のキラル−スメクチック形態が使用されており、そ
してこのタイプの材料を含有するLCD類は強誘電性と
称する。液晶に関するさらなる詳細事項は、GB150
9643、Scientific American, Vol. 222, April 197
0, p. 100-106 に、並びに the periodical OEP, Febru
ary 1985, p. 43-47 に表題 "Spectrum Liquid Crystal
Display" および "Liquid Crystal gets Second Look
as a promising Display Meium" で見ることができる。
【0047】液晶は一般的にはむしろ複雑な化学式を有
する。ネマチックタイプの結晶は例えば4−メトキシ−
4′−n.−ブチルアゾキシベンゼン(MBAB)、N
−(p−メトキシベンジリデン)−p−n.−ブチルア
ニリン(MBBA)、N−(p−エトキシベンジリデン)
−p−n.−ブチルアニリン(EBBA)を包含する。
コレステリックタイプの分子はエルカ酸コレステリル
(CE)およびコレステリックノナノエート(CN)を
包含する。
【0048】我々は次に最も一般的なタイプのLCD、
すなわちその元の形態およびその改良されたスーパーツ
イストバージョンの両者で広い用途を有する捩れネマチ
ック構造LCD(TN−LCD)の操作原理を説明しよ
う。この形態では電池は、電場の不存在下では、液晶材
料の分子軸が一方のガラス板から巻き取り階段中の段に
類似する他方に連続的に回転させられるような方式で構
成される。これは以下の通りにして達成される。2つの
電極層をLCDの内部に面する全ての他の要素と一緒に
薄いいわゆるアラインメント層(alignment layer)で被
覆する。これらの層は一般的には熱硬化したポリイミド
樹脂からなる。これらの硬化層を例えばナイロン布(例
えばGB−P 1,505,192参照)で指定された方
向にこすって層の表面近くの液晶分子の配向をこすり方
向で引き起こす。2つのアラインメント層が互いに垂直
な方向にこすられる時には上記の回転する分子方向配置
が得られる。その結果、第一のガラス板の外側に位置し
そして電池に入射する第一の偏光子から生ずる線状の偏
光された光は同じ方法で回転されそしてその偏光面を有
する第二のガラス板から入射光線から90°で出る。一
般的には検光子と称する第二の偏光子が第二のガラス板
の後ろに置かれ、そしてその偏光面が第一の偏光子の1
つと平行である時には、検光子は光を妨害するであろ
う。他方で、検光子の偏光面が第一の偏光子の1つと垂
直である場合には光は通過するであろう。
【0049】しかしながら、電場が電極間に適用される
時には分子は捩られずそして全てが場の方向に整列され
る。ここで平行な検光子は光を通しそして直角の検光子
は光を妨害するであろう。まとめると、偏光子および検
光子の選択される相対的な方向により、暗い背景上の光
ディスプレイ、または明るい背景上の暗いディスプレイ
を実現することができる。
【0050】紫外線−吸収剤を含有する保護CTAフィ
ルムは1つもしくはそれ以上の偏光子を光源の紫外線か
ら遮断する。
【0051】本発明を次に以下の実施例により説明する
がそれらに限定されるものではない。
【0052】
【実施例】実施例1 この実施例は本発明の化合物I−1およびI−2を含有
するCTAフィルムサンプルの紫外線−遮断特性を既知
の紫外線−吸収剤を含んでなる比較フィルムサンプルと
比較する。
【0053】比較化合物の式:
【0054】
【化9】
【0055】
【化10】
【0056】フィルムサンプルの製造 有効スタラーを備えた500mlのガラス反応容器中で
3.5gの燐酸トリフェニル(可塑剤)を250gの塩
化メチレンおよび25gのメタノールの溶媒混合物の中
に撹拌しながら溶解させた。この溶液にそれぞれ: −35gのCTAおよび紫外線なし(ブランク)、 −34.65gのCTAおよび0.35gの紫外線−吸収
剤(最終濃度1重量%)、 −34.125gのCTAおよび0.875gの紫外線−
吸収剤(最終濃度2.5重量%)、 −33.25gのCTAおよび1.75gの紫外線−吸収
剤(最終濃度5重量%)を加えた。
【0057】透明な溶液が得られるまで混合物を室温で
撹拌した。
【0058】製造された溶液の各々を200×300m
mのガラスコーテイング板上にコーテイングナイを用い
て約1mmの湿潤厚さでコーテイングした。
【0059】室温で乾燥した後にフィルムサンプルをコ
ーテイング板から除去しそして50℃で1時間にわたり
さらに乾燥した。次にサンプルから溶媒を除去すると9
0μmの厚さを有していた。
【0060】評価 各フィルムサンプルから分光透過率曲線を250nm〜
800nmで記録した。
【0061】表1では0%透過率の波長は紫外線吸収が
完全のままであるかまたは実質的に完全である%透過率
分光曲線の最長波長である。90%透過率の波長は透過
率が90%に達する最短波長である。2つの値の間の差
が小さくなればなるほど400nm付近の透過率曲線の
上昇は急勾配となり、そして紫外線−遮断特性は良好に
なる。
【0062】
【表1】
【0063】表1からわかるように本発明の化合物は比
較化合物と同様な遮断性能を示し、従ってこれらの既知
の化合物の価値ある代替品である。実施例2 前記の実施例の全てのフィルムサンプルを144時間に
わたる180,000ルクスのキセノン光源への露呈か
らなる光−安定性試験にかけた。ここでも分光透過率曲
線が各サンプルから記録されそして露呈されなかったサ
ンプルと比較された。本発明の化合物はそれらの紫外線
−遮断性質の全てにおいて劣化を示さず、これはC−6
およびC−7以外は比較化合物に関する場合にも示さな
かった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 5/30 G02B 5/30 G02F 1/1335 510 G02F 1/1335 510 G09F 9/00 307 G09F 9/00 307A // C08L 1:12 C08L 1:12 (72)発明者 バルト・メヤーソンズ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 [式中、Zはさらに置換されていることができる4−ア
    ルコキシ−2−ヒドロキシフェニルを表し、Arは置換
    されたまたは置換されていないアリールを表し、そして
    Rはアルキル、アリール、アルコキシ、アリールオキ
    シ、アルキルチオまたはアリールチオを表し、それらの
    各々はさらに置換されていることができる]に従う紫外
    線吸収剤を含んでなる三酢酸セルロースフィルム。
  2. 【請求項2】 該紫外線−吸収剤が下記の化合物: 【化2】 から選択される請求項1に記載の三酢酸セルロースフィ
    ルム。
  3. 【請求項3】 一方または両方の側面が請求項1に記載
    の保護三酢酸セルロースフィルムで被覆された偏光シー
    トを含んでなる偏光要素。
  4. 【請求項4】 一方または両方の側面が請求項2に記載
    の保護三酢酸セルロースフィルムで被覆された偏光シー
    トを含んでなる偏光要素。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の偏光要素を含んでなる
    液晶ディスプレイ(LCD)。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の偏光要素を含んでなる
    液晶ディスプレイ(LCD)。
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