JP2001235606A - 反射機能及び透過機能を有する光学部材 - Google Patents

反射機能及び透過機能を有する光学部材

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JP2001235606A
JP2001235606A JP2000299321A JP2000299321A JP2001235606A JP 2001235606 A JP2001235606 A JP 2001235606A JP 2000299321 A JP2000299321 A JP 2000299321A JP 2000299321 A JP2000299321 A JP 2000299321A JP 2001235606 A JP2001235606 A JP 2001235606A
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light
transmission
liquid crystal
crystal display
reflection
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Yasuteru Maeda
泰照 前田
Masato Kuwabara
眞人 桑原
Koichi Fujisawa
幸一 藤澤
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光の透過、反射性能および拡散機能をバランス
良く最適化し透過反射型液晶表示装置に装着して駆動し
た場合に、透過型、反射型のどちらの場合でも明るさ、
視認性の点で優れた透過反射板、透過反射型偏光板およ
びそれを用いた透過反射型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】(1)凹凸面を有し凹凸面側からの光の透
過率とその反対側からの光の反射率との合計が100%
を超える平面状部材に、ヘイズ率で表す光拡散性能が6
0%以上の拡散機能を有する層を、該平面状部材の凹凸
面とは反対側の面に配置する透過反射板。 (2)上記(1)記載の透過反射板に凹凸面とは反対側
の面に偏光板を配置する透過反射型偏光板。 (3)上記(1)記載の透過反射板または上記(2)記
載の透過反射型偏光板を、凹凸面を背面照射型光源ユニ
ットの光出射面方向に向けて背面照射型光源ユニットの
光出射面と液晶表示部との間に配置する透過反射型液晶
表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い透過率および
反射率を実現する透過反射板、透過反射型偏光板、よび
それを用いてなる透過反射型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置はノート型ワープ
ロ、パソコンの他、電子手帳、携帯情報端末機、アミュ
ーズメント機器、携帯電話機等、多方面で利用されてい
る。これらのうちで携帯機器は半透過反射型液晶表示装
置が多く用いられている。半透過反射型液晶表示装置は
昼間又は明るい場所では自然光あるいは室内光などを利
用した反射型(以下反射状態と呼ぶ)として使い、夜間
又は暗い場所ではバックライトを用いた透過型(以下透
過状態と呼ぶ)として用いる。半透過反射型液晶表示装
置としては、第1偏光板/液晶セル(TNセル、STN
セル)/第2偏光板/半透過反射板/バックライトユニ
ットの構成で配置したものなどが知られている。
【0003】これらの表示装置に用いられる半透過反射
板としては、屈折率の高いパールマイカなどの無機粒子
をマトリックス中に分散させ、反射状態ではこれらの粒
子により光を反射させ、透過状態ではこれらの粒子間か
ら光を透過させることにより、反射機能と透過機能を両
立させたものが知られている。例えば、特開昭55−1
03583号公報には、光を反射する部分と光を透過す
る部分とが交互に配置されたパターンを形成した反射透
過体が記載されている。別の例として、特開昭55−4
6707号公報には、接着材料層に酸化アルミニウム、
酸化チタン、アルミニウム粉、スズ粉、金粉、銀粉など
の透明および/または半透明粒子を均一に分散してなる
半透過反射型偏光板が開示されている。上記とは別の方
式としては、実開平5−59404号公報および特開平
11−224058号公報には、本発明と同様にプリズ
ムシートをバックライト側に向けて配置し、バックライ
ト光をプリズム頂点側から透過する方式の液晶表示装置
が開示されている。
【0004】また、特開平9−311332号公報に
は、本発明と同様にプリズムシートを背面側に向けて配
置し、透過光はプリズム頂点側から透過し、前面光はプ
リズム内部で反射して、透過性能ならびに反射性能を両
立しようとした液晶表示装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
55−103583号公報および特開昭55−4670
7号公報記載のような、粒子の散乱等による透過光、反
射光の分配を行なう方式では、透過性能と反射性能とが
トレードオフ関係にあるため、それらの半透過反射板を
半透過反射型液晶表示装置に装着して駆動した場合、明
るさ、視認性の点で必ずしも十分なものではなかった。
即ち、図1は従来のパールマイカなど屈折率の高い無機
粒子や、金属などの反射率の高い粒子などをマトリック
スに分散させた従来の半透過反射板の原理を示す図であ
る。図1の下方向が背面に、上方向が観測者側に該当す
る。図1に示すように、従来の半透過反射板においては
背面からの光の一部分は無機粒子や金属粒子により反射
されて再び背面に戻るため、透過状態で使用する場合は
実質的には粒子の隙間から漏れてくる光のみを使ってお
り、光の利用効率が悪く透過率を高くできない問題があ
った。即ち、高い透過率を得るためには粒子の含量を下
げて透過率を上げる必要があるため反射率が低下する。
また、逆に反射率を上げるためには粒子の含量を上げる
必要があり、その場合は透過率が下がる問題がある。従
って、従来の半透過反射板においては透過率と反射率の
和は100%以下になっていた。加えて、TN、STN
などの液晶表示方式において透過反射型表示とするため
にはバックライトシステムを利用することが一般的であ
るが、バックライトシステムを利用する場合は導光板か
らの出射光はある程度指向性があり、また、外部光を利
用する際も指向性が強い光を利用する場合が想定され
る。指向性の強い光源の場合、光の強度が大きい出射方
向の表示と、光の強度が小さい出射方向の表示では輝度
が大きく異なるため、視認性が低下する問題がある。従
って、透過型 、反射型のどちらの場合においても指向
性を緩和し視認性を改良するため、透過、反射性能のど
ちらも高性能に保ちつつ、拡散機能をも付与する必要が
ある。しかし、実開平5−59404号公報あるいは特
開平11−224058号公報には、プリズムシートの
平滑面を観測者側に、プリズム面を導光板に向けて配置
し、プリズムの屈折及び反射を利用して導光板からの出
射光を観測者側の正面方向に集光してバックライト光源
の利用効率を高めた透過型液晶表示装置が記載されてい
るが、バックライト光源を利用せず、観測者側からの光
をプリズムの全反射により利用するという反射型表示装
置としての使用の発想はなく、反射型での使用における
プリズム反射光の指向性を緩和するための拡散板の設計
も考慮されてない。
【0006】次に、特開平9−311332号公報記載
の方式の場合にも、プリズムシートの平滑面を観測者側
に、プリズムシートのプリズム面を背面側に向けて配置
してなる液晶表示装置が開示されている。該出願はプリ
ズムによる全反射により観測者側の光を角度選択性を持
たせて反射させ、液晶パネル背面側の光は角度選択性を
持たせて観測者側に到達させることが特徴である。しか
しながら、該出願はバックライトを用いずに、指向性の
弱い外部周辺光を利用することを想定しているため、半
透過反射型液晶表示装置で一般的であるバックライトを
該出願に採用すると、指向性の強いバックライト光が液
晶表示装置の正面以外の方向に強く屈折されるため、正
面方向の輝度が低下してしまう。また、該出願は高分子
分散型液晶による表示方式であり、高分子分散型液晶自
身に光散乱性があるため、指向性の弱い外部周辺光を利
用する場合は、拡散機能については高分子分散型液晶自
身の光散乱性に依存させ、拡散板の使用については言及
してない。本発明の目的は、光の透過、反射性能、およ
び拡散機能をバランス良く最適化し、透過反射型液晶表
示装置に装着して駆動した場合に、透過型 、反射型の
どちらの場合でも明るさ、視認性の点で優れた透過反射
板、透過反射型偏光板、およびそれを用いた透過反射型
液晶表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、凹凸面を有し、凹
凸面側からの光の透過率と、その反対側からの光の反射
率との合計が100%を超える平面状部材に、凹凸面と
は反対側の面に特定の拡散機能を有する層を組み合わせ
ることにより、反射状態では高い反射率を得ることがで
き、透過状態では高い透過率を得ることができて、どち
らの状態でも明るく視認性が優れている光学部材を得る
ことができることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明は、以下の(1)〜
(3)を提供する。 (1)凹凸面を有し、凹凸面側からの光の透過率と、そ
の反対側からの光の反射率との合計が100%を超える
平面状部材に、ヘイズで表す光拡散性能が60%以上の
拡散機能を有する層を、該平面状部材の凹凸面とは反対
側の面に配置することを特徴とする透過反射板。 (2)上記(1)に記載の透過反射板に、凹凸面とは反
対側の面に偏光板を配置することを特徴とする透過反射
型偏光板。 (3)上記(1)に記載の透過反射板、または上記
(2)に記載の透過反射型偏光板を、凹凸面を背面照射
型光源ユニットの光出射面方向に向けて背面照射型光源
ユニットの光出射面と液晶表示部との間に配置すること
を特徴とする透過反射型液晶表示装置。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明を詳細に説明する。以
下、本発明の光学部材について、図を用いて以下に説明
するが、本発明は図示された例に限定されるものではな
い。
【0010】図2は、断面が三角形の線状凹凸を表面に
形成したプリズムシートの裏面に拡散層を有する透過反
射板と偏光板とを積層したものであり、本発明の原理を
示す図である。図の下方向が液晶ディプレイの背面側
に、反対方向の上方向が観測者側に該当する。本発明で
は凹凸面、即ち、本例示ではプリズム面方向からの光の
透過率と、その逆方向側、即ち、本例示ではプリズムシ
ートの平滑面方向からの光の反射率の合計が100%を
超える部材を用いている。そのため、バックライトを点
灯した透過状態では、バックライト光の大部分は下方向
からプリズム面を通過して観測者側に到達する。自然
光、室内光などが充分得られる反射状態では、上方向か
らの自然光、室内光などは、拡散層での後方散乱あるい
はプリズムでの反射により、大部分は観測者側に到達す
る。即ち、従来型の半透過反射板の難点であった、透過
率と反射率の和が100%以下であるという、透過率と
反射率とのトレードオフ関係を打破することが可能にな
り、従来の方式に比べ、透過状態、反射状態のどちらの
場合でも光の利用効率が大幅に向上する。また、バック
ライト光、外部光に指向性が強い場合でも、バックライ
ト光、外部光の両者とも本発明で開示する適切な性質の
拡散層を通過するため、透過型、反射型のどちらも使用
形態でも光が適度に散乱され、視認性が向上する。
【0011】本発明における、凹凸面を有し、凹凸面側
からの光の透過率と、その反対側からの光の反射率との
合計が100%を超える平面状部材について、以下に説
明する。一例として、断面が三角形の線状凹凸を表面に
形成したプリズムシートを図3に示す。このような形状
のプリズムシートとしては、ミネソタ・マイニング・ア
ンド・マニュファクチャリング社製の商品名「BEFII
90/50」などが市販されている。図3でプリズム形
成面側から照射された光線は屈折してaのように大部分
は透過する。一方、bのようにプリズムが形成されてい
ない平滑面側から入射された光線のうち、臨界角以下で
プリズム面に入射された場合は反射し、さらにその反射
光が他のプリズム面に臨界角以下で入射されると再び反
射され、その光線は平滑面側からプリズム形成面側から
プリズムシート外部へ透過する。これは再帰反射と呼ば
れている。上記の再帰反射が多い場合、プリズム形成面
側から照射された光線の透過率と、その反対側のプリズ
ムが形成されていない平滑面側から照射した光線の反射
率は100%を超えるようになる。同様の作用は、プリ
ズムシート以外の形状、例えば、凹凸形状の稜線が線状
に伸びたレンチキュラーレンズ等の形状や、多角錐や半
球状の突起形状であっても、その形状や材質の屈折率等
を設計することにより達成できる。そして、そのような
機能を有する光学部材を、透過反射型液晶表示装置のバ
ックライトシステムの導光板の光出射面に凹凸面を向け
て配置すると、透過率と反射率にトレードオフ関係のあ
る従来型の半透過反射板を使用した場合に比べ、優れた
透過反射板として使用することができる。
【0012】本発明の平面状部材の凹凸形状としては、
直円錐、斜円錐、角錐、斜角錐、楔型,凸多角体、半球
状等から選ばれる構造、並びにそれらの部分形状を有す
る構造の少なくとも1種以上が挙げられる。なお、本発
明で言う半球状は、必ずしもその表面形状は真球形状で
ある必要は無く、楕円体形状や、より変形した凸曲面形
状であっても良い。また、凹凸形状の稜線が線状に伸び
た、プリズム形状、レンチキュラーレンズ形状、フレネ
ルレンズ形状も挙げられる。その稜線から谷線にかけて
の斜面は平面状、曲面状、もしくは両者の複合的形状で
あっても良い。
【0013】凹凸面の高さについては特に限定は無い
が、例えば、液晶表示装置に用いる場合はパネル寸法に
影響を与えない観点から10μm〜1mm程度が好まし
い。
【0014】凹凸面の構成周期については特に限定は無
いが、例えば、液晶表示装置に用いる場合はモアレや輝
度むらの防止の観点から1μm〜100μmあるいは3
00μm〜1mm程度が好ましい。
【0015】本発明の凹凸面を形成する方法として、例
えば、下記の方法等が挙げられる。 1)ロールや原盤に目的とする形状のネガ型を形成して
おき、エンボスにて形状を付与する方法。 2)ロールや原盤に目的とする形状のネガ型を形成して
おき、熱硬化性樹脂をネガ型に充填し、加熱硬化後ネガ
型から剥離する方法。 3)ロールや原盤に目的とする形状のネガ型を形成して
おき、紫外線または電子線硬化樹脂を塗布し凹部に充填
後、樹脂液を介して凹版上に透明基材フィルムを被覆し
たまま紫外線または電子線を照射し、硬化させた樹脂と
それが接着した基材フィルムとをネガ型から剥離する方
法。 4)目的とする形状のネガ型を流延ベルトに形成してお
き、キャスティング時に目的とする形状を付与する溶剤
キャスト法。 5)光または加熱により硬化する樹脂を透明基板に印刷
し、光または加熱により硬化して凹凸を形成する方法。 6)表面を工作機械等で切削加工する方法。 7)球、多角体など各種形状の粒子を、基材表面に半ば
埋没する程度に押し込んで一体化し、基材表面を凹凸形
状にする方法。 8)球、多角体など各種形状の粒子を少量のバインダー
に分散したものを基材表面に塗布し、基材表面を凹凸形
状にする方法。 9)基材表面に、バインダーを塗布し、その上に球、多
角体など各種形状の粒子を散布し、基材表面を凹凸形状
にする方法。
【0016】次に、本発明に用いる凹凸面とは反対側の
面に配置する拡散機能を有する層について以下に説明す
る。拡散層の光拡散性は、JIS K−7105の測定
法によるヘイズ(曇価)で規定する。本発明の拡散層の
ヘイズは、60%以上が好ましい。ヘイズが60%未満
では、透過モードで指向性の強いバックライト光を使用
する場合、あるいは反射モードでも外部光の指向性が強
い場合、それらの利用光の指向性の緩和が不十分で、視
認性等が不十分となる。一例として、プリズムフィルム
に指向性の強い光が照射される場合で説明する。図3に
示すプリズムフィルムに、フィルム面と垂直に近い角度
でプリズム面方向から指向性の強い光を照射した場合、
照射光は異なる傾斜角のプリズム斜面によりaのように
2方向に屈折し、指向性の強いままフィルムを透過す
る。一方、フィルム面と垂直方向に透過する光はわずか
となる。そのため、拡散層を配置しないか、あるいは拡
散層を使用してもその光拡散性能が低いものを液晶表示
装置に装着すると、指向性の強いバックライト光源を用
いる透過モードの使用形態では、表示部の観測方向によ
って出射光強度が大きく異なり、視認性が低下する。例
えば、楔型導光板にサイドライト型光源を設置したバッ
クライトシステムの導光板上に、プリズムフィルムをプ
リズム面が光源側を向くように置いた場合、上記のよう
な指向性屈折方向に出射する光線の光強度と、プリズム
フィルムの法線方向に出射する光線の光強度との比(以
下、光強度比と称する)は4を超える。すなわち、表示
部の観測方向によって出射光強度が大きく異なり、視認
性が低下する。しかし、本発明で開示するように、拡散
層のヘイズを60%以上にすれば、上記の光強度比は4
以下になり、視認性が改善される。すなわち、図2に示
すように、本発明の凹凸面とは反対側の面に配置する拡
散機能を有する層を用いると、指向性の強い光線が拡散
層を通過する際、その一部は拡散光cとなる。その結
果、指向性屈折方向に出射する光線の光強度は低下する
と共に、プリズムフィルムの法線方向に出射する光線は
同方向への拡散光が寄与するために増加するので、光強
度比は低下する。即ち、観測方向による光の強度むらが
低減されることになり、視認性を改善することができ
る。バックライトを点灯せず、外部光を利用する反射モ
ードにおいても、外部光の指向性が強い場合は同様に視
認性改良のための拡散層は必要である。そのためにも、
拡散層はプリズムフィルムと観測者の間に配置するこ
と、即ち、本発明で開示するように、拡散層はプリズム
フィルムのプリズム面とは反対側に配置することが必要
で、逆に配置すると、外部光は拡散層を通過せずにプリ
ズムフィルムで再帰反射されるので、拡散層が機能しな
いことになる。
【0017】拡散機能を発揮する方法としては、例え
ば、下記が挙げられる。また、以下の異なる方法を組み
合わせることも可能である。 1.基材表面に形成した微細凹凸形状で、光線を多様な
方向に屈折、散乱、反射させて拡散する方法。 2.基材とは異なる屈折率の微粒子を、基材表面に塗布
するか、基材内部に分散し、光線を多様な方向に屈折、
散乱、乱反射、多重反射させて拡散する方法。 3.基材内部に微少な屈折率分布を付与し、光線を多様
な方向に屈折、散乱させて拡散する方法。
【0018】本発明の光拡散層の作成法は、例えば、下
記の方法等が挙げられる。また、以下の各方法で作成し
た光拡散層を複数枚積層することや、一つの基材に複数
の方法を施すことも可能である。 1)シート状の拡散層を上記凹凸形状を有する部材とは
別個に作成し、凹凸形状を有する部材と重ね合わせる
か、貼り合せる方法。拡散層は光散乱性微粒子を混合し
た樹脂をシート状に成形する方法等で作成することがで
きる。 2)凹凸形状を有する部材の裏面に微細加工を施す方
法。 3)凹凸形状を有する部材の裏面に光散乱性微粒子とバ
インダーの混合物を塗布し、拡散層を形成する方法 4)凹凸形状を有する部材内部に光散乱性微粒子を分散
し、凹凸形状を有する部材自身に拡散性を付与する方法
【0019】上記の光散乱性微粒子としては、酸化アル
ミニウム、酸化チタン、アルミニウム粉、スズ粉、金
粉、銀粉、パールマイカなどの無機物質の粒子、薄片
や、ポリオレフィン、ポリスチレン等の有機高分子化合
物の粒子、薄片を用いることができる。また、基材中に
微細な球形等形状の空隙を形成することにより光散乱性
を付与することも可能である。
【0020】本発明の透過反射板には、必要に応じ凹凸
面側にも拡散層を配置することができる。また、本発明
の透過反射型偏光板には、必要に応じ、従来方式の半透
過反射板や、乳白色フィルム等の拡散機能を有する材料
を貼り合わせて使用してもよい。
【0021】本発明の拡散層の光線透過率は60%以
上、より好ましくは80%以上とすることが好ましい。
液晶表示装置として反射特性を重視する場合は、通常、
光線反射率の高い拡散層を採用することが考えられる
が、その場合、従来型の半透過反射板と同様、透過光と
反射光とのトレードオフ関係により光線透過率は低くな
る。しかし、本発明においては、拡散層の光線透過率が
高くて大半の光線が拡散層を通過しても、図2に示すよ
うに、拡散層を通過した光の一部は再び観測者側に反射
するので、トレードオフが成立せず、拡散層の光線透過
率が高い場合でも反射特性は低下しにくい。そのため、
結果として拡散層の光線透過率を高くしたほうがトータ
ルとしての透過反射性能は向上する。
【0022】本発明の凹凸形状を有する部材の凹凸形状
や配置、ならびに拡散層の光拡散性は、最終的にはバッ
クライトを使用する場合の背面からの光の透過効率、バ
ックライトを使用しない場合の反射型表示での観測者側
からの光の反射効率、および拡散性の最適化を考えて決
定される。
【0023】本発明の偏光板としては、ヨウ素系偏光
板、染料系偏光板など、通常の液晶表示装置に用いる偏
光板を使用することができる。
【0024】本発明の背面照射型光源ユニットとして
は、通常の液晶表示装置に用いる背面照射型光源ユニッ
トを使用することができる。例えば、蛍光管あるいはL
ED素子を光源に用い、透明材質の導光体を通じて面状
光出射部から光を出射する方式や、シート状のEL発光
素子を面光源として用いる方式などがあり、それら背面
照射型光源ユニットの光出射部を、観測者側から見て液
晶表示素子の奥に配置し、透過モードでは液晶表示素子
を背面から照射して使用する。従って、各部材の配置と
しては、観測者側から見て、第1偏光板、液晶セル、第
2偏光板、本発明で規定する拡散層、本発明で規定する
凹凸面を有する層(凹凸面が光源側を向くようにす
る)、背面照射型光源ユニットの光出射部の順になる。
【0025】本発明の凹凸形状を有する部材と拡散機能
を有する層は、密着もしくは空気層を介して配置する
か、あるいは公知のアクリル系接着剤等で貼合して一体
化して使用することができる。それらは、偏光板に密着
もしくは空気層を介して配置するか、あるいは公知のア
クリル系接着剤等で貼合して一体化し、TN型、STN
型等の透過反射型液晶表示装置に適した透過反射型偏光
板とすることができる。そして、このような透過反射型
偏光板を本発明に開示した方式で液晶表示装置に装着す
ることにより、視認性が優れた透過反射型液晶表示装置
が得られる。
【0026】
【実施例】以下実施例を用いて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明は実施例に限定されるものではない。な
お、本発明の光の透過率、反射率はJIS K−710
5により測定した全光線透過率、全光線反射率で規定す
る。光強度比の測定は以下の方法で測定した。即ち、サ
イドライト光源方式の楔型導光板の光出射面上に、プリ
ズム面を下(光源側)に向けたプリズムシート、拡散
板、偏光板をその順に積層したものを測定試料として設
置した。光源から導光板の光出射面を経由して試料を照
射した光は、試料を通過する際、前述したようにプリズ
ムフィルムにより屈折するため、試料を通過した光は光
強度の角度分布を生じるが、そのうち最大強度を示す方
向の光の強度Aと、プリズムフィルム面の法線方向へ進
行する光の強度Bとを測定し、その比(A/B)を光強
度比とした。検出器には光パワーメーター(アンリツ製
ML9001A型)を用い、受光角は2°とした。
【0027】実施例1 断面が頂角90°の三角形状で、頂点間距離が50μm
であるプリズムフィルムBEFII90/50(ミネソタ
・マイニング・アンド・マニュファクチャリング社製)
のプリズム面とは反対側の平滑面に半透過反射板AS0
11(住友化学工業社製、ヘイズ88.6%、光線透過
率31.1%)を光拡散層として配置し、次いで偏光板
SH−1832A(住友化学工業社製)の順に積層し、
本発明の透過反射型偏光板を得た。透過率、反射率、光
強度比を測定した結果を表1に示す。なお、使用したプ
リズムフィルムのプリズム面からの光線の透過率は8
9.5%、プリズム面と逆方向からの光線の反射率は6
9.5%であり、凹凸面側からの光線の透過率と、凹凸
面側とは逆方向からの光線の反射率との合計は159.
0%であった。この透過反射型偏光板を液晶表示装置に
装着して、視認性を目視判定したところ、反射型、透過
型、どちらの使用方式でも良好な視認性である。
【0028】実施例2 プリズムフィルムBEFII90/50のプリズム面とは
反対側の平滑面に光拡散フィルムD113(きもと社
製、ヘイズ88.0%、光線透過率90.2%)、次い
で偏光板SH−1832Aの順に積層し、本発明の透過
反射型偏光板を得た。透過率、反射率、光強度比を測定
した結果を表1に示す。この透過反射型偏光板を液晶表
示装置に装着して、視認性を目視判定したところ、反射
型、透過型、どちらの使用方式でも良好な視認性であ
る。
【0029】実施例3 プリズムフィルムBEFII90/50のプリズム面とは
反対側の平滑面に光拡散フィルムZNBMU2(恵和商
工社製、ヘイズ83.4%、光線透過率95.2%)、
次いで偏光板SH−1832Aの順に積層し、本発明の
透過反射型偏光板を得た。透過率、反射率、光強度比を
測定した結果を表1に示す。この透過反射型偏光板を液
晶表示装置に装着して、視認性を目視判定したところ、
反射型、透過型、どちらの使用方式でも良好な視認性で
ある。
【0030】比較例1 半透過反射板AS011と偏光板SH−1832Aのみ
を積層し、半透過反射型偏光板を得た。透過率、反射
率、光強度比を測定した結果を表1に示す。透過率と反
射率との合計は上記実施例による透過反射板に比べ、大
幅に低かった。
【0031】比較例2 プリズムシートBEFII90/50のプリズム面に半透
過反射板AS011(住友化学工業社製)、次いで偏光
板SH−1832Aの順に積層し、本発明とはプリズム
方向が逆の透過反射型偏光板を得た。透過率、反射率、
光強度比を測定した結果を表1に示す。透過率と反射率
との合計は上記実施例による透過反射板に比べ、大幅に
低かった。
【0032】比較例3 プリズムシートBEFII90/50のプリズム面とは反
対側の平滑面に光拡散フィルム#100−BMU4S
(恵和商工社製、ヘイズ36.0%、光線透過率91.
9%)、次いで偏光板SH−1832Aの順に積層し、
光拡散性能の弱い拡散層を用いた透過反射型偏光板を得
た。透過率、反射率、光強度比を測定した結果を表1に
示す。透過率と反射率との合計は上記実施例による透過
反射板に比べ、ほぼ同等であったが、光強度比は各実施
例に比べ約2倍以上の値になり、悪化した。
【0033】
【表1】
【0034】<注1> 偏光板側とは反対方向からの光
線の全光線透過率 <注2> 偏光板側からの光線の全光線反射率
【0035】
【発明の効果】本発明の透過反射板、透過反射型偏光板
およびそれを用いた透過反射型液晶表示装置は、反射型
で使用した場合、従来の液晶表示装置に比べ、明るく視
認性が優れている。また、透過型で使用した場合には、
従来の半透過反射板と比較して透過光量が大きく、明る
い表示が可能であり、また、バッテリー駆動の携帯表示
機器などに用いる場合には長時間使用することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半透過反射板を示す図である。
【図2】本発明の原理を示す図である。
【図3】プリズムシートに光を照射した際の、光線の透
過、反射状態を示す図である。
【符号の説明】
a:背面からの光の透過の軌跡 b:表面側からの入射光の反射の軌跡 c:拡散光 1:偏光板 2:光拡散層 3:プリズムシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1335 520 G02F 1/1335 520 1/13357 530 (72)発明者 藤澤 幸一 茨城県つくば市北原6 住友化学工業株式 会社内 Fターム(参考) 2H042 BA02 BA03 BA05 BA12 BA20 DA01 DA12 DA21 DC08 DD04 DE04 EA04 EA15 2H049 BA02 BB63 2H091 FA08Z FA14Z FA21Z FA23Z FA32Z FA41Z LA18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹凸面を有し、凹凸面側からの光の透過率
    と、その反対側からの光の反射率との合計が100%を
    超える平面状部材に、ヘイズで表す光拡散性能が60%
    以上の拡散機能を有する層を、該平面状部材の凹凸面と
    は反対側の面に配置することを特徴とする透過反射板。
  2. 【請求項2】請求項1記載の透過反射板に、凹凸面とは
    反対側の面に偏光板を配置することを特徴とする透過反
    射型偏光板。
  3. 【請求項3】請求項1記載の透過反射板、または請求項
    2記載の透過反射型偏光板を、凹凸面を背面照射型光源
    ユニットの光出射面方向に向けて背面照射型光源ユニッ
    トの光出射面と液晶表示部との間に配置することを特徴
    とする透過反射型液晶表示装置。
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