JP2001235039A - 粉粒体用スライド式ゲートバルブ - Google Patents

粉粒体用スライド式ゲートバルブ

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JP2001235039A JP2000046105A JP2000046105A JP2001235039A JP 2001235039 A JP2001235039 A JP 2001235039A JP 2000046105 A JP2000046105 A JP 2000046105A JP 2000046105 A JP2000046105 A JP 2000046105A JP 2001235039 A JP2001235039 A JP 2001235039A
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gate
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    • F16K3/00Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
    • F16K3/02Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor
    • F16K3/0227Packings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シール性を高めエアのリークや粉体の侵入を防
止する。 【解決手段】シール部材9は、ゲート板2の摺動部分を
シールする横長の扁平環状のシールハウジング91にグ
ランドパッキン92が圧入され、シールハウジング91
は、正面断面視で竹の子形状或いは笠状であって、側面
視で横長のリング帯状(小判形状)の段部90(90
a,90b)を備え、正面視で後方に段部93aを備
え、正面視した状態において、その内壁面は、ゲート板
2の軸線方向(進出方向)に対して右斜めに急峻な状態
で傾斜した傾斜帯面95と、これに連続する、ゲート板
2の軸線方向(進出方向)に対して緩やかに右斜め上方
に傾斜した環状帯面96と、これに連続する前述の段部
90aと、これに連続する、前述の環状帯面96と同様
の環状帯面97と、それに連続する段部90bと前述の
環状帯面97と同様の環状帯面98を備え、右端部は開
口する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体を輸送する
粉粒体輸送路をゲートで開閉する粉粒体用スライド式ゲ
ートバルブ、特に、そのシール構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図15及び図16に示す従来技術
の通りの粉粒体用スライド式ゲートバルブ501が一例
として挙げられ、これは、インレットホッパー540と
アウトレットホッパー542とがベースフレーム544
によって連結されるとともに開口部503を備えた枠状
体504に、エアシリンダ505に連結したゲート板5
02を収容するゲート板収容体546が連結し、更にこ
のゲート板収容体546にエアシリンダ505が接続さ
れたものである。そして、ゲート板502とゲート板収
容体546とをシールするシール材509(グランドパ
ッキン等を備えたもの)がゲート板収容体546の先端
部に固定されている。更に、インレットホッパー540
の下側領域にゲート板502を案内するガイドレール5
13が形成されている。そして、ゲート板502をエア
シリンダ505で押し出すことで開口部503を閉鎖
し、ゲート板502をエアシリンダ505で縮ませるこ
とで、ゲート板502で開口部503を開放するもので
あり、これにより、上下方向の粉粒体輸送路を開閉可能
としている。また、粉粒体用スライド式ゲートバルブ5
01は、外部のエア設備及び電気設備に接続されてい
る。ここで、外形が四角型のものは正方形長方形排出口
用であり、コンベア、タンク下等の粉粒体の排出に適用
され、外形が丸型のものは円形排出口用であり、サイ
ロ、チェックビン下等の粉粒体排出用に適用される態様
が例示される。構造が簡単でメンテナンスが容易で、用
途に応じたシール方式でシール性を向上させている。
【0003】ところが、ゲート板収容体546と枠状体
504との間の隙間がシールされているものの、粉粒体
の移動経路から移動経路外へのシール性が未だ十分でな
く、又、枠状体504の内部において、ゲート板502
とインレットホッパー540の下端縁の間には、ゲート
板502の摩擦抵抗を無くしてスライドを円滑にすると
ともに、堆積する粉粒体圧を支持するためにゲート板5
02の強度を確保するためなど、トラブル防止の理由か
ら、隙間が存在し、ゲート板502が閉じられたときで
も、前記隙間から上部から下部に向かって粉粒体が漏
れ、粉粒体の移動経路内におけるシール性が未だ十分で
はないため、エア、粉粒体の漏れ等の不都合が生じてい
る。ゲート板502の上部領域側の圧力がプラス圧であ
る場合には、漏れの量が多くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項1ない
し7記載の発明は、ゲート板が閉じられているときの粉
粒体の移動経路内での粉粒体の漏れ、或いは、ゲート板
の開閉時における粉粒体の移動経路から移動経路外への
粉粒体の漏れを防止することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1記載の発明は、開口部を備えた枠状体と、該枠状体に
配置されたアクチュエータと、前記枠状体と接続された
収容ケースと、前記アクチュエータによって粉粒体の移
動経路の方向に直交してスライド運動を行うことで前記
開口部を開閉するゲート板と、前記枠状体の前記収容ケ
ース側の領域に形成された貫通孔に設けられ、前記枠状
体と前記ゲート板との間をシールすることにより前記粉
粒体の移動経路から移動経路外への漏れを防止する環状
のシール部材と、前記ゲート板を支持する支持部材と、
を備え、前記シール部材は、段部を備えたシールハウジ
ングにシールが圧入されてなることを特徴とする粉粒体
用スライド式ゲートバルブである。これにより、シール
圧力に粗密ができ、前記粉粒体の移動経路から移動経路
外への漏れを有効に防止できる。ここで、収容ケースは
ゲート板が開閉する際にこれを収容したり、電気部品、
空気圧部品等を収容することもあるものである。支持部
材は、ゲート板が閉じられた際に支持するもの、或い
は、ゲート板が開閉する際のガイドレール等が該当す
る。前記段部は単数又は複数でもよい。
【0006】請求項2記載の発明は、前記シールハウジ
ングは、前記ゲート板の前記スライド運動の方向に対し
て傾斜した環状帯面を備えたことを特徴とする請求項1
記載の粉粒体用スライド式ゲートバルブである。これに
より、場所によってシール圧力を変化させることで、上
記課題が一層好適に達成できる。
【0007】請求項3記載の発明は、前記開口部が閉じ
られるときに前記枠状体と前記ゲート板との間に存在す
る隙間をシールする第2のシール部材を設け、前記粉粒
体の移動経路内における漏れを防止したことを特徴とす
る請求項1又は2記載の粉粒体用スライド式ゲートバル
ブである。これにより、上記課題が好適に達成できる
上、粉粒体の移動経路内での粉粒体の漏れを防止でき
る。第2のシール部材は粉粒体が微粉末である場合には
漏れを防止するために必要であるが、粉粒体が粗い場
合、或いは粒体の場合には、隙間から漏れる心配は少な
く、必要とされないことがある。第2のシール部材は、
例えば、断面三角、四角形状等に形成された高分子材料
で構成される例が挙げられ、また、ラビリンスシール構
造の有無は問わないが、該構造を備えた方がシール性が
高まる。
【0008】請求項4記載の発明は、開口部を備えた枠
状体と、該枠状体に配置されたアクチュエータと、前記
枠状体と接続された収容ケースと、前記アクチュエータ
によって粉粒体の移動経路の方向に直交してスライド運
動を行うことで前記開口部を開閉するゲート板と、前記
枠状体の前記収容ケース側の領域に形成された貫通孔に
設けられたシールハウジングにパッキンが圧入され、前
記枠状体と前記ゲート板との間をシールすることによ
り、前記粉粒体の移動経路から移動経路外への漏れを防
止するシール部材と、前記ゲート板を支持する支持部材
と、を備え、前記アクチュエータがエアシリンダであ
り、前記シールハウジングに前記エアシリンダの排気を
導入してなることを特徴とする粉粒体用スライド式ゲー
トバルブである。これにより、エアシリンダによりゲー
ト板が駆動される際に排出される排気によってシールハ
ウジング内の圧力が高められ、粉粒体の移動経路から移
動経路外への粉粒体の漏れを一層有効に防止でき、シー
ル性を高めることが出来る。シール部材の構造は種々挙
げられるが適宜採択できる。
【0009】請求項5記載の発明は、開口部を備えた枠
状体と、該枠状体に配置されたアクチュエータと、前記
枠状体と接続された収容ケースと、前記アクチュエータ
によって粉粒体の移動経路の方向に直交してスライド運
動を行うことで前記開口部を開閉するゲート板と、前記
枠状体の前記収容ケース側の領域に設けられ、前記枠状
体と前記ゲート板との間をシールし、前記粉粒体の移動
経路から移動経路外への漏れを防止する第1のシール部
材と、前記ゲート板を支持する支持部材と、前記ゲート
板により前記開口部が閉じられるときに前記枠状体と前
記ゲート板との間に形成される隙間をシールする第2の
シール部材を設け、該第2のシール部材の前記ゲート板
と接する側の領域をラビリンスシール構造とし、前記粉
粒体の移動経路内における漏れを防止したことを特徴と
する粉粒体用スライド式ゲートバルブである。これによ
り、ラビリンスシールに侵入した粉粒体が詰まることに
よりシール性を高めることで、前記粉粒体の移動経路内
における漏れを有効に防止することができる。第1のシ
ール部材は環状のグランドパッキンでも良いし、複数の
段部を備えたシールハウジングにパッキン等のシールを
圧入したものでも良い。
【0010】請求項6記載の発明は、前記支持部材がガ
イドレールであり、前記ゲート板を下方から支持しなが
ら案内する前記ガイドレールを前記枠状体に前記スライ
ド運動の方向に設け、前記開口部が開閉されるときに前
記ゲート板が前記第2のシール部材と前記ガイド部材の
間で挟まれながら摺動されるようにしたことを特徴とす
る請求項1、4又は5いずれかに記載の粉粒体用スライ
ド式ゲートバルブである。これにより、上記課題が好適
に達成できる上、ゲート板を閉じたときにゲート板の上
部に堆積した粉粒体の荷重によりゲート板がたわんでし
まうことを防止し、強度や耐久性を改善することができ
る。比較的大型のゲート板のスライド運動を円滑にする
ことが出来る。
【0011】請求項7記載の発明は、前記支持部材が前
記枠状体の内側領域に設けた2個以上の突部であり、前
記ゲート板が前記開口部を閉じるときに、ゲート板を下
方から支持することを特徴とする請求項1、4又は5い
ずれかに記載の粉粒体用スライド式ゲートバルブであ
る。これにより、上記課題が好適に達成できる上、ゲー
ト板を閉じたときにゲート板を支持することで、ゲート
板上部に堆積した粉粒体の荷重によってゲート板がたわ
んでしまうことを防止し、強度や耐久性を改善すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態の粉
体用スライド式ゲートバルブ1(以下、単にゲートバル
ブ1という)について図1〜図11を参照して説明す
る。図1乃至図3に示すように、本実施形態のゲートバ
ルブ1は、食品用、医薬品用又は化学品用その他の粉体
を輸送する輸送パイプに接続された集塵機、サイクロ
ン、コンベア、タンク、サイロ、チェックビン、ミキサ
ー、スクリューフィーダ等の排出口に接続され、開閉す
ることにより粉粒体を下流側に排出可能としたものであ
る。即ち、ゲートバルブ1は、平面視で略正方形、正面
視で長方形、側面視で横長のリング帯状の扁平な小判形
状の板材であるゲート板2と、このゲート板2が移動可
能な状態に組込まれているケースである開口部3を備え
た枠状体4と、ゲート板2を開閉するための流体圧アク
チュエータである一対のエアシリンダ5,6と、枠状体
4に接続された収容ケース7と、を有している。このゲ
ート板2は、図1の2点鎖線で示す通り、右端が連結ロ
ッド8に固定されていて、左右方向に移動可能な状態で
枠状体4に配置されている。エアシリンダ5,6のピス
トンロッド50,60の先端部は、連結ロッド8に直交
して固定されている。エアシリンダ5,6によって、ゲ
ート板2は、所定方向、ここでは水平方向にスライド運
動を行い、エアシリンダ5,6の伸張時にゲート板2が
収容ケース7に収容されることによって開口部3が開
き、エアシリンダ5,6の縮退時にゲート板2によって
開口部3が閉じられるようになっている。即ち、エアシ
リンダ5,6がゲート板2を押して開口部3を開き、ゲ
ート板2を引いて開口部3を閉じる構造である。また、
ゲート板2の開閉時に、ゲート板2に粉体が付着したま
ま収容ケース7に排出されるのを防止するシール部材9
(図6参照)を、枠状体4の収容ケース7側の貫通孔に
固定し、及び枠状体4とゲート板2の間をシールする四
角形枠状のシール部材10を、開口部3の内側周縁、即
ち外枠としての枠状体4の内側に内枠として固定してあ
る。収容ケース7には、エア設備ユニット11及び電気
設備ユニット13が収容されている。以下、各要素を詳
細に説明する。
【0013】(枠状体4の説明)枠状体4は、金属製
(アルミニウム等)の複数のブロック部材を連結したも
のである。即ち、図1乃至図3等の通り、枠状体4は、
ゲート板2のスライド方向に並行に所定間隔を設けた2
つの側枠部材40,41と、側枠部材40,41と直交
して端部同士が連結された前方枠部材42及び後方枠部
材43とで構成されて、それぞれ、相互にねじ等で連結
されたものである。一対のエアシリンダ5,6が側枠部
材40,41の外側領域にそれらと平行に設置され、シ
リンダチューブ51,61の基端部が後方枠部材43の
左右両端部に形成されたエアシリンダ固定部43a,4
3bに固定されるとともに、シリンダチューブ51,6
1の先端部及び前方枠部材42の前面側が収容ケース7
の両端部の固定部70,71(図3参照)に、それぞ
れ、ねじ等により固定されている。そして、前方枠部材
42にはゲート板2が挿通できる長円形状のガイド孔4
6が形成されている。このガイド孔46にシール部材9
を設けている。側枠部材40,41は、ゲート板2の長
さよりも短く設定され、断面角形の長尺のブロック材で
ある。前方枠部材42及び後方枠部材43の横幅はゲー
ト板2の幅よりも大きく設定され、断面角形の長尺のブ
ロック材である。図1の通り、ゲート板2が開口部3を
閉じたときには、駆動に伴うトラブルの防止のため、隙
間Mが形成されるが、その隙間Mはシール部材10によ
りシールされるようになっている。側枠部材40,4
1、前方枠部材42、後方枠部材43は、ボルト44
a,44b(図3等参照)等で連結されている。シール
部材10はボルト44c(図8参照)等により支持部材
44dを介して前方枠部材42及び後方枠部材43に固
定されている。後述のガイドレール14,15は、前方
枠部材42及び後方枠部材43にボルト(図示略)等に
より枠状体4に固定されている。
【0014】次に、側枠部材40,41、前方枠部材4
2,後方枠部材43の上面及び下面には、それぞれ、粉
粒体機器継手部分のフランジと接続するための複数の連
結孔47及び48が穿設されている。これらの連結孔4
7,48の大きさ及び位置も粉体機器継手部分のフラン
ジと略同じである。
【0015】すなわち、本実施形態のゲートバルブ1
は、上流側及び下流側の粉体機器継手部分のフランジ
に、枠状体4の上面及び下面を当接させ、連結孔47,
48と粉体機器継手部分のフランジの連結孔(図示略)
にボルト等を挿通して固着することにより、連結され
る。
【0016】図15及び図16に示す従来の粉粒体用ス
ライド式ゲートバルブ501は、ゲート板2を押して閉
じ、ゲート2を引いて開く構造であって、ゲート板50
2が引っ込む部分があって、エアシリンダ505が外方
に出っ張っていて、エアシリンダ505の軸線方向にお
ける長さがゲート部分の3倍以上の長さになっており、
小型化が要望されている。そのため、本実施形態では、
ゲート板2を引いて閉じ、ゲート2を押して開く構造と
することで、エアシリンダ5,6の移動方向における長
さを大幅に短縮でき、小型化、低コスト化に寄与する。
【0017】ゲート板2を下方から支持する為、一対の
ガイドレール14,15が下側に立設され、シール部材
10とガイドレール14,15とでゲート板2を上下か
ら挟んでいる。このガイドレール14,15は、高分子
樹脂被膜によって被覆されており、また、ゲート板2の
表面にも、高分子樹脂被膜により被覆処理が行なわれる
こともある。高分子樹脂被膜は、摩擦抵抗が小さく耐磨
耗性が高いため、ガイドレール14及び15とゲート板
2との摺動する面に加わる摩擦抵抗が低減するととも
に、耐久性が向上する。ガイドレール14,15の下方
にはパイプ17及び18が平行に配置され、パイプ17
及び18の上部に長手方向にそれぞれ開口溝16(図7
参照)が垂直に形成されている。ガイドレール14及び
15の下端部は、パイプ部材17及び18の開口溝16
に上方から挿入され、ガイドレール14及び15の両側
に設けた溝にパイプ17及び18上部開口端が嵌めこま
れることで固定されている。このパイプ17,18は、
それぞれ、所定間隔を空けて前方枠部材42及び後方枠
部材43の内側領域に固定され、パイプ17,18の先
端部にはエアパージ119,120が接続されている。
更に、パイプ17,18にはそれぞれスリット21,2
2(図7参照)が長手方向に形成され、斜め上方、側方
等に向かってエアが噴出するようになっている。これに
よりボルト等、内部に粉体が堆積したとしても、エアで
吹き飛ばすことで、食品、薬品、化学品等の粉粒体に起
因する内部コンタミネーションを防止することができ
る。このエア供給はエアシリンダ5,6の排気を有効に
利用している。ガイドレール調整ねじ23(図6(a)
参照)でパイプ17,18の上下方向の位置を調整し、
ゲート板2とガイドレール14及び15との間の微妙な
クリアランスを調整できるようになっている。尚、開口
部3の面積が比較的小さい場合には、図4の通り、ゲー
ト板2の垂れが少ないので、ガイドレール14,15無
しのタイプも可能であり、この場合には、ゲート板2と
対向するように短尺丸棒等からなるテーパ面を備えた凸
部(又は突出板等)49を後方枠部材43に一対固定
し、ゲート板2の端面もテーパ面となし、開口部3が閉
じたときに、テーパ面同士が接合することでゲート板2
を強制的に支持することが可能となり、構造の簡素化と
なる。対向部49はビス49aにより後方枠部材43に
固定されている。このとき前記同様にシール部材10で
ゲート板2の上部領域をシールするとともに、凸部49
とシール部材10とでゲート板2を上下から挟むように
して固定している。
【0018】(エアシリンダ5,6関連の説明)エアシ
リンダ5,6は、ピストンロッド50及び60が高圧エ
アによって前後方向に往復動するものであり、ピストン
ロッド50,60の先端部はこれと直交する連結ロッド
8で連結され、連結ロッド8の左側領域にゲート板2が
延在する。また、エアシリンダ5,6は、電気設備ユニ
ット13からの電源を供給され、電気設備ユニット13
からの電気信号により駆動状態が制御され、又、エア設
備ユニット11を介して、高圧エアが供給されるもので
ある。
【0019】そして、シリンダケース61の両端部にセ
ンサースイッチ62,63(図1、図3参照)がそれぞ
れ形成され、ゲート板2の前後方向の移動限界を画定し
ている。即ち、エアシリンダ5,6のピストンロッド5
0及び60の移動(伸び縮み)する範囲は、それらが最
も縮んだときにゲート板2で開口部3を閉鎖し、それら
が伸び出しきったときに枠状体4の開口部3を最大に開
口させるよう設定されている。
【0020】(収容ケース7の説明)収容ケース7は、
防塵性等を考慮し四角型ボックスとされ、平面から見て
長方形とされている。前方枠部材42、シリンダチュー
ブ51,61のそれぞれの先端部を、ボルト72,7
3,74でそれぞれ固定している。収容ケース7の高さ
は、ピストンロッド50,60、エア設備ユニット1
1、電気設備ユニット13等を収容可能なものとされ、
収容ケース7の内部空間の長さLはエアシリンダ5,6
のストロークS以上の長さとされ、また、図1の通り、
その幅Wは、シリンダチューブ51及び61の外縁の間
隔以上の幅に設定してある。さらに、枠状体4と面一に
接続され、スマートな外観を呈している。
【0021】(シール部材9の説明)このシール部材9
は、図6及び図11等の通り、ゲート板2の摺動部分を
シールする横長の扁平環状(扁平小判形状)の部材であ
り、枠状体4に形成されゲート板2が挿通されるガイド
孔46(図11参照)に固定されている。シール部材9
は、シールハウジング91にグランドパッキン92が圧
入されたものである。シールハウジング91は、正面断
面視で先端部が丸みを帯びた略鋸歯状(波の形)等であ
って、かつ、側面視で横長の扁平リング帯状(扁平小判
形状)の段部90(90a,90b)を備えたものであ
る。略鋸歯状が好ましいが、竹の子形状、節形状、笠状
その他の形状でも良い。段部90a,90bは複数(こ
こでは2個)、所定間隔を設けて備えられている。シー
ルハウジング91は、正面視で後方に開口部を備え、そ
こにシール押さえ93が嵌め込まれ、内側先端部に縮径
部93aを備えている。シール押さえ93の縮径部93
aがグランドパッキン91の上部に食い込むようにして
固定している。シール押さえ93は、側面視で横長で扁
平リング帯状(扁平小判形状)とされ、複数(ここでは
2個)の押え止めビス94(図11参照)で前方枠部材
42に固定されている。このように、グランドパッキン
92はゲート板2とシールハウジング91の内壁面とで
挟まれることで、その上部は略鋸歯状の段部が形成され
ることとなる。シールハウジング91の詳細を説明する
と、図6(b)の通り、正面視した状態において、その
内壁面は、ゲート板2の軸線方向(移動方向)に対して
右斜めに急峻な状態で傾斜した傾斜帯面95と、これに
連続する、ゲート板2の軸線方向(移動方向)に対して
緩やかに右斜め上方に傾斜した環状帯面96と、これに
連続する前述の段部90aと、これに連続する、前述の
環状帯面96と同様の環状帯面97と、それに連続する
段部90bと、前述の環状帯面97と同様の環状帯面9
8とを備え、右端部(前方部分)は開口し、シール押さ
え93側に段部が形成されている。そして、それらの面
或いは段部は側面視で横長の扁平リング帯状(扁平小判
形状)に形成されている。従来はグランドパッキンが同
じ圧力で平面的にゲート板2を抑えているが、本実施形
態によれば、ゲート板2とグランドパッキン92との接
触において、シール圧力の粗密ができるように設定さ
れ、強く接触している個所、弱く接触している個所が微
妙にできると考えられ、それらによりシール効果が高ま
るのである。これにより、ゲート板2が開閉される際、
特に開口部3を開く場合、グランドパッキン92がゲー
ト板2の表面に付着した粉体を拭い取ることで、粉体の
移動経路から移動経路外への粉体の漏れ、即ちゲート板
2に粉体が付着したまま収容ケース7へ侵入し、内部コ
ンタミネーション、機器の故障等の不都合を防止でき
る。従って、シール部材9によりシール性を高めること
ができる。更に、図6(a)において点線で示すシール
ハウジング91と連通する連通孔99を形成し、後述の
エアパージ119から供給される排気をシールハウジン
グ91内へ供給することで、その内部をプラス圧としシ
ール効果を高めることもできる。
【0022】(シール部材10の説明)更に、開口部3
の周囲付近に平面視で四角型枠状のシール部材10を設
け、開口部3が閉じられるときに存在する枠状体4とゲ
ート板2との隙間をシールするようにしたものである。
このシール部材10はラビリンスパッキンであり、下面
(底面)に角型枠状の単数又は複数の凹溝10aを連続
的に設けたものである。この凹溝10aに粉体が詰まる
ことで、粉体自体がシールの役目をすることとなるマテ
リアルシールが形成されるのである。これにより、ゲー
ト板2により開口部3が閉じられた場合、ゲート板2の
上方に堆積した粉体或いはエアーが、ゲート板2の端縁
(収容ケース7側を除く3方の端縁)と枠状体4内側と
の間の隙間から下方に向かって漏れることを防ぎ、粉体
の移動経路内での粉体、エアーの漏れを防止できる。従
って、シール部材10をラビリンスパッキンとすること
で、シール性を高め、摺動抵抗を低減させることができ
る。更にラビリンス効果により押え止めビス94が少数
で済むことで部品点数の低減と取り付け作業の容易化に
寄与できる。
【0023】(エア設備ユニット11の説明)エア設備
ユニット11は、図3に示す通り、ブラケット110等
で前方枠部材42に固定され、エア導入口111、供給
ポート112,113、排出ポート114,115等を
備えた電磁弁ユニット116を備え、供給ポート11
2,113にエアシリンダ5,6のストローク速度を調
整するスピードコントローラ117,118(図11参
照)を備えている。又、エア導入口111、排出ポート
114,115にはそれぞれワンタッチ継手55,65
が取り付けられている。更に、前方枠部材42に、エア
パージ119,120(図11参照)、及びエア一次配
管口121(図10、図11参照)がそれぞれ配置され
ている。
【0024】(電気設備ユニット13の説明)電気設備
ユニット13は、図3の通り、ブラケット130等で前
方枠部材42に固定され、端子131,132を備えた
結線端子ボックス133を備え、前方枠部材42に、図
11の通り、電気一次配線口134、センサーリード線
135等を備えたものである。結線端子ボックス133
内には制御を司る制御装置136が設けられ、シリンダ
5,6等の駆動制御を司る。
【0025】(ゲートバルブ1の動作及び作用効果)電
源及びエア源(コンプレッサ等)から電源及びエアがエ
ア設備ユニット11及び電気設備ユニット13へ供給さ
れると、駆動処理が開始される。まず、初期状態はエア
シリンダ5,6が縮んだ状態とされ、開口部3が閉じた
状態とされ、粉体はゲート板2の上方に堆積しているも
のとする。ゲート開信号が制御装置136から電磁弁ユ
ニット116へ供給されると、エア一次配管口121か
らエア導入口111へ供給され、供給ポート112,1
13からそれぞれ、エアシリンダ5,6のシリンダチュ
ーブ51,61内へエアが供給されるとともに、排出ポ
ート114,115からエアが排出される。そうする
と、ピストンロッド50,60が前方へ移動して伸び出
しゲート板2が押出され、そして、センサースイッチ6
3がオンすると、センサーリード線135を介して制御
装置136へ送られ、エア供給停止信号が電磁弁ユニッ
ト116へ送り出され、図3の右側端部の2点鎖線で示
す位置でピストンロッド50,60が停止する。そうす
ると開口部3は開放され、粉体が開口部3を通過して上
方から下方へ落下する。
【0026】粉体の輸送が終了したならば、ゲート閉信
号が制御装置136から電磁弁ユニット116へ供給さ
れ、電磁弁ユニット116の接続状態が切り換わり、エ
ア一次配管口121からエア導入口111へ供給され、
供給ポート112,113からそれぞれ、エアシリンダ
5,6のシリンダチューブ51,61内へエアが供給さ
れるとともに、排出ポート114,115からエアが排
出される。そうすると、ピストンロッド50,60が後
方へ移動して縮み、そして、センサースイッチ62がオ
ンすると、センサーリード線135を介して制御装置1
36へ送られ、エア供給停止信号が電磁弁ユニット11
6へ送り出され、図3の実線で示す位置でピストンロッ
ド50,60が停止する。そうすると開口部3が閉鎖さ
れて粉体の通過が阻止され、ゲート板2の上に粉体が堆
積する。
【0027】また、ガイドレール14,15が高分子樹
脂被膜により被覆処理され、シール部材10がラビリン
スパッキンであるので、ゲート板2が枠状体4内を移動
するときに、ゲート板2はシール部材10及びガイドレ
ール14,15で挟みつけられつつ案内され、摺動する
面の抵抗が低減されるとともに、磨耗が低減されて耐久
性が向上し、更に、シール性が向上する。そして、シー
ル部材9によりゲート板2がシールされることで、シー
ル性が大幅に向上する。図6(a)の通り、シール部材
9によってゲート板2に付着した粉体が払い落とされる
前にも、ゲート板2の上部に付着した粉体が枠状体4の
収容ケース7側の端縁にあるシール部材10によっても
払い落とされる。また、シール部材10により隙間M
(図1参照)がシールされ、シール性が大幅に向上す
る。
【0028】そして、ゲートバルブ1は、エアシリンダ
5,6の往復動に伴い、ゲート板2が収容ケース7内及
び枠状体4内部を往復動し、開口部3を開閉するのであ
り、連結ロッド8は収容ケース7内のみにおいて往復動
を行うものである。しかも、エアシリンダ5,6が縮む
ことでゲート板2を引いて開口部3を閉じ、エアシリン
ダ5,6が伸びることでゲート板を押して開口部3が開
放されるものであるので、小型化、低コスト化に寄与で
きる。
【0029】更に、エアパージ119,120から、そ
れぞれ、パイプ17,18にエアシリンダ5,6の排気
を供給し、スリット21,22からエアーを噴出するこ
とで、エアシリンダ5,6の排気を有効に利用すること
ができ、内部にあるボルト等に堆積した食品、医薬品等
の粉体に起因するコンタミネーションを防止することが
できHACCPを実現できる。
【0030】図4のタイプではガイドレール14,15
が無いので、開口部3がゲート板2によって閉じるとき
のみ、ゲート板2が突部49により支持される。ガイド
レール14,15が不要となることで構造が簡素化、低
コスト化に寄与する。
【0031】次に本発明の第2実施形態のゲートバルブ
201について図12〜図14を参照して説明する。第
1実施形態では、収容ケース7内にエア設備ユニット1
1及び電気設備ユニット13が収容されているが、この
第2実施形態では、収容ケース7をゲート板収容ケース
207Aとし、エア設備ユニット211及び電気設備ユ
ニット213を収容ケース207Bに収容するととも
に、この収容ケース207Bを後方枠部材243側に固
定し外部に露呈させるとともに、エアシリンダ205,
206の端部を固定するものである。これにより第1実
施形態と同様の動作、作用効果を奏するが、エア設備ユ
ニット211及び電気設備ユニット213の点検やメン
テナンスが容易となる利点がある。本実施形態は、上記
構成を除き、第1実施形態と概ね同様であるので、共通
する要素は200番台とし、説明は援用する。
【0032】ゲートバルブ1,201の適用例として
は、集塵機、サイクロン下の排出用、コンベア、タン
ク、サイロ、チェックビン下の排出用、ミキサーなどの
排出用、スケール投入のゲート用、スクリューフィーダ
の排出用、が挙げられる。また、駆動形態としてはエア
ーシリンダタイプ、手動タイプ、モータータイプ等が挙
げられる。形状は丸形、角形等が挙げられる。
【0033】本発明は、上述の実施の形態又は実施形態
に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱
しない範囲に於て、改変等を加えることが出来るもので
あり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に
含まれることとなる。一例として、上記説明では、ゲー
ト板2を駆動させるのに、エア圧を利用したエアシリン
ダ5,6を使用したが、エアシリンダ5,6以外に、油
圧、水圧等を利用したシリンダ、モータ等が考えられ、
その他に、機械的に棒を左右動させることのできる手動
式の装置等にしても構わない。しかし、エアシリンダ
5,6とした方が制御は簡単であり、好ましい。
【0034】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、シ
ールハウジングに段部を設けることで、ゲート板が開閉
する際、粉粒体の移動経路から移動経路外への漏れを有
効に防止できる。請求項3記載の発明によれば、粉体が
細かい場合において、開口部がゲート板により閉じられ
た場合、隙間をシールすることで粉体の移動経路内での
漏れを有効に防止できる。請求項4記載の発明によれ
ば、エアシリンダの排気をシールハウジングに導入する
ことで、排気圧力によって、シール性が一層高められる
とともに、排気を有効利用することができる。請求項5
記載の発明によれば、ゲート板が枠状体内を移動して開
口部を閉じるとき、隙間をシールするとともにラビリン
スシール構造がゲート板と接することで、粉粒体の移動
経路内での漏れを有効に防止できる。請求項6の発明に
よれば、ゲート板は第2のシール部材及びガイド部材で
挟みつけられつつ案内され、スライド運動が円滑となる
とともに、耐久性が向上する。請求項7の発明によれ
ば、ゲート板を支持する構造が簡素化され、装置を小型
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の粉体用スライド式ゲー
トバルブを表した平面図である。
【図2】(a)は同正面図、(b)は同底面図である。
【図3】同内部構造を示す平面図である。
【図4】(a)は同変更形態の部分側面図、(b)は同
変更形態の側面断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿って切断した断面図であ
る。
【図6】(a)は図5の部分拡大断面図、(b)はシー
ルハウジングの断面図である。
【図7】図3のVII−VII線に沿って切断した断面
図である。
【図8】図5のVIII−VIII線に沿って切断した
断面図である。
【図9】第1実施形態の粉体用スライド式ゲートバルブ
の連結ロッド及びゲート板の右側面図である。
【図10】同内部構造を示す正面図である。
【図11】図3のXI−XI線に沿って切断した断面図
である。
【図12】本発明第2実施形態の粉体用スライド式ゲー
トバルブの内部構造を表した平面図である。
【図13】同内部構造を表した正面図である。
【図14】図12のXIV−XIV線に沿って切断した
断面図である。
【図15】従来の粉粒体用スライド式ゲートバルブの内
部構造を示す平面図である。
【図16】同内部構造を示す正面図である。
【符号の説明】
1…粉体用スライド式ゲートバルブ、2…ゲート板、3
…開口部、4…枠状体、40,41…側枠部材、42…
前方枠部材、43…後方枠部材、46…ガイド孔、4
7,48…連結孔、9…シール部材、90…段部、91
…シールハウジング、92…グランドパッキン、93a
…拡径部、93…シール押さえ、94…押え止めビス、
95…傾斜帯面、96,97…環状帯面、10…シール
部材、14,15…ガイドレール、16…開口溝、1
7,18…パイプ、21,22…スリット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を備えた枠状体と、 該枠状体に配置されたアクチュエータと、 前記枠状体と接続された収容ケースと、 前記アクチュエータによって粉粒体の移動経路の方向に
    直交してスライド運動を行うことで前記開口部を開閉す
    るゲート板と、 前記枠状体の前記収容ケース側の領域に形成された貫通
    孔に設けられ、前記枠状体と前記ゲート板との間をシー
    ルすることにより前記粉粒体の移動経路から移動経路外
    への漏れを防止する環状のシール部材と、 前記ゲート板を支持する支持部材と、を備え、 前記シール部材は、段部を備えたシールハウジングにシ
    ールが圧入されてなることを特徴とする粉粒体用スライ
    ド式ゲートバルブ。
  2. 【請求項2】 前記シールハウジングは、前記ゲート板
    の前記スライド運動の方向に対して傾斜した環状帯面を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の粉粒体用スライ
    ド式ゲートバルブ。
  3. 【請求項3】 前記開口部が閉じられるときに前記枠状
    体と前記ゲート板との間に存在する隙間をシールする第
    2のシール部材を設け、前記粉粒体の移動経路内におけ
    る漏れを防止したことを特徴とする請求項1又は2記載
    の粉粒体用スライド式ゲートバルブ。
  4. 【請求項4】 開口部を備えた枠状体と、 該枠状体に配置されたアクチュエータと、 前記枠状体と接続された収容ケースと、 前記アクチュエータによって粉粒体の移動経路の方向に
    直交してスライド運動を行うことで前記開口部を開閉す
    るゲート板と、 前記枠状体の前記収容ケース側の領域に形成された貫通
    孔に設けられたシールハウジングにパッキンが圧入さ
    れ、前記枠状体と前記ゲート板との間をシールすること
    により、前記粉粒体の移動経路から移動経路外への漏れ
    を防止するシール部材と、 前記ゲート板を支持する支持部材と、を備え、 前記アクチュエータがエアシリンダであり、 前記シールハウジングに前記エアシリンダの排気を導入
    してなることを特徴とする粉粒体用スライド式ゲートバ
    ルブ。
  5. 【請求項5】 開口部を備えた枠状体と、 該枠状体に配置されたアクチュエータと、 前記枠状体と接続された収容ケースと、 前記アクチュエータによって粉粒体の移動経路の方向に
    直交してスライド運動を行うことで前記開口部を開閉す
    るゲート板と、 前記枠状体の前記収容ケース側の領域に設けられ、前記
    枠状体と前記ゲート板との間をシールし、前記粉粒体の
    移動経路から移動経路外への漏れを防止する第1のシー
    ル部材と、 前記ゲート板を支持する支持部材と、 前記ゲート板により前記開口部が閉じられるときに前記
    枠状体と前記ゲート板との間に形成される隙間をシール
    する第2のシール部材を設け、該第2のシール部材の前
    記ゲート板と接する側の領域をラビリンスシール構造と
    し、前記粉粒体の移動経路内における漏れを防止したこ
    とを特徴とする粉粒体用スライド式ゲートバルブ。
  6. 【請求項6】 前記支持部材がガイドレールであり、前
    記ゲート板を下方から支持しながら案内する前記ガイド
    レールを前記枠状体に前記スライド運動の方向に設け、
    前記開口部が開閉されるときに前記ゲート板が前記第2
    のシール部材と前記ガイド部材の間で挟まれながら摺動
    されるようにしたことを特徴とする請求項1、4又は5
    いずれかに記載の粉粒体用スライド式ゲートバルブ。
  7. 【請求項7】 前記支持部材が前記枠状体の内側領域に
    設けた2個以上の突部であり、前記ゲート板が前記開口
    部を閉じるときに、ゲート板を下方から支持することを
    特徴とする請求項1、4又は5いずれかに記載の粉粒体
    用スライド式ゲートバルブ。
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