JP3154824B2 - 高温用スライド弁 - Google Patents

高温用スライド弁

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JP3154824B2
JP3154824B2 JP21104492A JP21104492A JP3154824B2 JP 3154824 B2 JP3154824 B2 JP 3154824B2 JP 21104492 A JP21104492 A JP 21104492A JP 21104492 A JP21104492 A JP 21104492A JP 3154824 B2 JP3154824 B2 JP 3154824B2
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valve
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gland
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光範 磯山
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、石油精製装置
などに使用する高温用スライド弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の高温用スライド弁の一部
を破断した斜視図であって、この図において、1は高温
用スライド弁の弁箱を示し、この弁箱1の円筒状の流路
2は弁座3で仕切られており、弁体4をスライドさせる
ことによって流体の流れを開閉するよう構成されてい
る。この弁箱1の側部からボンネット5が突出して形成
され、その開口部はボンネットカバー6で閉成されてい
る。このボンネットカバー6の中央部からパッキン箱7
が水平方向に突設している。弁棒9は、ボンネット5を
通り抜けて、パッキン箱7の軸孔に挿通している。パッ
キン箱7内には複数のグランドパッキン10Aが嵌め込
まれており、これらのグランドパッキン10Aによって
シールされている。なお、これらのグランドパッキン1
0Aはパッキングランド11によって押さえられてい
る。さらに、パッキン箱7にはグランド部10への異物
の侵入を防止するため、エアレーションパイプ12が取
り付けられ、エアーを吹き込んでパージを行なってい
る。13はボンネットカバー6に取り付けられたバック
シートである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高温用スライド弁の弁棒9のシールは、エアレーシ
ョンパイプ12からエアーによるパージを行なっている
が、ダストなどの異物がグランド部10に侵入するおそ
れがある。また、従来の高温用スライド弁ではグランド
部の寿命が短く、しかもエアーやスチームによるパージ
によって弁棒9が磨耗するという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、ダストなどの異物がグラン
ド部に侵入するのを防止し、グランド部の寿命を長くす
るとともに、パージによる弁棒の磨耗も少ない高温用ス
ライド弁を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の高温用スライド
弁は、弁箱の内側面に高温流体に対向する内壁部を有
し、弁棒により弁体をスライドさせて流路を開閉する高
温用スライド弁において、弁箱の内側に内壁部に埋め込
んでバックシートを設け、このバックシート内に前記弁
棒をシールするためのグランドパッキンを挿着し、バッ
クシート内のグランドパッキンを一方向に付勢する弾性
体を前記グランドパッキンに隣接して設けたものであ
る。
【0006】
【0007】
【作用】上記した構成により、弁箱の内側にバックシー
トを設け、このバックシート内に前記弁棒をシールする
ためのグランドパッキンを挿着したことにより、異物を
先ずこのグランドパッキンによって防ぐことができる。
そして、バックシート内のグランドパッキンによって第
一次的にダストを防いでいるので、常時、エアレーシヨ
ンを行なう必要がなくエアーを吹き込む量が少なくてす
み、その分、パージによる弁棒の磨耗を防止することが
できる。コイルスプリングは、グランドパッキンを内方
に付勢して弁棒に押し付け、シール性を良くしている。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の高温用スライド弁の弁棒のシー
ル部分の断面図である。この図において、21は弁箱の
内壁部、22は弁箱の外壁部、23はパッキン箱を示
し、弁箱の内壁部21および外壁部22にはパッキン箱
23の軸孔24と連通する貫通孔25が形成されてい
る。これらの軸孔24および貫通孔25には弁棒26が
挿通している。弁箱の内壁部21の貫通孔25にはバッ
クシート27が挿着し、ボルト28によって弁箱の外壁
部22に固定されている。バックシート27内の弁棒2
6外周には複数のグランドパッキン29が外嵌し、コイ
ルスプリング30によって、弁棒26の軸方向の一方側
(図1の左側)に付勢され、これらのグランドパッキン
29が弁棒9に押し付けられている。
【0009】パッキン箱23内にも複数のグランドパッ
キン31Aが嵌め込まれてグランド部31を構成してお
り、これらのグランドパッキン31Aをパッキングラン
ド32によって押さえ付けている。なお、パッキングラ
ンド32は、パッキン箱23にボルト33によって固定
されている。
【0010】グランド部31の外側近くのグランドパッ
キン31Aに混じってランタンリング34が設けられ、
パッキン箱23に形成されたグリースポート35から軸
孔24内にグリースを供給するよう構成されている。ま
た、前記ランタンリング34よりさらに内側に同様のラ
ンタンリング36が設けられ、パッキン箱23に形成さ
れたパージングポート37からエアーが吹き込まれ、パ
ッキン箱23内のグランド部31にダストなどの異物が
侵入しないように構成されている。ただし、パージはエ
アーに限定されず蒸気であってもよい。
【0011】コイルスプリング30とグランドパッキン
31Aの間にはブシュ38が挿着している。なお、39
はストッパピンであってパッキンの移動を阻止してい
る。次に上記構成の作用を説明する。
【0012】上記のようにパッキン箱23内だけでな
く、バックシート27内にグランドパッキン29を設け
ることにより、弁箱内のダストを先ずこのグランドパッ
キン29によって防ぐことができる。ただし、グランド
パッキン29を設ける位置はバックシート27内に限定
されるものではない。なお、コイルスプリング30は、
グランドパッキン29を内方に付勢して弁棒26に押し
付け、シール性を良くしている。
【0013】パージングポート37からエアーによるパ
ージを行い、異物がパッキン箱23内のグランドパッキ
ン31に侵入するのを防止している。ただし、バックシ
ート27内のグランドパッキン29によって第一次的に
ダストを防いでいるので、従来の高温用スライド弁のよ
うに、常時、エアレーシヨンを行なう必要はなくエアー
を吹き込む量が少なくてすみ、その分、パージによる弁
棒26の磨耗を防止することができる。
【0014】なお、上記実施例では、バックシート27
内のグランドパッキン29をコイルスプリング30によ
って付勢して前記グランドパッキン29を弁棒26に押
し付けているが、本発明は必ずしもこのコイルスプリン
グ30がなくてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、常時、エ
アレーシヨンを行なう必要がないため、エアーやスチー
ムなどのパージの媒体を節約することができるととも
に、パージによる弁棒の磨耗の解消を図ることができ
る。しかも、ダストなどの異物の侵入を防止してグラン
ドパッキンの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の高温用スライド弁の部分断
面である。
【図2】従来の高温用スライド弁の一部を破断した斜視
図である。
【符号の説明】 21 弁箱の内壁部 22 弁箱の外壁部 23 パッキン箱 26 弁棒 27 バックシート 29 グランドパッキン 30 コイルスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 3/02 F16K 27/04 F16K 41/00 - 41/04 F16K 51/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱の内側面に高温流体に対向する内壁
    部を有し、弁棒により弁体をスライドさせて流路を開閉
    する高温用スライド弁において、弁箱の内側に内壁部に
    埋め込んでバックシートを設け、このバックシート内に
    前記弁棒をシールするためのグランドパッキンを挿着
    し、バックシート内のグランドパッキンを一方向に付勢
    する弾性体を前記グランドパッキンに隣接して設けたこ
    とを特徴とする高温用スライド弁。
JP21104492A 1992-08-07 1992-08-07 高温用スライド弁 Expired - Fee Related JP3154824B2 (ja)

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JPH0674349A JPH0674349A (ja) 1994-03-15
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JP4598219B2 (ja) 2000-02-23 2010-12-15 ツカサ工業株式会社 粉粒体用スライド式ゲートバルブ
KR101577709B1 (ko) * 2015-04-07 2015-12-16 전태식 냉각구조가 구비된 슬라이드 게이트 밸브

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