JP2001234894A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JP2001234894A
JP2001234894A JP2000043925A JP2000043925A JP2001234894A JP 2001234894 A JP2001234894 A JP 2001234894A JP 2000043925 A JP2000043925 A JP 2000043925A JP 2000043925 A JP2000043925 A JP 2000043925A JP 2001234894 A JP2001234894 A JP 2001234894A
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直樹 松尾
Haruhiko Kono
治彦 河野
Noriyoshi Nagase
徳美 永▲瀬▼
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体とともに吸入されたエアが内部に滞留す
ることを防止できるポンプを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 流体の吸込口9および流体の吐出口10
が形成されたケーシング5と、羽根101aが取り付け
られてケーシング5内に回転自在に設置され、吸込口9
から流体を導入してこの流体を吐出口10から排出する
羽根車101と、羽根101aの前面シュラウド101
bに対向してケーシング5内に設けられ、吸込口9から
導入されて羽根車101より送られた流体を吐出口10
へと案内するボリュートケーシング108と、ボリュー
トケーシング108において羽根車101に面して突出
形成されたガイド部材108aとを有するポンプとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプに関し、特
に、吸い込んだエアを粉砕して排出することで内部にお
けるエアの滞留を防止するポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特に機器組み込み用のポンプは、
機器の小型・軽量化の流れの中、ポンプは回転数を高速
化することによって小型化が図られている。
【0003】ここで、従来におけるこの種のポンプは、
羽根車内部のエアを放出するために、羽根と羽根との間
に還流孔を構成したものが一般的であった。
【0004】以下に、図9を用いて従来のポンプについ
て説明する。図9は従来のポンプを示す断面図である。
【0005】図9に示すように、ポンプには、羽根1a
の取り付けられた羽根車1が、その中心に設置されたす
べり軸受け3を固定軸2に挿通されるとともにケーシン
グ5に収納されて設置されている。この羽根車1には、
羽根1aと羽根1aとの間に還流孔11が形成され、ま
た被駆動用磁石4が一体に設けられている。そして、被
駆動用磁石4の対向面には、ステータ7がケーシング5
に固定されて設けられている。
【0006】すべり軸受け3の上方には、羽根車1のス
ラスト荷重を受けるスラスト軸受け6が固定軸2に挿通
されて固定されている。
【0007】ケーシング5には、流体が導入される吸込
口9と流体が排出される吐出口10とが形成されてい
る。また、ケーシング5の内部には、吸込口9から導入
されて羽根車1より送られた流体を吐出口10へと案内
するボリュートケーシング8が取り付けられている。
【0008】このようなポンプによれば、ステータ7に
制御電流が印加されると、その磁界および被駆動用磁石
4により羽根車1が駆動されて回転する。そして、羽根
車1の羽根1aの前後、つまり流体の導入側と送出側と
に圧力差が生じ、満たされていた流体が吐出口10の方
向へ送られるとともに圧力差により還流孔11から羽根
車1の内部に滞留したエアが放出されるようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように構成された従来のポンプにおいては、羽根車の内
部に滞留したエアを放出しても、吸込口から流体ととも
にエアを吸い込むと羽根の導入側にエアが滞留する。し
たがって、滞留したエアにより流体の流路が狭くなった
り遮断されたりし、性能低下を招くという問題を有して
いる。
【0010】そこで、本発明は、流体とともに吸入され
たエアが内部に滞留することを防止できるポンプを提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のポンプは、流体の吸込口および流体の吐出
口が形成されたケーシングと、羽根が取り付けられてケ
ーシング内に回転自在に設置され、吸込口から流体を導
入してこの流体を吐出口から排出する羽根車と、羽根の
前面シュラウドに対向してケーシング内に設けられ、吸
込口から導入されて羽根車より送られた流体を吐出口へ
と案内するボリュートケーシングと、ボリュートケーシ
ングにおいて羽根車に面して突出形成されたガイド部材
とを有する構成としたものである。
【0012】これにより、羽根とガイド部材とによりエ
アが粉砕されて吐出口から排出されるので、流体ととも
に吸入されたエアが内部に滞留することを防止すること
が可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、流体の吸込口および流体の吐出口が形成されたケー
シングと、羽根が取り付けられてケーシング内に回転自
在に設置され、吸込口から流体を導入してこの流体を吐
出口から排出する羽根車と、羽根の前面シュラウドに対
向してケーシング内に設けられ、吸込口から導入されて
羽根車より送られた流体を吐出口へと案内するボリュー
トケーシングと、ボリュートケーシングにおいて羽根車
に面して突出形成されたガイド部材とを有するポンプで
あり、羽根とガイド部材とによりエアが粉砕されて吐出
口から排出されるので、流体とともに吸入されたエアが
内部に滞留することを防止することが可能になるという
作用を有する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、ガイド部材と羽根とのクリアラ
ンスは全域において均等にされているポンプであり、羽
根とガイド部材とによりエアが粉砕されて吐出口から排
出されるので、流体とともに吸入されたエアが内部に滞
留することを防止することが可能になるという作用を有
する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、ガイド部材は、羽根車
の回転中心から外周方向に向けて放射線状に形成されて
いるポンプであり、羽根とガイド部材とによりエアが粉
砕されて吐出口から排出されるので、流体とともに吸入
されたエアが内部に滞留することを防止することが可能
になるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3の何れか一項に記載の発明において、ガイド部材
の外周端はボリュートケーシングの舌端に接触している
ポンプであり、羽根とガイド部材とによりエアが一層効
率よく粉砕されて吐出口から排出されるので、流体とと
もに吸入されたエアが内部に滞留することを防止するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1〜4の何れか一項に記載の発明において、ガイド部材
は弾性体で構成されているポンプであり、ガイド部材と
羽根とのクリアランスが極小あるいはゼロにできるの
で、羽根とガイド部材とによりエアが一層効率よく粉砕
されて吐出口から排出されるようになり、流体とともに
吸入されたエアが内部に滞留することを防止することが
可能になるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
5記載の発明において、ガイド部材の羽根側には、羽根
車の回転中心から外周方向に向けて放射線状に形成され
た非弾性体部材が配置されているポンプであり、ガイド
部材と羽根とのクリアランスが極小あるいはゼロにでき
るので、羽根とガイド部材とによりエアが一層効率よく
粉砕されて吐出口から排出されるようになり、流体とと
もに吸入されたエアが内部に滞留することを防止するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1〜4の何れか一項に記載の発明において、ガイド部材
には、羽根車が回転すると羽根の前面シュラウドと接触
する弾性を備えたシートが当該ガイド部材の放射線状に
沿って複数枚取り付けられているポンプであり、羽根と
シートとによりエアが効率よく粉砕されて吐出口から排
出されるので、流体とともに吸入されたエアが内部に滞
留することを防止することが可能になるという作用を有
する。
【0020】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7記載の発明において、シートの回転方向の縁部には複
数のスリットが形成されているポンプであり、羽根とシ
ートのスリットによりエアが一層効率よく粉砕されて吐
出口から排出されるので、流体とともに吸入されたエア
が内部に滞留することを防止することが可能になるとい
う作用を有する。
【0021】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1〜8の何れか一項に記載の発明において、羽根の内側
には、羽根の回転面と直交する方向に延びるリブが設け
られているポンプであり、エアの回転がリブにより静止
されるので、エアが一層効率よく粉砕されて吐出口から
排出されるようになり、流体とともに吸入されたエアが
内部に滞留することを防止することが可能になるという
作用を有する。
【0022】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項9記載の発明において、リブはガイド部材と一体的に
構成されているポンプであり、吸い込まれたエアの回転
がリブにより静止されてガイド部材へと誘導されるの
で、エアがより効率良く粉砕されて小粒化されて流体と
ともに吐出口から排出されることになり、流体とともに
吸入されたエアが内部に滞留することを防止することが
可能になるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1〜10の何れか一項に記載の発明において、ガイド
部材の径方向の長さは羽根の径方向の長さ以上に長く設
定されているポンプであり、羽根車が回転すると、回転
する羽根と固定されたガイド部材とにより吸込口から吸
い込まれたエアが効率良く粉砕されて小粒化され、吐出
口から排出されるので、流体とともに吸入されたエアが
内部に滞留することを防止することが可能になるという
作用を有する。
【0024】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1〜11の何れか一項に記載の発明において、ガイド
部材の羽根側の稜線と羽根のガイド部材側の稜線とはエ
ッジになっているポンプであり、羽根とガイド部材とに
よりエアが粉砕されて吐出口から排出されるので、流体
とともに吸入されたエアが内部に滞留することを防止す
ることが可能になるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項1〜12の何れか一項に記載の発明において、ガイド
部材は羽根車の回転中心から外周方向に向けて放射線状
に形成されているポンプであり、羽根とガイド部材とに
よりエアが粉砕されて吐出口から排出されるので、流体
とともに吸入されたエアが内部に滞留することを防止す
ることが可能になるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項1〜13の何れか一項に記載の発明において、ガイド
部材は連続した凹凸形状に形成されているポンプであ
り、吸込口から流体とともに吸い込まれたエアがガイド
部材により効率良く粉砕されて吐出口から排出されるの
で、流体とともに吸入されたエアが内部に滞留すること
を防止することが可能になるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項1〜14の何れか一項に記載の発明において、羽根車
の回転方向後方におけるガイド部材の基面からの立ち上
がり角度は90°より小さく設定されているポンプであ
り、吸込口から流体とともに吸い込まれたエアがガイド
部材により効率良く粉砕されて吐出口から排出されるの
で、流体とともに吸入されたエアが内部に滞留すること
を防止することが可能になるという作用を有する。
【0028】本発明の請求項16に記載の発明は、請求
項1〜15の何れか一項に記載の発明において、羽根車
の後面シュラウドには還流孔が形成されているポンプで
あり、羽根車が回転すると、流体中のエアが還流孔から
還流するので、吸込口から流体とともに吸い込まれたエ
アが効率良く粉砕されて吐出口から排出されることにな
り、流体とともに吸入されたエアが内部に滞留すること
を防止することが可能になるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項17に記載の発明は、請求
項1〜16の何れか一項に記載の発明において、羽根車
の回転方向前方における羽根車の基面と羽根とで構成さ
れる角度は90°より小さく設定されているポンプであ
り、羽根車が回転すると、吸込口から流体とともに吸い
込まれたエアが効率良く粉砕されて吐出口から排出され
るので、流体とともに吸入されたエアが内部に滞留する
ことを防止することが可能になるという作用を有する。
【0030】本発明の請求項18に記載の発明は、請求
項1〜17の何れか一項に記載の発明において、羽根に
は、羽根車の回転中心から外周方向に向けて凹凸部が放
射線状に形成されているポンプであり、羽根車が回転す
ると、吸込口から流体とともに吸い込まれたエアが効率
良く粉砕されて吐出口から排出されるので、流体ととも
に吸入されたエアが内部に滞留することを防止すること
が可能になるという作用を有する。
【0031】本発明の請求項19に記載の発明は、請求
項1〜18の何れか一項に記載の発明において、羽根車
の前面シュラウドには、羽根車の回転中心から外周方向
に向けて開口部が放射線状に形成されているポンプであ
り、吸込口から流体とともに吸い込まれたエアが羽根に
形成された開口部により効率良く粉砕されて吐出口から
排出されるので、流体とともに吸入されたエアが内部に
滞留することを防止することが可能になるという作用を
有する。
【0032】本発明の請求項20に記載の発明は、請求
項19記載の発明において、開口部は羽根の形状に沿っ
て形成されているポンプであり、吸込口から流体ととも
に吸い込まれたエアが羽根に形成された開口部により効
率良く粉砕されて吐出口から排出されるので、流体とと
もに吸入されたエアが内部に滞留することを防止するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0033】本発明の請求項21に記載の発明は、請求
項1〜20の何れか一項に記載の発明において、羽根車
に取り付けられた羽根は弾性体で構成されているポンプ
であり、ガイド部材と羽根とのクリアランスが極小ある
いはゼロにできるので、羽根とガイド部材とによりエア
が一層効率よく粉砕されて吐出口から排出されるように
なり、流体とともに吸入されたエアが内部に滞留するこ
とを防止することが可能になるという作用を有する。
【0034】本発明の請求項22に記載の発明は、請求
項1〜21の何れか一項に記載の発明において、羽根の
ガイド部材側には、羽根車の回転中心から外周方向に向
けて放射線状に形成された非弾性体部材が配置されてい
るポンプであり、ガイド部材と羽根とのクリアランスが
極小あるいはゼロにできるので、羽根とガイド部材とに
よりエアが一層効率よく粉砕されて吐出口から排出され
るようになり、流体とともに吸入されたエアが内部に滞
留することを防止することが可能になるという作用を有
する。
【0035】本発明の請求項23に記載の発明は、請求
項1〜22の何れか一項に記載の発明において、羽根に
は、羽根車が回転するとガイド部材と接触する弾性を備
えたシートが当該羽根の形状に沿って複数枚取り付けら
れているポンプであり、羽根とシートとによりエアが効
率よく粉砕されて吐出口から排出されるので、流体とと
もに吸入されたエアが内部に滞留することを防止するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0036】本発明の請求項24に記載の発明は、請求
項23記載の発明において、シートの回転方向の縁部に
は複数のスリットが形成されているポンプであり、羽根
とシートのスリットによりエアが一層効率よく粉砕され
て吐出口から排出されるので、流体とともに吸入された
エアが内部に滞留することを防止することが可能になる
という作用を有する。
【0037】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0038】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるポンプを示す断面図である。
【0039】図1に示すように、本実施の形態のポンプ
には、羽根101aが取り付けられて被駆動用磁石4が
一体に設けられた羽根車101が、その中心に設置され
たすべり軸受け3を固定軸2に挿通されるとともにケー
シング5に収納されて回転自在に設置されている。
【0040】被駆動用磁石4の対向面には、ステータ7
がケーシング5に固定されて設けられている。また、す
べり軸受け3の上方には、羽根車101のスラスト荷重
を受けるスラスト軸受け6が固定軸2に挿通されて設け
られている。
【0041】ケーシング5には、流体が導入される吸込
口9と流体が排出される吐出口10とが形成されてい
る。また、ケーシング5の内部には、吸込口9から導入
されて羽根車101より送られた流体を吐出口10へと
案内するボリュートケーシング108が、羽根101a
の前面シュラウド101bに対向して設けられている。
【0042】ここで、ボリュートケーシング108に
は、羽根101aとのクリアランスが全域において均等
に突出形成されたガイド部材108aが設けられてい
る。そして、ガイド部材108aの羽根101a側の稜
線と羽根101aのガイド部材108a側の稜線はエッ
ジになっており、ガイド部材108aの径方向の長さL
1は羽根101aの径方向の長さL2以上に長く設定され
ている。
【0043】また、羽根101aの内側には、羽根10
1aの回転面と直交する方向に延びたリブ108bが設
けられている。
【0044】次に、このように構成された本実施の形態
のポンプの動作について説明する。
【0045】ステータ7に制御電流が印加されると、そ
の磁界および羽根車101の被駆動用磁石4により羽根
車101が駆動されて回転する。そして、羽根車101
の羽根101aの回転により流体が吸込口9から導入さ
れ、羽根車101からボリュートケーシング108に案
内されて吐出口10へ送り出される。
【0046】ここで、吸込口9からエアが吸い込まれる
と、羽根101aの内側に設けられたリブ108bによ
りエアの回転が静止する。そして、前述のようにガイド
部材108aと羽根101aとのクリアランスは全域に
おいて均等とされ、ガイド部材108aの羽根101a
側の稜線と前記ガイド部材108a側の稜線はエッジに
なっており、ガイド部材108aの径方向の長さL1
羽根101aの径方向の長さL2以上に長く設定されて
いるので、羽根車101が回転すると、回転する羽根1
01aと固定されたガイド部材108aとにより吸込口
9から吸い込まれたエアが効率良く粉砕されて小粒化さ
れる。そして、粉砕されたエアは流体とともに吐出口1
0から排出され、内部にエアが滞留することが防止され
る。
【0047】このように、本実施の形態によれば、羽根
101aとガイド部材108aとによりエアが粉砕され
て吐出口10から排出されるので、流体とともに吸入さ
れたエアが内部に滞留することを防止することが可能に
なる。
【0048】なお、本実施の形態では、ガイド部材10
8aと羽根101aとのクリアランスが全域で均等にさ
れているが、ガイド部材108aと羽根101aとが接
するようにしてもよい。
【0049】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2におけるポンプのボリュートケーシングを示す平面
図である。
【0050】なお、実施の形態3以下を含め、ボリュー
トケーシング以外のポンプの構造は先述した実施の形態
1のものと同一であるため、図示および説明は省略され
ている。
【0051】図2に示すように、実施の形態2のボリュ
ートケーシング208には、実施の形態1と略同一のガ
イド部材208aおよびリブ208bが設けられてい
る。
【0052】ここで、ガイド部材208aは弾性体で構
成されて羽根車の回転中心から外周方向に向けて放射線
状に形成されており、その外周端はボリュートケーシン
グ208の舌端208dに接触している。また、リブ2
08bとガイド部材208aとは一体的に構成されてい
る。
【0053】なお、ガイド部材208aの羽根側には、
ガイド部材208aと同様に羽根車の回転中心から外周
方向に向けて放射線状に形成された非弾性体部材208
cが配置されている。
【0054】本実施の形態のポンプによれば、ガイド部
材208aが弾性体で構成され、ガイド部材208aの
羽根側には非弾性体部材208cが配置されているので
ガイド部材208aと羽根とのクリアランスが極小ある
いはゼロになり、また、ガイド部材208aは弾性体で
構成されて羽根車の回転中心から外周方向に向けて放射
線状に形成されるとともに外周端がボリュートケーシン
グ208の舌端208dに接触し、リブ208bとガイ
ド部材208aとは一体的に構成されている。
【0055】したがって、羽根車が回転すると、吸い込
まれたエアの回転がリブ208bにより静止されてガイ
ド部材208aへと誘導されるので、エアがより効率良
く粉砕されて小粒化され、流体とともに吐出口から排出
されることになり、流体とともに吸入されたエアが内部
に滞留することを防止することが可能になる。
【0056】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3におけるポンプのボリュートケーシングを示す平面
図である。
【0057】図3に示すように、実施の形態3のボリュ
ートケーシング308には、羽根車の回転中心から外周
方向に向けて放射線状に突出形成されたガイド部材30
8aが設けられている。このガイド部材308aには、
弾性を有するシート308bが当該ガイド部材308a
の放射線状に沿って複数枚取り付けられている。そし
て、各シート308bの回転方向の縁部には複数のスリ
ット308cが形成されている。
【0058】なお、羽根車が回転すると、シート308
bと羽根の前面シュラウドとが接触するようになってい
る。
【0059】本実施の形態によれば、羽根車が回転する
と、シート308bが羽根と接触して回転するので、羽
根とシート308bとによりエアがより効率良く粉砕さ
れて吐出口から排出されるので、流体とともに吸入され
たエアが内部に滞留することを防止することが可能にな
る。
【0060】(実施の形態4)図4(a)は本発明の実
施の形態4におけるポンプのボリュートケーシングを示
す平面図、図4(b)は(a)のA−A線に沿った断面
図である。
【0061】図4(a)および図4(b)に示すよう
に、ボリュートケーシング408に設けられたガイド部
材408aは、連続した凹凸部408bが形成されてい
る。また、羽根車の回転方向後方におけるガイド部材4
08aの基面からの立ち上がり角度は90°より小さく
設定されている。
【0062】このようなポンプによれば、羽根車が回転
すると、吸込口から流体とともに吸い込まれたエアがガ
イド部材408aにより効率良く粉砕されて吐出口から
排出されるので、流体とともに吸入されたエアが内部に
滞留することを防止することが可能になる。
【0063】(実施の形態5)図5(a)は本発明の実
施の形態5におけるポンプの羽根車を示す平面図、図5
(b)は(a)のB−B線に沿った断面図である。
【0064】図5(a)および図5(b)に示すよう
に、羽根501aが取り付けられた羽根車501の後面
シュラウドには還流孔511が形成されている。また、
羽根車501の回転方向前方における羽根車501の基
面と羽根501aとで構成される角度は90°より小さ
く設定されている。さらに、羽根501aには、羽根車
501の回転中心から外周方向に向けて凹凸部501b
が放射線状に形成されている。
【0065】本実施の形態のポンプによれば、羽根車5
01が回転すると、流体中のエアが還流孔511から還
流するので、吸込口から流体とともに吸い込まれたエア
が効率良く粉砕されて吐出口から排出されることにな
り、流体とともに吸入されたエアが内部に滞留すること
を防止することが可能になる。
【0066】(実施の形態6)図6は本発明の実施の形
態6におけるポンプの羽根車を示す平面図である。
【0067】図6に示すように、羽根601aが取り付
けられた羽根車601の前面シュラウドには、羽根車6
01の回転中心から外周方向に向けて開口部601bが
放射線状に形成されている。そして、図示するように、
この開口部601bは、羽根601aの形状に沿って形
成されている。
【0068】このようなポンプによれば、羽根車601
が回転すると、吸込口から流体とともに吸い込まれたエ
アが羽根601aに形成された開口部601bにより効
率良く粉砕されて吐出口から排出されるので、流体とと
もに吸入されたエアが内部に滞留することを防止するこ
とが可能になる。
【0069】(実施の形態7)図7は本発明の実施の形
態7におけるポンプの羽根車を示す平面図である。
【0070】本実施の形態において、羽根車701に取
り付けられた羽根701aは弾性体で構成されており、
この羽根701aのガイド部材側には、羽根車701の
回転中心から外周方向に向けて放射線状に形成された非
弾性体部材701bが配置されている。
【0071】このようなポンプによれば、ガイド部材と
羽根701aとのクリアランスが極小あるいはゼロにで
きるので、羽根701aとガイド部材とによりエアが一
層効率よく粉砕されて吐出口から排出されるようにな
り、流体とともに吸入されたエアが内部に滞留すること
を防止することが可能になる。
【0072】(実施の形態8)図8は本発明の実施の形
態8におけるポンプの羽根車を示す平面図である。
【0073】本実施の形態において、羽根801aに
は、羽根車801が回転するとガイド部材と接触する弾
性を備えたシート801bが羽根801aの形状に沿っ
て複数枚取り付けられている。また、シート801bの
回転方向の縁部には複数のスリット801cが形成され
ている。
【0074】このようなポンプによれば、羽根801a
とシート801b、およびシート801bに形成された
スリット801cによりエアが効率よく粉砕されて吐出
口から排出されるので、流体とともに吸入されたエアが
内部に滞留することを防止することが可能になる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
羽根とガイド部材とによりエアが粉砕されて吐出口から
排出されるので、流体とともに吸入されたエアが内部に
滞留することを防止することが可能になるという有効な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるポンプを示す断
面図
【図2】本発明の実施の形態2におけるポンプのボリュ
ートケーシングを示す平面図
【図3】本発明の実施の形態3におけるポンプのボリュ
ートケーシングを示す平面図
【図4】(a)本発明の実施の形態4におけるポンプの
ボリュートケーシングを示す平面図 (b)(a)のA−A線に沿った断面図
【図5】(a)本発明の実施の形態5におけるポンプの
羽根車を示す平面図 (b)(a)のB−B線に沿った断面図
【図6】本発明の実施の形態6におけるポンプの羽根車
を示す平面図
【図7】本発明の実施の形態7におけるポンプの羽根車
を示す平面図
【図8】本発明の実施の形態8におけるポンプの羽根車
を示す平面図
【図9】従来のポンプを示す断面図
【符号の説明】
5 ケーシング 7 ステータ 9 吸込口 10 吐出口 101 羽根車 101a 羽根 101b 前面シュラウド 108 ボリュートケーシング 108a ガイド部材 108b リブ 208 ボリュートケーシング 208a ガイド部材 208b リブ 208c 非弾性体部材 208d 舌端 308 ボリュートケーシング 308a ガイド部材 308b シート 308c スリット 408 ボリュートケーシング 408a ガイド部材 408b 凹凸部 501 羽根車 501a 羽根 501b 凹凸部 511 還流孔 601 羽根車 601a 羽根 601b 開口部 701 羽根車 701a 羽根 701b 非弾性体部材 801 羽根車 801a 羽根 801b シート 801c スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永▲瀬▼ 徳美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H033 AA01 AA11 BB01 BB06 BB16 CC01 CC03 CC04 DD01 DD12 DD21 DD30 EE04 3H034 AA01 AA11 BB01 BB06 BB16 CC01 CC03 CC04 DD05 DD08 DD09 DD24 DD28 DD30 EE04

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の吸込口および流体の吐出口が形成さ
    れたケーシングと、 羽根が取り付けられて前記ケーシング内に回転自在に設
    置され、前記吸込口から流体を導入してこの流体を前記
    吐出口から排出する羽根車と、 前記羽根の前面シュラウドに対向して前記ケーシング内
    に設けられ、前記吸込口から導入されて前記羽根車より
    送られた流体を前記吐出口へと案内するボリュートケー
    シングと、 前記ボリュートケーシングにおいて前記羽根車に面して
    突出形成されたガイド部材とを有することを特徴とする
    ポンプ。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材と前記羽根とのクリアラン
    スは全域において均等にされていることを特徴とする請
    求項1記載のポンプ。
  3. 【請求項3】前記ガイド部材は、前記羽根車の回転中心
    から外周方向に向けて放射線状に形成されていることを
    特徴とする請求項1または2記載のポンプ。
  4. 【請求項4】前記ガイド部材の外周端は前記ボリュート
    ケーシングの舌端に接触していることを特徴とする請求
    項1〜3の何れか一項に記載のポンプ。
  5. 【請求項5】前記ガイド部材は弾性体で構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のポ
    ンプ。
  6. 【請求項6】前記ガイド部材の前記羽根側には、前記羽
    根車の回転中心から外周方向に向けて放射線状に形成さ
    れた非弾性体部材が配置されていることを特徴とする請
    求項5記載のポンプ。
  7. 【請求項7】前記ガイド部材には、前記羽根車が回転す
    ると前記羽根の前面シュラウドと接触する弾性を備えた
    シートが当該ガイド部材の放射線状に沿って複数枚取り
    付けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか
    一項に記載のポンプ。
  8. 【請求項8】前記シートの回転方向の縁部には複数のス
    リットが形成されていることを特徴とする請求項7記載
    のポンプ。
  9. 【請求項9】前記羽根の内側には、前記羽根の回転面と
    直交する方向に延びるリブが設けられていることを特徴
    とする請求項1〜8の何れか一項に記載のポンプ。
  10. 【請求項10】前記リブは前記ガイド部材と一体的に構
    成されていることを特徴とする請求項9記載のポンプ。
  11. 【請求項11】前記ガイド部材の径方向の長さは前記羽
    根の径方向の長さ以上に長く設定されていることを特徴
    とする請求項1〜10の何れか一項に記載のポンプ。
  12. 【請求項12】前記ガイド部材の前記羽根側の稜線と前
    記羽根の前記ガイド部材側の稜線とはエッジになってい
    ることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載
    のポンプ。
  13. 【請求項13】前記ガイド部材は前記羽根車の回転中心
    から外周方向に向けて放射線状に形成されていることを
    特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載のポン
    プ。
  14. 【請求項14】前記ガイド部材は連続した凹凸形状に形
    成されていることを特徴とする請求項1〜13の何れか
    一項に記載のポンプ。
  15. 【請求項15】前記羽根車の回転方向後方における前記
    ガイド部材の基面からの立ち上がり角度は90°より小
    さく設定されていることを特徴とする請求項1〜14の
    何れか一項に記載のポンプ。
  16. 【請求項16】前記羽根車の後面シュラウドには還流孔
    が形成されていることを特徴とする請求項1〜15の何
    れか一項に記載のポンプ。
  17. 【請求項17】前記羽根車の回転方向前方における前記
    羽根車の基面と前記羽根とで構成される角度は90°よ
    り小さく設定されていることを特徴とする請求項1〜1
    6の何れか一項に記載のポンプ。
  18. 【請求項18】前記羽根には、前記羽根車の回転中心か
    ら外周方向に向けて凹凸部が放射線状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜17の何れか一項に記載の
    ポンプ。
  19. 【請求項19】前記羽根車の前面シュラウドには、前記
    羽根車の回転中心から外周方向に向けて開口部が放射線
    状に形成されていることを特徴とする請求項1〜18の
    何れか一項に記載のポンプ。
  20. 【請求項20】前記開口部は前記羽根の形状に沿って形
    成されていることを特徴とする請求項19に記載のポン
    プ。
  21. 【請求項21】前記羽根車に取り付けられた前記羽根は
    弾性体で構成されていることを特徴とする請求項1〜2
    0の何れか一項に記載のポンプ。
  22. 【請求項22】前記羽根の前記ガイド部材側には、前記
    羽根車の回転中心から外周方向に向けて放射線状に形成
    された非弾性体部材が配置されていることを特徴とする
    請求項1〜21の何れか一項に記載のポンプ。
  23. 【請求項23】前記羽根には、前記羽根車が回転すると
    前記ガイド部材と接触する弾性を備えたシートが当該羽
    根の形状に沿って複数枚取り付けられていることを特徴
    とする請求項1〜22の何れか一項に記載のポンプ。
  24. 【請求項24】前記シートの回転方向の縁部には複数の
    スリットが形成されていることを特徴とする請求項23
    記載のポンプ。
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