JP2001234336A - スパッタリング方法及びスパッタリング装置 - Google Patents

スパッタリング方法及びスパッタリング装置

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JP2001234336A
JP2001234336A JP2000040904A JP2000040904A JP2001234336A JP 2001234336 A JP2001234336 A JP 2001234336A JP 2000040904 A JP2000040904 A JP 2000040904A JP 2000040904 A JP2000040904 A JP 2000040904A JP 2001234336 A JP2001234336 A JP 2001234336A
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Yasushi Higuchi
靖 樋口
Yasuhiro Taguma
康宏 田熊
Satoshi Nakamura
中村  聡
Toshimitsu Uehigashi
俊光 上東
Takashi Komatsu
孝 小松
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Ulvac Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチカソードタイプのスパッタリング装置に
おいて長期にわたって均一な膜厚分布を得る。 【解決手段】本発明は真空中で複数のターゲット6を用
いて基板3の表面に成膜を行うスパッタリング方法であ
って、各ターゲット6に対する投入電力をほぼ等しくす
るとともに、ターゲット6と基板3との距離を各ターゲ
ット6ごとに設定することを特徴とする。各ターゲット
6に対する投入電力の比は最小の投入電力を基準として
1.5以下となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体製造
装置に用いられるスパッタリング技術に関し、特に、複
数のターゲットを有するスパッタリング装置に好適なス
パッタリング技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の技術分野において
は、基板上に高アスペクト比(深さ/直径)の微細孔や
微細溝が形成されるようになっており、そのような微細
孔等内にスパッタリング粒子を付着させ、薄膜を形成し
て微細孔内を充填したい場合がある。
【0003】ところが、一般的なスパッタリング装置で
は、スパッタリング粒子はターゲット表面から様々な方
向に飛行するため、微細孔の底面にスパッタリング粒子
が到達できなくなり、微細孔内を薄膜で充填できなくな
るという問題がある。
【0004】そこで、近年、筒体内に配したターゲット
あるいは三重シールドで囲まれたターゲットを真空処理
槽内に複数個設け、各ターゲットから斜め方向に飛び出
したスパッタリング粒子を筒体の壁面に付着させるよう
にしたマルチカソードタイプのスパッタリング装置が提
案されている。
【0005】すなわち、このようなスパッタリング装置
によれば、ターゲットから垂直に飛び出したスパッタリ
ング粒子だけを基板表面に導くことによって、スパッタ
リング粒子を微細孔の底面まで到達させることができる
ので、微細孔の内部を薄膜で充填することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のマル
チカソードタイプのスパッタリング装置においては、均
一な膜厚分布を得るため、ターゲットの個数を増やすと
ともに、各ターゲットの成膜速度即ち各ターゲットに対
する投入電力を調整するようにしている。
【0007】しかしながら、多数のターゲットを平面配
置的に所望の位置に配設できる訳ではなく、均一な膜厚
分布を得ることは困難である。
【0008】また、各ターゲットに対する投入電力につ
いても、反応性スパッタリングの場合には投入電力によ
って反応性が変化し、ひいては膜厚分布が不均一にな
る。
【0009】この投入電力による反応性の変化の問題を
解決するため、スパッタリングガスをターゲット側に導
入し、反応性ガスを基板側に導入することも検討されて
いるが、このような雰囲気分離型の装置の場合、各ター
ゲット表面に到達するスパッタリング粒子の量が異なる
ため、各ターゲットにおける反応度合いが異なってしま
うという問題がある。
【0010】その一方、マルチカソードタイプのスパッ
タリング装置の場合は、成膜速度の経時変化が大きいと
いう問題もある。すなわち、成膜当初は膜厚分布が均一
であっても、スパッタリングを繰り返して各ターゲット
の掘れ方が変わってくると、膜厚分布が均一でなくなっ
てしまうという問題がある。
【0011】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、マルチカソードタイプのスパッタリング装置におい
て長期にわたって均一な膜厚分布を得ることにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、反応性ガスを
用いてスパッタリングを行う場合において膜厚分布及び
膜質分布の偏りのない良質の膜を形成可能な技術を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、真空中で複数のター
ゲットを用いて成膜対象物の表面に成膜を行うスパッタ
リング方法であって、各ターゲットに対する投入電力を
ほぼ等しくするとともに、前記ターゲットと当該成膜対
象物との距離を各ターゲットごとに設定することを特徴
とする。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、各ターゲットに対する投入電力の比
を最小の投入電力を基準として1.5以下となるように
することを特徴とする。
【0015】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は2のいずれか1項記載の発明において、反応性ガス
を用いて成膜を行うことを特徴とする。
【0016】請求項1乃至3記載の発明の場合、各ター
ゲットに対する投入電力をほぼ等しくする一方で、ター
ゲットと成膜対象物との距離を各ターゲットごとに設定
するようにしたことから、ターゲットの配置位置を問わ
ず、しかも従来技術より少ないターゲットで均一な膜厚
分布を得ることが可能になる。
【0017】また、本発明によれば、スパッタリングを
繰り返して各ターゲットの掘れ方が変わった場合であっ
ても、ターゲットと当該成膜対象物との距離を各ターゲ
ットごとに設定することによって、膜厚分布を均一にす
ることが可能になる。
【0018】さらに、本発明によれば、各ターゲットに
対する投入電力がほぼ等しいことから、反応性ガスを用
いて成膜を行う場合であっても、反応性ガスの反応性を
一定に保つことができ、これにより膜厚分布及び膜質分
布の偏りのない良質の膜を形成することができる。
【0019】特に、請求項2記載の発明によれば、各タ
ーゲットに対する投入電力を微調整することにより、よ
り均一な膜厚分布を得ることが可能になる。
【0020】一方、請求項4記載の発明は、真空処理槽
内に複数のターゲットを配置して成膜対象物の表面に成
膜を行うスパッタリング装置であって、前記ターゲット
のうち所定のターゲットの当該成膜対象物に対する距離
を調整するための位置調整機構を有することを特徴とす
る。
【0021】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の発明において、各ターゲットの当該成膜対象物に対
する距離を調整するための位置調整機構を有することを
特徴とする。
【0022】請求項4又は5記載の発明によれば、上述
した本発明の方法を容易に実施しうるスパッタリング装
置が得られる。
【0023】さらに、請求項6記載の発明は、請求項4
又は5のいずれか1項記載の発明において、各ターゲッ
トに、当該成膜対象物の表面に対して所定の角度傾斜
し、かつ、互いに向き合うように構成された粒子放出部
が設けられていることを特徴とする。
【0024】請求項6記載の発明によれば、ターゲット
の粒子放出部が成膜対象物の表面に対して所定の角度を
もって配置されており、このため、ターゲットから放出
されたスパッタ粒子のうち多くの粒子を成膜対象物に向
って飛翔させることができ、これにより効率よく成膜を
行うことが可能になる。
【0025】また、本発明においては、粒子放出面が互
いに向き合うように構成されていることから、ターゲッ
トから放出されたスパッタ粒子の一部の粒子が再びター
ゲットの粒子放出部に付着するため、ターゲットの掘れ
量を減少させてターゲットの寿命を延ばすことが可能に
なる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスパッタリン
グ装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0027】図1は、本実施の形態のスパッタリング装
置の概略構成を示す断面図である。図1に示すように、
本実施の形態のスパッタリング装置1は、図示しない真
空排気系に接続された真空処理槽2を有し、この真空処
理槽2内に、成膜対象物である基板3が配置されるよう
になっている。
【0028】また、この真空処理槽2内には、ガス導入
管4を介して不活性ガスを導入するとともに、ガス導入
管5を介して反応性ガスを導入できるように構成されて
いる。
【0029】真空処理槽2内の上部には、複数のターゲ
ット6を保持可能なカソードシステム7が配設されてい
る。
【0030】このカソードシステム7は、鉛直方向に延
びる回転軸70を中心として回転可能なカソード本体7
1を有し、このカソード本体71の所定の位置に、所定
の数の筒体8(図1の例では3つの筒体81、82、8
3のみが示されており、以下これに基づいて説明す
る。)が取り付けられている。
【0031】本実施の形態の場合、各筒体81〜83内
には、例えばねじによる位置調整機構9によって鉛直方
向(基板3に対して接近又は離れる方向)に移動可能な
取付部材10が設けられており、ターゲット6は各取付
部材10に取り付けられるように構成されている。
【0032】そして、この位置調整機構9を調整するこ
とにより、図1に示すように、各ターゲット6ごとにタ
ーゲット6と基板3間の距離を設定できるようになって
いる(例えば、L1〜L3)。
【0033】また、各ターゲット6に対しては、図示し
ない電源からそれぞれ所定の電力を印加できるようにな
っている。
【0034】本発明にあっては、ターゲット6と基板3
間の距離は、例えば次のようにして設定する。図2は、
スパッタリングにおける1台のターゲットの基板間の距
離と成膜速度との関係を示すグラフであり、図3は、図
2のグラフを部分的に拡大したものである。
【0035】図2及び図3に示すように、一般にスパッ
タリングにおいては、ターゲットと基板間の距離が大き
くなると成膜速度が小さくなることが知られている。
【0036】本発明にあっては、この関係に着目し、上
記位置調整機構9によってターゲット6と基板3間の距
離を各ターゲット6ごとに設定することにより、各成膜
位置におけるターゲット6に担わせる重み付け(WEIGH
T)を変えるようにする。
【0037】すなわち、例えば、図3に示すように、2
0nm/分程度の成膜速度を得たいのであれば、ターゲ
ット6と基板3間の距離を125mm程度に設定する。
【0038】また、12nm/分程度の成膜速度を得た
い場合には、ターゲット6と基板3間の距離を160m
m程度に設定する。
【0039】その一方で、本発明においては、各ターゲ
ット6に対する投入電力をほぼ等しくなるようにする。
【0040】具体的には、後述する成膜速度の微調整の
観点から、各ターゲット6に対する投入電力の比が、最
小の投入電力を基準として1.5以下となるようにする
ことが好ましく、さらに好ましくは1.2以下である。
【0041】このような構成を有する本実施の形態にお
いて例えばTiN膜を形成する場合には、ターゲット6
としてチタン(Ti)を用い、真空排気した真空処理槽
2内に、不活性ガスとして、例えば、アルゴン(Ar)
7sccm程度と、反応性ガスとして、窒素(N2)24sccm
程度を導入し、真空処理槽2内の圧力を0.1Pa程度
にする。
【0042】そして、各ターゲット6に対して約200
Wの電力を印加するとともに、カソードシステム7を約
20rpmの速度で回転させながらスパッタリングを行
う。
【0043】以上述べたように本実施の形態によれば、
各ターゲット6に対する投入電力をほぼ等しくする一方
で、各ターゲット6と基板3との距離をターゲット6ご
とに設定するようにしたことから、ターゲット6の配置
位置を問わず、しかも従来技術より少ないターゲット6
で均一な膜厚分布を得ることが可能になる。
【0044】また、本実施の形態の場合は各ターゲット
6に対する投入電力がほぼ等しいことから、反応性ガス
の反応性を一定に保つことができ、これにより膜厚分布
及び膜質分布の偏りのない良質の膜を形成することがで
きる。
【0045】その一方、各ターゲット6に対する投入電
力の比を最小の投入電力を基準として1.5以下となる
ようにしておけば、各ターゲット6に対する投入電力を
微調整することができ、これにより一層均一な膜厚分布
を得ることが可能になる。
【0046】さらに、本実施の形態によれば、成膜が進
行して各ターゲット6の掘れ方が変わった場合であって
も、ターゲット6と基板3との距離を各ターゲット6ご
とに設定することによって、膜厚分布を均一にすること
ができる。
【0047】そして、上述した本実施の形態の方法は、
各ターゲット6の位置調整機構9を有する本実施の形態
のスパッタリング装置1によって容易に実施することが
できるものである。
【0048】図4(a)は、本発明に係るスパッタリン
グ装置の他の実施の形態の概略構成を示す断面図、図4
(b)は、同スパッタリング装置の要部構成を示すもの
である。以下、上記実施の形態と対応する部分について
は同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0049】図4(a)(b)に示すように、本実施の
形態のスパッタリング装置1Aにおいては、上記実施の
形態と同様のカソード本体71の所定の位置に、所定の
数の筒体8(図4の例では3つの筒体81a、82a、
83aのみが示されている。)が取り付けられており、
各筒体81a〜83a内には、上記ターゲット6と形状
の異なるターゲット6aが配設されている。
【0050】本実施の形態のターゲット6aは、基板3
に対向する粒子放出面(粒子放出部)60が、漏斗の内
面状に互いに向き合うように形成されており、さらに、
ターゲット6aの背面側に配置されたマグネット61a
のN極から放出された磁力線62がターゲット6aの周
囲に設けられたマグネット61bのS極に到達するよう
に構成されている。
【0051】そして、本実施の形態においても、上述し
た位置調整機構9を調整することにより、図4に示すよ
うに、各ターゲット6aごとにターゲット6aと基板3
間の距離を設定できるようになっている(例えば、L1
〜L3)。
【0052】この場合、ターゲット6aと基板3間の距
離は、プラズマが最も強く発生する部位であるターゲッ
ト6aの粒子放出面60の中腹部分60aを基準にして
定めることが好ましい。
【0053】また、ターゲット6aの粒子放出面60の
傾斜角度θは、ターゲット6aの寿命を延ばす観点か
ら、30°〜60°とすることが好ましく、より好まし
くは約45°である。
【0054】このような構成を有する本実施の形態によ
れば、上記実施の形態と同様に、長期にわたって均一な
膜厚分布を得ることができるとともに、膜厚分布及び膜
質分布の偏りのない良質の膜を形成することができる。
【0055】また、本実施の形態によれば、ターゲット
6aの粒子放出面60aが基板3の表面に対して所定の
角度θをもって配置されており、このため、ターゲット
6aから放出されたスパッタ粒子のうち多くの粒子を基
板に向って飛翔させることができ、これにより効率よく
成膜を行うことが可能になる。
【0056】さらに、本実施の形態によれば、ターゲッ
ト6aの粒子放出面60が互いに向き合うように形成さ
れていることから、ターゲット6aから放出されたスパ
ッタ粒子の一部の粒子を再びターゲット6aの粒子放出
面60に付着させることができ、これによりターゲット
6aの寿命を延ばすことが可能になる。その他の構成及
び作用効果については上記実施の形態と同一であるので
その詳細な説明を省略する。
【0057】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
上述の実施の形態においては、ねじにより取付部材を移
動させるようにしたが、本発明はこれに限られず、種々
の機構により取付部材を移動させるように構成すること
ができる。
【0058】また、各ターゲットと基板との距離をター
ゲットごとに設定するようにしたが、本発明はこれに限
られず、ターゲットのうち所定のターゲットのみ位置調
整を可能にすることも可能である。
【0059】また、図2及び図3に示すグラフはターゲ
ットと基板間の距離と成膜速度との関係の一例であり、
本発明はこの関係に限定されるものではない。すなわ
ち、本発明は、ターゲットの数や配置等に応じて変化す
る、ターゲットと基板間の距離と成膜速度との関係を予
め測定又は算出しておき、その結果に基づいてターゲッ
トと基板間の距離を設定することができるものである。
【0060】さらに、上述の実施の形態の場合は、反応
性スパッタリングを例にとって説明したが、本発明はこ
れに限られず、種々のスパッタリング方法及び装置に適
用することができる。
【0061】ただし、本発明を反応性スパッタリングに
適用すれば、膜厚分布及び膜質分布の偏りのない良質の
膜を形成することができるものである。
【0062】加えて、上述の実施の形態においては、タ
ーゲット側を回転させるようにしたが、基板側を回転さ
せるように構成することも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ター
ゲットの配置位置を問わず、しかも従来技術より少ない
ターゲットで均一な膜厚分布を得ることができる。ま
た、本発明によれば、反応性スパッタリングにおいて
も、膜厚分布及び膜質分布の偏りのない良質の膜を形成
することができる。さらに、本発明によれば、スパッタ
リングを繰り返して各ターゲットの掘れ方が変わった場
合であっても、均一な膜厚分布を成膜を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスパッタリング装置の実施の形態
の概略構成を示す断面図
【図2】スパッタリングにおける1台のターゲットの基
板間の距離と成膜速度との関係を示すグラフ
【図3】図2を部分的に拡大したグラフ
【図4】(a):本発明に係るスパッタリング装置の他
の実施の形態の概略構成を示す断面図 (b):同スパッタリング装置の要部構成図
【符号の説明】
2…真空処理槽 3…基板 6…ターゲット 7…カソ
ードシステム 9…位置調整機構 10…取付部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 聡 千葉県山武郡山武町523 日本真空技術株 式会社半導体技術研究所内 (72)発明者 上東 俊光 静岡県裾野市須山1220−14 日本真空技術 株式会社富士裾野工場半導体技術研究所内 (72)発明者 小松 孝 千葉県山武郡山武町523 日本真空技術株 式会社半導体技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空中で複数のターゲットを用いて成膜対
    象物の表面に成膜を行うスパッタリング方法であって、 各ターゲットに対する投入電力をほぼ等しくするととも
    に、 前記ターゲットと当該成膜対象物との距離を各ターゲッ
    トごとに設定することを特徴とするスパッタリング方
    法。
  2. 【請求項2】各ターゲットに対する投入電力の比を最小
    の投入電力を基準として1.5以下となるようにするこ
    とを特徴とする請求項1記載のスパッタリング方法。
  3. 【請求項3】反応性ガスを用いて成膜を行うことを特徴
    とする請求項1又は2のいずれか1項記載のスパッタリ
    ング方法。
  4. 【請求項4】真空処理槽内に複数のターゲットを配置し
    て成膜対象物の表面に成膜を行うスパッタリング装置で
    あって、 前記ターゲットのうち所定のターゲットの当該成膜対象
    物に対する距離を調整するための位置調整機構を有する
    ことを特徴とするスパッタリング装置。
  5. 【請求項5】各ターゲットの当該成膜対象物に対する距
    離を調整するための位置調整機構を有することを特徴と
    する請求項4記載のスパッタリング装置。
  6. 【請求項6】各ターゲットに、当該成膜対象物の表面に
    対して所定の角度傾斜し、かつ、互いに向き合うように
    構成された粒子放出部が設けられていることを特徴とす
    る請求項4又は5のいずれか1項記載のスパッタリング
    装置。
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