JP2001233392A - ストリングの包装構造 - Google Patents
ストリングの包装構造Info
- Publication number
- JP2001233392A JP2001233392A JP2000045270A JP2000045270A JP2001233392A JP 2001233392 A JP2001233392 A JP 2001233392A JP 2000045270 A JP2000045270 A JP 2000045270A JP 2000045270 A JP2000045270 A JP 2000045270A JP 2001233392 A JP2001233392 A JP 2001233392A
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- JP
- Japan
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- bag
- string
- center
- reel member
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】成形品である嵩の高いスプールを用いることな
く、必要な長さ分に近い長さのストリングを収納して、
使用時にもつれることなくスムーズに取り出すことがで
きるようにする。 【解決手段】袋1内に釣糸3を巻くための紙材からなる
シート状糸巻き体4を収納し、この糸巻き体4の中心を
袋1に対してピン9によって回転自在に支持してあり、
前記糸巻き体4には外周近傍位置において前記中心を中
心とする同一円周上に切り込みにより形成された係止片
5を設け、この係止片5に釣糸3を引っ掛けながら巻き
付けてあり、前記袋1には釣糸3を引き出すための開口
部10を設けてある。
く、必要な長さ分に近い長さのストリングを収納して、
使用時にもつれることなくスムーズに取り出すことがで
きるようにする。 【解決手段】袋1内に釣糸3を巻くための紙材からなる
シート状糸巻き体4を収納し、この糸巻き体4の中心を
袋1に対してピン9によって回転自在に支持してあり、
前記糸巻き体4には外周近傍位置において前記中心を中
心とする同一円周上に切り込みにより形成された係止片
5を設け、この係止片5に釣糸3を引っ掛けながら巻き
付けてあり、前記袋1には釣糸3を引き出すための開口
部10を設けてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば釣糸やテニ
スラケットのガットなどのストリングを適当長さ分巻き
付けた状態で包装し、使用時にもつれることなくスムー
ズに取り出すことができるようにしたストリングの包装
構造に関するものである。
スラケットのガットなどのストリングを適当長さ分巻き
付けた状態で包装し、使用時にもつれることなくスムー
ズに取り出すことができるようにしたストリングの包装
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、釣糸やテニスラケットのガッ
トなどのストリングは合成樹脂を材料に用いて成形され
たスプールに巻き付けられ、そのスプールから必要長さ
分だけ取り出して使用しているのが現状である。
トなどのストリングは合成樹脂を材料に用いて成形され
たスプールに巻き付けられ、そのスプールから必要長さ
分だけ取り出して使用しているのが現状である。
【0003】すなわち、スプールにはかなりの長さのス
トリングが巻き付けられており、新しいストリングを必
要とする度にスプールからストリングを必要長さ分だけ
巻戻して取り出し、鋏などでカットしており、この場合
であると成形品である嵩の高いスプールを手元に用意し
ておかなければならないという問題があった。
トリングが巻き付けられており、新しいストリングを必
要とする度にスプールからストリングを必要長さ分だけ
巻戻して取り出し、鋏などでカットしており、この場合
であると成形品である嵩の高いスプールを手元に用意し
ておかなければならないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、成形品である嵩の高いスプールを
用いることなく、必要な長さ分に近い長さのストリング
を収納して、使用時にもつれることなくスムーズに取り
出すことができるようにすることを目的とするものであ
る。
題を解決するもので、成形品である嵩の高いスプールを
用いることなく、必要な長さ分に近い長さのストリング
を収納して、使用時にもつれることなくスムーズに取り
出すことができるようにすることを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、袋内にストリングを巻くための紙材などか
らなるシート状糸巻き体を収納し、この糸巻き体の中心
を袋に対してピンによって回転自在に支持してあり、前
記糸巻き体には外周近傍位置において前記中心を中心と
する同一円周上に切り込みにより形成された係止片を設
け、この係止片にストリングを引っ掛けながら巻き付け
てあり、前記袋にはストリングを引き出すための開口部
を設けてあることを要旨とするものである。
に本発明は、袋内にストリングを巻くための紙材などか
らなるシート状糸巻き体を収納し、この糸巻き体の中心
を袋に対してピンによって回転自在に支持してあり、前
記糸巻き体には外周近傍位置において前記中心を中心と
する同一円周上に切り込みにより形成された係止片を設
け、この係止片にストリングを引っ掛けながら巻き付け
てあり、前記袋にはストリングを引き出すための開口部
を設けてあることを要旨とするものである。
【0006】この構成により、袋の開口部よりストリン
グを引っ張ることを繰り返すことにより糸巻き体はピン
を中心に回転しながらストリングをもつれることなくス
ムーズに取り出すことができる。
グを引っ張ることを繰り返すことにより糸巻き体はピン
を中心に回転しながらストリングをもつれることなくス
ムーズに取り出すことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図5において、
1は厚紙で作られ2つ折りされる台紙2に挟まれて台紙
2の2つ折り部2aにホッチキス針により綴じられる合
成樹脂製の透明な袋で、この袋1内に釣糸3を巻くため
に前記台紙2よりも厚みの薄い紙材からなる円形のシー
ト状糸巻き体4を収納してある。この糸巻き体4には外
周近傍位置においてその中心を中心とする同一円周上に
切り込みにより形成された係止片5を放射状に設け、こ
の係止片5の形成位置よりも中心側に寄った位置に釣針
6を係止させるための係止片7が切り込みにより形成さ
れている。さらに、この糸巻き体4には前記係止片5に
釣糸(ハリス)3を引っ掛けながら巻き付けるのである
が、始めに釣糸3の一端に取り付けられている前記釣針
6を前記係止片7に係止させておき、その状態で釣糸3
を巻き付けていく。そして、釣糸3の他端を糸巻き体4
の外周適所に形成されたスリット8に引っ掛けて止めて
おく。このように釣糸3が巻かれた糸巻き体4は前述の
ように袋1内に収納されるのであるが、糸巻き体4の中
心において糸巻き体4は袋1に対してピン9によって回
転自在に支持されている。なお、前記台紙2に対してホ
ッチキス針により綴じられる袋1の一端とは反対側の他
端部は開口している。10は開口部である。また、糸巻
き体4が収納された袋1は複数枚重ねられて台紙2に同
時に綴じられ、各袋1の糸巻き体4は共通のピン9によ
って回転自在に支持されている。ところで、前記糸巻き
体4に巻かれる釣糸3の長さは、1回に使用するために
必要な長さ分に近い長さである。
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図5において、
1は厚紙で作られ2つ折りされる台紙2に挟まれて台紙
2の2つ折り部2aにホッチキス針により綴じられる合
成樹脂製の透明な袋で、この袋1内に釣糸3を巻くため
に前記台紙2よりも厚みの薄い紙材からなる円形のシー
ト状糸巻き体4を収納してある。この糸巻き体4には外
周近傍位置においてその中心を中心とする同一円周上に
切り込みにより形成された係止片5を放射状に設け、こ
の係止片5の形成位置よりも中心側に寄った位置に釣針
6を係止させるための係止片7が切り込みにより形成さ
れている。さらに、この糸巻き体4には前記係止片5に
釣糸(ハリス)3を引っ掛けながら巻き付けるのである
が、始めに釣糸3の一端に取り付けられている前記釣針
6を前記係止片7に係止させておき、その状態で釣糸3
を巻き付けていく。そして、釣糸3の他端を糸巻き体4
の外周適所に形成されたスリット8に引っ掛けて止めて
おく。このように釣糸3が巻かれた糸巻き体4は前述の
ように袋1内に収納されるのであるが、糸巻き体4の中
心において糸巻き体4は袋1に対してピン9によって回
転自在に支持されている。なお、前記台紙2に対してホ
ッチキス針により綴じられる袋1の一端とは反対側の他
端部は開口している。10は開口部である。また、糸巻
き体4が収納された袋1は複数枚重ねられて台紙2に同
時に綴じられ、各袋1の糸巻き体4は共通のピン9によ
って回転自在に支持されている。ところで、前記糸巻き
体4に巻かれる釣糸3の長さは、1回に使用するために
必要な長さ分に近い長さである。
【0008】上記構成において、袋1の中から釣糸3を
取り出すときは、前記台紙2を開いて複数枚重ねられた
一番上にある袋1の中から取り出せば良い。そのとき、
袋1の中の釣糸3の他端を前記スリット8から外し、釣
糸3の他端を袋1の外へ引っ張ることを繰り返すことに
より糸巻き体4はピン9を中心に回転しながら釣糸3が
徐々に引き出される。そして、最終的には前記釣針6を
前記係止片7から取り外せば良い。
取り出すときは、前記台紙2を開いて複数枚重ねられた
一番上にある袋1の中から取り出せば良い。そのとき、
袋1の中の釣糸3の他端を前記スリット8から外し、釣
糸3の他端を袋1の外へ引っ張ることを繰り返すことに
より糸巻き体4はピン9を中心に回転しながら釣糸3が
徐々に引き出される。そして、最終的には前記釣針6を
前記係止片7から取り外せば良い。
【0009】ところで、図面に示す実施の形態では複数
枚の袋1が前記ピン9によって支持されているが、袋1
の枚数は1枚であっても良い。また、上記説明では糸巻
き体4に釣糸3を巻き付け、取り出すようにしている
が、釣糸3の代わりにテニスラケットのガットなど、他
のストリングを巻き付けるようにしても良い。
枚の袋1が前記ピン9によって支持されているが、袋1
の枚数は1枚であっても良い。また、上記説明では糸巻
き体4に釣糸3を巻き付け、取り出すようにしている
が、釣糸3の代わりにテニスラケットのガットなど、他
のストリングを巻き付けるようにしても良い。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、袋の開口
部よりストリングを引っ張ることを繰り返すことにより
糸巻き体はピンを中心に回転しながらストリングをもつ
れることなくスムーズに取り出すことができる。
部よりストリングを引っ張ることを繰り返すことにより
糸巻き体はピンを中心に回転しながらストリングをもつ
れることなくスムーズに取り出すことができる。
【図1】本発明の一実施の形態における釣糸の包装状態
を示すべく台紙を開いた状態を示す斜視図である。
を示すべく台紙を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】同糸巻き体に釣糸を巻き付けた状態を示す斜視
図である。
図である。
【図3】同釣糸を巻き付けた糸巻き体を袋に収納してピ
ンによって回転自在に支持した状態を示す斜視図であ
る。
ンによって回転自在に支持した状態を示す斜視図であ
る。
【図4】同台紙に綴じられた袋から釣糸を引き出す状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】同台紙を閉じた状態を示す斜視図である。
1 袋 2 台紙 3 釣糸 4 糸巻き体 5 係止片 6 釣針 7 係止片 8 スリット 9 ピン 10 開口部
Claims (1)
- 【請求項1】 袋内にストリングを巻くための紙材などか
らなるシート状糸巻き体を収納し、この糸巻き体の中心
を袋に対してピンによって回転自在に支持してあり、前
記糸巻き体には外周近傍位置において前記中心を中心と
する同一円周上に切り込みにより形成された係止片を設
け、この係止片にストリングを引っ掛けながら巻き付け
てあり、前記袋にはストリングを引き出すための開口部
を設けてあることを特徴とするストリングの包装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000045270A JP2001233392A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | ストリングの包装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000045270A JP2001233392A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | ストリングの包装構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001233392A true JP2001233392A (ja) | 2001-08-28 |
Family
ID=18567883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000045270A Pending JP2001233392A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | ストリングの包装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001233392A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104496044A (zh) * | 2014-11-18 | 2015-04-08 | 四川邮科通信技术有限公司 | 一种用于电缆生产污水处理的快速分离的高效搅拌曝气机 |
-
2000
- 2000-02-23 JP JP2000045270A patent/JP2001233392A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104496044A (zh) * | 2014-11-18 | 2015-04-08 | 四川邮科通信技术有限公司 | 一种用于电缆生产污水处理的快速分离的高效搅拌曝气机 |
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